創建ホーム(株)が新本社ビルに全面移転
注文住宅の企画設計・施工・販売を主に宅地造成なども手掛ける総合建設業の創建ホーム(株)(山本静司社長)は、同所近くの国道185号沿い南側で、駅前商店街入口近くの中央町3―7―1で営業していた百貨店の(株)福屋(広島市)が竹原店として営業していた店舗ビルを購入、全面リニューアル工事を完成しこのほど本社事務所ビルとして全面移転し業務を始めた。
ビルは4階建て、延べ面積約445㎡。本社移転により東広島市西条町に開設している東広島支店の建築本部、三原市明神の三原営業所は新本社ビル内に統合した。今後の社業進展に対応できる体制を構築する。
上野整形外科理事長が祖父回顧録
上野整形外科(尾道市高須町)の上野武久院長はこのほど、祖父の故・咲治郎郎さんの生涯を綴った「咲治郎の生涯」を自費出版した。
上野院長の祖父咲治郎さんは明治19年、農家の二男として生まれ、若くして旧朝鮮に渡り忠清南道天安に移住し、食料品及び諸雑貨の卸業のほか、店舗販売での商いに成功して長者になったが、敗戦後、無一文に近い状態で引揚者として高須町に帰郷。引き揚げ時に旧朝鮮の土地権利証や財産目録表、所有財産申告書など多数の権利証や古いアルバム、戸籍謄本などを持ち帰り、代々仏壇の中に保管されていた。上野院長は祖父の遺物やメモなどの多くの資料と親族から聞いた断片的な祖父の足跡や記憶をたどり回想録を制作。咲治郎氏が生きた時代の歴史や地域の様子が綴られている。
(株)ププレひまわりが尾道に新店舗
(株)ププレひまわり(福山市西新涯町)は、イオン尾道店西側の国道184号線沿いにあった(株)寺本鉄工所栗原工場跡地(尾道市栗原西1-4-20)に「ププレひまわり尾道中央店」(仮称)の9月上旬オープンを目指して工事を進めている。
敷地面積2772㎡、売場面積約990㎡、駐車台数約40台。売り上げ目標は年商4億5千万円を目指し、従来のH&BCの専門性に加え、食品も強化した総合品揃え型店舗となる。
(株)レニアス ポリカ加工の新工場
ポリカーボネート樹脂製品製造の(株)レニアス(三原市沼田西町、前田導社長)は予てより本社敷地内で建設を進めていた新工場が完成し、4月上旬から稼働を始めた。
新工場は鉄骨造2階建 建築面積4262㎡、 延床面積4526㎡、大型サイズ対応で複雑な形状のポリカーボネート樹脂製品のコーティング加工を行うマルチラインを設置、建設機械、ゴルフカート、新幹線、バス、EV車や超小型モビリティ等の車両用窓の他、警察や警備会社向けの盾などの生産を行う。
笠岡に6次産業レストラン開店
笠岡干拓の一画に酪農家がプロデュースする6次産業レストラン「酪農家cafe MouMouKitchen」(笠岡市拓海町、山本今日子代表)が26日(金)にオープンする。
山本代表の夫が約9千坪の牧場で酪農を営む近くの(有)希望園(同市カブト東町、山本真五代表)が同店をプロデュースする。600頭の乳牛を飼育しており、酪農家視点から安全でおいしい乳製品や牛肉の魅力を発信するスポットに育てる。外観は薄いピンクに牛の斑点をあしらった。店舗面積は約168㎡。駐車場は広く、ティータイムに利用できるウッドデッキもある。
因の島ガス(株) 太陽光発電提案
ガス供給などの因の島ガス(株)(尾道市因島田熊町、村上祐司社長)営業課(岡野栄司課長)では、地元因島内の中小企業を対象に太陽光発電の設置を提案するなど、エネルギーのベストミックスを構成する1製品として、太陽光発電システムの提案にも力を入れる。
因島に本社を置く不動産、建築業の(株)ステージ(尾道市因島重井町、曽我部正社長)は、同社の提案を取り入れた第1号。因島重井町の工場屋根に、シャープ製太陽光発電パネルを設置した。3月7日から稼動し、年間約3万kWを発電する計算で、発電分は中国電力に1kW当たり消費税込み42円で売電する。投資額は8年程度で回収、それ以降は売電額がほぼ利益となる見込み。同社は新築やリフォームの商談で太陽光発電システムを提案する際、説得力が高まる効果にも期待している。
(株)カサリンカップスが健康茶発売
昨年12月に化粧品、食品製造販売を目的に設立した(株)カサリンカップス(福山市三之丸町、若井香社長)は、第一弾となるオリジナル商品の健康茶「マザーアースティー」を発売した。
コンセプトはリラックスとデトックス。規則正しく食事を摂りにくい30代、40代のビジネスパーソンをターゲットに、8種類の和洋ハーブをブレンドした。販売店は福山美顔教室沖野上店(福山市沖野上町)と福山神辺美顔教室(同神辺町新湯野)の福山2店とネットショップ(URL=http://www.katharinecups.jp/)。初年度1千セットの販売を目指す。
尾道さつき会がケアセンター新館
社会福祉法人尾道さつき会(尾道市久保町、青山興司理事長)は4月2日、本部のある尾道ふくし村内に高齢者総合ケアセンター星の里新館が完成、落成式と祝賀会を完成した新館内ホールで開いた。
新館は同法人が運営する尾道福祉専門学校に隣接する敷地約3592平方mに鉄骨造り4階建て延床面積約3369平方mの建物を約6億5321万円かけて新築したもので、1階に地域交流ラウンジ及び管理部門、2階に小規模多機能型居住介護事業所(25人)、地域密着型特別養護老人ホーム(1ユニット・11人)、3階に同じく地域密着型特別養護老人ホーム(2ユニット・18人)、4階に短期入所生活介護事業所(19人)を配置している。