海フェスタおのみち 14日の開会式で開幕
海フェスタおのみち(主催=第9回海フェスタ実行委員会=平谷祐宏尾道市長)が7月14日、JR尾道駅前のしまなみ交流館で行われた開会式から始まった。
開会式には湯﨑英彦県知事、国土交通省中国運輸局次長代理、林正夫県議会議長らを来賓に、イベント会場を受け持つ尾道、福山、三原の3市首長(福山市は代理)が実行委員会側代表として出席。海の恩恵に感謝し、海に関する産業の発展を祈るイベントの主旨に応じた主催者、来賓のあいさつのほか、公募で選ばれた海フェスタおのみちのシンボルマークと標語の入賞作品受賞者表彰式、ベッチャー太鼓や書道のアトラクションなどが行われた。
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いつでもツールドしまなみ始動 6橋で「ロケタッチ」
しまなみ海道に設置したポイントを回り、証拠を提示すると完走証明書が有料で得られる「いつでもツールドしまなみ」事業が同実行委員会(徳永修委員長=尾道冷凍工業(株)専務)の運営で海フェスタ開幕と同じ7月14日にスタートした。
同事業は最新の位置情報システム「ロケタッチ」とサイクリング・ナビマップのコラボレーションにより実現。ロケタッチは大手企業が運営する新サービスでスマートフォンなどネット機能付き携帯電話、同タブレットのGPS機能を使って設定エリアに近づくとそのポイント独自の電子シールが手に入る。しまなみ海道には6橋にポイントが設定してあり、シール6枚を集めて完走証明書の発行を委託している尾道グリーンヒルホテルに行けば、いつでもしまなみ完走証が手数料1,000円で発行してもらえる。
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向島にエブリイ・ひまわり・ダイソーが複合商業施設
尾道市の対岸、向島町に市内最大規模の複合商業施設の進出が決まった。建設地は向島紡績㈱跡地で、敷地面積11526㎡に3棟を建設する。
食品スーパー「エブリイ」棟は鉄骨造り平屋建て延べ床面積2201㎡、店舗面積は1304㎡、併設施設としてサービス店舗89㎡。ドラッグストア「ひまわり」棟は同造り平屋建て床面積1091㎡、店舗面積は980㎡。100円ショップ「ダイソー」は、同造り床面積736㎡、店舗面積604㎡。小売店舗面積の合計は2888㎡。駐車場は114台、駐輪場は50台を収容できる。現在は旧建物を取り壊して整地作業を進めており、9月中旬に着工、12月下旬に完成、来年2月15日オープンの予定。
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三原市学校給食共同調理場 1日5500食で9月から供用
三原市は同市糸崎町の国道2号沿いで糸碕神社南側の埋立地に建設を進めていた「三原市学校給食共同調理場」が完成、9月から供用を開始する。
施設の規模は同所の敷地面積7904㎡に、鉄骨造り2階建て、延べ床面積2820㎡を建設、1日の調理能力は5500食、総事業費は約10億6000万円。調理場施設は完全ドライシステム仕様で、各種調理機をはじめ、安全で清潔な環境を整備している。調理場は汚染区域と非汚染区域を明確に区分し、区域間の移動は食品のみとし、容器や器具類も区域専用のものを使用し、洗浄も分けて行うなど相互汚染を防ぐ。温度管理は空調設備によって施設内を常に適切な温度、湿度を保ち衛生的な環境を実現する。
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尾道市商連 尾道本通り2020ビジョンを策定へ
尾道市商店街連合会(木織雅子会長)の総会と懇親会が6月27日グリーンヒルホテル尾道で開かれ65人が参加した。
佐藤彰洋活性化委員長が、前年実施したスノーイベントやクリスマスイルミネーションなどの活動報告と尾道市立大学小川ゼミを中心に実施したアンケート事業を報告。尾道本通りの2020ビジョンを発表したいと締めくくった。木織雅子会長はm商店街の後継者不足が問題で空き店舗が目立っていたが6月には新しく事業を始める人に有利な条件で店舗を賃貸する「チャレンジショップ」をスタートさせ、2店舗がオープンしたことを報告した。
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災害時要援護者受入れ 三原市が社会福祉法人と協定
三原市は6月29日、災害発生時に高齢者や障害者など一般避難所での生活が困難な可能性のある要援護者を受け入れる施設として、市内の7社会福祉法人と福祉避難所の設置運営に関する協定書を締結した。
締結先は三原市社会福祉協議会、松友福祉会、三原福祉会、広島聖光学園、泰清会、本郷福祉会、亀甲会で、31施設が対象となっている。災害発生時に、要介護3以上の人、一人暮らしで75歳以上の高齢者や、75歳以上の高齢者だけの世帯、障害者、妊産婦や乳幼児といった要援護者の二次的避難先となる内容。
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古川技術振興財団 設立20周年で174人に助成
公益財団法人古川技術振興財団(三原市沼田西町、古川雅章理事長)は、6月18日「平成24年度研究助成、奨学金贈呈式」を開催し、研究助成に4人、奨学金に6人を選んだ。研究助成は1人100万円、奨学金は36万円を贈る。
公益財団古川技術振興財団は、平成4年3月23日創設され、今年で創立20周年を迎えた。主な財源は古川製作所の所有株券による配当金で運営されており、助成金、奨学金の総額は1億円を超えた。
CATVの(株)ケーブル・ジョイ開局20周年
府中市と福山市新市町、神石高原町をエリアにケーブルテレビ局を運営している(株)ケーブル・ジョイ(府中市元町、北川祐治社長)は開局20年を迎えた。
同社は、平成4年7月1日に開局。現在は地デジとBSやCSの多チャンネルとインターネットをセットに営業を展開。同昨年4月1日から神石高原町もエリアに加わり、現在、加入者は府中市と新市町で約3000世帯、神石高原町は約4000世帯。人的交流をテーマに、地域密着のニュースや20年間の映像をもとに古い映像の放送、インターネットでは地域密着型情報発信サイト「知っ得ネット」をアップし、神石高原町や帝釈峡などのイベント紹介も行っている。20周年事業として、夏休みにエリア内の小、中学生にケーブル・ジョイのキャラクターを募集し、秋には新キャラクターの発表を行う予定。