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恩師還暦祝い30日ポポロで記念演奏会

広島県立三原東高校で1989年から11年間音楽部顧問を務めた柳井弘文氏(現府中高校)の還暦を記念して演奏会を開こうと元部員が楽団を結成、30日(土)午後2時から三原市芸術文化センターポポロを会場に柳井氏の指揮の下、演奏を披露する。「柳井弘文先生還暦記念実行委員会」が主催、三原東高校同窓会、同校音楽部OBG会が後援する。
実行委員長は教え子「1期生」の荻路新吾(株)オギロパン社長。恩師の還暦を祝おうと元部員を集めパーティーを開く予定が演奏会の企画に拡大、昨年秋「ヤナイキネン吹奏楽団」結成を決め、今年1月から三原市防災センターで週1回練習を重ねてきた。トランペット歴25年で楽団団長も兼ねる荻路実行委員長は「先生はテノール歌手。技術だけでなく『歌うように奏でなさい』との指導が印象的だった」と振り返り、「同窓会感覚で練習も盛り上がっています」と期待を膨らませる。

2014年08月20日号掲載  

㈲友愛・ととぼし屋「えび味噌」復活

ビル清掃、子ども一時預かりなどの(有)友愛(尾道市土堂、住田英香社長)は、2年のブランクを経て「えび味噌」の製造販売を復活、9日(土)から道の駅クロスロードみつぎで販売が始まった。
4年前「ととぼし屋」のブランドで魚介類の加工販売をスタート。住田社長が「保存食として昔から親しまれてきた家庭の味を絶やしたくない」と尾道の地えびを使った「えび味噌」の製造に絞り、パック入りを年間約2万4千個販売するヒット商品となっていた。えびの収穫が安定しないことから2年休業したが、福山市内海町沖のえびを入荷できるメドがつき復活した。

2014年08月20日号掲載  

9月28日 三原 瀧宮神社で「縁結び」イベント

瀧宮神社(三原市中之町、竹田正宜宮司)、pisces(同宮浦、有木千登勢代表)、おのみちはぴねすくらぶ(尾道市向島町、奥田典子代表)の共催で9月28日(日)午前10時から午後3時まで、同神社を会場に縁結びイベント「はろ〜&すまいるMart in 瀧宮神社」を初めて開催する。
須佐之男命を祀り、御神徳を縁結びと厄除とする同神社の由諸は古く、第2代欽明天皇5(544)年とされている。701年に櫻宮から瀧宮に改称し、803年から現在地。大銀杏がシンボルとなっている同神社を舞台に、改めて縁結びの空間としての存在感を高めるのが狙い。主体となる神社の神聖さを守りながら地元の食、癒しのワークショップ、手作り品販売などで気軽に訪れやすい空間作りに努める。縁結び祈祷は午前10時からと午後2時からの2回。初穂料は3千円で予約優先。神社の銀杏の枝を再利用した縁結びのお守りも販売する。

2014年08月20日号掲載  

エディオン福山新本店が近くオープン

家電量販店で業界上位、広島市に本店を置く(株)エディオン(本社=大阪市北区堂島、久保允誉会長兼社長)が、福山市入船町の国道2号交差点角地で福山警察署前に建設していた新福山本店が完成した。
新店舗は、敷地面積5107㎡に、鉄骨造り4階建て延べ床面積1万7275㎡。店舗は2・3階で6050㎡、駐車場は1階に65台、4階に103台、屋上に85台の合計253台を収容できる。同社は中部地方と西日本が主要地盤で、店舗は東京2店のほか福井8店、愛知83店、兵庫36店、広島35店、愛媛11店、福岡17店、他243店、計435店。

2014年08月20日号掲載  

食品模型の㈱川崎フードモデル スイーツ分野に

食品模型製造の(株)川崎フードモデル(竹原市港町、川﨑伸野社長)はこのほどスイーツ分野の食品模型製造に進出、菓子店や季節限定のスイーツフェアを行うコンビニなどからの受注を目指す。
同社は特医療用、栄養指導用食品模型分野で国内シェアトップ。樹脂を原料に実物大サイズ、重量でリアルな質感が強い説得力を生み、高い評価を得ている。スイーツ模型では果物のみずみずしさやクリーム類の光沢も再現し、オーダーメードで和洋菓子店やコンビニ、ファストフード会社などから受注を受けている。ディスプレイ関連商社からの注文も多い。インテリアやノベルティでの利用も想定、川﨑伸野は「2年後にはスイーツ部門で5千万円の売上げを目指す」と意気込む。

2014年08月10日号掲載  

(株)エフピコが開発・研修棟建設進行

食品トレーや弁当・惣菜容器の業界最大手、(株)エフピコ(福山市曙町、佐藤守正社長)は、新素材の研究や新製品開発のスピードアップと品質の向上を図るため、本社ビル隣接地に開発・研修棟の建設工事を進めている。
規模は、敷地面積3,150㎡に鉄骨造り4階建て建築面積1854㎡、延べ床面積6,597㎡、高さ24.15m。12月の稼働を目指している。設計は(株)日立建設設計(熊谷直紀)、施工は業界最大手の1社(株)大林組(東京)広島支店(広島市中区)。

2014年08月10日号掲載  

尾道国際ホテル夏祭 仮装・コスプレ撮影会も

尾道国際ホテル(尾道市新浜、寺岡靖治支配人)は23日(土)と24日(日)の2日間、恒例の「夏祭」を実施する。初日は午後4時から8時、2日目は午前11時から午後3時。
今年は仮装、コスプレで来場するとカメラマンが撮影して写真をプレゼントするサービスも企画。秋の「全国仮装大会inおのみち」に向け機運を高める。2階では特選フィレステーキやフォアグラ丼などホテルならではのメニューをはじめ、尾道ラーメンやお好み焼きなど祭りらしい食べ物も用意する。飲食や屋台のゲーム、サービスの料金は専用通貨チケット「Koku」で支払う。抽選券付きとなっている「1Koku」22枚つづりは前売り券4,000円、当日券4,400円で販売している。

2014年08月10日号掲載  

セブンイレブン御調で瀬戸田レモンケーキ

コンビニの中でも「本部の制約が厳しい」とされているセブンイレブンの1オーナーが、瀬戸田のレモン菓子業者が作るケーキを店内一等地のレジ前に専用ディスプレイを設置して販売する、というチャレンジを始めた。
セブンイレブン広島御調店(尾道市御調町)の尾崎洋介オーナーが、6月にあった尾道しまなみ商工会総会での出会いをきっかけに、(株)パティスリーオクモト(同瀬戸田町中野)の奥本隆三社長と意気投合。まず「2社でできることを」と、出会ってわずかというスピード感で瀬戸田レモンケーキ「島ごころ」の販売を決めた。帰省をにらみレジ前で7月29日から1カ月間販売、それ以降スイーツコーナーに移す。百貨店や駅、高速道路SAなどで販路拡大しコンビニでは初の販売となる奥本社長も「製造と販売のプロが同じ価値観を共有できた」と喜び、尾崎オーナーも「お客様の声を含めた情報の共有が新しいビジネスチャンスにつながる。スタッフも面白がってくれています」と期待を話す。

2014年08月10日号掲載  

広川エナス(株)尾道支店が移転

広川グループでエネルギー事業を手掛ける広川エナス(株)(広島市西区、廣川正一社長)は、尾道支店ガス住設グループを尾道市古浜町から同市高須町に移転、7月22日(火)から営業を始めた。
新しい連絡先は℡0848・56・1255、FAX同56・1223。
広川グループは、広川(株)(広島市西区、広川正一社長)を中核にヒロカワフーズ(株)(尾道市東尾道)、(株)中国VMN、(株)明和、広川日石(株)の各社が営業している。広島・尾道・福山の各支店を中心に、グループ会社と協力して広島、岡山、山口と山陰地域を含めた中四国全域で展開、給油所など約100カ所のサービスステーションを開設している。

2014年08月01日号掲載  

「たけはら海の駅」1日オープン

竹原港と大崎上島など周辺島しょ部を結ぶ竹原港北崎旅客ターミナル(竹原市港町)が改装され「たけはら海の駅」として8月1日(金)オープンする。
前日の7月31日(木)は午前11時から同ターミナルで開所式が開催され、国土交通省から「たけはら海の駅」の認定証授与式と、「みなとオアシスたけはら」本登録認定式が行われ、関係者によるテープカットで祝う。一般オープンとなる1日から3日までの3日間、グランドオープニングイベントが開催される。2日午後2時からと4時からの2回、人気アーティスト森本ケンタライブ&トークショーとサイン会などが開催される。午前9時30分からテレビでおなじみの「熟年ファイターズ番外編」公開録画が開催される。また3階レストラン「ブルーハーバー」では先着順でプレゼントがある。

2014年08月01日号掲載  

シーピー化成(株)福山に大規模工場完成

プラスチック簡易食品容器製造大手のシーピー化成(株)(井原市東江原町、三宅勉社長)は、福山市駅家町の市営福山北産業団地内の所有地に建設していた新工場が完成した。
新工場は鉄骨造り平屋建て一部2階建て、約1万㎡となる大規模な工場と一部事務所などを設けている。県東部地区の同社工場は福山市神辺町の神辺工業団地内に神辺工場があり、広島県内には2カ所の工場立地となる。

2014年08月01日号掲載  

尾道に続き「まいぷれ三原」9月開設

広告代理店の(株)鉄道広告(尾道市東尾道、池田達美社長)は運営する尾道ポータルサイト「まいぷれ尾道」に続き、9月1日(月)に「まいぷれ三原」を開設する。
「まいぷれ尾道」は(株)フューチャーリンクネットワーク(千葉県)が全国でFC展開している地域情報サイト。(株)鉄道広告が昨年6月、まず尾道をエリアに運営を始めた。「まいぷれ三原」も同様に、三原に特化した店情報、イベント情報、サークル活動などに関する情報を収集、配信し、生活や事業に役立つサイトを目指す。8月末まで実施する店舗向け有料プランのオープニングキャンペーンとして、ブログ感覚でニュースを更新できる機能(月7,560円)が3カ月無料、初期登録料1万6,200円が無料となる。また写真5枚とPR文で店情報を発信するニュース機能のないプランも初期登録費用1万6,200円が5,400円と、利用しやすいプランを提案している。

2014年08月01日号掲載  

(株)サラダクラブが三原工場建設着工

各種の野菜をカットしてサラダなどに使うための加工専用工場が三原市で着工した。
昨年末に三原市沼西町惣定の三原市営三原西部工業団地・惣定地区への企業立地を決めた(株)サラダクラブ(東京都調布市仙川町、萩芳彰社長)が、今秋の操業開始を予定していたもので、敷地面積約9,800㎡に、鉄骨造り約2,700㎡の工場と事務所を建設する。
同社のカット野菜は主としてスーパーマーケットなどの量販店向け。西日本地区では兵庫県伊丹市南町の伊丹工場、岡山県真庭市上河内の真庭工場、佐賀県鳥栖市田代外町の鳥栖工場の3工場で加工され市場に出荷されている。三原工場は今後も需要拡大が予想されることから、西日本市場での供給体制を充実するために新工場を建設するもので、設備投資は土地代金を除いて約8億5千万円を見込んでいる。現地で採用する人員は臨時も含めて約50人を予定している。

2014年07月20日号掲載  

(株)古川製作所が本部工場内に歴史記念館

食品などの真空包装機メーカーとして知られる(株)古川製作所(三原市沼田西町小原、古川雅章社長)は、同所内の事務所棟内東側に建設していた同社の歴史記念館「創 HISTORY ROOM」を完成、7月2日(水)午前10時から同所に関係者約50人と社員らが出席して竣工式を開催した。
古川雅章社長の挨拶、来賓祝辞の後、創業社長夫人、九十歩前専務取締役らによるテープカットで開館、参加者が入館した。国産初の真空包装機チャンバー式F1の前では古川前社長夫人が担当者のアドバイスを受けながら包装機の操作を楽しんでいた。

2014年07月20日号掲載  

府中・末広殿でビアホールスタート

末広殿(府中市府中町)では7月4日から毎週金曜日と土曜日にビアホールを実施、新鮮な魚介類を中心としたメニュー構成で7月18日、19日は予約でほぼ満席になるなど好評となっている。
営業時間は午後6時から9時までで、営業時間内なら時間は無制限で食べ放題、飲み放題を楽しめる。収容人数は100人。当初7月14日から開始の予定だったが急遽早めた。9月6日(土)までの金曜日、土曜日に開催する。同施設の関連会社は水産物を手掛ける(株)高延。その強みを活かして新鮮な魚介類の刺身など和食を中心に、最近力を入れている洋食も合せ、メニューは40〜50種類程度を用意している。

2014年07月20日号掲載  

(公社)広島県建築士会会長に元廣清志氏

(公社)広島県建築士会は5月に総会を開き、新会長に同会副会長の㈲元廣建築設計事務所(尾道市)の元廣清志社長の就任を決めた。
元廣新会長昭和47年に一級建築士合格、同年広島県建築士会に入会し、尾道支部青年部長、本部理事、尾道支部長、常務理事、総務委員長などを経て、平成22年に副会長に就任。2期4年を務めた。広島県建築士会尾道支部の木村隆治支部長が発起人となって、会長就任祝賀会が7月28日(月)午後6時30分から尾道国際ホテルで開かれる。
広島県教委表彰、文部大臣表彰、日本建築士会会長表彰、国交省中郷地方整備局局長賞、全国法人会会長表彰など多数受賞している。

2014年07月20日号掲載  

みはらし温泉・夢の宿 団体利用強化へ

宿泊施設のみはらし温泉・夢の宿(三原市須波ハイツ)は団体客の利用拡大に向け、温泉入館料の団体割引をスタート、無料開放施設の情報も積極的に発信、貸切対応などのPRを強化する。
西日本の社交業界で大型店展開、顧客満足度向上のためのサービス開発やマニュアル化など、時代の先を見据えた経営に取り組んできた森川孝人会長が平成8年、「支えてくださった地元三原に恩返しを」と開湯。地下2千mから湧出、効能成分濃度が1リットル中27.7gと国内トップクラスの高濃度を誇る天然温泉が強み。飲泉は胃腸にも良い。SNSで「団体で行くが割引はあるのか」といった問い合わせも増え、「原点に返り、温泉の魅力をお伝えしたい」と同会長の強い思いもあって団体割引を始めた。

2014年07月10日号掲載  

「違法企業にならないために」(株)ビーシーシーがセミナー

三菱電機グループで、システム開発やデータセンター運営を手掛ける(株)ビーシーシー(福山市光南町、鎌田一郎社長)は23日(水)午後1時30分から福山市霞町のまなびの館ローズコムを会場に「労務時間適正化セミナー」を開催する。協賛は三菱電機インフォメーションテクノロジー㈱。
近年「ブラック企業」が話題となり、労務管理適正化の重要性に注目が集まっている。その具体的な運用ノウハウや関連サービスのニーズが高まっていることから開催を決めた。

2014年07月10日号掲載  

かつたにクリニック開業

内科、腎臓内科のかつたにクリニックが7月14日(月)、ドラッグストアひまわり尾道中央店北隣の尾道市栗原東町1-4ー19で診療を始める。
かつたにクリニックは、現在患者数が増加している慢性腎臓病の専門的な診療と、慢性腎臓業の原因となる生活習慣病の治療、腹膜透析(CAPD)の外来診療を行う。
院長の勝谷昌平医師は、平成8年信州大学医学部卒業。土屋総合病院人工臓器部、広島大学病院腎臓内科、JA尾道総合病院腎臓内科部長を務めた。日本透析医学会認定透析専門医。診療時間は、午前9時から午後6時。木、土曜日午後と日曜日、祝祭日が休み。

2014年07月10日号掲載  

クニヒロが 尾道WHARFオープン

カキの水産加工メーカークニヒロ(株)(尾道市東尾道)は7月14日(月)、尾道駅前ウォーターフロントビル1階にシーフードグリル&カフェレストラン「尾道WHARF」をオープンする。
大きなグリルスペースを活かして、ダイナミックにシーフードやステーキを焼き上げるアメリカンスタイルのグリルレストラン。生カキやカキを使ったメニューをはじめ、地元の魚や野菜などを使った料理も提供する。店名の「ワーフ」は、船着き場という意味で、港地域で人々が行き交うにぎやかなイメージを持った活気のある店を目指す。クニヒロのカキ取扱高国内1位という強みを生かし、広島県産だけではなく、独自ルートで仕入れた各地のカキも提供する。

2014年07月10日号掲載  

古川技術振興財団が26年度助成贈呈式

(公財)古川技術振興財団(三原市沼田西町、古川雅章理事長)は6月23日(月)同所の㈱古川製作所本部広島工場で、平成26年度研究助成金・奨学金贈呈式を開催した。
当日は同工場事務所棟2階会議室に財団側から古川雅章理事長と吉村光男取締役技術開発部等管掌が出席。受賞者として研究助成を受ける4氏は小谷内範穂(近畿大学工学部ロボティクス学科教授・工学博士)、田上将治(同大学同学科助教・工学博士)、重安哲也(県立広島大学経営情報学部経営情報学科講師・工学博士)、貞末和史(広島工業大学工学部建築工学科准教授・工学博士)。奨学金を受ける6人は、幸田龍典(広島工業大学大学院工学系研究科博士前期電気電子工学専攻2年)、藤本昌平(広島工業大学大学院工学系研究科電気電子工学専攻1年)、磯田武志(近畿大学大学院システム工学研究科システム工学専攻博士前期1年)、元矢倫子(同)、渡辺恵太(福山大学大学院工学研究科情報処理工学専攻修士2年)、惣中英章(呉工業高等専門学校環境都市工学科5学年)の皆さん。

2014年07月01日号掲載  

ヤスハラケミカル(株)3月期増収増益

テルペン系粘着テープ、接着剤、香料、電子材料など天然油テルペン化成品製造では国内唯一のヤスハラケミカル(株)(府中市高木町、安原禎二社長)は平成26年3月期決算を発表、増収増益だった。
国内需要の低迷や価格競争の厳しさが続き、原発停止に伴う燃料費増加、円安による原材料の上昇の影響を受けるなど厳しい経営環境が続いた。同社では期中で、高付加価値製品の開発や国内外の新規市場開拓、生産性の向上、コスト削減に取り組んだ。主力のホットメル接着剤が輸出を中心に好調で、売上高は113億2900万円で前期比2.6%増、営業利益4億1700万円で同109%増、経常利益5億1700万円で91.6%増、当期純利益3億600万円で同245.5%増となり、増収増益を計上した。

2014年07月01日号掲載  

浪漫珈琲三成店オープン 焙煎工場兼ねた拠点店舗

自家焙煎のコーヒー専門店「尾道浪漫珈琲」((有)浪漫珈琲、中本健二社長)が準備を進めていた尾道浪漫珈琲三成店(尾道市美ノ郷町三成)が6月25日、オープンした。
同店舗は国道184号と県道福山尾道線の交差点近くで、移転した食品スーパーゆきひろ三成店跡の敷地、建物を大改装した。店舗の玄関前にはゆったりとした芝生の庭園を設け、店舗内にはコーヒー豆や関連グッズの販売コーナー、テラス席を除く喫茶席108席がある。駐車スペースは46台分を確保した。また同社が経営する7店舗の珈琲豆を供給する焙煎工場も兼ねており、店舗内に焙煎装置2基も備える。

2014年07月01日号掲載  

(株)鈴木工務店 鈴木康平会長死去

かねてより入院加療中だった(株)鈴木工務店の代表取締役会長鈴木康平氏6月20日83歳で永眠。鈴木康平氏のお別れ会が7月19日(土)午前11時から福山ニューキャッスルホテルで開かれる。
鈴木康平氏は、昭和5年生まれ。福山青年会議所理事長、福山ライオンズクラブ会長、福山地方土木建築協会会長、広島経済同友会福山支部長、裏千家淡交会福山支部支部長、福山商工会議所副会頭、(株)エフエムふくやま社長、福山明るいまちづくり協議会会長、福山教育委員長、(財)裏千家淡交会福山支部名誉支部長、(株)福山リビング新聞社代表取締役などを歴任した。

2014年07月01日号掲載  

(株)藤田商店が六次産業化へ

豆類、穀物類加工卸販売の(株)藤田商店(尾道市東尾道、天藤浩嗣社長)は7月1日、フジタ(株)に商号変更する。また地場農事組合法人の生産物の加工、袋詰めと販路開拓を支援し、共同で六次産業化に力を入れる新事業に取り組む。
同社は長年、北海道産豆類や穀物類と、それを自社工場で加工したパック詰め商品の卸販売で実績がある。3年前から他社製品の袋詰め加工委託が増え、工場や倉庫も手狭に。6次産業化支援の新事業進出を視野に、今年3月に従来の工場の南側に新本社屋を完成、工場の作業スペースを拡張し、金属探知機や重量チェッカーなど設備も更新。新事業に取り組む体制を整えた。

2014年06月20日号掲載  

工房「ゆめ月」が和モダン照明発売

都内に事務所を構えJAL機内誌のアートディレクターなどを手掛けていたデザイナーの西本松広さんが地元竹原に帰郷してプロダクトデザイン工房ゆめ月(竹原市下野町)を開設、今月から和紙を使った和モダン照明の販売を始めた。
イメージは「いい夢が見られそうな月あかり」。プライウッドの行灯にプリントした和紙の提灯をかぶせる。光源は省エネにもなるLED。薄い和紙から透けて炎のようなゆらぎも感じられ、癒しを演出する。デザインも多様。月と妖精の顔のイメージや、水平方向のラインにアクセントをつけた「白影」「フォー・ユー・ブルー」などのシリーズ、こけしシリーズ、蓮の華のような山並みをイメージしたものなど約40点が揃う。和洋どちらの空間にも相性が良く、飲食店や各施設の受付などにも合う。西本代表は「プチ盆提灯のスタンダードを目指したい」と話す。高さは54cm、行灯と提灯セットで税込み19,940円、提灯のみ5,400円。

2014年06月20日号掲載  

ドリームリアライズが「おまかせネット販売」

ネット通販のドリームリアライズ(福山市曙町、石田昌彦代表)は、インターネット販売のノウハウを6年かけて蓄積し、要望が高かった代行販売業務の「おまかせネット販売」のサービスを始めた。
同サービスは、「インターネットで商品を販売したいが、やり方がわからない」という人や、「会社や店の規模からインターネット販売の専従者を付けることが難しい」「売れるかどうか分からないのに費用と時間をかけて出店するのはリスクがある」という未経験者から、既にインターネット販売しているが売れないという企業やお店が対象。ドリームリアライズが預かったに商品を写真撮影し、商品登録作業も代行して同社のサイトで販売する。売れた代金から30%の手数料を差し引いた代金が支払われるシステムで、商品登録料はかからない。

2014年06月20日号掲載  

7月「大震災を未来につなげる旅」

NPO法人みはらまちづくり兔っ兔(三原市港町、小川和子子代表理事)は昨年に続き今年も「東日本大震災を未来につなげる旅」を企画、7月27日(日)28日(月)の2日間、福島県いわき市を訪れる行程で参加者を募集している。主催旅行会社は㈱中国トラベル三原支店。三原市や同防災ネットワーク、木原こどもクリニックが後援、協力する。
昨年は宮城県の南三陸を訪問。子どもと大人のボランティアスタッフら約20人が参加した。今年は福島県いわき市小名浜沿岸部を訪れる。参加費は交通費、宿泊費、昼食夕食各1回、保険料込みで小学生は39,700円、中学生53,300円、大人60,600円。小学1年生から3年生は保護者の同伴が必要。定員30人。

2014年06月20日号掲載  

(株)ベジタコーポレーション 本社工場着工

漬物製造の地場大手、備後漬物(有)(福山市駅家町、佐藤光信社長)は、全国の青果生産、卸販売など同業7社と共同出資して昨年10月1日付で会社設立した(株)ベジタコーポレーション(同所、資本金1億円、佐藤光信社長)のカット野菜工場の建設に着手した。
計画では備後漬物(有)本社工場前の約5千㎡の敷地に鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約2,600㎡の本社工場の建設を進めているもので、年内にはカット野菜の専業工場として操業を始める。設計・施工は淺沼組(広島市南区)。総事業費14億円をかける新工場では、キャベツやタマネギ、レタスなど全国から仕入れた野菜をカット加工して包装し、西日本一円を販路に12月稼働を予定している。社員10人、パート35人を雇用して操業を始める。

2014年06月10日号掲載  

大信産業㈱が60周年記念事業

大信産業(株)(尾道市山波町、田中康貴社長)は6月4日、来賓と取引先関係者など約170人を招き、福山ニューキャッスルホテルで創立60周年の記念式典と記念パーティーを開いた。
式典では映像を使って、大正8年の薬局田中大信堂の創業と、昭和29年4月に現相談役の田中富造氏が代表取締役として設立した㈱大信堂薬局を設立から60年の歩みを紹介。その中で50カ所の展示圃で農薬や肥料の効果を調べる作業やゴルフ場でのグリーンキーパーとしての作業の様子などや社員200人が参加し36回を数える勉強会の芝草研究会、千光寺公園の桜を守る樹木医の活動、MAZDA Zoom‐Zoom スタジアム広島の芝生を守る灌水システム受注などを写真などで紹介した。

2014年06月10日号掲載  

(株)パイオニア電子計算センター「食の匠」解説

(株)パイオニア電子計算センター(尾道市東尾道、村上進社長)は6月25日(水)午後1時30分から3時まで、ベイタウン尾道組合開館2階会議室で食品製造業向け総合管理システム「食の匠」の説明会を開催する。
「食の匠」は同社が独自開発した食品製造業向けのプログラムシステム。内容は、商品や原材料などの在庫管理やロット別在庫管理の有無を設定できるシステムをはじめ、製品構成マスタを登録し、製品の標準原価が把握できるシステム、複数ロットの納品の制限を得意先毎設定できるシステム、得意先や契約単価グループごとに販売単価(契約単価)の設定ができる販売単価管理機能などユーザーニーズに基づいた仕様となっている。

2014年06月10日号掲載  

瀬戸田でみなとオアシスSea級グルメ全国大会

全国から港地域のご当地グルメが集まる「第5回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in尾道 レモンの島瀬戸田」が7月19日(土)、20日(日)の2日間、尾道市瀬戸田町垂水の瀬戸田サンセットビーチを会場に、同実行員会とみなとオアシス全国協議会(長澤宏昭会長=NPOせとだ港房代表理事)の主催で開かれる。
「みなとオアシス」は海浜、旅客ターミナルなど港に関連する施設やスペースを活用した地域交流拠点。自治体が設置し、地元NPOなどが運営している。そのみなとオアシスの周辺地域で採れる海産物などを使って「海」の要素のあるご当地グルメで地域活性化を目指すのがみなとオアシスSea級グルメで、全国大会が各地で開かれており、今回で5回目。「瀬戸内しまのわ2014」の一環として開かれる。島での開催かつビーチが隣接している会場での全国大会は今回が初のケース。当日は瀬戸田サンセットビーチもリニューアルオープン、海に関連した多彩なイベントを企画している。

2014年06月10日号掲載  

7日 三原映画をつくる会が中間報告

三原を舞台とした映画作品の制作支援を通じて地域活性化につなげる活動を行っている「三原映画をつくる会」(中重伸夫会長)は設立から約半年を経過し、6月7日(土)午後3時からサン・シープラザ(三原市城町)2階多目的ホールを会場に活動中間報告会を開催するため、来場を呼びかけている。
2年前にロケハンで広島県を訪れた大森監督を案内したメンバーの縁から、「三原で映画を」との構想がスタート、昨年秋に設立準備総会を開催し、活動を本格化させた。2017年の三原城築城450周年を前に三原の知名度を高め、観光振興や経済を活性化させることを目的に映画撮影誘致、撮影支援などの活動を行っていく。

2014年06月01日号掲載  

尾道浪漫珈琲三成 6月末開店

自家焙煎のコーヒー専門店「尾道浪漫珈琲」((有)浪漫珈琲、中本健二社長)は尾道市美ノ郷町三成のスーパーゆきひろ旧三成店跡地に「尾道浪漫珈琲三成店」を6月末に開店するため準備を進めている。
尾道浪漫珈琲三成店(尾道市美ノ郷町三成)は、店舗や駐車場を含め敷地面積3,300㎡で、店内には約100席完備の喫茶ルームと小売スペースを設け、駐車場は約50台を完備する。また店舗の地階には自家焙煎珈琲工場を併設し、1階の店舗中央部は地階と吹き抜けになり、地階の焙煎工場が見学できるように設計されている。

2014年06月01日号掲載  

日帰り手術の山本醫院 最新レーザー導入

下肢静脈瘤の日帰り手術を実施している山本醫院(福山市引野町北、山本裕院長)はこのほど、新たに課題を克服した保険適応の最新型レーザー装置を導入した。
今年5月1日から最新型レーザー装置が新たに保険適応となり、すぐに同医院では導入、広島県内で初めの手術を開始している。最新レーザーは波長がこれまでの980nmから1470nmとなり水に特異的に吸収されるため、静脈だけをよく焼くことが可能になった。また管の先端から管の延長方向にレーザーを照射していたこれまでのタイプと違い、管の円周方向に均一にレーザーを照射する全周性照射レーザーを実現した。これらによりほぼ血管だけを短時間に確実に閉鎖することが可能になったため、術後の痛みと皮下出血が大幅に抑えられると期待されており、たまたま新旧装置で左右の足の下肢静脈手術を使い分ける結果となった患者さんはその違いに驚いているという。

2014年06月01日号掲載  

みはらし温泉で今年もビアホール お盆も営業

(株)森川観光グループのみはらし温泉(三原市須波ハイツ、中島康隆支配人)は昨年に続き6月1日(日)から温泉入浴付きで食べ放題飲み放題のビアホールを始める。
今年の営業日は8月31日(日)までの毎週金、土、日と、8月13日(水)から17日(日)のお盆期間。三原やっさ祭り期間中の8月8日(金)から10日(日)は除く。営業時間は午後6時から9時まで、2時間食べ放題飲み放題。料理はサザエやスペアリブなど豪華なメニュー。ズワイガニを提供する日もある。ビールは昨年も好評だったアサヒスーパードライとエクストラゴールド。天然温泉入浴料込みで、前売り券は3980円。ビアホール利用当日のフォアグラ付きステーキ引換券のほか、夢の宿宿泊500円割引、レストラン魚三昧の10%割引券、入浴割引など後日来店時に使える多彩な特典がセット。2階フロント、夢の宿予約センターで購入できる。

2014年06月01日号掲載  

三越日本橋本店で村上選油絵展

尾道市向島町在住の画家村上選さんの個展が6月11日から同月17日まで東京の三越日本橋本店で開かれる。
同展覧会は「〜南欧の光と風〜村上選油絵展」と題し、会場は本館6階美術特選画廊。開場時間は午前10時から午後7時(最終日午後4時)まで。
三越では「重厚なマチエールと陽光眩しい欧州風景を描く村上選画伯の7回目の個展を開催いたします。本展はギリシャ、イタリア、スペイン、クロアチアなどで取材した新作や牡丹、バラなどの花を一堂に展覧いたします」(一部抜粋)と紹介している。

2014年05月20日号掲載  

「スーパーローカルヒーロー」完成

尾道のセレクトCDショップ「れいこう堂」(尾道市西土堂)の信恵勝彦店主を追ったドキュメンタリー映画「スーパーローカルヒーロー」の完成を記念し、5日(月・祝)にシネマ尾道でプレミアム上映会が行われた。
自身の感性から国内外を問わず多くのミュージシャンを尾道に招き、音楽イベントを開催するなど「良い音楽を伝える」ことに対して情熱と行動力をもつ信恵さん。映画では福島第一原発事故後、東北・関東地方から尾道への避難者支援に奔走する姿や、関わりの深いミュージシャン等のインタビューを通じて「音楽」と「3・11後の生き方」をテーマに、タイトルとなった「スーパーローカルヒーロー」と称される由縁を紐解いていく。

2014年05月20日号掲載  

尾道ダイハツ販売(株)が本店改築着工

尾道ダイハツ販売(株)(尾道市高須町、歌勝司社長)は、同所の本社屋隣接地東側の所有地に本社店舗を新築する全面改築工事に着手した。
計画では同所の敷地面積3,108㎡に、鉄骨造り2階建て、延べ床面積971㎡の本店棟(1階床面積730㎡、2階床面積240㎡)と、作業棟の鉄骨造り平屋建て自動車修理工場467㎡を新築する。店舗棟前面の国道2号沿い側には新車展示場を開設し、西側の修理工場前で2号沿いには来店者用駐車場を配置。また中古車センターとして40台を展示できるスペースを設置する。同社が創業65周年記念事業として計画を進めているもの。創業記念日でもある12月10日のオープンを予定し工事が進められている。

2014年05月20日号掲載  

伊勢丘モール横に(株)エブリイが新店舗

食品スーパー「エブリイ」を多店化している(株)エブリイ(福山市南蔵王町、岡﨑雅廣社長)は、福山市伊勢丘5―1―1他の伊勢丘ショッピングセンター跡地に新店舗を建設する。
大規模小売店舗立地法による概要では、敷地面積7,372㎡に鉄骨造り平屋建て一部2階建て、延べ床面積1,820㎡の店舗を建設。店舗面積は1,071㎡、7月中旬に着工して10月下旬完成を見込み、12月26日のオープンを目指している。エブリイ棟東側にはテナント棟を建設、鉄骨造り平屋建て120㎡の店舗に㈲濱岡酒店(濱岡樹生社長、店舗面積43㎡)、(有)千葉生花店(千葉教行社長、同58㎡)が入店する。駐車場は45台、駐輪場は25台を収容できる。営業時間は開店午前8時、閉店午後12時。

2014年05月20日号掲載  

(株)古川製作所が創業社長伝を刊行

終戦直後、尾道市で食品製造業を創業した古川喬雄氏は、その経験から食品の真空パックの研究に着手、昭和32年国産初の真空包装機械の開発に成功、古川製作所を創業した。昭和47年には世界一の高速性能を誇るロータリー真空包装機を開発するなど食品産業界にトップシェアを確立、海外にも市場を広げ、現在では世界54カ国に輸出され、2万5千社以上への納入実績を持つ。今回、創業社長の古川喬雄氏の生誕100周年に当たり、「今は、過去古川喬雄伝」を3月1日発刊した。4月21日(月)には(株)古川製作所の古川雅章社長が三原市役所を訪れ天満祥典市長に贈呈した。
古川喬雄氏は大正2年3月1日、現在の三原市大和町で生を受けた。昭和9年志願して陸軍に入隊、終戦まで戦闘機のパイロットとして戦地を転戦している。陸軍の中尉として大分県別府氏の病院で終戦を迎えた。復員後は製パン業や製缶業、食品包装研究等の傍ら、真空包装機械の開発を始めた。昭和32年古川製作所を創業、真空包装機国産第1号を完成した。

2014年05月10日号掲載  

尾道まなび村が原田町に開村

不登校や中途退学、ニート、引きこもりなど学校や社会に馴染めない15歳から40歳の若者を元気にし、社会復帰を支援する新しい教育機関「尾道まなび村」が4月17日、尾道市原田町小原に開村した。
尾道まなび村はNPO法人尾道まなび村(元廣清志理事長)が運営する別名「元気回復塾」。通学や就職につまづいている若者を対象に、自然にあふれた田園環境の中で、農作業や工芸品の製作、農産物販売などの実習作業をしながら、教室で学び、資格を取得し、心と体を元気にする教育施設。同時に高校卒業資格も取得できる広域通信制の高校学習コース「清実高等学園」も開設。埼玉県春日部市の松実高等学園と提携しており、高校普通科卒業資格が最短3年間で取得できる。

2014年05月10日号掲載  

(株)阿藻珍味 生産工場を集約

煉製品製造販売、飲食店経営の(株)阿藻珍味(福山市鞆町後地、阿藻盛之社長)は今年8月に創業65周年を迎えるにあたり、人事の新体制と事業計画を発表した。
計画としては今年6月下旬を目標に阿伏兎工場を本社工場に集約し、効率化を図る。
昭和40年代には練製品製造に関わる人員が約9割を占めていたが、現在は直営の店舗販売や小売部門の人員が7、8割になり、製造と小売の枠を超え商品開発に重点を置く。

2014年05月10日号掲載  

法光寺が人権落語などの降誕会

浄土真宗本願寺派の法光寺(尾道市美ノ郷町三成、季平博昭住職)は5月16(金)と17日(土)に落語とミニコンサートを交えた降誕会を行う。
浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生した5月21日を祝う降誕会の行事として季平住職と親交があり「新ちゃんのお笑い人権高座」で全国を口演して歩く落語家露の新治さんとともに、京都府の京都人権啓発推進会議が制作した人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」の普及に努める歌手近藤知世さんもバイオリンとキーボード奏者とのユニットで招き、ミニコンサートを行う。

2014年05月10日号掲載  

(株)古川製作所が創業社長伝を刊行

2014年05月10日号掲載  

尾道まなび村が原田町に開村

不登校や中途退学、ニート、引きこもりなど学校や社会に馴染めない15歳から40歳の若者を元気にし、社会復帰を支援する新しい教育機関「尾道まなび村」が4月17日、尾道市原田町小原に開村した。
尾道まなび村はNPO法人尾道まなび村(元廣清志理事長)が運営する別名「元気回復塾」。通学や就職につまづいている若者を対象に、自然にあふれた田園環境の中で、農作業や工芸品の製作、農産物販売などの実習作業をしながら、教室で学び、資格を取得し、心と体を元気にする教育施設。同時に高校卒業資格も取得できる広域通信制の高校学習コース「清実高等学園」も開設。埼玉県春日部市の松実高等学園と提携しており、高校普通科卒業資格が最短3年間で取得できる。

2014年05月10日号掲載  

(株)阿藻珍味 生産工場を集約

煉製品製造販売、飲食店経営の(株)阿藻珍味(福山市鞆町後地、阿藻盛之社長)は今年8月に創業65周年を迎えるにあたり、人事の新体制と事業計画を発表した。
計画としては今年6月下旬を目標に阿伏兎工場を本社工場に集約し、効率化を図る。
昭和40年代には練製品製造に関わる人員が約9割を占めていたが、現在は直営の店舗販売や小売部門の人員が7、8割になり、製造と小売の枠を超え商品開発に重点を置く。

2014年05月10日号掲載  

法光寺が人権落語などの降誕会

浄土真宗本願寺派の法光寺(尾道市美ノ郷町三成、季平博昭住職)は5月16(金)と17日(土)に落語とミニコンサートを交えた降誕会を行う。
浄土真宗を開いた親鸞聖人の誕生した5月21日を祝う降誕会の行事として季平住職と親交があり「新ちゃんのお笑い人権高座」で全国を口演して歩く落語家露の新治さんとともに、京都府の京都人権啓発推進会議が制作した人権啓発イメージソング「世界がひとつの家族のように」の普及に努める歌手近藤知世さんもバイオリンとキーボード奏者とのユニットで招き、ミニコンサートを行う。

2014年05月10日号掲載  

世羅町がインフォメーションセンター建設

世羅町(奥田正和町長)は、中国横断自動車道尾道松江線の来春全線開通に向けて同町の世羅IC東側沿いでJA尾道市甲山支店前に仮称「インフォメーションセンター」の建設を決め7月着工に向けて準備が進んでいる。
計画では民有地を取得した9300㎡を敷地に、鉄骨造り平屋建て床面積500㎡の施設を建設、総事業費7億4千万円をかけて来年3月末の完成を予定して計画を進めており、4月末オープンを目指している。町内観光施設として催事、商品、交通、通信等、観光情報の提供と斡旋、イベント会場や休憩のための空間、施設サービスの提供、町内観光振興催事企画、ツアーの造成などを基本機能として、「道の駅」への登録を目指す。

2014年05月01日号掲載  

断熱・保温保冷卸の日工が南松永に新工場

断熱、保温保冷、防火構造材料、工業用ゴム卸売業で地場業界の有力企業日工(株)(尾道市東尾道、阿形淳一社長)は、同社からすぐ近くの福山市南松永町4―37―3の工業団地内に「日工㈱松永工場」の建設に着手した。
計画によると同工業団地で、高西町と南松永町を結ぶ「松永みなと大橋」東詰め北側の土地4,297㎡を取得し、鉄骨造り2階建て、建築面積1,717㎡、延べ床面積2,711㎡の工場建屋を建設する。うち工場は1,386㎡、事務所500㎡、倉庫825㎡。

2014年05月01日号掲載  

備後漬物(有)がカット野菜で共同事業始動

漬物製造の地場大手、備後漬物(有)(福山市駅家町、佐藤光信社長)は、全国の青果生産、卸し販売など7社と共同出資して昨年10月1日設立した(株)ベジタコーポレーション(同所、資本金1億円、佐藤光信社長)で共同事業としてカット野菜工場を建設、12月から稼働すると発表した。
計画では、備後漬物本社工場前に隣接する約5千㎡規模のカット野菜工場を5月に着工、12月に稼働させ、外食チェーンなどに販売し、3年以内に年間売上高100億円を目指す。同工場は、鉄筋コンクリート造り2階建て、延べ床面積約2,600㎡、総事業費は14億円。加工設備はキャベツ、タマネギ、レタスなど全国から仕入れた野菜をカット、包装し、1時間で800㎏を加工できる2ラインを設置し、西日本を販路に販売する。

2014年05月01日号掲載  

㈱ニホンケミカル (株)函館スチールセンター高操業

鋼板・形鋼など金属表面ショット加工で全国展開している(株)ニホンケミカル(三原市本郷町、村上眞二社長)が造船業界の2014年問題が落ち着いたこともあり、高操業を続けている。
同社はリーマンショック翌年の2009年5月に(株)函館スチールセンター(資本金5千万円、同社長)を全国ナンバーワンの鉄鋼総合商社(株)メタルワン(三菱商事と双日の合弁会社)と合弁で設立。函館どつく(株)(北海道函館市)の構内に確保した敷地約4千㎡に2513㎡の工場を建設、鋼板・形鋼のショットブラスト装置と自動塗装装置など最新鋭の設備で、東北、北海道では初となる金属表面処理自動ラインを稼働させた。しかし当時はリーマンショックによって世界経済の先行きが不透明となり造船業界も世界海運船舶の供給過多から受注が止まる2014年問題が大きくクローズアップされ始めた時期。関連する業界の将来不安も大きかった。

2014年05月01日号掲載  

(株)ワラビーデザインがNC設備導入

工業デザインの(株)ワラビーデザイン(府中市中須町、寺延匡昭社長)は、中小製造業の商品開発支援や小ロット製品などの受託生産などを目標にNC加工機を導入、デザインだけでなく試作を含めて商品開発をシームレスに進められる体制で地場製造業の挑戦をサポートする。
府中をはじめ県東部の中小製造業では下請け体質脱却を目指し独自商品の開発に取り組む事業所も多い。しかしデザインはしたが、試作やその部品の外注が割高だったり、様々な理由で造形することが難しいケースを同社の寺延社長も何度か目にした。そういった現状を打開するため、独自の取り組みとして卓上サイズの小型NCフライス盤を導入した。

2014年04月20日号掲載  

(有)アメリカヤが「DXトリートメント」

クリーニング業の(有)アメリカヤ(尾道市桜町、三原徹社長)では、天然由来の薬剤により高級スーツなどの生地の風合いを復活させる新たな加工「DXトリートメント」の取り扱いを3月からスタートし、クリーニングアメリカヤ本店(同所)と福屋店(尾道福屋地下1階)で対応を始めた。
従来から手掛けている「DX」は、生地を傷めず形を整えるクリーニング。スーツやワンピースなどを単品洗いし、職人が1着ずつ手仕上げする。新しい「DXトリートメント」は生地自体が持つ風合いを復活させるサービスで、フォーマルや高級ブランドのスーツのほか、ウールやカシミヤ、シルク、麻などの衣類で特に効果がはっきり出やすいという。DXと比べやや納期は長いが、シルエットも奇麗に出て、テキスタイルケアの効果は高い。

2014年04月20日号掲載  

さんすて福山に「小魚阿も珍」出店

(株)阿藻珍味(福山市鞆町後地、阿藻盛之社長)は15日、福山駅構内のさんすて福山(福山市三之丸町)に「小魚阿も珍さんすて福山店」をオープンした。
同店は、羽釜で炊いたご飯と、地元の魚料理を店内でもテイクアウトもできる。 看板商品の「ちーいか天ぷら」(600円)をはじめ、ちーいか刺身定食1,490円(税込)や焼魚と天ぷら定食1,380円(税込)のほか、一品料理は、天ぷら朱盛り842円(税込)、刺身五種盛り1,058円(税込)などを取り揃えている。

2014年04月20日号掲載  

全国仮装大会inおのみち仮装大使決まる

「全国仮装大会inおのみち」が今年も9月27日(土)実と28日(日)の両日、尾道駅前から商店街、尾道市公会堂周辺を舞台に開かれる。
大会のPR活動を行う「仮装大使」の審査会が13日、尾道市公会堂別館で開かれ、仮装大使を決定した。仮装大使は次の皆さん。佐藤美穂さん(尾道市)、角谷彩さん(尾道市)、西川まどかさん(尾道市)、内畠ひかるさん(三原市)、榊昇さん(広島市)、竹下ひかりさん(広島市)の6人で、特別大使としてご当地アイドルの高見あいらさんが任命された。大使と特別大使の任期は2年。大会当日はもちろん、近隣地域のイベントに参加して仮装大会のPRに努める。

2014年04月20日号掲載  

興生総合病院・里仁会が新人任用式

社会医療法人里仁会(三原市円一町、藤原恒弘理事長)は1日、新規採用者44人の任用式を挙行した。
はじめに藤原理事長は「本日44人の新規採用者を迎え、職員数が1,083人になり、三原市内でも大企業の仲間に入ったと思います。理念を理解し、今後も24時間365日の救急医療に、力を合わせて大いに貢献してほしい。院是については、暗唱して実践するようがんばってください」とあいさつした。続いて難波康男総院長が「『和顔愛語』の精神で、笑顔で優しい言葉がけを忘れないでほしい」と激励した。

2014年04月10日号掲載  

(株)ハクスイがクリーニング見積もりHP

クリーニング店「ハクスイクリーニング」を展開する(株)ハクスイ(福山市山手町、山田芳正社長)は3月19日、クリーニング料金を見積もりできるHP(アドレス=http://www.hakusui-cleaning.co.jp/)に刷新、価格の透明性を高める業界初の取り組みとして利用客増加を目指す。
業界では服の種類の多様化などにより価格の明確な表示が難しいという理由で、一部の価格のみを店頭掲載するケースが多いという。店舗に来ないと正確な料金が分からず、同社にも利用客から「給料日前に出すのは勇気がいる」との声が寄せられていた。そこで来店前におよその料金が分かる見積もりシステムが利用客の安心につながると考え、構想から1年がかりで開発。リニューアル前からスマホ、タブレットでの閲覧が6割を超え、どちらでも利用可能なシステムとした。

2014年04月10日号掲載  

(株)やまみが新商品7種投入 提案型へ

豆腐、油揚など大豆製品製造販売の(株)やまみ(三原市沼田西町小原袖掛、山名清社長)はこのほど「プチサイズがちょうどいい国産大豆絹とうふ6パック」「国産大豆 豆キッズプチとうふ6パック」など7種類の提案型新商品を発売した。
風味だけでなくパッケージの金型やパッケージデザインを工夫した製品を増やした。国産大豆100%の濃縮豆乳を原料とした「プチサイズがちょうどいい国産大豆絹とうふ6パック」は薬味などをトッピングしやすいよう半球のくぼみのついた小分けタイプ。広くなったパッケージ面を活かしトッピング事例写真を掲載し食べ方を提案する。同様に濃縮豆乳を使う「国産大豆 豆キッズプチとうふ6パック」は、かけた醤油が星やハートなど絵の輪郭にたまり浮かび上って見える楽しい仕掛けを施した子ども向け。

2014年04月10日号掲載  

瀬戸田で福祉機器展示「健康福祉祭り」

第3回健康福祉まつりが5月18日(日)午前10時から午後4時まで、社会福祉法人新生福祉会の特別養護老人ホーム楽生苑(尾道市瀬戸田町林)で福祉機器展示「健康福祉祭り」が開催される。
主催は、特別養護老人ホーム楽生苑と三原福祉サービス(株)。協賛企業は12社で、福祉用具の展示や販売、ウォーターベットの試体験、保険全般相談、リンパ、経絡マッサージ体験、フリーマーケット、健康教室、ハーモニカ歌合唱、抽選で200人に商品が当たるスタンプラリー、パッド類のタイムセール、子ども太鼓の披露、うどんやSea級グルメ・多幸のみ焼などの販売行われる。

2014年04月10日号掲載  

創業105年 バッグのDANJO尾道本店リニューアル

バッグのセレクトショップ(有)檀上カバン店(尾道市土堂1-6-8、檀上貴晴社長)が運営しているDANJO尾道本店(同所)が3月8日(土)午後1時に、リニューアルオープンした。 
DANJO尾道本店は、真っ白な外壁に大きなショーウィンドウが目を引くファッショナブルなイメージ。店内は木の材質を生かし、落ち着いた居心地の良い空間で、132㎡の店内には、国内外の約100社を超えるバッグやシューズをはじめ、ファッション小物が並べられている。リニューアルを機に新設したメンズコーナーでは、ビジネスバックなども充実している。

2014年04月01日号掲載  

定和会が高齢者福祉複合施設「桜」

社会医療法人定和会(福山市赤坂町大字赤坂、神原浩理事長)がヤクルト福山工場跡地(福山市神村町)で建設を進めていた新しいタイプの高齢者福祉複合施設「桜」の建物が完成、5月1日のオープンを前に4月5日、6日と翌週の12日、13日の土・日曜日に内覧会を開催する。
高齢者複合施設の「桜」はサービス付き高齢者向け住宅、デイサービスセンター、小規模多機能型居宅介護、地域密着型特別養護老人ホーム、ショートステイの集合施設群。さらに地域とのふれあいの場となるレストラン「ファミーユ」も同時オープンする。

2014年04月01日号掲載  

国際海事展に尾道の2社が出展

造船、海運、舶用機器、船舶修理、港湾設備・サービスなど開示関連企業、団体が出展する、国内最大規模の国際海事展「SEA JAPAN2014が9日(水)から11日(金)まで、東京ビッグサイト東1・2ホールで開催される。
主催はUBMジャパン(株)(東京都千代田区鍛冶町)で、出展するのは30の国と地域から480社。海事関連企業が多く立地している尾道市内からも海事都市尾道推進協議会(片桐浩二座長=中国運輸局海事振興部長)が共同出展として(株)三和ドック(尾道市因島重井町、寺西勇社長)と(株)寺本鉄工所(同市正徳町、寺本吉孝社長)の2社が出展する。

2014年04月01日号掲載  

福山ニューキャッスルが初の「キッズウェディングフェスタ」

福山ニューキャッスルホテル(福山市三之丸町、渋谷誠社長)は3月21日(金・祝)、キッズウェディングフェスタを初めて開催した。
同ホテルは開業30周年を迎え「地域社会と感動を共有する」という経営理念のもと、初の子ども向けのウェディングイベントを開催。応募総数約200人弱の中から選ばれた3歳児から小学校6年生までの男女が、午前9時からキッズパティシエ体験でウェディングケーキを制作した。午前10時から同ホテルチャペルでは、両親や祖父母が見守る中、ドレスやタキシードの衣裳で緊張した面持ちの男女10組によるウエディングファッションショーが開催された。色とりどりの華やかな衣裳は大進創寫舘が協賛した。

2014年04月01日号掲載  

竹原火力発電所 新1号機着工

電源開発(株)(東京都中央区銀座、北村雅良社長)は、竹原火力発電所(竹原市忠海長浜、森田健次所長・建設所長兼務)の新1号機設備更新計画に係る環境影響評価手続きが終了し、平成26年3月1日付けで、竹原火力発電所構内に「竹原火力新1号機建設所」を設置し、同所内で建設工事を開始した。
設備出力60万kW、使用燃料は石炭、発電方式は超々臨界圧(USC)微粉炭火力。工事期間は平成26年3月1日から運転開始の平成32年9月の予定で、電力の安定供給を担う最新鋭石炭火力発電所の誕生として期待している。

2014年03月20日号掲載  

保険薬局の(株)ファーマシィ本社ビル完成

福山地盤で保険薬局経営の草分け的存在として知られる(株)ファーマシィ(福山市沖野上町、竹田宏社長)は、積極的なチェーン展開を進め東京以西の10都府県に74薬局(平成25年4月現在)を開設するなど着実に成長を続けているが、このほど本社近くの福山市沖野上町4丁目の福山駅前大通り沿い東側に建設していた新本社ビルが完成した。
規模は敷地面積1073㎡に、鉄骨造り6階建て延べ床面積3171㎡を新築した。同社は、昭和51年11月会社設立、着実に保険薬局の多店化を進めている。

2014年03月20日号掲載  

焼肉ガリバー IT経営実践成功例として認定

焼肉店「焼肉ガリバー」(竹原市下野町)を経営するミートマイスターおおま(株)(同所、尾濵敦社長)は2月24日、経済産業省中小企業IT経営力大賞審査委員会からIT経営実践認定証を授与された。
中小企業IT経営力大賞は、ITなどの情報技術をビジネスツールとして高度に活用し、業務プロセスを再構築して顧客満足や生産性向上につなげている中小企業などを経済産業省が「IT経営実践認定企業」として認定、優れた事例を表彰する制度。業務全般にITを活用し、企業内最適化が図られている企業が「認定企業」に選ばれる。認定企業は全国108社、県内では同社を含め3社が認定されている。

2014年03月20日号掲載  

ツネイシみらい財団 古民家再生助成事業

(一財)ツネイシみらい財団(福山市沼隈町常石、神原勝成代表理事)は尾道、鞆の浦地区での古民家再生活用への取り組みに対して改修費用の一部を助成する事業を初めて実施するため、1日から募集を始めた。
観光地としても知名度のある尾道、鞆の浦地区で空き家、空き店舗などの古民家活用を促進、出店や開業をサポートし、雇用創出や賑わいづくりにつなげることを目的とする。

2014年03月20日号掲載  

ツネイシみらい財団 古民家再生助成事業

(一財)ツネイシみらい財団(福山市沼隈町常石、神原勝成代表理事)は尾道、鞆の浦地区での古民家再生活用への取り組みに対して改修費用の一部を助成する事業を初めて実施するため、1日から募集を始めた。
観光地としても知名度のある尾道、鞆の浦地区で空き家、空き店舗などの古民家活用を促進、出店や開業をサポートし、雇用創出や賑わいづくりにつなげることを目的とする。

2014年03月20日号掲載  

菅建設㈱太陽発電事業部が新発電システム提案

建設業の菅建設(株)(三原市沼田東町、菅正志社長)は15日(土)、16日(日)午前10時から午後3時、小原工業団地近くの山林造成地で広島県初の太陽光追尾式発電システムの完成見学会を開く。
太陽光追尾システムを備えた発電システム「スカイリングソーラー」は、太陽光に合わせパネルの向き、角度を自動調整し、固定式と比べ1.6倍の発電効率を特徴とする。1機当たりのパネル数は120枚、発電能力は33kWhで、必要な土地は120坪程度。製造元は茨城県の(株)フリーダムコーポレーション。菅社長が国内の設置事例を視察して廻り、高強度の基礎や支柱、強風を逃す機構を含め安全性や保障などを念入りに確認し、メーカー直販代理店として昨年9月に契約した。

2014年03月10日号掲載  

「さんすて福山」3月28日増床オープン

山陽SC開発(株)(岡山市北区、押川正大社長)は、西日本旅客鉄道㈱のJR福山駅の玄関口整備の一環として建設中だった東棟1階と高架下部分の「サンステーションテラス福山」、愛称「さんすて福山」を3月28日(金)午前10時に増床オープンする。
昨春には22店舗のリニューアルを実施。今回増床のエリアは駅前広場及び駅コンコースに面した区画で、「さんすて福山」だけでなく福山駅舎全体の新しい顔にもなる施設として計画されたもので、駅全体の魅力アップを図る。

2014年03月10日号掲載  

尾道冷凍工業(株)が福山に箕沖センター着工

水産加工品等の冷凍冷蔵庫業、尾道冷凍工業(株)(尾道市東尾道、徳永素久社長)は、福山市箕沖町、箕沖産業団地に取得した1万392.53㎡に、「冷凍冷蔵倉庫箕沖センター」を建設するため2月25日、同社関係者、施工業者の三和鉄構建設(株)(尾道市)、富士建設(株)(福山市)共同企業体ら関係者が出席して安全祈願祭が挙行された。
同社では水産加工物の船舶荷役取扱量の増加に対応するための増設で、規模は鉄骨造り倉庫棟と一部事務所棟など平屋建て2棟、延べ床面積2918㎡。6月末の完成予定で7月から操業を始める。倉庫棟は倉庫にトラック荷台開口部が直付けでるきる搬出入口、ドッグシェルター8基も完備する。収容能力は5022㌧のF級と1170㌧のC級。

2014年03月10日号掲載  

青山商事(株)が創業50周年迎える

紳士服販売業界首位の青山商事(株)(福山市王子町、青山理社長)は、今年で創業50周年を迎えた。
1964年5月府中市で創業社長の故青山五郎氏が創業。1974年4月業界初となる郊外型紳士服専門店「洋服の青山」西条店(現在の東広島市)を開店し、その後は全国47都道府県全てに店舗展開、紳士服専門店として2011年度実績で売上高国内第1位、「スーツ販売着数世界1」でギネス世界記録(1998年)に認定された。また業界初の郊外型店舗の開発、委託販売から全品買取、都心への出店、PB商品の開発、製造小売システムの確立など業界に先駆けてさまざまな戦略を展開してきた。

2014年03月10日号掲載  

シーピー化成(株)が福山市へ新工場

食品容器製造大手のシーピー化成(株)(井原市東江原町、三宅勉社長)は福山市駅家町の福山北産業団地内の取得地に計画していた新工場の建設を進めている。
鉄骨造り2階建て延べ床面積約1万㎡、アズ建築設計事務所が設計、施工は五洋建設(東京)が受注した。完成は8月の予定で、関連業者も含めて建設工事が本格化している。
同社は岐阜県土岐市の工業団地に大規模物流センターの建設も進めており、10月の操業開始を予定している。この物流センターは、最近の少量、多品種、即納体制を整備してユーザーニーズに応えることを目的とした施設。

2014年03月01日号掲載  

横浜ランドマークに「SPINGLE MOVE」

スニーカーブランド「SPINGLE MOVE(スピングルムーヴ)」を企画・製造・販売する(株)スピングルカンパニー(府中市府中町、内田貴久社長)は2月8日(土)、パイロットショップとして横浜ランドマークプラザ2階に出店した。
同店はファクトリーブランド「SPINGLE MOVE」「SPINGLE nima」「SPINGLE Biz」を広くユーザーに紹介し、「府中のものづくり」を発信する拠点となる。同店ではスピングル全ブランドのラインナップを揃え紹介するとともに、新商品の発表やイベントを行い、全国の販売店と協力・連携して、各種情報サービスを提供する。

2014年03月01日号掲載  

(株)ハウジングネットワンが福山進出

分譲マンション、不動産、リノベーション、リフォームなどの(株)ハウジングネットワン(広島市、横田英一郎社長)は、福山市道三町にある既存マンションの一室をカフェ風の居住空間に大規模改装し、昨年11月と今年1月にオープンハウスを開催、福山でのリノベーション・リフォーム事業を本格化させる。
同社は大規模改装、リノベーションのモデルハウスを「箱デコ」のネーミングで展開。リノベーション・リフォーム事業部は全員女性スタッフで、女性目線の空間提案が強み。これまで広島市内で施工しており、本社内にモデルルームを併設している。福山市内では今回の7階建てマンション「ダイアパレス道三町」の事例が初となる。

2014年03月01日号掲載  

「うら湯」1日から多彩に割引企画

旅館浦島(尾道市美ノ郷町三成、川口新太郎社長)の日帰り温泉施設「天然温泉うら湯」では、3月1日(土)から平日昼間や曜日限定割引などの割引企画を始める。
客数の少ない時間帯の回転率を上げることを目的に各種割引を実施する。月曜日から金曜日までの平日午前10時から午後3時までは「平日昼割」で大人入浴料600円が390円に。また毎日午後9時から10時までは「毎日夜割」で同290円とお得になる。食事サービスの休業日である水曜日は、大人が全日390円。毎日22日は「夫婦の日割引」で、夫婦で入浴すれば片方が無料になる。尾道市が発行している高齢者向けの市内施設利用助成券も併用でき、ますます利用しやすい。

2014年03月01日号掲載  

(株)ドルチェと(株)椿き家 豆乳ジェラート

ジェラート製造販売の(株)ドルチェ(尾道市瀬戸田町林、髙下功社長)は、豆腐製造の㈱椿き家(三原市南方、折笠廣司社長)が生産する豆乳を原料とした健康志向の豆乳ジェラートを1月から発売した。
昨年1月、ドルチェが百貨店から豆乳フェアのジェラート企画の打診を受けたのがきっかけ。「地元の会社と一緒に」との考えと品質の良さから椿き家の豆乳の使用を検討し、試作を開始。完成度も高く、オリジナルジェラートとしての販売を決め、1年かけて商品化した。椿き家の豆乳を使ったジェラートは既存商品もあるが、豆乳を60%も使用したのはドルチェが初という。豆乳の濃厚な風味、香りを生かす4種での味、豆乳が苦手な人にも喜ばれる。カップもオリジナル。1個120ml入り、各3個ずつを詰め合わせた12個セットは3675円で、ギフト需要も見込んでいる。ドルチェ本店と尾道店、福山店、福山ポートプラザ店、楽天ショップ、ドルチェネットショップで1月から販売を始めた。

2014年02月20日号掲載  

創建ホーム(株) 竹原駅前にビジネスホテル

戸建木造注文住宅建築・販売で業績を伸ばしている創建ホーム(株)(竹原市中央、山本静司社長)は、竹原市中央、竹原駅前にビジネスホテル「グリーンスカイホテル竹原」の建設に、さる1月30日着工した。
規模は同所の敷地面積3466㎡に、6階建て延べ床面積2873㎡、1階にレストランを開設、62席規模、宴会場は立席で最大350人収容、客室はシングル46室、ダブル4室、ツイン26室(ユニバーサルツイン1室含む)、デラックスツイン2室の合計78室。駐車場は73台の収容能力を備えている。オープン予定は12月1日、総事業費は13億円を見込んでいる。

2014年02月20日号掲載  

尾道にサイクリスト向け施設 3月22日開設

全国初のサイクリスト向け複合施設「ONOMITHI U2(オノミチユーツー)」が、尾道市西御所町5ー11の県営上屋倉庫2千㎡の改装を終え、3月22日グランドオープンする。
サイクリスト専用ホテル「HOTEL CYCLE(ホテルサイクル)」、自転車ブランド「GIANT STRE(ジャイアントストア)」、自転車に乗ったままサイクルスルーできるカフェの「Yard Cafe(ヤードカフェ)」、瀬戸内海のシーフードを使った料理を提供する「The RESTAURANT(ザ レストラン)」、天然酵母ルヴァン種を使用した焼きたてパンを提供する「Butti Bakery(ブッチベーカリー)」、ライフスタイルショップの「U2 shima SHOP(ユーツーシマショップ)」が出店する。管理会社はツネイシヒューマンサービス(株)(福山市沼隈町、粟根祐司社長)、運営会社は(株)ディスカバーリンクせとうち(尾道市久保、出原昌直社長)。

2014年02月20日号掲載  

三原で日本高気圧環境・潜水医学会

第5回日本高気圧環境・潜水医学会(藤原恒弘会長=社会医療法人里仁会興生総合病院理事長)は3月8日(土)12時30分から三原国際ホテルで中四国地方会を開催する。
メインテーマは「今こそ高気圧酸素治療の理解と普及を!」。
同学会は、昭和41年に高気圧環境医学の進歩を図り、学術文化の発展に寄与することを目的に発足。平成21年に専門医制度を整備して一般社団法人日本高気圧環境・潜水医学会が設立された。高気圧酸素治療は、大気圧よりも高い気圧環境の中(カプセルなど)に患者を収容し、高濃度の酸素を吸入させることによって、病態の改善を図る治療。

2014年02月20日号掲載  

木曽病院が病室 リハビリ デイケアの南館完成

医療法人社団神田会(木曽照彦理事長)の経営する木曽病院(尾道市神田町、松本光仁院長)は1月26、27日の2日間、新築した南館が完成したことから利用開始を前に内覧会を開いた。
南館は本館、東館と小さな道路を隔てた南側に並ぶ建物で、渡り廊下で上部はつながっている。1階は玄関部分を除き駐車場スペースを確保した4階建て、延べ床面積3110㎡。事業費約8億円をかけた。

2014年02月10日号掲載  

ププレひまわり物流センターが稼働

大型ドラッグストア「スーパードラッグひまわり」を展開している(株)ププレひまわり(福山市西新涯町、梶原秀樹社長)は、物流業務の見直し、酒類あんど扱い商品群の拡大、発注から納品までの短縮など、競争が厳しさを増している業界での生き残りをかけた物流の新戦略を決め、業界で実績のあるピップ物流(株)(東京)の協力で既存の物流2拠点を1拠点に統合、大幅な機能アップと能力拡充を図るため、福山市一文字町14―5に「ププレひまわり物流センター」を開設、2月1日から稼働を始めた。
完成した物流センターは、福山港に近い福山市一文字町14―5の敷地面積9630㎡に、鉄骨造り2階建て延べ床面積約9400㎡の建屋を完成した。

2014年02月10日号掲載  

本誌調査 結婚観・婚活の意識アンケート

本誌「経済レポート」はこのほど、備後地区の独身者の結婚観や婚活についての意識調査を行い、独身男女各100名から回答をいただいた。調査は各質問から該当する番号に○印を付けてもらい(複数回答可)集計した。
回答者の年齢は、男性が30歳未満39%、30歳以上35歳未満23%、35歳以上40歳未満23%、40歳以上50歳未満15%。女性は、30歳未満46%、30歳以上35歳未満22%、35歳以上40歳未満17%、40歳以上50歳未満15%。

2014年02月10日号掲載  

福山港初「ボートパーク福山」4月供用開始

広島県が県東部初のプレジャーポート係留施設として、同市新涯町2丁目地先の下福山―多度津フェリー乗り場周辺に約16億円をかけて施設整備を進めていた「ボートパーク福山」が完成、4月1日供用開始する。
事業の概要は、同所地先に浮桟橋14基、泊地4.0ha、防波堤470m。一時係留桟橋はAバース、Bバースでいずれも全長9m以下で収容6隻。海上桟橋は9mバース(全長9m以下)がAバースからCバースまでで92隻収容、8mバース(全長8m以下)はDバースからNバースまでで350隻収容、合計448隻。24時間利用が可能な海上桟橋で9mまでの小型船舶が係留できる。荷物の積み降ろし用として一時係留桟橋を駐車場から最も近いところに6隻分確保している。

2014年02月10日号掲載  

(株)ビブン 新市工業団地に12月全面移転

食品加工機械製造、同装置製造等の(株)ビブン(福山市神辺町、平野一志社長)は、県営新市工業団地(福山市新市町相方)へ新工場を建設、全面移転を決めた。
計画によると、進出する新市工業団地内の約1万1,765㎡を取得し、鉄骨造り一部2階建て、延べ床面積約2,500mの建屋を建設、生産工場と事務所が入所し、現在の本社工場を全面移転する。4月に着工し、12月に全面移転して操業を始める予定で、総事業費は土地買収費を含めて約7億円を予定している。景気回復を受けて受注増加が続いており、現工場の老朽化から新築移転を決めたもので、新工場完成後の新規雇用数は現在は未定。

2014年02月01日号掲載  

(株)阿藻珍味がちりめん山椒店で関東進出

(株)阿藻珍味(福山市鞆町、阿藻盛之社長)は1月15日、神奈川県鎌倉市にちりめん山椒専門店「鎌倉とも乃」をオープン、関東に進出した。
同社は創業65年。関東進出は長年の課題だった。1号店を拠点に、関東での店舗展開を目指す。「素にして贅沢、鎌倉の朝」をテーマに、相模湾や駿河湾を中心に近海で獲れたしらすを天日干しにして、鎌倉の実山椒と地元の調味料で丁寧に炊き上げたしらす山椒の商品「かまくらの朝」など、日本の朝食で昔から食べられてきた伝統的なご飯のともとなる商品を販売していく。同店にはギャラリーも併設されている。

2014年02月01日号掲載  

尾道にかまど付き高齢者施設「みなりっこ」

介護事業の(株)ゆず(尾道市美ノ郷町、川原奨二社長)は3月1日(土)、同社最初の介護施設としてグループホーム「みなりっこ」(同所)を開所するのに先立ち、2月6日(木)と7日(金)の2日間完成見学会を開き、利用者の募集を行う。
同社は介護福祉業界歴15年で介護支援専門員、介護福祉士、認知症指導者の川原奨二さんが、現場の視点を重視した介護事業を展開しようと昨年1月設立。「みなりっこ」1階にはかまどを設置、料理に活用する。認知症進行予防や健康増進につなげることを目的に、生活自体に五感の刺激やリハビリ、適度な運動、レクリエーションも取り入れ、その核となる場所としてかまどを採用した。かまどを中心に、サービスを受ける人と提供する人、という視点でなく「持ちつ持たれつ」という共生の人間関係を実現できる環境を目指す。

2014年02月01日号掲載  

プロの技伝授 三原で初の「まちゼミ」

三原商工会議所青年部会(林大作会長)は、地元の商業と地域活性化を目的に、会員事業所が各分野の専門店としてのプロの技やコツを市民に無料で教えるゼミ形式の「まちゼミ〜得する街のゼミナール〜」を初めて企画した。10日(月)から16日(日)まで各店舗などを会場に実施することを決め、1月31日から参加者の募集を始める。
「まちゼミ」は各地の商工会議所や商店街などの主催で昨年80カ所、今年は130カ所で開催予定と広がりを見せている。店主が無料で教えるゼミ形式で新規客開拓や関係作りにつなげ、大手量販店やネット通販と差別化を図り、地元商業の活性化を目指す。三原商工会議所青年部会もまちゼミ委員会(吉永周平委員長)を組織し、各社の強みの見直しやキャッチコピー作成、模擬ゼミなど準備を進めてきた。会員のうち11社が計14講座を行う。

