府中市に新風「町屋Cafe&Dining恋しき」オープン
心のふる里恋しき(府中市府中町、松坂晃太郎社長)は18日(日)、「町屋Cafe&Dining恋しき」をオープンした。同店を運営するのは、福山市内や国内外で飲食店を経営する(株)夢笛(福山市霞町、高橋英樹社長)。
「町屋Cafe&Dining恋しき」は日本家屋の佇まいを活かし和食店として、地元の野菜や特産の味噌などを使い、ランチやディナーを中心に、ブライダルや宴会のプランも提案する。収益力や集客力を確保し、初年度売上高4千万円から5千万円を目標にし、3年後には7千万円から8千万円の目標を掲げる。営業時間は、昼午前11時から午後2時まで、カフェタイムは午後2時から午後5時まで、夜は午後5時から午後10時まで。
(有)新栄商事グループが業務用食品のネット通販
葬祭、食品卸などの(有)新栄商事グループ(三原市本郷町船木、中嶋修身社長)はネットショップを開設、業務用食品のネット通販事業を始めた。
珍味などを取り扱う食品卸事業の仕入れルートを活かし、一般向けに業務用食品を提供していく。ショップ名は「SSG WebMart」。現在は粉類やスパイス、調味料、乾物、酒、漬け物のほか、4年前にスタートし今も販売実績が拡大を続けている地元本郷町産米も販売している。主な販売先と見込むのは同社の葬祭事業「フォレストセレモ新栄」で募っている「友の会」会員で、市内を中心に2万人以上が登録。DMや歳末の食品売り出しイベント、同社主催のグラウンドゴルフ大会などでネット通販を告知し、利用を呼びかける。
尾道市へJAG国際エナジーなどが大規模太陽光発電
尾道市は、市内高須町の浄水場跡地において大規模太陽光発電施設を建設、発電施設を運営予定のJAG国際エナジー(株)、国際航業(株)の連合企業体と事業化に向けた協定を締結した。10月25日市役所5階の委員会室で、平谷祐宏市長とJAG国際エナジー(株)の木村泰宏社長、国際航業(株)西日本事業部中国・四国支社広島支店の富永敦支店長らが出席して協定書に署名した。尾道市からは大崎多久司市民生活部長、井上寛水道局長も同席した。
同発電事業は、尾道市高須町字大元山の浄水場跡地で、高台にある敷地約8298㎡に大規模太陽光発電施設を建設する。総事業費は約2億円。
タカシン・ホームが「魔法瓶の家」特別キャンペーン
住宅販売施工のタカシン・ホーム((株)嵩心、三原市和田、原隆之社長)は、省エネ断熱住宅「魔法瓶の家」と人体に無害なシロアリ対策を特別価格で施工するキャンペーンを始めた。
同社が採用する断熱材はウレタン吹き付け式のアクアフォーム。環境破壊につながるフロンガスでなく水を使って現場で発泡し、柱と柱の間にも隙間なく充填できる。従来の断熱材と比べ断熱や気密、吸音などの性能も高い。夏涼しく冬暖かで、冷房費、暖房費を節約できる。ホルムアルデヒドの発生もない。住宅性能表示・省エネルギー対策の温熱環境等級4、次世代省エネ基準適合住宅評定を取得している。
内田洋行とオーユーシステム福山でIT化展示会
(株)内田洋行(東京都)と販売代理店の(株)オーユーシステム()の共催で28日(水)午前10時から福山市御幸町の広島県立ふくやま産業会館を会場にビジネスフェア「UCHIDA SOLUTION FAIR2012」を実施する。
テーマは「IT投資の処方箋」。デモコーナーでは、食品業向け品質情報管理システムや販売管理、生産管理システム、営業日報システム、通販システムなど多彩な業務効率化システムを展示する。
西国寺で和作忌 洋画家瀬島匠氏に和作賞
西国寺(麻生章雄住職)で4日、第38回和作忌法要が営まれ、約70人が洋画家小林和作画伯の墓前で手を合わせた。持仏堂で小林和作賞の表彰式としのぶ会も開いた。
和作賞表彰式では受賞者の美術家(洋画・写真)瀬島匠氏に尾道市教育委員会の山北篤委員長から表彰状と目録が手渡された。瀬島氏は因島田熊町出身。昨年は上野の森美術館の大賞も受賞。尾道と東京を頻繁に往復し、造船をテーマにした作品を多数制作している。和作賞受賞について「画家だった父も作品を買ってもらうなど励まされ、和作先生の影響を受けた。賞に恥じないようがんばりたい」と抱負を述べた。
県営びんごエコ団地にERジャパン進出
家電量販店大手の(株)エディオン(大阪市、久保允誉社長)が筆頭株主となり今年4月に設立した(株)イー・アール・ジャパン(広島市、松山保夫社長)が、県営びんごエコ団地に進出を決めた。
10月24日県庁北館第2委員会室で開かれた立地協定調印式には、イー・アール・ジャパンから松山保夫社長、湯崎英彦県知事、立地する福山市から開原算彦副市長が出席した。
ヒロボー(株)が電動有人小型ヘリ開発
ラジコンヘリコプター製造のヒロボー(株)(府中市本山町、松坂晃太郎社長)は電動有人小型ヘリコプターbitと電動無人ヘリコプターHX―1を開発した。
電動ヘリコプターは、エンジン音や振動が少なく、排気ガスが排出されないのが特長。また、二重反転方式を採用し、上下に2つ並んだ回転翼が逆方向に回る仕組みで、尾翼がないコンパクトな構造。このため、マイクロサイズから有人仕様まで、設計の拡張性が高く、室内から屋外まで幅広い用途が可能となる。