興生総合病院が救急医療功労者厚生労働大臣表彰
社会医療法人里仁会興生総合病院(三原市円一町、藤原恒太郎病院長)は平成25年度救急医療功労者厚生労働大臣表彰を受賞し、9月9日午後2時から厚生労働省講堂で開かれた表彰式に、藤原恒弘理事長が出席。表彰状と盾を授与された。
表彰は、救急医療施設として多年にわたり救急医療の確保に貢献した功績が讃えられたもので、過去にも藤原恒弘理事長が病院事業の発展向上の功績から平成7年に厚生大臣表彰、藤原久子副院長が介護老人保健施設関係事業の発展向上に尽力した功績から平成24年に厚生労働大臣表彰を受けている。
尾道冷凍工業(株)が福山へ冷凍冷蔵倉庫
水産加工品を主に冷凍冷蔵保管倉庫運営の尾道冷凍工業(株)(尾道市東尾道、徳永素久社長)は、今後の海外も視野に入れた船荷の取扱量の拡大を図るため、国際コンテナターミナルを備えた福山市への進出を決めた。
10月2日広島県と売買契約を締結するとともに、進出地の福山市と同社の3者で環境保全協定の締結を行った。県が造成した福山市箕沖町の箕沖産業団地で唯一未分譲だった同団地南東の一区画取得が決まった。同社の施設計画では、冷凍冷蔵倉庫として鉄骨造り2階建て、一部事務所、延べ床面積約4千㎡を建設する。着工は年内12月、26年7月操業開始を目指す。
百島太陽光発電所が発電事業を始動
尾道市の離島で尾道港から南に約7km沖の百島町に建設を進めていた「百島太陽光発電所」が完成、9月20日から売電を開始している。
この太陽光発電所は、百島町出身で東京都在住の会社経営者藤田守興氏が(株)百島太陽光発電(東京都墨田区、藤田森興社長)を設立して百島町の民有地と市有地を賃借して建設した。施設は敷地面積約32500㎡(2/3市有地)。太陽電池容量1500kW 、最大出力1499kW、年間発電量約170万kWh(一般家庭約350世帯分の年間使用量に相当)。10月19日には現地に関係者が出席して竣工式及び落成式が開催される。19・20日(土・日)には尾道市が提供を呼びかけて収集した鯉のぼり100匹が太陽光発電所敷地の海沿いの空を泳ぐ。100匹は百島の「百」を100匹とした。
全国仮装大会inおのみち2日間で10万5千人
全国仮装大会inおのみち(平谷祐宏大会委員長・尾道市長、高橋貞昭実行委員長)が9月28日、29日の両日、尾道市本通り商店街と公会堂で開催され、両日で約1万5千人の人出でにぎわった。
28日午後4時から公会堂前広場で前夜祭が開かれ、仮装した観客やステージ上で繰り広げられたパントマイムやミニライブ、アクションなどのパフォーマンス、ベッチャー太鼓の演奏で盛り上がり、翌日29日は、全国から集まった101組と飛び入りの個人など、約800人がアニメのキャラクターや歴史上の人物、映画の主人公などに仮装して、商店街をパレードし、公会堂でコンテストが開かれた。パレードは午前10時から、広島県警音楽隊を先頭に、カープのユニフォーム姿の湯崎英彦広島県知事とアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空に扮した平谷祐宏尾道市長がオープンカーに乗ってパレードに参加した。
(株)高延 末広殿がオリジナルブランド
鮮魚、水産加工食品の販売などの(株)高延(府中市府中町、岡崎浩二社長)ではこのほどグループ共通のオリジナルのブランド「SETOUCHI DINING」を立ち上げ、同社宴会事業部の末広殿(同町)による神石高原ポークを使った「特製ソースカツ」の販売を始めた。
同社は大正元年創業。明治45に現本店の鮮魚店を創業、その後給食部や外販部など、鮮度にこだわった仕入れと自社での食品一環加工を軸に事業を拡大してきた。同社とタカノブ食品㈱、末広殿、不動水産㈱からなるグループ共通プロジェクトとして始動した新ブランド「SETOUCHI DINING」では、地元に愛されてきた伝統の味を、現在の価値観に合った食文化、ライフスタイルとして提案していく。
20日 因島JCが45周年記念式典
(一社)因島青年会議所(高橋圭司理事長)は創立45周年を記念し、20日(日)午前9時30分から尾道市因島大浜町のアメニティ公園で創立45周年記念セレモニーを開催、また午前10時から同所で「ランバイク選手権inいんのしま」を開催する。記念事業の担当は、創立45周年記念大会実行委員会(箱崎幹久実行委員長)。
45周年記念事業では、観光振興と地域活性化を目的に「ランニングバイクコース」を作成し、尾道市に寄贈する。ランバイクは小さな子ども向けのペダルのない自転車。足で地面を蹴って進む競技で、ブレーキもなく、遊んでいるうちにバランス感覚の発達にも役立つ。「ランバイク選手権inいんのしま」は未来創造委員会(毛利勇介委員長)が担当して実施する。
成和産業(株)が尾道流通センター増築
医療用医薬品等卸しの成和産業(株)(広島市西区商工センター、高橋英富社長)は、尾道流通団地内の同社尾道流通センター(尾道市美ノ郷町)の増築工事に着工した。
増築規模は、鉄骨造り3階建て延べ床面積1099㎡、来年1月の完成を予定している。設計・施工はフジタ㈱。同社は昭和22年4月設立、営業所は広島第一、広島第二、広島病院、広島機器試薬、物流センター、カスタマーサポートセンター、福山、尾道、呉、三次、東広島、岡山、岡山試薬、倉敷、岩国、周南、山口、下関、松江、出雲、浜田、米子、倉吉、鳥取に開設。関係会社は、親会社がアルフレッサホールデロィングス(株)(東京、国内2位の医薬品卸)で、関係会社に(株)アスペックがある。
道の駅よがんす白竜レストラン再オープン
今年4月に指定管理者がNPO法人ひろしま臨空飛来(鈴木章理事長)に変更、新たな運営体制となった道の駅よがんす白竜(三原市大和町和木)ではこのほどレストランがリニューアルオープンし、9月28日(土)と29日(日)の2日間、記念イベントを実施する。
レストランでは、地元の野菜を使ったメニューを提供する。入ってすぐの場所にある農産物売場も、ヒノキノの柱、杉板を使った外壁となり、自然の中の直売所を演出。記念イベントとして、地場の野菜を使ったスープの無料試飲を行う。果物も品揃えを充実、両日とも買い物客のうち先着50人に呉市豊島の無農薬レモンをプレゼントする。また特産品売場では2日間、買い物をした先着30人によがんす印の紅白餅をプレゼントする。