2014年02月01日号掲載  

食品業界の「備友会」新年賀詞交換会

備後地域の食品業界で構成する備友会は1月7日(火)午後3時から、福山ニューキャッスルホテルで新年賀詞交換会を開催し、備後地区を中心に広島市、岡山市、などから多数の業者が出席した。
備友会の豊田康裕会長((株)桑宗、副社長)は、「今年度から備友会の会長に就任した。昨年度はアベノミクス効果で大企業の業績が上がったようですが、地方企業は実感できない。消費税も8%に上がり、非常に厳しい時代が到来する。一方、ITの技術革新は目まぐるしい、食品においても製品や販売方法の革新がありますが、どのように使うかは人にかかっていると感じる。昨年の世相を漢字一文字で表したのが『輪』。オリンピック東京招致、東北、フィリッピンの震災支援の輪。この厳しい時代に小売、メーカー、卸が一つの輪になって、立ち向かっていかなければならない。輪を作るのは人。この会が、人と人とのコミニュケーションの場になればと思います」とあいさつした。

2014年01月20日号掲載  

シネマ尾道がネットで基金協力募る

NPO法人シネマ尾道(河本清純代表理事)は、映画作品のデジタル化に対応してデジタル映写機を昨年末に導入、その際の設備投資資金が運営に重くのしかかっており、存続を目指してインターネットを通じて基金を募る「クラウドファンディング」による協力を呼びかけている。
今年春に映画館のデジタル化が終了する見込み。フィルム配給はなくなり、デジタル化に対応できない映画館では上映が不可能に。対応には新たにデジタル映写機やサーバーなどの設備が必要となる。昨年末、廃業を決めた同業者から420万円で中古製品を譲り受けたが、急な負担増が経営を圧迫。存続を目指し、ネットを通じて基金を募るクラウドファンディングのサービスを提供しているサイトに登録。1月1日から、全国の映画ファンらに向けて基金協力の呼びかけを始めた。目標は導入資金の一部の300万円。5月1日までの4カ月間で集まった金額が渡される。基金提供者には金額により様々な特典がある。

2014年01月20日号掲載  

エブリイ本庄店リニューアルオープン

(株)エブリイ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)は、1月18日にエブリイ本庄店をリニューアルオープンした。
エブリイ本庄店は「生鮮壱番館 エブリイ本庄店」から「鮮Do!壱番館」へ名称を変更し、新業態の「鮮度の一番を目指す」をメインコンセプトに、生鮮類の鮮度とおいしさにこだわった店づくりを目指す。営業時間は午前9時から午後10時まで。本庄店は業態転換2店舗目となる。

2014年01月20日号掲載  

因島商議所が「ゆるキャラ」選挙

因島商工会議所は、因島のシンボルとして島の魅力をPRするイメージキャラクターのデザインを募集、全国から823件が集まり、最終候補を8作品に絞って、10日からホームページなどで投票の受付を始めた。
最終候補は、八朔や村上水軍、囲碁、除虫菊などをモチーフとした8作品。投票ページで、それぞれの生い立ちや性格などを解説している。まだ名前はなく、投票する人に考えてもらう。最優秀作品に選ばれた作品に投票した人の中から商品券1万円分を3人に、またゆるキャラ名が採用された人も抽選で1人に1万円分をプレゼントする。

2014年01月20日号掲載  

成和産業(株)尾道営業所が新築移転

医薬品総合卸しの成和産業(株)(広島市西区商工センター、高橋英富社長)は、尾道営業所(尾道市高須町)を尾道市美ノ郷町本郷字新本郷の同社物流センター敷地内に移転する。
新しい営業所は同センター建屋東側に鉄骨造り3階建て、延べ床面積1099㎡の事務所棟を新築したもので、14日に現営業所を移転して営業を始める。
新営業所の全照明にはLED器具を設置して省エネを図る。また、電気自動車用充電器設備を駐車スペースに一台設置する。

2014年01月10日号掲載  

ワウハウス(株)が第5回私募債を発行

分譲・注文住宅建設及び販売、宅地造成及び販売などのワウハウス(株)(福山市南蔵王町、藤井義男社長)は、このほど銀行保証付き私募債を発行した。
名称は「ワウハウス㈱第5回無担保社債」、発行額2億円、発行日平成25年12月16日、引受銀行は広島銀行単独受託、期間5年、資金使途は運転資金。同社は平成17年会社設立、広島、岡山両県全域と兵庫県西部、福岡県の一部を商圏に営業活動を展開している。福山市に本社・本社営業部、広島、岡山、倉敷、姫路各営業所、エコ倉敷オフィスを開設している。グループ会社にワウハウスホールディング(株)、(株)アウルホーム、ワウハウス九州(株)、ワウハウス岡山(株)がある。

2014年01月10日号掲載  

ポレスター東尾道駅前 (株)マリモが最終期分譲

(株)マリモ(本社=広島市西区庚午北)は1月11日から「ポレスター東尾道駅前」の最終期分譲を開始した。
ポレスター東尾道駅前は、JR東尾道駅前に現在建設中で、駅ロータリーに直結した好立地のロケーション。通勤や通学の利便性とスーパーハローズやスーパードラッグひまわり、フジグラン、GU、飲食店など、生活に便利な商業施設が周辺に充実しており、ファミリー層から高齢者まで、暮らしやすい居住空間を提案する。第1期分譲は9月中旬からの開始で既に完売。第2期分譲も完売となった。マンションは全戸南向き、間取りは、2LDK+Sから4LDKで71・97㎡、2272万円から。マンションギャラリー(尾道市高須町)では午前10時から午後8時まで、毎週水曜日定休で、モデルルームの体験ができる。祝日の場合は営業。

2014年01月10日号掲載  

黒田官兵衛テーマ 府中法人会女性部会が講演

(公社)府中法人会女性部会は25日(土)午後2時から府中商工会議所を会場に2014年のNHK大河ドラマの主人公黒田官兵衛をテーマとした新春講演会を開催する。
講師は兵庫県立大学特任教授で播磨学研究所所長の中元孝迪氏。演題は「戦国最強のナンバー2 秀吉に天下を取らせた男」。講演会の前にはお茶会を開く。いずれも入場無料。会員以外でも参加できる。戦国時代、竹中半兵衛と並び、豊臣秀吉の参謀として活躍した黒田官兵衛は、調略や諸大名との交渉、築城などでその類まれな能力を発揮した名軍師。黒田官兵衛を主人公としたNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の放送も5日からスタートしている。問い合わせは℡0847・46・3343事務局。

2014年01月10日号掲載  

尾道平原温泉ぽっぽの湯1周年記念イベント

尾道平原温泉ぽっぽの湯(尾道市平原、坂元心支配人)はオープンから1周年を迎え、元日のマグロ解体ショーをはじめ年末年始にかけて多彩なイベントを開催、感謝の気持ちを伝える。
1月1日(水)午後3時30分から同所中庭で実施するマグロの解体ショーでは、マグロの特別料理も提供する。3日(金)までの正月3が日は、浴室脱衣場のロッカーに入浴招待券などお得な景品を入れておく「ロッカーで運だめし」を実施する。

2014年01月01日号掲載  

特別寄稿 台風30号被害 タクロバン支援に感謝

ユニバーサル開発設計事務所代表、タクロバン福山交流支援センターセンター長の三谷干城さまの特別寄稿から

今回は執筆している「売り上げを10倍にしたエンジニア」お休みし、特別寄稿として、私がセンター長を勤める「タクロバン・福山交流支援センター」(以下センターと略称)の活動について書く。
このセンターはフィリピンの女性(カルメーラさん)との偶然の出会いが、きっかけとなった。2009年にアメリカのある大学で特別に講義を聴く機会に恵まれ、家内と一緒に渡航し受講した。海外での仕事の経験は豊富であったが、このとき、退職後の自分の英語力の貧しさに失望し、カルメーラさんの英会話教室に通うことにした。しばらくするとカルメーラさんのご主人である明平秀一さんとも親しくなり、たまたまフィリピンから夏休みで両親のもとに帰っていた息子の将太郎君とも英語で話し合う仲になった。

2014年01月01日号掲載  

のぞみの会尾道・広島 がんをテーマに講演

乳腺疾患(乳がん)患者のための活動を行っているのぞみの会尾道(浜中和子会長=浜中皮ふ科クリニック院長)とのぞみの会広島は1月18日(土)午後2時〜4時まで、尾道市総合福祉センター4階(尾道市門田町)で講演会を2部に分けて開催する。
1部は、講師に広島県立病院栄養管理科栄養士同管理員の木村要子さんを迎え、「がんと食事〜がんになりにくい4つの食習慣」について、2部は、ソニー生命保険の松浦久幸氏を迎え、がん患者の悩みや問題点の上位に上げられる経済的な問題をテーマに講演する。
参加費は資料代500円。申し込みは浜中皮ふ科クリニック内のぞみの会℡(0848)24-2413まで。

2014年01月01日号掲載  

おのみち海の駅活性化委員会が船のイルミネーション

おのみち海の駅活性化委員会(桑田文隆会長=尾道商工会議所副会頭)は12月22日、にぎわい創出のため、尾道商工会議所に近い尾道中央ビジター桟橋おのみち海の駅の清掃とイルミネーション飾り付け作業を行った。
 作業には桑田会長、山田幸一、村瀬保文両副会長をはじめ会員ら12人が集まり、星型やイルカ型の電飾、LEDロープライトを会員が協力して係留したヨット、ボートに飾り付けた。日没から午後10時までの毎夜、1月4日まで続けられる。

2014年01月01日号掲載  

(株)三洋写真工業社が低価格空撮サービス

図面出力やコピー、製本事業などの(株)三洋写真工業社(三原市糸崎、土屋千嘉子社長)は、カメラを搭載できるラジコンヘリコプター「マルチコプター」を活用した低価格空撮サービスを本格化させる。
「空撮サービスは高価」というイメージをビジネスチャンスと捉え、半年前から新事業の準備に着手。実機のヘリコプターと比べ低コストで導入、運営できるマルチコプターで操縦や撮影の訓練を重ね、商品化を実現した。2オペレーターで対応する。無人空撮ヘリによる空撮は、実機のセスナ機やヘリでは不可能だった地上数十センチといった低空飛行にも対応し、対象に限りなく近づいて詳しく撮影することも可能。高度は200mまで上げることもできる。カメラ搭載部分には機体の振動を吸収する装置を備えており、映像も安定。GPS機能を活用して、敷地を同じ高度でなめるようにスキャン撮影することもできる。

2013年12月20日号掲載  

因島商工会議所が「因島水軍ふるさと商品券」

因島商工会議所は、地元の商業活性化事業として14日(月)、くじ付きのご当地商品券「因島ふるさと商品券」を発行した。
スーパーやドラッグストアなど他地域からの商業施設進出が相次いでいることを背景に、地元小売店の活性化策のひとつとして発行するもの。消費者が商品券5千円分を購入するごとに抽選券を配布し、贈答者分も発券して半年ごとに抽選、さらに商品券をプレゼントする。購入者も贈られる側にもメリットのあるくじ付き商品券で、地元消費の喚起につなげる。換金手数料は地元店1%、地元資本を除く大型店は3%。換金先は同会議所のみとなっている。初回発行総額は3千万円で、使用期限は購入日から6カ月。購入額に制限はない。換金手数料は商品券やポスター作成費などにあてる。

2013年12月20日号掲載  

(有)浪漫珈琲 スーパー跡へ焙煎工場と新店

(有)浪漫珈琲(尾道市十四日元町、中本健二社長)は尾道市美ノ郷町三成の旧ゆきひろ三成店の店舗跡に、焙煎工場を併設した店舗の開設を計画、来年夏のオープンを目指す。
敷地面積は駐車場を含む3,300㎡で、店舗は鉄筋平屋建てで地下1階があり、店舗面積は合計で1,400㎡。同社は尾道市内に3店舗、広島市内に3店舗あり、今回で7店舗目。来年夏にオープンを目指し、地階は焙煎工場、商品加工場と配送センターを集約させるほか、1階は店舗として運営する。豆の焙煎量が増えたことで大型の焙煎器を導入すると同時に、一カ所に焙煎所を集約することで効率化を図る。

2013年12月20日号掲載  

(株)醉心山根本店着実に受賞吟醸など販売伸びる

日本酒製造販売の(株)醉心山根本店(三原市東町、山根雄一社長)は、全米日本酒歓評会や熱燗コンテストなど数々のコンテストで着実に受賞を続けていることを背景に、受賞した純米大吟醸や純米酒の販売が伸びている。
今年夏にハワイで開かれた全米日本酒歓評会では「究極の大吟醸」が精米歩合40%以下の大吟醸A部門で金賞を受賞。(独行)酒類総合研究所指導の下、審査員約10人が350銘柄を目隠しで審査する一審と、高得点を得た上位半分を対象とした二審で高得点を獲得した。超軟水仕込みで、口あたりも優しく、ふくよかできめ細かい味わいが特徴。なお同酒は「ワイングラスで美味しい日本酒アワード2012」でも金賞を受賞している。

2013年12月20日号掲載  

因島商工会議所創立60周年で移転

因島商工会議所(尾道市因島土生町、村上祐司会頭)は創立60周年を迎え、11月12日(火)、同町のホテルいんのしまで記念祝賀会を開催し、平谷祐宏尾道市長、地元選出の松浦幸男県議会議員、藤本友行尾道市議会議長、各種団体代表ら来賓と会議所議員ら約90人が出席した。
議員改選で選任された3役就任披露の後、村上祐司会頭の挨拶、市長、議長、県議会議員が祝辞を述べた。12月10日(火)には記念行事として夫婦漫才大助・花子の、宮川花子さんを講師に招き記念講演会を開催する。12月16日(月)には、現在の会議所ビルのすぐ近くで同市土生中央区の元広島県信用組合因島支店の土地、建物を取得して全面改装しており、現在の会議所ビルから全面移転して新しい会議所ビルとしてオープンする。

2013年12月10日号掲載  

イー・アール・ジャパン福山工場完成

家電量販店の大手(株)エディオン(大阪市、久保允誉社長)は福山市箕沖町の県営びんごエコ団地内に、子会社で昨年4月に会社設立した(株)イー・アール・ジャパン(略称ERジャパン、本社=福山市三之丸町、本店=広島市中区紙屋町、資本金1億円、松山保夫社長)の福山工場を建設していたが、12月3日完成した。
福山工場は、同所の敷地約1万9700㎡に2棟延べ床面積約5590㎡を建設。A棟は手解体作業室、セキュリティ作業室、リユースメンテナンス室、ERジャパン本社事務所など。B棟は破砕・選別等のマテリアルリサイクル設備。稼働予定日はリユース事業が16日、リサイクル事業は来年1月中、ERジャパン本社事務所はリユース事業と同じ16日からスタートする。買い取ったパソコンや携帯電話等の情報通信機器をデータ消去や外装補修等を施してリユース品として販売する。

2013年12月10日号掲載  

ミカンの皮から石鹸「Ja‐Pom」で向島活性化

向島中央小学校の元保護者グループが2年前から向島の活性化を目的に研究開発してきた、しまなみ地域特産のミカンを原料に使って作る石鹸がこのほど完成し、商品化した。
ミカンの皮の粉末を原料として作る石鹸で、製造は石鹸製造で実績のある(有)ライフベストテクノ(福山市松永町)健康事業部に依頼。皮の再利用はエコにつながり、また自然の成分だけで作られるので安心。ミカンの皮に含まれる成分のリモネンは油を落とす効果があり、洗浄力も強い。ブランド名は、柑橘を表すスペイン語の「ポン」と日本の「ジャパン」をかけて「Ja‐Pom」とした。価格は1554円で、尾道福屋1階で販売中。問い合わせは「Ja‐Pom」代表の吉田真里さん(得本医院院長、尾道市向島町)で、FAX(0848・45・0506)かメール(japomsmukaishima@yahoo.co.jp)で受け付けている。

2013年12月10日号掲載  

コウノグループ おのみち河野屋新装オープン

(株)コウノグループ(尾道市高須町、吉田スガミ社長)は12月4日(水)、おのみち河野屋をリニューアルオープンした。旧河野民宿尾道とお食事処寿里庵の屋号を変更したもので、館内は和室6畳間が3室、8畳間が2室、14畳間が1室で、洋室はシングル5室、ツイン2室があり、予約で各種宴会や会食も受け付けている。宿泊以外の会食や宴会のみの利用も要予約でできる。
リニューアルオープン記念として、鯛、黒豚、黒毛和牛のしゃぶしゃぶが一度に味わえる「山海しゃぶしゃぶ」を提供。予約で4人から受け付けている。各種コースは2500円からで飲み放題120分はプラス1500円。この他、国産ふぐコース1人8千円プランもある。

2013年12月10日号掲載  

(株)ビーシーシーが低価格データ保管サービス

三菱電機グループでシステム開発、データセンター運営などを手がける(株)ビーシーシー(福山市光南町、鎌田一郎社長)はこのほど、中小企業向けに、海外のデータセンターを活用する自動データバックアップサービスの提供を開始した。
地震や水害、落雷などで業務データが破損すれば、スムーズな事業継続が困難になる。事業の根幹のデータとも言える業務データを、アメリカとアイルランドにある世界最大級のデータセンターに簡単操作で自動保存できる低価格サービスとして提供する。インターネット環境があれば即時利用可能。データセンターは世界最大のコンピュータストレージメーカーが運営し、軍事レベルの暗号化技術で漏洩も防止。世界的な企業グループを含め8万社300万人が利用中と実績も充分。ビーシーシーが代理店となり中国四国地方を中心に販売する。

2013年12月01日号掲載  

(有)YMG 高齢者向け介護食宅配

宅配給食、仕出し弁当販売の(有)YMG(尾道市東尾道、井口友稀社長)はデイサービスやグループホームの高齢者向けおかず用食材を配達する事業を本格的に始めた。
高温高圧殺菌した朝、昼、夕食用の食材を真空パックにした冷凍と冷蔵の2温帯で、届いた食材は調理法を参考に湯煎して盛りつける。施設で用意するのは、味噌汁やご飯、牛乳、おやつ等で、職員は一人で約40食が約1時間で調理でき、買い物に行く負担や食材の廃棄量が軽減できる。井口社長はメニューの特徴として、ラーメンや日本そば、うどん、冷やし中華、焼そばなどの豊富な麺類と、高温高圧殺菌した食材の柔らかさは、咀嚼が難しい高齢者に安心して提供できると話す。

2013年12月01日号掲載  

マルケイ木工(株)と佐々木木工(株)が共同直販セール

マルケイ木工(株)(橘高延幸社長)と佐々木木工㈱(川本一徳社長)は12月6日(金)から8日(日)の3日間、「府中家具史上初!!2大家具メーカー共同直販セール」を開催する。
両社は府中家具を代表する老舗の製造メーカーとしてライバルという関係だが、府中家具を販売する業者が少なくなったことで市場に府中家具の流通が減ったことや、中国産の安い家具の参入や住宅環境の変化などにより需要が低迷していることから、府中家具トップ2社が協力して、展示直販会を開く。情報発信力を高め、多くの来場者に府中家具に触れて、良さを再認識してもらう目的で、今後は製造メーカーを募って、府中家具直販事業組合(仮称)を組織化し、家具祭という位置づけで展示即売会を継続を目指す。展示場は各メーカーの展示場で、開館時間は午前10時から午後6時30分まで。

2013年12月01日号掲載  

進吾(株)が2013葬祭ギフトフェア

ギフト、冠婚葬祭用品卸の進吾(株)(尾道市御調町、内海和男社長)は、このほど尾道ふれあいの里で「2013葬祭ギフトフェア」を開催し、食品メーカーを中心に17社が協力出店して、九州、中四国地域から葬儀社など約60社、1千人が来場した。
フェアのテーマは、「家族葬時代に求められる、これからの葬儀のかたち」で、安心、安全、信頼に配慮したナショナルブランド商品や新機軸商品も展示。今求められる仏事ギフトの新しい方向性を示した。全国的に家族葬が拡大する中、500円〜2千円の会葬品、1,500円〜3千円の即日返し品や、500円〜1千円のナショナルブランドの会葬品を紹介。備後地域では後返しの習慣が根強く、即日返しの普及促進を図り、即効性が期待ができるナショナルブランド会葬品を浸透させ、葬儀社の売上増につなげてもらうよう提案している。

2013年11月20日号掲載  

向島出身の海軍中将 安保清康の顕彰DVD発売

尾道市向島町出身で、坂本龍馬や西郷隆盛とともに活躍、日本海軍創設に半生を捧げた海軍中将、安保清康を顕彰するDVD「男爵と呼ばれた男 安保清康 〜坂本龍馬と西郷隆盛、そして安保清康〜」が発売され、予約を受け付けている。
DVDは11月にも千枚限定で発売。安保清康は鎌倉幕府の御家人からの系譜を持ち安保氏の研究では第一人者として知られる伊藤一美さんが監修。尾道市文化財保護委員でもある榊原恒治さんらが調査、編集に当たり、代表を務めるメディアOufe(株)(尾道市三軒家町)を発行元として(有)花本書店から発売される。予約価格は1部税込6,279円。安保清康は1843(天保14)年に現在の尾道市向島町で、3代にわたって医者を業とした林金十郎の四男として生誕。しかし林家3代は医業を成すとき林家を継ぐためか安保姓を林姓に改姓しており、元は安保姓。鎌倉幕府の御家人安保刑部丞実光を祖先として向島に逃れてきた安保家(現在の当主は向島に4人が土着して15代目の安保清和さん)が知られるが、最初に土着した4人とは別筋で少し後に同じように向島に土着した安保一族の流れを汲んでいる。

2013年11月20日号掲載  

「府中ノ木育フェスティバル」23・24日に出口公民館で

NPO法人府中ノアンテナ(府中市府中町、平地緑理事長)の主催で23日(土)午前10時から午後5時、24日(日)午前10時から午後4時までの2日間、出口公民館(旧府中市立西小学校、府中市出口町)を会場に木のおもちゃを一堂に集める「木とあそぼう。府中ノ木育フェスティバル」を開く。
地場産業の一つとして家具製造業者が多く立地する府中で、木のおもちゃとの触れ合いを通して豊かな感性を育む「木育」を推進すると同時に、地場産業に興味を持ってもらうことが狙い。東京おもちゃ美術館の協力で、バラエティ豊かな木のおもちゃを展示、実際に触って遊べる。木工職人から技術を学ぶワークショップや、おもちゃ作家による体験コーナー、飲食などのブースもある。

2013年11月20日号掲載  

福ミス新人賞 地元の若月香さんが優秀作に

島田荘司選第6回福山ミステリー文学新人賞の発表が行われ、新人賞に次ぐ特例の優秀作に地元福山市の若月香さんの作品「dog pound」が選ばれた。
若月さんの同新人賞への挑戦は初。幼少期の遊び場だった福山駅前の旧繊維ビルをモデルに「N市の駅前、秋葉ビル」を舞台としたミステリー作品を応募、最終選考4作品の内に選ばれていた。島田荘司さんは選評で「テンポが良く、楽しさという意味では候補作中随一」と高く評価、「改稿すれば充分に出版可能」と期待を寄せている。来年夏以降出版の可能性もあり、担当編集者と打ち合わせを進める予定。実現すれば自身4冊目の作品となる。
若月さんは「ミステリーにも初挑戦で、受賞は嬉しい。福山で認めてもらえたという感じで、故郷への情愛が増しました」と喜んでいる。若月さんは健康茶、化粧品製造の(株)カサリンカップス(福山市三之丸町13―4)代表取締役。

2013年11月20日号掲載  

竹原商議所が会員支援 IT活用3セミナー

竹原商工会議所は会員向けに力を入れているIT活用サポートの一環としてビジネス支援サイトやタブレットの活用、ウィンドウズXPからの移行などについて解説するセミナーを開く。
14日(木)は昼の部午後2時から4時、夜の部6時30分から8時30分の2回、「インターネットでビジネスチャンスを拡大 ザ・ビジネスモール活用法」を開催。21日から12月5日までの木曜日計3日間、1部午後1時30分から3時、2部3時30分から5時で「タブレット操作3日間で完全マスター」を開催。また12月9日(月)午後2時からは、平成26年4月9日サポート終了のウィンドウズXPからのスムーズな移行のポイントについて、NPO法人OCP研究所理事長の桑山義明氏が解説するセミナーを実施する。セミナーはいずれも受講無料で、対象は会員のみ。問い合わせは℡(0846)22-2424竹原商工会議所。

2013年11月10日号掲載  

(株)エブリイ 売上高5年で1.7倍に

食品スーパー(株)エブリイ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)は2013年6月期の業績を発表した。売上高423億8,100万円で対前期比14.2%増、営業利益10億7,800万円で同5.8増、経常利益11億2,400万円、同4.7%増、当期純利益8億円、同25.1%増となった。
増収は13期連続、営業利益、経営利益、当期純利益は6年連続の増益。期中には、黒瀬店、岡南築港店、向島店の3店舗を新規出店したことで大幅の増収につながった。
現在直営店24店歩の売上高に占める生鮮3品と惣菜の割合は約6割に上り、1坪あたりの年間売上高は592万円、総資産回転率は4.3%。売上高はこの5年で1.7倍となった。同社グループでは19年6月期に売上高1,000億円を達成することを目標に、年間3〜4店舗の新規出店を継続する方針。

2013年11月10日号掲載  

三原の地元団体が実行委員会 12月に婚活パーティー

三原青年会議所、三原商工会議所、三原臨空商工会、みはらウイメンズネットワーク、三原市で組織する「みはらde婚活プロジェクト実行委員会」の主催で12月21日(土)午後2時30分から、三原市城町の三原国際ホテルを会場に「クリスマスカップリングパーティー」が開かれる。
アルコールを楽しめる出会いの場を創出、定住促進と少子化対策につなげる。対象は市内在住、在勤の25歳から45歳までの独身男女で、女性は市外からの参加も可。参加費は男女とも3千円で、定員は各25人ずつ。申し込み締め切りは11月18日(月)。問い合わせは℡(086)484-0020事務局。

2013年11月10日号掲載  

東尾道でポレスターマンション第2期分譲

(株)マリモ(広島市西区庚午北)はJR東尾道駅近くで建設を進めている来年完成予定のマンション「ポレスター東尾道駅前」の第2期分譲を10月20日から始めた。
ポレスター東尾道駅前は東尾道駅ロータリーに直結した好立地のロケーションで、全戸南向き、一戸は2LDK+Sで71.97㎡、2,272万円から。第1期分譲は9月中旬から開始しており、既に39戸が完売。今回の第2期分譲は8戸の販売となる。マンションギャラリー(尾道市高須町東新涯)では午前10時から午後8時まで、毎週水曜日定休で、モデルルームの体験ができる。祝日の場合は営業している。
同社は平成24年度事業主別発売戸数で第17位。発売戸数9年連続1,000戸以上の実績がある。尾道市、三原市、福山市など広島県内でも31棟、1,746戸の実績がある。

2013年11月10日号掲載  

尾道市山波町に71区画の「さくら木の丘」完成

尾道市山波町の国道2号沿いに71区画の大型分譲地「尾道さくら木の丘」が完成し、分譲を手掛けるミサワホーム中国㈱福山支店とトヨタホーム岡山㈱の主催で2日(土)〜4日(月)の3日間、午前10時から午後5時まで「まちびらき」イベントを開催、キャラクターショーや飲食コーナーなど多彩な催しで家族連れを呼び込む。
「尾道さくら木の丘」はJR東尾道駅にも近く、周囲に商業施設や病院、飲食店も多い。バイパスやしまなみ海道とのアクセスも良い恵まれたロケーションとなっている。ネーミングは尾道市の木、桜にちなんだ。ミサワホーム中国㈱福山支店営業部の島田徹部長は「宅地造成の計画から住宅、外構、景観を含めた環境を総合的にデザインし、住宅街としての価値を高めています」と特徴を話す。

2013年11月01日号掲載  

リゾートホテルベラビスタ境ガ浜にチャペル

リゾートホテルベラビスタ境ガ浜(尾道市浦崎町大平木)は敷地内の庭にチャペル「RIBBON CHAPEL(リボンチャペル)」を新築し、12月初旬にオープンする予定。
チャペルは延床面積72.2㎡、高さ15m、階段の長さは135m(内周73m)で、最大84人定員。全面ガラス張りで、リボンをメメージした真っ白な二本の階段がスパイラル状にチャベル全体を覆っている。階段を登ると、高さ15mの展望台から、瀬戸内海の美しい島々が一望できる。設計は、JIA環境建築賞最高優秀賞などを受賞している建築家の中村拓志氏。

2013年11月01日号掲載  

ヤクルト福山工場跡地に福祉の理想郷「桜」

社会医療法人定和会(福山市赤坂町赤坂、神原浩理事長)と社会福祉法人啓喜会(同所、同理事長)は来年5月完成を目指し、高齢者の住まいと地域住民の交流拠点となる壮大な理想郷「桜」の建設を進めている。
敷地は定和会が同所で運営する神原病院に近い福山市神村町の広大な旧ヤクルト福山工場跡地。国道2号線とJR山陽本線を隔てるように500m以上続く桜の名所を敷地に有し、入口にはグラウンドゴルフ場、その奥にサービス付き高齢者向け住宅、デイサービス施設、小規模多機能小規模多機能介護事業所などの複合施設の建物が並ぶ。テニスコート2面ほどの広さがある建物の中庭は植樹をほどこした広場とし、建物1階に設ける茶室、神楽向け舞台と連動して楽しめる憩いのスペースも確保。周りには小川が流れ、建物のさらに奥には四季の果実を楽しむ果樹園も整備、道を隔てた隣地にナイター設備を備えた第2グラウンドも付いている。

2013年11月01日号掲載  

啓文社が読書週間に因み「イチおし大賞」

啓文社は読書週間(平成25年10月27日〜11月9日)に因み、自信を持って薦められる本を提案するため「啓文社イチおし大賞」を設立した。
同大賞は平成24年10月から平成25年9月の間に刊行された本の中から売れ行きに関係なく、薦めたい本を啓文社全スタッフを対象に募り、決定。ジャンルは小説、ノンフィクション、文庫、児童書・絵本の4部門。各部門で1作品のみを選んで10月27日から啓文社全店の特設コーナーで展開中。小説部門は「昨夜のカレー、明日のパン」木皿泉著(河出書房新社)1,470円。推薦コメントは「登場する人々が絶妙におもしろく、あたたかい。血がつながっていなくても家族以上の深いつながりが、あまりにも素敵で、くせになりそうな読み心地の作品です」。

2013年11月01日号掲載  

被災地岩手 (株)ティエフシーが第1番船建造

常石グループでアルミ船建造、救命艇製造などを手掛けているツネイシクラフト&ファシリティーズ(株)(尾道市浦崎町、神原潤社長)が、東日本大震災被災地の経済復興支援を目的に設立した造船会社の(株)ティエフシー(岩手県下閉伊郡山田町中央町、同社長)のやまだ工場(同山田町大沢第1地割59)が、第1番船となるアルミ船を建造、7日に関係者が出席してお披露目式を行った。
2012年に完成、今年4月から稼動している同工場で建造したアルミ船は漁船で、全長は17・7m、全幅4・2m、高さ1・45mで、総トン数9・7トン。

2013年10月20日号掲載  

道の駅三原で100万人突破イベント

道の駅みはら神明の里(三原市糸崎、江藤央康駅長)は、昨年3月に開設して以来、来場者数が近く100万人を超えることから、11月に突破を記念するイベントを行う。
10月下旬の突破を見込み、授与式を予定。記念イベントは11月9日(土)、10日(日)の2日間。道の駅特設ステージでライブや躍りを予定。「ミハラッキー」も設置する。飲食、朝市ブースでは農産物や魚の朝市、カニ汁(100円)、みかん詰め放題などを予定。9日は2階神明ホールで体験、雑貨販売イベント「みはらwithマルシェ」を開催。10日午前10時からは2階神明ホールで三原ダルマの面相書き教室も行われる。道の駅のレストラン「ルマーダ」では記念メニューとして「タコメンチバーガー」をメーンとしたセットメニューを1日(金)から12月1日(日)までの期間限定メニューとして売り出す。

2013年10月20日号掲載  

(有)満麺カンパニーがラーメン移動販売「満麺号」 

ラーメンの満麺亭を運営する(有)満麺カンパニー(福山市川口町、後藤尚通社長)は8月31日からラーメンの移動販売車「満麺号」を導入。福山市や尾道市など備後地区を中心にイベントなどでの出店を積極的に行っている。
後藤社長は、数年前から福祉施設などへボランティでラーメンを出張サービスする社会貢献活動を実施。イベント主催者から、出店してラーメンを販売してほしいとの依頼も増え、既存店の運営の傍ら、イベントに出店してきた。回数が増えるに従い、会場での設営に時間と費用がかかることから、この度移動販売車を導入した。トラックの塗装は、街中でも目立つ真っ赤な塗装で、ラーメンのイラストがカラフルに描かれ、人目を引くデザイン。

2013年10月20日号掲載  

(株)エブリイが買い物支援タクシー

(株)エブリイ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)は、東和交通(株)(福山市引野町南)と提携し、買い物支援事業を11月7日から開始。福山市引野町近郊に住む70歳以上の高齢者や身体障害者を対象に、「エブリイタクシー」を運行して、買い物を支援する。
今秋の「引野新鮮市場shinsen エブリイ」(福山市引野町)オープンに伴い導入するサービス。車両は9人乗りタクシーで、1回の利用料金は500円。運行日と運行時間は、毎週月曜日と木曜日の週2回、午前930分〜、午前10時30分〜、午前11時30分〜の1日3便。利用には、東和交通(株)のタクシー会員への登録が必要で、運送料金は東和交通(株)が徴収、管理する。利用者には、ホーミーグループ((株)ヨシケイ福山(夕食材宅配事業)、(株)ホーミーダイニング(外食、給食事業)、(株)けんこう応援団(商品企画、販売事業)の4社)で利用できるホーミーグループ招待券などが贈られる。

2013年10月20日号掲載  

興生総合病院が救急医療功労者厚生労働大臣表彰

社会医療法人里仁会興生総合病院(三原市円一町、藤原恒太郎病院長)は平成25年度救急医療功労者厚生労働大臣表彰を受賞し、9月9日午後2時から厚生労働省講堂で開かれた表彰式に、藤原恒弘理事長が出席。表彰状と盾を授与された。
表彰は、救急医療施設として多年にわたり救急医療の確保に貢献した功績が讃えられたもので、過去にも藤原恒弘理事長が病院事業の発展向上の功績から平成7年に厚生大臣表彰、藤原久子副院長が介護老人保健施設関係事業の発展向上に尽力した功績から平成24年に厚生労働大臣表彰を受けている。

2013年10月10日号掲載  

尾道冷凍工業(株)が福山へ冷凍冷蔵倉庫

水産加工品を主に冷凍冷蔵保管倉庫運営の尾道冷凍工業(株)(尾道市東尾道、徳永素久社長)は、今後の海外も視野に入れた船荷の取扱量の拡大を図るため、国際コンテナターミナルを備えた福山市への進出を決めた。
10月2日広島県と売買契約を締結するとともに、進出地の福山市と同社の3者で環境保全協定の締結を行った。県が造成した福山市箕沖町の箕沖産業団地で唯一未分譲だった同団地南東の一区画取得が決まった。同社の施設計画では、冷凍冷蔵倉庫として鉄骨造り2階建て、一部事務所、延べ床面積約4千㎡を建設する。着工は年内12月、26年7月操業開始を目指す。

2013年10月10日号掲載  

百島太陽光発電所が発電事業を始動

尾道市の離島で尾道港から南に約7km沖の百島町に建設を進めていた「百島太陽光発電所」が完成、9月20日から売電を開始している。
この太陽光発電所は、百島町出身で東京都在住の会社経営者藤田守興氏が(株)百島太陽光発電(東京都墨田区、藤田森興社長)を設立して百島町の民有地と市有地を賃借して建設した。施設は敷地面積約32500㎡(2/3市有地)。太陽電池容量1500kW 、最大出力1499kW、年間発電量約170万kWh(一般家庭約350世帯分の年間使用量に相当)。10月19日には現地に関係者が出席して竣工式及び落成式が開催される。19・20日(土・日)には尾道市が提供を呼びかけて収集した鯉のぼり100匹が太陽光発電所敷地の海沿いの空を泳ぐ。100匹は百島の「百」を100匹とした。

2013年10月10日号掲載  

全国仮装大会inおのみち2日間で10万5千人

全国仮装大会inおのみち(平谷祐宏大会委員長・尾道市長、高橋貞昭実行委員長)が9月28日、29日の両日、尾道市本通り商店街と公会堂で開催され、両日で約1万5千人の人出でにぎわった。
28日午後4時から公会堂前広場で前夜祭が開かれ、仮装した観客やステージ上で繰り広げられたパントマイムやミニライブ、アクションなどのパフォーマンス、ベッチャー太鼓の演奏で盛り上がり、翌日29日は、全国から集まった101組と飛び入りの個人など、約800人がアニメのキャラクターや歴史上の人物、映画の主人公などに仮装して、商店街をパレードし、公会堂でコンテストが開かれた。パレードは午前10時から、広島県警音楽隊を先頭に、カープのユニフォーム姿の湯崎英彦広島県知事とアニメ「ドラゴンボール」の孫悟空に扮した平谷祐宏尾道市長がオープンカーに乗ってパレードに参加した。

2013年10月10日号掲載  

(株)高延 末広殿がオリジナルブランド

鮮魚、水産加工食品の販売などの(株)高延(府中市府中町、岡崎浩二社長)ではこのほどグループ共通のオリジナルのブランド「SETOUCHI DINING」を立ち上げ、同社宴会事業部の末広殿(同町)による神石高原ポークを使った「特製ソースカツ」の販売を始めた。
同社は大正元年創業。明治45に現本店の鮮魚店を創業、その後給食部や外販部など、鮮度にこだわった仕入れと自社での食品一環加工を軸に事業を拡大してきた。同社とタカノブ食品㈱、末広殿、不動水産㈱からなるグループ共通プロジェクトとして始動した新ブランド「SETOUCHI DINING」では、地元に愛されてきた伝統の味を、現在の価値観に合った食文化、ライフスタイルとして提案していく。

2013年10月01日号掲載  

20日 因島JCが45周年記念式典

(一社)因島青年会議所(高橋圭司理事長)は創立45周年を記念し、20日(日)午前9時30分から尾道市因島大浜町のアメニティ公園で創立45周年記念セレモニーを開催、また午前10時から同所で「ランバイク選手権inいんのしま」を開催する。記念事業の担当は、創立45周年記念大会実行委員会(箱崎幹久実行委員長)。
45周年記念事業では、観光振興と地域活性化を目的に「ランニングバイクコース」を作成し、尾道市に寄贈する。ランバイクは小さな子ども向けのペダルのない自転車。足で地面を蹴って進む競技で、ブレーキもなく、遊んでいるうちにバランス感覚の発達にも役立つ。「ランバイク選手権inいんのしま」は未来創造委員会(毛利勇介委員長)が担当して実施する。

2013年10月01日号掲載  

成和産業(株)が尾道流通センター増築

医療用医薬品等卸しの成和産業(株)(広島市西区商工センター、高橋英富社長)は、尾道流通団地内の同社尾道流通センター(尾道市美ノ郷町)の増築工事に着工した。
増築規模は、鉄骨造り3階建て延べ床面積1099㎡、来年1月の完成を予定している。設計・施工はフジタ㈱。同社は昭和22年4月設立、営業所は広島第一、広島第二、広島病院、広島機器試薬、物流センター、カスタマーサポートセンター、福山、尾道、呉、三次、東広島、岡山、岡山試薬、倉敷、岩国、周南、山口、下関、松江、出雲、浜田、米子、倉吉、鳥取に開設。関係会社は、親会社がアルフレッサホールデロィングス(株)(東京、国内2位の医薬品卸)で、関係会社に(株)アスペックがある。

2013年10月01日号掲載  

道の駅よがんす白竜レストラン再オープン

今年4月に指定管理者がNPO法人ひろしま臨空飛来(鈴木章理事長)に変更、新たな運営体制となった道の駅よがんす白竜(三原市大和町和木)ではこのほどレストランがリニューアルオープンし、9月28日(土)と29日(日)の2日間、記念イベントを実施する。
レストランでは、地元の野菜を使ったメニューを提供する。入ってすぐの場所にある農産物売場も、ヒノキノの柱、杉板を使った外壁となり、自然の中の直売所を演出。記念イベントとして、地場の野菜を使ったスープの無料試飲を行う。果物も品揃えを充実、両日とも買い物客のうち先着50人に呉市豊島の無農薬レモンをプレゼントする。また特産品売場では2日間、買い物をした先着30人によがんす印の紅白餅をプレゼントする。

2013年10月01日号掲載  

勝原商事(株)後発ながらネット通販拡大

ギフト店「ギフトのかつはら」を経営する勝原商事(株)(三原市宮浦、勝原清志社長)が運営するギフトとリサイクル品のネットショップが開設3年目、2店の今期売上高6千万円を目指すなど実績を拡大している。
両店とも2年半ほど前、楽天市場にオープン。通信販売部の寺迫元哉事業部長が選任として新商品の検討から仕入れ、注文対応まで行っている。後発ながら現在「楽天市場かつはら店」では月に250件前後、グループでリサイクルショップを経営する(株)リバース(同所、同社長)の商品を販売する「楽天市場リサイクルショップリバース」では同500件前後の注文を受けるネットショップに成長させている

2013年09月20日号掲載  

浅野味噌(株)が5回目「蔵祭り」

府中味噌、加工食品製造販売などの浅野味噌(株)(府中市府中町、浅野利夫社長)は10月5日(土)と6日(日)の2日間、5回目となる「蔵祭り」を実施する。
伝統のある府中味噌に親しみを感じてもらうことを目的に開催する祭りで、500gカップに500円で無添加味噌詰め放題、500円でフリーズドライ味噌汁のつかみ取りといった人気企画が定着。味噌商品の半額引きや味噌汁無料サービス、来場者プレゼント、白味噌入りささみチーズカツとクリームコロッケの実演販売、当日限りの限定商品の販売など、多彩な内容となっている。

2013年09月20日号掲載  

アヲハタ(株)が青島に子会社設立

ジャム類や調理食品類のアヲハタ(株)(竹原市忠海中町、野澤栄一社長)は、中国国内で果実等の栽培から加工、販売までの一貫体制を構築するため、このほど現地法人青島青旗食品有限公司を9月中旬に設立すると発表した。
所在地は中華人民共和国山東省青島市城陽区正陽路196号銀盛泰国際商務港8楼805室、日本で会長に当たる薫事長兼総経理は森本和宏氏。資本金はアヲハタが100%を出資し、110万USD。中国での原料栽培から加工、ジャムの販売までの一貫体制の確立を目指しており、中国の商社から調達していたものも切り替えるなど自社運営によるコスト削減と安定調達を図る計画。同社は家庭用ジャムでシェア34%を超える。調理食品類22%、産業用加工品類28%等。

2013年09月20日号掲載  

しまなみなど4信金がビジネスフェア

しまなみ信用金庫ほか広島・呉・広島みどり各信金と広島県信用金庫協会で作る実行委員会主催で11月20日(水)午前10時から午後5時、広島県立総合体育館(広島グリーンアリーナ)を会場に第8回広島県信用金庫合同ビジネスフェアが開かれる。
信金取引先企業310社、大学など過去最多の330団体が出展、ビジネスマッチングの場となる。内容は機械器具や食品、生活、健康、IT・情報・通信ほか。また商談に応じるバイヤー企業は商社、デパート、スーパー、コンビニ、ホテル、福祉、貿易など37社。(公財)ひろしま産業振興機構、広島県商工会連合会は経営に関する相談に応じる。バイヤーとの商談や支援機関への相談は要予約。ホームページも開設した。

2013年09月20日号掲載  

ハローズなど因島モール順次開業

尾道市因島田熊町の内海造船田熊工場跡地に建設を進めていた複合商業施設「因島モール」は、9月5日、24時間営業の「ハローズ因島店」がオープンした。
ハローズエリアは、同所の敷地面積2万4,273㎡、ハローズ因島店は鉄骨造り平屋建て2,603㎡、スーパー部分は2,123㎡、その他の店舗など計2,603㎡、売場面積合計4,726㎡。駐車場269台、駐輪場107台、営業時間は24時間、年中無休。ユーホー因島店は現在の因島店(同町)を8月19日に閉店、18日因島モール内の新店舗に全面移転、給油所併設で営業を始める。エリア内には広島県信用組合の新店舗も完成、9月24日に現在の店舗から全面移転して営業を始める。歯科医院も10月1日開業を予定している。

2013年09月10日号掲載  

旅館浦島が「うら湯」オープン

旅館浦島(尾道市美ノ郷町、川口新太郎社長)は5日、本館建物横に「天然温泉うら湯」をオープンした。天井が高くシックでモダンな和風の建物には、宿泊者以外も日帰り温泉で利用できるよう、23畳の休憩室を兼ねた食事スペースがあり、手打ちそばや丼物、うどん、ラーメンなどの軽食、わかば牛乳、ビールなどの飲み物を提供する。愛知県産のうなぎを使ううなぎ丼や手打ち十割そばは1日限定10食。
泉質は、泉温17.4℃、湧出量は毎分110リットル、PH6.3で低張性中性冷鉱泉。男性用にはフィンランドサウナ、女性用にはミスとサウナを完備している。営業時間は午前10時から午後10時、入浴料は大人600円、子ども300円、大人の回数券は12回分6,000円。

2013年09月10日号掲載  

山本醫院 下肢静脈瘤手術1千例に

下肢静脈瘤の日帰り手術を実施している山本醫院(福山市引野町北、山本裕院長)で2年ほど前から保険適応となったレーザー装置による手術が1千例を超えた。
下肢静脈瘤は血管内の弁が不良となって血液が上に昇れず足の皮膚に血管が浮き出す病気で、悪化すると皮ふや周辺筋肉が壊死する。治療は機能しなくなった下肢静脈をメスで抜き取る手術が一般的だが、最近はレーザー装置の発達から血管を内側からレーザーで焼く手術も増えている。血管をメスで抜き取る手術を行ってきたが、保険適用となった2011年1月に県内で初めてレーザー装置を導入、その後はレーザー手術を主に行ってきた。症状と患者の希望に応じて手術方法を選びながら施術しており、今年7月31日に下肢静脈瘤のレーザー手術の実績が1千例を超えた。

2013年09月10日号掲載  

府中の異業種がアートイベント

府中、福山市近辺の有志でつくる団体「府中フレーム」が、22日(日)「―アーティストと地元企業の響演―LIVE FRAME」を開催する。音楽や絵画などで活動する地元アーティストと異業種の地元企業10社が共通のテーマでイベントを企画、演奏や展示、空間作り、飲食提供などを行う活動をしている団体。
時開演で、会場は高橋工芸(株)(府中市高木町)2階ショールーム。コリャ・ボーレイ会で開発したツキ板の棺に花師の倉田安敏さん(花工房くらた)が花を生けるという、普段目にする機会の少ない棺を花器に見立てた展示を行うほか、エクステリア業の田坂京華園(有)は「情熱」をテーマにした和の庭園を創作。地元出身イのラストレーターヒラノトシユキさんの原画約20点を展示。ライブ演奏と本人、参加者による共演でパフォーマンスを行う。女流落語家葡萄亭わいんさんの落語、洋菓子店パティスリーパンセのバスケット販売もある。前売券1,500円で事前予約が必要。当日券は2千円。

2013年09月10日号掲載  

みはらし温泉 400万人突破大感謝祭

料飲サービスなどの(株)森川観光グループ(三原市須波、森川孝人会長)が経営するみはらし温泉(同、中島康隆支配人)は、オープン17周年の今年、累計入場者数400万人突破を記念し、9月1日(日)から11月30日(土)までの3カ月間、三原市民を無料で招待するという大規模な感謝祭を実施する。
同温泉は1996年9月22日にオープン。地下2千mから汲み上げ、ナトリウムやカルシウムなどを多く含む塩化物泉で、効能成分の溶存物資は1kg中27・7gと日本トップクラスの高濃度を誇る天然温泉。飲泉にも適する。感謝祭告知の広告を三原市広報9月号に掲載し、広報誌を持参した三原市民全員が無料で日帰り温泉に入れる。地域毎に招待期間を設定。通常料金の1200円で換算すると1億円分以上の無料招待を想定した企画で、今までにない大規模な感謝祭となっている。

2013年09月01日号掲載  

(株)カサリンカップスが化粧品発売

健康茶、化粧品製造販売などの(株)カサリンカップス(福山市三之丸町、若井香社長)はこのほど3種の天然植物オイルを配合し皮脂バランスを整える化粧品「カサリンオイル」を製品化し、福山市内の店舗などで販売を始めた。
成分は、皮膚呼吸を促し細胞の再生作用を高めるオリーブスクワランと、活性酸素を除去し老化防止に寄与するローズヒップオイル、肌を柔軟にし繊維の老化を防ぐアルガンオイル。希少性が高く、効果も認められたオイルを配合し、配合率の調整など製品化までに3年をかけた。無香料無着色、防腐剤不使用で、天然由来のさわやかな香りがある。肌にべたつかず、しなやかな浸透を実感できる柔らかい感触で、皮脂と親和し乾燥しやすい肌を守る。

2013年09月01日号掲載  

竹原の工業団地に長野の㈱東信鋼鉄が進出

広島空港に近い竹原工業・流通団地に(株)東信鋼鉄(長野県上伊那郡箕輪町、清水輝美社長)の工場進出が決まった。同団地では、一昨年の㈱ビットアイル、昨年のジャペル㈱に次いで3年連続で立地企業進出が決まった。
8月26日(月)進出企業の東信鋼鉄と県、竹原市の三者が出席して立地協定を締結した。(株)東信鋼鉄は資本金1億3千万円、特殊鋼、普通鋼、非鉄金属などのカスタムプレート加工販売で、金属の2次、3次加工、熱処理加工を主に、平成24年5月期売上高68億600万円を計上している。従業員190人、会社設立は昭和42年4月。長野県に千曲支店、東京都に八王子支店、新潟支店、宮城県に東北支店を開設している。

2013年09月01日号掲載  

庄原でEVカー婚活ドライブイベント

「ゼロ・エミッションで動こう!ひろしま」の企業グループは、広島県補助事業「ひろしまEVタウン推進事業」で提供されたEV(電気自動車)と、マツダ㈱の協力を得て「SKYACTIVE TECHNОLОGY」搭載車両やEVを活用し、ドライブ婚活イベント「ドライブミッションin 庄原市」を開催する。
同グループの主体企業はニッポンレンタカー中国(株)(広島市中区千田町)。カーシェアリング部門を統括する(有)堀田輪業(府中市上下町)が同イベントの企画設計総合統括を担当する。9月22日(日)、国営備北丘陵公園第5駐車場で開催。EV、ディーゼル車の計15台前後が用意される予定。20歳以上40歳以下の独身男女を対象に、男女各20人を募集する。参加費は入場料、昼食代、諸経費込みで1人5千円、ドライバーはAT限定を含む自動車運転免許証所持者に限る。参加希望者は同性2人で申込み、当日は男女2人ずつの4名で1台の車に乗り、10グループがドライブを楽しむ。

2013年09月01日号掲載  

三原市に高砂香料西日本工場㈱が新工場

香料製造で国内1位の高砂香料工業(株)(東京都、井垣理太郎社長)は8月7日(水)、広島県庁北館を井垣理太郎社長他の会社役員が訪問し、湯崎英彦知事と天満祥典三原市長が出席、県営三原西部工業団地(惣定地区)への新工場進出に伴い表敬訪問した。
同社は国内向け製造を担当している主要な平塚工場が4月に発生した火災で全焼しており、リスク分散化と生産効率の向上等を図るため、西日本の製造拠点として三原市への香料工場の建設を決めた。計画では同所の土地約5万2,300㎡に、香料(フレーバー)の製造設備と物流施設、事務所等の施設を建設。最新の設備を導入して平成27年前半での操業開始を目指す。工場の従業員については来春の新卒者から現地で採用を検討しており、採用人員については未定。

2013年08月20日号掲載  

(株)ゆきひろがMATE三成店移転オープン

スーパーマーケット経営の(株)ゆきひろ(尾道市栗原町、行広貞子社長)は、同業の三谷屋(世羅郡世羅町)の旧三成店を買収し、MATE 三成店として7月31日(水)に移転オープンした。
売り場面積830㎡、駐車場を約50台完備。生鮮食料品をはじめ、食料品全般と飲料、日用雑貨を販売。毎週土曜日午前9時30分からは、野菜や果物を店頭販売する朝市「青果もりもり市」を開いている。「MATE」とは仲間という意味で、親しみやすいお店として地元一番店を目指す。

2013年08月20日号掲載  

三橋貴明氏招き福山商工会議所青年部が公開セミナー

福山商工会議所青年部(工藤秀樹会長)は9月26日(木)午後6時30分から8時30分まで、同会議所を会場にトップマネジメントセミナー「三橋貴明が斬る!!アベノミクスと所得、物価、為替、株式について」を開催する。
日本と世界の経済事情に精通した人気経済評論家の三橋貴明氏が、日本経済、世界経済の真相を解説する。講師は東京都立大学経済学部卒業。NECや日本IBMなどを経て2008年に中小企業診断士として独立。韓国経済の実態を分析した「本当はヤバい!韓国経済」はベストセラーとなった。自身のブログ「新世紀のビッグブラザーへ」の一日のアクセスユーザー数は12万人以上、推定ユーザ数は36万人に達し、今年5月現在、人気ブログランキングの政治部門1位、総合ランキング1位を獲得している。テレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」「ビートたけしのTVタックル」でも活躍している。

2013年08月20日号掲載  

三原浮城LC 歌手森山良子招きコンサート

三原浮城ライオンズクラブ(大東弘典会長)は10月24日(木)午後6時から、三原市芸術文化センターポポロ(三原市宮浦)を会場に、献眼啓発活動の一環として22回目となる「浮城ふれあいコンサート」を実施する。
同クラブは今年で創立50周年。活動を支えてくれた地元への恩返しとして企画すると共に、コンサートを通じて献眼協力を呼びかけ、登録者拡大を目指す。ゲスト歌手は森山良子。ピアノ、バイオリン奏者も同伴し、本格的なコンサートとなる予定。

2013年08月20日号掲載  

ローツェ(株)が福山本社と九州で太陽光発電

電子機器、半導体・液晶ガラス基板製造用搬送装置など開発、製造のローツェ(株)(福山市神辺町道上、崎谷文雄社長)は、本社工場隣接地に建設していた太陽光発電施設が完成、7月17日稼働を始めた。
建設地の1万1,796㎡に、パネル3744枚を貯水タンク式架台にセット。貯水タンク式架台は3901台、基礎工事は不要で、タンク内の水を生活用水や防火用水として使用する事ができ、災害時には地域に提供する。年間発電電力は最大出力954kW、一般家庭約300世帯分に当たる。発電電力は全量を中国電力に売電するもので、年間収入は4,200万円の予定、同社の投下資金は2億5,300万円。また熊本県合志市福原に開設している九州工場隣接地での太陽光発電所開設計画も進んでいる。

2013年08月10日号掲載  

シーピー化成(株)中部物流センター開設

プラスチック簡易食品容器製造のシーピー化成(株)(井原市東江原町、三宅勉社長)は岐阜県土岐市の工業団地に物流センターを建設する。
計画では同所の工業団地内に約4万㎡を取得。鉄骨造り2階建て、延べ床面積約2万6千㎡規模の倉庫を建設、一部に事務所も開設する。従業員15人規模で10月の操業開始を予定し、将来は20人規模に増員する。関東、中部、近畿地方向けに食品容器の供給が増加していることから、少量でも指定の日時に即納できる体制を整備し、災害時でのリスク分散も図る。これまで同地域への配送は福島県内の物流センターと井原市から供給していた。最近では少量、多品種、即納を必要とするニーズが増加、ユーザーニーズに応える体制作りを強化する。投資額は約40億円を見込んでいる。

2013年08月10日号掲載  

宮地ナショナル㈱が空気圧駆動の画期的エレベーター

宮地ナショナル(株)(尾道市東尾道、宮地宏明社長)はこのほど、高齢者がいる住宅などに適した画期的でコンパクトなエレベーターの設置事業を始めた。
8月1日には尾道市東久保町の二宮行政書士事務所の事務所兼自宅に中四国地方では初となるエレベーター「NuVa」の設置工事を完了した。アメリカで開発され、台湾のV・T・SYSTEMSが製造する特許技術のエレベーター。ポリカーボネート製で透明な円筒形の筒に空気圧で駆動する昇降部が入った特殊な構造。外からも内部が見え、安心できるうえ、インテリア的にもすぐれたデザイン。直径はわずか94cmで半畳のスペースに設置できる。

2013年08月10日号掲載  

尾道国際ホテル恒例の夏祭り2013

尾道国際ホテル(尾道市新浜、寺岡靖治支配人)は24日(土)午後4時から8時までと、翌日25日(日)午前11時から午後3時まで「夏祭り2013」を開催する。
24日(土)は縁日・屋台祭と題し、的当てゲームや金魚すくい、千本釣りなどのゲームが盛りだくさん。生バンド演奏によるカラオケ大会やビンゴゲーム、大抽選会も行われる。
25日(日)は縁日・屋台祭の他に、大道芸や仮装ショー、バルーンアートやアラビアンダンス、子どもヒップホップダンス、大抽選会が行われる。チケットは前売券4千円、当日券4400円で同ホテルで販売している。

2013年08月10日号掲載  

福山のホテル2階で壺風呂付きマッサージ

ホテル経営などの(株)サンクレア(福山市城見町、細羽雅之社長)が経営する福山オリエンタルホテル(同所、℡084・927・0888)は1日から、地元客を対象に、2階で壺風呂利用をセットにしたマッサージ「Yuragi〜ゆらぎ〜」の営業を始めた。
同ホテルは昨年6月にリニューアルし、2階にスパ「福乃湯」を開設。信楽焼きで特注した壺風呂を備える。男性用は保命酒成分を含む保命酒風呂、微細気泡の白濁湯、ゲルマニウム風呂の3種、女性用は保命酒風呂と白濁湯の2種。このほど公衆浴場許可を取得、宿泊者以外も利用できるようになった。差別化と地元客増加を目的に営業する壺風呂付きリラクゼーション「Yuragi〜ゆらぎ〜」は、壺風呂とマッサージがセットとなったサービス。人材派遣などの(株)はっけん(同市三之丸町、加茂貴久社長)が運営する。

2013年08月01日号掲載  

府中市らしさ全開「備後国府まつり」

「府中ドレミファフェスティバル」から新名称になった第1回「備後国府まつり」(同実行委員会主催、北川浩一郎実行委員長)が7月27、28日の2日間、府中市元町のお祭り広場や府中お祭り通り、府中学園南グラウンドなどで開催された。
会場には出店やステージ、イベント会場が設けられ、多くの観客で賑わった。前年から引き継いだ市内4校の中学校総おどり、府中焼き円盤投げや箪笥2種競技のほかパレードやおどりカーニバルなどが行われ、沿道から元気な声援が送られた。国府にちなんだ古代のまじない札「ひとがた」をかたどった木製の札に、備・後・国・府の4つのスタンプを集めるスタンプラリーは初の企画で好評だった。

2013年08月01日号掲載  

(株)帝人三原太陽光発電所で操業式

帝人(株)三原事業所(三原市円一町、熊本靖浩事業所長)は、三原事業所敷地東側の旧ナイロン製糸工場跡地に建設していた「帝人三原太陽光発電所」が完成、7月25日に操業式・安全祈願祭を行った。
式典には本社から高橋取締役専務執行役員が出席、来賓として県副知事、天満三原市長らも出席した。施設は同所の約3万7,500㎡に、発電能力1990kW、年間推定発電量は約200万kWhで、一般家庭約530世帯分の能力がある。投資額は約7億円、発電した電力は全量を中国電力(株)(広島市)へ売電する。

2013年08月01日号掲載  

(株)阿藻珍味「小魚阿も珍」11月中旬に松永店

練り物製造販売、飲食店経営の(株)阿藻珍味(福山市鞆町後地、阿藻盛之社長)は、福山市内で運営している飲食店「小魚阿も珍」の5号店となる松永店の出店計画を11月中旬オープンの予定で進めている。
同店の新規出店は神辺店以来約10年ぶり。人材育成やオペレーション強化を経て満を持しての出店となった。新店舗は敷地面積1,014㎡、延べ床面積176㎡で客席は61席。駐車場は31台分を備える。ちいいかの天ぷらと釜炊きご飯を特徴とし、個室感あふれる店内で、30人までの宴会に対応、日替わり弁当や予約弁当も提供する。またおひつご飯、ふりかけなどのオリジナルなサービスを展開する。

2013年08月01日号掲載  

生口島で「レモン共和国2013」初開催

イベントプロデュースの(有)石鍋エンタープライズ(東京都、石鍋博子社長)を中心とした実行委員会の主催で8月1日(木)から9月1日(日)まで尾道の生口島を舞台とした音楽・アートイベント「生口島レモン共和国2013」(URL=http://ikuchijima.com/)が初めて開かれる。
島に惚れ込んだ石鍋博子社長をリーダーとする運営・制作チームが既存の観光スポットと連携。地元住民を巻き込みながら島の魅力を増幅させて発信し、多くの人に訪れてもらおうと企画した。レモン生産量日本一にちなみ、プロジェクト名は「レモン共和国」。10を超えるイベントで、「夏休みに島に住む」という感覚を楽しんでもらうことを目的としている。現代アート作家を支援するNPOの主宰者でもある石鍋社長がネットワークを活かし、多彩なアーティストが来島、島を盛り上げる。同社長同様島に惚れ込み「将来は島に住みたい」と考えるスタッフが準備に奔走。イベントをサポートするスタッフ「レモリアン」も随時募集中。

2013年07月20日号掲載  

(株)ニチマン プラハ発の靴販売

履物メーカーの(株)ニチマン(府中市府中町、内田貴久社長)は、昨年世界に向けて発売されたチェコ・プラハ発の、カラフルなメッシュシューズ「ROCK SPRING」の販売権を昨秋に取得。今春より日本の販売元として全国展開を開始、夏に向かい予想販売数の2倍以上を売り上げ、好調な滑り出しをみせている。
昨年イタリアの展示会で商品を見かけた同社スタッフが持ち帰り、社内での評判もよく、同社での取り扱いに至った。現在ヨーロッパを中心に20カ国で販売。アジアでは中国、韓国に次ぎ、今シーズンより日本での販売となる。

2013年07月20日号掲載  

府中家具技術生かした楽器好評

NPO法人いこるdeBINGO(府中市元町、府中商工会議所3階、真田光夫理事長)は、府中家具の技術を活用して作った打楽器「カホン」を6月に発売。メディア取材もあって市外から問い合わせが相次ぎ、これまで50台を販売するなど話題を呼んでいる。
8月24日にPOM府中市こどもの国で親子対象に開催する「カホンの制作体験教室」の参加者はすでに定員に達し、締め切られた。同教室では、尾道在住のパーカッション奏者河野直博さんが演奏指導をする。南米ペルー発祥のカホンは、木製の直方体の打楽器。楽器にまたがって前面をたたいて音を出す。都心などではストリートミュージシャンが、ギターと一緒に演奏したり、アコースティックライブなどでも使われ、近年人気の楽器。「府中タンスの技術と音楽、文化を融合した楽器を作り、音楽で町を元気にしよう」とメンバーから声が上がり、カホンの開発に至った。

2013年07月20日号掲載  

(株)ホンダカーズ広島が福山西店建設へ

(株)ホンダカーズ広島(広島市南区、舘野幸宏社長)は、県東部市場の拡大を目指す福山市内2店舗体制が始動した。
福山市内の市場は同市引野町3―3―12、国道2号沿いで営業している東福山店1店舗でエリア拡大を目指していたが、2号店となる福山西店の建設が決まった。計画では福山市南本庄町602―1の国道2号沿い上り線沿い、ベッセルホテル向いの福山冷凍㈱本社跡地で、敷地面積3734㎡に、鉄骨造り2階建て一部平屋建て4棟、総延べ床面積1519㎡、内工場を併設したショールーム棟が延べ1135m、車庫棟、展示場棟などがある。

2013年07月20日号掲載  

㈱アクトシステムズが新システム展示会

システム開発などの(株)アクトシステムズ(福山市西町、桑田昭社長)と関連会社の(株)アクトオフィスサービスの主催で18日(木)、19日(金)の2日間、午前10時から午後5時まで、福山市御幸町の広島県立ふくやま産業交流館を会場に最新の業務支援システムなどを多彩に紹介する展示会「ビジネスイノベーション2013」を開催する。
「お客様の成長・変革を支えるICT」をテーマに、最新システムや機器を40ブースで紹介。製造業向けの生産管理システムや3次元CAD、アパレル向け販売管理システムや縫製仕様書システムなどのほか、学校向けのタブレットPC活用、介護施設向けタブレット記録システムといった業種を搾った製品に加え、地震対策や汎用性のあるタブレット活用事例、営業マン支援システムなど業種を問わない製品も紹介。またデータセンター構築のクラウドサービスについて解説するブースも設ける。6月1日発売の3Dプリンターやハンディタイプの3Dスキャナも展示する。

2013年07月10日号掲載  

保険代理店(株)トラスト 表彰継続

日本興亜損保、NKSJひまわり生命代理店の(株)トラスト(三原市宮沖、大出喜章社長)はこのほど、NKSJひまわり生命から新規顧客向け生命保険の年間営業成績で開業以降6年連続となる全国トップ代理店表彰と個人部門のエクセレントプランナー表彰を受け、東京で開かれる表彰式に出席する。
同社は代理店登録以来、生保損保で合わせて毎年100人以上の新規顧客を開拓。本社のある三原や、大出社長の出身地因島など尾道、しまなみ地域を中心に、近年は福山や広島でも紹介で新規客が増加。5年連続で生保・損保両部門の表彰を受ける代理店は県内唯一という。損保の中核認定全国表彰も代理店開業以降5年連続で受賞を継続中。

2013年07月10日号掲載  

(株)森川観光グループ森川会長描く書籍

出版の㈱展望社(広島市、弥山政之社長)は6月20日、㈱森川観光グループ(三原市須波ハイツ)の森川孝人会長の歩みや経営哲学を綴った「日本一のキャバレー王 森川孝人 男の戦い方」を発行した。著者は展望社の弥山政之社長。
浮き沈みの激しい業界とされながら「日本一の桃太郎」チェーンを西日本で展開する㈱森川観光グループを創業した森川会長にフォーカス。経営バイブルとしての側面も持つ。
A5判ハードカバーで260ページ、1785円。啓文社、廣文館、フタバ図書のほか東京の広島ブランドショップTAUなどで販売されている。

2013年07月10日号掲載  

リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)に統合

リョービ(株)(府中市目崎町、浦上彰社長)と三菱重工印刷紙工機械(株)(三原市糸崎町南、清水雅巳社長)は、リョービの印刷機器事業と三菱重工印刷紙工機械のオフセット枚葉印刷事業について、両事業を統合することを目的とした株主間契約を締結することを決議した。
合弁会社の概要は、社名がリョービMHIグラフィックテクノロジー(株)、本社所在地は府中市鵜飼町8002(リョービ㈱広島東工場所在地)に置く。資本金は1億円、会社設立平成25年7月31日創業年月日は平成26年1月1日、社員数450人、決算期3月31日、出資比率リョービ60%、三菱重工印刷紙工機械40%、業績目標は初年度売上高300億円、経常利益15億円。

2013年07月10日号掲載  

備後の異業種交流からのものづくり

各企業の技術力やノウハウを結集して、新しい価値観を創造するものづくりを進める備後の異業種交流グループ「コリャ・ボーレェ会」の会員同士の共同開発で、新感覚の棺が誕生した。
棺には木材加工会社の広島銘木産業(株)(府中市栗柄町、藤原召壽社長)が手掛ける家具の表面装飾に使われるツキ板を使い、棺製造販売の(株)共栄(福山市新市町、栗原正樹社長)が製造した。ツキ板には、規格外のため今まで廃材となっていたオークやナラ、サクラなどの高級木材を使用。濃淡の縞模様が美しい、斬新なデザインとなっている。近年葬儀の多様化に伴い、家族や親族の思い、故人の人柄や生き様などが表現できるような個性的な棺が求められる傾向にあり、今回のコラボレーションにつながった。

2013年07月01日号掲載  

因島商議所創立60周年で記念事業

因島商工会議所(尾道市因島土生町、村上祐司会頭)は、6月23日議員総会を開催、事業報告、決算を承認、平成25年度事業計画、重点事業などを決め、新年度事業が始動する。
同会議所は今年で創立60周年を迎え、記念事業を実施するほか、会議所会館の移転、10月末には会議所議員3年の任期が終了、全国一斉に議員改選も行われる。
創立60周年記念事業では、講師をまねいての記念講演の開催、記念誌の製作、祝賀会開催が予定されている。会議所会館は老朽化により移転を計画。すぐ近くで営業中の広島県信用組合因島支店が、今秋オープンの予定で、建設工事を進めている市内の複合商業施設「因島モール」近くに新店舗を建設して移転する計画で、移転後に同所の土地、建物を買収して全面改装、新しい商工会議所会館として入所する計画を決めている。

2013年07月01日号掲載  

古川技術振興財団が10氏を助成

公益財団法人古川技術振興財団(三原市沼田西町、古川雅章理事長)は6月24日(月)(株)古川製作所本部・広島工場(同所)で、平成25年度研究助成金・奨学金贈呈式を開催、研究助成者4氏と奨学金6氏、財団側から古川雅章理事長と、㈱古川製作所側から吉村光男取締役技術・開発部等管掌、岡田雅宏取締役総務部長が出席した。
古川雅章理事長は挨拶に続いて財団を支える古川製作所の現況説明や海外展開に伴う現地法人の設立など会社経営の推移や業界の概要を語り、今後とも公益財団は地域経済の振興や研究者の助成、奨学金の支援を続けていくと述べた。研究助成金・奨学金贈呈式では一人づつ理事長から研究助成者(百万円)と奨学金助成者(36万円)が手渡された。

2013年07月01日号掲載  

里仁会医師育英会で第1号奨学生

(社)里仁会興生総合病院(三原市円一町、藤原恒弘理事長)は、興生総合病院医師育英会特例奨学金制度を昨年12月からスタートさせ、この程、第1号となる奨学生を認定した。
この奨学金は、地域における医師の確保と充実を図るため、地元出身の学生を対象に医学部の入学から卒業する間の6年間、月額20万円を貸与する制度。最大貸与額は1440万円で、貸与開始及び中止は、希望により大学在学中にいつでもできる。
特例奨学生の対象は、三原市と近隣する尾道市、竹原市、福山市、東広島市の出身者で、国内の大学の医学生で、医師免許取得後に三原市及び近隣の医療機関に従事しようとする人。

