三和グループ(株)アーバン・ケアが「グループホームなでしこ」
三和鉄構建設(株)(尾道市高須町、中島秀晴社長)を中核とする三和グループの(株)アーバン・ケアは、市内吉和町に建設していたグループホーム「なでしこ」(尾道市吉和町5122-1、℡0848・25・2772)が昨年12月に完成。2月から入居を開始した。は、敷地約755坪に、木造平屋建て、延べ床面積524平方m、入居定員は18人。建物はパナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」を採用、施設全体がアリアフリーで、安全、快適な住空間を提供する。
㈱アーバン・ケアは、03年にグループホーム事業に進出。第一弾として、尾道市高須町東新涯に「グループホームすずらん」、05年に「グループホームはなみずき」を開設している。
スタッフの声を活かし、3施設目となる「グループホームすずらん」に初めて施設内3カ所のトイレ全てにシャワー室を併設。個人の尊厳を守る行き届いたサービスを提供する。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
三原テレビ放送(株)が買物支援・高齢者見守り実験
CATV、インターネット接続サービスの三原テレビ放送(株)(三原市宮沖、勝村善博社長)は20日からケーブルテレビを活用した買物支援と高齢者の見守り実証実験を行うため、加入者を対象に実験参加者を募集している。
同社は将来、健康管理にまで踏み込んだ高齢者の見守りや通学路での児童見守り、消防や医療での緊急対応、テレビ電話を活用した福祉施設との連携、観光情報の提供などを構想。通信技術を幅広く活用できるよう各種団体に連携を呼びかける。買物支援と高齢者見守り事業は、その初期段階の実験と位置付けている。クラウドサービスを活用し、今年度中に始める本格運営でも低コストで運営。4月19日までの2カ月間の実験で利用者アンケートをまとめ、今年中の本格運営につなげる。システム構築にはCATV事業者向けコンサルティングを行うダックケーブル㈱(広島市)が協力。こうした取組みは県内では初という。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
日本ホイスト(株)と東部工業技術センター 鋳造表面処理の新技術
日本ホイスト(株)(福山市津之郷町、村上正士社長)は、県立総合技術研究所東部工業技術センターと鋳造時の熱を利用して鋳造しながら表面処理を行う技術を開発した。
開発した技術は、鋳型に表面処理剤をあらかじめ塗っておき、溶けた鋳鉄や鋳鋼を流し込む。処理剤と溶けた鉄が混ざり合った時に発生する熱を利用して、鋳造と同時に表面処理が行えることから、コスト削減と省エネにつながる。従来は部品を作った後、表面を硬くして耐久性を高めるため、電気炉にいれて熱処理していたがその工程を省くことができた。耐久性も処理剤を使わない場合に比べて約1.5倍硬くなる。
クレーンの先端に付ける反転機のスプロケットと呼ばれる部品の製造に活用し、県内の企業での実証実験を進めながら、早期の実用を目指している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
「ぶんちゃんのこざかなくん」(株)カタオカが通販
海産加工品製造の(株)カタオカ(尾道市東尾道、片岡文彰社長)は、30年間に及ぶ人気商品「ぶんちゃんのこざかなくん」の通信販売を本格的に開始した。
同商品は、日本近海で獲れた新鮮なかたくちいわしを甘辛く味付けし、ごまとアーモンドを加えた、栄養価の高いシンプルなおやつ。学校給食で採用され、一般販売はしていなかったが、今後は自社ブランドの通信販売やインターネット通信販売にも力を入れる。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
(株)オクモト「美人玄米」をレトルトパックに
(株)オクモト(尾道市東尾道、奥本浩之社長)は、玄米を手軽に食べれるように開発したレトルトパックの「美人玄米ごはん」の販売を昨年11月から始め、順調に販路を拡げている。3年前に発売した雑穀米の「美人玄米」をレトルトにしたもので、玄米と黒米、大豆を配合し、ふっくらと柔らかく炊き上がっている。電子レンジで1分から1分40秒加熱するだけで、栄養価が高く食物繊維が豊富なご飯が食べられる。
配合している大豆は「黒千石」と呼ばれる希少価値の高い北海道産で、大豆をチップ状に割ったものを使用。栄養成分は、タンパク質は若干少なめだが脂質は多く、ナトリウムは国産大豆の5倍、ポリフェノールは、小豆の約2倍が含まれるという。玄米は広島県産、黒米は大分県産の黒米を配合している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
中高生がイベント企画団体「みはらUC」 三原JCが活動支援
(社)三原青年会議所が昨年、子どもの自立心や協調性を育むことを目的に、中高生主導で三原やっさ祭りを盛り上げるイベントを行ってもらおうと呼びかけて結成した「やっさchildren」をきっかけに、11月に地元高校生による「みはらUC(United Children)」が設立された。
UCは、国内約50地域で中高生が自主的に設立、運営している団体。地域貢献などを目的にイベントやプロジェクトを企画から準備、運営まで自分たちで行い、仲間の輪を広げながら成長を目指す。卒業後もOB、OGとして可能な範囲でサポートに関わる仕組みができている。1月15日には市内城町のサン・シープラザで6回目のミーティングを行い、メンバーは10人に。次は2月の神明市に関連する企画の実現を目指す。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
備後物産(株)から備後会(株)へ社名変更で高齢者施設運営へ
こんにゃく原料製造卸の備後物産(株)は、昨年12月20日付けで社名を(株)備後会(府中市府中町、門田悦治社長)に改称、こんにゃく原料製造卸から、高齢者向け住宅事業とデイサービス事業に業種転換し、ケアホーム「あいあい府中駅西」の開設を決めた。
計画では鉄骨造り5階建て延べ床面積2334㎡の「あいあい府中駅西」を建設する。着工は2月14日の予定で、総事業費は約5億円を見込む。
同ホームは国土交通省・厚生労働省の共同所管となる「高齢者住まい法」に基づく「サービス付き高齢者向け住宅事業」、介護保険法に基づく「デイサービス事業、訪問介護事業、居宅介護支援事業所」として開設するもので、1階は50人定員のデイサービス施設、2階から4階が51人定員の入所施設となる。門田悦治氏は備後会代表取締役、あいあい三郎丸、あいあい桜が丘の理事長を務めている。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)
サンライズマリン瀬戸2月オープン 社会福祉法人泰清会
社会福祉法人泰清会(三原市、山田徹理事長)は三原市役所庁舎北側に建設していた「サンライズマリン瀬戸」が完成、2月開設を予定して入所者募集など開業準備を急いでいる。
鉄筋コンクリート造り12階建て延べ床面積5500㎡を建設、地域子育て支援センターと保育園、通所介護、短期入所生活介護、地域密着型特別養護老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅で構成される。
サンライズグループは三原市内にトータルケア・サンライズ宮浦、さんさんみなと保育園、さんさんみなと子育て支援センター、サンライズ大池、トータルケアサンライズ新倉、トータルケア・サンライズ宮沖、サンライズ港町居宅介護支援名事業所、サンライズ港町などを開設している。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)