2013年07月01日号掲載  

広島県信用組合が因島支店新築移転計画

県内信組の大手、広島県信用組合(広島市中区富士見町、吉田貞之理事長)は因島支店(尾道市因島土生町)の新築移転を決め、今秋オープンの予定で新店舗の建設に着工した。
計画では、同市田熊町字扇新開で、今秋オープンの予定で建設工事を進めている複合商業施設「因島モール」隣接地。新店舗は同所の敷地1242㎡に、鉄骨造り平屋建て床面積458㎡の店舗を新築。7月中旬の完成を予定、オープンは今秋を見込んでいる。同信組では取引先の利便性などの向上を図る計画で新築移転する。なお現在の店舗は移転後、因島商工会議所へ譲渡する。商工会議所は全面改装を行い、現在の会議所会館から全面移転を予定している。

2013年06月20日号掲載  

尾道市商連総会開催 新会長に中川氏

尾道市商店街連合会は12日グリーンヒルホテル尾道で総会を開き、新しい新役員を発表した。また名称も「尾道本通り連合会」に変更した。
新役員は、会長▽中川潤(センター街、中川硝子店、新任)、副会長▽山崎清光(一番街、山崎清春商店)、▽村上芳子(中商店街、山桂馬蒲鉾店、新任)、▽黒田武志(センター街、クロダ洋服店)、▽藤井央(油岩漆器店、中央街)、▽秋元晋太郎(秋元洋服店、尾道通り)、専務理事▽宮本秀一(杉原薬局、一番街)、活性化委員長▽佐藤彰洋(佐藤紙店、中央街)、女性部会部会長▽円福寺都(ギャラリー都、都絵手紙教室)。

2013年06月20日号掲載  

(株)大和広告が成果を出す販促講座

(株)大和広告(福山市寺町12―7)は、本気で成果を出したい企業向けの販促実践・サポートプログラム「ダイレクトマーケティングブートキャンプ」を企画し、7月29日から講義の始まる第3期の受講生募集を始めた。
実際に販促の成果を出すため実践と継続性を重視した内容で、期間は7月から12月まで約半年間。宣伝会議「成功するDMの極意 全日本DM大賞年鑑2010」のコラム「販促の寺子屋」執筆者でもある人気講師・ライズマーケティングオフィス社長の田中みのる氏による全6回の講義とオンラインサポートで実践と成果につなげてもらう。反応率、集客率向上の考え方やノウハウを学ぶ「理論編」と、参加各社が課題や実践結果を持ち寄り共有する「実践編」を交互に行うスタイル。

2013年06月20日号掲載  

日東電工(株)尾道事業所長に堺淳一氏

液晶用光学フィルムなどで成長している総合材料メーカー日東電工(株)(大阪市、柳楽幸雄社長)は、情報機能材料事業部門の主力工場、尾道事業所(尾道市美ノ郷町)の事業所長に堺淳一氏が就任した。
同氏は、近くに関西国際空港や京大原子力研究所などがある大阪府貝塚市出身。大学卒業後、日東電工㈱入社、東京支店勤務、生産、営業、企画部門を20年間務める。この間、韓国と中国に各2年間の勤務歴もある。尾道事業所には2005年着任、8年間の勤務歴がある。子どもの頃は球技を楽しみ、高校時代はブラスバンド部に所属して音楽に熱中。現在も趣味は音楽を聞くこと。家族は妻と2女。

2013年06月10日号掲載  

(株)鉄道広告が地域ポータル「まいぷれ尾道」

広告代理業の(株)鉄道広告(尾道市東尾道、池田達美社長)は1日(土)、尾道市の地域ポータルサイト「まいぷれ尾道」(URL=http://onomichi.mypl.net/)を開設、事業所向け有料ページの提案を始めた。
同サイトは(株)フューチャーリンクネットワーク(千葉県船橋市、石井丈晴社長)が全国展開しているポータルサイトのFC事業。10万人前後の規模の都市をエリアとして、システム開発会社や広告代理店など30社が加盟、159エリアで運営している。県内では「広島市」「広島市西区」など5サイトがあり、県東部では鉄道広告が初めて加盟。まいぷれ事業部も立ち上げた。

2013年06月10日号掲載  

葉月美姫さん 11月に凱旋コンサート

尾道市出身でシンガーソングライターとして東京を中心に活躍している葉月美姫さんの凱旋コンサートが11月1日(金)午後7時から福山市のリーデンローズで開かれる。コンサート実現に向けて現在協賛募集などの準備が進められている。マネジメント会社はジャパンプロジェクト(株)(東京都)の芸能プロダクション事業部「リーフマネジメント」。
昨年10月、1枚目のミニアルバム「うたうたこ」をリリース。3曲目の「湖(うみ)」は尾道水道をイメージして作った曲。今年の尾道みなと祭りのふるさとステージでも歌声を披露したほか、オエコモヴァで行われたライブも満員となっている今年4月からは東京ネットラジオ「葉月美姫のみんなラブじゃ!」の放送も始まっている。

2013年06月10日号掲載  

尾道JCが参院選前に公開討論会

尾道青年会議所は、第23回参議医院議員通常選挙の公開討論会を6月23日(日)午後2時から4時まで、尾道市公会堂で開催する。
パネリストは5月17日現在で出演承諾した立候補予定者で、佐藤公治氏(生活の党)、灰岡香奈氏(日本維新の会)、日高順子氏(幸福実現党)、溝手顕正氏(自由民主党)、皆川恵史氏(日本共産党)、森本真治氏(民主党)。コーディネーターは広島大学大学院社会科学研究科川崎信文教授。当日は討論会の内容を同青年会議所ホームページで生放送をするほか、開催後は動画サイトe-みらせんでも視聴できる。

2013年06月10日号掲載  

(株)河原がサイトや新機器で情報発信強化

リフトテーブル、昇降リフト製造の㈱河原(尾道市長者原、河原栄護社長)は、エンドユーザーや顧客からの声を集めやすくするため、5月末からホームページをリニューアルし、フェイスブックやブログも立ち上げた。
これらの関連業務を行うのは、河原栄護社長直轄の特命営業部。同部の松岡雅和主任と河原社長のもとにはホームページから問合せがあったメールなどを直接届くようにして、迅速な対応を行う。展示会では㈱リョーイン三原営業所(三原市糸崎南)が提案しているタッチディスプレイ「Let's Touch Party(レッツタッチパーティ)」を導入。同社ブース内に設置したところ、集客に効果があったという。来場者の写真やビデオを撮影したり、撮影した写真にその場で手書きメッセージを書くなど、楽しめるブースづくりにも力を入れている。商品もディスプレーで説明するなどして、展示会での印象を強めることにより、ホームページを開き、会社や製品について関心を持ってもらえるように連動している。

2013年06月01日号掲載  

(株)ヨシケイ福山が高齢者施設向けの惣菜宅配サービス

夕食材料販売宅配の(株)ヨシケイ福山(福山市明神町、住吉正光社長)は、ケアハウスやグループホームなどの高齢者施設向けの惣菜宅配サービス「ヨシケイキッチン」を6月17日から福山市内全域で開始する。
同社が加盟するヨシケイ開発㈱(本部静岡市駿河区)の専属栄養士が厚生労働省の食事摂取基準をもとにオリジナルメニューを開発。高齢者が好む和食を中心に、栄養バランの良い料理が簡単に作れるレシピと食材を3人分から毎日施設へ届ける。

2013年06月01日号掲載  

寿司の宮徳 創業180年周年記念式典

宮徳(尾道市久保2)は5月18日尾道国際ホテルで「創業180周年記念式典」を開き、吉井清介県議会議員(尾道飲食組合顧問)、平谷祐宏尾道市長、福井弘尾道商工会議所会頭、桑田 同副会頭、川崎育造尾道観光協会会長をはじめ、友人、常連客など120人がお祝いに駆けつけた。
宮徳は天保3(1832)年、市内大宮町で初代の沼田徳次さんが創業。地名と自分の名前にちなんで 「宮徳」 と名付けた。来賓挨拶を主とした式典の後、開いた宴席では、沼田社長の娘や姪の日本舞踊やお店の歴史を綴ったビデオ上映もあり、昔を懐かしむ人やこれからの繁栄に期待を寄せる参加者が、明るい会話と美味しい料理とお酒で盛り上がっていた。

2013年06月01日号掲載  

(株)北川鉄工所が業界初のCFRP加工機開発

工作機械部品等製造の㈱北川鉄工所(府中市元町、北川祐治社長)は、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)加工業界を対象としたCFRP加工専用機「カーボンプロ」を開発した。
CFRPは軽量・高剛性等の特性から自動車、航空宇宙、医療機器、スポーツ用品産業で活用されている先端材料で、今後も需要の拡大が期待されている。
同社はCFRP穴加工時の層間剥離やバリの発生、ツールの早期磨耗によるランニングコストの高さ、孔加工やトリミング加工時の切り粉の飛散による作業環境の悪さなどの課題を解決し、業界初の専用機を開発したもので、現在特許出願中。「カーボンプロ」は3軸加工機のALM―V85の販売を5月から開始しており、今後は順次シリーズ化を予定している。

2013年06月01日号掲載  

竹原商議所 IT化で評価高まる

竹原商工会議所では、経営指導員が会員事業所を対象に行う巡回指導の質量の向上を目的に2011年に導入したタブレットをフル活用。会員事業所の情報化も進展するなど既に様々な成果が出始めていることが評価され、日本商工会議所から表彰も受けた。
その中心となっているのは中小企業振興課係長、経営指導員の田中雅一さん。同会議所は一昨年9月の機構改革から巡回指導に力を入れる方針を打ち出した。求められるのは効率の良い巡回と効果的な指導。指導員3人が多い日で1日10件を訪問し、現場で生の声を聞いて状況把握と適切な指導に努める。タブレットの活用で事務所の外でも業務が進む仕組みを作った。

2013年05月20日号掲載  

(株)北川鉄工所が桜が丘に新独身寮 

産業機械、自動車部品、立体駐車場などの㈱北川鉄工所(府中市元町、北川祐治社長)は、以前からの入寮者の要望を受け、府中市桜が丘に新たな独身寮の建設に着工する。
老朽化が進む独身寮の新築を昨年夏より計画。近隣企業が所有する寮などを見学の後、昨年末企画提案型のプロポーザル方式で地元建設会社1社を決定し、6月から着工、年末の完成を目指す。施工は㈱武田組(府中市高木町)。独身寮「KITAGAWA桜が丘寮(仮称)」の建設予定地は眺望の良い桜が丘で、府中市桜が丘2―10。敷地面積3338㎡、建築面積1087㎡、延べ床面積2273㎡の鉄骨造3階建て。日当たりの良いデッキや地域の人々との交流の場やイベント会場にもなるスペース、駐車場、駐輪場なども整備する。本社の防災拠点の役割も持つという。

2013年05月20日号掲載  

みはらし温泉が初のビアホール

料飲サービスなどの㈱森川観光グループ(森川孝人会長)が経営する温浴施設のみはらし温泉(三原市須波ハイツ、中島康隆支配人)は6月1日(土)から8月31日(日)まで、3階のバイキング会場で同店では初めてとなるビアホールを実施する。
営業日は6月の金土日曜日、7月は全日、8月は9日から16日以外の全日。午後6時から9時までで、食べ放題飲み放題は2時間。瀬戸内海を望める会場は南国をイメージした内装やBGMで癒しの空間を演出する。料理は目の前で揚げるてんぷらや料理長ら職人が握る寿司、刺身、パスタ、サラダ、スイーツなど多彩。ステーキも付く。ドリンクは生ビールなどのアルコール、ソフトドリンク、ノンアルコールビールなど40種類を用意する。

2013年05月20日号掲載  

中小企業家同友会三原が支部昇格

広島県中小企業家同友会三原特別地区会(鈴木章会長=㈱アイテラサポート社長)は特別地区会から支部に昇格、6月15日(土)午後3時から三原国際ホテルで設立総会を開く。
中小企業家同友会は「よい会社、よい経営者、よい経営環境」の3つの実現を目指す異業種交流会。全国4万3千社、広島県内約2400社が加盟している。三原特別地区会ができたのは20年前。鈴木会長体制となって以降、本郷、久井、大和地域を中心に会員を拡大しながら存在感を高めてきた。支部昇格条件の50会員は既に昨年で超えていたが、周年記念事業として支部が設立されるという慣例に合わせ、広島県中小企業同友会創立40周年の年となった今年の総会で晴れて支部設立となる。

2013年05月20日号掲載  

福山で「強み伝える」ダイレクトマーケティング

広告会社の(株)大和広告(福山市寺町)は5月31日(金)午後1時30分からまなびの館ローズコム(福山市霞町)を会場に、販促の専門家でライズマーケティングオフィス(株)(大阪市)代表取締役の田中みのる氏を講師に招き、反応率を向上させ売上拡大につなげる販促の方法を解説する無料セミナーを開催する。
デフレ時代でも好業績を続ける会社が持つノウハウに注目。「経営者が知っておくべき販促費を増やさず反応率を上げた方法」をテーマに、高い効果を上げる販促物に共通する、強みをしっかり伝えるという視点から成功ノウハウを学ぶ。

2013年05月10日号掲載  

せんチャンファーム自然薯とむかごのオーナー募集

自然薯生産、加工品販売のせんチャンファーム((有)仙石組、三原市久井町、仙石一博社長)は、今年秋に収穫する自然薯とむかごのオーナー募集を始めた。
自然薯収穫体験を楽しみ、1・5kg相当の自然薯2本とむかご1kg以上を持ち帰ってもらうコースは、三原市内の飲食店「おか西」店主が作る自然薯ランチと自然薯アイスクリーム付きで1口1万円。植え付けから収穫までの管理全般はせんチャンファームに任せ、季節毎に自然薯の成長の様子を写真、メールなどで知らせてもらえる。11月中旬に開催予定の収穫祭に招待され、参加すればオーナーが手掘りで収穫を体験できる。収穫祭不参加の場合は、自然薯2本とむかご、自然薯入りそうめんを自宅に発送する。

2013年05月10日号掲載  

尾道市文化協会会長 川口協治氏が死去

アマチュア漫画家として地域の様々な事業にイラスト作成等でかかわってきた(有)川口石油(尾道市)社長で尾道市文化協会会長の川口協治氏が4月30日死去した。1年ほど前に脳腫瘍が見つかり、手術後、リハビリをしながらの自宅療養中だった。64歳。
葬儀は5月5日に市内長者原のメモリアルホールで営まれ、約500人が遺された漫画、書籍等を思い起こしながら生前を偲んだ。川口氏の双子のお兄さんは「沈黙の艦隊」「ジパング」などで知られる日本漫画界の巨匠かわぐちかいじ氏。中学生のころから兄弟で漫画家を志したが、協治氏は家業の川口石油を継ぎ、給油船とガソリンスタンドによる石油販売を主とする事業の発展に尽くした。

2013年05月10日号掲載  

三原久井IC近くにドッグラン営業開始

ペット葬祭などペット関連事業の(有)クローバープランニング(三原市久井町、作田力也社長)は1日(水)、隣接する敷地で新事業のドッグラン「グリーンフィールド」の本格運営を始めた。
公園として開放されているドッグランでは混み合う時間帯も多く安心して遊べない、他の家族の犬同士が興奮して喧嘩した、などの声も多い。暑さや寒さなどの気候、休憩スペースの不備で家族が疲れる、という不満もある。グリーンフィールドは会員登録制で、利用頭数制限をかけ、要予約の時間入替制を採用。犬も家族も快適に楽しめる空間作りで差別化を図る。

2013年05月10日号掲載  

(株)青木組が創立60周年記念式典

土木工事、湾岸工事、浚渫工事など総合建設業の(株)青木組(東京本店=東京都、広島本社=尾道市、資本金、坂口愼二社長)は今年2月に創立60周年を迎えたことから、4月12日、グリーンヒルホテル尾道を会場に記念式典と祝賀会を開いた。
同社は土木や港湾工事のほか埋立護岸、海底管敷設、航路や泊地を含めた河川・港湾浚渫工事を手掛ける総合建設業者。来年度から各地でバルク港湾工事が活発する見込み。オンリーワン技術を持つ同社は来年度以降もフル稼働を見込んでいる。

2013年05月01日号掲載  

創建ホーム(株)が新本社ビルに全面移転

注文住宅の企画設計・施工・販売を主に宅地造成なども手掛ける総合建設業の創建ホーム(株)(山本静司社長)は、同所近くの国道185号沿い南側で、駅前商店街入口近くの中央町3―7―1で営業していた百貨店の(株)福屋(広島市)が竹原店として営業していた店舗ビルを購入、全面リニューアル工事を完成しこのほど本社事務所ビルとして全面移転し業務を始めた。
ビルは4階建て、延べ面積約445㎡。本社移転により東広島市西条町に開設している東広島支店の建築本部、三原市明神の三原営業所は新本社ビル内に統合した。今後の社業進展に対応できる体制を構築する。

2013年05月01日号掲載  

上野整形外科理事長が祖父回顧録

上野整形外科(尾道市高須町)の上野武久院長はこのほど、祖父の故・咲治郎郎さんの生涯を綴った「咲治郎の生涯」を自費出版した。
上野院長の祖父咲治郎さんは明治19年、農家の二男として生まれ、若くして旧朝鮮に渡り忠清南道天安に移住し、食料品及び諸雑貨の卸業のほか、店舗販売での商いに成功して長者になったが、敗戦後、無一文に近い状態で引揚者として高須町に帰郷。引き揚げ時に旧朝鮮の土地権利証や財産目録表、所有財産申告書など多数の権利証や古いアルバム、戸籍謄本などを持ち帰り、代々仏壇の中に保管されていた。上野院長は祖父の遺物やメモなどの多くの資料と親族から聞いた断片的な祖父の足跡や記憶をたどり回想録を制作。咲治郎氏が生きた時代の歴史や地域の様子が綴られている。

2013年05月01日号掲載  

(株)ププレひまわりが尾道に新店舗

(株)ププレひまわり(福山市西新涯町)は、イオン尾道店西側の国道184号線沿いにあった(株)寺本鉄工所栗原工場跡地(尾道市栗原西1-4-20)に「ププレひまわり尾道中央店」(仮称)の9月上旬オープンを目指して工事を進めている。
敷地面積2772㎡、売場面積約990㎡、駐車台数約40台。売り上げ目標は年商4億5千万円を目指し、従来のH&BCの専門性に加え、食品も強化した総合品揃え型店舗となる。

2013年05月01日号掲載  

(株)レニアス ポリカ加工の新工場

ポリカーボネート樹脂製品製造の(株)レニアス(三原市沼田西町、前田導社長)は予てより本社敷地内で建設を進めていた新工場が完成し、4月上旬から稼働を始めた。
新工場は鉄骨造2階建 建築面積4262㎡、 延床面積4526㎡、大型サイズ対応で複雑な形状のポリカーボネート樹脂製品のコーティング加工を行うマルチラインを設置、建設機械、ゴルフカート、新幹線、バス、EV車や超小型モビリティ等の車両用窓の他、警察や警備会社向けの盾などの生産を行う。

2013年04月20日号掲載  

笠岡に6次産業レストラン開店

笠岡干拓の一画に酪農家がプロデュースする6次産業レストラン「酪農家cafe MouMouKitchen」(笠岡市拓海町、山本今日子代表)が26日(金)にオープンする。
山本代表の夫が約9千坪の牧場で酪農を営む近くの(有)希望園(同市カブト東町、山本真五代表)が同店をプロデュースする。600頭の乳牛を飼育しており、酪農家視点から安全でおいしい乳製品や牛肉の魅力を発信するスポットに育てる。外観は薄いピンクに牛の斑点をあしらった。店舗面積は約168㎡。駐車場は広く、ティータイムに利用できるウッドデッキもある。

2013年04月20日号掲載  

因の島ガス(株) 太陽光発電提案

ガス供給などの因の島ガス(株)(尾道市因島田熊町、村上祐司社長)営業課(岡野栄司課長)では、地元因島内の中小企業を対象に太陽光発電の設置を提案するなど、エネルギーのベストミックスを構成する1製品として、太陽光発電システムの提案にも力を入れる。
因島に本社を置く不動産、建築業の(株)ステージ(尾道市因島重井町、曽我部正社長)は、同社の提案を取り入れた第1号。因島重井町の工場屋根に、シャープ製太陽光発電パネルを設置した。3月7日から稼動し、年間約3万kWを発電する計算で、発電分は中国電力に1kW当たり消費税込み42円で売電する。投資額は8年程度で回収、それ以降は売電額がほぼ利益となる見込み。同社は新築やリフォームの商談で太陽光発電システムを提案する際、説得力が高まる効果にも期待している。

2013年04月20日号掲載  

(株)カサリンカップスが健康茶発売

昨年12月に化粧品、食品製造販売を目的に設立した(株)カサリンカップス(福山市三之丸町、若井香社長)は、第一弾となるオリジナル商品の健康茶「マザーアースティー」を発売した。
コンセプトはリラックスとデトックス。規則正しく食事を摂りにくい30代、40代のビジネスパーソンをターゲットに、8種類の和洋ハーブをブレンドした。販売店は福山美顔教室沖野上店(福山市沖野上町)と福山神辺美顔教室(同神辺町新湯野)の福山2店とネットショップ(URL=http://www.katharinecups.jp/)。初年度1千セットの販売を目指す。

2013年04月20日号掲載  

尾道さつき会がケアセンター新館

社会福祉法人尾道さつき会(尾道市久保町、青山興司理事長)は4月2日、本部のある尾道ふくし村内に高齢者総合ケアセンター星の里新館が完成、落成式と祝賀会を完成した新館内ホールで開いた。
新館は同法人が運営する尾道福祉専門学校に隣接する敷地約3592平方mに鉄骨造り4階建て延床面積約3369平方mの建物を約6億5321万円かけて新築したもので、1階に地域交流ラウンジ及び管理部門、2階に小規模多機能型居住介護事業所(25人)、地域密着型特別養護老人ホーム(1ユニット・11人)、3階に同じく地域密着型特別養護老人ホーム(2ユニット・18人)、4階に短期入所生活介護事業所(19人)を配置している。

2013年04月10日号掲載  

(株)森川観光グループが熟年向け新店

料飲サービスなどの(株)森川観光グループ(三原市須波ハイツ、森川孝人会長)は3日(水)、熟年世代をターゲットに、客とスタッフがダンスや歌などの賑やかな演出を一緒に楽しむ低価格の新業態店「集いの社交場 熟年倶楽部」(同市城町)をオープンした。
戦後の高度経済成長と当時の夜の経済を支えた熟年世代に、低価格でダンスや歌、懐かしい映像などを楽しんでもらう新しいコンセプトを掲げ「日本初」を銘打っている。客が選べる「演出盛り上げメニュー」は、ダンスフロアーでのディスコタイムや社交ダンス、カラオケ、昭和時代の映像、地元のやっさ踊りなどのお祭りタイム、誕生日のお祝いなど多彩。今後も要望によりメニューを追加していく。店内のギターで演奏を披露できるほか、楽器を持ち込んで演奏することも可能。約30坪の店舗はテーブル8卓とカウンター席を含め30人を収容できる。懐かしいキャラクターのポスターで昭和時代を演出している。

2013年04月10日号掲載  

(株)ユーホー三原城町店 10月オープン

地場ホームセンターの最大手(株)ユーホー(福山市多治米町、佐藤哲士社長)は、トスコ三原工場跡地で三原市城町の国道2号南側に、三原市内では皆実の国道2号沿いで営業中のユーホー三原店に次ぐ2号店となる「ユーホー三原城町店」を建設する。
計画では同所に鉄骨造り平屋建て店舗面積4427㎡の大規模店を開設する。駐車場は店舗北側に168台、駐輪場は20台の収容能力で設置する。開店予定日は今秋10月1日、営業時間は午前8時から午後9時まで。

2013年04月10日号掲載  

向島造機(株)が大型加工機導入

向島造機(株)(尾道市向島町、中西一貴社長)は今月からオークマ製五面加工機(MCRーBⅢ)を導入し、大型製品の高精度加工を可能に稼働を始めた。
導入したオークマ製五面加工機(MCRーBⅢ)は、X6500、Y3700、Z1000、W1300(クロスレール昇降型新採用)、門幅3050、テーブルサイズX6300、Y2500。クロスレール自動位置決め、水兵軸ヘッド5度割り、Z軸ダブルボールネジ仕様。
同社の産業機械部門は、機械加工部門とプラント部門があり、棒鋼圧延設備の設計から製作、据付、メンテナンスまで行い、生産性向上を含めた提案型営業を展開。新機械導入により、単品機械加工は10%、プラント部門では約5%の売り上げアップと時間も約15%の短縮を目指している。

2013年04月10日号掲載  

道の駅よがんす白竜が新体制に

道の駅よがんす白竜(三原市大和町和木)を含む三原市白竜湖親水公園の指定管理者が4月1日、新たにNPO法人ひろしま臨空飛来(とらい、鈴木章理事長)に変更し、メンバーらで大掃除を行って12日(金)にプレ再オープン、13日(土)本格的な再オープンを予定している。道の駅の運営は新会社の(株)よがんす白竜(同所、伊藤京三社長)が委託を受け、新体制で周辺の活性化事業を展開していく。
国道432号沿いの「よがんす白竜」は1995年、当時の大和町が国の補助を受け白竜湖周辺整備事業の一つとして道の駅を登録、総事業費約3億5千万円をかけて翌96年9月にオープンした。建材には国際交流で縁のある米国の姉妹都市ギャロウェイからの輸入資材が使われている。地元のハト麦を使ったうどんなどを提供してきたレストランのほか売店、休憩所、身障者用トイレなどがあり、駐車場は普通車17台、大型車3台。

2013年04月01日号掲載  

(有)メイプル交通がバリアフリーバス装置

観光バス事業などの(有)メイプル交通(三原市大和町、吉田求社長)はこのほど、車椅子のままバスに乗降車できるエレベーターを車体左後部に組み込む新たなバリアフリー化装置を開発、バスメーカーへなどの販売を目指している。
2年前、車体左下のトランク部に組み込むエレベーターで乗降するタイプを開発。今回は車体最後部にエレベーターを設置し、トランクの収納は活かした。車椅子利用者はバス付属の小型車椅子に乗り換えてエレベーターで乗降、客室では既存の椅子に座り換え、車椅子から開放される。乗降口が最後部ため他の乗客も気にならない。乗車定員も補助席を含め48人を実現した。

2013年04月01日号掲載  

福山通運(株) セイノーと災害時業務協定

路線トラック大手の福山通運(株)(福山市東深津町、小丸成洋社長)は、業界大手のセイノーホールディングス(株)(岐阜県)と戦略的物流システムにおける業務提携に関し基本合意した。
東日本大震災においてサプライチェーンの混乱が経済活動をはじめとする国民生活に大きな打撃を与え、物流が暮らしと経済を支えていることが再認識され、両社は「ライフライン」の役割をになう企業として、社会的責任の重さを改めて痛感。その教訓を活かし、社会と地域への貢献及び両社の事業継続計画の一環として災害時の機能継続・早期復旧機能の確立を図るため、「大規模災害発生時等における相互協力に関する協定書」を取りまとめ、両社の間で調印した。

2013年04月01日号掲載  

広川石油(株) 創業地尾道に災害対応SS

業界大手の石油元売り、JX日鉱日石エネルギー(株)(東京)が、尾道市新浜の国道2号沿いに建設していたドクタードライブ「セルフ新浜SS」が完成、4月1日24時間営業店としてオープンした。営業は同社の販売会社、広川日石(株)(広島市)が担当する。
大震災に強い設備として、建屋・機器の耐震強度の向上のため建屋・キャノピー柱の大型化、浸水対策として防水型計量器を開発・設置、非常用発電機の設置により自立型電源の確保、飲料生活用水のペットボトルも備蓄する。

2013年04月01日号掲載  

福山北産業団地に甲神電機(株)が工場進出

福山市駅家町に福山市が開発した福山北産業団地は、甲神電機(株)(笠岡市茂平、矢木澤守社長)の進出でほぼ完売に近い93・53%の分譲率となった。
3月19日(火)には福山市役所で甲神電機と福山市が土地売買契約を締結した。計画によると、同団地の北東側でトウショク(株)東隣りの土地8604㎡を取得し、電気機械器具の製造工場を建設、今秋10月から操業を始める。同社は昭和41年12月1日、当時の甲奴郡上下町(現在の上下工場)に三菱電機㈱の全額出資で設立。現在は笠岡本社、上下工場体制で電流センサ、指示電気計器、電子機器を製造している。従業員250人。

2013年03月20日号掲載  

天野実業(株)が東京にアンテナショップ

フリーズドライ食品で着実に市場を拡大している天野実業(株)(福山市道三町、吉岡信一社長)は、東京都千代田区丸の内、JPタワー地下1階「KITTE GRANCHE(キッテグランシェ)」内の地下1階に同社としては初のアンテナショップ「アマノ フリーズドライステーション」を3月21日オープンする。
同社が製造販売するアマノフーズブランドのみそ汁やスープ、にゅうめんなど多彩なフリーズドライ食品を販売するもので、同店でしか購入できない限定商品もある。店内には給湯設備を設けており、購入した商品を試食することもでき、フリーズドライ食品のおいしさや便利さなどを発信し、アマノ商品のファンづくりに取り組む。

2013年03月20日号掲載  

オリジナル指圧「OHASHIATSU」世界に36分校

広島県立三原東高等学校OBでアメリカ在住の大橋渉さん考案の「OHASHIATSU(オオハシアツ)」が、非営利の教育研究団体「OHASHI INSTITUTE(オオハシ・インスティテュート)」から世界中にネットワークを広げている。
大橋さんは1944年福山に生まれ、4歳から18歳までを三原で過ごした。3期生で入学した三原東高校を卒業後、中央大学へ。指圧を身につけて1970年にワシントンのハワード大学に留学した。ベトナム戦争当事、心身ともに疲労していた市民の依頼で指圧を施すうち、評判が高まった。指圧のアルバイト先がウォーターゲートホテルにあったことで、ウォーターゲート事件を機に話題を集め、元国務長官キッシンジャーやライザ・ミネリをはじめ政財界の要人や芸能界からもひいきにされ始めた。後に日本でライブドア社長となった平松庚三氏ともワシントン時代から今も交流が続く。

2013年03月20日号掲載  

旧ヤクルト福山工場跡地に高齢者施設建設

社会福祉法人啓喜会と社会医療法人定和会(福山市赤坂町赤坂、神原浩理事長)は、福山市神村町の旧ヤクルト福山工場跡地に高齢者や障害者をはじめ、地域や3世代で利用できる複合施設の建設を進めている。
総敷地面積19637㎡に約6183㎡の鉄筋コンクリート一部鉄骨造の建物を建設。西側の延べ床面積3138㎡に鉄筋コンクリート一部鉄骨造で4階建てを5月着工、来春完成を予定。医療法人定和会がサービス付き高齢者向け住宅(45人)、デイサービス施設(30人)、小規模多機能小規模多機能介護事業所(25人)として運営する。
7月には東側延べ床面積約3045㎡(仮)の着工を予定。来春完成を目指す。社会福祉法人啓喜会が地域密着型特別養護老人ホーム(29人)とショーステイ施設(20人)を運営する。

2013年03月20日号掲載  

山陽建設(株) 電力供給事業に参入 

山陽建設(株)(三原市宮沖、深山隆一社長)は福山市と福岡県田川市の2カ所でメガ・ソーラー発電所を建設し、電力供給事業に参入する。
福山市駅家町向永谷34の山陽ブロック工業㈱福山工場の跡地14800㎡を活用して4月上旬着工予定、6月末の竣工を目指し建設する。
計画では、山陽建設福山メガソーラー発電所(仮称)と山陽建設田川メガソーラ発電所(仮称)に太陽光発電パネル合計約10012枚を設置。合計約2メガの太陽光発電システムを建設し、各地区の電力会社にそれぞれ全量を売電する予定。両地区で予想されるの年間総発電量は、福山が約124万kW、田川が146kWの合計で約270万kWhで、これは一般家庭の約730世帯分の年間電力消費量に相当する。

2013年03月10日号掲載  

災害対策強化の給油所 日石セルフ新浜SS開設 

尾道市新浜、国道2号沿いの広川日石新浜給油所が全面改築して、中国地方では初となる災害に強い「日石セルフ新浜SS」として4月1日オープンする。
同給油所は敷地面積1597㎡に、鉄骨造り2階建て延べ面積2369㎡の事務所・整備工場等を建設、屋上には津波などの避難場所とし30人から40人のスペースを設ける。給油所は災害に伴う浸水時にも対応できる防水型の給油機や停電時でも稼働できる自家発電装置を設ける。屋根には太陽光発電設備を設置、ペットボトル入り飲料水も常備する。災害時には、尾道水道沿いにある同SSが、地域の住民に配るなど災害にも強い給油所として地域への協力支援も行う。

2013年03月10日号掲載  

5月 福山で「The Taste Markets 02」

備後地域の特徴ある製造業やデザイン業などの交流を促進し、地域活性化を目的に活動している備後デザインサロン(高橋伸幸代表)は昨年に続き2回目となる展示会「The Taste Markets(テイストマーケット)02」を5月17日(金)から19日(日)の3日間、kokon(福山市明治町2―5)を会場に開催するため、出展希望者を募集している。後援は福山商工会議所と中国経済産業局。
同展示会は製品供給側と消費者をつなぐマーケティングの機会として創出。備後デザインサロンでは供給側の製造、デザイン、販売店がプロジェクトごとに協業しながらプランニングや新製品開発を進めており、その発表の場となる。前回はサロン参加者のみの出展だったが、地域や対象を広げた。中日の18日(土)にはデザイン事務所graf代表で京都造形芸術大学芸術学部情報デザイン学科教授としても活躍する服部滋樹氏が展示品へのアドバイスも行う。

2013年03月10日号掲載  

帝人 シャープ 三原にメガソーラー 

帝人(株)三原事業所(三原市円一町、熊本靖浩事業所長)は、2月18日大規模太陽光発電所建設計画を発表した。帝人(株)(大八木成男社長)は、三原事業所内で遊休地となっている旧ナイロン製糸工場跡地を活用して、大規模太陽光発電所を建設する。
またシャープ(株)(大阪市、奥田隆司社長)は、大和フライト産業団地(旧大和流通団地)へ太陽光発電所を建設する。このため2月20日、シャープのソーラーシステム事業本部向井和司本部長、同事業本部発電事業開発推進センター伴厚志所長、三原市の五藤康之市長、同市経済部の川口洋海部長が同席して立地協定調印式を行った。三原市としては大和フライト産業団地進出第1号企業となる。

2013年03月01日号掲載  

ローツェ(株) ベトナムに新会社

ウエハ搬送装置開発・製造・販売等が主力のローツェ(株)(福山市神辺町、崎谷文雄社長)は、2月22日、ベトナムに現地法人JIKA JIKA CO,LTD.(ベトナム・ハイフォン市、ハイタイン工業団地)を設立した。同社の概要は取締役社長中村秀春(ローツェ取締役)、資本金5千万円(出資比率はローツェ99%、ジイエムシーヒルストン1%)で、ネオジム磁石及び磁石応用製品の開発、製造・販売を手掛ける。
新会社は、同社の主力製品である搬送装置に使用する1軸ロボット及びシャフトモータの重要な材料である磁石で、現在は外販品を使用しているレアアースの安定的な調達と低価格な磁石を生産することが目的。

2013年03月01日号掲載  

向島でサイクリストの気持ち学ぶ講演会

コンサルティングなどを手掛ける(株)サイクルポートプランニング(尾道市因島重井町、山中敏裕社長)は4月13日(土)午後1時30分から4時まで、尾道市民センターむかいしまを会場に、サイクリングの魅力やサイクリストの心理を前提としたおもてなしのあり方を考える講演会を開く。後援は尾道市、尾道商工会議所、因島商工会議所、瀬戸内しまなみ海道振興協議会、尾道観光協会ほか。
第1部は愛媛県今治市のNPO法人シクロツーリズムしまなみの宇都宮一成氏が「僕の人生を変えた自転車の話」をテーマに話す。第2部はNPO法人自転車活用推進研究会理事、(一社)日本自転車普及協会事業評価委員の瀬戸圭祐氏が「ここがツボだよ!サイクリストのおもてなし」と題して話す。

2013年03月01日号掲載  

(株)ドルチェが「カープジェラート」

ジェラート製造販売などの(株)ドルチェ(尾道市瀬戸田町、髙下功社長)はこのほどプロ野球の広島東洋カープ公認ジェラート「カープジェラート」を商品化した。球団公認アイスはドルチェが初という。
パッケージはカープ坊やをデザインしチームカラーの赤が基調。味は広い世代に好まれるミルク味のラッテ1種で、120ml入り。白星もイメージしたという。ホームゲームを意識した白地パターンのパッケージ追加も検討中。3月末の開幕に合わせマツダスタジアムのほかJR広島駅、広島県内のイオン7店、山口県内のイオン数店などで販売する。マツダスタジアムでは1個350円で販売。カープとの試合が組まれた他球団の球場への販路拡大も考える。初年度10万個の販売が目標。

2013年03月01日号掲載  

尾道市向島町に複合商業施設がオープン

東部が主地盤の食品スーパーエブリイ(株)(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)と医薬品・化粧品などのスーパードラッグひまわりを展開する(株)ププレひまわり(福山市西新涯町、梶原秀樹社長)、100円ショップで業界トップの(株)大創産業(東広島市、矢野博丈社長)の3社は、尾道市の対岸で同市向島町の兼吉地区の向島紡績跡に建設していた複合商業施設が完成、2月1日オープンした。

2013年02月20日号掲載  

セレクトショップ「パリゴ」首都圏第2号店

メンズ&レディースセレクトショップを展開する(株)アクセ(尾道市久保、高垣圭一朗社長)が、首都圏2店舗目となる「パリゴルミネ横浜店」を3月7日にオープンする。
20代から40代の女性をターゲットに、ファッション熟練者からビギナーまで対応できる選りすぐりのブランド200以上の品揃えとなる。店内はよりパリらしさを色濃く演出した内装で、品のある洗練された空間。同社は2011年に有楽町へ出店し、地方とは異なる首都圏での様々なノウハウを収得。それを活かしながら横浜店はより進化させた店舗になる。横浜は神奈川県民が一点集中する唯一の商業都市であり、人口が集約された場所への出店に期待は大きい。

2013年02月20日号掲載  

興生総合病院開院40周年を迎える

社会医療法人里仁会興生総合病院(三原市円一町、藤原恒太郎院長)は、今年開院40周年を迎える。
同病院は理事長の藤原恒弘さんが、岡山大学医学部大学院を卒業後、同級生の産婦人科医久子さんと結婚、夫婦で郷里の無医地区であった愛媛県伯方島で5年間の診療所勤務を経て、昭和48年7月三原市皆実町に興生総合病院の前身藤原病院を開院した。地域医療を担う救急指定病院として急患治療に務め、365日24時間の受け入れ態勢で夫婦と内科医3人で診療にあたった。開院時25床のベッドもたちまち満床となり、同年9月には60床に増床、翌年名称を「医療法人里仁会興生病院」に改組。その後病院の増築を重ね、救急患者等の受け入れのため増床を行ない、わずか10年で10倍以上のベッド数になった。昭和59年には総合病院の名称使用認可がおり「医療法人里仁会興生総合病院」となった。

2013年02月20日号掲載  

三原臨空商工会が新たに2事業

三原臨空商工会(本所=三原市本郷南、梅本秀明会長)はこのほど2つの新事業を始めた。
ネット通販支援事業では、まず工業製品や食品、農産物などで特徴のある製品を販売している会員事業所の情報発信をサポートする。今年度内に「広島ど真ん中市場」のネーミングで参加事業所の製品情報をまとめて発信するサンプルサイトを開設する計画。会員の販路開拓を支援しながら、将来はネット通販サイトを加えて、通販自体の管理代行も同商工会が行う。もうひとつの事業は買い物弱者支援。管内地域でも個人商店が減少しており、高齢者や介護家庭、子育て家庭らが買い物に困るという課題の解決を目指すもの。参加店が宅配希望者からファックスや電話で直接注文を受け、車などで商品を届けるスタイルを推進、その環境整備に取り組む。

2013年02月20日号掲載  

広愛産業(株)が韓国で環境関連機器工場

産業廃棄物処理のほか、バイオテクノロジー事業で環境関連機器製造も展開している広愛産業(株)(三原市小泉町、野村徳光社長)は、韓国金堤市で進められている金堤地平線一般産業団地に進出を決め、1月23日、現地で金羅北道知事、金堤市長と野村徳光社長らが出席して同団地に進出する投資協約書に署名した。
韓国には現地法人も設立しており、今後3年間で同産業団地内に環境関連機械の製作及び環境処理菌生産などを計画している。

2013年02月10日号掲載  

(株)アルライトがダンボール製太陽光集熱調理器

ダンボールやプラスチックフィルム等包装資材製造の(株)アルライト(笠岡市茂平、橋口幸造社長)は、太陽光集熱能力の高い段ボール製調理器「ダンパラボシリーズ」を開発、2月から販売を始めている。
この調理器は、ダンボールにアルミニウム蒸着フィルムを貼合した素材を型抜きし、折込によって近似放物形(パラボラ型)を実現、これによって従来の厚紙、ダンボールを主材料とする太陽熱製品に比べ飛躍的に集熱効率を高めることを可能にした。これまでのパラボラ型はアルミなど強度の高い素材を使い、高価で複雑な構造になっていたが、ダンパラボの集熱板は折り込み罫線入り一体物であるため、道具を使わず組立、分解が容易で、収納や運搬性に優れ、安定性の高い太陽熱集熱器・調理器であるとしている。

2013年02月10日号掲載  

広島弁護士会福山地区会館が完成 

広島弁護士会(広島市)は、福山市三吉町の福山市民図書館跡地に建設していた「広島弁護士会福山地区会館」が完成し、2月4日落成式を行い開館した。
同会館は、敷地面積660㎡に、鉄骨造り3階建て延べ床面積867㎡、会館内には事務局、個別相談室、約170人収容の大会議室を配置している。建設費は約2億2,500万円、設計は曽根高光義建築設計室、施工は大和建設㈱(福山市)。旧福山市民図書館跡地で、広島地裁福山市部や福山法務合同庁舎の隣接地。法律や交通事故の相談に応じる法律相談センター福山が市内若松町10―7から移転して入居した。

2013年02月10日号掲載  

(一社)人財共育研究所が講座開催など活動本格化

「共創・共育・共進」をテーマに能力開発やまちづくり活動に取り組む(一社)人財共育研究所(福山市笠岡町、桒田慶子代表理事)は、メンター養成講座や講演会を相次いで計画、活動を本格化させている。
「支援者」「助言者」を意味するメンターの普及を目指す人財共育研究所は昨年9月に設立。理事4人全員がメンタリングインストラクタースキル資格を取得している。前身の「人財サポートふくやま」の時から引き続き実施しているメンター養成講座のほか、コミュニケーションや傾聴に関する講座、メンタリングなどを手掛ける。

2013年02月10日号掲載  

丸ビルでの展示会に竹原商議所が2商品

日本商工会議所は、中小企業庁補助事業による「地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト」によって開発された新たな地域産品のテスト販売会「feel NIPPON 新しい『食』と『技』」を1月19日から24日まで丸ビル1Fイベントスペースで開催した。
広島県内では竹原商工会議所から「生たけのこピクルス」と「たけのこカレー」の2ブランドが出品。生たけのこピクルスを開発したのは仕出し専門の「たんげ」を経営する竹原給食㈱(竹原市港町)の丹下忠雄社長。第9回グルメ&ダイニングスタイルショーで大賞を受賞したたけのこピクルスをベースに、今回は採れたての生のたけのこを漬け込んだ「生たけのこピクルス」として限定販売した。

2013年02月01日号掲載  

リョービ(株) 三菱重工印刷紙工機械(株)と業務提携へ

ダイカスト専業で業界首位のリョービ(株)(府中市目崎町、浦上彰社長)は、1月23日開催の取締役会において、三菱重工印刷紙工機械(株)(三原市糸崎南、清水雅巳社長)と、印刷機器事業の業務提携に向けた協議を開始することを決定し、同日付けで同社との間で基本合意書を締結した。
リョービは、昭和36年にオフセット枚葉印刷機の製造を開始し、小型から大型までの高速オフセット多色印刷機を開発・製造を続け、国内及び海外で販売してきたが、リーマンショック以降、印刷需要が減少し印刷機器市場は縮小、同事業部門は大幅に減少し損失が続いている。印刷機器事業の競争力向上や事業規模の維持・拡大と経営基盤の強化を図るため、三菱重工印刷紙工機械(株)との将来における合併会社設立も視野に入れ、オフセット枚葉印刷機分野での業務提携の検討に入った。

2013年02月01日号掲載  

大信産業(株)緑化部新社屋が尾道流通団地に完成

農薬、肥料、農業資材販売の大信産業(株)(尾道市山波町、田中康貴社長)は1月17日午前11時から、尾道市美ノ郷町本郷1-36尾道流通団地内で同社緑化部の新社屋落成式を開いた。
同社緑化部は、敷地面積2962.47㎡に、事務所棟、検査室、整備室、倉庫棟、車庫を建築。検査室は病害虫検査や土壌分析検査などを行い、適切な肥料や薬剤をよりスピーディに提供。従来通り外部からの検査依頼にも応じる。また、車輛等の整備室もあり、販売から施工、メンテナンスなど一環したサービス体制を整えている。

2013年02月01日号掲載  

クニヒロ(株)が山波町にかき小屋

生カキ、生鮮魚介類、冷凍加工食品製造販売のクニヒロ(株)(尾道市東尾道、川﨑育造社長)は1月23日午前11時、市内山波町に「かき小屋尾道店」をオープンした。
広島県の瀬戸内海の道構想のオイスターロード事業店舗で、尾道市内では、かき左右衛門(市内土堂)に続く2店舗目。三原市糸崎の店舗や昨年オープンした福山市のかき小屋仙酔島、福山港に続いて、県東部では5店舗目となる。広島産の殻付きカキを炭火で焼いて食べられるほか、デベラやアナゴ、サザエ、エビなどもある。営業時間は午前11時から午後3時、午後5時から午後9時まで。毎週月曜日が定休で、駐車場は約20台の普通自動車と大型バス1台が収容できる。3月末以降の営業は、様子を見て延長を決める。3月末までの目標売上高は約2,000万円。

2013年02月01日号掲載  

(株)常石鉄工が箱型津波対策シェルター

ツネイシホールディングス(株)の子会社で製缶、機械加工、艤装工事を手掛ける常石鉄工(株)(福山市沼隈町常石、財前正幸社長)はこのほど、船舶のブロック建造工法のノウハウを活用し、津波や洪水に対する緊急避難設備として、陸上に設置する箱型の津波対応型シェルターを開発した。特許も出願済み。
自社製品の浮き桟橋から発想した。標準サイズは長さ20m×幅7.5m×高さ約3m。100〜300人の収容を想定している。ブロック構造を採用した同シェルターは、ユニット化したブロックを工場で製作し、組み立ては現地。導入場所の条件に最適な設計で対応する。

2013年01月20日号掲載  

三原市 大型教育施設請負業者決まる

三原市は南小学校校舎、屋内運動場・武道館・放課後児童クラブの建設工事請負施工業者が決定、市内で大型物件の建設工事が本格化した。
統合保育所は、港町保育所、宮沖保育所、和田保育所の3保育所を統合するもので、平成25年9月10日完成の予定。保育所棟と子育て支援センター・病児保育室棟の2棟。
南小学校校舎建設工事は契約金額8億4,651万円、履行期限は平成26年2月28日、施工業者は清水建設(株)・山陽建設(株)共同企業体。屋内運動場・武道館・放課後児童クラブ建設工事は契約金額6億3,000万円、履行期限は平成26年2月28日、施工業者は井上建設(株)・平旗建設(株)共同企業体。

2013年01月20日号掲載  

尾道浜問屋協同組合が伝統の初市開催

300有余年の伝統を誇る尾道浜問屋協同組合(片岡文彰理事長=(株)カタオカ社長、34組合員)の恒例初市が5日、尾道市土堂2丁目の住吉神社境内で開かれた。境内には関係者約110人が集まり、仲買人らの威勢のいい競り声が響いた。
境内に並んだいりこ、ちりめん、昆布、えび、するめなど40品目の海産物を囲み、掛け声に応じて次々と競り落とした。今年の出来高は品目を限定(57品目から40品目)したため、昨年より約8千キロ(29.6%)少ない1万9千キロ。金額も21.9%減の3,469万円だった。北海、剣先といったするめは夏の不漁のため品薄で価格は高くなっている。ちりめんは秋漁が好調のため昨年に比べて値下がり。いりこは秋の不漁のため高くなっている。その他は例年並みだった。

2013年01月20日号掲載  

歯周病テーマに府中法人会女性部会が講演会

(公社)府中法人会女性部会の主催で26日(土)午後2時から3時30分まで歯周病対策をテーマとした新春講演会が開かれる。
講演タイトルは「健康で快適な生活を送るために」。講師は医療法人社団東陽会和田歯科医院の和田圭祐副院長(非常勤)。歯周病治療の難しさ、歯周病と全身疾患との関係、インプラント治療、米国最先端の治療などについて解説する。講師は広島大学歯学部卒業。名古屋大学医学部大学院で博士課程を卒業、アメリカの大学で研究に取り組み、平成21年にアメリカ歯周病学会認定医取得。翌22年にはアメリカの若手教官の臨床研究と教育の最高栄誉とされる同学会ネビンス賞を受賞、23年にアメリカ歯科医師意免許も取得した。現在はペンシルバニア大学歯学部付属病院で歯周病専門医として教鞭を執っている。

2013年01月20日号掲載  

ベイタウン尾道にフィットネススタジオ

「筋トレひろば」(尾道市東尾道、ベイタウン尾道組合会館内)では、7日からヨガやダンスの教室「フィットネススタジオ ダンシングヒーロー」を開いた。
ジムの奥にあったウエイトリフティングルームに、クラシックバレエの床などに使用しているリノリューム素材の床材を敷き、防音壁に改装して、本格的なダンス専用スタジオを開設。ピラティスやパワーヨガ、ダンスエアロ、ズンバなどのレッスンを火、土、日曜日を除く毎日行う。

2013年01月10日号掲載  

福山電業(株) 尾道と浅口市でメガソーラー

電気・空調設備工事を主とする福山電業(株)(福山市昭和町、島田斉社長)は、尾道市と浅口市に相次いでメガソーラー施設の設置に着工した。
尾道市内では浦崎町満越えの塩田跡地で、浦崎漁協前の敷地で設置作業が進んでいる。計画では塩田跡地約47,000㎡の土地に一般家庭約1千世帯に電力供給可能な370万kwの能力を持つ「おのみち満越太陽光発電所」を開設する。運営母体は同社と(有)アド・カスタム岡本の2社で、4月頃の稼働を予定している。ほかに浅口市寄島に福山電業(株)が運営母体となる「あさくち寄島太陽光発電所」が、おのみち満越太陽光発電所と同じ初春の稼働を予定して設置する計画を進めている。

2013年01月10日号掲載  

初の「因島キッズフェスタ」1千人来場

昨年12月23日、尾道市因島重井町の因島フラワーセンターを会場に「第1回因島キッズフェスタ」が同実行委員会の主催により「見て・遊んで・踊って・感じる」をテーマに行われた。
社会福祉法人若葉(尾道市因島大浜町)の副島宏克総合施設長の提案をもとに、尾道市や因島観光協会、尾道エフエム放送㈱が後援し、因島キッズフェスタ実行委員会(村上玉樹実行委員長)が発足。若葉内に事務局を置き、準備を進めてきた。当日はボランティアを含め1千人近くが来場。昔遊びや手作り教室のほか、ステージでは子供たちによる地元の馬神太鼓の演奏やキッズダンスなどのパフォーマンスを楽しんだ。

2013年01月10日号掲載  

海徳寺 納骨堂完成 宗派問わず利用可能

時宗海徳寺(尾道市東久保町)は敷地内に納骨堂を新築し、6日午前10時から関係者約100人が参列して落成法要を行った。納骨堂は鉄筋コンクリート2階建て。両階で各100基の納骨用の拝殿が設置できる。
拝殿は1階が「蓮華壇」。本金箔仏壇で照り屋根型、本金箔押略宮殿、ガラス観音扉、伝統工芸師による蒔絵、御本尊が納められ、納骨部分は、天然石納骨壇で、鍵付開戸式、宗紋入名札板、納骨数9柱。冥加金105万円。2階「鳳凰壇」は本金箔仏壇で、唐破風屋根型、装飾金具打、本金箔押略宮殿、ガラス観音扉、伝統工芸師による蒔絵、御本尊が納められ、納骨部分は、天然石納骨壇で、鍵付開戸式、宗紋入名札板、納骨数12柱。冥加金145万円。毎日午前7時から午後4時まで自由に入館でき、2階南には尾道水道が一望できる展望休憩室もある。永代供養は宗派を問わず受け付けている。

2013年01月10日号掲載  

(株)平原 尾道平原温泉ぽっぽの湯オープン

公衆浴場の営業などを目的として昨年10月に設立した(株)平原(尾道市平原、牧野真樹社長)が運営する「尾道平原温泉ぽっぽの湯」(同2―1―33、坂元心支配人)が昨年12月20日にオープンした。
1年半前まで「尾道湯屋つかりゃんせ」として営業していた温浴施設が競売物件となっていたが、笠岡市の牧野海運(株)(笠岡市五番町)が落札。改装工事を進めていた。同社関連会社の(株)平原が運営を手掛けるが、既にグループ会社でサウナ施設などを展開しており、確立しているサービス業のノウハウを活かす。

2013年01月01日号掲載  

三菱重工が国内初の「MIHARA試験センター」

三菱重工業(株)(東京都港区港南、大宮英明社長)は、三原製作所(三原市糸崎町)和田沖工場(同市和田沖)内に、約3.2kmの鉄道軌道用の周回コースを持つ、国内初の総合交通システム検証施設「MIHARA試験センター」を建設すると発表した。
この試験センターは、日本のインフラ輸出戦略の柱の一つである鉄道システムの競争力強化を図るのが狙いで、国際規格への適合性評価や製品開発のための強力な支援ツールとして活用するとともに、日本モデルとして高い評価を得ている保守・運用を含めたソフト面の一層の充実に役立てる。

2013年01月01日号掲載  

「因島モール」建設計画決まる

24時間営業の食品スーパー(株)ハローズ(福山市南蔵王町、佐藤利行社長)とホームセンターの地場トップ(株)ユーホー(福山市多治米町、佐藤哲士社長)を店舗設置者として計画を進めていた複合商業施設「因島モール」の建設計画は、予定地中心部地主との交渉が難航して当初計画の年末商戦オープンは実現しなかったが、このほど来年3月に店舗建設工事着工、8月1日オープンの予定で因島最大規模の因島最大規模の複合商業施設の進出が決着した。
尾道市因島田熊町字扇新開の内海造船㈱田熊工場跡地に前記2社を店舗設置者として再開発計画が始動。ハローズとユーホー等のほかテナント棟はサービス棟、飲食棟、物販棟があり、店舗面積合計9,579㎡の大規模商業施設となる。

2013年01月01日号掲載  

小泉誠氏が若葉家具㈱がショールームデザイン

家具製造販売の若葉家具(株)(府中市高木町、井上博昭社長)は同社の3階建てショールームの1階全フロアを改装し、家具や雑貨など生活の道具を取り揃えた「のとこ」として昨年12月8日にオープンさせた。
「のとこ」は「生活道具のとこ・手しごとのとこ・だんらんのとこ」というように「〜の場」「〜のところ」を意味する。空間デザインは家具デザイナー小泉誠氏(Koizumi Studio代表、東京都)が手掛けた。同氏は、若葉家具が市内の家具メーカーと福岡県大川市の家具メーカー2社と協同で製造販売するアメリカ広葉樹を使ったオリジナルブランド「kitoki」のデザイナーのひとり。美術大学でデザインを教える傍ら、生活に関わる全ての道具を広義の家具と捉え、伝統技術や素材にこだわった、古きよきものを現在の生活に取り入れたものづくりの活動を行なっている。

2013年01月01日号掲載  

生口島に太陽光発電所2施設完成

尾道市瀬戸田町の主要幹線道路沿いに2カ所の大規模太陽光発電所が相次いで完成、市内では初の売電事業が始動する。
このメガソーラーを開設したのは地場企業で建設業の(株)瀬戸内興産(尾道市瀬戸田町、後藤邦博社長)と、NTTグループの㈱NTTファシリティーズ(東京都港区芝浦、筒井清志社長)の2社。

2012年12月20日号掲載  

三菱電機(株)福山製作所に新工場完成

三菱電機(株)福山製作所(福山市緑町)は、同所内に建設していたスマートメーター生産棟を完成した。来年1月から順次稼働を始め、本格生産体制を整備する。
新工場は鉄骨造り4階建て、建築面積1,000㎡、延べ床面積4,200㎡、建築費は約10億円。生産設備にはシーケンサ対応電力計測ユニットを備えた最新機器の導入を予定しており、製品組立から出荷までの一貫生産体制を実現するなど省エネモデル工場となる。

2012年12月20日号掲載  

府中の町屋CaféDining恋しき賑わう

11月18日、心のふるさと恋しき(府中市府中町、松坂晃太郎社長)館内にオープンした「町屋CaféDining恋しき」は、盛況のうちオープン1カ月を迎えた。忘年会シーズンも佳境に入り、一層のにぎわいを見せている。
同店は飲食店を経営する(株)夢笛(福山市霞町、高橋英樹社長)が8月の閉館後に改装工事を進め、飲食店としてオープンした。2階は団体専用の部屋「恋しき(最大収容数60人)」と個室1部屋「敬」、1階は個室で恋にちなんだ名称とした「恋粋(こいき)」「恋郷(こきょう)」「恋唄(こいうた)」「恋路(こいじ)」「恋晴(こはる)」の5部屋、離れは予約専用の和室2部屋。

2012年12月20日号掲載  

平成24年 備後の話題・経済20大ニュース

今年を振り返ろうとするいまは自由民主党の歴史的逆転大勝利、与党で戦った民主党の地すべり的大敗北の最中。
備後地方でもいろいろ話題、経済ニュースがあったが、それらが今後どのように絡んで日本の未来を紡ぐことになるのか、大いに気になる師走を迎えている。

2012年12月20日号掲載  

ローツェ(株)が新製品5種

電子機器、半導体・液晶ガラス基板製造用搬送装置等の開発設計、製造販売のローツェ(株)(福山市神辺町、崎谷文雄社長)は、ステッピングサーボ用新制御システム「新型コントローラドライバRMDシリーズ」を開発、さらにこれらを搭載したローコストバージョンのウエハ搬送ロボット、ロードポート、アライナ及びウエハ搬送システムを新製品として開発した。
新型コンローラドライバRMDシリーズの採用と部品コストの削減により、2007年モデルに比べ、ウエハ搬送ロボットで60%、ロードポートで66%大幅なコスト削減を達成。これらを搭載したウエハ搬送システムの最新機種ACEシリーズにおいても高品質と低価格の両立を実現した。

2012年12月10日号掲載  

尾道に(株)神明の中四国工場が完成

米穀卸最大手の(株)神明(神戸市中央区、藤尾益雄社長)は、尾道市美ノ郷町本郷の県営尾道流通団地内に取得した土地約5,430㎡に、大規模精米工場を完成した。
同所の取得地に鉄骨造り平屋建て床面積3,549㎡の主食用米の精米工場として建設したもので、年間精米能力は3万㌧、設備投資は約20億円。完成した精米工場は「神明精米中四国工場」の名称で、同社の子会社(株)神明精米(東京都中央区、藤尾益雄社長)が操業を担当する。
中四国地区には全国規模の米卸業者が少なく、大手量販店の品揃えを増やしたいとのニーズに対応できないといわれていることから、同社が中四国への物流拠点として有利な尾道流通団地への進出を決めた。

2012年12月10日号掲載  

ベッセルホテル開発(株)北海道進出

(株)ベッセルホテル開発(福山市南本庄、澁谷誠社長)は、北海道では初となる「ベッセルイン札幌中島公園」を来年2月1日オープンする。
グループ15番目となる同ホテルは札幌市中央区南九条西の敷地面積1,232㎡に、建築面積785㎡、延べ床面積8,693㎡、構造は鉄骨鉄筋コンクリート造り13階建て、客室196室(シングル・ダブルルーム98室、ツインルーム98室)、駐車場80台(泊1,000円)。アクセスはJR札幌駅から1.9km、車で9分、電車で5分、地下鉄「中島公園駅」から徒歩1分。

2012年12月10日号掲載  

「マチオモイ帖」がゆうちょカレンダーに

尾道市因島重井町出身、大阪のデザイン会社(株)一八八に所属するコピーライター村上美香さんが発案した「マチオモイ帖」がゆうちょ銀行のカレンダーに採用された。
マチオモイ帖は、震災を機にクリエーターの立場から可能な社会貢献を模索していた村上さんが「故郷への想いを自分の表現で伝える」との使命感から作成した小冊子「しげい帖」がきっかけ。「マチオモイは、ひと想い。」をタイトルとしたゆうちょ銀行のカレンダーは広げればA3サイズ。「しげい帖」も10月面に登場。配布は既に全国の郵便局で始まっている。偶然にも、表紙と1月面に選ばれたのは府中市河面町出身のイラストレーター、ヒラノトシユキさん。

2012年12月10日号掲載  

福祉の尾道さつき会 創立30周年

経営の透明性と安定性は県内トップクラスとの評価を集めている社会福祉法人尾道さつき会(尾道市久保町、青山興司理事長)は11月23日、尾道国際ホテルで創立30周年の記念式典、祝賀会を開いた。
記念式典は関係する役員、理事、評議員のほか仕事を離れることができた職員など約200人が集まり、同法人の運営に貢献のあった役職員の表彰と事業紹介を中心に行い、事業紹介では知的障害者、高齢者の両福祉事業の職場代表が日常の苦労と喜びを具体的な事例を紹介しながら画像スライドで分かりやすく説明、出席者と感動を共有していた。表彰では藤原壽雄常務理事((株)フジレックス社長)、三島一郎監事(三島会計事務所長)、徳永修評議員(尾道冷凍工業(株)専務)ほかの永年功労の役職員や職務精励職員らを表彰した。

2012年12月01日号掲載  

仮装大会 知事ら800人が尾道パレード

第1回全国仮装大会inおのみち2012(同実行委員会主催、平谷祐宏大会会長=尾道市長、髙橋貞昭実行委員長=山陽工業(株)会長)が11月17日の前夜祭と翌18日のパレード、審査発表会の日程で実施され、尾道市の中心市街地は約7万人の人出でにぎわった。
パレードは尾道本通り商店街を東から西へ進行。漫画や映画のキャラクターやビール缶、ロボット、オリンピック選手、ピエロ、天使など参加者87チーム約800人が思い思いの出で立ちでパレードした。

2012年12月01日号掲載  

竹原にプリザーブドフラワー専門店

竹原市本町3丁目の町並み保存地区に10月19日(金)、県東部地区でも初となるプリザーブドフラワー専門店「花みづき」がオープンした。
21日までの3日間オープンを記念して来店者には先着30人にバラの入浴剤をプレゼントした。店内にはプリザーブドフラワーの専門家である迫谷晴之さんの作品100点を展示している。カフェも併設しており、雑貨や入浴剤、竹原特産の竹加工生産も展示している。

2012年12月01日号掲載  

尾道商議所120周年で記念式典

尾道商工会議所(福井弘会頭=(株)井亀之助商店社長、尾道市土堂)は11月27日、しまなみ交流館で創立120周年の記念式典と記念講演を開いた。
初めに福井会頭が「消費不況も続いており、先行きに予断は許せないが、尾道を取り巻く環境には明るい話もある。平成26年度には中国自動車横断道尾道松江線が全通、しまなみ海道全通15周年行事、瀬戸内海国立公園指定80周年に基づく瀬戸内しま博覧会が予定されている。その拠点都市尾道は飛躍のチャンス。尾道商人の知恵を出し合い、行政や関係諸団体と協力してチャンスを生かしたい。またきめ細やかな中小企業支援を行い、より信頼される会議所運営を目指したい」とあいさつ。続いて井辺國夫中国経済局長、湯﨑英彦広島県知事、平谷祐宏尾道市長らの来賓が祝辞を述べた。
記念講演は商工組合中央金庫代表取締役副社長の杉山秀二氏が「自ら考える中小企業」のテーマで経済産業省中小企業庁長官、同省事務次官などの経験を通じて得た人脈から感じた中小企業経営に大切な要素などを話した。

2012年12月01日号掲載  

創立120周年尾道商工会議所 27日に記念式典と講演

今年創立120周年を迎えた尾道商工会議所(福井弘会頭、尾道市土堂)は27日(火)午後2時から4時まで、しまなみ交流館で記念式典と記念講演を開く。
井辺國夫中国経済産業局長、湯崎英彦広島県知事らを招いて記念式典を実施。記念講演では商工組合中央金庫代表取締役副社長の杉山秀二氏が「自ら考える中小企業」のテーマで話す。また同日から記念特別展を行う。尾道商業会議所記念館で午前11時からオープニングで、文化勲章受章の圓鍔勝三氏のご家族から寄贈された作品「大黒天」の除幕式を実施。尾道が生んだ銀行史、豪商の所蔵品などを展示する。入館無料で、来年1月9日まで。

2012年11月20日号掲載  

オクヒロ食品(株)が広島県食品自主衛生管理認証

オクヒロ食品(株)(三原市皆実、奥延浩寿社長)は11月1日付けで広島県食品自主衛生管理認証を煮豆・佃煮製造業部門で取得した。
同社では平成15年から食品をシステム的に衛生管理し、安心安全に供給する目的でいち早く社内で取り組んでおり、今回は長年の取り組みの確認の意味も含め、広島県食品自主衛生管理認証を申請した。 自主衛生管理のデーターベースと保健所との日頃からのつながりや、社内でも衛生管理の意識共有もされていたことから、スムーズに認証された。

2012年11月20日号掲載  

府中市に新風「町屋Cafe&Dining恋しき」オープン

心のふる里恋しき(府中市府中町、松坂晃太郎社長)は18日(日)、「町屋Cafe&Dining恋しき」をオープンした。同店を運営するのは、福山市内や国内外で飲食店を経営する(株)夢笛(福山市霞町、高橋英樹社長)。
「町屋Cafe&Dining恋しき」は日本家屋の佇まいを活かし和食店として、地元の野菜や特産の味噌などを使い、ランチやディナーを中心に、ブライダルや宴会のプランも提案する。収益力や集客力を確保し、初年度売上高4千万円から5千万円を目標にし、3年後には7千万円から8千万円の目標を掲げる。営業時間は、昼午前11時から午後2時まで、カフェタイムは午後2時から午後5時まで、夜は午後5時から午後10時まで。

2012年11月20日号掲載  

(有)新栄商事グループが業務用食品のネット通販

葬祭、食品卸などの(有)新栄商事グループ(三原市本郷町船木、中嶋修身社長)はネットショップを開設、業務用食品のネット通販事業を始めた。
珍味などを取り扱う食品卸事業の仕入れルートを活かし、一般向けに業務用食品を提供していく。ショップ名は「SSG WebMart」。現在は粉類やスパイス、調味料、乾物、酒、漬け物のほか、4年前にスタートし今も販売実績が拡大を続けている地元本郷町産米も販売している。主な販売先と見込むのは同社の葬祭事業「フォレストセレモ新栄」で募っている「友の会」会員で、市内を中心に2万人以上が登録。DMや歳末の食品売り出しイベント、同社主催のグラウンドゴルフ大会などでネット通販を告知し、利用を呼びかける。

2012年11月20日号掲載  

尾道市へJAG国際エナジーなどが大規模太陽光発電

尾道市は、市内高須町の浄水場跡地において大規模太陽光発電施設を建設、発電施設を運営予定のJAG国際エナジー(株)、国際航業(株)の連合企業体と事業化に向けた協定を締結した。10月25日市役所5階の委員会室で、平谷祐宏市長とJAG国際エナジー(株)の木村泰宏社長、国際航業(株)西日本事業部中国・四国支社広島支店の富永敦支店長らが出席して協定書に署名した。尾道市からは大崎多久司市民生活部長、井上寛水道局長も同席した。
同発電事業は、尾道市高須町字大元山の浄水場跡地で、高台にある敷地約8298㎡に大規模太陽光発電施設を建設する。総事業費は約2億円。

2012年11月10日号掲載  

タカシン・ホームが「魔法瓶の家」特別キャンペーン

住宅販売施工のタカシン・ホーム((株)嵩心、三原市和田、原隆之社長)は、省エネ断熱住宅「魔法瓶の家」と人体に無害なシロアリ対策を特別価格で施工するキャンペーンを始めた。
同社が採用する断熱材はウレタン吹き付け式のアクアフォーム。環境破壊につながるフロンガスでなく水を使って現場で発泡し、柱と柱の間にも隙間なく充填できる。従来の断熱材と比べ断熱や気密、吸音などの性能も高い。夏涼しく冬暖かで、冷房費、暖房費を節約できる。ホルムアルデヒドの発生もない。住宅性能表示・省エネルギー対策の温熱環境等級4、次世代省エネ基準適合住宅評定を取得している。

2012年11月10日号掲載  

内田洋行とオーユーシステム福山でIT化展示会

(株)内田洋行(東京都)と販売代理店の(株)オーユーシステム()の共催で28日(水)午前10時から福山市御幸町の広島県立ふくやま産業会館を会場にビジネスフェア「UCHIDA SOLUTION FAIR2012」を実施する。
テーマは「IT投資の処方箋」。デモコーナーでは、食品業向け品質情報管理システムや販売管理、生産管理システム、営業日報システム、通販システムなど多彩な業務効率化システムを展示する。

2012年11月10日号掲載  

西国寺で和作忌 洋画家瀬島匠氏に和作賞

西国寺(麻生章雄住職)で4日、第38回和作忌法要が営まれ、約70人が洋画家小林和作画伯の墓前で手を合わせた。持仏堂で小林和作賞の表彰式としのぶ会も開いた。
和作賞表彰式では受賞者の美術家(洋画・写真)瀬島匠氏に尾道市教育委員会の山北篤委員長から表彰状と目録が手渡された。瀬島氏は因島田熊町出身。昨年は上野の森美術館の大賞も受賞。尾道と東京を頻繁に往復し、造船をテーマにした作品を多数制作している。和作賞受賞について「画家だった父も作品を買ってもらうなど励まされ、和作先生の影響を受けた。賞に恥じないようがんばりたい」と抱負を述べた。

2012年11月10日号掲載  

県営びんごエコ団地にERジャパン進出

家電量販店大手の(株)エディオン(大阪市、久保允誉社長)が筆頭株主となり今年4月に設立した(株)イー・アール・ジャパン(広島市、松山保夫社長)が、県営びんごエコ団地に進出を決めた。
10月24日県庁北館第2委員会室で開かれた立地協定調印式には、イー・アール・ジャパンから松山保夫社長、湯崎英彦県知事、立地する福山市から開原算彦副市長が出席した。

2012年11月01日号掲載  

ヒロボー(株)が電動有人小型ヘリ開発

ラジコンヘリコプター製造のヒロボー(株)(府中市本山町、松坂晃太郎社長)は電動有人小型ヘリコプターbitと電動無人ヘリコプターHX―1を開発した。
電動ヘリコプターは、エンジン音や振動が少なく、排気ガスが排出されないのが特長。また、二重反転方式を採用し、上下に2つ並んだ回転翼が逆方向に回る仕組みで、尾翼がないコンパクトな構造。このため、マイクロサイズから有人仕様まで、設計の拡張性が高く、室内から屋外まで幅広い用途が可能となる。

2012年11月01日号掲載  

(株)アポレックスがビジネスフェア 21日尾道で

OA機器販売、情報化支援などの(株)アポレックス(福山市卸町、森島敏晴社長)は21日(水)午前10時から午後5時まで尾道市東尾道の尾道産業会館を会場に、情報化、業務効率化、経費削減など幅広い製品を展示するビジネスフェア「サクサクフェア」を実施する。
フェア名は「仕事をさくさく進める」と「経費削減」から。紙図面をスキャン後、CADデータに変換する製造業向けのデータ処理システムのデモでは、来場者に紙図面やUSBメモリーを持参してもらい、データ変換を体験してもらう。個別受注生産を主とする中小の機械、電子機器製造業に最適な生産管理システムも展示、操作を体験できる。

2012年11月01日号掲載  

22日 尾道ニュービジネス発表会で4組プレゼン

尾道商工会議所、尾道市は22日(木)午後6時30分からグリーンヒルホテル尾道(尾道市東御所町)で「尾道ニュービジネス発表会」を開く。
尾道での新規事業に取り組む事業者によるプレゼンと、専門家らによるアドバイス、交流会を実施。今回は4組がプランの発表や事業提携を呼びかける。聴講無料、午後8時30分からの交流会は参加費4千円。

2012年11月01日号掲載  

井笠鉄道㈱が今月末で路線廃止

井原、笠岡など岡山県西部と福山市などに路線を持つ井笠鉄道(株)(笠岡市、関藤篤志社長)は、今月31日で全バス路線の廃止を決めた。
同社は、明治44年設立、ローカル鉄道でスタートしたが、大正14年にバス事業に転換、鉄道路線を廃止した。岡山県西部5市2町から県東部の福山市内に路線を持ち、27系統の一般路線と高速バス3系統(共同運行)も運行している。

2012年10月20日号掲載  

福山のカフェ&スペースリンクで異業種交流会

今年8月オープンの「Café&Space Link」(福山市新涯町)が主催して27日(土)午後8時から11時まで同所で「あつまる・つながる」をテーマに異業種交流会を初めて開く。
参加者は、塾経営の横山塾(福山市南手城町、横山忠義塾長)が社会人向けに開講している「大人ゼミ」受講者が中心となる予定。「大人ゼミ」は教える力、伝える力を磨く講座。日常のコミュニケーションから業務改善まで応用できる範囲は幅広い。保険や建築会社の営業担当、飲食店オーナー、美容師、経営者、大学講師など、福山、尾道、岡山在住の様々な受講者が学んでいる。

2012年10月20日号掲載  

砂田内科が新館完成 内視鏡検査始まる

(医)砂田内科(尾道市久保、砂田光俊院長)は、新築4階建ての「内視鏡・内科棟」を9月に歓声させた。
オリンパス製のNBI機能を搭載した最新鋭の内視鏡システム(EVIS LUCERA SPECTRUM)を導入し、消化器内視鏡専門医による大腸カメラの検診を開始した。大腸カメラの検診を主に担当しているのは院長の娘婿で、消化器内視鏡専門医の平松万尚医師。

2012年10月20日号掲載  

(株)八天堂が空港隣接地に新工場 私募債も

「くりーむパン」を柱にスイーツパン専門店の(株)八天堂(三原市港町、森光孝雄社長)は、スイーツパン事業、賞品開発事業、販売開発事業、地域貢献事業を柱に着実に事業を進展させているが、このほど信用保証協会保証付私募債を発行した。
発行額は3千万円、発行日は9月28日、期間は2年。資金使途は設備資産で、引受銀行は広島銀行が単独で受託した。9月6日には、広島臨空産業団地へ新工場を建設するため、広島県、三原市と同社の三者で立地協定書の交換式を行っている。

2012年10月20日号掲載  

備後地域でメガソーラー建設計画拡大

尾道市では市内高須地用の高須浄水場跡地に大規模太陽光発電施設設置運営事業者を公募し、14事業者が視察に訪れた。さる8月17日の受付期限内に8事業者が提案書を提出、書面による第1次審査で3事業者を選び、第2次審査のプレゼンテーションで決定した。
日本アジアグループ(株)から、「堅実な事業体制及び事業計画、工事施工や施設維持管理での地元業者の積極的活用や環境学習などの具体的かつ詳細な地域貢献提案」があったとして選定された。今後の事業化に向けての協議は同企業体と行い、来年7月以降の稼働を目指す。

2012年10月10日号掲載  

竹原工業・流通団地にジャペル(株)立地

ペットフードやペット用品などの関連用品卸しで業界最大手のジャペル(株)(愛知県春日井市、片岡春樹社長)は10月2日、竹原工業・流通団地に進出するため竹原市、広島県、リース会社の4社で立地協定調印式を行った。
計画では、間接リース方式で進出するもので、竹原市の永井建物リース㈱が土地、建物を取得し、ジャペルにリースする。ジャペルの事業内容はペットフード、同用品の卸売、ペット関連商品の開発及び輸出入、ペット専門校の運営。

2012年10月10日号掲載  

オクモトのレモンケーキ 広島駅構内10店に販路

洋菓子製造販売の瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町、奥本隆三代表)は主製品のレモンケーキ「島ごころ」の販路をJR広島駅内の土産品店などに拡大。6月の倉庫拡張に続く設備投資で今月には生産ラインも拡充、増産体制を確保する。
今年6月に2千万円の融資を受け倉庫を拡張。増産に伴い、さらに2千万円を投資して今月には自動搾り器と自動包装機、ミキサーなども導入し、年商2億円規模の生産量まで対応可能な体制とする。

2012年10月10日号掲載  

ポリカ製パネル生産能力倍増へ㈱レニアスが工場増築

ポリカーボネート製品製造の(株)レニアス(三原市沼田西町、前田導社長)は、主力の建設機械向け樹脂パネルの伸長や海外の電気自動車向け製品の新規採用に対応して本社工場を増築し、年間の生産能力を既存の2倍に増強する計画を進めている。
増築しているのは本社横、延べ床面積4500㎡で2階建ての工場棟。シルク印刷から熱成形、ハードコート処理、3次元NCルーターによるトリミングまで行うポリカ樹脂製品の一貫生産ラインを、従来の1ラインから2ラインに増設する。建設機械キャビンのサンルーフをはじめ主力の建機向け受注が拡大しているほか、台湾の電気自動車メーカーから窓素材としての新規受注もあり、生産能力の拡大を決めた。投資金額は約20億円。今後の積極的な営業展開と併せ、現在45億円の年商規模を5年後に100億円台に乗せる。

2012年10月10日号掲載  

天野実業(株)が防災など自治体や企業向け長期保存みそ汁

フリーズドライ食品の天野実業(株)(福山市道三、吉岡信一社長)は、賞味期限が3年6カ月の「長期保存用、おいしいおみそ汁」を15日(月)から新発売する。
東日本大震災後から災害時の常備食への意識が高まっており、保存や調理が便利なレトルト食品の売上高が過去最高を記録するなど、日常でも食べながら長期保存も可能な食品の消費が増加している。そのことを背景に、同社では非常用の備えとして軽さと製造後の賞味期限3年6カ月を保証する長期保存用食品を発売する。

2012年10月01日号掲載  

ワタミの渡邉氏招き「福の山フォーラム2012」

(社)福山青年会議所(細羽雅之理事長)と日創研福山経営研究会(高橋英樹会長)、広島県中小企業家同友会福山支部(能登伸一支部長)は、10月26日(金)と27日(土)の両日、まちづくりをテーマにした「福の山フォーラム2012」を開催する。
26日(金)午後7時からリーデンローズ大ホールで、第1部は東証一部に上場したワタミ(株)の渡邉美樹氏と羽田皓福山市長、福山青年会議所細羽雅之理事、日創研福山経営研究会高橋英樹会長、広島県広島県中小企業家同友会福山支部能登伸一支部の4氏によるパネルディスカッション「夢を語ろう」。第2部渡邉美樹氏を講師に「夢をかたちに」のテーマで講演を行う。受講料は2000円。

2012年10月01日号掲載  

三原法人会 社団化30周年で情熱のフラメンコ公演

(公社)三原法人会(勝村善博会長)は社団化30周年記念事業として11月17日(土)午後3時から市内宮浦の三原市芸術文化ホールポポロを会場にフラメンコ公演を実施する。
アリシア&ネストルフラメンコ舞踊団が歌、踊り、ギターと手拍子が会場を盛り上げる。終演は午後4時50分。5時30分からは舞踊団メンバーと一緒にポポロでのイルミネーション点灯イベントを行う。来場者が未来の三原への夢や希望を短冊ボードに記載し、電飾する樹木にかける。入場無料。整理券が必要で、三原法人会、三原商工会議所、三原臨空商工会、ポポロで配布している。

2012年10月01日号掲載  

(株)のとテックが初の私募債 設備充実に5千万円発行

(株)のとテック(尾道市久保、能登哲夫社長)は、第1回無担保社債を発行した。発行日は9月25日。発行額は5千万円。受託金融機関はしまなみ信用金庫(三原市、出雲智理事長)。発行期間は5年、満期一括償還する。同社では資金を設備充実に充てるとしている。
 同社はNTTドコモ系の携帯電話を販売するドコモショップ松永店、因島店、せら店、沼南店の4店舗を経営するほか、関連会社の㈲ふじみ屋、ファミリーマート尾道栗原西店を持ち、世羅町内で大型リサイクルショップの「がらくたや」を運営、事務用品、店舗用什器、食器、家具、雑貨等も販売する。福祉事業もある。

2012年10月01日号掲載  

「福山ロッツ」に大和情報サービス(株)

福山市西町、JR福山駅西側のテナント商業ビル「福山ロッツ」が来年3月末閉店後の賃貸先に大和ハウスグループの大和情報サービス(株)(東京都、藤田勝幸社長)と11日付けで基本合意したと、羽田皓市長が12日の本会議で正式に表明した。
全館の半分となる5フロア以上の賃貸で、地上9階地下2階のうち、地上4階から地下1階までの利用を希望している。期間は開業日から5年間で来年夏の開業を目指す。賃貸料はビルの改修費もあり、フロア面積などにより今後検討する。

2012年09月20日号掲載  

笠岡湾干拓地のメガソーラー近く完成

(株)ウエストホールディングス(広島市、大畑康寿社長)が岡山県内初のメガソーラーとして建設を進めていた笠岡湾干拓地内の設置作業が順調に進んでいる。
設置作業は干拓地内で国道2号笠岡バイパスに並行した道路沿いで南北に長く、敷地は幅18m、長さ2100m、面積3万8000㎡。笠岡市内では農産物のハウス栽培用の電力を太陽光発電で行う計画で、地元企業も太陽光発電の設置に着工しており、干拓地の有効利用の新たなモデルとして期待が高まっている。市では今後も干拓地での太陽光発電事業者の誘致に積極的に取り組むとしている。

2012年09月20日号掲載  

尾道学園 尾道高校生徒が電気自動車開発

学校法人尾道学園(尾道市向島町、間處孝視校長)の尾道高等学校は、30日(日)に開催する文化祭で、同校生徒が開発した電気自動車(EVカー)を一般公開する。
開発はものづくり教育の一環として機械科と工業研究部(顧問中間要樹教諭)で昨年7月からスタート。ガソリン車のエンジンをモーターに積み替えたコンバートEVカーと呼ばれる電気自動車の製作に取り組んできた。今年8月24日には完成したEVカーを実習室の外に出し、試乗も行われた。試乗した間處校長も「電気なので静か。思っていたよりスピードも出る。早く公道を走らせてみたい」と完成を喜ぶ。ナンバー取得の準備に入るが、取得が間に合わなくても9月30日(日)の同校文化祭で展示し、一般公開される。

2012年09月20日号掲載  

(株)山本屋 県食品自主衛生管理認証取得

和菓子製造の(株)山本屋(尾道市美ノ郷町、山本浩矢社長)は9日1日、広島県が推進している「広島県食品自主衛生管理」の認証を受けた。
同制度は平成16年に創設。食品事業者が食品関係法令を遵守し、日々取り組んでいる自主的な衛生管理を積極的に評価するもので、第3者機関が県の定めた認証基準を満たしている施設を認証し、認証書と認証マークを交付している。県東部での認定事業所は少なく、同社の認定は、生菓子部門で県内で6社目、県東部では2社目の取得となる。

2012年09月20日号掲載  

(株)鈴木事務機30周年 フェアと「エコと福祉まつり」

(株)鈴木事務機(三原市本郷南、鈴木章社長)は21日(金)、同社を会場に創業30周年を記念したビジネスフェア、22日(土)は3回目の「エコと福祉まつり」を実施する。
ビジネスフェアではゼロックスの最新複合機や監視カメラを紹介。シュレッダー屑をトイレットペーパーに再生する装置で福祉施設などに導入実績のある「ホワイトゴート」のカタログを設置、機能や導入時の補助金に関する説明を行う。ほかに中古パソコンの特価販売、ドキュワークス研修会なども予定している。

2012年09月10日号掲載  

(有)シンライフが小規模多機能ホーム新築移転

グループホーム等を経営している㈲シンライフ(福山市加茂町、森山博子社長)は、千田町に建設している小規模多機能ホームがほぼ完成、最後の仕上げを急いでおり、10月1日オープンを決めた。
この施設は小規模多機能ホーム・サービス付き高齢者向け住宅「スマイル千田」。福山市千田町3の敷地に木造平屋建て床面積560㎡を新築した。小規模多機能ホームは登録人数25人で、デイサービス、ショートステイ、ヘルパーステーションが同じ施設で受けられるため家庭的なサービスが可能。また、高齢者向け住宅は8室で在来の施設より広めの仕様(1室18㎡)となっており、夫婦2人での入居も可能。

2012年09月10日号掲載  

11月 県内4信金合同ビジネスフェア

しまなみ信用金庫(三原市港町、出雲智理事長)と広島信用金庫、呉信用金庫、広島みどり信用金庫の県内4信金による合同ビジネスフェアが11月13日(火)午前10時から午後5時まで広島グリーンアリーナで行われる。リース会社などが協賛、中国財務局や広島県、中国地域ニュービジネス協議会、ひろしま産業振興機構、広島県商工会議所連合会と同商工会連合会が後援する。
グリーンアリーナに会場を移した昨年は1万人以上が来場し、商談は4333件、うち成約は180件を数えている。7回目の今回は海外ビジネスコーナーを拡充、地元食材の紹介コーナー、アグリビジネスコーナーを新設した。入場無料。

2012年09月10日号掲載  

学生の「夢の部屋」NPOが募集

住宅支援びんごNPOセンターは「第1回学生コンテスト『ドリームルーム』あなたが描いた夢の部屋が実現します!」の作品を募集している。
応募対象は大学生、専門学校在学中の学生で、個人または3人までのグループ1作品。
作品は、提案意図を表現した間取り1Kの賃貸住宅のビジュアルデザイン(A1からA4判のCG、イメージスケッチなど)と解説文のレポート。作品は未発表に限る。グランプリ1点には賞金5万円と記念トロフィーが贈られるほか、グランプリ作品を実際に生活できるように1部屋丸ごと改装する。理事長賞1点3万円、協賛会員賞3点各2万円。

2012年09月10日号掲載  

北川冷機(株)が自動車ミッション部品の鋭工場

自動車部品加工等の北川冷機㈱(世羅郡世羅町、北川祐治社長、西貞光取締役工場長)は、同町川尻に開設している甲山工場内に建設していた自動車部品加工の新鋭工場が完成、このほど操業を始めた。
新工場は、鉄骨造り平屋建て1896㎡、工場内には省力化など最新システムの自動車部品加工ラインを導入、操業当初は6ラインで稼働を始めており、自動車の主要部品であるミッション部品を加工、10月からは量産体制が始動する。

2012年09月01日号掲載  

中国タクシー㈱「プレ45周年」特別バスツアー

中国タクシー(株)(府中市中須町、藤枝俊治社長)は来年の創業45周年を前に「プレ45周年」と銘打ち、鳥取名所巡りと土産も充実した格安の「二十世紀梨食べ放題&お土産満載の日帰りバスツアー」の参加者募集を始めた。
出発地は三原、尾道、福山、府中の4カ所。三原を午前6時10分発、尾道と府中、福山駅北口を経由する。最初は国立公園浦富海岸で島めぐり遊覧船に乗り日本の渚百選に選ばれた絶景を楽しむ。練り物製造販売で有名な前田商店で買物、砂丘会館で昼食。砂の美術館見学に続き、味果園では二十世紀梨が30分食べ放題。その後賀露港の中村商店で海産物などの土産物、スウィートランドTAKARAで菓子の買物を楽しむ充実の行程。謝恩企画として参加者に配られるお土産も充実している。

2012年09月01日号掲載  

(株)中国バスが業界初の全席個室夜間高速バス

(株)中国バス(福山市多治米町、小嶋光信社長)は、8月18日、同社のスタッフを中心に開発した全個室14室の「DREAM SLEEPER(ドリームスリーパー)」を完成し、広島―横浜線の夜間高速バスとして運行すると発表した。
韓国の現代(ヒュンダイ)の車両を改装した。全長11・99m、幅2・49m、高さ3・52m。定員は座席14席と乗務員2人の16人。車両価格は約5,200万円、2台で1億千万円で購入した。8月29日から広島横浜間の路線に1往復を増発して運行する。

2012年09月01日号掲載  

(有)共楽堂が高級「ひとつぶのマスマット」

和洋菓子製造販売の(有)共楽堂(三原市港町、芝伐敏宏社長)は看板商品「ひとつぶのマスカット」に通常使用するマスカットの約2倍の大粒の実を使った「特選ひとつぶのマスカット」を期間限定でネット通販している。
通常は14g以上の粒を使うが、同社ではインパクトを求めて2倍サイズでの商品化を検討。倉敷の契約農家で4年前から試験的に栽培を始めた。28g以上に生育する実は1房につき1〜3粒と歩留まりも悪いが、50セット程度まで対応できるメドがついたため販売に踏み切った。5個入りで特製の紙箱を桐箱に詰め、マスカットをイメージした黄緑色の風呂敷に包み、シリアルナンバー入り認定証と一緒に贈る。価格は1セット10,500円。

2012年09月01日号掲載  

リョービ(株)広島東工場内に大型金型工場建設

ダイカスト部品専業で最大手のリョービ(株)(府中市目崎町、浦上彰社長)は、同市ウカイ工業団地内に立地している広島東工場敷地内で金型工場の建設に着工した。
規模は同所の敷地12万7969㎡に、鉄骨造り平屋建て8340㎡の工場建屋を建設する。12月中旬の完成を予定。完成後は来年3月末まで、稼働に向けて工場内設備の導入やテストを行い4月から本格操業を予定している。新工場は主にトランスミッションケースやシリンダーブロック等の大型ダイカスト製品の金型を製作する。設備としては金型加工設備にCAD・CAMを導入、仕上設備を設置する。
完成後の生産能力は現状の約2倍に当たる2000型。社員数も本社工場の金型業務従事者190人のうち80人を新工場へ異動して体制を強化する。投資額は約26億円を見込む。

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2012年08月20日号掲載  

(株)備後会のケアホーム「あいあい府中駅西」完成

サービス付き高齢者向け住宅、ケアホーム「あいあい府中駅西」を建設している(株)備後会(府中市府中町、門田悦治社長)は、棟内にモデルルームを開設、一般公開を始めた。
建設工事は順調に進んでおり、8月末に完成、9月4日から順次入居が始まる。
この施設はJR府中駅西側に建設している5階建て延べ床面積2334㎡の住宅棟。1階はデイサービス施設で利用定員50人、2階から4階までが入居施設で、個室41室、2人部屋5室で入居定員は51人。全室にトイレ、洗面所、ベッド、家具付、各階に共同浴室がある。入居対象者は65歳以上で介護認定を受けている人を優先。食事提供、日常ケア、医療・健康管理、機能訓練などが受けられる。

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2012年08月20日号掲載  

(株)福山臨床検査センターが県内初「ISO15189」

臨床検査などの㈱福山臨床検査センター(福山市草戸町、近本肥于社長)は本社臨床ラボを対象とした臨床検査室マネジメントの国際規格ISO15189の認定を県内で初めて受けた。
ISO15189は臨床検査室の品質、能力に関する要求項目への適合を認める国際規格。健全な品質管理のための要求事項と、検査種類に応じた技術能力に関する要求事項の2つを満たすことが求められる。同社は検体の通り道と社員の動線の区分けを厳密にし、検査室の中に新たにエレベーターを設置。試薬保存の大型冷蔵庫や冷凍庫が示す温度の正確さの証明など、設備面の適合にも力を入れた。本社以外の検査室でも同等の要求事項に合格できる体制を整えている。認定機関は(公財)日本適合性認定協会。

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2012年08月20日号掲載  

割烹東山がリニューアル 横山大二郎さん老舗の味継ぐ

創業50年を迎えた老舗割烹料理店の東山(尾道市久保、横山正志社長)は8月1日から店舗一部を改装してリニューアオープンした。
また横山社長の二男で横山大二郎さん(30歳)夫妻が老舗の味を受け継承する為、東京から帰郷した。高校を卒業後、18歳で東京にある有名なイタリア料理店やホテルのイタリアンレストランなど、13年間イタリア料理の道で活躍。創業者と店を切り盛りしてきた祖母の死をきっかけに、東山が受け継いできた伝統の日本食の味を継承するため、日本料理の道に進むことを決意。伝統的な味を追求し、東山の味を守る。夜のコースは、地元の鮮魚と旬の野菜の持ち味を活かした美味しいコース料理を提供する。

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2012年08月20日号掲載  

㈱無垢(ムーク)がトラック・バス用 高品質の尿素水

環境関連事業の(株)無垢(ムーク、三原市久井町、道原伸二社長)は、トラックやバスに搭載されている排出ガス浄化システム用の低価格の尿素水「エコツーライト」を製造販売する新事業をスタートさせた。
尿素水は、新長期排出ガス規制対応のために開発された排出ガス浄化システムを搭載したディーゼルエンジン車の、排出ガス中の窒素酸化物を低減するため必要なもの。現在流通しているのはドイツ自動車工業会登録商標商品の「アドブルー」。エコツーライトはアドブルーより安い、運送料込み1㍑59円(税別)で販売する。無垢の関連会社(有)道原運送(同所、同社長)では年間10万円近い経費が削減された。実績を元に運送会社やバス会社などに無垢が提案を行う。

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2012年08月10日号掲載  

(株)菊屋マンション社長 能宗孝さんの紹介本が発刊

 (株)菊屋マンション社長で福山自動車時計博物館館長の能宗孝さんを紹介した著書が出版され、7月29日には菊屋マンションの法人化23周年と出版を祝うパーティーが福山ニューキャッスルホテルで開かれ、能宗さんをまちづくりのパイオニアとして知る人など全国から約250人が祝賀の宴に駆け付けた。
 「備後・福山の暴れン坊 能宗孝という男」という著書の副題は「福山市の天敵!直言士」。著者は㈱展望社(広島市)の弥山政之社長。B5サイズ本文180ページ。1995円で地元を中心に有名書籍店で販売されている。

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2012年08月10日号掲載  

味噌隠し味 浅野味噌(株)が「ご当地バーガー」4種

浅野味噌(株)(府中市府中町、浅野利夫社長)は、味噌を隠し味に使ったえびクリームコロッケやささみチーズカツをバンズで挟んだテイクアウトの「ご当地バーガー」4種を5月に発売、夏休み本番を迎え親子連れや帰省客への話題作りとして店頭での紹介などに力を入れる。
直営店「鷹屋」(中須町)で販売する。メニューは、生パン粉を使い手作りにこだわるえびクリームコロッケ(340円)、ささみチーズカツ(360円)、えびカツ(440円)、じゃが芋のコロッケ(300)。ソースの隠し味も味噌。特にえびカツ用の白味噌を加えたタルタルソースは、しっかりした酸味で最後まで油っぽさを感じずに食べることができる。基本的に注文後に揚げるため、予約すれば受け取りもスムーズ。揚げ物単品や味噌の売上増にも期待する。

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2012年08月10日号掲載  

ジンジャーダイヤモンドのシロップとジャム「TAU」でも販売

生姜加工食品製造販売のジンジャーダイヤモンド(福山市西町、中尾寛嗣代表)は、福山市駅家町服部で生産する生姜と尾道市瀬戸田町のレモンを使ったジンジャーシロップとハニージンジャージャムの2商品が、7月16日にオープンした広島県ブランドショップ「TAU」で採用され、首都圏での知名度アップと販路拡大に弾みをつける。
シロップはお湯で割るほか紅茶、牛乳、ジンジャーエールなどに向く。三、四〇代の女性を中心にファンが増加。ジャムは生姜、レモン、国産リンゴやはちみつをブレンド、シナモンを加え、自然な甘さはてんさい糖で出す。生姜のしゃきしゃきした食感も楽しめる。9月中には「TAU」での試飲販売の計画もある。

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2012年08月10日号掲載  

8月に来館者100万人 天然温泉尾道ふれあいの里

天然温泉尾道ふれあいの里(尾道市御調町高尾、指定管理者=(有)みつぎ交流館、森田治博社長)は、8月中に来館者100万人を突破する。100万人目の入館者には旅行券10万円分を贈り、達成から先着100人に入浴剤のプレゼントや、達成当日は入浴、食事も無料とする。
同温泉施設は、平成19年施設所有者の尾道市から㈲みつぎ交流館が指定管理者となり「天然温泉尾道ふれあいの里」として営業を始めた。西日本唯一のプラズマ大浴槽や源泉掛け流しの露天風呂もある。敷地内には体育館、多目的グラウンド、テニスコート、ゲートボール場、グランドゴルフ場、ソフトボール球場もある。

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2012年08月01日号掲載  

エブリイとひまわり東広島市へ出店

食品スーパー「エブリイ」を多店化している(株)エブリイ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)は、東広島市黒瀬町菅田字天神原に大規模小売店舗を建設、10月2日「エブリイ黒瀬店」としてオープンを予定している。
計画では同所の敷地8951㎡に、鉄骨造り平屋建て店舗2棟を建設する。「エブリイ」棟が1913㎡、ドラッグストア「ひまわり」(運営会社=㈱ププレひまわり、福山市西新涯町、梶原秀樹社長)棟が772㎡など総延べ床面積2685㎡を建設する。設計は三谷豊建築設計室、施工は住建コーポレーション。

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2012年08月01日号掲載  

「商工会議所知って」5日 竹原商議所が初の開放デー

竹原商工会議所(山本靜司会頭)は5日(日)午前10時から、商工会議所の存在価値やその仕事を広く知ってもらうことを目的に「開放デー」を初めて実施する。後援は竹原市教育委員会。
内容は、小学生を対象に仕事体験を楽しんでもらう「OSHIGOTOの国タッピーズ」と、地元の企業紹介、ゲームコーナー、飲食屋台。子どもだけでなく商工会議所の存在をよく知らない事業者などに対しても存在をアピールする。

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2012年08月01日号掲載  

拝見 銀座にオープン 広島ブランドショップ TAU

7月16日、広島県の事業として計画を進めてきた東京銀座の広島ブランドショップ「TAU〜SETOUCHI HIROSHIMA〜」(東京都中央区銀座、坂山博隆店長)がグランドオープンを迎え、午前8時前から並んだ福岡在住の男性を先頭に100人以上の一般客がガス灯通り両側に行列を作った。
それに先立つ15日にプレス内覧会を実施。湯崎英彦広島県知事から広島市出身の女優戸田菜穂さんへ「ひろしま観光大使」委嘱状と名刺、ハート型のレモンが渡された。16日は一般公開前に「おしい!委員会」の西城秀樹さん、モデルの相沢沙世さんを招きオープニングセレモニーを実施。広島を発った第一走者・湯崎知事から乗り継いで来た自転車が51番目の「おしい!委員会」秘書・杉原杏璃さんとともに到着し、鏡開き、フォトセッションなどの後、ショップがオープンした。

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2012年08月01日号掲載  

尾道流通団地に(株)神明が中四国工場着工

米穀卸最大手の(株)神明(神戸市、藤尾益雄社長)は、尾道市美ノ郷町本郷の県営尾道流通団地内に取得した約5430㎡で、大規模精米工場の建設に着手した。
計画では同所の敷地に鉄骨造り平屋建て約3300㎡の主食用米の精米工場を建設する。年間の精米能力は3万㌧、設備投資額は約20億円を見込んでいる。
この新工場は同社の子会社(株)神明精米(東京都中央区、藤尾益雄社長)が中四国工場(仮称)として操業するもので、神明の各社が分担していた中四国向け精米分を新工場に全面移管する。

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2012年07月20日号掲載  

(株)円福寺と(株)サンエス 高機能LED照明製品化

(株)円福寺(尾道市東尾道、円福寺雅之社長)と(株)サンエス(福山市神辺町、佐藤卓己社長)は、大きな照度と均一な光、低価格が特徴のオフィス向けLED照明機器「アイフラットライト」を共同で製品化した。
(株)アイルネット(福山市御幸町、田和純一社長)が開発した光拡散式導光板を採用し、まぶしい光でなく、揺らぎのない均一で優しい光が特徴。照度分布も広く、蛍光管より大きな照度ながら目の疲れを軽減。長時間の事務作業でも疲れない。デザイン性も優れている。寿命は約4万時間。蛍光灯と比べ3〜5倍で、1日10時間の使用でも10年間は初期の明るさの70%以上を維持できる。既存蛍光灯との交換や新規取り付けも容易。

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2012年07月20日号掲載  

海フェスタおのみち 14日の開会式で開幕

海フェスタおのみち(主催=第9回海フェスタ実行委員会=平谷祐宏尾道市長)が7月14日、JR尾道駅前のしまなみ交流館で行われた開会式から始まった。
開会式には湯﨑英彦県知事、国土交通省中国運輸局次長代理、林正夫県議会議長らを来賓に、イベント会場を受け持つ尾道、福山、三原の3市首長(福山市は代理)が実行委員会側代表として出席。海の恩恵に感謝し、海に関する産業の発展を祈るイベントの主旨に応じた主催者、来賓のあいさつのほか、公募で選ばれた海フェスタおのみちのシンボルマークと標語の入賞作品受賞者表彰式、ベッチャー太鼓や書道のアトラクションなどが行われた。

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2012年07月20日号掲載  

いつでもツールドしまなみ始動 6橋で「ロケタッチ」

しまなみ海道に設置したポイントを回り、証拠を提示すると完走証明書が有料で得られる「いつでもツールドしまなみ」事業が同実行委員会(徳永修委員長=尾道冷凍工業(株)専務)の運営で海フェスタ開幕と同じ7月14日にスタートした。
 同事業は最新の位置情報システム「ロケタッチ」とサイクリング・ナビマップのコラボレーションにより実現。ロケタッチは大手企業が運営する新サービスでスマートフォンなどネット機能付き携帯電話、同タブレットのGPS機能を使って設定エリアに近づくとそのポイント独自の電子シールが手に入る。しまなみ海道には6橋にポイントが設定してあり、シール6枚を集めて完走証明書の発行を委託している尾道グリーンヒルホテルに行けば、いつでもしまなみ完走証が手数料1,000円で発行してもらえる。

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2012年07月20日号掲載  

向島にエブリイ・ひまわり・ダイソーが複合商業施設

尾道市の対岸、向島町に市内最大規模の複合商業施設の進出が決まった。建設地は向島紡績㈱跡地で、敷地面積11526㎡に3棟を建設する。
食品スーパー「エブリイ」棟は鉄骨造り平屋建て延べ床面積2201㎡、店舗面積は1304㎡、併設施設としてサービス店舗89㎡。ドラッグストア「ひまわり」棟は同造り平屋建て床面積1091㎡、店舗面積は980㎡。100円ショップ「ダイソー」は、同造り床面積736㎡、店舗面積604㎡。小売店舗面積の合計は2888㎡。駐車場は114台、駐輪場は50台を収容できる。現在は旧建物を取り壊して整地作業を進めており、9月中旬に着工、12月下旬に完成、来年2月15日オープンの予定。

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2012年07月10日号掲載  

三原市学校給食共同調理場 1日5500食で9月から供用

三原市は同市糸崎町の国道2号沿いで糸碕神社南側の埋立地に建設を進めていた「三原市学校給食共同調理場」が完成、9月から供用を開始する。
施設の規模は同所の敷地面積7904㎡に、鉄骨造り2階建て、延べ床面積2820㎡を建設、1日の調理能力は5500食、総事業費は約10億6000万円。調理場施設は完全ドライシステム仕様で、各種調理機をはじめ、安全で清潔な環境を整備している。調理場は汚染区域と非汚染区域を明確に区分し、区域間の移動は食品のみとし、容器や器具類も区域専用のものを使用し、洗浄も分けて行うなど相互汚染を防ぐ。温度管理は空調設備によって施設内を常に適切な温度、湿度を保ち衛生的な環境を実現する。

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2012年07月10日号掲載  

尾道市商連 尾道本通り2020ビジョンを策定へ

尾道市商店街連合会(木織雅子会長)の総会と懇親会が6月27日グリーンヒルホテル尾道で開かれ65人が参加した。
佐藤彰洋活性化委員長が、前年実施したスノーイベントやクリスマスイルミネーションなどの活動報告と尾道市立大学小川ゼミを中心に実施したアンケート事業を報告。尾道本通りの2020ビジョンを発表したいと締めくくった。木織雅子会長はm商店街の後継者不足が問題で空き店舗が目立っていたが6月には新しく事業を始める人に有利な条件で店舗を賃貸する「チャレンジショップ」をスタートさせ、2店舗がオープンしたことを報告した。

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2012年07月10日号掲載  

災害時要援護者受入れ 三原市が社会福祉法人と協定

三原市は6月29日、災害発生時に高齢者や障害者など一般避難所での生活が困難な可能性のある要援護者を受け入れる施設として、市内の7社会福祉法人と福祉避難所の設置運営に関する協定書を締結した。
締結先は三原市社会福祉協議会、松友福祉会、三原福祉会、広島聖光学園、泰清会、本郷福祉会、亀甲会で、31施設が対象となっている。災害発生時に、要介護3以上の人、一人暮らしで75歳以上の高齢者や、75歳以上の高齢者だけの世帯、障害者、妊産婦や乳幼児といった要援護者の二次的避難先となる内容。

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2012年07月10日号掲載  

古川技術振興財団 設立20周年で174人に助成

公益財団法人古川技術振興財団(三原市沼田西町、古川雅章理事長)は、6月18日「平成24年度研究助成、奨学金贈呈式」を開催し、研究助成に4人、奨学金に6人を選んだ。研究助成は1人100万円、奨学金は36万円を贈る。
公益財団古川技術振興財団は、平成4年3月23日創設され、今年で創立20周年を迎えた。主な財源は古川製作所の所有株券による配当金で運営されており、助成金、奨学金の総額は1億円を超えた。

2012年07月01日号掲載  

CATVの(株)ケーブル・ジョイ開局20周年

府中市と福山市新市町、神石高原町をエリアにケーブルテレビ局を運営している(株)ケーブル・ジョイ(府中市元町、北川祐治社長)は開局20年を迎えた。
同社は、平成4年7月1日に開局。現在は地デジとBSやCSの多チャンネルとインターネットをセットに営業を展開。同昨年4月1日から神石高原町もエリアに加わり、現在、加入者は府中市と新市町で約3000世帯、神石高原町は約4000世帯。人的交流をテーマに、地域密着のニュースや20年間の映像をもとに古い映像の放送、インターネットでは地域密着型情報発信サイト「知っ得ネット」をアップし、神石高原町や帝釈峡などのイベント紹介も行っている。20周年事業として、夏休みにエリア内の小、中学生にケーブル・ジョイのキャラクターを募集し、秋には新キャラクターの発表を行う予定。

2012年07月01日号掲載  

谷前住建(株)が初イベント「後悔しないための家づくり勉強会」

谷前住建(株)(三原市木原、谷前秀樹社長)は7月15日午後1時30分から道の駅「みはら神明の里」2階神明ホール)で「後悔しないための家づくり勉強会」開催する。
内容は、「デザイナーズ住宅を安く建てる方法は?」、「マイホーム購入の最適なタイミングとは?」、「資産となる住宅とは?」など。当日はベビーシッターも待機して、子連れ来場者がゆっくり落ち着いて話しが聞けるように準備している。
講師は、大手ハウスメーカーから中小公務店まで様々な住宅会社のコンサルティングを手掛けている川瀬太志さん。参加費無料。

2012年07月01日号掲載  

尾道で初「海辺のおのバル」 三原は3回目「はしご酒」

「はしご酒」「バル」など、お酒をテーマに中心市街地での回遊性を高め、市民や観光客の新店開拓支援を通じて飲食店を活性化させる仕組みが備後地域でも広がっており、主催者やスタイルを変えながら定着を見せている。
今年度は尾道市海フェスタ推進室内に事務局を設け、新たな企画として15日(日)に「海辺のおのバル」が行われる。次回以降の運営体制を見据え、市内外で居酒屋を展開する(有)いっとくの山根浩揮社長を中心に調理師会や飲食組合など民間を主なメンバーとしたプロジェクトチームを結成。行政を事務局とし、イベント成功に向けて準備が進んでいる。
三原では一昨年に初開催した「浮城・歩(ぶ)ラリ〜 はしご酒」が今年で3回目。昨年までは三原商工会議所サービス部会の藤原聖士部会長が実行委員長を務め、広島県飲食業衛生同業組合三原支部が協力する形で運営と仕組み作りを進めてきた。今回は過去2年で積み上げたノウハウをもとに、飲食組合が主体となって実行委員会を立ち上げ、池田斉実行委員長と5人の副実行委員長が中心となり準備を進めている。開催は26日(木)。

2012年07月01日号掲載  

尾道商店街の荒神堂通り チャレンジショップオープン

商店街を活性化させようと空き店舗を小さく分割して資金力のない若手事業主にも起業しやすいテナント店舗を提供するチャレンジショップが9日、尾道市土堂2丁目の荒神堂通りにオープンした。尾道市商店街連合会有志など若手を中心に集まった約20人が参加するおのみち街づくり会社が運営。県にNPOの認可を申請しており、理事長には尾道市商店街連合会活性化委員長の佐藤彰洋さん(佐藤紙店)が就任予定。
 チャレンジショップは経営者の高齢化から廃業したおもちゃ店跡。約114平方mの店舗を3区画に分割し、通り沿い正面にゆとりのスペースを設けた。向かって左側はフレッシュジュースを中心にしたカフェ、正面は雑貨系の販売店舗として入居交渉中、左側はお弁当・惣菜を販売する「くぼた」。

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2012年06月20日号掲載  

(株)オンリーワン三原市に進出 150億円企業達成目指す

低価格路線を看板に生鮮食品ディスカウントスーパー「オンリーワン」を展開している(株)オンリーワン(福山市引野町、下井豊社長)は、岡山県内進出の拠点店舗として出店した「オンリーワン笠岡駅前店」から2年ぶりの新店舗を多店化計画通り、三原市内にオープンした。
新店舗は三原市宮浦5の食品スーパー跡をリニューアル、6月2日「オンリーワン三原宮浦店」(岡田良治店長)としてオープンした。店舗面積は約1000㎡、売場面積約500㎡、スタッフ40人体制、営業時間午前9時から午後9時まで。初年度売上目標は8億円、三原市の中央地区、北地区、西地区を商圏に営業活動を行い、10億円店舗に育て上げる。

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2012年06月20日号掲載  

非営利法人が活動開始 備後まちづくり共議会

地域情報を発信しながら異業種の交流を進めようとNPO法人備後まちづくり共議会を福山市神辺町の田原健広さん(36)が中心となって5月9日に設立した。備後まちづくり共議会は事業に芸術家やこだわりを持つ中小企業の逸品を販売するネットショップの運営、会員らの交流、地域情報の発信という3本柱を持つ。
田原さんは神辺商工会にも所属し、そこで知り合った仲間も多く、会員は福山、府中、尾道の3市と神石高原町など備後地域から30代、40代の若手事業主を中心に24人。ネットショップは非営利主義。年間2,000円程度の費用で、1つの商品を販売できる仕組みにする。現在はこだわり生産の無農薬米を試験的に販売しており、販売力の弱い営業弱者の支援を基本とする。

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2012年06月20日号掲載  

UCC全国大会 尾道浪漫珈琲の神原直樹さん全国優勝

UCCコーヒーマスターズ2012全国大会で尾道浪漫珈琲神原直樹さんがサイフォン部門で優勝した。神原直樹さんは尾道浪漫珈琲((株)浪漫珈琲、尾道市十四日元町、中本健二社長)の西風新都店店長で、神原栄会長の長男。大会は、全国6ブロックで2月から予選会がはじまり、6月8日と9日、神戸市のスペースシアターで全国決勝大会が開かれた。
UCCコーヒーマスターズは、世界基準の審査方法で抽出技術、接客技術を競い、世界レベルの技術と表現力を磨く大会として今回で第7回目。神原直樹さんが優勝したサイフォン部門はブランド4杯と独創的なアレンジコーヒー4杯の計8杯のコーヒーを15分で提供し審査される。アレンジコーヒーではアイスコーヒーにビーツの炭酸クリームをトッピングしたもので決勝大会に挑んだ。昨年も出場し、サイフォン部門では全国3位、ペーパードリップ部門では入賞し、史上初の2部門入賞を果たしていた。

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2012年06月20日号掲載  

バース整備から1年 おのみち海の駅活性化委員会発足

尾道商工会議所ビル東側に整備されたヨット等の係留施設海の駅が開設されて1年が経つことから、利用促進を目的に任意団体「おのみち海の駅活性化委員会」が発足した。
同活性化委員会はヨットやクルーザーで海を楽しむ経験者を中心に有志が集まり、5月29日に設立総会をグリーンヒル尾道で開いた。会長に桑田文隆氏(山丸汽船(株)=尾道商工会議所副会頭)が就任、顧問に平谷祐宏尾道市長を迎えた。アテンダント部会、バースアミューズメント部会、アテンダント部会からなる。問い合わせは(株)ホンダカーズ尾道(℡0848・20・3577)内の同委員会・山田幸一副会長まで。

2012年06月10日号掲載  

(株)ユーホーがハウスクリーニング「家ピカ」開始

ホームセンター展開の(株)ユーホー(福山市多治米町、佐藤哲士社長)はハウスクリーニング「家ピカ」のサービスを福山地域9店舗で開始した。
「家ピカ」のサービスは、エアコンクリーニング、キッチン周り清掃、洗面所、トイレ、浴室清掃、排水管洗浄、部屋掃除、墓掃除、フローリングクリーニング、都度見積業務など7項目21種類の清掃サービスで、ホームセンターユーホーの福山店、瀬戸店、福山南店、伊勢丘店、春日店、緑町店、神辺店、駅家店、高木店の9店舗のサービスカウンターで受け付けている。総合ビルメンテナンス業者の(株)ベッセルテクノサービス(福山市南本庄、渋谷誠社長)と提携し、実現した。

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2012年06月10日号掲載  

(株)備後会のケアホーム「あいあい府中駅西」9月開所

(株)備後会(府中市府中町、門田悦治社長)は、同所のJR府中駅西側に建設工事を進めているサービス付き高齢者向け住宅、ケアホーム「あいあい府中駅西」の入所者募集を11日から始める。
この施設はサービス付き高齢者向け住宅で、規模は同所の敷地1597㎡に、鉄骨造り5階建て延べ床面積2334㎡。8月に完成し、9月4日から順次入居が始まる。1階がデイサービスで利用定員50人。2階から4階までが入居施設。個室41室、2人部屋5室で入居定員51人、全室にトイレ、洗面所、ベッド、家具付き、各階に共同浴室がある。入居対象者は65歳以上で介護認定を受けている人を優先する。主なサービスは食事提供、日常ケア、医療・健康管理、機能訓練など。連携医療機関は内科=医療法人金光医院。施設内には併設事業所として指定通所介護事業デイサービス、ヘルパーステーションがある。

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2012年06月10日号掲載  

(株)樹創家が規格住宅「mamanの家」販売

建築業の(株)樹創家(三原市大和町和木、竹岡健也社長)は、(株)ヤマダタッケン(金沢市)グレートホームズ事業部が展開する規格住宅「アユームママン」の普及に向けてパートナー契約を結び「maman mihara」として登録、「maman(ママン)の家」の販売を始めた。
「アユームママン・mamanの家」のパートナー企業は、県東部では同社が初となる。「mamanの家」は、家事を楽しみ、親子の時間を大切にする母親の視点から開発されたオールインワン住宅。自然な経年変化を塗装で表現した内装材を使うのが特徴。ナチュラルな手作り雑貨などを好む20〜30代の母親世代をターゲットとする。

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2012年06月10日号掲載  

佐々木木工(株)が低融点金属流し込みで新工法

佐々木木工(株)(府中市鵜飼町、川本一徳社長)は家具製造に使用する木材にある「節穴」や「割れ」と呼ばれる部分に同社が開発した「低融点金属」を流し込み、研磨を施して表面を円滑化させ製品化する今までには無い家具材の画期的な製法を開発、このほど特許庁へ特許出願した。
この特許申請には公益財団法人ひろしま産業振興機構、広島県立総合技術研究所東部工業技術センターの技術協力を得た。低融点金属を流し込むインゴット製法を利用した場合は60から70%以上の活用が可能で、歩留まり率は飛躍的に向上する。また使用する金属部分が家具のキャラクターマークやアクセントとして個性的な表情となる。

2012年06月01日号掲載  

(有)豊田地所が中国エリア初「部屋探しの無人店」

不動産事業の(有)豊田地所(福山市草戸町、豊田裕之社長)は1日、フジグラン神辺2階に部屋探しの無人店「スタッフレスショップ福山」をオープンさせる。
店名の通りスタッフは常駐せず、来店者はタッチパネルを操作し、間取りや住所などから物件を検索する。操作方法や物件についての質問は、タッチパネル操作で有人店舗のスタッフとテレビ電話で行える。資料はその場で印刷し、持ち帰ることもできる。1、3日の午前11時から午後4時まではイラストレーターのAyaさんがインスピレーションイラストを書き下ろすオープニングイベントを実施。タッチパネルで検索を体験すれば書き下ろしの料金が割り引かれる特典もある。なお同システムは松山市の㈱日本エイジェントが開発した。

2012年06月01日号掲載  

今年も笠岡で「全英への道〜ミズノオープン」

スポーツ用品大手のミズノ(株)主催、社団法人日本ゴルフツアー機構が主管して開催する「〜全英への道〜ミズノオープン」が、昨年に続いて今年もJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(笠岡市鋼管町)で開催される。
期間は6月21日(木)から24日(日)までの4日間。21・22日の予選ラウンドは両日とも午前7時10分スタート。23・24日の決勝ラウンドは午前8時スタート。(財)日本ゴルフ協会、(社)日本ゴルフトーナメント振興協会、中国ゴルフ連盟、岡山県、笠岡市、福山市に地元メディア、岡山県ゴルフ協会、広島県ゴルフ協会、西日本旅客鉄道㈱が後援、R&A全英オープン実行委員会、英国大使館が特別後援。協力は笠岡商工会議所、福山商工会議所、笠岡市ゴルフ協会、福山市ゴルフ協会、中四国プロゴルフ研修会、PGA近畿地区研修会。特別協力はJFEスチール㈱、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部、各メディア。賞金総額1億1000万円、優勝賞金2200万円。

2012年06月01日号掲載  

神勝寺温泉をみろくの里隣接地へ 10月下旬

ツネイシヒューマンサービス(株)(福山市沼隈町、粟根祐司社長)は、神勝寺温泉を10月下旬にみろくの里遊園地隣接に移転オープンさせる。
新店舗はみろくの里「思い出横丁」に併設。温泉へのアクセスを改善するほか、施設はバリアフリー化し、レトロな飲食施設やくつろげるホール、大広間を新設する。
移転に伴ない温泉は7月1日に休館。6月1日から休館まで「神勝寺温泉21年間ありがとうキャンペーン」を実施し、午前10時から午後5時の入館料3割引などを適用する。

2012年06月01日号掲載  

紹介広がる保険代理店の㈱トラスト 連続で全国表彰

日本興亜損保、NKSJひまわり生命代理店の(株)トラスト(三原市宮沖、大出喜章社長)はこのほどNKSJひまわり生命から新規顧客向け生命保険の年間営業成績で5年連続年間グランド表彰を受け、11年度は海外表彰も受賞した。
5年連続表彰を受ける代理店は県内唯一という。初の表彰は大出社長が日本興亜損保研修生時代の07年。当時研修生700人のうちただ一人表彰を受けた。翌年会社設立して代理店登録し、生保損保合わせて毎年100人以上の顧客が増加。社員も営業2人、事務2人に増えた。損保の中核認定全国表彰も開業以来継続中。後輩への研修講師や講演も行っている。

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2012年05月20日号掲載  

(株)オオニシの「若鶏の手羽 ブロイラー」 テレビで紹介

加工食品製造販売の(株)オオニシ(尾道市三軒家町)は、人気定番商品「若鶏の手羽 ブロイラー」がバラエティー番組で取り上げられることになり話題となっている。
同社は、オオニシ商店として昭和48年創業、平成元年6月法人成りした海産珍味、珍味、食品卸業者。創業間もなくから「若鶏の手羽 ブロイラー」の自社生産を始め、ロングセラーの人気商品となった。「若鶏の手羽 ブロイラー」はガーリック風味で食べやすく一本ずつ真空パックしてあり、低温殺菌してあるため消費期限は約4カ月。県内の駄菓子屋をはじめ、リカーショップが中心で販売しているが、卸先の関係で北海道から沖縄まで流通しているという。

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2012年05月20日号掲載  

「ジュエリーカジタ」の(株)カジタが宝飾再生事業

宝飾店「ジュエリーカジタ」経営の(株)カジタ(三原市木原、三原義隆社長)は20日、福山市入船町の天満屋ハピータウンに出店しているポートプラザ店を一部リニューアルし、宝飾品の作り直し、下取りや再販、修理加工を行う宝飾再生事業「リナシェンテ」をスタートさせる。
昨年の金、プラチナの高騰から同社の店頭でも買取が増えたが、地金は専門の再生業者でそのまま処分してきた。しかし中には潰して処分するのがもったいないような質の高いジュエリーも多く、別の形で生まれ変わらせたいという思いがあったことから、再生から加工、販売を手掛ける三重県の㈱川スミが展開するFCの呼びかけに一番に応えて加盟し、ノウハウの提供を受けた。

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2012年05月20日号掲載  

三原臨空商工会が「えごま」「玉ネギ」ドレッシング2種

三原臨空商工会(本所=三原市本郷南、梅本秀明会長)は道の駅みはら神明の里(三原市糸崎)のオープンに合わせ、地元農産品を活用したオリジナルドレッシングを商品化して発売、4月中には約1000本を販売するなど好調なスタートを切っている。
発売したのは化学調味料、保存料無添加の「黒酢入りえごまドレッシング」と「玉ねぎドレッシング」の2種。農商工連携事業で広がった生産者とのネットワークを活用、オリジナル商品として開発した。同商工会がドリンク酢の開発に取り組んだ経験も活かした。えごまは大和町の特産品で、同町の近廣農産(大和町上徳良)が生産。タマネギは農事組合法人ユートピアかみなか(大和町大草)が扱う。地元産品を原料とし、無添加酢の製造で定評のある広島市のセンナリ㈱に加工を委託。1ロット2000本の契約でスタートした。

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2012年05月20日号掲載  

ハローズ2月期連結決算は大幅増益達成

24時間営業の食品スーパー「ハローズ」を展開している(株)ハローズ(岡山県早島町、佐藤利行社長)は、このほど2012年2月期決算説明会を開き、期中の概況や次期計画などを発表した。
売上高は773億8,900万円で前期比8.3%増収を確保し、営業利益は27億7,400万円で14.9%増、経常利益は26億8,900万円で16.2%増、当期純利益は13億1,900万円で、36.0%増と18期連続の増収増益を達成した。期中でも、広島、岡山、香川、愛媛を商圏とする「瀬戸内商勢圏180店舗・3,000億円構想」の推進を着実に進展している。

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2012年05月10日号掲載  

(株)純正食品マルシマが(株)ハーストリィプラスと「くらしマルシェ/365」

自然食品の卸、小売販売業の㈱純正食品マルシマ(尾道市東尾道、杢谷正樹社長)は10日、広島市西区に食材マーケット「くらしマルシェ/365」を本格オープンする。
「くらしマルシェ/365」は広島の主婦を中心としたマーケティング調査会社の(株)ハーストリィプラス(広島市西区草津新町、佐藤緑社長)と共同で出店する。
くらしマルシェマルシェは約90平方メートルの店内に「安全」「おいしい」をコンセプトに主婦が作った手づくりの昼食や惣菜、弁当を販売する「ハウスマルシェ」と㈱マルシマの食材を販売する「まるマルシェ」から成る。

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2012年05月10日号掲載  

三原で清掃奉仕 警備の(有)エイチ・アイ カンパニー

各種警備の(有)エイチ・アイ カンパニー(尾道市新浜、宮元博明社長)は4月28日、三原市新倉2の市沼田川河川防災ステーションで恒例の清掃ボランティア活動を行った。
平成12年に創業した同社は、翌13年に初の大型案件として三原バイパス頼兼工事に関する警備業務を受注。無事故で業務を終え、その縁に感謝すると共に、「自分たちが関わった工事現場では、工事終了後もきれいな環境を続けて欲しい」との思いから、平成16年に防災ステーションの清掃ボランティアをスタート。その後も2年毎の4月に実施している。今年3月には三原バイパスが新倉町から糸崎まで全線開通し、工事も一区切り。5回目となった今回は同社のスタッフ約20人が参加した。


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2012年05月10日号掲載  

「サンテクTV」1 eしごとのサンテクが配信

人材派遣業の(株)山陽テクノサービス(福山市南蔵王町、河田庄二社長)は19日から地元の求人、求職者情報向けのインターネットテレビ「サンテクTV」をスタートする。
インターネットテレビでの就職紹介番組の放送は、従来のホームページでのサービスを進化させたもので、同社の人材派遣や人材紹介、コンサルティングサービス、求人広告を地域の企業や求人求職者に内容をより分かりやすく動画で紹介できようにグレードアップしたもの(http://www.e-santech.jp/service/)。映像事業を始める事で求人求職者のほかにも求人や人材を求める企業や一般者にも広く知名度を上げることで、利用者獲得につなげる。

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2012年05月10日号掲載  

(株)ウエストホールディングスが笠岡湾干拓地にメガソーラー

笠岡湾干拓地内の笠岡市カブト西町に県内初のメガソーラー設置が決まった。立地を決めたのは(株)ウエストホールディングス(広島市西区)。
笠岡市では広大で日照にも恵まれた笠岡湾干拓地を太陽光発電へ活用することに取り組んでおり、発電事業誘致のトップセールスを行ったほか、岡山県の「おかやま新エネルギービジョン」に係る補助金を活用し、発電事業候補地の提案を行っていた。4月9日までの応募期間中に3社の応募があったが、応募内容を比較検討した結果、ウエストホールディングスに決定した。干拓地有効利用の新たなモデルとして期待している。

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2012年05月01日号掲載  

(株)SunNextが薄くて曲がる「光る紙」エルトップ提案

(株)SunNext(福山市旭町、外林亮光社長)は、東証一部上場の㈱共立メンテナンス(東京都)のグループ企業で紙のように薄くムラのない光が特徴の「エルトップ」の販売元㈱フラットと代理店契約を結び、従来にない発想の商品で新たなニーズを開拓する提案営業を始めた。
「光る紙」のキャッチコピーで販売中のエルトップは、無機ELでは業界トップクラスの高輝度を持つ。0.3mmと薄いシート状で、使用面に合わせた屈曲も可能。A4サイズで50gと軽く、ガラスや金属面にもテープで簡単に貼り付けられ、消防法にも抵触しない。例えばその上にチラシを貼るだけで「光るチラシ」となる。遠くや斜めからでもはっきり認識できる視認性の高さも特徴。点灯時も熱を持たず、食品や化粧品のそばにも置ける。紫外線も出ず、パッケージの変色もない。

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2012年05月01日号掲載  

因島医師会が老人保健福祉施設「ビロードの丘」完成

社団法人因島医師会は、同会が運営する因島医師会病院(尾道市因島中庄町、小川喜輝院長)の隣接地、果実園跡地の造成地に建設を進めていた介護老人保健福祉施設が完成、5月開所に向け準備を急いでいる。
この介護老人保健福祉施設は、鉄骨造り3階建て、延べ床面積約4800㎡、老健施設は入所定員80人、現在の医師会病院を利用している通所リハビリテーション、訪問看護ステーション等の介護部門も併設する。

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2012年05月01日号掲載  

大阪中小企業投資育成会社ヒルタ工業(株)へ1億2600万円投資

大阪中小企業投資育成(株)(大阪市)は、平成24年3月分の投資先の1社に、自動車部品製造等のヒルタ工業(株)(笠岡市茂平、晝田哲士社長)を決め実行した。
3月分の投資は株式で新規投資19社、再投資1社の合計20社。広島、岡山両県ではヒルタ工業1社。同社の持つ技術と開発力、国内外に生産拠点を展開していることなどが評価された。同社は主に自動車の走行を支えるサスペンション等の足回り部品やブレーキ関連部品を製造し、国内には設計・開発部門のある本社工場のほか、県内に吉備、総社、県外にも豊橋、平塚に生産拠点を有する。海外では北米、タイに3工場、10月には中国の生産拠点が稼働する予定で国内外で積極的な事業を展開している。高度なプレス加工、溶接加工、切削加工、組立・塗装技術を持ち、先行開発から、開発、生産準備、生産、品質保証までの一貫生産を行っている。

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2012年05月01日号掲載  

移動式小型店舗リアカーゴ 尾道発のプロジェクト

移動式小型店舗群「リアコーゴ」でマーケットを開催し、まちの賑わいを盛り上げようと、reacargo(リアカーゴ)プロジェクト実行委員会(田中トシノリ委員長)が5月から本格的に活動を展開する。尾道市内でリアカーに魚などを並べて行商する「晩寄り」を現代版にアレンジした。
高さ94㎝、広げた幅は141㎝、奥行き39㎝のリアカーに焦茶の木製の板を施し、表にはリアカーゴのロゴが焼き付けられ、おしゃれで尾道の景観に合うように工夫されている。リアカーの重量は10㎏程度で女性でも手軽に移動できる。

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2012年04月20日号掲載  

建築と雑貨 夫婦で相乗効果目指す國本建築堂(株)開業

工務店やハウスメーカーなど建築業界で経験15年以上の國本広行さんが独立して国本建築堂㈱(尾道市西久保町)を設立、事業を始めると同時に、同所1階には奥さんの國本一実さんが市内久保で経営していた雑貨店nid(ニド)が移転オープンし、建築業とインテリア雑貨店が協業するスタイルで3月30日から営業を始めた。
前職の経験を活かし新築から土地探し、中古物件の斡旋、リフォームやリノベーションまでトータルな建築関連サービスを提供する。雑貨店nidは一実さんが店長として個人で経営。2年前開業した久保の店舗を移転、ワークショップや家づくりセミナーなどを計画し、國本建築堂との相乗効果を狙う。

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2012年04月20日号掲載  

ユーホー・ハローズ核の「因島モール」11月オープン

尾道市因島田熊町新開の旧内海造船田熊工場跡地に複合商業施設の進出が決まった。
土地は同所の個人所有地2万6584㎡を借地し、「因島モール」の名称で総店舗面7425㎡の複合商業施設をオープンする。
建物は鉄骨造り平屋建ての店舗5棟とガソリンスタンド総延べ床面積9998㎡を建設するもので、11月24日オープンを目指している。A棟には核となる食品スーパー「ハローズ」が24時間営業の店舗、売場面積2112㎡を配置、ほかに百円ショップ799㎡、ドラッグストア867㎡も入居する。B棟にはホームセンター「ユーホー」が店舗面積3647㎡で出店、ガソリンスタンドも併設する。

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2012年04月20日号掲載  

オクヒロ食品(株)がカープ応援商品「燃えろ!広島むき甘栗」

オクヒロ食品(株)(三原市皆実)は3月中旬から広島カープの応援商品として「燃えろ!広島むき甘栗」の販売を始めた。道の駅みはらや市内土産物店で販売している。今後はキヨスク、マツダスタジアム売店、空港などの販路を開拓、拡大する。
広島市内で開催された信用金庫ビジネスフェアに出展した際、同会場に出展していた広島東洋カープのブースに立ち寄り、むき甘栗とのコラボレーションを思い付いたという。
奥延社長は、むき甘栗は手軽に簡単に食べる事ができ、つまみやおやつとして人気が高いため、野球観戦中やお土産とし需要が伸びると見ている。

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2012年04月20日号掲載  

広島県からダブル受賞 三原の陶芸家稲留さんと世羅の芳賀さん

陶芸家の稲留清彩さん(清彩苑主宰、三原市本郷町)と、芳賀(はが)稔さん(世羅町)の2人が第5回現代茶陶展でそれぞれ「TOKI織部奨励賞」を受賞した。37都道府県の280人から380点の応募があり、今回の入賞は大賞1点ほか優秀賞、奨励賞で計9点。広島県から2人が奨励賞をダブル受賞した。14日(土)から22日(日)までセラトピア土岐(土岐市)で入選作の展示が行われる。
稲留清彩さんは「三ツ足花器」、芳賀稔さんは「茶埦」で受賞。芳賀さんは全国公募展への応募、受賞ともに初。

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2012年04月10日号掲載  

日本商工会議所表彰 永年勤続表彰50年で高橋貞昭さん

第115回日本商工会議所表彰の永年勤続表彰50年で、尾道商工会議所常議員で(株)山陽工業会長の高橋貞昭さんが受賞した。
商工会議所は全国に514あり、そのうち50年の勤続表彰を受けたのは高崎商工会議所と尾道商工会議所。尾道商工会議所は今年120周年を迎えるが、同賞受賞は初めて。高橋常議員は1961年12月に議員に就任、1969年10月から常議員、1985年12月から副会頭、1988年12月から現在常議員を勤めている。

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2012年04月10日号掲載  

尾道市社会教育委員会議議長の元廣清志さん 委員連合表彰受賞

尾道市社会教育委員会議議長で(有)元廣建築設計事務所の元廣清志社長はこの度、平成23年度全国社会教育委員連合表彰を受賞した。
全国社会教育委員連合は、社会教育関係者との連絡、協力体制を確立して、社会教育に関する諸事業を行い、社会教育の振興に寄与することを目的とする一般社団法人。
元廣清志さんは、平成3年に尾道市の社会教育委員の委嘱を受け、市社会教育委員連絡協議会議長、尾三地区社会教育委員連絡協議会会長、広島県社会教育委員連絡協議会副会長として活動。長年にわたりこうした社会教育推進に尽力し、県内において指導的役割を果たしていることから受賞した。

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2012年04月10日号掲載  

「だるま」にあやかる限定商品多数 道の駅みはら神明の里開業

三原商工会議所など地元団体やケーブルテレビの出資を受けた指定管理会社(株)道の駅三原(伊達和仁社長=三原商工会議所副会頭)が運営する「道の駅みはら神明の里」(三原市糸崎、今井惠一駅長)が3月24日オープンした。同31日には三原バイパスも開通し、地元の魅力の情報発信と市内回遊を促進する拠点としての期待が高まっている。
初日は約3千人、2日目は5千人以上、その後も3000〜5600人とオープン景気が続いている。市観光課によると1週間で持ち帰られた三原市観光パンフレットは約3千枚。道の駅パンフも増刷、城下町マップも飛ぶようになくなる。約80台収容の駐車場で見かけるのは福山、広島ナンバー車が多いが「数日の間に三原に関する膨大な情報が持ち帰られたのは確か」と今井駅長は話す。

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2012年04月10日号掲載  

しまなみマネジメント 事業主向け労災保険の特別加入促進へ

小規模事業所の事業主向け労災保険の加入促進を目的とした労働保険事務組合しまなみマネジメント(尾道市美ノ郷町、島谷卓也理事長)が広島労働局長認可を受け、4月から業務をスタートさせる。
業務中の怪我や休業に際し労働者と同じように労災保険が適用される特別加入を促進するため、その事務処理を同組合が代行する。対象は金融、保険、不動産、小売業なら50人以下、卸売、サービス業なら100人以下、それ以外では300人以下の従業員がいる事業所の事業主や家族従業者。補償は政府管掌で信頼もあり、指定病院等による治療費の全額補償、休業の場合は給付基礎日額1万円のケースで1日8千円補償など。その他労災法に定める障害補償、傷病補償、遺族補償にも対応する。

2012年04月01日号掲載  

尾道・庄原・竹原・府中・三原 ご当地お好み焼が「広島てっぱん同盟」

「お好み焼き」を中心にした食の地域連携を目指す「広島てっぱん同盟」が3月24日、湯﨑英彦県知事を立会人に迎え、尾道ロイヤルホテルで結成・調印式を開いた。
広島てっぱん同盟に参加する地域は尾道、庄原、竹原、府中、三原の5地域で、地域それぞれの特徴を生かしたご当地お好み焼きの普及に取り組む市民団体が参加した。参加したのは尾道てっぱん料理くらぶ(宇根本茂会長)、庄原焼きプロジェクト連絡会議(西田学会長)、たけはら焼応援隊(土居龍二会長)、備後府中焼きを広める会(粟根克哉会長)、三原てっぱん研究会(大川琢治会長)の5団体。庄原商工会議所内に事務局を置く。地域特性を生かしたお好み焼きの全国発信を行いながら、観光客の周遊性を高め、広域連携の地域づくりを目指した活動を行っていく。

2012年04月01日号掲載  

京都相国寺で七類堂天谿個展 日本初雪舟ゆかりの水墨画展

雪舟ゆかりの中国天童禅寺から雪舟再来と認められ、日本で雪舟が修行した京都・相国寺の有馬賴底管長から「天谿」の号を受けた七類堂天谿氏(アトリエ=尾道市潮見町)がいよいよ相国寺の承天閣美術館で国内最初の個展を開く。
副題は「雪舟を超えよ―奕々たるその神彩―」。主催は同美術館と読売新聞社。後援は中国天童禅寺、寧波市天一閣博物館、尾道市、日中臨黄友好交流協会など。6月10日までで会期中無休。七類堂天谿氏は昭和36年尾道市生まれ。大阪芸術大学在学中から水墨画の中の道釈画の研究を始め、その道を究める。平成18年に雪舟ゆかりの中国天童禅寺より雪舟以来となる「天童第一座」の称号を受け、21年6月には同寺のある寧波市で文化の中心的施設となっている天一閣博物館を会場として日本人初の個展も開催。今回の個展はいよいよ雪舟ゆかりの総本山相国寺(金閣寺を持つ寺院)での個展となる。

2012年04月01日号掲載  

「福山駅前広場バスのりば」行き先別10バースに専用化

福山市はJR福山駅前広場バスのりばの整備を進めていたが、3カ所に分散しバス会社別だったのりばも10バースに集約、到着専用の2バースと合わせ12バース体制で3月20日から運用を開始した。
のりばは1番が北部方面、2番東部方面、3番高速バス、4番南部方面、5番南西部方面、7番北西部方面、8番北東部方面、9番南東部方面、10番中心部循環線。
駅舎近くにバス案内所、広場南側にバスの待機バースも8台分を開設しており、タクシー乗り場も整理し、29日には現地で完成式を行った。1日約1800便の路線バス、東京、大阪、高知、松江、広島などへの高速バスが発着する「福山駅前広場バスのりば」が完成し、乗降場の全面運用により利用者の利便性も向上している。

2012年04月01日号掲載  

情報発信拠点「アヲハタジャムデッキ」4月5日オープン

家庭用ジャムで高いシェアを持つアヲハタ(株)(竹原市忠海中町、野澤栄一社長)は、ジャムを中心にした情報発信の拠点施設として本社工場隣接地に「アヲハタジャムデッキ」を新設した。4月5日(木)来賓や関係者が出席してオープンを祝うテープカットを行い、利用を始める。
鉄骨造り平屋建て約600㎡規模。ミニジャム工場を約2億5千万円かけて改装した。ジャム作り体験室「ジャム工房」、150インチの大画面を備えた「オリエンテーションシアター」、商品ギャラリーやショップ、瀬戸内海を展望できるスカイデッキもある。創業80周年記念事業の一環ともなっている。

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2012年03月20日号掲載  

三原出身フォトグラファー冨田寿一郎さん 新宿で4月に個展

三原市東町出身のフリーフォトグラファーで、東京を中心に活動している冨田寿一郎さん(31歳、東京都杉並区)が、4月13日(金)から26日(木)まで新宿のイメージングギャラリーエプサイト(東京都新宿区西新宿、新宿三井ビル1F)で個展を開く。有名雑誌の写真や商業写真撮影で活躍中の冨田さんは広島でも営業活動を始め、近い将来帰郷を計画。個展を東京での活動に一区切り付ける集大成と位置付け、準備を進めている。
実家は冨田酒店(三原市東町)。日本大学芸術学部写真学科を卒業後写真事務所で修業し、独立して5年。東京をベースに、小学館「BE―PAL」や宝島社「田舎暮らしの本」など雑誌の地方ロケ写真や広告写真の撮影を手掛ける。東日本大震災を機に郷土への思いが強まり、将来の帰郷を決め、今までの活動の集大成としてエプソンが運営するギャラリーの公募展に応募した。

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2012年03月20日号掲載  

(株)共栄店舗 社内にAEDを設置「地域で役立てて」

(株)共栄店舗(福山市曙町、織田誠爾社長)はこのほど、社内にAED(自動体外式除細動器)を事務所玄関横に設置した。緊急時に社内や地域住民も利用できるように設置シールを道路に面した窓にも貼って設置を公表している。
AEDは平成16年から一般市民でも使用できるように学校や企業などで救命救急講習を実施し普及に努めている。病院以外にも空港、駅、スポーツクラブ、学校、公共施設など人が多く集まるところを中心に設置が進んでいるが、一般企業ではまだ普及が進んでいないのが現状。織田社長は「公共施設以外でのAEDの普及率はまだまだ低い。弊社では作業をしている社員も多いので設置した。社内だけでなく広く地域でも弊社に AEDが設置されていることを知っていただき、もしもの時に役立てて欲しい」と話している。


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2012年03月20日号掲載  

スープ ストック トーキョーがJA三原にレモン苗木1600本寄贈

日本一のレモン生産地として知られる瀬戸田のレモンが寒波の影響でここ2年苦戦を強いられる中、レモン農家と協力しながら復活を目指す三原JA柑橘事業本部(尾道市瀬戸田町)に朗報が届いた。同JAの減農薬レモン「エコレモン」の販売先「スープ ストック トーキョー」(㈱スマイルズ、東京都目黒区)がレモンの苗木1600本を寄贈。6、7日の2日間、第一弾として800本が届き、組合農家が善意に感謝しながら植え付けした。
レモン収穫量は例年1600t前後で推移し、平成21年度が1800t。しかし厳しい寒波の影響から22年度は約900tに半減、23年度も900tを切る予想もある。「スープ ストック トーキョー」は首都圏を中心にスープ専門店約50店を展開、エコレモンを使用した「瀬戸内レモンのレモネード」が人気商品で、年間約4、5トンを使用する。店頭POPに「瀬戸田」の文字も入り、瀬戸田レモンのPRに一役買った関係から減産が続く瀬戸田のレモン農家の現状を危惧。復活への願いを込め寄付を決めた。

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2012年03月20日号掲載  

府中家具3社がヨーロッパ市場向け新商品開発

府中家具の産地組合、府中家具工業協同組合(府中市中須町、高橋正美理事長)は中小企業庁のJAPANブランド育成支援事業の指定を受け、ヨーロッパ市場向け新製品作りに取り組んでいたが、このほど新商品を完成した。
佐々木木工(株)、高橋工芸(株)、(株)松創の3社が開発に取り組んだ新商品のデザインは、永い歴史と伝統で知られるヨーロッパ家具の代表的産地、イタリアのミラノで活躍しているデザイナーのカルロ・タンポリーニ氏とフィリップ・ニグロ氏、沖縄生まれでミラノデザイン工科専門学校を卒業し、現地で家具などのデザインをしている太城健作氏に依頼した。9月には新商品をミラノに出荷する。

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2012年03月10日号掲載  

つんく♂のテレビ番組と㈱森川観光グループがタイアップ

人気ミュージシャンで音楽プロデューサーの「つんく♂」がゼネラルプロデューサーを務めるテレビ番組「つんつべ♂」の公認アイドルマジシャンを発掘、育成する企画で、西日本に料飲ビルを展開する(株)森川観光グループ(三原市須波ハイツ、森川孝人会長)とタイアップし、西日本での人材発掘の拠点として同社グループ各店で3日からメンバー候補生の募集が始まった。
つんく♂がエグゼクティブプロデューサーを務め、アイドル発掘や育成、オリジナル商品開発、イベント「つんつべ♂フェスタ」などの企画を実施している番組で、アイドルマジシャン発掘企画は昨年末、つんく♂と志倉千代丸によるプロデュースで秋葉原に開設されたアイドル育成カフェと連動。森川観光グループとのタイアップを通じて発掘、育成するアイドルマジシャンも同カフェへの出演を目指す。活躍中のマジシャン・セロを輩出したスタッフ陣がマジックを指導、成長していく過程を番組でも紹介していく。

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2012年03月10日号掲載  

(株)コウノグループ「尾道船弁Sugamiya」オープン

(株)コウノグループ(尾道市高須町、吉田スガミ社長)は3日、尾道市土堂に「尾道船弁Sugamiya」をオープンした。産地直送の厳選素材にこだわり、もち米入りの寿司飯に、タコや穴子、太刀魚など瀬戸内で獲れる鮮魚を使った押し寿司をはじめ、蛸めし、じゃこ飯、鯛めしをテイクアウト用に包んで販売している。
尾道の食材を使った新ブランドを3年前から考案。昨年9月から店舗を構え、メニューや内装の企画を練っていた。尾道に珍しいメニューで、価格帯も手頃でお土産としても使ってもらえるテイクアウト商品として押し寿司にした。酢飯にはもち米を配合し、タコは柔らかく味も楽しめるように煮付けてある。このほか、型くずれしにくく素材そのものの味を壊さない様に試行錯誤の末、尾道船弁の押し寿司が誕生した。

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2012年03月10日号掲載  

尾道観光協会が因島でイベント「アップ トゥ ライフ」

尾道観光協会しまなみ海道サイクリング事業の主催で17日(土)午前10時から午後3時まで、「さいくるぽーと・いんのしま」(因島マリーナ、尾道市因島重井町)を会場に、健康を考えるイベント「アップ トゥ ライフ」を初めて実施する。後援は地元商議所などのほか、姉妹都市となった松江市、松江観光協会。
午前2講演と紙芝居、午後から3講演のほか飲食、自転車試乗会、子ども楽しめる企画などバラエティ豊か。自転車ブースではアンデックス㈱が開発したオリジナル自転車「凪スピード」の試乗、福山の専門店LIBERTYSがモトクロスバイクの試乗会を行う。その他展示ブースでは、宮地真一さんの似顔絵コーナー、重井出身のコピーライター村上美香さんが手掛けた「しげい帖」の展示、缶バッチ制作体験など。入場無料。

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2012年03月10日号掲載  

中国メディアがアンデックス(株)スポーツサイクル事業部視察

アンデックス(株)(尾道市東尾道、田邊耕造社長)のスポーツサイクル事業部に中国国営通信新華社が出版している雑誌「環球」の胡俊凱編集長が訪問。しまなみ海道をサイクリングで盛り上げようとする同社の取り組みと自社ブランドとして開発し販売している自転車「凪」を視察した。
田邊社長が社員の高橋要一さんが自社ブランドの自転車を企画開発し販売するという提案を社内ベンチャーで採用し、スポーツサイクリング事業部を立ち上げた経緯を説明。胡俊凱編集長は、同社のベンチャービジネスに対する考えや、地域活性化の取り組みに共感していた。

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2012年03月01日号掲載  

天野実業(株)フリーズドライ工場増設 売上高198億円見込む

フリーズドライ食品製造販売の天野実業(株)(福山市道三町、吉岡信一社長)は里庄第一工場(浅口郡里庄町里見・国道2号沿い)敷地内にフリーズドライ製造工場の増設工事に着工した。計画では同所に鉄骨造り2階建て一部3階延べ床面積1万50㎡を建設、10月の稼働を目指している。
新工場増設により主力の固形みそ汁など製造能力は4,000万食増えて1億8,000万食に引き上げ、安定供給を目指す。1階をフリーズドライ製造フロアとして固形みそ汁増産のため、真空凍結乾燥機の最新鋭省エネ型2基を導入する。2階には第一工場内の事務部門を一カ所に集約して合理化を図る。3階は当面従業員の厚生施設として休憩室などを設ける。

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2012年03月01日号掲載  

あさひエンジニアリング(株)「第17回スプリングOAフェア」

あさひエンジニアリング(株)(尾道市山波町)は3月7日(水)と8日(木)の両日、尾道造船総合事務所4階展示場で「第17回スプリングOAフェア」を開く。
今回は環境、利便性、新しい働き方を切り口に先進的な機能を備えた新型複合機を紹介する。アクセスしようとするユーザーを検知してスリープ状態から自動的に復帰するなど、ユーザーに負担をかけずに環境に配慮した先進的な技術を搭載した機器。また、新たにクラウド対応となり、スキャン文書やFAX、受信文書をクラウドへ登録し、それらをスマートフォンから閲覧すると行った活用も可能になった。

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2012年03月01日号掲載  

三原JCが50周年記念事業 18日ポポロで田原総一朗講演

(社)三原青年会議所(三原JC、小林正典理事長)は創立50周年記念事業として18日(日)午後2時30分から三原市芸術文化センターポポロを会場にジャーナリストの田原総一朗氏を講師に迎えて講演会を行う。テーマは「先の見えない時代を読む〜他では聞けないここだけの話〜」。情報が氾濫する時代に、その情報を見極めて生かすヒントを話す。
講師は早稲田大学卒業後、映画会社やテレビ東京勤務を経て独立し、政治や経済、メディアなどに関して活発な評論を行っている。人気番組「サンデープロジェクト」「朝まで生テレビ」などで活躍、98年には「テレビジャーナリズムの挑戦を評価され、「ギャラクシー35周年記念賞」を受賞した。参加無料で定員1,200人。入場整理券を三原商工会議所とポポロで配布中。講師への事前の質問も9日まで受け付ける。

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2012年03月01日号掲載  

村上美香さんの「しげい帖」 全国に共感広がる

尾道市因島重井町出身で、現在大阪のデザイン会社に所属するコピーライター村上美香さんが、故郷重井の思い出や愛情を写真や文章で表現した小冊子作品「しげい帖」から新たなムーブメントが起こっている。
コンセプトに共感したデザイナーなどクリエーターが出身地や住んでいる町への思いを詰め込んだ「マチオモイ帖」を集めた展示会「my home townわたしのマチオモイ帖」が26日まで東京ミッドタウンで開かれており、きっかけを生んだ村上さんも運営者側として携わりつつ、今後の広がりに期待を高めている。

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2012年02月20日号掲載  

三原でタブロイド版フリーペーパー (有)noteとapio

建築設計、デザインなどの(有)note(三原市宮浦、有木和浩社長)と、ホームページ制作などのapio(同小泉町、天羽一敏代表)は20日、三原をエリアとしたタブロイド版フリーペーパー「三原日和(みはらびより)」を創刊する。
市内では記事型広告を主としたフリーペーパーはない。市民と一緒に作る紙媒体が地域活性化に必要と考え、「楽しく、住みやすく、連帯感が生まれる三原に」との思いに共感する主婦らと構想を練ってきた。30、40代の子育て世代からシニアがターゲット。主婦2人を含む4人の記者が取材を行う。黒が基調の落ちついた配色で読みやすい紙面作りを心がけ、4ページ、カラー印刷でまず2万部を発行する。新聞折り込みと店置き、ポスティングで配る。16日から配布を始め、新聞折り込み日が20日。設置先はスポンサー各店とリージョンプラザ、3月24日オープン予定の道の駅みはらなど。

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2012年02月20日号掲載  

介護サービスグループふぁみりぃ安芸高田がオープン

介護サービスグループふぁみりぃを運営する(有)トッツ(尾道市平原、狩野牧人社長)は2月1日デイサービスセンターふぁみりぃ安芸高田をオープンした。デイサービスでは18カ所目となる。
同施設は木造平屋建て、敷地面積1965平方m、延べ床面積470.37平方mで、3月1日開設予定の小規模多機能ホームふぁみりぃ安芸高田と併設。小規模多機能ホームは通所定員15人、宿泊定員9人、デイサービスセンターは定員40人まで対応できる。明るく広いフロアでは食事やレクリエーションが楽しめるほかリフト付き岩風呂、個室では檜風呂やリハビリ用の器具も設置されている。

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2012年02月20日号掲載  

尾道管工事協同組合が水道民営化勉強会開催

尾道管工事協同組合(長尾隆文理事長=(有)金坂工務所、35組合員)は1月26日、尾道市栗原町のびんご運動公園陸上競技場内大会議室で水道民営化勉強会を開催した。全国管工事組合推薦事業者のメタウォーター㈱の新事業営業部PPP推進Grから川上貴幸氏を講師に招いて「上水道分野における民間的経営手法の導入について」と題して行った講演で、組合員約30人と尾道市議会議員9人らが聴講した。
 講師の川上氏は厚生労働省健康局水道課の資料などから全国の水道事業の水道投資額推移や運営形態、第三者委託の導入状況、PPP(パブリックプライベートパートナーシップ=官と民がパートナーを組んで事業を行う思想)などについて概要を説明。その後、同社がパートナーとなって高山市で実施した水道事業の施設運転・維持管理業務の指定管理者運営を例に、具体的な経過、実施内容、現況などを報告した。

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2012年02月20日号掲載  

リョービ(株)がタイにダイカスト生産拠点建設

ダイカスト専業で業界トップのリョービ(株)(府中市目崎町、浦上彰社長)は1月31日、タイ王国ラヨン県アマタシティ工業区内にダイカスト生産工場を建設すると発表した。
計画によると、平成23年5月東南アジアでのダイカスト事業拡大のため、タイ王国に設立したダイカスト販売子会社Ryobi Die Casting(Thai Land)Co.,Ltd(伊東邦侑社長=リョービ執行役員ダイカスト営業統括担当部長)に生産機能を持たせる事から、同社にダイカスト製造工場を建設する。工場規模は、土地約7万7000平方メートル、建屋は約1万9000㎡、総投資額75億円。平成25年6月から量産を開始し、従業員170人が約6億円を生産、翌26年には従業員約300人で40億円を生産する。

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2012年02月10日号掲載  

(有)中屋本舗が50年ぶりバターケーキリニューアル

(有)中屋本舗(尾道市高須町、前田幸正社長)は、50年ぶりにリニューアルしたバターケーキを昨年の10月から発売を開始。フレッシュバターと北海道産の生乳による発酵バターを使い、余分な物は加えず、風味とコクが特長。生地そのものの美味しさが楽しめることからシンプルな味わいからファンを増やしている。
パッケージは昭和レトロな黄色い箱に直径18・6号サイズで高さが約5・のバターケーキが入っている。賞味期限が20日間ということもあり、法事や進物用、茶の子としても使いやすい。

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2012年02月10日号掲載  

三和グループ(株)アーバン・ケアが「グループホームなでしこ」

三和鉄構建設(株)(尾道市高須町、中島秀晴社長)を中核とする三和グループの(株)アーバン・ケアは、市内吉和町に建設していたグループホーム「なでしこ」(尾道市吉和町5122-1、℡0848・25・2772)が昨年12月に完成。2月から入居を開始した。は、敷地約755坪に、木造平屋建て、延べ床面積524平方m、入居定員は18人。建物はパナソニック耐震住宅工法「テクノストラクチャー」を採用、施設全体がアリアフリーで、安全、快適な住空間を提供する。
㈱アーバン・ケアは、03年にグループホーム事業に進出。第一弾として、尾道市高須町東新涯に「グループホームすずらん」、05年に「グループホームはなみずき」を開設している。
スタッフの声を活かし、3施設目となる「グループホームすずらん」に初めて施設内3カ所のトイレ全てにシャワー室を併設。個人の尊厳を守る行き届いたサービスを提供する。

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2012年02月10日号掲載  

三原テレビ放送(株)が買物支援・高齢者見守り実験

CATV、インターネット接続サービスの三原テレビ放送(株)(三原市宮沖、勝村善博社長)は20日からケーブルテレビを活用した買物支援と高齢者の見守り実証実験を行うため、加入者を対象に実験参加者を募集している。
同社は将来、健康管理にまで踏み込んだ高齢者の見守りや通学路での児童見守り、消防や医療での緊急対応、テレビ電話を活用した福祉施設との連携、観光情報の提供などを構想。通信技術を幅広く活用できるよう各種団体に連携を呼びかける。買物支援と高齢者見守り事業は、その初期段階の実験と位置付けている。クラウドサービスを活用し、今年度中に始める本格運営でも低コストで運営。4月19日までの2カ月間の実験で利用者アンケートをまとめ、今年中の本格運営につなげる。システム構築にはCATV事業者向けコンサルティングを行うダックケーブル㈱(広島市)が協力。こうした取組みは県内では初という。
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2012年02月01日号掲載  

日本ホイスト(株)と東部工業技術センター 鋳造表面処理の新技術

日本ホイスト(株)(福山市津之郷町、村上正士社長)は、県立総合技術研究所東部工業技術センターと鋳造時の熱を利用して鋳造しながら表面処理を行う技術を開発した。
開発した技術は、鋳型に表面処理剤をあらかじめ塗っておき、溶けた鋳鉄や鋳鋼を流し込む。処理剤と溶けた鉄が混ざり合った時に発生する熱を利用して、鋳造と同時に表面処理が行えることから、コスト削減と省エネにつながる。従来は部品を作った後、表面を硬くして耐久性を高めるため、電気炉にいれて熱処理していたがその工程を省くことができた。耐久性も処理剤を使わない場合に比べて約1.5倍硬くなる。
クレーンの先端に付ける反転機のスプロケットと呼ばれる部品の製造に活用し、県内の企業での実証実験を進めながら、早期の実用を目指している。
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2012年02月01日号掲載  

「ぶんちゃんのこざかなくん」(株)カタオカが通販

海産加工品製造の(株)カタオカ(尾道市東尾道、片岡文彰社長)は、30年間に及ぶ人気商品「ぶんちゃんのこざかなくん」の通信販売を本格的に開始した。
同商品は、日本近海で獲れた新鮮なかたくちいわしを甘辛く味付けし、ごまとアーモンドを加えた、栄養価の高いシンプルなおやつ。学校給食で採用され、一般販売はしていなかったが、今後は自社ブランドの通信販売やインターネット通信販売にも力を入れる。
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2012年02月01日号掲載  

(株)オクモト「美人玄米」をレトルトパックに

(株)オクモト(尾道市東尾道、奥本浩之社長)は、玄米を手軽に食べれるように開発したレトルトパックの「美人玄米ごはん」の販売を昨年11月から始め、順調に販路を拡げている。3年前に発売した雑穀米の「美人玄米」をレトルトにしたもので、玄米と黒米、大豆を配合し、ふっくらと柔らかく炊き上がっている。電子レンジで1分から1分40秒加熱するだけで、栄養価が高く食物繊維が豊富なご飯が食べられる。
配合している大豆は「黒千石」と呼ばれる希少価値の高い北海道産で、大豆をチップ状に割ったものを使用。栄養成分は、タンパク質は若干少なめだが脂質は多く、ナトリウムは国産大豆の5倍、ポリフェノールは、小豆の約2倍が含まれるという。玄米は広島県産、黒米は大分県産の黒米を配合している。
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2012年02月01日号掲載  

中高生がイベント企画団体「みはらUC」 三原JCが活動支援

(社)三原青年会議所が昨年、子どもの自立心や協調性を育むことを目的に、中高生主導で三原やっさ祭りを盛り上げるイベントを行ってもらおうと呼びかけて結成した「やっさchildren」をきっかけに、11月に地元高校生による「みはらUC(United Children)」が設立された。
UCは、国内約50地域で中高生が自主的に設立、運営している団体。地域貢献などを目的にイベントやプロジェクトを企画から準備、運営まで自分たちで行い、仲間の輪を広げながら成長を目指す。卒業後もOB、OGとして可能な範囲でサポートに関わる仕組みができている。1月15日には市内城町のサン・シープラザで6回目のミーティングを行い、メンバーは10人に。次は2月の神明市に関連する企画の実現を目指す。

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2012年01月20日号掲載  

備後物産(株)から備後会(株)へ社名変更で高齢者施設運営へ

こんにゃく原料製造卸の備後物産(株)は、昨年12月20日付けで社名を(株)備後会(府中市府中町、門田悦治社長)に改称、こんにゃく原料製造卸から、高齢者向け住宅事業とデイサービス事業に業種転換し、ケアホーム「あいあい府中駅西」の開設を決めた。
計画では鉄骨造り5階建て延べ床面積2334㎡の「あいあい府中駅西」を建設する。着工は2月14日の予定で、総事業費は約5億円を見込む。
同ホームは国土交通省・厚生労働省の共同所管となる「高齢者住まい法」に基づく「サービス付き高齢者向け住宅事業」、介護保険法に基づく「デイサービス事業、訪問介護事業、居宅介護支援事業所」として開設するもので、1階は50人定員のデイサービス施設、2階から4階が51人定員の入所施設となる。門田悦治氏は備後会代表取締役、あいあい三郎丸、あいあい桜が丘の理事長を務めている。

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2012年01月20日号掲載  

サンライズマリン瀬戸2月オープン 社会福祉法人泰清会

社会福祉法人泰清会(三原市、山田徹理事長)は三原市役所庁舎北側に建設していた「サンライズマリン瀬戸」が完成、2月開設を予定して入所者募集など開業準備を急いでいる。
鉄筋コンクリート造り12階建て延べ床面積5500㎡を建設、地域子育て支援センターと保育園、通所介護、短期入所生活介護、地域密着型特別養護老人ホーム、高齢者専用賃貸住宅で構成される。
サンライズグループは三原市内にトータルケア・サンライズ宮浦、さんさんみなと保育園、さんさんみなと子育て支援センター、サンライズ大池、トータルケアサンライズ新倉、トータルケア・サンライズ宮沖、サンライズ港町居宅介護支援名事業所、サンライズ港町などを開設している。

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2012年01月20日号掲載  

神原汽船㈱が第2倉庫本格稼働 倉庫スペースが2倍の3万平方m

海運業の神原汽船(株)(福山市沼隈町常石、城睦男社長)は、昨年第2バースが完成した福山港国際コンテナターミナルから100mという好立地に神原汽船福山物流センター第2倉庫を完成、本格稼働を始めた。鉄骨平屋一部2階建て、延べ床面積約1万5千平方m。
主巻30tと補巻10tで最大40tまで吊り上げられる天井クレーン1基と10t2基を備える約3千平方mのクレーン倉庫と、1万2千平方mの普通倉庫からなり、造船用資機材を中心に工作機械や建設機械などの重量物、長尺物の取扱拡大を目指す。荷物用エレベータや垂直搬送機、大規模な移動ラックも備え、フル稼働が続く第1倉庫を補完する。15億円を投じた。第2倉庫完成で倉庫スペースが約3万平方mと倍増し、神原ロジスティククス(株)ではアジア全域と国内を結ぶ一環輸送サービスの拠点として取り扱う荷物量の増加を目指す。神原汽船のコンテナ定期船部門との連携を強化。倉庫、陸上輸送を含め国際複合一貫輸送サービスを拡充する。

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2012年01月20日号掲載  

20周年で「お楽しみ企画」 三原のギャラリーK 16日から

画廊のギャラリーK(三原市和田、小林久男代表)は開廊20周年を迎えたことを記念し、16日(月)から2月18日(土)までの約1カ月間、「お楽しみ企画」を実施する。
国内外の作家が手掛けた絵画や版画、オブジェ、陶芸などバラエティ豊かな約100点を出品。宮元政治、須田剋太、吉岡一、前川雅章、マリノ・マリーニ、イカール、加山又造、千住博、藤浪理恵子、愛謳、日比野克彦、篠田桃紅、戸谷成雄など、陶磁器はオールドノリタケ。掘り出し物も多い。午前10時から午後6時で、日曜と祝日は休み。
ギャラリーKは平成3年12月に開廊。コレクション展を皮切りに、金工やジュエリーアート、万華鏡などを含め多彩なジャンルの作家を紹介。コンサート企画も積極的に実施、国道185号線沿いのアート発信拠点として存在意義を高めてきた。

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2012年01月10日号掲載  

松江市と姉妹都市盟約 2月5日松江市で両市長と関係者出席

尾道市は昨年12月議会で、島根県松江市(松浦正敬市長)との姉妹都市を議決した。
尾道市と松江市は、中国横断自動車道尾道松江線が平成26年全線開通目指して建設工事が進んでいることから、その完成を契機として産業、芸術文化、スポーツなど幅広い分野において市民主体の交流を進め、相互の友好と親善を深めるため、姉妹都市盟約の締結に向けて準備を進めている。
2月5日(日)、松江勤労者総合福祉センター「松江テルサ」(JR松江駅前)において、両市関係者が出席して調印式が行われる。

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2012年01月10日号掲載  

尾道出身でカープへ入団 土生翔平選手を激励

尾道市美ノ郷町出身で広島東洋カープへ昨年秋入団を決めた土生翔平選手の激励祝賀会が1月1日、地元の木頃小学校体育館で開かれ、地域の応援者ら約300人が本人を取り囲んで地元での成長を振り返りながら今後の活躍を願った。
 平谷尾道市長、檀上尾道市議会議長ら来賓も祝いに駆け付けた。会の主催は木頃地区社会福祉協議会(眞神田嘉英会長)、木頃小学校育友会(宗本順二会長)、木頃地区体育協会(大本和英会長)。開催委員長の橋本信美氏が「カープをしっかり引っ張っていってほしい」と激励、土生選手が感謝の言葉の後「入団できたのは地域の方の支援があってこそ。これからもよろしくお願いします」と応えた。土生選手は平成元年9月生まれの22歳。木頃小学校、三木中学校を経て広陵高校へ進学、同高校を夏の甲子園準優勝に導いた。その後早稲田大学に入学、4年生の現在は野球部主将を務めている。

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2012年01月10日号掲載  

瀬戸田で「20才の夢カプセル」 NPOせとだ港房が記念イベント

NPOせとだ港房(長澤宏昭理事長)は3日、尾道市瀬戸田町の瀬戸田市民会館を会場に成人式イベント「20才の夢カプセル2012」を実施、新成人72人が集まって再会を喜んだ。今年の対象者は約100人。
瀬戸田の歴史をまとめたDVDを上映後、デュオ三木記念コンサートを実施。耕三寺博物館未来心の丘で島衆による太鼓演奏を楽しみ、集合写真を撮影した。集合写真はパネル写真として今月中旬以降に瀬戸田港ロビーに展示、新成人が未来の自分へ書いたメッセージを封入したタイムカプセルと合わせて展示する。

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2012年01月10日号掲載  

マツダスタジアム近く「ベッセルイン広島駅前」2月2日開業

(株)ベッセルホテル開発(福山市南本庄、澁谷誠社長)は11月、グループの(株)ベッセルテクノサービスが取得した「ホテルセブンシーズ広島駅前」(広島市南区)を名称変更して「ベッセルイン広島駅前」として2月2日開業する。ベッセルホテル開発としては11施設目となるが、「ベッセルイン」ブランドでは2施設目。
オープン日から3月末まで開業記念特別価格で提供。地下1階地上11階建て、161室、駐車場は120台。地下1階には駐車場、鍵付ダイビングロッカー、ダイビング機材洗い場、1階がロビー、フロント、朝食ラウンジ、ベンダーコーナー、製氷機、駐車場。2階から10階が客室、5階にもベンダーコーナーと製氷機、10階には男女別の展望浴場を設置する。
沖縄に建設している12施設目の「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」は3月20日に開業。

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2012年01月01日号掲載  

新会長に(株)夢笛の高橋英樹社長 日創研福山経営研究会

日創研福山経営研究会は福山市内のリストランテクラブヴィアージュで例会を開き新体制での活動を始めた。2012年度の高橋英樹会長((株)夢笛社長)は「ありがとう経営、増益経営の実践の強化」を基本方針に、会員企業会員企業の全社が黒字化を目指す取り組みと、会員企業100社への拡大などを呼びかけた。副会長は小林英樹さん((株)東洋額装社長)、岡本廣一さん((株)明正不動産常務)。
1月23日(月)午後7時からまなびの館ローズコム(福山市霞町)で(株)アイ・エスの金子和斗志社長を迎え「日本一の感動を創造するウエディング企業」をテーマに講演会を開く。参加費は一人2,000円、申込みは問い合わせは・084・932・7265へ申し込む。

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2012年01月01日号掲載  

プレゼンやパネル展示 中国地方LED関連業者が一堂に

広島県、ひろしま産業振興機構ほかの主催で1月27日(金)午後1時から福山市三之丸町の福山ニューキャッスルホテルで中国地域LED関連産業技術交流会が行われる。
省エネ照明として注目を集めているLED関連企業の独自製品や技術を発信し、マッチングの可能性を広げ、中国地域のLED産業を活性化させることが狙い。販売代理店希望事業者や導入希望者、メーカー、加工業者、大学など研究者らを対象に来場を募り、自社製品や技術をアピールしたい事業者がプレゼンを行う。また日本照明器具工業会業務部長の森明氏を招き基調講演も実施。電気用品安全法の改正のポイントを踏まえ,国内外のLED照明を取り巻く状況について解説する。なお展示スペースや商談スペースも設け個別相談会も実施。参加無料で定員150人。午後5時30分からは懇親会で、参加費は4,000円。問い合わせは℡082・240・7712ひろしま産業振興機構。

2012年01月01日号掲載  

尾道国際ホテルで盛況に開催 尾道布刈おこぜを味わう

尾道国際ホテル(尾道市)は昨年12月19日、年末恒例の特別料理企画「尾道布刈おこぜを味わう」を開催した。今回の企画は尾道市内で本格的に養殖生産が始まった「尾道布刈おこぜ」を使ったおこぜのフルコース料理。
 煮凝り、造り、スープ、ワイン風味焼き、唐揚げ、湯引き、お茶漬けなどすべておこぜを使ったメニューで、一人前に4匹のおこぜを使う贅沢メニュー。厳選したワイン、焼酎などとともに人数限定の約30人が和やかなひとときを楽しんだ。同ホテルではこの企画を機に尾道布刈おこぜを使った料理を予約で年中楽しめるように体制を整えた。

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2012年01月01日号掲載  

SH CUBE T'style 2BIOSが南田さんネットラジオ運営事務局に

広島を中心にラジオパーソナリティ、テレビディレクターとして活躍中の南田洋さんのトークをインターネット生中継で放送するラジオ番組「NANDAMAN—FM」に、尾道と三原の3事業者が運営事務局として協力しており、29日に初となる出張放送を尾道で行うことが決定、準備を進めている。
事務局はSH CUBE(三原市宮浦、齋藤興告代表)とT'style(同市長谷、小林尚代表)、2BIOS(尾道市三軒家町、木曽義崇代表)の3社。SH CUBEはレンタルサーバー事業やパソコンサポート、T'styleはホームページ製作、2BIOSは商業写真撮影をそれぞれ本業とし、小回りの利くチームを構成。裏方として放送環境整備、インターネットでの生放送配信サービス・USTREAMを活用した番組配信、ホームページ制作などを手掛け、放送内容の企画会議にも参加する。事務局の責任者は齋藤代表が務めている。

2011年12月20日号掲載  

「尾道らーめん天華三原須波店」(株)誠和 2店目で外食事業強化

(株)誠和(尾道市新浜、開原洋示社長)の外食事業部は、同社が運営する尾道らーめん天華(尾道市新浜1)の2号店となる天華三原須波店(三原市須波町、藤原和徳店長)を11月28日オープンした。
尾道らーめん天華は1号店を平成21年にオープン。「あっさりした中にコクがあり、誰からも愛されるラーメン」をコンセプトにスタート。味の改良とメニューの開発を進め、当初目標としていた売上げを今春達成し、2号店出店を計画していた。三原須波店は国道185号線沿いの海に面した眺望の良い店舗で、鉄板焼きの店舗を改装。席数は1階が47席、2階は10から12席の座敷で、宴会にも利用できる。三原須波店オリジナルの「台湾ラーメン」やお好み焼きなどの鉄板焼きメニューもある。

2011年12月20日号掲載  

川原食品(株)が「生姜昆布」新発売 海外進出も展開

佃煮、ふりかけの製造販売業の川原食品(株)(尾道市東尾道、川原浩太社長)は高知産の生姜と昆布を炊いた佃煮「生姜昆布」の発売を開始した。
生姜ブームから健康に関心が高い中高年向けに生姜と昆布を柔らかく炊きあげ、ピリッとしたさわやかな香りが特長。400g1280円と200g700円の2商品を天満屋福山店地下1階の直営店「佃松」や福屋尾道店、同社通信販売カタログ、同社販売サイトで販売している。
同社は創業65年。佃煮、ふりかけ 、惣菜 、お茶漬け、昆布 、乾物 、珍味の製造販売業者で、通販カタログや同社ネットショッピング、直営店を展開。2年前から香港、シンガポール、台湾、ブラジル、アメリカなどのスーパーや飲食店に納入。川原社長が自ら現地に出向き、店頭試食販売も行っている。来年東京ビッグサイトで開かれる「第46回スーパーマーケットトレードショー2012」にも出展する予定。

2011年12月20日号掲載  

竹原工業・流通団地に中国地方初の商業用メガソーラーが進出

竹原工業・流通団地に東京のIT企業㈱ビットアイル(東京都、寺田航平社長)の進出が決まり、5日県庁で立地協定調印式を行った。発電容量約4・3MWの商業用発電施設を目指し、当初約1・5MWの施設を設置する。来年4月着工、9月から操業を始める予定。
同社はインターネットデータセンターなど情報処理サービスを展開。「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」による再生可能エネルギー全量買取り制度の来年7月からの開始を契機に、太陽光発電で自然エネルギーの普及と活用促進を図る。日照条件が優れ、早期に事業着手が可能である竹原工業・流通団地があり、県や市からの支援が得られることなどから立地決定した。同団地への誘致は2社目。

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2011年12月10日号掲載  

(有)共楽堂が管内地場企業初の「県食品自主衛生管理認証」

和洋菓子製造販売の(有)共楽堂(三原市皆実、芝伐敏宏社長)は、広島県食品衛生協会三原支所管内の地元企業では初となる「広島県食品自主衛生管理」の認証を取得した。
HACCPの考え方に基づく一定水準の食品衛生管理を行っている事業者を認証するもの。三原管内地場企業では申請、認証とも初のケース。
同社は和生菓子、洋生菓子の2営業品目の自主衛生管理を10月に申請。広島県食品衛生協会の審査員がマニュアル審査、11月25日に実地審査と認証審査を行い、今月1日に認証書が発行された。人気商品「ひとつぶのマスカット」をはじめ新商品「広島チョコラ」など同社で製造販売するほとんどの菓子で認証が適用される。

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2011年12月10日号掲載  

(株)グッドウィンが宅配2店舗目 ハンバーグ「極」

外食事業などの(株)グッドウィン(尾道市高須町、井出之上光洋社長)は福山市南蔵王町で経営する宅配ピザ店を今年8月「ブオーノ・ガルデーニア」としてリニューアル、同時に宅配ハンバーグの「手こねハンバーグ極—Goku—」を新規オープンさせた。
手作りハンバーグを宅配する同店では独身者と子育て世代夫婦の顧客を拡大。レギュラー650円、ビッグ920円で、ソースはデミグラスソースなど5種から選べる。県内の契約農家が生産するコシヒカリのご飯とサラダ、付け合せなどがセットで、ビッグならご飯大盛りがサービスとなる。ハンバーグはリピート率が93%で、「霧島高原ポーク」「豪州産牛ステーキ」などとの組み合わせメニューの注文が増えた。

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2011年12月10日号掲載  

少年サッカー12チームが熱戦 笠岡で第3回サンラヴィアン杯

里庄フットボールクラブが主催し、洋菓子製造の(株)サンラヴィアン(浅口郡里庄町、占部守弘社長)が特別協賛して、4日、笠岡市平成町の笠岡市総合スポーツ公園を会場に「第3回サンラヴィアン杯 里庄少年サッカー大会」が開かれた。
近隣の県からを含めて計12チームが出場し、家族らの力強い応援を受けて白熱した熱戦を繰り広げた。里庄フットボールクラブが優勝を果たし、2位は笠岡フットボールクラブ、3位は鴨方サッカースポーツ少年団だった。

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2011年12月10日号掲載  

(株)山本屋 「誕生餅」の注文販売を本格的に開始

菓子製造業の(株)山本屋(尾道市美ノ郷町、山本浩矢社長)はこのほど、「誕生餅」の注文販売を本格的に開始した。
山本社長は、満一歳の子どもが餅を背負いやすく、後々思い出に残る入れ物がないかと考えていたところ、NPO法人工房おのみち帆布が販売している幼児用リュックサックとの組み合わせを思いついた。丸形のリュックサックタイプ(直径約20㎝、厚み10cm)とひょうたん形のショルダータイプ(縦27cm、最大幅17cm、最小幅12・5cm、厚み7cm)の2通りを作成。バックは19種類の色から好きなものを選んで注文できる。

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2011年12月01日号掲載  

3千人超える受講生が研修 因島技術センターが厚労大臣表彰

因島技術センター運営協議会(尾道市因島土生町、秋吉公廣会長)は、認定職業訓練の実施状況が極めて優良な団体として高評価を受け、11月18日、明治記念館(東京都港区元赤坂)で開催された「平成23年度職業と能力開発関係」の優良団体として厚生労働大臣表彰を受賞した。11月22日には、秋吉公廣会長と加登峯雄因島技術センター長が尾道市役所を訪れ、平谷祐宏市長を表敬訪問して受賞を報告した。
同センターは平成11年4月同運営委員会設立、初任者研修を開講。13年1月広島県知事から認定職業訓練校の認定を受ける。16年10月、撓鉄初級専門技能研修開講。17年11月広島県知事表彰受賞。同年12月溶接中級専門技能研修開講。18年3月配管艤装初級専門技能研修開講。19年10月撓鉄中級専門技能研修開講。22年3月安全体感施設竣工。同年6月船舶海洋工学研修開講。7月安全体感研修開講。今年3月にPSPC塗装性能基準対策講座開講している。

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2011年12月01日号掲載  

臨空エリアの活性化目指しNPO法人ひろしま臨空飛来(トライ)

三原市本郷町善入寺の広島空港を中心とした臨空エリアの活性化を図ろうと隣接する3市1町からの多業種のメンバーで構成されるNPO法人ひろしま臨空飛来(トライ)の設立総会が11月15日、市内大和町の白竜湖リゾートで開かれた。
総会には社員予定者約20人が出席し、来賓には広島空港ビルディング(株)の玉川博幸社長、三原臨空商工会の梅本秀明会長らが招かれた。理事長には(株)鈴木事務機(三原市本郷町)鈴木章社長が、常務理事には(有)ITOテクノ(同大和町)伊藤京三社長が就任。その他の理事には地元社会福祉法人や運送、建設、中小企業診断士事務所などの代表者ら8人が就任。構成メンバーの居住地や会社所在地は三原市本郷・大和・久井町、世羅町、竹原市東野・忠海町東、東広島市西条・河内町と広域にわたる。業種も農業、グラウンドゴルフ場運営、スーパー、士業、食品加工、竹炭製造、養魚場などバラエティ豊か。農商工連携も視野に入れながら各社が強みを生かし活性化のための事業推進を目指す。事務所は鈴木事務機(本郷南)内。来春にはNPOとして認可される。

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2011年12月01日号掲載  

(株)山陽KSC 低価格IPスマホ「エスモビ」代理店に

測量、情報処理業務などの(株)山陽KSC(笠岡市大井南、桑折義一社長)は、(株)ソフィアモバイル(東京都)が発売元となっている低価格のIPスマートフォンの販売代理店となり、通信費削減などのメリットを説明しながら普及を目指す。
相手が国内固定電話なら1分6円、携帯電話が同17円と他社と比べて安い。エスモビ同士のショートメールは文字数に関係なく1回3.15円。国際通話は日本から米国、中国に電話した場合1分3円〜、エスモビ同士なら世界中24時間無料で通話でき、他キャリアより通信費を削減できる。またSIMロックフリーで、現地のSIMカードも利用できる。
テザリング機能も持ち、WiFiルータとして活用可能。モバイルパソコンなどの端末をインターネットに接続できる。エスモビ同士なら内線通話、保留、転送機能も活用できる。既存の携帯電話では通じにくい災害などの緊急時もつながりやすい。

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2011年12月01日号掲載  

創建ホーム(株)の山本静司社長が自叙伝「心で創る」

木造注文住宅の設計・施工で昨年創業25周年を迎えた創建ホーム(株)(竹原市中央)が着実に実績を伸ばして2014年の株式上場を目指している。創業社長で竹原の財界を代表する商工会議所会頭も務め、市の活性化に意欲的で、ケーブルテレビ会社を創設するなど地場財界でも活躍している山本静司氏が10月17日、自叙伝「心で創る」を出版した。
㈱ザメディアジョン発行、四六判、208頁、定価1470円。発売は創建ホーム。第一章=私を強くした、幼少からの厳しい環境。第二章=感性・心をくむ大切さ。第三章=「真」の信頼。第四章=人生観が変わった東日本大震災。第五章=ご縁・きずなとご縁に感謝。第六章=志・未来を担う人へ。

2011年11月20日号掲載  

マルキン(有)ネットショップ 楽天コンテストでダブル受賞

海産物卸売業のマルキン(有)(尾道市東尾道、橋塚良行社長)は、ネットショッピングの最大手の楽天市場と講談社が主催したコンテスト「お取り寄せグルメ『0-1決定戦』」で2商品が入賞し、10月23日西武百貨店で行われた授賞式に同社長が出席した。
同社がサイト運営する「おのみち発 北前船の贈り物」で発売している「天然トキシラズ」が素材部門大賞を、新商品の「はっさくちりめん」が審査員特別賞を受賞した。楽天市場に出店している中から700商品がコンテストにエントリーし、この中から22商品が入賞した。

2011年11月20日号掲載  

青葉印刷(株)がiPad活用の販促支援サービス

営業支援ツール制作などの青葉印刷(株)(福山市曙町、松浦秀明社長)は、iPadやタブレット端末に商品カタログを表示させる機能などの営業販促支援サービスを岡山の業者と共同開発し、今月から提案を始めた。
iPadなどビジネス利用の広がっている情報端末を商品カタログやアンケートシステムとして活用してもらうサービス。システム開発の㈱イー・ネットワークス(岡山市)と共同開発し、商品検索、電子カタログ、アンケート、商品予約管理(準備中)の各サービスを構築、商談効率化などにつなげてもらう。

2011年11月20日号掲載  

「住む」「住んで貸す」どちらも最適 (株)嵩心「ディライト・シリーズ」

建築業の(株)嵩心(三原市和田、原隆之社長)は「アイムの家」をベースに開発し8月に発売した「ディライト・シリーズ」が好評、自宅用にも、資産としての戸建賃貸用にも適する住宅商品として問い合わせが増えている。
ターゲットは子育て世代4人暮らしやシニア2人暮らし、女性1人暮らし、夫婦2人暮らし。40坪の土地(132平方m、600万円)に2階建延床面積68.72㎡の住宅を建てた場合、建物工事、付随工事、申請、雑費、登記や諸費用も含め消費税込みで1913万円。価格は坪単価でなく月の支払額表示を採用、頭金とボーナスなしの35年払いで月額5万4448円。平屋で同4万7千円台、総2階5万9千円台とラインナップも多彩。賃貸の家賃並みで資産となる持ち家を実現できる。また狭い土地でも戸建賃貸住宅として運用しやすいことも特長。敷地内に自宅用住宅と賃貸用住宅を併設し、隣は貸し出して家賃で支払いをまかなう、というケースも想定している。左右対称の住宅なら建築費用も抑えられ、低リスクで運用可能。二世帯同居にもマッチする。

2011年11月20日号掲載  

ベッセルホテルカンパーナ沖縄 来年3月開業

(株)ベッセルホテル開発(福山市南本庄、澁谷誠代表)は、沖縄県北谷町に開業するホテルの名称を「ベッセルホテルカンパーナ沖縄」とし、平成24年3月開業を決めた。
各階の仕様は、地下1階が駐車場、鍵付きダイビングロッカー20台、ダイビング機材の洗い場。1階がロビー、フロント、朝食ラウンジ、自動販売機コーナー、製氷機、駐車場。2階から10階が客室。5階にも自動販売機コーナーと製氷機。10階には男女別の展望浴場、コインランドリー8台、自動販売機がある。
沖縄県庁、那覇空港、沖縄コンベンションセンターからアクセスもよく、首里城までは17km。

2011年11月10日号掲載  

土肥病院が被爆量75%低減CT最新鋭機 三原・尾道エリア初

医療法人清幸会土肥病院(三原市城町、土肥俊一郎院長)は10月に64列CTの最新鋭機3台を導入して単列の従来機から更新、高画質ながら被曝量は低減でき、心臓の血管検査も可能になったことから、気軽な来院と検査を呼びかけている。
被曝量を意識する人が増えていることもあり被曝量低減機構を搭載した東芝製の最新機種を三原・尾道エリアで初めて採用した。旧型に比べ最大で75%被曝量を抑えられる。
検出器が従来の1列から64列に増え、検査時間が10分の1〜5分の1程度に短くなると同時に画質も向上。動いている心臓の血管検査も行える。静脈注射後に検査し、息を止めておく時間は10秒以下。輪切り画像をコンピュータ処理して心臓や冠動脈を3D化することで、レントゲンでは影になって見えなかった部分も自由に画像化でき、彩色処理などで血管の状況をより分かり易く説明でき、治療方針も立てやすくなる。

2011年11月10日号掲載  

調度品の亀川がイランの品物絨毯「ギャッベ」販売

調度品の亀川(福山市胡町、亀川泰嗣代表)は、イランの遊牧民族が手掛ける一品物の草木染絨毯「ギャッベ」の販売を18日(金)から始める。直接買い付けて販売するのは県内でも珍しいケース。
評価の高まっている「ギャッベ」はイラン・ペルシャ地方の遊牧民族カシュガイ族が生産。手紡ぎ、手染め、手織りのあたたかみに魅せられた同店は現地法人ゾランヴァリ社の代理店として契約。同社は全世界にアートとしてのギャッベの普及に力を入れており、2度のオスカーなど数々の受賞歴がある。9月に亀川泰嗣代表と幸子さん夫妻が実際に現地を訪れ、カシュガイ族と交流。ゾランヴァリ社の工場見学も含め生産から出荷までの工程を体験して知識を深め、作品を見ながら500枚を直接買い付けた。

2011年11月10日号掲載  

中小企業診断士の高東さん 新たな農ビジネス目指す

三原市出身で広島市を拠点に活動している中小企業診断士、H&T戦略コンサルティング(広島市西区)代表の高東浩昭さんは、高東自然農園(三原市本郷町善入寺)から新たな農ビジネスの展開を計画。10月には竹原市内のコンビニで地元農家などからの産品を集めた直売会を初企画するなど挑戦を始めた。
独立前、マツダ㈱に勤務。商品ブランドマーケティング部主任昇進を機に実家の農業を継ぐため退職、2年前に中小企業診断士資格を取得。昨年より農薬、化学肥料を使わす米を栽培、タイヤチェーンを引っ張るチェーン除草に取り組むなど、自然栽培にこだわる。天日乾燥させたイセヒカリはマクロビオテック講師ら健康な食生活を実践する広島の顧客と年間契約。10月末からネット通販も始めた。農家から集めた産品をコンビニで販売する企画にも携わった。

2011年11月10日号掲載  

ヒラオカ 渡辺順子さんとブレワインオーナー招き未公開ワイン試飲

リカーショップヒラオカ(㈲平岡商店、三原市宮浦、平岡修二社長)は11月20日(日)正午から午後2時頃まで、三原市本町の平岡社長自宅の蔵でワインの試飲会を実施する。
著名なワインスペシャリスト渡辺順子さんと、カリフォルニアの次世代カルトワインとして注目されるブレファミリーワインズオーナーのヴァル・ブレ氏をゲストに招き、日本未公開の貴重な5種を、専門家のトークや造り手の思いを聞きながら味わう。参加費4000円。
渡辺さんは欧米の愛好家やワイン商と取引、コンサルや執筆活動などを通じてワイン文化をアジアへ広めている。ブレファミリーワインズのヴァル氏が手掛けるワインは、ハリウッドスターがこぞって買い求めており、日本にはなかなか廻ってこないという。

2011年11月01日号掲載  

県産品サゴタニ牛乳使い(有)共楽堂が「広島チョコラ」

和洋菓子製造販売の㈲共楽堂(三原市皆実、芝伐敏宏社長)は11月1日(火)、県内産の高品質な牛乳「サゴタニ牛乳」を原料とした生チョコの焼き菓子「広島チョコラ」を発売する。
季節限定の「ひとぶつのマスカット」「ほくほ栗」のヒット商品を持つ同社が、初めて地元色を打ち出し「広島土産」として売り出す。県内産の「ダゴタニ牛乳」にベルギー産のチョコレートを合わせた濃厚な生チョコを、しっとりしたココア生地で包んで焼き上げた。既存商品の「焼き上げ生ショコラ」より価格を下げ、1個120円で、シックな金色の箱入りは4個入り525円、8個入り1050円。本店とイオン三原店内の城町店で販売するほか、広島の三越など百貨店と、宅配事業も展開している㈱砂谷の販路を含め、主に県内での販売を計画。「広島土産」としての普及を目指す。目標は3年後に1億円の売り上げ。

2011年11月01日号掲載  

NPO府中ノアンテナと㈱トイロが親子で机作り体験企画

府中市の活性化を目指して活動を行っているNPO法人府中ノアンテナ(平地緑代表理事)と家具企画、ネット販売などの㈱トイロ(府中市高木町、龍田昌樹社長)は「親子で体験する、府中ノ学習机づくり。」を初めて共同企画し、募集を始めた。
親子で家具職人の指導を受けながら、4本脚で飽きが来ず大人になっても使用できるシンプルなデザインの学習机を作る。デザインは家具のネットショップ「家具の里」を運営する㈱トイロが手掛けた。伐採風景、家具工場見学などを含め3カ月かけて制作し、来年の最終日の3月11日に完成後、父から子への「贈呈式」もある。参加費は親子1組で12万5000円、定員は15組。

2011年11月01日号掲載  

笠岡で「ラーメンパラダイス」 物産展や道の駅とコラボ企画も

笠岡商工会議所「ラーメンの町笠岡全国展開プロジェクト」推進委員会が主催の「第3回笠岡ラーメンパラダイス」が11月6日(日)JA倉敷かさや笠岡営農センターで開かれる。
午前10時オープニングでマスコットキャラクターの愛称発表、関連商品販売、ラーメンクイズ王選手権、午後1時からはシンガーソングライター千里ライブ、岡山龍谷高校地産地消ラーメン研究発表、大抽選会があり、午後3時で販売終了、4時にイベントを終える。
ラーメン横丁には笠岡ラーメンの9店が出展。飲食は焼喰、豊味、JCカネたこハウス、笠岡魚市場、味の店福助食堂、笠岡市漁協青壮年部潮会などが出店、備中備後麺の道&デモンストレーション販売コーナーには鴨方町手延べ素麺生産者協議会、福山ラーメンぶんぶん、キムチ美人本舗が出店。物産展にはアサムラサキ、カネソ22などが出店する。

2011年11月01日号掲載  

(株)エブリイが多店化加速 呉宮原店、松永店着工へ

食品スーパー「エブリイ」などを展開するする㈱エブリイ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣社長)は呉市と福山市に、エブリイ宮原店と松永店を相次いで着工する。すでに大規模小売店舗として両市に新設届出は終了している。
呉宮原店は店舗面積2007平方mの店舗を建設する。駐車場は73台、駐輪場は28台、開店時刻は午前9時、閉店時刻は翌午前0時。オープンは届出では11月1日、売場面積は1284平方m、物販向けテナント床は723平方m、サービス棟50平方m。
松永店は福山市松永町1丁目239の薬品工場跡地で敷地6995平方mに、鉄骨造り平屋建て2棟、延べ面積2340平方mの店舗。売場面積1246平方m、付属棟が116平方mの飲食店舗の予定。

2011年10月20日号掲載  

センスあるイベント 福山で「WITH THE SUNHOTEL」

ファッション雑貨卸などを手掛ける磯崎雅一さん(福山市多治米町)が企画し、11月2日(水)から5日(土)までの4日間、SUNHOTEL福山(㈱サンホテル、同城見町、坂田光徳社長)を会場に、地元作家やショップの展示販売、コンサート、講演、ファッションショーを内容としたイベント「WITH THE SUNHOTEL」が開かれる。3月に続いて今回が2回目。入場無料。
地元作家らによる出展のほか、3日(木・祝)はポップスバンド「月」によるライブ、4日(金)午後3時と6時からTVやCMで活躍中のヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんのトーク、5日は午後1時から2時まで(株)ビュートリス(福山市水呑町、村上彗麗々社長)の自社ブランドの洋服をまとうモデルに山本さんとLaLa Verde竹下玲子さんがヘアメイクと顔のメイクアップを施し、ファッションショーを行う。

2011年10月20日号掲載  

家具の里が「(株)トイロ」へ商号変更 3年後中国市場へ

家具企画販売、ネットショップ運営の家具の里(株)(府中市高木町、龍田昌樹社長)は10月10日、商号を「(株)トイロ」に変更、シンプルながら多様な意味を込めた社名とし、3年後には中国市場への本格進出を目指す。
同社は昭和8年に製材業で創業、家具製造、小売と業態転換し、ネット通販黎明期の2000年に楽天市場でネットショップを開店。ヤフー店、自社サイトのネット通販専業で事業展開し今期は前期比110%、約6億円の売上げを見込む。新商号のトイロは十人十色から。価値観の多様性を尊重した商品戦略と、個性的なスタッフが新しい価値観を生み出す自由な社風を表す。3年後に本格進出する計画を進めている中国を含め、世界市場でも印象に残りやすい発音でもある。家具の里」で知名度のあるネットショップは小売部門の商号として継続する。

2011年10月20日号掲載  

(株)森川観光グループがイベントプロデュースのコンテスト

料飲、温泉、宿泊施設など経営の㈱森川観光グループ(三原市須波ハイツ、森川孝人会長)は、西日本に展開する同社施設の会場で行うイベントのプロデュース企画を募集、年内実施のイベントから最優秀賞を決める「P—1グランプリ」を企画し、募集を始めた。
目的は既存施設の昼間の活用促進。応募対象はマスコミや広告代理店、会社の広報関係者など。対象施設は「天然温泉みはらし温泉」ほか西日本に展開する同社の施設。ステージショーやパーティーなど新規性のある多彩な企画、活用法を募集する。年内実施のイベントの中から最優秀企画を決定。特典として応募事業者のスタッフ全員にみはらし温泉と夢の宿の温泉宿泊サービスをプレゼントする。複数企画の応募も可。基本的な審査基準は売上げ額で、レギュラー化の可能性も勘案する。

2011年10月20日号掲載  

田島接骨院が「Hogrel Fitness」開設

田島接骨院(尾道市西御所町、幡中資法院長)は治療やリハビリを目的に1年前から導入している筋肉や柔軟性を高めるトレーニングとフィットネスを今年7月、別部門として同院東隣りに開設。従来通りの患者の他に一般女性を中心に利用者が広がっている。
このトレーニングは特殊なマシーンを使い上腕や肩、股関節などの関節可動域を広げ、体の柔軟性を高めることで肩こりや腰痛が軽減され、超音波などの物理療法などと一緒に行うことで体のバランスを整え、根本から改善することを目的としている。専門知識を持ったトレーナーが個人に合わせたトレーニングメニューを作成し、短時間で効果的なトレーニングを行う。

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2011年10月10日号掲載  

(株)アルライトが「クレド」作成 16項目の「ベーシック」

プラスチックフィルム、ダンボール製造販売などの(株)アルライト(笠岡市茂平、橋口幸造社長)は、全社員の選抜メンバーでつくる作成委員会が経営理念を行動指針にかみくだき文章化した「クレド」を作成、運用を始め、コミュニケーションやアイデア提案活発化など効果が出始めた。
クレドはリッツカールトンやジョンソン・エンド・ジョンソンの事例で著名。研修会社の紹介で導入を決め、今年1月から3月までの土曜日を主に、ダンボール部製造二課リーダー藤井康男さんを委員長に討議を進行。経営理念「心豊かな暮らしのお手伝い」を実現する基本行動指針を「情報収集でニーズを掴み、開発プロジェクトで技術を磨き、アイデア提案で新商品を創造する」「朝礼で気づきを発表し人間力・モラルを向上、ルールの妥当性を検証しつつルールを守り品質安定を図る」など16項目の「アルライトベーシック」に集約し、常に携帯できるよう名刺サイズのカードも制作した。

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2011年10月10日号掲載  

フードガーデンニチエー中之町店が10月5日オープン

食品スーパー「ニチエー」を展開している(株)ニチエー(福山市南松永町、坂本憲秀社長)は、三原市中之町の旧ダイヤマート跡地に新店舗を完成、10月5日「フードガーデン中之町店」としてオープンした。
新店舗は同所に鉄骨造り平屋建て、店舗面積1486平方m。駐車場は店舗南側に80台、駐輪場は34台と12台のスペースを確保している。営業時間は午前9時30分から午前0時まで。同社の店舗としては最大規模となる。中之町店は9番目の店舗となる。
同社は昭和34年3月松永主婦の店で創業、昨年で創業50周年を迎えており、年商90億円台から100億円達成を目指している。

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2011年10月10日号掲載  

PARIGOT東京進出 28日ルミネ有楽町店オープン

「PARIGOT」のブランドでセレクトショップを展開する(株)アクセ(尾道市、高垣圭一郎社長)は10月28日、ルミネ有楽町店へ東京初の店舗を出店する。
有楽町マリオンに新たなファッションビル「ルミネ有楽町店」がオープンするのに合わせて出店する。パリゴ・ルミネ有楽町店は国内外のブランドを集めるパリゴの中でも特に海外で買い付けたインポートアイテムを中心に200ブランド以上を揃え、パリゴ独自のスタイルを発信する。
10月5日にはネットショッピングサイト「PARIGOT ONLINE」を革新的にリニューアルオープン。高感度なファッションサイトとして稼動を始めている。

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2011年10月10日号掲載  

(有)浪漫珈琲晋社長に中本健二氏が新社長

(有)浪漫珈琲(尾道市十四日元)は8月25日、福屋広島駅前店十階に「Roman Caf Jr.」(ロマンカフェジュニア)をオープンした。6店舗目となる同店は、書店と隣接しているブックカフェとして気軽に休める店づくりを目指す。
また尾道浪漫珈琲のブランドを育て地域に根付かせた神原栄氏は9月7日会長に就任、新社長には中本健二氏が就任した。今後は店舗を4店増やす計画で、焙煎を専門にした工場や倉庫の併設など拠点づくりも進めていく。

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2011年10月01日号掲載  

(株)マーベラスジャパンクッキー生地でマシュマロ挟む「ウーピーパイ」

全国の商業施設内でアイスクリームショップ「マーベラスクリーム」をチェーン展開する㈱マーベラスジャパン(福山市曙町、伊藤慶太社長)は新食感のスイーツ「ウーピーパイ」を第一弾商品として販売する新ブランド「M+マーケット(エムマーケット)」を立ち上げ、9月29日に東京、神奈川などに常設の四店舗を同時オープンし、話題のスイーツを提案していく。
イメージキャラクターにはウーピーパイの大ファンという人気女優の木下優樹菜さんが就任。同日に東京都のマルイシティ渋谷で就任発表会を行い、自らがプロデュースした「バナナ&ストロベリー」など3種を女性読者モデル30人が審査員となって試食し、人気1位となった商品は限定商品としてマルイジャム渋谷の期間限定店で販売を始める。

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2011年10月01日号掲載  

鉄マンガン除去剤・芳香剤を製造販売 ㈱赤坂ボーリングが新事業

(株)赤坂ボーリング(尾道市御調町、赤坂光太郎社長)は、クリーニング用鉄マンガン除去剤と芳香剤の製造販売事業を本格的に始める。
クリーニング剤を仕入れていた製造会社の代表が高齢で廃業を検討。既に市場がある上、用途も自動車、船、建物、電気設備など幅広く、提案営業で市場を拡大できることから赤坂ボーリングが製造事業を引き継ぐことを決め、赤坂雅士専務が研修を経て製造ノウハウを取得し、製販体制を整えた。またトイレ、事務所、工場向け芳香剤の製造方法も学び、同様に製造を始めた。効果持続期間や香り別に数種類の商品があり、ビルメンテ会社などへ販売する。
近い将来、芳香剤製造で障害者雇用も目指している。

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2011年10月01日号掲載  

10月20日尾道国際ホテルで「秋のグルメParty 本マグロをたのしむ」

山陽工業(株)(高橋宏明社長)が経営する尾道国際ホテル(尾道市新浜)は10月20日午後6時30分から8時30分まで、第24回グルメ・海の印象派—おのみち—協賛のグルメ企画「秋のグルメParty 本マグロをたのしむ」を開催する。
今回は奄美大島産本マグロとイタリア産ワインを楽しむ趣向。超高級魚となっている本マグロの中でも黒潮で育ち、丸々と太った百キロ級を食材とし、解体ショーを行う。またマグロと合うイタリア産のワインを厳選して提供する。さらに会場ではサックス演奏も行われ、グルメな秋を演出する。チケットは料理、飲み物込みで1人1万2千円。限定300人。申し込みは℡0848・25・5931同ホテルまで。
 
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2011年10月01日号掲載  

オリジナル「TOC」活動普及へ異業種でプロジェクトチーム

現場改善コンサルタントなどの(有)ライフベストテクノ(福山市松永町、長濱敏朗社長)は、会社の組織改革としてのTOC「トータル・オフィス・チェンジ」を目的に、社内をきれいにすることで課題発見と自ら克服する社員育成を手段とするオリジナルのTOC「トータル・オフィス・クリーン」の普及を目指し、異業種でつくるグループ「TOCプロジェクト」を発足、長濱社長が理事長に就任し、9月から活動を始めた。
参加メンバーは福山を中心に尾道、三原の八社で、現場改善コンサルである同社のほか販売会社e・eプランニング、アルファルーク(有)渡辺社長、(株)赤坂ボーリングほか全
8社。

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2011年09月20日号掲載  

青葉印刷(株)が地元初のミニアルバム製本キット「本工房」講座

印刷などの青葉印刷(株)(福山市曙町、松浦秀明社長)は9月10、11日の2日間、さくら建設(市内引野町)のモデルハウスを会場に、オリジナルミニアルバム製本キット「本工房」のワークショップを地元では初めて実施した。
「本工房」はハードカバーやスパイラルリングによる本格的な製本を自分で楽しめるミニアルバムの製本キット。大手カメラ店などに販路がある。ネット販売が落ち着いてきたことで、地元の販路開拓の可能性を探りつつ、商品開発に活かす声を直接集めることを目的に、シールやマスキングテープなどを貼って装飾するコラージュを加えた新たな楽しみ方を提案、需要掘り起こしを兼ねて地元で初のイベントを開催し、好評だった。

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2011年09月20日号掲載  

井笠鉄道(株)が笠岡干拓地内で100周年ありがとうフェスティバル

井笠鉄道(株)(笠岡市笠岡、関藤篤志社長)は9月24日(土)午前10時から午後4時まで、笠岡干拓地内のかさおか太陽の広場で「一〇〇周年ありがとうフェスティバル」を開催する。
会場内には、エコトレイン、ふわふわコアラ、子どもの射的、輪投げを設置している遊具ブース、焼き鳥、焼きそば、巻ずし、から揚げ串、うどん、綿菓子、飲物などを販売する飲食ブースを設ける。カラオケ大会では当日の飛び入りもできる。ほかに、もちつき大会や大抽選会、コーラの早飲み、シュークリームの早食い大会、備中神楽、同社のバス乗車体験や写真撮影、グッズ販売などがある。当日は笠岡駅前のバス乗り場四番乗り場から無料のシャトルバスを運行する。

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2011年09月20日号掲載  

「Green'sK」鉄板ビッフェ福山曙店開店 ホーミイグループが中四国1号店

食品関連四社で形成しているホーミイグループ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣代表)は、同市曙町の食品スーパーフレスタ曙店隣接地に、外食事業のFC店として新業態の「Green'sK 鉄板ビュッフェ福山曙店」を9月10日にオープンした。
料金は先払い制で、ランチタイム(午前11時から午後4時49分まで)が女性500円、男性700円、小学生500円、キッズ350円、シルバー500円、3歳未満無料。ディナータイムは午後5時から10時までで、同850円、円、850円、550円、850円、無料。アルコールも提供する。
料理は自分で好みのメニューを作るセルフクックで、豚ロースステーキ、鉄板焼きめし、ふわふわリング焼き、生麺焼きそば等のほか、店が用意しているカレーや惣菜、サラダやデザートなども自由に食べることができる。

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2011年09月20日号掲載  

アンデックス(株)が新規事業 オリジナル自転車「凪スピード」

日本一のサイクリングロード「しまなみ海道」の地元尾道から自転車が9月1日発売された。自動車塗装ブースで日本一のシェアを持つアンデックス(株)(尾道市東尾道、田邊耕造社長)が新規事業として「凪スピード・プロジェクト」を創設、しまなみ海道を快適に走るスペックを追求してオリジナル設計の自転車を誕生させた。
新開発の自転車は20インチミンベロ(小径車)スポーツサイクル「CX—206NS」。しまなみ海道の快適走行と同時に観光地尾道を気軽に散走できる操作性も併せ持つ。まずは百台限定生産でスタートした。独自フレームにシマノの変速機を使うなどして生産。16段変速、標準仕様はドロップハンドルとし、重量10.3kg(ペダルなし)。価格は98,700円。フラットハンドルの希望にも応じる。「CX—206NS」は予約も含め30台以上を販売しており、展示会への出展やインターネットによるPRで知名度アップと販売拡大を図る。

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2011年09月10日号掲載  

向島ドック㈱が自社PRにョートムービーコンテスト

向島ドック(株)(尾道市向島町、杉原毅社長)はこのほど、「向島ドック・ショートムービーコンテスト」を企画、応募作品の募集を始めた。
応募対象は向島ドック内でロケした作品または向島ドックを映像またはアニメーションで表現した1分以内の動画作品。応募締め切りは平成24年1月5日必着。出品料は無料。同社社員による厳正な審査により、入賞作品を選ぶ。大賞1点には副賞として10万円、準グランプリに1点には同じく5万円、審査員特別賞1点の該当があった場合2万円、優秀賞3点には同じく1万円が贈られる。応募条件として入選作品は同社のホームページや動画サイトで公開することがあることを承諾する必要がある。応募及び問い合わせは℡(0848)44-8982同社ショートムービーコンテスト係まで。

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2011年09月10日号掲載  

9月25日(株)サンモルトなどが「とも潮待ち軽トラ市」

リフォームや増改築を手がける(株)サンモルト(福山市鞆町、小川真平社長)が中心となって、鞆鉄鋼団地内で9月25日(日)午前8時から午前11時30分まで、地元でとれた鮮魚や野菜、練製品、洋服などを軽トラックで運び、荷台で販売する「第一回とも潮待ち軽トラ市」を開く。
同団地内の駐車場約1,600平方メートルを無償で借り、最大60台分の出店スペースを設け、新たな観光スポットをつくって地元をPRする。今回は30社37ブースが出店する。今後は第4日曜日の同時間帯に継続的に開催し、参加者も近隣市町村など広域に募集していく。軽トラック以外に軽乗用車での出店も認めてお、出店料は1500円。参加問い合わせは、事務局・岡崎瑞穂さん℡(084)982-3258まで。

2011年09月10日号掲載  

(株)広島が企画シンガポール経済セミナー (株)福山観光旅行が販売

新規事業や海外事業の創出委託事業を展開する(株)広島(福山市西町、井上智央社長)と旅行業の(株)福山観光旅行は「シンガポール並びに東南アジアをディープに体感するツアー」を企画し、参加者を募集している。
10月10日から13日の2泊4日のビジネスに関するトップレベルのセミナーを体験するツアー。シンガポールEDBの諮問機関による東南アジア市場のセミナーとスイス系銀行の会頭によるシンガポール経済セミナーなど、この他サプライズの企画もある。また、マリーナベイサンズやナイトツアーなども予定している。定員は15名までで、費用は約17万8千円。問い合わせ、申込みは(株)福山観光旅行℡(084)924-5816漆川治樹さんまで。

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2011年09月10日号掲載  

新業態「鉄板ビュッフェ」ホーミイグループが中四国1号店

4社で形成しているホーミイグループ(福山市南蔵王町、岡崎雅廣代表)は、上場企業の(株)神戸物産の外食関連会社、㈱神戸クックが新展開する外食事業のFC加盟店として、福山市曙町のフレスタ隣接地内に「鉄板ビュッフェGreen'sK福山曙店」を9月10日オープンする。
客が自分で好みのメニューを作るセルフクックの楽しさを融合させた日本初の試み。具材や調味料などを選び、各テーブルにある鉄板の上で、お好み焼きや野菜炒めなどを調理して食べる。店が用意しているシチューやカレー、惣菜なども自由に選べる。8月20日に和歌山市黒田に第1号店となる「黒田店」がオープンし、8月中に大阪、兵庫などで合計5店がオープン、9月に福山、茨城等で合計10店舗の出店が予定されている。1年後までには国内100店舗体制、今秋以降はタイやシンガポールなど海外にも出店を始める。

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2011年09月01日号掲載  

三原臨空商工会 農商工連携事業で6社が東京ギフトショー

三原臨空商工会(本所=三原市本郷南、梅本秀明会長)では農商工連携事業参加事業者が9月6日から9日まで「東京ギフトショー」に出展する。出展者は以下の通り
▼(株)鈴木事務機(三原市本郷南、鈴木章社長)はゴーヤの佃煮を出展。市内沼田東町の社会福祉法人創造(須山隆文理事長)で生産するゴーヤを、市内皆実のオクヒロ食品(株)(奥延浩寿社長)が佃煮に加工▼アイサポートコンサルタント(同本郷北、木倉吉蔵代表)は竹炭商品を出展、竹炭酢や風呂グッズを紹介▼「せんちゃんファーム」(三原市久井町、(有)千石組、仙石一博社長)は自然薯と加工品▼㈲無農薬機能水利用研究所(同町、菅和子社長)は独自の乾燥技術▼(農)羽倉ブロイラーファーム(同町、梶谷剛代表)は獣医師である代表が自ら育てた鶏で作る無添加スモークチキン▼(有)博愛堂(尾道市因島土生町、川野眞吾社長)はハッサクやレモン、ミカンの地元産柑橘や、米・甘酒を使ったコンフィチュール、ロールケーキを出展する

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2011年09月01日号掲載  

トランポ用車内家具 ㈱ダイワカーズがネット販売へ

自動車販売、トランスポーター製作などの(株)ダイワカーズ(三原市大和町、行久勝裕社長)は、トランスポーターでバイクなどを運ぶ際、後部の空間を有効活用できるオリジナルの「タイヤラック&ツールスタンド」を開発、近くネット通販を始める。
トランポ後部に積んだバイク上部の空間を活用したいとの発想から誕生した。オリジナル専用パーツ、木製の専用棚をセットで販売する。幅や奥行き、高さは自分の車両や目的に合わせて自由に選んで注文できる。購入者が組み立てることで価格を3万円程度に抑えた。
車内ではスペアタイヤなどを置く棚として活用できるが、棚と脚はワンタッチで着脱でき、降ろして組み直せばバイクのメンテナンス工具や部品、ヘルメットなどを置ける便利な2段のツールスタンドに変身。自転車、ジェットスキーなど目的に沿って活用できる。

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2011年09月01日号掲載  

死魚率減、米収量造など成果 (有)コズミックの水処理セラミック製品

水処理製品レンタルなどの(有)コズミック(三原市円一町、小積忠生社長)では、同社のセラミック水処理製品を導入した農業、養殖など一次産業で、収量増や死亡率減少などの効果が報告され、販売代理店も徐々に広がっている。
九州の養殖業者ではヒラメや海水養殖ウナギの死亡率が下がった。酸素ボンベやブロアーなど浄化装置や薬剤が不要となり、月六十万円の経費削減になったという。排水先はきれいな海で育つクロメも自生した。フグ加工食品会社は下水がきれいになり下水道検査もスムーズに。身の日持ちも長くなった。稲作の生育実験では株についた土が軟らかくなり、根が張りやすくなるなど土の改質に貢献。一株の穂数、粒数、重量も水道水と比べ二〜三割アップと報告されたという。一般家庭向けにも「コズミックパック」のレンタルを行っている。

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2011年09月01日号掲載  

㈱無垢がBDFでオフセットクレジット創出認定

環境関連事業を行う(株)無垢(三原市本郷町)はこのほど、BDF燃料を学校給食配送車両に活用することで削減された二酸化炭素を販売できる「オフセットクレジット」認証を取得した。
オフセットクレジット(J—VER)は環境省が運営する制度。国内における自主的なCO2排出削減・吸収プロジェクトで生じた排出削減量のこと。カーボン・オフセットなどに活用でき、金銭的価値を持つことから市場で流通させることができる。プロジェクト実施者は、クレジット売却で収益を上げることが可能。

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2011年08月20日号掲載  

山陽工業㈱が社員大会 2015ダントツ・プロジェクト確認

管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業㈱(尾道市高須町、高橋宏明社長)は12日、尾道国際ホテルで第15回社員大会を開催した。
大会は企業理念などの唱和で始まり、高橋社長が登壇して、現在まとめている第57期平成23年6月期決算の報告を交えて今年度の指針説明を行った。売上高は75億1千万円、経常利益は前期より厳しくなる見通し。高橋社長は「58期の目標は80億円。高い組織力、商品力、人材力で目標を達成してほしい。松永工場も順調に伸びている。高度な技術がいる仕事が増えており、日本列島で当社の技術が活かせるとき」と社員に檄を飛ばした。

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2011年08月20日号掲載  

福山市が新事業開拓認定 平和建設(株)と(株)三共冷熱

福山市は1日、新設した「新製品による新事業分野開拓事業者認定事業」の1回目の新事業分野開拓事業者に、平和建設(株)(福山市川口町、岡田吉弘社長)の備後いぐさボードと、(株)三共冷熱(福山市松浜町、宮本大輔社長)のIH万能調理器を認定した。
中小企業の新事業や新商品の開拓を推進することが目的。市が購入する際、入札によらず随意契約が可能となる。
備後いぐさボードは平和建設(株)が危機に瀕する備後いぐさの復興を目指して開発。畳表にならず捨てていたいぐさをボードにし掲示板として使用するもので、地産地消と環境配慮の両面から認められた。㈱三共冷熱の開発した業務用IH厨房機器は熱伝導性の良いアルミ鋳物釜を使用したもの。

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2011年08月20日号掲載  

レインボー食品(株)がTAKE1ブラン「たけのこカレー」

竹原ブランドを全国的に認知してもらおうと新商品の開発に取り組んでいるレインボー食品㈱(竹原市忠海中町、石井秀樹社長)が、竹原名産の筍を大きめにカットし食感が楽しめる「たけのこカレー」を完成、8月から道の駅竹原や広島空港の売店、JRの売店などで販売を始める。
この新商品は試作段階の今年2月東京で開かれたグルメ&ダイニングスタイルショー新製品コンテストに出品、70点以上の商品群の中から上位選考8品の一つに選ばれた。さらに改良を重ね、ご当地レトルトカレーを紹介するサイトで一挙に売り上げ全国一の大ヒット商品となった「広島名産かきカレー」に次ぐご当地カレーでヒットを狙う。

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2011年08月10日号掲載  

グリーンヒルホテル尾道に CAFE&BAR 港灯オープン

グリーンヒルホテル尾道(尾道市東御所町)は10日、2階フロント前の尾道水道に面したラウンジを改装し、CAFE&BAR港灯(Habor Light)を新設オープンした。
カウンター席8席、ボックス席4席、2人用テーブル席4席で、午前8時から午前10時30分まではモーニング(700円)や朝粥セット(850円)、ランチタイムには平日限定15食の旬彩弁当(880円)、軽食のほか、ナチューレのケーキセットなどのデザートメニューも充実している。午後5時30分からはバータイムとなり、通路も一部変更しBARならではの密室的な雰囲気を演出。尾道水道の夜景を眺めながらリラックスした時間が過ごせる。

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2011年08月10日号掲載  

安芸典礼㈲が15周年記念ツアー 高野山・永平寺など3コース

葬祭業の安芸典礼(有)(三原市宗郷、笹山あつ子社長)は創業15年を記念し、高野山、永平寺、西本願寺をそれぞれメーンの参拝先とした3コースの「安芸典礼15周年記念ツアー」を実施するため、参加者を募集している。
同社は1996年4月開業。記念ツアーは地元へ謝恩企画として行うもの。現地での納骨や法要などの要望にも柔軟に対応する。会員でも非会員でも参加できる。また15周年特別企画として希望者には10万円分の特別葬儀割引券を進呈。葬儀利用を呼びかけながら、葬儀の際だけでなく普段も身近に親しまれる施設を目指す。各コースとも1泊2日5食付、有名旅館泊ながら1人2万9千8百円と格安。2日目の夕食は著名店の料亭「雑穀」が提供する特注弁当を味わえる。

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2011年08月10日号掲載  

最安値目指し福山駅前エム・シー福山ビルに「楽らくカフェ」

飲食店経営の㈱ユーアンドミィー(三原市円一町、花房松雄社長)は7月21日、エム・シー福山ビル1階に同社ではインターネットカフェ1号店となる「楽らくカフェ」をオープンした。
市内同業店をリサーチし「地域最安値」を目指す。約5百平方mの店内にはコミックや雑誌など3万部を常備。女性客も気軽に入店できるよう、通路も広めにとり、開放感のある空間とした。利用は会員制で、入会金は2百円。利用料金は、無料ドリンクバー付きで、オープン席が30分170円、以降15分毎に80円。3時間パック650円、5時間パック900円。インターネットも使い放題。シャワールームや洗濯機、マッサージチェアも完備している。フードは鉄板手焼き炒飯、エビピラフ、ビーフカレーなどご飯類、カルボラーナなどパスタやそば、ピザ、フライドボテトなど軽食が中心でいずれもリーズナブル。

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2011年08月10日号掲載  

「ええじゃん尾道・尾道店」が売場面積5倍に拡張オープン

JA尾道市は、同市東尾道の産直市「ええじゃん尾道・尾道店」を旧店舗隣接地に移転して8月1日オープンした。
新店舗は旧倉庫棟を全面改築して鉄骨造り平屋建て約530平方mの店舗に拡充、売場面積は約5倍に拡張、野菜や果物、花など展示スペースも大幅に広がった。魚介類の売り場も漁協直営となり、調理室も設けた。また、広島和牛の精肉や弁当などのコーナーも新しく開設して買い物客の利便性を高めている。8月6日には産直市イベントを開催、先着1000人に「はっさくゼリー」をプレゼントした。毎月第1土曜日は「JA産直市の日」としてサービスイベントをおこなう。

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2011年08月10日号掲載  

尾道造船フル操業で期中16隻を竣工 手持ち50隻確定

尾道造船(株)(本社神戸市、中部隆社長)尾道造船所はこのほどまとめた平成23年3月期決算を発表した。期中は大量の手持ち工事量を背景に関連会社の佐伯重工での建造を含み、新造船16隻を竣工した。
売上高は640億円、経常利益13億円、当期純利益7億円を計上し、前期に続いて好調な業績を維持している。期末の新造船手持ち工事量は50隻が確定しており、業界でも最も安定操業の条件を確保している。平成24年3月期の業績予想では今期を上回る売上高660億円と増収を見込んでいる。

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2011年08月01日号掲載  

アヲハタ(株)が中国へ海外子会社 ジャム製造の生産ライン新設

ジャムなど製造のアヲハタ(株)(竹原市、福山二郎社長)は7月20日開催した取締役会で、中国に製販子会社の設立を決め発表した。
計画では、8月に中華人民共和国浙江省杭州経済技術開発区に、杭州碧幟食品有限公司を設立する。資本金は約1億7千万円、代表者中久尊司、アヲハタが100%出資する。
海外進出は初。同社の大株主でグループのキユーピーが杭州市に開設している工場の約500平方mを確保して、ジャムの製造ラインを新設する。現地で原材料を調達して1日2tのジャムを生産する。ジャムはキユーピーの現地法人の販売網にのせて中国のパンメーカーを中心に販売する。

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2011年08月01日号掲載  

ハート瀬戸田未来計画事務所が無声映画上映

ハート瀬戸田未来計画事務所(尾道市瀬戸田町荻、川原真奈美代表)は8月6日(土)午後7時から8時30分まで、瀬戸田市民会館2階で、活弁士の夫婦を招き無声映画の上映会を実施する。
伝統文化の継承が目的。上映する「豪傑児雷也」は1921年の日活作品で、岡山出身の尾上松之助が主演。「子宝騒動」は1935年の松竹作品で、チャップリンそっくりの主人公の貧乏子沢山家族の悪戦苦闘ぶりを描く。「喜劇の王様」と呼ばれた齊藤虎次郎監督作品。矢吹むつみ、勝利夫妻が活弁で無声映画に命を吹き込み、上映後、活弁の魅力を語る。チケットは500円で、観光案内所と瀬戸田サンプラザ、橋本屋、チューリップ生口店、みのりや電業、友文館で販売中。問い合わせは℡090・4899・3791同代表まで。

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2011年08月01日号掲載  

ミッキーに4万5千人の歓声 尾道シーサイドパレード

来年に延期された全国行事「海フェスタ」に代わって開催された「おのみち灯りプロジェクト」のメーンイベント「シーサイドパレード」が7月23日、尾道市新浜の新浜海岸通りであり、沿道約500mを約4万5千人が埋め尽くし、東京ディズニーリゾートの人気キャラクター・ミッキーマウスらが行進した。
平谷祐宏尾道市長、手塚淳三尾道青年会議所理事長ら主催関係者のテープカットで始まり、IPU・環太平洋大学マーチングバンド、尾道ベッチャー祭り、尾道水軍まつりの武者行列、近隣のダンスチーム、福山ハーレー会など全九組が行進、ミス日本「海の日」も参加。会場では東日本大震災への募金を呼び掛けるボランティアチームが回っていた。

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2011年08月01日号掲載  

第1回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in三原開催

海フェスタ三原市実行委員会(三原市港湾課内)は7月30日(土)31日(日)の2日間、三原駅前市民広場、JR三原駅前、三原港北側と周辺を会場に「第一回みなとオアシスSea級グルメ全国大会in三原」を開催する。
30日は午後3時から8時、31日は午前11時から午後7時まで開催。三原駅前市民広場西側の道路を歩行者天国にする。全国各地の「みなとオアシス」からは特選・特産の海の幸等を活かしたSea級グルメの飲食と特産品を販売。参加するのは北海道、東北、中国、四国、九州から十五地区のSea級グルメのほか、特産品・土産品等の物販もある。地元を中心としたたこ天、たこラーメン、たこ入りお好み焼きなど三原特産グルメや飲食、三原ブランド認定品も販売する。

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2011年07月20日号掲載  

夏休みに親子ものづくり工場見学会 竹原商工会議所が実施

竹原商工会議所(山本静司会頭)は6回目となる夏休み特別企画「親子ものづくり工場見学会」を7月29日(金)開催する。
午前10時出発、最初に(株)川崎フードモデルを訪問、フードモデルがひとつひとつ丁寧に作り上げられて行く工程の様子を見学する。2カ所目はJA広島果実連ダンボール工場で野菜や果物を安全に店まで運ぶダンボール箱が何枚も用紙を貼り合わせて組み立てられる工程を見学。昼食は竹原シーサイドホテル。午後からはマダイやヒラメ、ガザミなど八種類の魚介類を育て、瀬戸内海に放流して豊かな海を取り戻す仕事に従事している広島県栽培漁業センターで作業を見学。最後に今年3月に開局したケーブルテレビの㈱たけはらケーブルネットワークの本社を訪問し、放送設備や施設、スタジオなども見学する。

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2011年07月20日号掲載  

(株)ビショウが尾道市向島に住宅地分譲開始

(株)ビショウ(尾道市向島町、松村忠社長)は、尾道市向島町有井の尾道水道が見下ろせる絶景の丘陵地に、このほどリゾート感覚の新しい住宅地「シーサイドタウン尾道」を開発し分譲を始めた。
全28区画の宅地には2棟が7月中に完成、一棟が9月完成予定で現在22区画を販売している。宅地は1区画50坪で1坪15万円から。ニーズに応じて1区画プラス半区画の75坪や2区画100坪など、家族構成や目的に合わせて自由に広さをカスタマイズできる。見学希望や問い合わせは℡(0848)44-8300同社まで。

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2011年07月20日号掲載  

「尾道ジャンボニンニク」元気丸(株)が新ニンニク販売

尾道市御調町の耕作放棄地を活用してジャンボニンニクを生産、特産品化を目指している元気丸(株)(尾道市御調町、上田龍男社長)が今年収穫した「尾道ジャンボニンニク元気丸」を生ニンニクとしては初めて出荷し、道の駅クロスロードみつぎや市内の三谷屋、ゆきひろストアなどに並んだ。
「元気丸」は通常の五〜六倍の大きさ。辛みや刺激、匂いがマイルドでうまみ成分のグルタミン酸が多く含まれている。1個5〜600円。地元御調町をはじめ市内の学校給食に使われ、地産地消を推進している。すりつぶしたジャンボニンニクやニンニクの芽の粉末を入れて焼きあげた「尾道ジャンボニンニクせんべい」も開発、クロスロードみつぎで販売を始めた。冷凍ジャンボニンニク餃子も販売中。

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2011年07月20日号掲載  

レモンケーキのオクモト 百貨店や進物店など販路急拡大

瀬戸田特産のレモンを使った菓子を製造販売する瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町、奥本隆三代表)は、今年4月から主力のレモンケーキの卸先が急拡大、従来の2店から県内百貨店や高速道PAなど十数店に増え、瀬戸田の土産から「広島の土産」へのステップアップを目指す。
昨年末に工場を拡張。GW前から引き合い増加が本格化した。瀬戸田PAに加え大浜上下PAで販売開始。百貨店も福屋をはじめ県内の8店で取引。広島の進物店の大進でも中元カタログの通販がスタート。近く山陽道下りの小谷SAでの販売も始まる。月7〜8千個だった生産量を現在は1万4千個に引き上げ、卸しはうち3割程度まで増した。

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2011年07月10日号掲載  

浅野味噌㈱が「鷹屋」をリニューアル ゆずみそソフトも発売

府中味噌の老舗メーカー浅野味噌㈱(府中市府中町、浅野利夫社長)は7月8日、市内中須町の直営店「鷹屋」(浅野裕子店長)をリニューアルオープンさせた。同2、3日にはプレオープンイベントで店舗前の駐車場にテントを張り、味噌を隠し味に共同開発したオリジナル商品「ささみチーズカツ」などをその場で揚げて特売、多彩なイベントを行った。
またユズと府中味噌を使った特製ソースをソフトクリームにかけた「ゆずみそソフト」(300円)をリニューアル記念として発売。白味噌にユズを加え、甘酒でほのかな甘さに仕上げた特製ソースが特徴。バニラソフトクリームにトッピングのようにかける。奥行きのあるほのかな甘味とユズの香りが絶妙にマッチしており、爽やかな味わいが人気を呼んでいる。

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2011年07月10日号掲載  

因島技術センター 造船技術研修生59人が修了式

因島技術センター運営協議会(因島市土生町、内海造船因島工場内、秋吉公廣会長)は6月30日「平成23年度因島技術センター初任者研修修了式」を開催した。
3カ月間研修に励んだ受講生59人が出席、研修生を代表して本瓦造船㈱(福山市鞆町)から参加した山本佳弘さんが「指導員の諸先生方からご指導をいただき研修生一同心よりお礼申しあげます」と感謝した。研修生は、造船会社OBを中心にした約24人の指導員をからガス溶接や玉掛けなどの技術指導を受け、全員が資格を取得。因島技術センターは造船所と関連事業所の従業員を対象とした技術研修事業では全国の先進地として知られ、これまで多くの造船マンの技術指導に当たり、尾道地区の造船業界発展に貢献している。

2011年07月10日号掲載  

ツネイシホールディングス㈱ 研修施設を「神石高原ホテル」へ

ツネイシホールディングス㈱(福山市沼隈町、神原勝成社長)は7月1日、宿泊型研修施設として運営していた「三和の森リゾート&カンファレンスセンター」を「神石高原ホテル」(神石郡神石高原町、久保島正裕総支配人)に改め、新たに営業を開始した。
研修施設としての機能は残しつつ、70室の客室と20棟40室のログハウスを活用して宿泊を強化。また高原のロケーションを活かしたリゾートホテルならではの教会挙式、ガーデンやレストランでのパーティーといった魅力を発信してウェディングにも力を入れ、5年後の高稼働を目指す。約1万坪の日本庭園東林苑内にある茶室四室も、茶会や茶事をはじめ一般利用を促進していく。5年後は70人程度の従業員確保を想定しており、うち5割は地元からを見込む。

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2011年07月10日号掲載  

島活性化へNPOせとだ港房 17日から瀬戸田で「ビアテラス」

NPO法人せとだ港房(長澤宏昭理事長)は7月17日から8月22日まで、土日を中心に瀬戸田港海岸で「港ビアテラス」を実施する。
今年はしおまち商店街、瀬戸田旅館飲食業組合が協力。メニューはタコ飯、ローストチキン、コロッケ、レモンを練り込んだ麺を使った冷麺など一日5種を日替わりで販売。土産物店も乾物などを販売するほか、猟友会の協力も得て猪肉ソーセージなどの提供を計画している。地元特産のレモンを活かしたオリジナルのメニュー開発も進めており、レモンビールも披露する予定。
また16日には、3月から供用が始まった新瀬戸田港の完成を祝う記念イベントも実施する。3月開催の予定だったが、東日本大震災の影響を考慮して延期した。

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2011年07月01日号掲載  

デジタルサイネージで差別化・集客支援 ㈱リョーイン三原営業所

印刷、販促物制作などの(株)リョーイン三原営業所(三原市糸崎南、土田榮二所長)は、写真や映像、ホームページなどのコンテンツ配信で訴求力を高めるデジタルサイネージ(電子看板)「アドボード」の販売を始めた。尾道観光協会に無料でレンタルし、反応を見る。
同社長崎営業所が開発し、病院や結婚式場、ホテルなど約20件で導入され実績もあり、三原営業所でも販売を開始。コンテンツ制作から配信計画管理、フォローまで一貫して請け負う。タッチパネルでない42インチ型のタイプはリースで月1万円〜。既存コンテンツの再利用で制作費用を抑えるなど、予算に応じて活用できるノウハウも提供する。

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2011年07月01日号掲載  

「ショージとタカオ」尾道で公開 桜井さん、井手監督舞台挨拶

シネマ尾道(尾道市東御所町、河本清順支配人)は、「布川事件」の再審で今年無罪となった2人を追い掛けたドキュメンタリー映画「ショージとタカオ」を16日から公開する。上映に先立ち特別企画として13日に桜井昌司(ショージ)氏の舞台挨拶、17日に井手洋子監督による舞台挨拶を行う。
「ショージとタカオ」は1967年に茨城県利根町で起きた強盗殺人事件「布川事件」の犯人とされ、冤罪を訴え続けた桜井昌司と杉山卓男(タカオ)の2人にカメラを向けたドキュメンタリー映画。無期懲役が確定し二十九年間の獄中生活を送った後、失われた時間を取り戻そうとする2人の姿を追った作品。

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2011年07月01日号掲載  

しまなみ信金が新体制 信金中央金庫が出資と役員派遣

県東部を営業区域とするしまなみ信用金庫(三原市港町)は、6月17日、平成22年度第67期決算概要を発表した。期中は資金需要の低迷や利回り低下で貸出金利息が大きく減少し、経営損益は損失となり当期純損失37億円で2期連続の赤字決算となった。
今期は経常収益65億円で4億円の減少、経常利益4億4000万円、当期純利益5億600万円で黒字転換を見込んでいる。
3月には上部組織の信金中央金庫から30億円の出資を受け、役員2人の派遣を受け入れ、今回の役員人事で常勤理事に就任、経営体質強化を図る。通常総代会後の理事会では新しい役員構成が決まり、会長で理事長を兼務していた大藤直也氏は任期満了により退任。新理事長には前常務理事の出雲智氏が就任、同金庫では初の生え抜きのトップが誕生した。

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2011年07月01日号掲載  

コンプレッサーと現場改善を提案 ㈲山陽メンテナスが実績拡大

コンプレッサー販売、各種機械修理、据え付け工事などの(有)山陽メンテナス(三原市久井町、門田司社長)は、省エネ型のインバーター付きコンプレッサーの提案営業に、導入前後の電力量と料金比較を組み入れ、説得力のある営業で導入先を増やしている。
同社は工場に訪問して現状分析を行い、導入前の電力・エアー圧力を測定、適切なレシーバタンク設置を併せ導入後の予測データと一緒にコンプレッサーメーカーに送って正確なデータを取得。年間電力量を金額に換算して再提案するという説得力の高い営業活動を進めている。神戸製鋼所の製品を中心に5年間で約70台を販売した。県内中心に岡山、山口でも営業し、飛込み営業の成約率は40%を超える。初取引で1台を同社提案のコンプレッサーに代替した直後、2台目追加の予約も受けるなど、確かな手応えを得ている。

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2011年06月20日号掲載  

(有)YMGのベッチャーらーめんとつけ麺がモンドセレクション金賞

弁当、介護食製造販売の(有)YMG(尾道市東尾道、井口友稀社長)は「モンドセレクション」に出品した「尾道ベッチャーらーめん」と「尾道ベッチャーつけ麺」で金賞に輝いた。同社は過去二年連続で「尾道ベッチャーらーめん」で金賞を受賞しており、今回「尾道つけ麺」も金賞を受賞。ダブル受賞で話題を呼んだ。
同社が運営する尾道駅前の「尾道ベッチャーらーめん」のメニュー「ベッチャーらーめん福盛」としても人気。店内ではお土産用ラーメンに使われている乾麺と大差なく食べられるよう生麺でありながら乾麺の食感に近いものを作りだすのに試行錯誤したと井口友稀社長は話す。

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2011年06月20日号掲載  

山丸汽船(株)がJR東尾道駅近くに本社ビル完成

海運業の老舗、山丸汽船(株)(尾道市浦崎町、桑田文隆社長)は、同市高須町、JR東尾道駅近くの幹線道路沿いに建設していた本社ビルが完成、7月14日から本社を全面移転して業務を始める。新本社は同所の敷地1580平方mに、鉄骨造り4階建て、延べ床面積1468平方mの規模。設計は広島市の大旗連合建築設計(株)、施工は大手ゼネコンの清水建設(株)。
同社は大正年間の創業で、昭和32年会社設立。法人化54年、この間海運業として着実に業容を拡大、現在はパナマに海外子会社2社を設立、所有船舶は20隻。優良企業として安定経営を続けている。

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2011年06月20日号掲載  

両備信組と広島県信組 合併後は「広島県信用組合」

県内信組2位の広島県信用組合(広島市、吉田貞之理事長)と4位の両備信用組合(府中市、内海正之理事長)は、来年2月、対等合併することで合意し、合併作業を進めているが、合併の期日を平成24年2月20日とすることを決めた。新組合の名称は広島県信用組合とする。コーポレートカラーは、両備信用組合のブルーを基調とする。
両備信用組合は県東部に出店している本支店など15店舗は、来年2月20日以降、広島県信用組合に変更する。現在の広島県信組の本部(広島市中区富士見町)を新信組の本部とする。吉田貞之氏(県信組)が会長、内海正之氏が理事長に就任することを決めている。

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2011年06月20日号掲載  

船舶給油の㈲川口石油が「第18開協丸」進水

ガソリンスタンドと船舶向け給油業を営む(有)川口石油(尾道市長江、川口協治社長)は6月5日、尾道水道に臨む神原造船㈱第三工場で新造していた小型タンカーが進水式を迎えた。
進水式には同社関係者、取引先の中国銀行の古谷完治尾道支店長、広川エナス(株)の広川正一社長、鐵萬商事(株)の池田誠専務ほか、建造を担当した神原造船(株)の神原辰也社長など約30人が出席、新造船の安全と営業の隆盛を祈った。支綱切断後、新造船は千光寺の玉の岩を遠景にした船台から尾道水道へと見事にすべり降りた。

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2011年06月10日号掲載  

伝統工芸(株)が新カテゴリー「壁面家具・雑貨」創出

額縁、屏風など製造の伝統工芸(株)(府中市上下町、藤岡恵志社長)はインテリア製品の新カテゴリー「壁面家具・雑貨」を設定し、写真や服などの対象をより魅力的に「魅せる」家具・雑貨の商品開発に力を注ぐ。
マンションの増加など床面積が狭くなる住宅事情を背景に、壁面からの空間演出製品を手掛けてきた強みを活かし、床に対し大きな面積を占める家具でなく「空いている」壁面にスポット当てた。6月1日にホームページ(アドレス=http://www.dentou-kougei.co.jp/)をリニューアルし、ハンガーやワインボトルフレームなど新製品群を発売した。

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2011年06月10日号掲載  

因島重井町にテント市・屋内休憩所が相次ぎオープン

サイクリストが増えているしまなみ海道・尾道市因島重井町内に、物産販売のテント市と屋内休憩所が相次いでオープン、サイクリストに憩いのスペースを提供している。
テント市はローソン因島重井店隣接地。来年2月の産直センターオープンを目指す因島重井産直センター準備委員会(村上徳博会長)が企画し、5月31日にオープンした。
また無料屋内休憩所「さいくるぽーと・いんのしま」を6月1日にオープンしたのは因島マリーナ(運営=(株)海総研テクノフィールド)。併設の因島重井ゴルフ練習場受付ロビーの一部を開放し、入口に自転車専用スタンドを設置した。休憩所、自動販売機、トイレ、シャワーを備える。シャワー(150円)は男女とも二室ずつ、ドライヤーもある。「はっさくゼリー」の販売も始めた。

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2011年06月10日号掲載  

三原「道の駅」運営会社 年間利用者数約44万人を見込む

三原市は同市糸崎町、三原バイパス沿いで時広ランプ近くに建設を計画している三原「道の駅」の事業計画をまとめた。1日の利用者数3500人、年間利用者数44万4780人、売上高3億4356万円、経常利益2143万千円を見込む。5年後の平成28年度試算では売上高3億8990千円、経常利益3131万円を見込む増収増益での推移を試算している。
道の駅の運営会社は「㈱道の駅みはら」で、5月31日に設立した。6月に事業運営会社として委託契約を結び駅長を公募する。9月に議会へ提出、12月に指定管理者へ移行する。道の駅オープンは平成24年春の三原バイパス供用開始に合わせて開業する。

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2011年06月10日号掲載  

(株)システムイン国際が自動電話催告システム

(株)システムイン国際(三原市宮浦、水馬久司社長)は、税未納者への電話催告業務などを効率化する自動音声電話・応答システムを開発、県内の自治体を中心に提案を強化している。
税未納者への催告業務を自動化するため、自動音声電話、音声自動応答、自動ファックス、メール一斉配信、応答情報集計の各機能を網羅したシステムを開発。市町村税や水道料金催告などを効率化するシステム「さいこく君」としてパッケージ化した。エクセルで作成した未納者電話番号リストを基に指定した時刻に自動で電話し、応答すれば自動音声で納付を催告するメッセージを流す。つながらない場合は日時を変えて何度か自動でかけ直す。

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2011年06月01日号掲載  

福山東エリアで宅配クリーニング「ラクーンデリバリー」

(株)ミッションパワー(福山市南蔵王町、田辺敏幸社長)は専用車での宅配クリーニング「ラクーンデリバリー」を展開する(株)トゥトゥモロウ(福岡市)とFC契約し、福山東店として宅配クリーニング事業を開始、5月24日から営業を始めた。
備後エリアでは同社は2店目。福山東店はスタッフの翁(おきな)佳昭さんが担当し、東福山駅、大門駅を中心に約3万5千世帯を対象とする。
電話一本で一時間以内にワイシャツ一枚からでも集荷し、通常メニューでは中二日で届ける。新サービス「匠抜き」も始めた。法人向けなどまとまった量のクリーニングにも対応し、要望に応じて見積もりする。

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2011年06月01日号掲載  

(株)海総研テクノフィールドイベント向け操船システム提案

(株)海総研テクノフィールド(尾道市因島重井町、山中敏裕社長)は、訓練用に開発した内航船舶用の操船シミュレータシステムを応用し、模擬操船体験を通じて船の挙動や航法ルールを楽しみながら学べる一般向けのアミューズメントバージョンを開発、提案している。
リアルなCGが特長で、貨物船を操船する。シナリオはぴったりドックインする着桟体験、狭い航路を渡る通狭体験、横切る船を避けながら安全に航行する横切り船避難体験の三種。名古屋、広島、長崎で開かれた海フェスタや内航海運PRイベントに出展した地方運輸局や財団法人に貸出し、年齢性別を問わず安全に船舶操縦の楽しさを感じてもらえるシステムとして好評を得た。レンタル価格は条件にもよるが、パソコンと投影用のスクリーン、専用の操作盤と技術員サポートなどが込みで一週間50万円程度から。

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2011年06月01日号掲載  

ゆういちのパン屋と(株)山本屋がはっさくサイダー

ゆういちのパン屋((有)豊商事、尾道市高須町、広瀬優一代表)と(株)山本屋(尾道市美ノ郷町、山本浩矢社長)は「はっさくサイダー」を開発、販売を始めた。
因島特産のハッサクに目を付け、試作を重ねて2年で完成にこぎつけた。果汁10%であっさりとした味わい。ハッサク特有の苦みは抑えてあり、子どもでも飲みやすい。95ml入りで200円。尾道市内の尾道ええもんや(商店街)や新尾道駅ええもんや、道の駅のクロスロードみつぎで販売している。

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2011年06月01日号掲載  

(株)エフピコが過去最高の増収増益達成

(株)エフピコ(福山市曙町、佐藤守正社長)は5月10日、平成23年3月期決算を発表した。
汎用製品及び軽量化製品の拡販に加え、新デザイン製品等も好調で、エコトレーを中心とした再生製品も大手量販店が採用を決めるなど好調。M&Aも進んだ。連結売上高は1407億2千万円で前期比12.6%の大幅増収を達成、過去最高の売上高を記録した。利益面では、製品売上高の増収及び新製品売上も好調だったことに加え製品の軽量化、素材の切り替え、アイテム数の絞込み、商品取扱量の増加、さらに生産、物流をはじめグループ全体でのコスト改善が進んだことなどから、経常利益は134億6500万円で前期比1.2%、当期純利益は79億5900万円で11.9%増となりいずれも過去最高益を達成した。

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2011年05月20日号掲載  

旅館つつ井100周年事業 2階大広間を全面ガラス張りに

旅館つつ井(㈲筒井旅館、尾道市瀬戸田町、筒井正社長)は創業100周年記念で2階大広間を改装し、今年3月末に完成した新瀬戸田港と行き交う船を全面ガラス張りの窓から見下ろせる優雅な空間となり、利用客から喜ばれている。
同旅館は明治43年創業。3年前に和風モダンな「江戸時代の着物の柄」をイメージした外観にリニューアル。同時に一日一組限定の和洋室を4階に設置している。
今回の大広間改修のデザインは福山市の後藤亜貴建築設計事務所、室内の庭造作は「作庭衆庭譚」が担当。「レモンの香るモダンな和の空間」をコンセプトに、畳の間からリノリウムのL字状通路、和紙の畳を使い「島」をイメージした浮き床で室内庭園を多用した座敷にリニューアルした。

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2011年05月20日号掲載  

㈱三共冷熱が東日本大震災被災地・気仙沼へIH調理器具

空調設備、冷凍冷蔵設備設計施工などの㈱三共冷熱(福山市松浜町、宮本大輔社長)は東日本大震災被災地の避難所へIH万能調理釜と炊飯器を提供、宮城県気仙沼市の大島小学校避難所で活用される。
同社のIH万能調理釜は中小企業基盤人材確保助成金を活用して開発したもの。120リットルのIT加熱方式で食材の鮮度を損なわないことが特徴。また炊飯器は約20分で白米を炊き上げる。同社は義捐金の寄付以降、福山市が現地に派遣した調査チームから調理機器が必要との情報提供を受けて寄贈、11日から炊き出し用に使用されている。

2011年05月20日号掲載  

今川玉香園 昭和30年代の味復活へ日本一の農家と企画

茶卸販売などの今川玉香園(尾道市久保、今川吉弘代表)は5月20日(金)から22日(日)まで同店土蔵を開放して新茶を楽しんでもらうイベント「新茶CAFE」を開く。
初登場のオリジナル茶葉は、昭和30年代に消滅してしまった、香りが高くすっきりしていたという味の再現を目指すもの。ファンが増えている「尾道紅茶」など、紅茶を含めて多様なお茶を研究してきた今川さんと、キロ30万円と日本一高い茶を生産する若い農家がタッグを組んだプロジェクト。茶摘みまでの気象条件を記録し、茶摘み後の工程で太陽光や気温を管理しながら、萎凋時間をコントロールすることで香りや爽やかな味に近づけていく。今回はその第一弾の新茶も選べる。

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2011年05月20日号掲載  

(株)ハローズが愛媛進出 香川・愛媛・徳島3県で70店舗目指す

24時間スーパー「ハローズ」を展開する(株)ハローズ(福山市南蔵王町、本部=岡山県早島町)は、4月11日に平成23年2月期決算を発表、25日には岡山市で経営方針発表会を開いた。
今期新たに愛媛県内へ進出し、四国中央市と西条市に三店舗を出店、香川、徳島、愛媛の四国3県内で70店舗体制を目指す。広島県内では福山市神辺町の本部、流通センターを早島町に移転した跡地を造成し、「フレスポ神辺モール北エリア」として新店舗を10月11日オープンする。他には尾道、三原、東広島、呉市などで出店計画を進めており30店舗体制とする。岡山県には現在22店舗あり、40店舗体制を目指す。

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2011年05月10日号掲載  

(有)メイプル交通が車椅子でバスに乗れるエレベーター装置試作

(有)メイプル交通(三原市大和町)は車椅子利用者や高齢者が安心して乗降できる大型バス実用化に向けオリジナルのエレベーター装置を試作した。特許も取得し、バスメーカーとの共同開発を目指す。
試作に合わせ、デモ用にスーパーハイデッガーを中古で購入。トランク部分を改良して装置を搭載できる仕様とした。搭載部に余計な力はかからず、強度への影響はないという。通常走行とデモは可能。車外で小型車椅子に乗り換え、バス下部のトランク部分に搭載したエレベーター装置で乗車し、室内の通路を移動する。

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2011年05月10日号掲載  

公共工事「電子納品」体験を (株)システムイン国際がセミナー

システム開発などの(株)システムイン国際(三原市宮浦)は建設業向け「電子納品実践セミナー」に力を入れている。5月21日開催の3回目のセミナーは告知後すぐに定員となったため、急きょ5月27日(金)午後1時から5時30分まで追加セミナーを開く。後援は三原商工会議所。
実際にパソコンを操作しながら成果物作成を体験してもらう。電子納品の概要、基礎知識の説明後、写真データ作成や保存、管理、写真アルバムの作成の演習、同社の電子納品支援システムによる文書整理と、検査官がどう検査するかシミュレーションするための操作などを体験する。参加費3,000円。

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2011年05月10日号掲載  

寺岡整形外科病院が東病棟を増築 快適な治療・療養環境目指す

医療法人社団宏仁会(福山市南本庄町)は、同所の寺岡整形外科病院(寺岡俊人病院長)に東病棟を増築する。
建物の耐震化・老朽化の観点から、より快適な治療・療養環境を提供するため改築するもの。計画では同所の敷地5347平方mに、建築面積2364平方m、鉄筋コンクリート一部鉄骨造り7階建て、延べ床面積9808平方m、高さ約28mの東病棟を新築する。5月1日に着工、来年9月中旬の完成を予定している。東病棟が完成すると新館を除く2棟は取り壊し、跡地は駐車場として整備される予定。

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2011年05月10日号掲載  

(株)ローツェ2月期連結は大幅増収増益で黒字転換

半導体基板(シリコンウエハ)で国内トップ、世界シェア第3位のローツェ(株)(福山市、崎谷文雄社長)は、このほど平成23年2月期決算を発表した。半導体や液晶パネルの生産が好調で、特に台湾、韓国等での積極的な設備投資が続き、両国内メーカー向けのウエハ搬送装置やガラス基板搬送装置の継続的な受注に成功した。また国内では半導体設備投資の緩やかな回復に支えられ、ウエハ搬送装置の受託及び販売が増加したのをはじめ、欧米、シンガポールなど海外向け搬送装置の拡販により大幅な増収を達成した。
利益面でも為替の影響を受ける中で台湾、韓国、ベトナム生産子会社向けの量産対応などによって増益を確保し、前期の赤字転落から一期で黒字転換を達成した。連結売上高は109億9千万円で、前期比204.4%、営業利益は前期の赤字から11億5900万円の黒字計上、経常利益も10億4100万円、当期純利益6億1300万円。

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2011年05月01日号掲載  

両備・県信組が合併で県内首位級に 来年2月対等合併

県内の信組で預金量4位の両備信用組合(府中市元町、内海正之理事長)は、2位の広島県信用組合(広島市、吉田貞之理事長)は4月21日、来年2月を目途に合併すると発表した。営業区域がほとんど重複していないこともあり、経営資源を統合することで、総合力の強化、経営の健全性と信頼性を高めることで、多様で高度な金融ニーズに対応できる等として合併を決めた。
対等合併で名称は今後協議する。県信組の本店を本店・本部とし、両備信組の本店を東部本部とする。会長は県信組理事長の吉田貞之氏、理事長は両備信組理事長の内海正之氏が就任し、他の役員は今後協議して決める。合併の効力は11月に開催予定の臨時総代会決議及び中国財務局長の認可を条件とする。合併準備委員会を設けて準備を進める。

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2011年05月01日号掲載  

ココマツハマがさをり織りネクタイ 三原にも販売店

メンズ、レディースファッションのココマツハマ(㈱ココマツハマ、福山市昭和町、宝諸勇太社長)は障害者が織るさをり織りを使った「世界に一つ」の柄のネクタイを開発、三原にも販売店ができるなど、協力の輪が広がっている。
手織りのため締めたりほどいたりする内に擦れて傷むことから、結び目裏側に専用フックを縫い込み、シャツとエリに引っ掛ける簡単な動作で付けられるよう改良。またネクタイ一本には140㎝の生地が必要だが、フックを活用する形式なら90㎝で制作でき、生産性も向上。生地を45度傾けて裁断することでデザイン性も高めた。一本6800円。同店とネットショップ、さをりひろば工房まちで販売中。㈱鈴木事務機(三原市本郷町)が運営する障害者施設支援ネットショップ「アイテラサポート」での販売も始まった。

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2011年05月01日号掲載  

建設機械販売修理業向けソフト PCスペースが基本機能無料公開

PCスペース(福山市南蔵王町、三成秀和代表)は「誰でも使える販売管理ソフト」シリーズ6種目の建設機械販売修理業向けソフトを開発、HPで基本機能の無料配布を始めた。
見積り、注文、在庫、販売、仕入まで一連の販売管理業務を効率化する。伝票入力中でも業者、機械、商品、単価の追加修正が簡単に行える。サポート希望の利用者は8000円の継続利用ライセンス購入が必要。業者機械を100件以上、商品を300件以上登録したい利用者には4年間10万円の制限解除ライセンスを購入してもらう。
なお販売管理ソフトの基本機能を高めた新バージョンも開発した。開発言語のバージョンアップに伴い、検索機能を拡充、SQLサーバに対応、帳票のレイアウト機能もある。Accessとの互換性もあり、ハングル語やタイ語などにも対応するユニコード仕様で、4月から稼働中。新たな機能は既存のシリーズ商品にも必要に応じて徐々に移行させていく。

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2011年05月01日号掲載  

(株)ABCグループが本社屋7月上旬完成

自動車販売の㈱ABC(福山市引野町)はグループの拠点となる新店舗の建設を進めている。新拠点は、市内津之郷町津之郷、国道2号沿い北側で、1階にはショールーム、店舗事務所、サービス工場で、7連リフトや所要時間が最速20分対応の最新オートメ車検設備を完備する。中古車展示場には約40台を展示してネット販売にも対応。
店舗屋上は駐車場で、テント設営スペースも備え、必要に応じて5、6基のテント、テーブル等をセットすることができる。地域の町内会や子ども会などの利用に開放するコミュニティースペースとしても利用してもらう。

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2011年04月20日号掲載  

備後デザインサロン 4社で「HAZAIプロジェクト」

備後のものづくり活性化を目的に、製造業や素材メーカー、デザイナーらが交流する「備後デザインサロン」をきっかけに集まった4事業者が「HAZAIプロジェクト」を共同で立ち上げ、4月1日に初の商品となるソファの端材を使ったiPhone保護本革シールが発売された。
メンバーは、サロン参加者でソファ製造業の(株)心石工芸(福山市柳津町)と屏風製造業の(株)泰山堂(同多治米町)、デザイナーのクワダヤスヒサさん(同市)に、紹介で加わったシール製造業の丸天産業(株)(同東手城町)。心石工芸のソファ製造過程で出る良質な国産オイルレザーの端材を「もったいない」の精神から商品に再生して販売する企画を練り、試験販売と調整期間を含め5カ月で発売にこぎつけた。

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2011年04月20日号掲載  

因島マリーナやゴルフ練習場注力 (株)海総研テクノフィールド

海洋技術コンサルティング、各種事故の実験検証業務といった特殊な事業を手掛ける(株)海総研テクノフィールド(尾道市因島重井町)は昨年、敷地内のマリーナとゴルフ練習場の運営を関連開社から相次いで受託し「地域事業」に進出した。
同社は3年前、海洋技術コンサルタント会社の(株)海洋総合技研(広島市)の技術開発部門として分社独立。本社地として因島を選び、業務を開始。昨年1月に敷地内の因島マリーナ、5月に因島重井ゴルフ練習場運営の委託を受けた。因島マリーナでは休憩スペースの床を貼り替え、薪ストーブを設置するなど、オーナー仲間でゆったり過ごせる空間作りを進展。因島重井ゴルフ練習場では試打会などイベントを開くほか、清掃や補修などの整備作業にも力を入れ、愛される練習場を目指す。

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2011年04月20日号掲載  

食育指導士重森美由紀さん 「思わず微笑む楽しい食育」出版

食育指導士として福山市内で講演活動を積極的に行っている重森美由紀さん(福山市日吉台)が3月31日、食育をイラストなどで分かりやすく解説した自身初の書籍「思わず微笑む楽しい食育」を出版した。しげもり歯科医院(同春日町)の重森文弥院長の奥さんで、同医院では経理を担当している。
書籍では作る喜び、食べる喜びを分かりやすく執筆した地元誌での連載や講演で話し切れなかった内容をまとめた。栄養や調理の基本、年齢に合った食事、歯と身体の話のほか、日本の食文化の根底に流れる知恵などもコラムで紹介する全6章。子育てに忙しい若い母親も気軽に読めるよう字は大きく、イラストや表も多く、食育や栄養学に興味を持つきっかけにしてもらう。付録DVDには重森院長による食育と密接な関係を持つ歯の話と、著者のオリジナルレシピを収録している。

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2011年04月20日号掲載  

春海会が12階建て複合特養施設建設 平成25年春開所

社会福祉法人春海会(福山市)は、福山市水呑町三新田、芦田川大橋南詰めに複合施設「エクセル水呑三新田」(仮称)の建設を進めている。
隣接地にはスーパーハローズ、医薬品等のひまわりが営業、周辺の商業集積が進み住宅街も形成されている。敷地面積約18000平方m、鉄筋コンクリート造り地下1階地上12階、延べ床面積約19300平方m。地域密着型の施設で、ショートステイ、デイサービス、ケアハウス、有料老人ホーム(84人定員)も併設しており、平成25年春のオープンを目指している。春海会は平成7年、県知事により法人設立認可を受けている。

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2011年04月10日号掲載  

(株)NEED'S 広島に次ぎ福山にステーキ専門「びふ豚屋」14日開店

(株)NEED'S(尾道市因島重井町)は4月14日、福山市南蔵王町に低価格のステーキ専門店「びふ豚屋」をオープンする。広島市に昨年出店した1号店に続く県内2店舗目で、2年以内に7店舗体制を目指す。
同社は造船関連業務請負の(有)安西工業の関連会社で昨年4月に設立。福山南蔵王店は飲食店跡に出店した。低価格高品質、徹底した顧客目線での店作りが特長。家族層も意識したメニュー構成とする。おかわり自由のご飯は三次産、野菜は契約農家から直接仕入れる。焼き加減や味のばらつきを防ぐため調理マニュアルも徹底。営業時間は午前11時から午後9時。オープン日の14日から17日までは通常980円のビフテキ定食、トンテキ定食をそれぞれ250食ずつ限定500円で提供するキャンペーンを実施する。

2011年04月10日号掲載  

(株)鈴木事務機の障害者施設支援システム 中四国シェア50%に

(株)鈴木事務機(三原市本郷南)は1昨年発売した障害者就業・生活支援センター向けの業務支援システム「かけはし」の引合いが増え、4月中に中四国シェアが50%を超える。
労働局など関係機関への提出資料の出力や、ワーカー管理などのデータ作成、分析を効率化するシステム。マウスでクリックして入力する選択入力方式で操作も簡略化。エクセル出力もでき一覧性もある。またアクセス記録が残り、個人情報漏洩防止にも配慮。対象となる就業者の四半期、年次報告書のほか項目別業務状況も把握できる。スタッフが日報や書類の作成にかける時間を減らし、その分を本来の就業支援や相談業務にあててもらう。

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2011年04月10日号掲載  

JA尾道総合病院5月6日開院 平原にがん診療連携拠点

JA広島厚生連(広島市)はJA尾道総合病院(尾道市古浜町)の新築移転を決め、市内平原で進めていたが、このほど完成、5月6日から新病院での外来診療を始める。
新病院は7階建て延べ床面積35600平方mを完成、病床は393床で49床減少するが、個室は108床で、各病室にトイレを設け、アメニティーにも配慮した。手術室は6室から10室に増える。外来がん化学療法室も15床に増加。地域のがん診療連携拠点病院として高度な専門医療を提供する。大型器械はCT・MRI等は複数機、スペクト検査機などを設置、既に導入稼働中のものもある。総事業費は150億円。医師、看護職、技術職、事務職等は合わせて約800人。

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2011年04月10日号掲載  

ウエハー乾燥装置製造部門移設 大宮工業(株)が岡山事業所

半導体及び液晶製造関連装置の製造・販売及び回転機器メンテナンスの大宮工業(株)(福山市)は、笠岡市みの越、笠岡中央内陸工業団地入口のすぐ北側に進出、施設を改修してウエハーの乾燥装置や移載機の製造部門となる岡山事業所を開設した。
本社工場から従業員50人を移し、地元雇用も進める。開設投資額は約3億円。同社は昭和50年設立、本社のほかに同市大門町に第二工場と第三工場、天理市に近畿支店、三重県に三重営業所、東広島市八本松町に東広島営業所がある。従業員は約630人。

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2011年04月01日号掲載  

瀬戸田のオクモト監修JA三原がオリジナルレモンケーキ

JA三原(三原市)は1日、瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町)監修の高級オリジナルレモンチーズケーキを発売、注文の受付を始める。
JA三原柑橘販売事業本部せとだ直販センターからの提案で、島内業者との初連携でオリジナル商品を発売する試みが実現。「瀬戸田レモンチーズケーキ プレミアムレモン」は地元産減農薬レモンの果汁とすりおろした皮を多く使ったスフレタイプ、直径15㎝のチーズケーキ。ネット通販の環境も整え、中旬からケーキの注文を受ける。年間2000個の販売が目標。

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2011年04月01日号掲載  

国内トップクラスの品揃え PARIGOT福山店オープン

(株)アクセ(尾道市)は4月1日、JR福山駅前の再開発ビル 「アイネスフクヤマ」1階に「パリゴ福山店」をオープンした。
福山市内に平成9年に出店した「パリゴ福山店」と平成13年に出店した「パリゴデフィ店」の2店を移転オープンしたもので、面積は尾道市や広島市、岡山市で展開する全店の中で最大規模。メンズとレディスの複合店として海外買付けのインポートや日本を代表するデザイナーズブランドの服やバッグ、靴、アクセサリーなどの小物類を含め、約400ブランドをラインナップする。品揃えは国内でトップクラス。

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2011年04月01日号掲載  

佐々木木工(株)が新作家具展 「環境と健康」コンセプト

佐々木木工(株)(府中市)は4月5日から8日までの4日間同社「中須ショールーム」で新作発表会を開催する。「環境と健康」をコンセプトに新商品開発に取り組んでいる。
森林認証された「フェアウッド」の使用を高め、。「グリーン購入法」の精神により、環境に優しい木材として北米さんのブラックウォールナット材、ブラックチェリー材、ホワイトオーク材、ハードメープル材の4種を予定している。節木目なども使い、端材がなるべく出ないようなデザインの家具作りに取り組む。接着剤や塗料などは低VOCのものを使い、低ホルムアルデヒド。

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2011年04月01日号掲載  

家具の里(株)が軽量・シンプルな家具卸事業スタート

家具の里(株)(府中市)はオリジナル家具の企画と卸し販売の事業を始めた。2年前にBtoB事業部の家具の里プロダクト研究所を立ち上げ、オリジナル家具の企画開発を開始。軽い桐や檜の無垢材を材料としたすのこベッドを昨年の「インテリア ライフスタイル リビング」展に初出展して既に15店と販売契約し、手応えを得ている。
ベッドは桐製と檜製の2種で、檜のナイトテーブルも販売。今後は地元のアパレルや桐加工メーカーと共同で商品開発を進め、ラインナップを充実させる。来年6月までに販売店を100社に増やし、卸事業で売り上げ1億円台を目指す。現在の年商は5〜6億円規模。
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2011年03月20日号掲載  

せんチャンファームが自然薯とむかご収穫オーナー募集

せんチャンファーム((有)仙石組、三原市久井町)は22日から「自然薯&むかご収穫オーナー」の募集を始める。
オーナー権には自然薯2本と11月下旬の手掘り体験、むかご獲り放題と「自然薯ランチ」の食事が含まれ、料金は1万円。苗植え付けから栽培、管理はせんチャンファームが行う。苗にはオーナーの名札を付け、季節ごとに成長の記録写真を封書やメールで送る。受付は6月30日まで。収穫体験に来られない人には、自然薯やむかごのほか、ランチの代わりに自然薯入りそうめんを送料無料で送る。
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2011年03月20日号掲載  

中国の古法体得 純陽子さんが23〜27日地元で初の書画展

3年前京都から福山に帰郷した書画作家の純陽子(じゅんようし)さんが3月23日から27日までふくやま書道美術館市民ギャラリーで地元では初となる書画作品の個展「透明で生動する」を開く。
日中書画篆刻協会会長の周之江氏から中国の正統的用筆法「屋漏痕(おくろうこん)」を修得し、書画同根の思想で創作活動を展開。3年前に帰郷し「玉筍庵」で教室も主宰。個展では、墨で染めた唐紙に書の技法を用いて白の絵具で表現した「玄の世界」シリーズの「竹」「桜」や、「黄金竹」「千手千眼観世音菩薩」といった8号から屏風まで約40点を展示する。入場無料で、午前10時から午後7時まで。
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2011年03月20日号掲載  

1分の1スケール(株)が国産材ログキットハウスをネット通販

1分の1スケール(株)(福山市神辺町)は、近くホームページで国産杉のログキットハウスのネット通販を始めるため準備を進めている。
柱を建の間に短い壁材を落とし込み、プラモデル感覚で組み立てられる国産材ログキットハウスの名称は「プラモハウス」。杉間伐材などを使用し、切妻や片流れなどの屋根、間取りも自由設計。建築金物と説明書もセットで、ネット販売では同モデルを35万円程度(税別)で販売する。建築確認の不要な六畳大(60万円程度)までサイズ別に揃える予定。
池田社長が2年半かけて完成させた事務所兼住宅のログハウスも住宅用モデルとして活用中。敷地内の店舗向けモデルでは、予約制の体験会で家づくりを体験してもらう。DIYサポートにも注力し、年間24棟、年商2000万円台を目指す。
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2011年03月20日号掲載  

蛍光灯型LED販売 永進鉄工㈲が「OPTILED」代理店に

船舶艤装品製造販売などの永進鉄工㈲(尾道市西御所町)は蛍光灯型LEDの販売・施工を行うLED事業部の育成・強化に乗り出した。
香港を拠点にLED照明のリーディングカンパニーとしてグローバルな活動を行っているOPTILEDグループの日本窓口、(株)オプティレッドジャパンと昨年11月に代理店契約を結び納入実績も増加、新年度からは尾道市の入札業者にも加わる予定となり、官民需要ともに本格的な普及に取り組む。AC/DCコンバーターを本体内に取り付け、従来の蛍光灯を蛍光灯型LEDに取り替えるだけで使用でき、本体そのものを取り替えるタイプより初期投資を大幅に削減できる。
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2011年03月10日号掲載  

(有)蔵 タコの旨み凝縮した加工品「たこせんべい」など拡大

タコ料理の食事処「蔵」を経営する㈲蔵(三原市港町)「タコ事業部」では、瀬戸内産のタコを使った加工品の開発、販売を手掛け、「たこせんべい」や粉末「焼きだしたこ」に続き、3月中に「たこぽんず」を発売する。
瀬戸内産マダコの足を乾燥させて数㎜角にカットし瞬間高温圧縮製法で製造する「たこせんべい」はタコ100%。つなぎは不使用で、タコ本来の旨みとコク、焼いた香ばしさが凝縮され、おつまみにも最適。3月発売の「たこぽんず」は、チップ化したたこせんべいを蔵特製ポン酢に浸し60日以上熟成させた。タコの旨みでまろやかになった味が特長。たこせんべいの粉末「焼きだしたこ」はお湯に溶いて「たこ茶」として楽しめるほか、スープの素にも使え、香りも旨みもまさにタコそのもの。
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2011年03月10日号掲載  

郵便局の全国版フリーペーパー・モヨリノに瀬戸田梅月堂

和洋菓子製造販売の梅月堂(尾道市瀬戸田町)が地元柑橘果汁を使って製造する洋菓子「ギモーヴ」が、(株)郵便局会社が発行する全国版フリーペーパー「モヨリノ」3月号に掲載され、1日から誌上通販が始まった。
ギモーヴはフランス語でマシュマロ。ふわふわの食感ながら果汁のフレッシュな味わいがありすっと溶ける口どけの良さが特長。梅月堂は島内の契約農家が生産するデコポン、レモンとイチゴの果汁をたっぷり使い、煮詰める温度や時間の微妙な調整で試作を繰り返して完成、2年前に発売した。生地はなめらかできめ細かく果物本来の風味と酸味が凝縮され、食べた後はジュースを飲んだような爽やかなさ。3種入り一パックで販売している。
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2011年03月10日号掲載  

親子和菓子作りなど 13日に (有)共楽堂が「三原元気まつり」

和洋菓子製造販売の(有)共楽堂(三原市皆実)は13日、同社と隣の福山日産三原営業所駐車場を会場に、和菓子教室など親子で楽しめる企画を盛り込む「三原元気まつり」を初めて開く。
地元への恩返しと活性化を目的に、市内業者の協力を得て実施する。同社社長の芝伐敏宏さんが講師となり、春の上生菓子「さくら」など本格的な和菓子を家庭にある道具で作ってもらう和菓子教室のほか、ストレッチ教室、スクラップブッキング教室など親子で楽しめる教室のほか、ゲームや飲食屋台などを計画している。三原だるま工房の久保等さんを招くだるま面相書き体験も行われる。
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2011年03月10日号掲載  

船井総合研究所が(株)エブリイにグレートカンパニー大賞

経営コンサルタント大手の㈱船井総合研究所が、優れたビジネスモデルで成長を続ける企業を表象する「第2回グレートカンパニーアワード」の大賞に食品スーパーの(株)エブリイ(福山市)を選んだ。
エブリイは「流通業の教科書を捨てる」発想から大手とはまったく異なる戦略から急成長する中堅食品スーパーで、「地縁店」作りを目指し、「個店主義」や「地域密着」を徹底し多店化を進めている。生鮮食品において店別仕入れを実践しており、各店舗の仕入れ担当者は自ら早朝、市場で仕入れるところから当日の売場作り・販売までを一貫して手掛けることにこだわっていることなどが評価された。
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2011年03月01日号掲載  

(株)ハローズ 中四国の物流拠点「早島物流センター」始動

(株)ハローズ(福山市)は、本部と本部物流センターを福山市神辺町から、このほど竣工した岡山県都窪郡早島町の早島物流センター棟と本部棟に移転し、稼働を始めた。
新物流センター・新本部は、同社が長期ビジョンとして目指している「瀬戸内商勢圏180店舗、3,000億円構想」実現のための、物流、情報、管理の拠点施設としての役割を担う。
なおこれまでハローズ本部・本部物流センターを開設していた福山市神辺町の跡地には、複合商業施設「フレスポ神辺モール」を開設し、ハローズと家電量販店の業界トッブのヤマダ電機が入店する。
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2011年03月01日号掲載  

たくちゃん本舗人気メニュー「尾道豚角煮」がサライ誌上通販

飲食店「たくちゃん本舗」(尾道市因島中庄町)は、瀬戸田のレモン果汁をタレに混ぜた「尾道豚角煮」が、このほど発売された雑誌「サライ」3月号の挟み込み冊子に数量限定の通信販売商品として掲載された。
焦がし醤油をベースに、瀬戸田の契約農家から仕入れるレモンの果汁を加えてさっぱりとしたタレでとろとろに煮込んだ角煮。店の人気メニューを、全国商工会連合会などの主催で昨年11月に池袋サンシャインシティで開かれた「地域力宣言2010ニッポン全国物産展」に出展し、会場での評価も高く、趣味やグルメなどの情報誌「サライ」から声がかかり、「地域力宣言」とサライが共同で企画した綴じ込み冊子「誌上物産展ニッポン市47都道府県の逸品勢ぞろい」に掲載された。
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2011年03月01日号掲載  

山丸汽船(株)が高須町へ4階建て本社ビル建設 6月完成予定

山丸汽船(株)(尾道市浦崎町)は、市内高須町字東新涯1丁目で4階建て本社ビルの建設に着工した。完成予定は6月。
同社は、大正年間の後期から昭和初期に海運業で創業、昭和32年に会社設立している。業歴は80年を超える老舗で、法人化54年、この間、堅実経営により事業を拡大し、現在ではパナマに海外子会社2社を設立、所有船舶は20隻の優良企業。
桑田文隆社長は尾道商工会議所副会頭として地域商工業の発展にも尽力している。
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2011年03月01日号掲載  

(株)啓文社が自費出版事業 本・電子書籍ともに製作販売

(株)啓文社(尾道市)は紙の本と電子書籍における「自費出版サービス」を始める。
紙の本での自費出版は(株)栄光(福山市)が協力。小説、エッセイ、詩集、句集、歌集、絵本、コミック、写真集、歴史・郷土研究、自分史などあらゆる本の製作・出版を手伝い、出版した本は条件が合えば啓文社各店で販売する。
電子書籍の自費出版は(株)ドリームネッツ(同)が協力、同様に紙の本より低価格で販売が可能になり、全国どこでも購入できる。電子書店「啓文社ウック」(http://keibunsha.wook.jp/)も開設した。
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2011年02月20日号掲載  

陽備産業(株)が「ナチュラルソフト」中国で拡販

オイルフェンス、発泡緩衝材など製造の陽備産業(株)(府中市)は3月、同社のオリジナル緩衝材「ナチュラルソフト」納入先の国内大手ベアリングメーカーが中国上海に大規模工場を稼働させるのに併せ、近隣に合弁会社による発泡工場を開設して供給体制を整えるなど中国市場の開拓に力を入れる。
ナチュラルソフトは小麦の皮のフスマを使った自然に優しい発泡緩衝材で、主要納入先は大手ベアリングメーカーのNTN(株)(大阪府)。NTNが3月から上海で大規模工場を稼働するため、陽備産業との合弁会社の塩城陽備包装材料有限公司(塩城市)が新工場の近くに発泡工場を開設し、NTNに供給する。なお塩城市の工場には中古の二軸押出機を輸出し、昨年10月から稼働している。
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2011年02月20日号掲載  

「日本縦断バスの旅10泊11日」井笠鉄道創立100周年記念

井笠観光(株)(笠岡市)が今年7月で創業百周年を迎えるのを記念し、創立百周年記念シリーズを展開しているが、特別企画として「日本縦断の旅10泊11日」を発表、参加者募集を始めた。
出発日は7月1日。1日目が鹿児島県の櫻島観光から霧島温泉泊、2日目は大分港から乗船する観光客船「さんふらわぁ」船中泊、3日目は神戸港から石川県金沢観光で和倉温泉泊、4日目輪島の朝市から富山県の小川温泉泊など。鹿児島から北海道まで約3000kmの大半を観光バスで巡る日本縦断の旅となる。井笠鉄道グループでは初めての企画として話題を呼んでいる。
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2011年02月20日号掲載  

パティスリーオクモトの「まごころ」が日本観光協会会長賞

瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト(尾道市)のレモンケーキ「まごころ」が日本商工会議所と全国観光土産品連盟主催の全国推奨観光土産品審査会で「日本観光協会会長賞」を受賞し2月10日に東京で開かれた表彰式に奥本代表が出席、賞状と盾を受け取った。
「観光土産品にふさわしい」「郷土色が豊か」「品質・包装が優れている」「価格が適正」などの基準から審査が行われ、517点が応募した「菓子の部」で同社の「まごころ」が大臣賞、日本商工会議所会頭賞、全国商工会連合会会長賞に次ぐ日本観光協会会長賞を見事受賞したもの。広島県からの入賞はオクモトだけだった。
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2011年02月20日号掲載  

(株)東化工が舶用内燃機関部品の修理再生工場増設

陸舶用内燃機関部品の修理・再生等を手掛ける(株)東化工(東京都)は尾道事業所内へ工場棟の増設工事を進めていたがこのほど完成した。
増築上屋は別棟で尾道事業所敷地内の4,450平方m内に、㈱葉名組(尾道市)の設計、施工で建設。鉄骨造り平屋建て474平方mの舶用内燃機関部品の修理再生工場。
同社は昭和10年東京都麹町区永田町に山王工業所で創業、各種内燃機関修理、鈑金プレス加工などで業歴76年を迎える。
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2011年02月10日号掲載  

あさひエンジニアリング(株)が新春OAフェア

尾道造船グループのあさひエンジニアリング(株)(尾道市)は2月23、24日の2日間、同所の尾道造船総合事務所4階でフルカラーデジタル複合機、広幅複合機、インターネットセキュリティサービス、タブレット端末、クラウド型Web会議システム、監視カメラ、フルカラー広幅インクジェットプリンター、事務備品、什器などを展示する「新春OAフェア」を開催する。省エネ性能がさらに向上したデジタル複合機を展示、統一されたマネジメント、環境、操作性により、多彩なネットワーク環境下で業務改善を推進する最新機器を体感してもらう。コクヨ、イトーキなどの最新商品も紹介する。
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2011年02月10日号掲載  

守成クラブ福山 今年は100会員で100回例会目指す

商機拡大に特化した異業種交流を行う守成クラブ福山(55会員)は昨年末に50会員を超え、今年11月に100回目を迎える例会に100会員で臨めるよう、引き続き会員増強を図っていく。
守成クラブの例会「仕事バンバンプラザ」は月1回。名刺交換と二度のテーブル商談会、飲食ありの商談懇親会で、一度に多くの人と交流できる。会員同士で人脈を共有して販路開拓など提携先の発掘機会を増やし、商談につなげることが目的。月刊誌「商工にっぽん」発行元の㈱日本商工振興会(札幌市)が運営主体で、全国ネットワークがある。
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2011年02月10日号掲載  

集客・販促支援の飯島企画がセミナー室備える福山営業所

ホームページ制作などの飯島企画(三原市)はこのほど福山営業所を開設、福山での営業を強化してブログ型ホームページ構築システムの普及に力を入れていく。
商業施設も多く利便性の良い立地にある2階建てビルの両階に入居して福山営業所とし、2階をセミナー室とする。同社は昨年から販促コンサルタントの望月まもる氏を講師に招き市内で連続セミナーを開催。県東部の事業者や起業予定者など十数社が参加してニュースレターによる販促のノウハウを学んでいる。
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2011年02月10日号掲載  

三井金属(株)竹原製煉所にリチウムイオン電池用材料の新工場

三井金属(株)は1月24日、電気自動車搭載用リチウムイオン電池材料の生産工場を竹原製煉所(竹原市)内に増設し、平成24年度に操業を開始すると発表した。
今回の新工場は同製煉所内に約5100平方m規模の工場建屋を建設し、車載向けのリチウムイオン二次電池用正極材の需要増に対応するもので従来のマンガン系正極材料工場とは別個に新工場を建設する。投資金額は約70億円、年産規模は1万2千t。
電気自動車市場の急速な進展に伴う需要の大幅な増加が予想されることから新工場を建設し、拡大する市場でのシェア確立を図る。
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2011年02月01日号掲載  

ベッセルホテル開発(株)が首都圏に「ベッセルイン」で進出

(株)ベッセルホテル開発(福山市)は東京メトロ日比谷線入谷駅から徒歩1分の駅前に「ベッセルイン上野入谷駅前」を2月2日オープン、首都圏に進出する。
平成22年12月に閉館した「入谷アーバンホテル」を(株)ベッセルホテル開発が賃借し、リニューアルして「ベッセルイン上野入谷駅前」として経営するもので、同社初ブランドとなる。ブランドコンセプトは、コンパクトな間取りで、より使い勝手の良いホテル。都市部の市街地を中心に全国展開を目指す。
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2011年02月01日号掲載  

「旅館 浦島」が別館建て替え2月1日リニューアルオープン

旅館浦島((有)浦島、尾道市)はこのほど敷地内の別館の建て替え工事を終え、2月1日にリニューアルオープンした。
旧別館は学校法人尾道学園・尾道高校の野球部寮としても活用されていたが、老朽化が進んでいたことから建て替えを決め、工事を進めてきた。リニューアルした別館は鉄筋コンクリート造3階建て、全室和室で8室あり、うち3室は要望の多かったバス・トイレ付とした。食事と天然の冷鉱泉を加温する大浴場「浦島の湯」は本館での利用となる。本館と合わせ17室での営業となり、機会損失をなくした。
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2011年02月01日号掲載  

「てっぱん」ブーム カラオケの(株)パルが「尾道フェア」

(株)パル(福山市)はNHKドラマ「てっぱん」の舞台となり盛り上がりを見せている尾道のさらなるPRを目的に、県内外に展開しているカラオケ店11店舗で2月1日から尾道関連の飲食メニューを提供する「尾道フェア」を実施する。
3月末までの期間中、メニューに加わるのは「てっぱん」で知名度を上げた広島風お好み焼きと全国に多くのファンを持つ尾道ラーメン、ブームとなっているロールケーキなどのスイーツ。お好み焼きとラーメンは(株)阿藻珍味(福山市鞆町)、スイーツ類は地元で人気の洋菓子店マザーベア(尾道市西藤町)のメニューを提供する。
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2011年02月01日号掲載  

尾道駅前に「カキ小屋尾道」 クニヒロ(株)が運営

広島県「瀬戸内 海の道構想」の実証事業「ひろしまオイスターロード」で1月9日から3月末まで、尾道駅前の尾道水道沿い、グリーンヒルホテル東側のウッドデッキ、尾道港雁木憩いの広場に「カキ小屋尾道」が営業する。テント設営した内部に4人席20卓、合計80人が利用できるテーブル席に炭火焼セットが置かれている。
運営者は日本一のカキ取り扱い業者として知られるクニヒロ㈱(尾道市)で、これまでに尾道市内で2回開催した「カキ祭り」も1万人を超える入場者で賑っている。
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2011年01月20日号掲載  

日帰り手術の山本醫院 外科専門医制度関連施設に

山本醫院(福山市)は今年、個人医院では全国でも極めて希なケースとして日本外科学会の「外科専門医制度関連施設」に認定された。認定期間は1年間。慶應義塾大学病院の関連施設として今年1月1日から12月31日まで認定された。
同制度の関連施設となるには実績の詳細な報告と論文を学会に何度も提出して認められることや指導医の存在が条件。認定された施設で研修医が手術等を行うと実績評価の対象になる。山本醫院は学会発表で手術中のビデオも提供、生体にストレスをできるだけ与えない方法や手術の傷跡をきれいにする要素も話題となった。
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2011年01月20日号掲載  

バリアフリー推進 (株)誠和が「リフォームサポートきらら」

(株)堀田組の関連会社で高齢者介護事業を展開する㈱誠和(尾道市)は、尾道市西御所町に「リフォームサポートきらら」を開設し、要介護高齢者や障害者向けのバリアフリーリフォームの相談業務等を始めた。
同事業所は、国土交通省の高齢者等居住安定化推進事業のうち特定部門「ケア連携型バリアフリー改修事業」の平成22年度第1回募集に、㈱誠和が事業主体となり(株)堀田組及び県立広島大学と連携した事業内容で採択を受け、事業の実施やバリアフリーリフォームに係る工事費に補助金が交付される。バリアフリーリフォームの重要性と施工後の効果についてセミナーを開催するほか、リフォーム施工業者や相談業務を行なう人を対象とした研修会も計画している。
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2011年01月20日号掲載  

(株)大和広告が宣伝会議の協力でネットマーケティング講座

広告代理店の(株)大和広告(福山市)は1月27日福山ニューキャッスルホテル(福山市三之丸町)でネットマーケティングの第一人者が最新動向を紹介する無料の「イマジクトセミナー」を開く。広告、マーケティング業界をけん引する㈱宣伝会議が協力する。
著書も豊富なプランナー平塚元明氏が「ネットはマーケティングの何をどう変えたのか?」のテーマで、また(株)トライバルメディアハウス社長の池田紀行氏が「マーケティングにおけるソーシャルメディア活用の意義と実践ポイント」と題して話す。
1月14日には地元活性化を目的に、世界で5億人以上のユーザーが利用するSNS「フェイスブック」創設を描いた映画「ソーシャル・ネットワーク」の無料試写会を行った。
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2011年01月20日号掲載  

(株)やまみ「もっちりやわらか絹厚揚げ」日経MJで全国6位に

豆腐製造の(株)やまみ(三原市)は完全自動化ラインで製造する絹厚揚げ「もっちりやわらか絹厚揚げ」が日本経済新聞社発行「日経流通新聞(MJ)」のPOS分析「新製品週間ランキング」で昨年12月3日付に初めてランキング入りし、12月17日付では6位まで上昇するなど全国ブランドの商品がひしめくランキングで大健闘している。
「もっちりやわらか絹厚揚げ」は4年前に開発したシュークリームのような味わいが特徴の絹厚揚げ。2個パックで平均単価100円前後。
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2011年01月10日号掲載  

(有)新栄商事グループ 東広島に家族葬専用会館「ファミリオ八本松」

(有)新栄商事グループ(三原市)は昨年10月に東広島市八本松町飯田に開設した家族葬専門会館「フォレストセレモ新栄 ファミリオ八本松」の利用者増に向け、今月から会員増強のための営業活動を本格化させる。
国道486号線沿いでJR八本松駅から西へ700m、東広島バイパスへ合流する溝迫交差点角地の大型商業施設ミスターマックスの南向いにあり、山陽道志和ICからすぐの好立地。モデルルームを改装して昨年10月にオープンした。今月から東広島市内の住宅団地で訪問営業を行い、「新栄友の会」の会員増強と施設見学の呼び掛けに力を入れる。同会は入会金1万円、年会費無料で、祭壇の割引やイベント優待など様々な特典がある。
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2011年01月10日号掲載  

福山駅前 フローレンス福山ローズタワー残りあとわずか

JR福山駅前の繊維ビル跡の再開発ビル「ines FUKUYAMA(アイネス フクヤマ)」併設のタワーマンション「フローレンス福山ローズタワー」(福山市)が2月の完成を前に、新たな駅前の顔として全貌を現している。
福山駅前開発㈱が事業主体となり、駅前から徒歩3分の繊維ビル跡地にマンション併設の複合商業施設の計画を進めてきた。章栄不動産(株)(広島市)が手掛ける同マンションは再開発ビル5階から28階部分で、福山初の地上100mとなる超高層はまさに福山最高峰。遮音や断熱に優れ、機能性の高い住宅設備仕様に、コンシェルジュ常駐のフロントサービス、車歩道分離で安全かつ便利な駐車場などゆとりのある都市生活を実現した。最終分譲を進めており、残りはあとわずかとなっている。モデルルームは駅前通り沿いの800m南。
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2011年01月10日号掲載  

既に熱い学生が活発に出入り 尾道大学キャリア演習室

4月に「大学生の就業力育成支援事業」が本格的にスタートする尾道大学は、就職のための「人間力開発」を目的に昨年12月1日、「キャリア演習室」を開設。夢を追う学生が早くも相談に殺到、担当の河野正夫特任教授(ロゴス(株)社長)とスタッフも学生からの期待と強い手応えを感じている。
尾道市ニュービジネス懇話会が窓口となり地元経済界と連携する、文科省の平成22年度選定取組事業。学生が自ら目標や課題を決めて挑戦し、失敗や成功を繰り返して人間としてのキャリアを磨き、社会人、国際人として活躍するための基礎能力を養成する実践支援を目的とした全国でも珍しいプログラム。科目はカフェテリア形式で企業訪問するキャリア演習のほかパブリック・リレーションズ、ヴォイストレーニング、プレゼンテーション&ディベート。全科目に「実践」を組み込む。キャリア演習室では学生の出入りが早くも始まり、「就職に必要な基礎能力は」「夢を見つけたい」と連日学生が訪れ、同特任教授とスタッフ2人が対応に追われている。
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2011年01月10日号掲載  

(株)ベッセルホテル開発が沖縄に展望浴場併設ホテル建設

西日本を地盤に宿泊特化型ビジネスホテルを経営している(株)ベッセルホテル開発(福山市)は、美浜リアルエステート(株)(沖縄県)所有地で、サンセットビーチ前に建設する建物をベッセルホテル開発(株)が賃借して「ベッセルホテル沖縄美浜」(仮称)を経営する。オープン予定は3月。
計画では鉄筋コンクリート造り12階建て、延べ床面積約9,500平方mのホテル。客室は161室、11階には展望大浴場を完備し、男性大浴場と女性大浴場を開設、サンセットビーチを眺めながら利用できる。高層階の展望浴場は沖縄地方では初となる。
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2011年01月01日号掲載  

保険代理店(有)ライフパートナーが移転で来店型店舗に

(有)ライフパートナー(三原市)は5日、旧事務所隣接のビル(宮浦)に移転し、同日から新装オープンフェアを実施する。同社は損保ジャパン、損保ジャパンひまわり生命、第一生命の代理店。
移転の目的は、より身近で相談しやすい店づくり。7日まで実施する新装オープンフェアでは、来店者全員にオリジナルグッズをプレゼントする。アンケートに答えたり、保険証券の持参、保険商品の成約など条件ごとに多様な特典を準備。近隣飲食店とタイアップし、指定店で使用できる食事券も当たる。同社の中平社長は、県内でも珍しいRIMS日本リスクマネジメント協会認定リスクマネージャー資格も取得している。
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2011年01月01日号掲載  

三原バイパス第4トンネル着工 貫通は夏 来年3月全線開通へ

三原市内一般国道2号「三原バイパス」最後のトンネルとなる第4トンネルの安全祈願祭を昨年12月21日、同市糸崎の第4トンネル起点側坑口(道の駅みはら建設予定地付近)で起工業者である戸田建設㈱の主催で行なった。五藤康之三原市長ら関係者約40人を招いて行なわれ、工事の安全を祈願した。第4トンネルは全長163mで、12月22日に掘削に着手した。貫通は今年夏の予定。
時広ランプから糸崎ランプまでの3kmで現在トンネル工事や高架橋工事が進められている。全線開通は平成24年3月の予定で、糸崎に計画している「道の駅みはら(仮称)」も同時オープンの予定。
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2011年01月01日号掲載  

生鮮食品おだ駅家店増床オープン 駐車場も100台規模に

食品スーパー「生鮮食品おだ」を経営する(株)小田商店(福山市)は、同市駅家町の国道486号線沿い南側に出店している「生鮮食品おだ駅家店」の全面リニューアルを完成し、昨年12月16日改装オープンした。
旧店舗の平屋建て一部2階、延べ床面積1750平方mから、店舗棟の東西側と南側を増改築して延べ床面積2200平方mに増強。売場面積も850平方mから1660平方mに倍増した。
駐車場は96台、駐輪場も49台に拡大。営業時間は午前9時から午後9時まで。
同社は、福山市内に春日店、手城店、駅家店、神辺物流センターを開設している。低価格販売で知られる人気店。
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2011年01月01日号掲載  

ケイ・イー・シー「スーパー節電虫」が生産ラインに 大手も興味

ケイ・イー・シー(尾道市)の開発した待機中の電力をカットする装置「スーパー節電虫」が大手企業の工場電力の節約に検討されている。ファックス等に接続すると通信線の監視で電源をオフにすることで待機電力を90%以上カットする装置で、省エネ大賞・省エネセンター会長賞も受賞した。
「スーパー節電虫」は、試作品を貸し出して導入検討者に対応しているが、11月から半導体製造の大手企業が工場の生産ラインでの利用を検討している。環境にやさしい生産ラインとなるばかりでなく、世界競争に打ち勝つコスト削減に貢献する可能性も見えてきた。

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2010年12月20日号掲載  

向島ドック㈱の日本初・電気推進式貨物船「はいぱーえこ」就航

向島ドック(株)(尾道市向島町)は6日、船主として中国で建造した電気推進式貨物船「はいぱーえこ」を報道関係者に公開、内航船事業に乗り出した。
貨物船を内航船船主に販売、修繕を同社で請けるネットワーク構築を目指し、一括発注による船舶価格の削減、オペレーションなど専門分野の分担による業界全体の効率化などを進める。モデル一隻目の「はいぱーえこ」は同社が船主となってデータを集めていく。同船は㈱イコーズの管理で十二月九日にJFEスチール㈱の鋼材運搬船として就航。水島、名古屋、北海道などを結ぶ航路で稼動を始めている。

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2010年12月20日号掲載  

クルマエビ栽培技術高度化に㈱日本総合科学がDNA鑑定で参画

(株)日本総合科学(福山市)が、愛知県水産試験場を核とする6団体の1社として共同提案していたクルマエビ栽培技術高度化に関する研究テーマが農林水産省のプロジェクトに採択され、4年間の共同研究をスタートさせた。三重県水産研究所、(独)水産総合研究センター、愛知県水産業振興基金、(財)三重県水産振興事業団も参加している。
4月末に放流すれば海温が上昇する6月までを成長期に充てることで半年で収穫でき、効率化につながることに着目。放流時期最適化と、天然親エビに頼らず、早期採卵で稚エビを生産できる早期種苗の開発を据え、同社はDNA分析をもとにしたクルマエビの遺伝子標識技術の開発と実用化を前提にした実証に取り組む。実用化できればマダイやオコゼ、ヒラメ、マツカワなど高級魚類にも応用が可能。

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2010年12月20日号掲載  

三菱電機(株)福山製作所が新遮断器の最新鋭生産ラインを設置

三菱電機(株)福山製作所(福山市)は新型遮断器シリーズの生産ラインにロボットが多品種の機器を一貫して組み立ててゆくロボットセルラインを導入、来年1月から最新鋭生産ラインが本格稼働を始める。ノーヒューズ遮断機、漏電制御機器増産を目指し、短納期化を図るとともに生産能力を年間300万台から480万台へ引き上げる。
今回のロボットセルラインはアイキュープラットフォーム対応型多関節型ロボット85台を導入するなど最新のFA機器を使用しており、複雑な機構部組立から総組立までの一貫生産によりリードタイムを短縮、約40%の省人化と省スペース化を実現し、省エネと生産性向上を両立している。今回の総投資額は50億円。

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2010年12月20日号掲載  

宅配寿司FC「銀のさら尾道店」東尾道駅近くに開店

全国にフランチャイズ店を増やしている宅配寿司専門の「銀のさら尾道店」がJR東尾道駅に近い尾道市高須町に12月1日本格オープンした。
備後地区では福山蔵王店に次ぐ2店目。(有)住楽堂(尾道市)が不動産事業、福祉介護のグループホーム事業に新たに加えた飲食事業として初めて出店した。宅配エリアは尾道市の吉和地区から福山市の松永、沼隈、瀬戸、山手地区、北は三原市の如水館中高等学校辺りから福山市芦田町の一部までをカバーしている。営業時間は午前11時から午後11時まで。年中無休。

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2010年12月10日号掲載  

みはらし温泉15周年感謝企画で豪快にマグロ解体ショー

(株)森川観光グループのみはらし温泉(三原市)では、開湯十五周年記念イベントとして12月26日(日)に「マグロ解体ショー」を開催する。
重さ50kgのマグロを、館内の魚料理店「魚三昧」の料理長と助手が二人掛かりで解体、赤身やトロなどをふるまう。11月に開いた1回目も定員いっぱいとなる盛況ぶりだった。隣接の宿泊施設「夢の宿」を含め各種割引企画も実施中。
同温泉は平成8年9月開湯。多島美を楽しめるロケーションと、深度2000mから汲み上げる塩化物泉の効能から美容や療養の温泉として評価が高い。同12年に隣接地に宿泊施設「夢の宿」を開設。低価格の長期滞在型温泉療養ホテルとして湯治客らに根強いファンが増えている。

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2010年12月10日号掲載  

元気丸㈱の「ジャンボニンニクまつり」に約1千人来場

特定農業法人(株)元気丸(尾道市御調町)は5日、天然温泉尾道ふれあいの里で初の「ジャンボニンニクまつり」を開き、ラーメンやコロッケなどB級グルメと組み合わせた料理を提供、約千人が来場した。焼肉のタレ「惚れタレ」や「惚れタレ辛口」、ドレッシング「惚れドレ」、ジャンボニンニクを1片入れた黒酢「ヤミツキっ酢」など加工品も好評だった。
ジャンボニンニクは通常の5倍の大きさながら特有のにおいは少なく、旨み成分は多い。子どもでも食べられ、栄養価も高い。上田開発(有)の上田龍男社長が特産品化を願い昨年9月に元気丸(株)を設立、作付面積を増やしながら、加工品の商品化を進めている。

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2010年12月10日号掲載  

(株)ビュートリスのアパレルが東京とデンマークの大型見本市へ

(株)ビュートリス(福山市)が手掛けるアパレル製品が繊維業界紙主催の新興ブランドコンペを通過し、東京ビッグサイトで来年1月26日から開かれる「JFWインターナショナルファッションフェア」と、2月にデンマーク・コペンハーゲンで開かれる国際ファッション見本市「CPH Vision」に出展されることが決まった。同社の海外出展は初。
村上社長が「村上慧麗々(えりい)」名義でアパレル企画を手掛け、「女性、子どもを元気に」をコンセプトに、岐阜で生産される圧縮ウールを素材とし、黄色や紫などカラフルな色遣いが特徴。開業3年で海外出展というビッグチャンスを掴んだ。

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2010年12月10日号掲載  

(株)HANDWAYが生コン品質保持カバーで全国進出

(株)HANDWAY(府中市)は製造する生コンミキサー車用の「生コン品質保持カバー」の製品ラインナップが12月にも確立、販売拡大に注力する。生コン品質保持カバーは回転するミキサー部分を被い、現場まで輸送中の生コンクリートの温度変化を一定に抑え、品質を保持する製品。生コンは現場で温度検査を行い、上下幅の規定外となった場合は廃棄されるため、太陽光や外気温の影響による輸送中の温度変化はコストに直結する課題だった。広島大学産業・地域連携センターとの共同研究で熱伝導性能の試験データ収集など品質の評価と向上に向けた取り組みもあり、散水型、遮断型、新製品の遮断型の三種類に製品ラインナップが拡充、全国市場進出を狙う。

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2010年12月01日号掲載  

瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト規模拡大し拡張し移転

パティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町)は11月27日、旧店舗に近いコメリ瀬戸田店向いに移転し、「瀬戸田檸檬菓子工房パティスリーオクモト」としてリニューアルオープンした。
開業2年半での移転となった販売スペースは飲料の自動販売機とテーブル三卓を備えた飲食コーナー、チャイルドルーム、トイレを設置。しまなみ海道を楽しむサイクリング客増加に対応、ゆっくり休憩できる空間とした。またJA三原と提携。加工品の販売量増加とレモンを含む柑橘類の需要拡大を目指し、互いの販路を活用するほか、両社製品を組み合わせたギフト企画もスタートさせている。

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2010年12月01日号掲載  

「農業で儲かるビジネスモデル」ヤンマーが世羅町に農業体験・研修場

ヤンマー(株)(大阪市)は、新たな農ビジネスチャンスの芽が育ちつつあるとして、県の「大規模野菜経営実証事業」に応募し正式採用されたことから世羅町内の大谷団地内に4.6ヘクタールの農地を賃借して農ソリューションビジネスに進出した。来春までに10ヘクタールに拡張する。9月設立の100%子会社ヤンマーアグリイノベーション(株)が、新規就農者、儲かる農業の支援と農業の技術革新等を通して、持続可能な農業の産業イノベーションに挑戦する。農産物の生産加工販売のほか教育・研修業務やコンサルタント業務、インターネット等の情報通信ネットワークを利用した農業マネジメントシステムの開発や販売、情報提供サービス、農業機械及び農・園芸生産施設また設備の賃貸・販売・仲介、農作業の代行・請負・委託などを手掛ける。

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2010年12月01日号掲載  

エブリイ・ユーホー・ひまわり核に「ココローズ」がオープン

福山市緑町の緑町公園西側、ウェルサンピア福山跡地に建設していたオープンモール型複合商業施設「ココローズ」の各店舗が相次いでオープン、年末商戦で集客力を拡大している。核店舗は食品スーパー「エブリイ」、セルフガスステーション併設のホームセンター「ユーホー」、ドラッグストア「ひまわり」の「SURPLUS(サプラス)緑町」。そのほか広島県信用組合福山支店、100円ショップセリア、ミスタードーナツ、クリーニングのホワイト急便、カメラのキタムラ、スタジオマリオ、麺わっぱつるりんつるべ、ラーメン屋「はな。はな。」、「うさぎのコインランドリー」など15店舗が営業中。

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2010年12月01日号掲載  

(有)益崎建設がミサワの「HABITA」営業開始

(有)益崎建設(尾道市)はミサワ・インターナショナルの二200年住宅「HABITA」の提携企業として営業を始めた。五寸角の柱や一尺の梁など大断面の木構造を持ち、加工する集成材は独自の乾燥技術で含水率を10%近くまで低減させ、腐朽菌の繁殖を抑えているほか、古民家から学んだ間取りは壁を最小限に抑え、建具の障子や襖の代わりにキャビネットに空間を仕切る役割を持たせるのが特徴。
尾道に三澤千代治ミサワ・インターナショナル(株)社長を講師に招いた事業報告セミナーを実施し、益崎社長が「モデルになる一棟が目標」とあいさつ、11月23日に岡山の展示場を見学するバスツアーを案内、参加を呼び掛けた。
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2010年11月20日号掲載  

進吾(株)が府中市に中国地方最大級のギフト専門店

冠婚葬祭ほかギフト用品販売の進吾㈱(尾道市)は10月22日、府中市中須町に中国地方最大級の大型ギフト専門店「ギフト・ガーデン・SHINGO」をオープンした。
同社発祥の地である府中市内に創業40周年を記念して出店した同店舗は売り場面積だけで約860平方m。ブライダル、お祝いプレゼント、各種賞品・記念品、カープグッズ、アシックス健康シューズ、介護用品、カメヤマキャンドル、グルメなどがあり、ブライダルの相談にも応じる。全国のこだわり焼酎、銘酒を一堂に集めた「酒蔵進吾」も開設した。
11月20日には大分市に九州支店を開設、中堅ギフト業者がひしめく激戦区の九州地区する予定。
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2010年11月20日号掲載  

(株)グッドウインが福山に「ピザ・ロイヤル スター」1号店

コンビニ、移動販売飲食事業をグループで手がける(株)グッドウイン(尾道市)は10月28日、福山市南蔵王町に「ピザ・ロイヤル スター」1号店をオープンした。
ピザは新しい食材の組み合わせと自家製のトマトソース、サクサクと食べられる薄いクリスピー生地が特徴。パスタはペペロンチーノ、ミートソース、アラビアータ、海老とイカのジュノベーゼなど16種類。オムライスやサラダ、若鶏の唐揚げ、たこのガーリックトマト煮込みなどもある。宅配エリアは西の福山東警察署付近から東のJR東福山駅越え辺りまでと北は山陽自動車道福山東IC付近から南は入江の海辺りまで。多店化を目指す。同社は尾道市因島でコンビニ2店、大阪名物イカ焼きの移動販売車2台を運営するなど多角的な経営をしている。
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2010年11月20日号掲載  

伝統工芸(株)が屏風や行燈などオーダーフォトフレーム

伝統工芸(株)(府中市)は屏風、行燈などユニークなアートフレームで作品発表を目指す写真家を支援する新事業を始めた。
デジタルカメラの普及で写真愛好家が急増中。市場拡大も期待でき、自社技術を活かして付加価値の高いフォトフレーム類のフルオーダーに力を入れる。ウォルナット製の細いフレームを、木の風合いを引き出す自然塗料で仕上げるアートフレームのほか、世羅町在住の写真家・中元紀子さんの個展では、和紙プリント写真を屏風や行燈に貼るというアイデアを形にするなど、作品の見せ方を工夫。将来は作家との共同企画によるOEM供給などビジネス化を目指す。
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2010年11月20日号掲載  

福山市医師会が基幹病院と遠隔読影ネットワーク

福山市医師会は定住自立圏等民間投資促進交付金事業として、最新のデジタルエックス線透視装置を導入、基幹病院とのインターネットによる遠隔読影ネットワークを構築し、生活習慣病予防検診やがん検診の精度向上が図られ、早期診断、早期治療につなげる。
胸部・胃部画像は遠隔サーバーを用い、福山市内主要病院7拠点に設置した端末に送信することで、内科、外科・放射線科の専門医により1次読影(判定)される。その後、同会医師により2次読影(判定)を行い、受信者へ報告する。過去に撮影された画像も添付するので、前回との比較もでき、より精度の高い判定が行なえるようになる。
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2010年11月10日号掲載  

「はっさく屋」が因島大濱町のレストハウスへ移転

「はっさく大福」を製造販売する「はっさく屋」は10月22日、尾道市因島田熊町の旧店舗から同因島大浜町、因島大橋公園内の尾道市因島レストハウスに移転オープンした。
昨年9月から空き店舗だった施設で、尾道市が入店者を募集、今年5月に同店が入店を申請、夏から休業して移転準備を進めてきた。新店舗は3面がガラス張りで、因島大橋や灯台を望む絶景が楽しめる。2階の厨房を製造スペース、フロアを販売と飲食スペースとした。窓際にはテーブルを並べ、風景を楽しみながらはっさく大福を味わえる空間とし、サイクリング客らに好評。駐車場も多数備える。
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2010年11月10日号掲載  

商機拡大特化の異業種交流「守成クラブ福山」50人例会へ

異業種交流会「守成クラブ福山」(福山市)は12月6日午後7時から89回目となる例会を福山ニューキャッスルホテルで実施するが、スケールメリットを感じてもらえる例会になるよう初の50人規模での開催を目指している。
守成クラブは会員が自分の人脈を相互に紹介しあい、販路や仕入れ、提携先の発掘につなげる異業種交流会。(株)日本商工振興会(札幌市)が主体となり全国ネットワークを構築。月1回「仕事バンバンプラザ」の名称で例会が開かれている。例会は名刺交換会、車座商談会、商談懇親会で、一度に多くの会員と情報交換できる。
入会金は初年度のみ10,500円、年会費は18,900円。例会費は飲食費込みで毎月5,000円で、会員には会報誌「守成クラブ」が毎月送られる。
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2010年11月10日号掲載  

ウガンダ大使来尾 学生にアフリカ紹介、経営者とも交流

アフリカ東部のウガンダ共和国ワスワ・ビリグア駐日特命全権大使が10月28、29日に尾道市を訪れた。尾道市ニュービジネス懇話会(田邊耕造座長=アンデックス(株)社長)が招待した。
尾道大学で学生にアフリカの魅力を紹介する講演に続いて尾道市役所を訪れ、平谷祐宏市長と市長室で面談。また尾道市ニュービジネス懇話会とも懇談し、夜は尾道国際ホテルで懇親会も開かれ、平谷市長、足立英之尾道大学学長ら大学関係者、企業経営者など約30人がウガンダとの交流方法などについて可能性を探った。
翌日は食品メーカー今岡製菓(株)と最新自動車塗装設備メーカーのアンデックス(株)を視察、午後からしまなみ海道でサイクリングを楽しみ、平山郁夫美術館の見学、ジェラートの(株)ドルチェ視察などを行った。
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2010年11月10日号掲載  

福山市緑町の複合商業施設は「ココローズ」に

福山市緑町の緑町公園隣接地でウェルサンピア福山の土地建物を(株)ププレひまわり、(株)エブリイなど4社が22億4800万円で落札、建物を取り壊して跡地に複合商業施設を建設しており、11月末のオープンを目指して工事が進んでいる。

ネーミングは「ココローズ」と決定。食品スーパー「エブリイ」、ドラッグストア「ププレひまわり」、ホームセンター「ユーホー」の地場3社のほかカメラのキタムラ、百円ショップ「セリア」、広島市の県信用組合、クリーニング店、理髪店、ミスタードーナツ、飲食店など約15店舗の出店を予定。敷地の一部には広島市のマンション業者マリモが15階建ての分譲マンションを建設する。

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2010年11月01日号掲載  

(株)純正食品マルシマと「すだちや」コラボ 新調味料でメニュー

(株)純正食品マルシマ(尾道市)の10月発売の調味料「和のこころ」を使った新メニューを福山市今津町の和風料理店「すだちや」が考案、実際に店舗で提供するという珍しいコラボレーション企画が始まった。

小豆島伝統の有機純正醤油をベースに、鹿児島産のさとうきびでできたコクや複雑な味を持つ粗糖、国産の米だけで作られる三河みりん「九重櫻」を配合、1カ月以上寝かせて熟成させ、まろやかな商品に仕上げた本格派調味料。11月1日から月末までの期間限定メニューとして因島青果(株)(尾道市因島土生町)運営の「すだちや」松永店と東深津店、海鮮寿司居酒屋「すだちや」西新涯店の3店で「和のこころ」を使ったメニューを提供する。

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2010年11月01日号掲載  

3年目 「映画の秋」でシネマ尾道が舞台挨拶や美術館コラボ企画

シネマ尾道(尾道市)は11月、映画監督の舞台あいさつや市立美術館などとのコラボ企画やといった文化の秋、映画の秋を彩るイベントを展開する。

7日は第60回ベルリン国際映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を受賞した「キャタピラー」の先行上映と、上映後に若松孝二監督の舞台挨拶を実施する。尾道市立美術館開館30周年記念の協賛上映会「画家と映画」も実施、「カラヴァッジョ/天才画家の光と影」映画鑑賞と「小林和作展—収蔵コレクションで辿る開館三十年の歩み」展示会入場に相互割引が適用される。また市内のCDショップれいこう堂の主催で22日(月)「ミツバチの羽音と地球の回転」上映後、鎌仲ひとみ監督の舞台挨拶が行われる。

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2010年11月01日号掲載  

(株)醉心山根本店が6年ぶりに横山大観作品を無料公開

(株)醉心山根本店(三原市)は創業150周年記念企画の一環として7日、「」醉心」を終生愛した日本画家、横山大観の作品を無料公開する。

6年ぶりとなる展覧会では、「漁火」など軸や絵巻物を中心に横山大観の作品など二十五点を紹介予定。見どころは約22mの大作「宇治川絵巻」で、3分の1程度を公開する予定。会場は社内の土蔵「大観記念館」と座敷で、茶席も設ける。大観記念館は昭和26年建造で、現社長の曽祖父、3代目の山根薫さんと交流が深く醉心を「主食」にしていた大観の作品が保管されている。入場無料。観覧できるのは中学生以上で、撮影は不可。駐車場はなく、公共交通機関での来場を呼び掛けている。

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2010年11月01日号掲載  

ニュービジネス懇話会窓口に尾大が就業力育成講座

尾道市立尾道大学は12日、尾道ニュービジネス懇話会を窓口として地元経済界と連携する「大学生の就業力育成支援事業」の概要を発表した。科学省が発表した取組180件の一つ。尾道大学では尾道ニュービジネス懇話会を窓口に広島経済同友会尾道支部尾道商工会議所など各種事業者団体の協力を仰ぎ、「キャリア教育プロジェクト」としてインターシップとは違った形で学生に企業体験をしてもらうなど多様なプログラムを実施、来年度からは全学年を対象とした授業として正規科目にも組み込む。
キャリア教育プロジェクトは11月から実行予定で、専任講師として就業力アップ講座で実績豊富なロゴス(株)(尾道市)の河野正夫社長を招くほか、特別講義の講師として経営者など20人ほどを招く。
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2010年10月20日号掲載  

(有)桂馬商店がさんすて福山に福山店オープン

(有)桂馬商店(尾道市)は10月1日、JR福山駅構内のさんすて福山一階フードテラスに福山市内初となる「桂馬蒲鉾 福山店」をオープンさせた。福山店には昔ながらの定番商品や季節商品に加え、月替わりで発売する「おやつ天・おつまみ天」や新商品が並ぶ。
同社は本店に加え、尾道福屋地下1階と三越広島店に桂馬蒲鉾コーナーがあるほか、三越日本橋店地下1階に金曜日限定販売の取り扱いコーナーがある。またインターネット店での販売にも力を入れている。
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2010年10月20日号掲載  

(有)土井商事がバキュームカーに最新計量管理システム

一般・産業廃棄物収集運搬、浄化槽保守点検・清掃、処理施設維持管理などの(有)土井商事(福山市新市町)は、10月に導入した新車のバキュームカーに最新の計量管理システムを搭載、作業効率化とより正確な計量でサービスを向上させ、運行管理システムも全車両に採用してエコドライブにつなげる。
導入した車載計量管理システムは、タンク内の重量を自動計量するロードセルを備え、誤差が出がちな傾斜地での補正機能もある。気泡や異物巻き込みの影響も防ぐ。熟練度に依存しない操作性も特徴。外部表示機だけでなく内部表示機も備え、1人のスタッフが車外で作業中でも、車内のスタッフが把握できる仕様とした。計量記録もすぐに印刷できる。
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2010年10月20日号掲載  

創業85周年の(株)アクセがアクセ広島で記念イベント

衣料・雑貨販売のセレクトショップ「パリゴ」やファッションビル「アクセ広島」を運営する(株)アクセ(尾道市)は9月18日、広島市で運営するアクセ広島を会場に、ファッションショーを核に音楽と芸術を取り込んだイベント「a DAY by ACCES 2010」を2部構成で開催、アクセ広島のリニューアルを記念し、同社創業85周年の節目を祝った。
イベントは世界のファッションショーで活躍するソニア、ジェシアン、パトリシオなどモデル6人がビル内を歩き、店内を自由に回遊する観客が目前で最新のファッションを感じた。日本・アジアで活躍するDJの音楽と著名ファッション評論家らの解説が流れ、2部では料理とシャンパン・ビールも加わり、観客は飲みながらイベントと買い物を同時に楽しむ珍しい体験もできた。
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2010年10月10日号掲載  

(株)ハローズが本部を早島に移転 物流センター来年稼働

24時間営業の食品スーパー「ハローズ」を展開する(株)ハローズ(福山市)は、岡山県都窪郡早島町早島に建設を急いでいた「ハローズ本部」棟が完成、10月18日、福山市神辺町の本部を全面移転して業務を始める。新本部棟は同所で早島物流センター東側隣接地に建設した2階建ての独立棟。
早島物流センター棟も近く完成する予定で来年1月の本格稼働を決め準備を急いでいる。
平成26年2月期予想では合計63店舗体制で売上高1,000億円達成を目指している。
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2010年10月10日号掲載  

アトム・ワラビーデザインによるヘルメットがGマーク

作業用手袋製造のアトム(株)(竹原市)は9月29日、(財)日本産業デザイン振興会主催の「2010年度グッドデザイン賞」でゴム張り作業用手袋「エアテクターエックス」がグッドデザイン賞(Gマーク)を受賞、特別賞の中小企業庁長官賞も受賞するダブル受賞に輝いた。使用者に「安心感と作業性の良さを実感してもらえる手袋」を目標に開発に取り組んだ。
またプロダクトデザインの(株)ワラビーデザイン(府中市)がデザインを手掛けた、産業安全衛生品製品大手のミドリ安全(株)(東京都)の「侍ヘルメット」もグッドデザイン賞を受賞した。同社は3年前、東京から地元府中に戻った寺延匡昭さんが独立開業。墓石、電動工具、家具、作業車外装など多様なデザインを手掛けている。
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2010年10月10日号掲載  

創業60周年の山陽工業(株)「山陽会」に全国から130人

管材販売・加工、空調工事、ホテル経営の山陽工業(株)(尾道市)は10月1日、経営する尾道国際ホテルで創業60周年を記念する山陽会を盛大に開催した。
取引先などでつくる山陽会は粟井機鋼(株)の粟井文隆社長とJFE商事鋼管管材(株)の三浦直登社長が世話人。出席者にはJFEスチール(株)の佐藤知道鋼管営業部長、アロン化成(株)の矢田昭社長、新日本製鐵(株)中国支店の中島克英支店長、INAXサンウエーブマーケティングの石原俊一社長ら大手企業関係者が名を連ね、来賓の広島県議会の林正夫議長、尾道造船(株)の中部隆社長、(株)中国銀行の永島旭頭取らも含め、全国各地から約130人が集まった。
記念式典に続き記念講演・懇親会が行われた。
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2010年10月10日号掲載  

「三原道の駅」概要発表 24年春オープンへ

三原市は三原バイパス時広ランプ近くに開設する三原「道の駅」整備事業について計画地や地域振興施設計画の平面図や施設の概要を発表。
外観は、建物中央にアーチ曲線の屋根をかけたシンボル的な特徴のあるデザイン。設備関係では省エネ、環境、バリアフリー対策に配慮して、太陽光発電システム等を設置する。
1階には事務室、レストラン、厨房、展示コーナー、情報コーナー、特産品売店、地場産品の直売場、加工場、冷凍冷蔵室などを配置。2階の南側には瀬戸内海や市街地の景色が広がる展望デッキ。市民サロンや利用者間の交流スペースを設け、ミーティングルーム二室、キッズスペースもある。駐車場は大型車用7台、バス3台、小型車70台、身障者用2台が収容できる。
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2010年10月01日号掲載  

アトム(株)が福祉機器展に砂浜裸足ウォーキングシューズ

アトム(株)(竹原市忠海東町)は、世界の福祉機器が出展される「第37回国際福祉機器展」に県立広島大学保健福祉学部の大塚彰教授と共同で開発した「砂浜裸足ウォーキング用シューズ」を出展。
通常、裸足で歩くと、足指を使った本来の歩き方ができ、足を刺激することにより、土踏まずの形成や、外反母趾や巻爪などの予防に効果があると言われているが、ケガなどの危険が伴う。開発したシューズは裸足で歩いた場合と同様の効果を得るため、伸縮性素資材を使用し、ケガを防ぐためにベース靴下に天然ゴムをごく薄くコーティングした。
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2010年10月01日号掲載  

未来心の丘10周年で杭谷氏講演やコンサート

耕三寺博物館(尾道市瀬戸田町)の大理石製オブジェの広場「未来心の丘」が十周年を迎え、10月9日から11日までの3日間、コンサートや制作した彫刻家・杭谷一東氏に関する多彩なイベントを開催する。
コンサートはサックスとエレクトーンで構成する今注目のインストゥルメンタルユニット「大瀬戸千嶋」が演奏。9日午後6時30分から未来心の丘のカフェクオーレでワンドリンク付2,000円。10日の午後2時からと3時30分からの2回は同広場で約45分間の無料(入館料は必要)の演奏。
11日午後2時から大講堂で杭谷一東氏の記念講演会(無料・入館料は必要)が開かれる。
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2010年10月01日号掲載  

西日本産業(株)が備後初補償付き太陽光発電装置販売

西日本産業(株)(三原市幸崎町)は、備後地域初の日照補償サービス付きの太陽光発電システムを、長期の出力保証と工事保証とセットで発売、提案を始めた。
エコリフォームに特化したジャスダック上場会社㈱ウエストホールディングス(広島市)グループ会社、㈱ハウスケア(東京都)と提携。製品の故障などが原因でなく、自然現象である日照量不足による発電不足を補償する画期的なサービス。性能保証や工事保証も充実している。
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2010年10月01日号掲載  

因の島ガス(株)とステージ(株)が「エコな住まいの展示会」

因の島ガス(株)(尾道市因島田熊町)と(株)ステージ(同因島重井町)の共催で9月25、26日、因の島ガス土生営業所で「エコな住まいの展示会」が開催される。
太陽光発電システムやハイブリッド給湯器などエコな住宅設備を紹介するほか、福祉車両の展示、ペットリフォーム相談など多彩な企画で、人と環境にやさしい住まいづくりを提案する。
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2010年09月20日号掲載  

(株)醉心山根本店が全米日本酒歓評会で金賞

日本酒製造販売の(株)醉心山根本店(三原市)は、8月にハワイで開かれた第10回全米日本酒歓評会の純米吟醸部門に出品。なめらかな辛口が特徴の「醉心」は純米吟醸の部にノミネートし、100銘柄の中から金賞に輝いた。日本酒需要が伸びている米国への輸出に弾みをつける。
米国、日本で開かれる一般向け利き酒イベント「ジョイ・オブ・サケ」でも披露され、ブランド力を高める。
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2010年09月20日号掲載  

観光誘致へ県知事・市長・台湾企業トップがしまなみサイクリング

ビジット・ジャパン・キャンペーンの一環として広島県と尾道市は12日、サイクリング人気が盛り上がっている台湾からチャイナエアライン(中華航空)の孫洪祥社長、世界最大の自転車メーカー「ジャイアント」の何友仁社長、マスコミ関係者らを招いて第2弾のしまなみ海道サイクリングツアーを実施。
自転車で多々羅大橋、瀬戸田サンセットビーチを廻った後、クルージングを楽しみ、ベラビスタ境ガ浜で意見交換した。
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2010年09月20日号掲載  

小泉誠氏ら招きものづくり考える備後デザイン経営研究会

メジャーなデザイナーを招き、備後のものづくりを活性化させる備後デザイン経営勉強会が設立され、初めてとなる勉強会備後デザインサロン」が10月2日から開かれる。初回の講師は小泉誠氏。その後も著名なプロダクトデザイナーを講師に迎える。
勉強会の代表は、ソファ製造の(株)心石工芸(福山市)の心石拓男社長。サロンは月1回開き、来年2月にはシンポジウムも開催する予定。
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2010年09月20日号掲載  

NHKドラマ「てっぱん」先行上映

9月27日から放映が始まるNHK連続テレビドラマ「てっぱん」の公開上映会が9月5日、尾道市公会堂で開かれ、エキストラをつとめた市民ら800人が鑑賞、「てっぱん」ブームへボルテージを高めた。
上映に先立ち、出演した俳優二人と海辺潔チーフプロデューザーが会場入りして挨拶。海辺さんは「今日は来れませんでしたがヒロイン村上あかり役の瀧本美織さんからも尾道の方によろしくとのことでした。この作品は自信作。楽しんでいただきたい」、ヒロインの長兄・欽也を演じた遠藤要さんは「全シーンが見どころ。特に今日は弟(森田さん)との兄弟げんかのシーンをじっくり見てほしい」、次兄・鉄平役の森田直幸さんも「この作品の良さを一人でも多くの方に伝えてほしい」と話した。
尾道らしい「人情」を中心に千光寺南斜面の坂道、渡船、寺、祭り、お好み焼きなど尾道の地域資源を魅力的に伝える演出が施され、あかりがセーラー服で海に飛び込むシーン、あかりの実家「村上鉄工所」となった(株)新栄機工(向島町)、造船所「篠宮造船建設(株)」としてロケに協力した石田造船建設(株)(因島三之庄町)のシーンも登場。来場者はエキストラで自分や家族が映ったシーンなどに歓声を上げるなど満喫、本放送への期待を高めた。
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2010年09月10日号掲載  

藤原厨機(株)が「Kitchen Land」オープン

業務用厨房設備設計施工、関連機器販売などの藤原厨機(株)(福山市)は3日、本社1階駐車場を改装し、キッチンと研修室を備えた会員制コミュニティスペース「Kitchen Land」をオープンした。
会員制料理教室や調理器具体験会、試食会などイベント会場とするほか、食材やキッチンツールを販売、また会員向けに会場レンタルも行う。設計は今川建築設計(同市東川口町)、施工は(株)共栄店舗(同市曙町)が行った。
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2010年09月10日号掲載  

(株)リバースが開業支援コンサル開始

総合リサイクル店「リ・バース」を展開する(株)リバース(三原市)は、リサイクル店の新規開業をサポートするコンサルティングサービスを始めた。
まず目指すリサイクル店像を確立、住民五万人で一店舗を目安に出店地を絞る。出店の目途が立てば、全体で六割の粗利益を目指すなど原理・原則2カ月売れなければ値下げして3カ月売れない商品は廃棄など自社で検証した適正な相場観をつかんでもらう。またオークション主催団体の斡旋などネットワーク拡大もサポートする。
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2010年09月10日号掲載  

(株)HOME,Sが賃貸仲介参入

アパマンショップを福山と尾道で展開する(株)タカハシ(尾道市、高橋大蔵社長)の関連会社(株)HOME,Sはこのほど同社長から高橋克直氏に社長交替を行い、9月2日JR尾道駅前に新しく店舗を構え、本社を移転した。
新店舗(同市東御所町、℡0848-38-7080)は新しく立ち上げた賃貸仲介事業部が運営。全国ネットの「レオパレス21パートナーズ」としてFC加盟した。入居したビルはホリエモンこと堀江貴文氏が衆議院選挙事務所に使用したビルとして知られている。
同社は(株)タカハシのメンテナンス事業部としてアパートやマンションのメンテナンス・リフォーム・ハウスクリーニング等を行っている。
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2010年09月10日号掲載  

シモハナ物流が尾道の拠点を拡充強化

シモハナ物流(株)(安芸郡坂町)は、尾道市西藤町の松永道路西藤インター入口に建設していた尾道物流センターが完成、9月からの本格稼働に向けて準備を進めている。
この大規模集配ターミナル施設は物流センター機能と事務所を備える。
同社は県内に広島東、広島物流センター、広島低音センター、東部流通センター、広島北、西風新都、沼田、広島南、広島西、竹原、福山、尾道各営業所を開設している。
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2010年09月01日号掲載  

贈り物の進吾(株)が創立40周年

冠婚葬祭ほかギフト用品販売の進吾(株)(尾道市御調町)は8月20日、創立40周年の感謝祭を尾道国際ホテルで開催した。
はじめは午前10時から高山博州広島県議会議員、山本督憲(株)中国銀行常務取締役、片山隆司シャディ(株)代表取締役会長、石川悟尾道商工会議所会頭らの来賓や取引先関係者約120人を招いた記念式典。
内海和男社長はあいさつで取引先や社員への感謝の言葉を述べ「創立40周年を次世代へのスタートとし、変化に対応し続けるものだけが生き残るをモットーとし、日本のそして地域社会の良き伝統、うるわしい人間関係を育み伝えることを目指したい」と決意を新たにした。
その後は永年勤続者の表彰に続いて記念事業を発表。高西浩司専務がパソコン画面を投影しながら10月府中市にオープンさせる中国地方最大級の大型ギフト店「ギフト・ガーデン・シンゴ」の完成予想図とともに概要を発表した。
「ギフト・ガーデン・シンゴ」のコーナーにはブライダル、お祝いプレゼント、各種賞品・記念品、カープグッズ、アシックス健康シューズ、介護用品、カメヤマキャンドル、グルメなどがあり、全国のこだわり焼酎、銘酒を一堂に集めた「酒蔵進吾」も開設する。
式典に続いて京都造形大学教授の竹村真一氏が「地球目線で未来をデザインする」のテーマで記念講演、歌手南一誠さんをゲストに祝宴も行った。
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2010年09月01日号掲載  

三原交通(株)が「市内タクシーツアー」

三原交通(株)(三原市)の観光部・はなまるツーリズムでは、自宅から通院や買い物、帰宅までの往復が通常運賃の半額以下となる「市内タクシーツアー」を始めた。同社によると、国内でも珍しいサービスという。
車を運転できない患者、バス停まで歩けないなど公共交通機関へのアクセスを持たない高齢者らに気軽に利用してもらう。完全予約制。
往路は自宅まで迎えに行き、フジグランに近い興生総合病院(三原市円一)、ジャスコに近い土肥病院(城町)、三原赤十字病院(東町)の三病院と三原駅を経由。往路、復路それぞれ4、5回設定の時間を選べる。
旅行業法の規定では「国内募集型企画旅行」に該当する。
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2010年09月01日号掲載  

ツネイシカムテックス(株)がアスベスト処理事業

ツネイシホールディングス(株)の子会社で、産業廃棄物処理などのツネイシカムテックス(株)(福山市)は9月から、低温溶融技術を使って有害物質であるアスベスト処理事業をスタートさせる。
同社福山工場で、環境省の石渡は幾物無害化処理認定施設として、アスベストを無害化する国内では初となる溶融施設が稼働するもの。溶融施設は酸素バーナ式表面炉融炉2基を備えており、そこに全国の施設から出るアスベストと、他の産業廃棄物の焼却灰を一緒に投入して摂氏1350~1400度で溶融、無害化する。投入時は負圧管理し、飛散防止対策が可能な設備とした。
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2010年09月01日号掲載  

(株)誠和がきららラポール西御所起工

(株)堀田組の関連会社で高齢者介護事業を展開する(株)誠和(尾道市)は8月11日、市内西御所町の祗園橋近くの高齢者向け優良賃貸住宅「きらら尾道」の隣接地で新たに特定施設入居生活介護(介護付き有料老人ホーム)と適合高齢者専用賃貸住宅の複合施設「きららラポール西御所」を建設するための起工式を行った。
建設する施設は既存施設に隣接する敷地に鉄筋コンクリート造り7階建ての建物を新築。1階に地域交流スペースと多目的室(いきいきサロン)を設け、2、3階に適合高齢者専用賃貸住宅50床、4~6階に特定施設入居生活介護(介護付き有料老人ホーム)80床、7階に展望浴場と屋上庭園を配置する。また2階に隣接施設との渡り廊下を設ける。
来年8月の完成を目指す。
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2010年08月20日号掲載  

ひろしまLED応用技術研究会発足

省エネ効果に優れるLED(発光ダイオード)製品の開発力向上や関連産業振興を目指し、県や地元企業、研究機関ら約70団体からなる「ひろしまLED応用技術研究会」が10日、設立された。設立総会が福山ニューキャッスルホテル(福山市)で開かれ、会長にはシャープ(株)で電子デバイス事業を担当しているシステムデバイス第三事業部(三原市)の種谷元隆事業部長が選ばれた。
参加しているのは県、県内の製造業や代理店のほか広島工業大学、福山大学の教授ら。同研究会では講演会による情報発信やテーマ別のワークショップ、県立総合技術研究所東部工業技術センター(福山市東深津町)に今秋導入予定の光学計測・評価機器の操作研修などを行う。
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2010年08月20日号掲載  

グリーンヒルホテル尾道が新社章コンペ

(株)グリーンヒルホテル尾道(尾道市)は9日、尾道大学芸術文化学部美術学科の学生がコンペ方式で新しい社章とロゴマーク等を提案する審査会を同ホテルで開き、5人のプレゼンテーションを審査後、2年生の志牟田夏紀さんが考案したリボンの結び目と桜の花びらを組み合わせたグリーンとピンクのデザインを採用した。
新社章は同社の提案を受け、尾道大学のデザインコース視覚伝達領域に所属する学生12人が実践的な授業の一部として取り組み、2カ月ほどかけてプレゼンテーション作品に仕上げた。大学内部審査で絞られた5作品を当日発表、同社の幹部役員らが審査を担当して決めた。
採用された志牟田さんの作品は尾道と人を結ぶコンセプト。結ぶをイメージするリボンと市の木・花の桜を使用した。ロゴは高級感のあるレトロなタイプ。名刺や便箋、封筒などの使用例も提案されており、同ホテルでは九月中旬から順次新デザインに切り換えていく。
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2010年08月20日号掲載  

おのみち100km徒歩の旅の参加児童が完歩

子どもたちが尾道市内を4泊5日の設定で100kmを歩き抜く「おのみち100km徒歩の旅」が8月6日に千光寺公園グラウンドを出発、8月10日に市民センターむかいしま「こころ」に無事ゴールした。
8回目の今回は参加者100人。小学4年生から6年生の男女半々。千光寺公園を出発して、浄土寺山に登り、美ノ郷町、原田町を経由して尾道市北部の御調町に入り、国道184号線のわき道沿いにびんご運動公園を経て南下、尾道水道を渡り、向島を縦断して因島大橋を渡り、因島の因島大橋記念公園を南端として戻り、再び向島に入って高見山登山後に「こころ」のゴールを目指し、参加した児童全員がゴールした。
1日約20kmずつ。ほぼ晴天の連続で猛暑となった中、10班に分かれた子ども達は班対抗で掛け声を競い合い、班内で互いに励まし合いながら走破した。62人の学生ボランティアや社会人ボランティア、中高校生の研修生ら合計100人近くが交通安全、給水、食事、レクリエーション、輸送、記録など子どもたちの旅を献身的に支援した。
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2010年08月20日号掲載  

自然薯生産の(有)仙石組が「自然薯アイス」発売

自然薯栽培、加工品販売も手掛ける土木建設業の(有)仙石組(三原市久井町)は、同所の農場「せんチャンファーム」で収穫した自然薯の粉末を入れた「自然薯アイスクリーム」を商品化した。
製造はジェラート工房ドナを運営する世羅高原ファームランド(世羅郡甲山町)に委託した。同所の岡田牧場で生産する生クリームと牛乳を使ったアイスに粉末加工した自然薯のつぶが見え、かすかな自然薯の風味とさらっとした舌触りのアイスに仕上がった。
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2010年08月10日号掲載  

松永でアウトレット家具の販売開始

(株)ユーホーの関連会社でDYI用品・輸入商品卸及び木製品製造販売などを行っている松永開発(株)(福山市)は7月17日、本社近くに全国でも珍しいアウトレット家具を販売する「ホームファッション スペースセンター」をオープンした。
同スペースセンター(南松永町)は広い店舗に約100台収容の駐車場も備える。
取扱商品は新品のソファー、ベッド、ダイニングセット、食器棚、チェストなど約300アイテムで、大手通販会社が在庫処分で放出した企画商品ばかり。通販価格の70~50%OFFの価格で販売している。
同スペースセンターの営業は毎週土、日、月曜日。営業時間は午前10時から午後7時まで。
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2010年08月10日号掲載  

ヤマダ電機が世羅町に新店舗

家電量販店最大手の(株)ヤマダ電機(群馬県)が世羅町に小規模店舗の「テックランド広島世羅店」を出店する。
計画では世羅町大字寺町の国道432号沿いで、食品スーパー「ビッグハハウス世羅店」に隣接して出店するもの12月1日オープンを目指している。
ヤマダ電機の近隣の店舗としては福山店、福山西店、三原店の3店舗を出店している。
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2010年08月10日号掲載  

ファーマシィさんて薬局に備後地区初の無菌調剤室

(株)ファーマシィ(福山市)は、同所に開設しているファーマシィさんて薬局をリニューアルして備後地区では初めての無菌調剤室を設置した。
同社は、数年前から薬剤師による在宅訪問指導を積極的に展開しており、在宅医療に特化した「在宅支援薬局」として「ファーマシィさんて薬局」をリニューアルした。
同薬局は在宅訪問専門薬剤師を配置して、緊急時にも24時間対応できる体制を整備している。また、在宅療養患者に必要なサービスを提供できる設備を完備、中でも保険薬局では備後地区で初めて無菌調剤室を設置した。
これにより注射剤や輸液の混合など無菌下での調整が可能となる。
また栄養輸液は患者の状態に合わせて無菌下での混合が必要となるが、無菌調剤室の設置コストが高額のため、無菌調剤室がない実情があった。
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2010年08月10日号掲載  

北川精機がソーラー工場建設

プリント基板プレス機、FAシステム、合板プレス機等の北側精機(株)(府中市)は、本社工場近くに太陽光発電システムの需要拡大を見込み、ウエハーを製造するソーラー工場の建設に着工した。
12月には完成し年内の操業開始を予定している。
ソーラー工場(仮称)は、本社工場に隣接する同社東工場の東側でニチマン(株)(同市)所有地を賃借して建設している。
同社のシリコンウエハー加工の売上高は平成21年で10億円強、新工場が本格稼働を始めると2倍以上の売上高を見込む。平成21年6月期連結売上高は70億5千6百万円。
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2010年08月01日号掲載  

ハローズ早島物流センター来春稼働

24時間営業の食品スーパー、「ハローズ」を展開する(株)ハローズ(福山市)は、先に開いた取締役会の決議として、岡山県都窪郡早島町で山陽自動車道早島インターチェンジすぐ近くに建設中の「ハローズ早島物流センター」の稼働について、当初予定していた平成22年11月オープンから、同23年1月稼働に変更すると発表した。今年春の着工が計画より遅れたことによる。
なお、ハローズ早島物流センターに併設する事務所棟には、広島、岡山、香川三県で展開しているドミナント化を確立するため、福山市神辺町に設置している本部機能を、三県エリアの中心部に位置する同センターに併設する事務所棟に全面移転する。
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2010年08月01日号掲載  

JR尾道駅にサイクルトレイン到着

自分の自転車も積み込んだサイクルトレインが7月25日朝、JR尾道駅に到着、しまなみ海道や鞆ノ浦方面に向かうなど約80人が思い思いのサイクリングを楽しんだ。
広島駅を出発した四両編成の特別列車が午前9時47分に到着。前2両に自転車を積み、後ろ2両に乗っていた参加者はホームに下ろされた自転車を手に階段通路を経て構外へ向かった。自転車を下ろす作業は尾道観光協会や尾道サイクリング協会の会員が手伝い、途中の階段も子どもの自転車を運んだ。
今回のサイクルトレインはしまなみ海道などのサイクリング振興を目指す広島県が実行委員会(観光課内に事務局)を組織、広島県サイクリング協会なども協力して実施したもの。今回は様子をみるモニター運行で、9月18日から10月17日までの秋の観光シーズン期間に7日(1日1往復)のサイクルトレインを運行する。大人の参加費は往復運賃と保険料を含む3000円。
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2010年08月01日号掲載  

ザ・ビッグ神辺店が改装オープン

イオン系の食品スーパーを兵庫県姫路市から山陽路に展開、四国にも積極的に進出している、マックスバリュ西日本(株)(姫路市)は、福山市神辺町の国道486号沿いの「アクト神辺」旧店舗内を改装して、7月24日「ザ・ビッグ神辺店」をオープンした。
店舗の売場は直営面積4657平方m、駐車場は約550台を収容できる。
売場構成は農産売場、水産売場、畜産売場、惣菜売場、加工商品売場。ノンフーズ商品は生活雑貨や台所用品、ペットフードなどを揃え、衣料品コーナーではTシャツ、インナー、靴下まで実用衣料中心にそろえる。
なお、「アクト神辺」店舗内には、▼デイリーファッション・パレット▼ソフトバンク▼フラワー黒崎▼バッケンモーツアルトなどが入店しており、内外装をリニューアルしてオープンした。
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2010年08月01日号掲載  

(株)無垢が発泡スチロールリサイクル提案

環境関連事業を展開する(株)無垢(ムーク、三原市)は飲食店や一般家庭向けに、使用済み発泡スチロールを専用液で溶解、ゲル化して減容し、ポリスチレン(PS)原料として再資源化する発砲スチロールリサイクルシステムの提案を本格化させている。
同社が提案するのが、石油系溶剤のメーカーとの提携による発砲スチロールリサイクルシステム。
契約先の商店など事業所や家庭に溶剤を配達し使用済み発泡スチロールを入れ、溶かしてゲル化。発泡率で異なるが約100分の1に減容できる。最長6カ月の期間を限度に回収する。提携工場で分解、油化され、再び溶剤とPS原料(インゴット)として再利用される。再生PSは工場でペレット化して出荷され、ハンガーや家電部品などの原料になるという。
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2010年07月20日号掲載  

原アルミ建材の新社屋が完成

(株)原アルミ建材(三原市)は、同所の本社所在地に建設していた新社屋が完成し、隣接地の仮事務所から移転して営業を始めた。
新社屋は2階建てで事務所と作業場を併設している。
県東部地域を主要地盤に、アルミサッシ等の建材、住設機器等の関連製品の販売と施工を行っている。建材は三協立山アルミ系、硝子は旭硝子系等が仕入れメーカー。
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2010年07月20日号掲載  

エレベーター付大型バスを(有)メイプル交通が試作

観光バス事業などの(有)メイプル交通(三原市)は、障害者など車椅子利用者や足腰の弱い高齢者でも乗降りしやすいエレベーター搭載の大型バスを試作し、9月中には完成して公開する。
同社が目指すのは大型バスのバリアフリー化。同社は9年前他社に先駆けて車椅子で乗降できる大型観光バスを導入、以来バリアフリーな構造、機能の研究を進め、経営革新計画承認などを受けエレベーター方式実用化に取り組んでいる。
車両からはみ出すリフト方式は駐車スペース確保が困難で、後続車による事故の危険性から既存のバス停は利用できない。スライドドア採用のエレベーター方式では余分な駐車スペースが不要で、既存バス停の活用もできる。現在特許を申請中。
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2010年07月20日号掲載  

三原JAがはちみつレモン飲料「ごっきゅん」

JA三原(三原市)は3日、瀬戸田産の減農薬レモン「エコレモン」を使ったペットボトル入りはちみつレモン飲料「ごっきゅん」を発売した。尾道大学芸術学部芸術学科の高岡陽講師の生徒が商品名やラベルデザインを制作したコラボ商品。レモンの香りと爽やかな甘酸っぱさが郷愁をそそる新商品で、瀬戸田産レモンのブランドを高める。
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2010年07月20日号掲載  

東洋整体学院が各種学校の認定受ける

東洋整体学院(福山市駅家町、金光勝己学院長=(株)東洋医研社長)は3月26日付で学校教育法に基づく各種学校の認定を受け、北は北海道から南は沖縄県まで70カ所の全国指導拠点体制を整えた。
同学院は福山市駅家町出身の金光学院長が研究、開発した「東洋整体蘇生術」に基づく整体士を養成する学校。東洋整体蘇生術は西洋医学の解剖学と生理学に基づいて東洋医学の持つ体験医学を技術的にまとめた施術法で、平成19年5月には施術例とともに概要をまとめた著書「人は蘇る」が出版されている。同学院で理論と実技を学んだ整体士は既に2000人を超え、うち1000人近くが独立開業して頭痛、肩こり、腰痛、高血圧など持病を抱えている人の悩みに応えている。
平成12年からは全国各地に実技指導ができるアカデミー制度もスタートさせ、九州、中国、四国、近畿から徐々に関東、東北、北海道まで拠点網を広げた。14年からは研究会も組織、技術向上を目指す整体士が全国各地から集う「東洋整体蘇生術スクーリング」も開催地を変えながら毎年9月に実施、300人前後が金光学院長ら幹部指導者から直接指導を受け、互いに情報交換しながら技術向上に努めている。
平成19年5月には駅家町に東洋整体学院新本部が完成、アカデミー制度の下で整体士の実技指導を行う東洋整体蘇生術「健康壱番館」の看板を掲げる店舗は全国に70店があるほか、中国の上海市内にも2店舗がある。
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2010年07月10日号掲載  

三原駅周辺で「はしご酒」

浮城・歩ラリ~実行委員会の主催、三原市や商工会議所、三原食品衛生協会などの後援で7月29日午後6時から三原駅周辺を会場に、市内では初のイベント「浮城・歩ラリ~ はしご酒」が開かれる。
市中心部飲食店の賑わい創出が目的。前売りチケット(2500円)を購入し、当日三原駅前市民広場の受付会場で引き換えとなるラリーカードに掲載された3店舗を1ドリンク、1チャーム、時間にして約20分間の滞在を原則として回る。8時30分までに同広場に戻ると景品として当日限り有効の3000円分の飲食券が160人に当たる。参加者全員に運転割引代行券を進呈する。
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2010年07月10日号掲載  

おやじ日本広島が発足

尾道市向島町の市民センターむかいしま「こころ」で7月4日、「おやじ日本広島」の設立記念事業が開催された。
おやじ日本広島は子どもたちが安心して育っていく環境づくりを目指す「おやじ日本」の広島支部となる任意団体。おやじ日本は広島県警本部長、東京都副知事を歴任した竹花豊氏が平成16年に設立し21年にNPO法人化した組織。
記念事業では竹花豊おやじ日本理事長が「青少年問題と大人の責任」と題して基調講演を行い、続いて竹花氏のほか五人が加わり、パネルディスカッションを行った。
おやじ日本広島の設立発起人にはコーディネーターを務めた堀川寛氏(牧師・広島刑務所教誨師)、パネラーの中原好治広島県議会議員、山下哲夫前広島弁護士会会長の三氏と内海正憲氏(公立みつぎ総合病院室長・尾道市P連OB会理事)、折笠廣司氏((株)椿き家社長・広島県倫理法人会幹事長)、竹内光弘氏(元広島県吉田警察署長・広島県更生保護協会評議員)の3氏の合計6人が名前を連ねている。会長には堀川寛氏が就任した。
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2010年07月10日号掲載  

(有)いっとくの「よさげ尾道」ブランド展開

しまなみ海道の柑橘を使った商品開発は、島内だけでなく、島々の合併後一層ブランド力を高めている尾道本土でも活発な動きがある。
県東部で「ベッチャーの胃ぶくろ」「ばくだん酒場」などユニークな居酒屋、カフェを多店化している(有)いっとく(尾道市)は商品部を設置し、地元特産品を使った商品開発を進めている。因島産八朔を使ったドレッシングと発泡酒を昨年末発売したのに続き、8月中には八朔を原料とした「はっさく島ポン酢」を発売する。
八朔ドレッシングは因島の和六農園が手掛けた八朔を100%使用。果汁と果肉が60%以上入った珍しいドレッシングに仕上がり、昨年12月に独自ブランド「よさげ尾道」シリーズ第一弾として数量限定で発売した。
同時発売の発泡酒「はっさくエール」は一次発酵のみのビールを無ろ過で瓶詰めし、ビールが苦手の人でも飲みやすい味。店昨年の「しまなみ大物産展」でも好評だった。
第三弾として来月発売する「八朔ポン酢」はカネヨ酢の杉田与次兵衛商店(有)(尾道市栗原町)が協力した。醤油と酢の味はしっかりあり、八朔果汁の甘さと調味料の甘みのバランスが良く、フルーツ感が強まった自信作。八朔特有の苦みは抑え、トンカツなどの料理とも相性が良い。
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2010年07月10日号掲載  

賃貸経営学ぶ「福山大家の会」設立

福山を中心に備後エリアで賃貸経営を行う大家が、情報交換やコミュニティサイトなどを通じて経営ノウハウを学ぶ「福山大家の会」が設立された。福山市丸之内の福寿会館を会場に6月26日開かれた設立総会には福山市内のほか尾道、東広島などから約20人が参加し、情報交換会やセミナーなどの活動方針を確認して活動をスタートさせた。
事務局は(有)豊田地所(福山市)。
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2010年07月01日号掲載  

商店街連合会が「尾道本通り活性化計画」発表

尾道市商店街連合会(木織雅子理事長)は6月16日、グリーンヒルホテル尾道で総会を開き、活性化委員会が策定した「尾道本通り活性化計画」を承認、古くて新しい商店街に向けた第一歩を踏み出した。
総会後、来賓を招いた懇親会の冒頭で「尾道本通り活性化計画」を対外的に初めて発表した。
「遊ぶ、住む、楽しむ」と題した尾道本通り活性化計画は平安期の港まちに自然発生的にできた市街地に端を発する歴史認識の下、昭和21年に土堂中央商店街が結成されてから現在までの歩みで始まり、現状認識、抱える問題、立地環境、達成目標などを明確化、新しいコンセプトを「幸福のための進化・遊ぶ、住む、楽しむ」と定め、具体的な実行計画を短期、中期、長期に分けて列挙している。
その中で、急速な商店街の過疎化が起きている現状を認識、将来は商店街を維持することができなくなる危機感を持った上で、観光地、街医者が多いこと、有力な公立高校や小学校の通学圏であること、尾道らしい祭りの主要舞台など立地メリットを生かした取り組みを掲げている。
■尾道本通り活性化計画
具体的には次の7つの柱に沿って取り組む。
「花と緑の潤いのある空間」。アーケードの柱の根元に花を設置するなど。
「居住人口増加・空き家対策」。低層マンションや高齢者専用賃貸マンションの整備など。
「若者に支持される個性ある商店街」。ゾーニングして若者が増える施設の導入など。
「各イベントへの対策」。誓文払いに替わってさくら祭りを最大のイベント位置づけ、土曜夜店を帰郷者の多いお盆まで実施するなどの改善と人が集まるイベントに向けた販売戦略など。
「音響・照明」。統一した照明と音響、夜間の危険性を低下させる常夜灯の点灯、若者の意見を取り入れた音響の午後8時または9時までの実施など。
「システム」。共通券ではなく市域の駐車場の駐車券を連合会で一括購入して個店で活用するなどの駐車場策、10~15人乗りの小型低床無料バスの時速15キロ以下での運行を目指す低床バス社会実験。
「インフォメーション」。「尾道本通り」の冠を付した各商店街の呼称方法の統一、インターネットなどの積極活用、商工会議所の実施する元気な店表彰制度の活用など。
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2010年07月01日号掲載  

ストリーズが中古トレーラーハウス販売開始

ストリーズコーポレーション(福山市)は全国でも珍しい中古トレーラーハウスの販売を4月から始め、利用例のPRも兼ねたカフェ&ソフトクリーム「STREAZZ」(ストリーズ)の店舗も6月12日にオープンさせた。
トレーラーハウスはけん引するタイプのキャンピング施設。アメリカで普及しており、長さ4~14mほどの多様なタイプがある。設備はシャワー、キッチン、トイレ、ベッドなどが装備されており、水道栓と電気コンセントがあれば、直ぐに生活が始められる。
このほどオープンしたカフェ&ソフトクリーム「STREAZZ」はトレーラーハウスとして世界的に人気が高く、弾丸列車風の個性的な外観が特徴の「エアーストリーム」を改装して店舗にした。
ソフトクリーム各種とかき氷、シェーク、ソフトドリンク各種、チーズドックなどをオリジナルの味でテイクアウト可能な形でも提供している。
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2010年07月01日号掲載  

キューピータウンプロジェクトが始動

ローズオニールが描き、誰からも愛され、天使の赤ちゃんをイメージさせる「キューピー」を福山のシンボルキャラクターに位置づけ、まちづくりを行おうと有志が集まり、6月25日に福山市内で「ふくやま『ローズオニールキューピータウン』プロジェクト」(中川理会長)が発足した。
「ローズオニールキューピー」は1909年にアメリカのローズオニールがキューピットをヒントに生み出した愛くるしい赤ちゃんのようなイラストが原点で、昨年誕生100周年を迎えた。
生活雑貨をはじめ、あらゆる分野で利用可能なキャラクターのアジアでの著作使用権は童話画家でもある㈱ローズオニールキューピー・インターナショナル(大阪市)社長の北川和夫氏が管理者。キューピーを使った雑貨を取り扱う商売繁盛研究所(福山市神辺町)の有吉伸一所長が友人の(有)中川塗装(福山市引野町)の中川理社長と夢を語る中でキューピーを福山のシンボルキャラクターにするアイデアが生まれ、二人が北川氏に提案したところ、北川氏が抱いていた夢と一致、まちづくりを前提にした使用許可が得られたもの。
キューピーを生んだローズオニールは名前に因み、バラも愛した。そのため誰からも愛されるキューピーとバラを組み合わせた作品も多く、キューピーがバラと大勢の仲間に囲まれたまち「キューピーヴィレ」を理想郷としている。この「キューピーヴィレ」をバラのまち福山で実現させようという目標も掲げた。
発足に先立ち六月二十日には北川氏が㈱ローズオニールキューピー・インターナショナル取締役でもある美佐子夫人と福山市を訪れ、福山とバラとキューピーを組み合わせたイラストとキューピーヴィレをイメージした横断幕作品を有志に手渡しで寄贈した。
発起人には高橋秀年ウエスギ㈱専務、倉田安彦クラタ食品(有)社長、寺田雅一㈱寺田鉄工所社長なども加わっており、14人で発足した。
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2010年07月01日号掲載  

アンデックス(株)「生姜のこつぶ」発売

自動車塗装ブースで国内シェアトップのアンデックス(株)(尾道市)はこのほど、ショウガを原料としたタブレット状の食品「生姜のこつぶ」を開発、尾道の新しい土産品として販売を始めた。
ショウガを原料に使った食品メーカーは尾道市内に多く、ショウガパワーで健康づくりをはかる尾道のイメージを商品になぞらえた。
商品はショウガの粉末に果汁を加えて味を調え、甘酸っぱい舌触りから清涼感とともに辛味があとから広がる清涼菓子。レモン味とリンゴ味の二種類を用意した。
パッケージには「おのみち」の文字と猫のキャラクターを入れ、レモン味はしまなみ海道の橋を、リンゴ味には浄土寺の多宝塔をイラストであしらった。40粒入り200円。
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2010年06月20日号掲載  

パティスリーオクモトが東京でレモンケーキ出品

菓子製造販売のパティスリーオクモト(尾道市瀬戸田町)は、レモンの皮を使った新感覚の焼菓子「まごころ」を、西部池袋百貨店で6月16日から22日まで開かれる「ヤフー!」のグルメショップ企画で販売する。
同店は香りと独特な歯応えを残す皮に着目、皮の油包と呼ばれる部分を壊さないよう手作業で五㎜角に刻んで、三、四回のアク抜きを経て煮込み、レモンジャムにして生地に混ぜ込む。
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2010年06月20日号掲載  

(株)阪井養魚場 秋からインドへも本格進出

「阪井の錦鯉」として知名度のある高級錦鯉生産の(株)阪井養魚場(三原市)では、経済成長が著しいインドネシアへの輸出が急拡大、今秋からはインドへの輸出も本格化させ、世界市場での存在感をいっそう高めていく。
最近の海外出荷額では、中間価格の鯉が多い中国を抑え、数百万円台と高額の鯉の出荷が増加しているインドネシアがトップとなった。経済成長が続く同国は人口が増大、国内需要も旺盛でGDP伸び率も高く、BRICsに次ぐ成長国として注目されている。同国への出荷増は、贅沢品を好み錦鯉を成功者のステータスと考える若い富裕層が急増していることなどが背景にある。
同社はこの秋からインドへの本格進出も計画している。同様に品評会をメーンとした戦略で、インドの富裕層を取り込みにかかる。
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2010年06月20日号掲載  

「AEDの使い方知って」とライブ+講習

けいれんで血液を流すポンプ機能を失った心臓に電極パッドを通して電気ショックを与える医療機器、AED(自動体外式除細動器)の普及が自治体や公共施設を中心に進んでいる。一方、使い方や設置場所などが広く知られていないのも事実。行政が開く講習会でも参加者は高齢者が多く、若者には浸透していない。
そこでAEDの使い方を知ってもらおうと若者向けライブにAED講習やシンポジウムを組み合わせるイベントが7月18日(日)午後2時からライブハウス「Cable」(福山市)で行われる。
主催するのは事務機器販売などの(株)サンエイ(福山市)営業部主任でインターネットテレビにも出演している徳永明彦さんらでつくる実行委員会。「Chain Of Survival!! 命の連鎖」と銘打った企画で、昨年7月の広島を皮切りに小倉、神戸、下関で開かれ福山が5度目。初回から司会を務める徳永さんが地元で開こうと実行委員会を組織し、広島開催の発起人でAEDの普及に努める広島大学病院高度救命救急センターの貞森拓磨医師らと準備を進めている。
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2010年06月20日号掲載  

尾道で「てっぱん」クランクイン

尾道が舞台に選ばれているNHK連続テレビ小説「てっぱん」が5月24日の尾道ロケでクランクインし、26日には尾道市向島町の鉄工所前で出演者らが会見した。
主人公村上あかり役のヒロイン瀧本美織さんと家族役を演じる母親役の安田成美さん、祖母役の富司純子さんの家族役3人がそろって会見した。
瀧本さんは「素敵なお二人と共演でき、楽しみたい。尾道はホテルや道の合間から海が見え、すごく和むところ。そんな雰囲気が肌から心に染み透っている」と抱負を述べ、質問に答えて「お魚も空気も、何もかもおいしい」と滞在する尾道の印象に触れた。
尾道ロケは14日間。しまなみ球場での野球応援シーンでは村上あかりがトランペットを吹きながら、尾道大学野球部員扮する尾道第一高校(土堂小学校が校舎設定)チームを応援。応援観客には一般のエキストラや尾道東高生徒ら416人が参加した。
会見を行った鉄工所は船具を製作する(株)新栄機工。ロケのために看板を舞台美術のスタッフが「村上鉄工所」に架け替え、自販機を危険物保管庫に変身させるなど、手間をかけて舞台づくりを行った。
実家の設定で、鉄工所前のロケではあかりの母親(安田成美)が大阪からの帰宅を複雑な思いで待つシーンを尾道水道をバックに撮影した。放送予定は10月4日の第7回予定。
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2010年06月10日号掲載  

(株)日本農園の第2野菜工場が落成

ボストンレタス(サラダ菜)の水耕栽培で国内トップシェアを握る(株)日本農園(世羅郡世羅町)は6月2日、第2野菜工場落成式を現地の特設会場で開催した。
落成式にはハイテク農業を国の立場で支援する長尾正彦経済産業省中国経済産業局長、前田安正中四国農政局生産経営流通部園芸特産課長のほか、山口寛昭世羅町長、平谷祐宏尾道市長、石川悟尾道商工会議所会頭のほか、流通取引先、地元金融機関、河原社長と親交のある地元備後地域の有力企業経営者ら約90人が来賓として出席。式典に続く、工場見学、祝賀会にも参加した。
落成式のはじめに、河原社長(尾道市の(株)河原会長)が「0.5haの栽培面積の増設で、約2haでの栽培が可能になった。効率も40%上がり、年間出荷量も681tの計画になる。路地栽培だと野球場200個分の栽培面積が必要。」と第2野菜工場の生産概要を説明した。
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2010年06月10日号掲載  

尾道造船が過去最高の増収増益更新

尾道造船(株)(本社神戸市、中部隆社長)は、このほど平成22年3月期決算をまとめた。
期中は過去最高の建造量を記録し売上高は930億1500万円を計上、大幅な増収を達成した。これは期中より工事進行基準の適用となり、仕掛り工事が工事の進捗度に応じて売上高に計上されたことが要因となった。
利益面でも新基準適用による固定費の回収増や設備投資の有効活用による効率化及びコスト削減効果で、経常利益は80億2800万円、当期純利益は47億3200万円を計上、前期に達成した過去最高の売上高、利益を大幅に更新した。
同社では昨年、船体ブロック製造の因島工場、パイプ加工の松永工場、尾道造船所の鋼材水切りクレーン新設等の大型投資を完了しており、同社独自の企画力、開発力を活かして国内他社や国外各社への競争力をさらに高めるとしており、着実に新規受注を確保している。
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2010年06月10日号掲載  

尾道ロイヤルホテルビアガーデンがオープン

尾道の風物詩、尾道水道の潮風と尾道三山の風景が楽しめる尾道ロイヤルホテル屋上ビアガーデン(℡0848・23・2111)が6月1日オープンした。
尾道市街中心部に近い10階建てホテルの屋上は特等席。今年は話題のお好み焼きも追加、海の幸、山の幸を取り入れた和、洋、中の料理や女性の希望に沿った多彩なスイーツ・デザート類も充実している。ずらりと並んだホテル料理で2時間ゆっくりと生ビール、ワイン、日本酒、ウイスキー、焼酎、泡盛、ソフトドリンクなどの飲み物が味わえる。
料金は大人男性4千円、大人女性3千7百円、中高生2千5百円、小学生2千円、幼稚園以下5百円でいずれも税、サービス料込み。
雨天時は室内を用意。8月末まで連日開催。9月15日までは予約で開かれる。
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2010年06月10日号掲載  

(株)ニチエーが来期の経営方針発表

食品スーパーを展開する(株)ニチエー(福山市)は5月26日、福山ニューキャッスルホテルを会場に第49期経営方針発表会を開催、取引先など207人をを招いて経営方針を発表した。
坂本社長は「4期前から売り上げは増加基調だったが今期は前年比96%。しかし経常利益率はここ3年で10倍の1.5%まで伸ばしており、来期は同4%を目指す」と自信をみせた。
異常値販売、安さの見える化、販売力強化で、ギフトや生鮮、ホテルシェフが監修した惣菜など今期の成功事例について説明。来期の社長方針は「ニューへの挑戦」とし、店舗力や商品力、社員とパートを含めた人間力など全ての基準を上げ、社員増強と新店計画を進めることなどを発表。「全員参加で市民の食卓に一番近いスーパーを目指す」と宣言した。
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2010年06月01日号掲載  

たけはらケーブルネットワーク始動

竹原市内全域をエリアに有線テレビジョン放送事業の計画を進めている(株)たけはらケーブルネットワーク(竹原市)は5月14日、中国総合通信局で福本憲司局長から山本静司社長に有線テレビジョン放送法に基づく有線テレビジョン放送施設設置許可状が交付された。
また、施設設置に当たり総務省から「地域情報通信基盤整備推進交付金」13億9千5百万円の補助金も受納している。
これにより竹原市内での有線テレビ事業がサービス事業の開始に向けて具体的な取り組みが始動する。
なお、同市港町、旧中四国フェリー事務所2階、竹原市役所総務課情報推進室分室内に、たけはらケーブルネットワークの現場事務所を開設した。
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2010年06月01日号掲載  

ガラス破片のアクセサリー尾道シーグラス誕生

ピアス、イヤリング等のショップ「LA・FORET」(尾道市)では、5月からエコ活動に協賛して「尾道シーグラス(尾道ビーチグラス)」と銘打ったアクセサリー等の販売協力を始めた。
尾道シーグラスは尾道を中心とした海岸砂浜に打ち上げられたガラス破片が素材。波に洗われ、安全に丸まった美しいガラス破片をシーグラスと呼ぶが、自然環境保護を目的に清掃活動を行う中で見つかるシーグラスをアクセサリーとして販売することで活動の輪を広げようと、今回のアクセサリー販売が始まった。
白、青、茶、透明など色も多様で形状も豊富。そんなシーグラスに装飾ワイヤーなどをアレンジしてペンダント等に加工した手づくり作品を店舗に展示、300円から500円で販売していく。ラ・フォーレと同じ経営の宝石・時計のモリシタ(尾道本町センター街)でも展示、販売している。
製作は市民グループL’s企画が行っており、所属メンバーがそれぞれ尾道市内の向島や因島、生口島などの海岸でガラス等の清掃活動を行いながら、きれいなシーグラスを見つけ出し、尾道の海を感じた観光客へのお土産にもしてもらえる「尾道シーグラス」に商品化している。
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2010年06月01日号掲載  

府中家具3年ぶりの単独展示会開催

府中家具工業(協)(府中市)は、創立60周年を記念して同所の府中家具協同会館で、5月19日、20日の2日間、単独開催は3年ぶりとなる府中家具展示会「大府中展」を開催した。
府中展には組合員企業のうち14社が「ブライダル~新しい婚礼のカタチ~」をテーマに会場2階に新作家具を展示し、売れる婚礼家具を提案した。
新作家具を展示した14社は▼宇野木工(株)▼桑田家具(株)▼佐々木木工(株)▼皿田木工(株)▼高橋工芸(株)▼土井木工(株)▼(有)東洋美術家具▼松井木工(株)▼(株)松創▼マルケイ木工(株)▼村上木工(株)▼森岡家具工業(株)▼森本木工(株)▼若葉家具(株)。
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2010年06月01日号掲載  

「海フェスタ」尾道で開催決定

平成23年に「海フェスタ」が尾道で開催されることが決まった。
「海フェスタ」は毎年、海の日を中心に全国の主要港湾都市で開催されているイベント。皇族のご臨席をいただいての記念式典、祝賀会、海の総合展、港湾施設一般公開、各種講演会、地域行事などがこれまでの海フェスタで行われている。
尾道市では海フェスタおのみち実行委員会(仮称)を組織し、平成23年7月18日の海の日を中心に7月16日から31日までの開催へ準備に動き出す。
今年は長崎などの開催予定、昨年実績の神奈川は「海フェスタよこはま」と題して開催、約55万人が参加している。
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2010年05月20日号掲載  

飯島企画が販促コンサル事業スタート

HP制作などの飯島企画(三原市)は、飲食店や理美容院など小売、サービス業を対象とした集客・販促コンサルティング事業を始める。
同社はHP制作とパソコンサポートで6年前に起業し、地元中心に実績を拡大。同時に集客の研究を続け、HPと携帯メール集客、チラシの融合効果を実感した。コンサル事業ではそのノウハウを提供し、飲食店やサービス業の活性化を支援する。
同社は集客、販促の著名コンサルタントと提携。各分野に精通する専門家を講師に招き、六月から備後エリアでセミナーを積極的に開く。
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2010年05月20日号掲載  

上野整形外科・リハビリ科医院が開院

福山市水呑町、芦田川大橋南詰め北側の交差点角地に建設を進めていた診療施設、上野整形外科・リハビリ科が完成、5月29、30日の2日間、内覧会を開き6月2日開院する。
スタッフは医療機器など担当の常勤者と非常勤の9人を配置する。隣接地には調剤薬局もある。駐車場は20台を収容できる。
同医院は、金沢医科大学を卒業、岡山大学医学部付属病院、福山医療センター整形外科研修医、日立造船因島総合病院整形外科、香川県厚生連滝宮総合病院整形外科医長などを務めた整形外科専門医上野孝展さんが開院した。
実父の上野武久さんは昭和55年尾道市高須町で上野整形外科医院を開業し、現在は医療法人社団上野会理事長を務め、院長は長男の宏泰さんが務めている。孝展さんは次男。
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2010年05月20日号掲載  

メディアアート(株)が観光写真サイト構築システム

システム開発などのメディアアート(株)(横浜市)が自治体や観光協会向けに観光写真サイトを構築できる「フォトバンクシステム」を開発し、中国支社(三原市)も県内を中心に営業をスタートさせた。
観光振興策として一般的な写真コンテストは、告知から展示場確保、実際の運営まで負担が大きい。そこでサイト上で写真展を簡単に開けるシステムを開発した。自由なテーマでの写真募集、写真データの公開、管理が簡単な操作で行える。写真の詳細ページでは閲覧者が写真をダウンロードできるだけでなく、地図サイトのグーグルマップとも連動して表示。撮影場所や周辺の店、観光スポットも表示でき、現地を訪れたくなるような情報を掲載できる。
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2010年05月20日号掲載  

(有)府中工芸社がカープのテーブル発売

店舗家具、建材製造などの(有)府中工芸社(府中市)は広島東洋カープのマスコットキャラクター「カープ坊や」を天板にデザインしたローテーブルを開発、球団公式グッズの認可を受けて発売した。
テーブルは部品数を絞った組立式。材は木質繊維を成形した中質繊維板で、塗装はホルムアルデヒドやトルエンなどを含まないエコウレタン塗装。楕円形の天板に、カープ坊やをシルクスクリーン印刷した塩ビシートを圧着する。価格は1台3万9千円。
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2010年05月10日号掲載  

(有)仙石組が自然薯入りそうめん発売

農業に進出した土木建設業の(有)仙石組(三原市)では、同所の農場「せんチャンファーム」で栽培している自然薯の粉末を練り込んだ「自然薯入りそうめん」を発売した。
同社は一昨年末農業に進出し、事務所隣接で田を深耕して畑に整備、自然薯栽培を始めた。
自然薯手掘り体験やむかご採り体験などイベントも計画中。
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2010年05月10日号掲載  

青木プロパン(株)が太陽光発電システム設置

青木プロパン(株)(尾道市)はこのほど、太陽光発電システムの販売を前提に効果を体感するため、三菱製産業用太陽光発電設備を本社屋上に設置した。
設置したシステムは多結晶シリコンタイプで、約1.7m×0.9mのパネル60枚で発電。1枚当たり185Wと高効率の産業用パネルは合計で11.1kWの発電容量となっており、会社入口(外部)に取り付けた表示装置で常に発電量を表示している。
また社内発電詳細表示システムで日中の動き、月次記録などをグラフなどで分かりやすく表示させ、太陽光発電による節約効果、CO2削減などのエコ効果を視覚的に知ることができる。
同社は太陽光発電システムの営業も徐々に始めている。
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2010年05月10日号掲載  

ロゴス(株)がヴォイストレーニング講座

企業・選挙広報支援、コミュニケーションコンサルティング、研修などのロゴス(株)(尾道市、河野正夫社長、℡0848・48・0801)は、ビジネスや就職、教育など目的に応じて表現力、説得力、指導力などを高める本格的なヴォイストレーニング講座を開講するため受講者の募集を始めた。
同社主宰の「ロゴス・アカデミー」の新講座。プレゼン力や経営幹部のリーダーシップ開発、学生の就職試験や教員採用試験対策、現役教員の指導力向上などを支援する。話し方マナーをはじめ発声法やイントネーション、渇舌改善など相手に声を届けるデリバリーの力を高めると同時に、商談成立や就職試験突破など受講者の目的に応じて話す内容・コンテンツ指導にも力を入れる。
講師は市内在住のヴォイストレーナー武田智子氏とロゴスの河野社長。武田氏はビジネス専門学校で接遇、自己表現、秘書検定などの講師を担当、FMラジオのパーソナリティ、朗読講座講師も務める。
選挙広報の実績が注目されている河野社長は教員採用試験対策講座で3000人を指導、高い現役合格率を叩き出しているコミュニケーション戦略のプロ。2人のプロがタッグを組む強力な講座となっている。
基礎コース(3時間)、応用コース(同)は1または2日間完結のシンプルな講座。受講料は各コース8400円。

2010年05月10日号掲載  

(社)三原法人会青年部会が20周年

(社)三原法人会(勝村善博会長)の青年部会(大名毅部会長)は4月23日、三原国際ホテルを会場に創立20周年を祝う記念式典と祝賀会を開いた。第10代部会長の大名毅部会長があいさつ、勝村会長も激励の挨拶を行った。来賓紹介に続き宇佐伸次二十周年記念事業委員長から、現在の三原の写真を広く募集して資料的な価値のある冊子をまとめる記念事業「2010年の三原を写真で残そう」について説明があった。
また歴代青年部会長に感謝状を贈呈した。
祝賀会は広島県立大学三原キャンパスアカペラ同好会によるコンサートでオープニング。マジックショーを楽しみながら歓談した。
記念事業の「2010年の三原を写真で残そう!!」は、10年前の10周年で実施した記念事業に続くもの。今の記録として残したら、将来2010年を振り返った時に時代を感じられると思われる写真を募集し、20周年記念誌「2010年の三原」として発行する。
撮影テーマは流行や会社の制服、学生の行動や若者の習俗、世相、街角の風景、生活用具や乗り物、祭礼、建物、イベント、自然などを想定している。応募作品の中から掲載作品を選ぶ。A4判、30ページ、300部の予定で、市内小学校や図書館、郷土資料館などに寄贈する計画。
郵送か写真データファイルをメールに添付して送る。携帯電話のメールでも可能。添付ファイルは3MBまで。テーマ名、郵便番号、住所、名前、性別、年齢、連絡先を記入して申し込む。応募無料、応募先は〒723―8555、三原市皆実4-8-13原商工会議所内(社)三原法人会青年部会「記念誌 2010年の三原」係まで。問い合わせは℡0848・62・0524。
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2010年05月01日号掲載  

新築移転の広銀三原支店が1周年

広島銀行三原支店(三原市)は港町からジャスコ三原店前の城町に新築移転して一周年を迎えたことから、記念セミナーを行ったほか、初めて三原ブランド商品を一堂に集めたロビー展や写真展などを実施、話題を集めている。
記念セミナーは4月20日、同支店2階で開催。広島民族学会理事の楪博自氏を講師に「三原の歴史について」と題した講演を行った。
三原ブランド展示は、市ふるさと情報発信事業推進協議会が認定した「三原ブランド」35点の現物やパッケージを一堂に集めてロビーに特設コーナーを設けたもので、認定を受けて初めての展示となった。
赤ワインを使ったコンポート菓子、やっさをテーマにしたラーメン、饅頭、干しだこ、たこめしの素、タコのせんべい、おから、くりーむン、玄米が原料の飲料、日本酒、醤油、だるま、介護ユニットなど多種多様な商品が集まっている。
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2010年05月01日号掲載  

尾道てっぱんグランプリ2010開催

尾道みなと祭の2日間、尾道青年会議所(鍜治川立章理事長)は市役所南側駐車場を会場に「尾道てっぱんグランプリ2010」を初めて開催、B級グルメで人気の模擬店が全国から集まり、地元店と合わせて20店舗が腕を競った。
会場には静岡の富士宮焼きそば、岡山の津山ホルモンうどん、福岡の小倉焼きうどん、今治の焼豚玉子飯、焼き鳥、呉の焼きカレー、竹原の竹原焼、地元尾道のいかフライ焼きなどが並び、来場客が食べ終わった箸で投票した。
初のてんぱんグランプリは今治の焼豚玉子飯が選ばれた。
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2010年05月01日号掲載  

「マルナカ」福山店の建設工事着工

岡山県内を主地盤に兵庫、大阪、広島県内に食品スーパー「マルナカ」を展開している(株)山陽マルナカ(岡山市)は、広島県東部初進出となる「マルナカ福山店」の建設工事に着工した。
すぐ近くには地場食品スーパーの「ハート加茂店」があり、約5km南の神辺町には大型商業施設「フジグラン神辺」が営業している。
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2010年05月01日号掲載  

ゴトウ石油(株)が手作り電気自動車

ガソリンスタンドなどを経営するゴトウ石油(株)(尾道市)が中古車を電気自動車に改造できるキットの販売代理店となり、手作りした第一号車の貸し出しなどで普及活動を行っている。
軽四自動車を改造。エンジンなどを外してモーターや制御装置を取り付けた。今年2月22日に車検を経てナンバープレートを取得、公道を自由に走れるようになった。改造キットは開発した新潟県長岡市の(有)本田商会から仕入れた。
3月14日には初の「手作り電気自動車教室」を開催。60人が集まり、講師は本田商会の本田昇社長と東京大学の村沢義久特任教授が務めた。
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2010年04月20日号掲載  

世羅町内初児童デイサービス事業所が開所

世羅町内初となる児童デイサービス事業所「すずらん」(同町)が4月10日、同所施設内に関係者や地域住民ら約100人を集め、開所報告会と記念講演会を開いた。
すずらんは昨年3月末に統合のため閉所した東保育所の施設を再利用して今年4月1日にオープン。コミュニケーション能力や衝動的行動などの悩みを抱え、発達障害のある未就学児を通所で預かるほか、保護者の相談に応じる。
定員10人。世羅町内には同様の施設が無かったため、町外施設に通っていた6人が既に利用を始めている。
報告会では運営する(株)のとテックの能登哲夫社長が感謝のあいさつ。来賓の山口寛昭町長が開所を喜んだ。
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2010年04月20日号掲載  

万田発酵(株)が新農場「万田びっくりファーム」

健康食品など製造販売の万田発酵(株)(尾道市)は、本社敷地内の駐車場だった土地を新農場としてリニューアル、農業分野での情報発信強化を目的に、4月13日「万田びっくりファーム~健康農法~」としてオープンした。
同社が「健康農法」をキーワードに農業に関する情報発信を強化する目的で開設した。約3千3百平方mの敷地でハクサイなどの野菜類や現在11種類nのハーブ類など育てるほか、重さ20㎏を超えるジャンボ大根も展示した。
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2010年04月20日号掲載  

住宅団地「星の里いせき」分譲開始

神石高原町が同町井関の、国道182号沿いに造成工事を進めている定住型住宅団地「星の里いせき」の分譲を4月下旬から始める。
同団地を取得すると特典として子育て世代の人は土地価格10%引き、木造住宅建築費最大100万円まで助成、固定資産税額相当額5年間半額助成、住宅建築用に町有林の木を無料で進呈する。
団地の一区画は約540平方m、坪単価2万円から2万1千円。
問い合わせ℡0847・89・3332まちづくり推進課。
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2010年04月20日号掲載  

尾道国際ホテルに「尾道でハイボールナイト」

山陽ホテルグループ(髙橋宏明社長)の尾道国際ホテル(尾道市新浜1、℡0848-25-5931)は3月27日、尾道水道の夜景を望む8階スカイラウンジ「クリスタル」内で多彩なハイボールが気軽に楽しめる空間「尾道でハイボールナイト」の営業を始めた。
ハイボールは日本ではウイスキーをソーダ水で割ったものを指すのが一般的。尾道国際ホテルではハイボールとよく合うシングルモルト、ブレンデッド、バーボンなど多彩なウイスキーを集め、約30種を提供する空間を整えた。
トリスや角など気軽な銘柄に加え、タリスカー、トマーディン、ボウモア、スプリングバンク、山崎、白州、余市、ザ・マッカラン、グレンフィディック等の10~18年ものなどじっくり味わえる銘柄も揃う。
料金はチャージ料不要で一杯700円から。ザ・マッカラン18年で1500円。チーズ盛り合わせ、ミックスピザ、ソーセージ、カツサンドなどつまみ類もハイボールとの相性を考慮している。
営業は午後4時から11時。日曜日、祝日は休み。

2010年04月10日号掲載  

三原フィッシャリーナ8月運用開始

三原市内では須波PBSに次いで三原市が初めて整備するプレジャーボート専用の係留・保管施設の整備が幸崎町能地の能地漁港内で進んでいる。海上係留施設70隻分の工事はすでに完成、現在は暫定的に50数隻が利用している。
21年度で完成したのは海上係留施設(オーナーバース)65隻と臨時係留施設(ビジター)5隻の合計70隻。両施設には旧能地漁港内に係留していたプレジャーボートを施設工事で移動していた50数隻を暫定利用させているもので、一般募集する暫定利用も駐車場施設が完成する8月には供用が始まるため未契約利用分とともに使用料契約して利用料徴収を始める。
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2010年04月10日号掲載  

吉岡システムが木材ブラスト新技術普及へ

はつり工事、ブラスト処理、オリジナル工具販売などの(株)吉岡システム(福山市)は、独自のブラスト工法「モイスチャーブラスト」の派生技術として、木の木目が浮き出る古来の技法「浮(う)造り」を現代版で再現、装置販売とロイヤルティ収入を見込み、技術普及につなげる木製品加工を始めた。
技術の知名度を高め、木工業者などを対象にブラスト装置販売とリース、技術使用のロイヤルティ収入につなげる。
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2010年04月10日号掲載  

エブリイが100円ベーカリー1号店

広島、岡山県で食品スーパーを展開する(株)エブリイ(福山市)はこのほど、(株)阪急ベーカリー(大阪府池田市)と業務提携し、100円(税込み105円)に価格を統一したインストアタイプのパン販売店「100円ベーカリーショップ」第1号店を4月16日に本庄店(福山市南本庄1丁目)内にオープンする。
人気の高いウインナーデリカ、明太フランスなどに、定番のミニバケット、ガーリックフランス、メロンパン、クリームパン、惣菜パン、クロワッサンなど60アイテム以上のパンが並ぶ。
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2010年04月10日号掲載  

瀬戸田の旅館4代目が銀座に料理店

生口島・瀬戸田の住之江旅館(尾道市瀬戸田町)の4代目、大谷康文さん(36)が2月末、東京銀座に瀬戸内の山海の幸を提供する「瀬戸内料理すみのえ」をオープンし、関東から瀬戸田に訪れていた旅館の常連客を中心に早くもリピーターが定着するなど話題を呼んでいる。
大谷さんは船場吉兆で5年間修業。その後現代表摂夫さんの体調不良から瀬戸田に帰り、住之江旅館を料理長として支えてきた。摂夫さんが無事復帰し、また関東の常連客から「東京に店を出してほしい」との要望が高まっていたこともあり、東京での挑戦を決心した。
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2010年04月01日号掲載  

岡崎工業がオーダーメード家具の新事業開

船舶艤装品製造などの(有)岡崎工業(尾道市)は3月1日から、金属と木を組み合わせ店舗什器などをオーダーメードで製作する新事業を始めた。
企画・デザイン、受注窓口として独自のアパレルブランドも持つセレクトショップ「マザーアース」(福山市)と連携。金属加工技術を活かし、鉄やステンレス、銅、アルミと、木材なら足場板から銘木まで予算と要望に応じて最適な素材を提案、家具リフォームにも応じる。既に装飾棚、大型棚受けなど什器類や建具、ステンレスを切り抜いた表札などを制作した。
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2010年04月01日号掲載  

因島技術センター安全体感施設が開所

因島技術センター運営協議会(尾道市因島土生町)は、内海造船㈱因島工場内に整備を進めていた「因島技術センター安全体感施設」が完成、3月22日に同所で開所式を開いた。
この施設は、高所、回転、電気、玉掛作業など危険体感の設備を設置している。
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2010年04月01日号掲載  

尾道ではしご酒イベント初開催

尾道市役所に近い尾道の伝統的な飲食店街「新開」で3月17日、参加店のマップを手に3軒のお店を飲み歩く「尾道しんがい覇酒互(はしご)ざけ」が初めて行われ、404人が参加した。
チケットを購入した参加者は、午後7時にハッピー久保をスタート、企画に参加する69店舗の中から3店を回ってラリーカードに押印を集め、午後8時30分までにスタート地点へゴール、抽選に臨んだ。抽選はその日から使える参加店共通飲食券3000円分が参加者の半数に当たった。
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2010年04月01日号掲載  

「マリンリーフ」がパリコレで輝く

フランスのウェスティンパリで1月27日、日本の先駆者でトップを走り続けるウェディングデザイナー桂由美氏の2010年パリオートクチュール(通称パリコレ)が華やかに開かれ、メーン素材として「尾道マリンリーフ」が輝いた。
世界でも認められている桂由美氏のパリコレ。今年は「魅惑の森」と題され、メーンに人気モデル三姉妹の一人道端ジェシカが出演。昨年のパリコレでブーケを飾ったマリンリーフを今回のショーではドレスやベールなど全般に採用し、自然から贈られた新素材として世界一流のファッション業界に一挙に発信した。
マリンリーフは鯛のうろこの美しさに魅せられた田中京子氏が5年前から着色や脱臭の研究を専門家に依頼するなど試行錯誤を繰り返し、3年前に尾道を発信地として活動を始めた。その斬新さと芸術性に「ひろしまベンチャー大賞助成金」も贈られている。
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2010年03月20日号掲載  

笠岡神島に1千万円「千金堂」住宅

建設業の小堀建設(株)(笠岡市)は昨年加盟した住宅FC「千金堂」の住宅を笠岡市神島で完成し、県内では初となる完成見学会を4月3日(土)、4日(日)の2日間、午前10時から午後4時まで開く。
昨年9月、1000万円(税込み1050万円)住宅を展開するFC「千金堂」(本部=(株)千金堂、東京都)に加盟し、岡山西店として営業開始。笠岡市神島で一棟目となる次世代省エネ基準適合の高断熱住宅に着工した。
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2010年03月20日号掲載  

県東部運転免許センターの立駐が完成

広島県東部運転免許センター(福山市)北側に隣接して建設していた立体駐車場が完成、4月から供用を始める。
同駐車場は新庁舎の完成後、旧庁舎を取り壊して立体駐車場の建設を進めていたもので、規模は鉄骨造り5階建て6層、約340台を収容できる。
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2010年03月20日号掲載  

コーコス信岡がトップの若返り

ワーキングウェア等製造の(株)コーコス信岡(福山市)は、3月12日に開催した取締役会で信岡正郎社長の会長就任などのトップ交代を決定した。
今回の異動は、同社を取り巻く経営環境に対応するため社長交代による若返りを図り、代表者2人体制によりさらに強固な営業基盤を確立し、さらなる業績の向上に向けた取り組みを推進する、としている。
代表取締役社長信岡正郎氏が代表取締役会長に退き、最高経営責任者に就任する。新しく代表取締役社長最高執行責任者には、専務取締役経営企画室長兼営業一部長兼ワークショップ営業推進室長営業・生産統括執行役員の塔本泰広氏が就任した。
塔本泰広社長は、兵庫県西宮市出身の60歳。伊藤忠商事(株)から平成15年4月コーコス信岡入社。
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2010年03月20日号掲載  

(株)ミッションパワーが経営コンサル「ブレーン事業部」

人材派遣業の(株)ミッションパワー(福山市、田辺敏幸社長)は、人事や社員教育など「組織と人」を切り口に総合的なコンサルティングで業績向上を支援する「ブレーン事業部」を設置、営業をスタートさせた。
コンサルを行うのは人材派遣に30年以上携わってきた田辺社長。平成15年の独立以前に所属した人材派遣会社の管理職時代も含め、派遣先企業のトップから持ち込まれる経営や人事などに関する多くの相談に応え、課題解決や業績向上に貢献してきた。「小規模事業所に必要なのはオールラウンダー」と管理者クラスが現場勤務を兼ねるよう提案したり、時には、必要な社員だけに絞り込み、可能な分野では人材派遣を活用するリストラ案といった厳しいアドバイスで業績回復を実現した例もある。
苦しい時に悩みを聞いてくれる存在を求める経営者は多いが、相談相手は少ないのが現状。田辺社長も苦しんだ経験から同様の要望は多いと判断し、人事、労務、組織強化など人材に関するアドバイスを通じて業績向上への貢献を目指す。またIT、金融、企業情報、広告の専門家など同社長自身のブレーンと協力しながら、情報化や資金繰り、事業承継など幅広い相談にも応じていく。
費用は、個人事業者や資本金1000万円未満の法人は基本料金が月5万円、それ以上の法人は同10万円。初期には毎月訪問し、現状把握や課題抽出に努める。対策などの構想がまとまった段階で2カ月に1回訪問の本契約に移行。電話やメールなら双方が納得いくまで月何回でも相談にのる考え。オプションは組織の変更図作成、給与や就業規則見直し、新入社員教育、社員や管理職の教育など。田辺社長は「時代のせいにせず、勝ち残るための組織と人づくりの相談に乗ります。まずは勇気を持ってお電話を」と呼び掛けている。
既に地元の製造業2社と仮契約しており、本契約に移行していく予定。10社程度の顧問先を開拓していく。
田辺社長は「びんご経済レポート」毎月20日号の連載「人財・人材・人在・人罪」の寄稿者。

2010年03月10日号掲載  

日本振興銀行福山店がオープン

中小・零細企業を対象に営業展開している日本振興銀行(株)(東京都千代田区)は、福山市船町国道2号沿いのアオンズ福山ビル1階に、日本振興銀行福山店を開設、3月1日オープンした。
県内では広島店、広島西店に次いで3カ所目となる。
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2010年03月10日号掲載  

(株)秀和が高級タイシルク製品卸し開始

家具小売、雑貨店経営の(株)秀和(三原市)は、手織りの高級タイシルクを使ったベッドリネンや衣類などの卸事業を新たに始めた。
同社が取り扱うシルク製品は広島の繊維製品メーカー(株)TTJ(広島市安佐南区)が製造。タイ現地工場で職人が手織りするシーツ、布団カバー、枕カバーなどベッドリネンとパジャマ、ニット製品などの衣類、まゆ玉やブラシなど美容関連商品のトータルブランド「ゴールデンシルクNo11」を扱う。
美容商品は百貨店などで販売されているが、リネンや衣類を加えたトータルな品揃えは全国でも同店のみという。
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2010年03月10日号掲載  

福山市内2号店コスモス多治米店が27日オープン

九州地盤に低価格路線で、スーパードラッグコスモスを展開する(株)コスモス薬品(福岡市)は、福山市多治米町に建設していた新店舗「ディスカウントドラッグコスモス多治米店」が完成、2月27日オープンした。
県内には平成20年10月、福山市に新涯店をオープンしたのが1号店で、多治米店は県内でも2号店。
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2010年03月10日号掲載  

三菱OBらが瀬戸田町にキャンプ場など開設

一昨年に三原の三菱重工業を定年退職した岡本侑祥さん(62)とその仲間が、生口島南側の海沿いに広がる塩田埋立地を整備してキャンプ場や多目的グラウンドを備えた農園併設の施設「安らぎ農園 ポルト侑遊」(尾道市瀬戸田町宮原)を開設し、試験的に運営を始めた。
生口島北ICから車で約10分、同南ICから3分で、岩城島が真正面に見えるロケーション。一昨年春に三菱を退職した三原市在住の岡本侑祥さんが親戚の保有する土地の有効活用を兼ね、「仲間同士で気兼ねなく、楽しく過ごせる場所を作ろう」との思いで同じ三菱OBなど有志三人と一緒に整備。荒れ地だった埋立地をブルドーザーなどで約5カ月かけて整地し、4人が設計や電気工事など得意分野を担当してログハウス風の2階建て管理棟を建築した。管理棟とグラウンドの間にはシャワースペースを備えたトイレも設置。日除けのガゼボも手作り。夏までに倉庫を増築する。
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2010年03月01日号掲載  

神辺町商工会が初の展示・即売会

古くから繊維産業の町として知られる福山市神辺町、伝統産業の繊維製品の復活を目指して神辺町商工会が主催して「来て見て!わが街産品市」のキャッチフレーズで初の展示・即売会を開催する。
会期は3月20日から22日までの3日間同市御幸町の県立ふくやま産業交流館(ビッグローズ)小展示室、時間は10時から17時まで(最終日は16時)まで。
展示・即売会には地場関連企業18社で、自信の自社製品を揃え「わが街にこの商品あり」と得意の製品を出展する。
出展企業は▼(有)アルファ企画(デニム雑貨)、▼(株)アモロッソ(癒しの人形、婦人衣料)、▼運竹工房(竹酒、竹製品)、▼遠行工房(木工製品・おもちゃ)、▼川崎撚糸(株)(和紙のバスマット)、▼カーショップコヤマ(オートバイ)、▼金島商店(クロスタニン)、▼川上被服(手作り雑貨・衣料品)、▼サンバレイ社(食器・ボディ洗い布)、▼(株)サンエス(衣料品)、▼サン・ビネット(木製品)、▼田中細幅(有)(ベルト・テープ)、▼(有)中村金襴工場(金襴)、▼(有)藤井リボン(真田紐)、▼神勝寺焼陶津窯(陶器)、▼松永下駄工房(有)(下駄)、▼(株)吉岡システム(木工製品)、▼LLP和楽美(風呂敷バッグ)
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2010年03月01日号掲載  

尾道に日本3大桜の子孫樹そろう

尾道市が実施する「おのみちマイ桜制度」の植樹会が21日、千光寺公園の市美術館南西部の斜面(金花園跡付近)であった。
マイ桜の管理者に選ばれた15組が参加、市職員や尾道市造園安全協力会、樹木医の村上幸弘さん(大信産業(株))、桜保存基金から苗木代金を寄付している尾道青年会議所会員ら指導スタッフも含む約150人がソメイヨシノ15本などを植樹した。
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2010年03月01日号掲載  

漫画家かわぐちかいじ氏が故郷で講演

尾道青年会議所は2月16日、ベイタウン尾道内尾道産業会館を会場に、尾道出身で日本を代表する漫画家かわぐちかいじ氏を講師に講演会を行い、予定を上回る会員と一般市民を合わせた約320人が熱心に聴講した。
テーマは「リーダーの条件~誇りある明日の為に~」。第1部で講演を行い、第2部で鍛治川立章理事長と対談した。
かわぐち氏は、明治維新の印象深いリーダーとして西郷隆盛と大久保利通を挙げ、革命には壊す力とつくる力がいり、2人が持つ魅力を説明した。またキューバのゲバラとカストロについて取材を基に、21世紀のリーダーを考えるとき大きな存在として、その魅力を話した。最後に身の回りの話として、尊敬する編集長を例に「この人となら安心して仕事ができると思った」などのリーダー像を示した。
そして、「いまのままではいけないと多くの人が考えるが、はっきりした形はできていない。いまの若い人は苦労すると思う。青年会議所は自分の中になる熱意を信じ、理事長の熱意に付いて行ってほしい」と締めくくった。
その後、鍛治川理事長との対談に移り、自作の漫画「ジパング」での話では、この人となら安心というキャラクターと、目が離せない不安はあるが天才的にやれる人というキャラクターを描いたと、第一番の読者である自分が信じるリーダー像を説明し、若者にエールを送った。
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2010年03月01日号掲載  

トマト銀行福山支店が改築完成

(株)トマト銀行(岡山市)は、福山市の駅前大通り東側ローズナード霞商店街入口角に開設している、トマト銀行福山支店の店舗を取り壊して全面改築工事を進めていたがこのほど完成した。福山市郵便局前の仮店舗から移転、3月8日から新店舗で営業を始める。
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2010年02月20日号掲載  

(株)クラウン・ワークスがメール活用提案

リピート客専門コンサルティングと顧客管理代行の(株)Clown works(クラウン・ワークス、尾道市)は飲食店や小売店、サービス業などを中心に、メールを活用し顧客のリピート率向上、売上拡大に向けたシナリオ構築支援から配信代行までを月額数千円の低価格で行うサービスを開始した。
メールの活用では、再来店を促すメール反応率で最高約68%、月間平均で約36%を出すなど大きな成果を上げている。
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2010年02月20日号掲載  

平山郁夫さん「お別れの会」に800人

昨年12月2日に79歳で逝去した尾道市名誉市民の日本画家、平山郁夫さんを偲ぶ「お別れの会」が13日午後1時から、尾道市瀬戸田町のベル・カントホールを会場に行われた。平谷祐宏尾道市長を委員長とする実行委員会が主催し、約800人の参列で満員となった。
シルクロードの月と太陽の屏風を背にほほ笑む平山さんの遺影に向かい黙とうを捧げた後、故郷である瀬戸内海の海を創作の原点としてシルクロードやしまなみ海道を舞台とした画業、文化財保護への世界的な貢献など平山さんの偉業を讃える追悼映像を上映した。
続いて平谷尾道市長、前県知事の藤田雄山氏、中国新聞社社長の川本一之氏、最後に平山さんとは修道中学での同級生でもある東京広島県人会会長の林有厚氏((株)東京ドーム会長)がお別れの言葉を贈った。
謝辞では遺族代表で平山さんの長男、廉氏が感謝を述べた。
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2010年02月20日号掲載  

世羅町のリサイクル店「がらくたや」が営業本格化

携帯電話ショップの多店舗展開などを行っている(株)のとテック(尾道市)が世羅郡世羅町にオープンさせた大型リサイクルショップ「がらくたや」が試行錯誤を経て来店客ニーズに応じた品揃えで営業を本格化させている。
がらくたやは家具、厨房機器、家電製品、事務用品、食器、生活用品など多彩なリサイクル商品をそろえたリサイクルショップ。店舗や事務所、家庭で必要な道具や機器、小物などが掘り出し物価格で揃う。置物やジュークボックスなど一部アンティーク商品も並ぶ。
約250坪の倉庫内を商品展示スペースに使用。昨年10月のオープン以来、徐々に取扱品目を増やしており、買取りはせず、販売に専念している。
リサイクルショップ「がらくたや」=世羅郡世羅町西上原102-3、℡0847-22-5011。火曜日定休。
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2010年02月10日号掲載  

シモハナ物流が尾道物流センター建設

広島に本社を置き岡山、山口両県内にグループ企業を立地しているシモハナ物流(株)(安芸郡坂町)は、尾道市西藤町の農地跡に尾道物流センター(仮称)建設計画による敷地造成工事に着手した。
計画では同所の農地を造成し、大規模集配ターミナル施設を建設する。
宅地化造成工事は4月末完成し、建て屋の建築工事に着手する。
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2010年02月10日号掲載  

(株)協和産業が住友林業グループと住宅内装品共同開発

高級家具塗装、自動車部品塗装などの(株)協和産業(府中市)は、特殊塗装の実績を活かして大手住宅メーカー住友林業グループと住宅内装品の共同開発を進めており、この春の発売が決まった。
同社は府中家具の高級家具塗装で創業し、今年で三十周年。「ピアノ塗装」と呼ばれる塗装技術を昇華させてきた。昨年3月には住宅産業大手の住友林業(東京都)のグループ会社と業務提携し、住宅内装品の新商品開発を進め、この春から発売される予定。
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2010年02月10日号掲載  

桂馬蒲鉾商店がかまぼこスイーツ第3弾

(有)桂馬蒲鉾商店(尾道市)は2月2日からかまぼこスイーツ第3弾「ちょこわんず」を新発売した。2月28日までの限定販売。
月替わり天ぷらのシリーズ商品で1月は「あずきわんず」で好評を得た。バレンタインデーのある2月の「ちょこわんず」はすり身と卵をベースにカカオバターを加えたふんわり生地に、アーモンドチップをのせたデザート感覚のかまぼこ。チョコレート菓子のように見えるプラスティックケース入りで5個入り500円。
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2010年02月10日号掲載  

尾道造酢(株)が飲用酢の2商品発売

酢製造販売の尾道造酢(株)(尾道市)は2月下旬から、飲用酢「尾道銘酢」シリーズとして新商品を開発、イチジクが原料の「無花果酢(す)いーと」と、既存の柿酢ドリンクをリニューアルした「柿酢いーと」の2商品を投入し、地元から販売を始める。
ブランド構築からコピー、パッケージデザインは尾道大学芸術文化学部日本文学科と芸術学科が担当。同社とJA、大学の有機的な連携で新商品が誕生した。
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2010年02月01日号掲載  

(株)太陽都市クリーナーが外装デザイン車採用

廃棄物収集運搬、浄化槽管理などの(株)太陽都市クリーナー(府中市)は、会社と業界イメージの向上を目的に、新たに導入した2台のバキュームカーと昨年導入した4台の軽バンの外観に白を基調としたクリーンな印象を与えるデザインを採用、2月中の稼働を目指している。
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2010年02月01日号掲載  

(株)大和広告が人間育成手法セミナー初開催

広告代理店の(株)大和広告(福山市)は1月21日、福山市内のホテルを会場に、能動的な人間を育成する手法として注目されている「アクティブラーニング」を活用した発想法を学ぶ研修セミナーを初めて開き、同社顧客を中心に30人が参加、新しい価値を生み出す発想力を学んだ。
アクティブラーニングは「能動的に学び吸収しようとする時、最も成長の速度が速まる」との考えをもとに、思考し行動する自己成長力を身につける手法。
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2010年02月01日号掲載  

(株)オガワエコノスがPB破砕洗浄機導入

一般・産業廃棄物収集運搬処理、RPF固形燃料化処理などの(株)オガワエコノス(府中市)はこのほど同市内本山工場でペットボトル(PB)破砕洗浄機の本格稼働を始め、輸送効率が従来の約10倍となり、CO2排出の低減による環境負荷低減を促進する。
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2010年02月01日号掲載  

備後クリエイター協会が9日旗揚げ

備後エリアのウェブ関連事業者やデザイナーらが中心となり、勉強会などを通じてスキル向上や業界の認知度向上を目指す「備後クリエイター協会」が1月9日に発足した。
ウェブデザイナーやプログラマーなどウェブ関連業者らが研鑽を重ねる勉強会は広島市内や岡山にはあるが、その間の備後エリアにはなかった。各地の勉強会に参加していたアルファルーク(有)(福山市)社長の渡邊大介さんが「地元企業のウェブ活用を活性化させたい」と構想を練っていた協会設立が実現したもの。活動目的は、クリエーターのスキル向上、地元企業が正しいウェブ知識や活用法を獲得していくことへの支援、そしてその成果としての社会、経済活動への貢献とした。
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2010年01月20日号掲載  

尾道ケーブルTVが中国新聞社と業務提携

尾道ケーブルテレビ(株)(尾道市、OCTV)はこのほど中国新聞社及びふれあいチャンネルと業務提携で合意した。
尾道ケーブルテレビは旧尾道市内を中心に独自の光ケーブル網を構築しており、独自番組の有料放送とインターネット回線提供による収入などで近年は単年度決算で黒字を続けるなど経営は安定しているが、テレビ電波の地上波デジタル化を前に都会ではNTTの光ケーブル網をテレビ局が利用するなど大変革時代への挑戦が始まっている。そのため全国的に地域ケーブルテレビ局の危機感が高まっており、取材力を高めたより地域密着のメディアミックス体制が求められており、今回、全国の先陣を切って尾道ケーブルテレビが同じく地域密着型のメディアミックスを目指す中国新聞社及び系列のふれあいチャンネルと提携、設備の共同活用によるコスト削減と番組制作面での相互協力により、互いの戦略的目的を推進する。
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2010年01月20日号掲載  

TSSプランニングが営業支援システム提案

企業のIT化を支援するIT経営コンサルティングのTSSプランニング(三原市)は、期間貸し形式で月額利用できる低コストの営業支援システムの提案に力を入れている。
営業日報を中心にスケジュールや見積り、顧客情報、ワークフロー、クレーム履歴などを一元的に管理し経営を可視化して戦略的に売上げ拡大を目指すのが営業支援システム。同社が提案する導入形式は期間貸しで、インターネット環境があれば即時利用できる。自社サーバーで独自にシステム構築する従来型と比べ低コストで、経済産業省が普及に注力している「Saas(サース)」にも共通する。同社は2000社以上に導入実績のあるシステムを推薦している。
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2010年01月20日号掲載  

尾道さつき会が尾道YMCA福祉専門学校引き継ぎ

尾道ふくしむらで特別養護老人ホーム星の里などを運営している社会福祉法人尾道さつき会(尾道市)は同じふくしむらで学校法人広島YMCA学園が運営する尾道YMCA福祉専門学校の施設譲渡を受けて経営を引き継ぐことに合意、昨年12月18日に国、県の関係機関から設置者変更申請が承認された。
これにより平成22年度新学期から「尾道YMCA福祉専門学校」は「尾道福祉専門学校」に名称を変更して介護福祉科学年定員40人の2年課程の専門学校として経営が継続される。
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2010年01月20日号掲載  

建機レンタルの「リョーキ」尾道へ進出

建設機械を主に環境機器から福祉用品などのレンタル事業を展開している(株)リョーキ(広島市)は、尾道営業所社屋を完成、近く営業活動を始動させる。
尾道営業所は同市高須町の川沿いに新社屋を完成したもの。
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2010年01月10日号掲載  

三原交通(株)が体験型バスツアー拡充

三原交通(株)(三原市)は、「はなまるツーリズム」(同市古浜)を新たに開設し、近隣の有名な祭りや、カキ打ちなどの体験型企画を組み込んだ低料金の日帰りバスツアーを積極的に展開していく。
昨年7月、一般募集が可能となる第2種旅行業を取得。年末から試験的にツアーを実施、県東部を中心に利用者を開拓し中型バスの稼働率向上を目指す。
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2010年01月10日号掲載  

尾道浜問屋協同組合が伝統の初市開催

300年以上の伝統を誇る尾道浜問屋協同組合の恒例初市が5日、尾道市土堂2丁目の住吉神社境内で開かれ、関係者約100人が集まる中、仲買人らの威勢のいい競り声が響いた。
晴天の境内では、開始とともにいりこ、ちりめん、昆布、えび、するめなど57品目の海産物が次々に競り落とされていった。
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2010年01月10日号掲載  

尾道木鶏クラブの鈴木啓之講演会盛会

尾道木鶏クラブは12月18日、ベイタウン尾道組合会館会議室で「鈴木啓之講演会」を開いた。
鈴木啓之氏はヤクザから牧師に転身した劇的人生の体現者。現在は塾「時代遅れ」の専任講師、ふるさと志絆塾(しはんじゅく)の塾長、シロアムキリスト教会(千葉県船橋市)の牧師として働く傍ら、国内外で青少年育成のための活動に従事している。
「誰だって人生はやり直せる」の演題の講演には約200人が参加、鈴木氏のどん底から転身した実体験に耳を傾けた。
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2010年01月10日号掲載  

日東電工尾道事業所がエコで国交大臣表彰

液晶用光学フィルム等で成長する日東電工㈱尾道事業所(尾道市)はさる7月、国土交通省から「第1回エコ通勤優良事業所」に認定されたが、その取り組みが高い評価を受け、環境部門」似おける国土交通大臣表彰事業所にノミネートされ、このたび平成21年交通環境保全事業者等大臣表彰で最高位となる「国土交通大臣賞」を受賞した。
尾道事業所は当初から環境保全に積極的に取り組んでおり、工場建て屋の太陽光発電設備や雨水の貯水利用、工場周辺の草刈りなどの美化活動を進めていたが、平成19年から従業員のエコ通勤を開始、地元のバス会社の協力もあって、公共交通機関が運行していなかった工場周辺へのバス路線化を実現させ、従業員エコ通勤の推進を本格的に始めた。現在、全従業員の約半数に当たる1200人がバス通勤に転換、当初の目標も達成している。
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2010年01月01日号掲載  

JFEスチール改修高炉を火入れ

JFEスチール㈱(東京)は、西日本製鉄所倉敷地区の第3号高炉の改修工事を進めており、2月中旬には完成の予定で、完了を待って4次(4回目)の火入れを行なうことを決定した。
同社は今後の市場動向について得意とする自動車向けなどの高級鋼の受注は比較的高水準で推移すると見ている。改修後の高炉を早期に稼働させることにより、今後増大が見込めるアジアを中心とした高級鋼の需要に対応し、国内外の取引先からの安定供給の要請に応えるとともに、生産効率やコストなどを総合的に判断し、全社的に最適な高炉の操業体制の構築を図るとしている。
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2010年01月01日号掲載  

高見山でサンタがゴミ拾い

尾道市向島町の高見山周辺で12月23日、サンタクロースのコスチュームに身を包んだグループがゴミを拾って歩いた。
クリスマスにきれいな街をプレゼントしたい…との思いで行うSanta Projectの楽しみながらゴミを拾うイベント。広島に住む若者が立ち上げた市民グループ「from grasroots 広島」の呼びかけで、広島県内の3カ所で行われた1会場が高見山。尾道大学ゴミ部などが協力、約60人が参加した。

2010年01月01日号掲載  

尾道観光協会が海外版ホームページ運営

社団法人尾道観光協会では、海外に向けて観光情報を発信するため、「ONONAVI.com」の運営を始めた。
海外へ向け尾道の観光施設、イベント情報、グルメ情報などの観光情報を提供するもので、内容は尾道市概要、歴史、グルメ、土産、イベント、モデルコース、体験プラン、宿泊、アクセス、観光ビデオ、パンフレットダウンロード、問い合わせ(英語)など。当面は英語だけだが、来年度以降に中国語、韓国語、フランス語など順次拡張する予定。
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2010年01月01日号掲載  

開業100周年の神原病院で神楽奉納祭

社会医療法人定和会(神原浩理事長)の経営する神原病院(福山市)は12月15日、開業百周年の記念事業の一環として裏山にある愛宕神社の記念奉納祭を行った。
愛宕神社は地域の守り神としても地域住民から信仰を集めており、入院患者の健康祈願も多い神社。神原病院のすぐ裏にあり、無医村になっていた赤坂村(当時)に昭和13年に招かれた神原定氏(故人)が診療所を開設して以後、同病院が管理してきた経緯を持つ。
神原病院記念事業の相談を受けた地域住民が神楽の奉納を発案、神事を行って発展を祈り、赤坂町一番組神楽保存会(上田茂男会長)が奉納神楽を舞う記念事業となった。
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2009年12月20日号掲載  

(有)ITMツーリストと因の島運輸(株)が合同でツアー企画

JTB、近畿ツーリスト提携の旅行代理店、(有)ITMツーリストサービス(尾道市)と、バス事業の因の島運輸(株)(同)は、謝恩の気持ちを込めたカニ会席と山陰の温泉を楽しむ日帰りツアーを合同で企画し、参加者を募っている。
「かにで恩返し」ツアーは2コース。来年1月の皆生温泉コース。3月の三朝温泉コースでとも定員200人。同一地域内の旅行代理店とバス会社は通常、競合関係にあることから、合同で企画する例は全国的にも珍しいという。
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2009年12月20日号掲載  

堀江謙一氏の「マーメイドⅡ号」を常石林業建設で展示

ツネイシホールディングス(株)(福山市)は、同社常石林業建設カンパニーが建造した世界初の波力で航行するボートを冒険家の堀江謙一氏から譲り受け、16日から同カンパニー浦崎工場敷地内で一般公開を始めた。当日は除幕式に堀江氏も訪れて公開を祝った。
波の力で航行するウェーブパワーボート「SuntoryマーメイドⅡ号」は平成19年に建造し、堀江氏が翌年3月、ホノルル沖から紀伊水道までの航海を開始、7800㎞を110日かけてゴールした。
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2009年12月20日号掲載  

三原の(株)酔心山根本店が福山土産向け新発売

日本酒製造販売の(株)酔心山根本店(三原市)は12月から福山の観光土産向けに観光名所などをパッケージに採用した日本酒「福山めぐり」の販売を始めた。
福山の観光土産として日本酒のバラエティが少ないことに着眼した。福山の観光名所の写真と解説を掲載したパッケージで、新たな福山土産を目指す。パッケージには「江戸時代の名城」として福山城と桜、「100万本のバラの町」としてバラ公園や福山ばら祭、「潮待ちの港町」として鞆の浦の景観や対潮楼からの風景写真を掲載。ラベルにもバラの写真を採用した。
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2009年12月20日号掲載  

三谷製作所が尾道流通団地工場二期工事も完成

(株)三谷製作所(尾道市)は、主力の精密機械加工等に次ぐ新たな事業分野として、大型風力発電機部品の製造部門に進出、尾道流通団地工場の第1期工事を昨年1月に完成、操業を始めている。引き続き第2期工事に着手していたが、このほど完成、来年1月中旬の完工検査を待って操業を始める。
工場内には工場内には工作機械メーカーと共同開発した大型風力発電機部品加工向け工作機械や五軸、CNCターニングセンター、西ドイツ製の円筒研削盤等の最新鋭の工場設備を導入した。
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2009年12月10日号掲載  

尾道しまなみ商工会で合併調印式

尾道しまなみ商工会(尾道市)は、12月1日、同市向東町のサンボル尾道で、瀬戸田町商工会(同市瀬戸田町)との合併契約調印式を行なった。
平成22年4月1日付けで新しい「尾道しまなみ商工会」が誕生する。この合併により尾道市内の4商工会の一本化が実現した。
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2009年12月10日号掲載  

尾道ニュービジネス発表会で6組が新事業発表

「尾道ニュービジネス発表会2009」が11月27日、尾道市東御所町のグリーンヒルホテル尾道で開かれ、昨年より1組多い6組が自らの事業を約10分間のプレゼンテーションにまとめ、プロジェクター利用や実演を交えて発表、地元経営者ら約100人が参加した。
発表したのは▽長粒種米「尾道サリークイーン」の栽培と販売について発表したカジコーポレーションの上梶迫雅人氏、▽向島での自然体験プログラムの企画運営などについて発表したゆるりずむ向島の宗近朗・幸子さん夫妻、▽健康野菜きくいも推進プロジェクトについて発表した社会福祉法人若菜の上門田政之氏、▽家庭菜園で利用する防寒・防虫・防鳥効果の便利グッズについて発表したサトウ板金の佐藤匡則氏、▽尾道の食材を活かした飲食店展開について発表したタバインターナショナル(株)の大束良一氏、▽下駄にシンバルを組み込んだゲタップを使った体操について発表した(株)VIENTOの山口信哉氏の六組。
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2009年12月10日号掲載  

ダイヤクリーニングが福山で急展開

岡山県内にクリーニング直営店とオーナー委託店等で約100店舗を展開しているダイヤクリーニング(株)(倉敷市)は、県外進出の第1号店を福山市に「多治米店」として出店、今秋オープン、引き続いてコインランドリー併設の「曙店」を開店している。
9月1日には同社の100%出資による(株)ダイヤクリーニング福山(福山市)を設立、同所には工場を併設しており、店舗はスーパードラッグひまわりの閉店跡を全面改装して出店、12月1日オープンした。
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2009年12月10日号掲載  

備三タクシーがグリーン経営認証

備三タクシー(株)(尾道市)は10月30日付で「グリーン経営認証」の登録を受けた。
グリーン経営認証は国土交通省の環境貢献型経営の促進に基づき交通エコロジー・モビリティ財団がトラック、バス、ハイヤー、タクシー運送事業におけるグリーン経営(環境負荷の少ない事業運営)を推進するためのマニュアルを作成、そのマニュアルに基づいて環境改善に取り組む企業を認証、登録する制度。
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2009年12月01日号掲載  

尾道通りに写真のバナーフラッグ設置

尾道通り旧本陣・石畳地区商店街振興組合は11月27日からアーケードの柱や街路灯ごとに尾道らしい風景を写真で紹介するバナーフラッグを全部で63種類設置した。
これまで招き猫のバナーフラッグを設置していたが、老朽化にともない新企画でリニューアル。今後2年間の掲出期間を予定している。
バナーフラッグは写真のまち尾道四季展入選作品や住吉花火まつり写真コンテストグランプリ作品、しまなみ海道の写真など評価の高い尾道らしい写真作品を採用している。
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2009年12月01日号掲載  

尾道造酢(株)が「いちじく酢」を発売予定

尾道造酢(株)(尾道市)は地産地消の流れを受けて果物を原料とする酢づくりを進めている。
ドリンク「完熟柿酢」を昨年春に自社商品として開発、続いて年内にはイチジクを原料にしたドリンク「いちじく酢」を発売する計画で試作品を完成させた。
「完熟柿酢」は柿酢を原料に飲みやすいドリンクに調合、5倍程度に薄めておいしく飲める。
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2009年12月01日号掲載  

ハローズが岡山県早島町に大規模物流センター

24時間営業の食品スーパー「ハローズ」を展開する(株)ハローズ(福山市)は、計画を進めていた岡山県早島町への大規模物流センターの建設工事にこのほど着工、平成22年11月の稼働を目指している。
早島物流センターは、山陽自動車道早島ICに近い国道2号沿いで瀬戸大橋にもアクセスが良い岡山県早島町の取得地で鉄骨造り2階建て、延べ床面積約6万3000平方m、一部に事務所も設置する。
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2009年12月01日号掲載  

ラーメンパラダイス笠岡賑わう

笠岡商工会議所が主催して11月5日(日)、JR笠岡駅からすぐ近くの複合商業施設、笠岡シーサイドモール駐車場東側を会場に「ラーメンパラダイス笠岡」を開催、買い物客やラーメン好きなどで賑わった。
当日は市内のラーメン店8店が出店して「ラーメン横丁」を設営、午前10時開会セレモニーの後、食券を買い求めて好みの店でラーメンの味を楽しんだ。1杯550円、各店200杯限定で1600杯を販売。
午後からは「日本一ラーメンを食べた男」としてTV、ラジオ、雑誌などマスコミにもたびたび登場するラーメンデータバンク代表取締役の大﨑裕史さんを講師に招き、ラーメンセミナー「地産地消とご当地ラーメン」のテーマで講演を聞いた。
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2009年11月20日号掲載  

須波―瀬戸田フェリー運航決まる

三原市須波港と尾道市瀬戸田町沢港を結ぶフェリー航路を運航している三原観光汽船(株)(三原市)が、原油高に次ぐ高速道路の土・日・祝日ETC特別割引で利用客が減少するなど経営の先行きに希望が持てないとして航路廃止を決め、中国運輸局に廃止届を提出し、11月末で運航を休止するとしていた。
この航路廃止の話が伝わり、生活航路としていた利用客から航路存続を求める声が高まり、同社の支配人を務めていた久保清司さん(65)が航路を引き継ぐことを決断、さる10月6日付けで、(株)須波航路サービス(三原市)を設立、中国運輸局へ「一般旅客定期航路事業運航許可」申請を提出していたが、運輸局の審査の結果、11月10日付けで運航許可が下り、12月1日から新会社により須波港―瀬戸田沢港間の航路の継続運航が正式に決まった。
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2009年11月20日号掲載  

ツネイシ造船カンパニーがバラストタンク塗装工場

ツネイシホールディングス(株)造船カンパニー(福山市)造船カンパニーは、常石工場内に貨物船バラストタンクの塗装を行う塗装工場を新設し、1日から稼働を始めた。
海水を入れて安定性を保つためのバラストタンク塗装を行う新工場で、規模は幅90m×奥行き101m。これまで屋外で行ってきた工程を屋内で行うことで効率化を図る。
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2009年11月20日号掲載  

(有)和産業が葬儀の納棺向け新商品

ドア、木製品製造の(有)和産業(福山市)は、葬儀における納棺に故人の趣味の愛用品などを入れる習慣から葬祭品商社の要望に応え、高齢者で愛好家が増えている軽スポーツ「パークゴルフ」の木製イミテーションクラブの製造を開始、今後は他のスポーツグッズなどへの展開を目指し提案を本格化させる。
葬祭時の納棺では、空いたスペースに故人を偲ぶ品を入れる習慣があるが、金属が入ったクラブなど燃焼に向かないものは本来厳禁。そこで木製イミテーションクラブの製造を始めた。
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2009年11月20日号掲載  

ヒロボーのクリーン&エコ工場が12月完成

模型用・産業用ラジコンヘリコプター、樹脂成形品製造のヒロボー㈱(府中市)は同所の本社本山工場敷地内に樹脂成形品を製造する新工場の建設を進めている。
工場規模は、鉄骨造り平屋建て、1716平方mで12月15日完成の予定。
エアシャワーや、工場内の気圧を周囲より高い「陽圧」にして屋外からの異物の進入を防ぎ、空気を地下水に触れさす地中熱換気・空調システム、さらに屋根板に遮熱材を使用し電気料金を年間で約250万円削減できる。粉塵も99.7%まで除去するクリーン&エコ工場となる。
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2009年11月10日号掲載  

高橋玄洋先生台本お披露目の会を開催

尾道ロータリークラブ(RC)と尾道東RCの主催する「高橋玄洋先生台本お披露目の会」が11月4日、尾道市の尾道国際ホテルで開催された。
尾道ゆかりの脚本家・作家の高橋玄洋氏はテレビドラマを中心に約2000本の脚本を制作。NHK連続テレビ小説「繭子ひとり」(1972年)、「野々村病院物語」「さようなら三角またきて四角」など全国の茶の間が沸きあがったテレビドラマの脚本を数多く手がけ、日本の文化に多大な影響を与えている。
そうした意味で日本文化が凝縮された高橋氏の台本、資料を保存、顕彰する施設を尾道に開設しようと、昨年6月に尾道RCと尾道東RCが寄贈予定資料の目録を尾道市に贈呈していた。このほど製本された台本ができ、お披露目となったもの。
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2009年11月10日号掲載  

社会福祉法人創造「創造まつり」に200人

社会福祉法人創造(三原市)は10月31日、同所を会場に4回目となる「創造まつり」を開き、約200人が来場し、利用者や家族、地域住民らが交流を楽しんだ。
会場では焼きそばやカレーなどの飲食屋台のほか、リサイクル品の販売、活動紹介などを行い、晴天にも恵まれて賑わった。同所の新事業として授産施設「ワークセンター創造」の利用者が制作し販売を始めているオリジナルの七宝焼き携帯ストラップもお披露目。感性が光る作品が話題を呼び、小学生が「宝物に」と買っていくなど30個が完売した。
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2009年11月10日号掲載  

福山市医師会館に立体駐車場建設

社団法人福山市医師会(福山市)は、同所で運営する福山市医師会館が関連施設の相次ぐ増設で利用者向け駐車場が不足し民間借上げ駐車場に頼っていたが、さきに同会館南側に隣接する賃貸用駐車場跡地の譲渡を受け、大規模駐車場の建設を進めている。
この駐車場は、鉄骨造り5階建ての自走式駐車場で、収容能力は350台。来春オープンの予定で工事が進んでいる。
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2009年11月10日号掲載  

日立因島生協がサティ因島店跡地へ来春新店舗

日立造船因島生活協同組合(尾道市因島田熊町)は、因島の中心市街地で大手スーパーの「サティ因島店」跡地への新店舗建設を決めた。
10月26日には建設地に関係者が出席して地鎮祭を行い、来春オープンを目指して準備に入った。
同協組は昭和24年設立で創業60周年を迎える。
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2009年11月01日号掲載  

山陽マルナカが福山へ県東部初の進出

スーパー「マルナカ」を展開する山陽マルナカ(株)(岡山市)は、福山市加茂町に県東部1号店の建設計画を進めており、さる7月27日付けで福山市の開発許可を受けている。
計画によると、ヤンマー農機福山支店前の農地と一部宅地を含む建設予定地に店舗建設に着工するもので、来春には店舗計画が具体化するものとみられている。
すぐ近くには地元食品スーパーハート加茂店が営業中。
同社は、岡山県内に52店など合計68店舗を展開、広島県内では広島市内に2店舗が営業している。
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2009年11月01日号掲載  

フレスタが福山市内2店舗新築移転

食品スーパー(株)フレスタ(広島市)は、10月20日大規模小売店舗立地法により福山市内に福山地吹店に次ぎ南蔵王店の建設計画を届け出た。
計画によると、福山市南蔵王町四丁目の幹線道路沿いの旧店舗跡などに「フレスタ南蔵王店」を建設する。
平成22年六月オープンを目指す。
また来年5月オープン予定の福山地吹店は、同市南本庄三丁目で営業中の本庄店が全面移転する。
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2009年11月01日号掲載  

コスモス薬品が福山市内2号店を開店へ

低価格戦略で九州地盤に「スーパードラックコスモス」の多店化を進めている(株)コスモス薬品(福岡市)は、中国四国地区への出店攻勢を強めている。県東部で一号店となる「新涯店」を福山市新涯町に昨年10月オープンしたが、2号店となる「多治米店」を同市多治米町二丁目で店舗建設を進めている。
同社は積極的な多店化を展開して業容を拡大、平成18年には東証一部に株式上場している。
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2009年11月01日号掲載  

明和工作所がPPバンド裁断機を大型成約

歯車、減速機、機械加工組立で永い業歴の(株)明和工作所(福山市)は、自社開発したPPバンド裁断機「Pipi太郎」とPEフィルム圧縮機「アッシュくん」を神奈川、千葉地区193カ所の朝日新聞販売店向け196台の受注が決まった。来年3月の納入に向けて製造体制をフル稼働している。
PPバンド裁断機は、新聞の運搬時に結束用に使われたPP(ポリプロピレン)バンドを内蔵カッターで約3cmに裁断し、リサイクル用バンド片を作る機器、PPバンドを開梱現場で細かく裁断することで回収時の容量を約5分の1に減らす。このPPバンド片はリサイクル工場で再生バンドとして再利用される。
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2009年10月20日号掲載  

(株)池田ハルクが(株)ヤマザキ技販を子会社化

クロス・カーテン、ブラインド等のインテリア資材販売、施工の(株)池田ハルク(福山市)はこのほど、化成品・建築資材販売の(株)ヤマザキ技販(福山市)を吸収合併、同社100%出資の子会社とした。
(株)池田ハルクは中国五県に姫路、松江、宇部など13営業所を持ち、インテリア商品販売では地場有力企業。
(株)ヤマザキ技販は建築用を中心にした接着剤、シーリング剤の販売と防水工事の設計施工、家具資材卸などを行っている。
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2009年10月20日号掲載  

(株)八天堂が「くりぃむぱん」で急成長

パン製造、卸、販売からスイーツパン製造販売に業態転換し、第一弾の商品「くりぃむぱん」が各種メディアで取り上げられ大きな話題となっている(株)八天堂(三原市)は10月10日、神戸市中央区元町に同社初の県外直営店「八天堂くりぃむぱん神戸元町店」をオープンした。
同店の「くりぃむぱん」はスイーツのようなクリームパンに仕上げている。情報番組にも頻繁に取り上げられ、関東の百貨店やJR駅構内でのセミ常設店舗で人気商品に急成長した。
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2009年10月20日号掲載  

福山ガスが福山初の天然ガススタンド開設

福山ガス(株)(福山市)は、関連会社ダイヤ石油(株)(同市)セルフ福山東給油所敷地内に福山市初の天然ガススタンドを併設、10月28日オープンする。
環境と人に優しいクリーンエネルギーを自動車のエネルギーとすることで、ガソリン車に比べて二酸化炭素排出量が少ない天然ガス自動車の普及拡大を図るとして第一号の天然ガススタンドの開設に踏み切った。設備は二台が同時に供給できる。
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2009年10月20日号掲載  

(株)エコログ・リサイクリングがコラボレート衣料

衣料品リサイクルネットワーク運営の(株)エコログ・リサイクリング・ジャパン(福山市)は、有名高級セレクトショップ、バーニーズニューヨークが展開する環境に優しい新商品企画にエコログ企画が採用され、10月1日から首都圏の3店舗で発売された。
再生ポリエステル素材で作られた芯地や中綿、スレキ、ボタンを使った新商品「JOIN THE RECYCLING NETWORK-ECOLOG」シリーズとして展開する。
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2009年10月10日号掲載  

浅野味噌(株)が蔵祭り

府中味噌の老舗、浅野味噌(株)(府中市)は府中市内で玉手箱市など多彩なイベントが開催された10月3、4日、協賛イベントとして同社駐車場などの特設会場で初めてとなる第一回「蔵祭り」を開催した。
国産原料だけを使った無添加の蔵出しみそをどこまで詰められるか挑戦してもらった「味噌詰め放題」やフリーズドライ味噌汁のつかみ取りなど、お買い得イベントも用意、味噌商品の特別価格での販売、新商品「ささみチーズカツ」の実演販売など盛りだくさんの内容で、大勢の人出でにぎわった。また味噌汁の振る舞いや味噌蔵の見学もあった。
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2009年10月10日号掲載  

興生総合病院が円一町に全面移転

社会医療法人里仁会は、運営する興生総合病院を三原市皆実三丁目から東約1Kmの同市円一町二丁目に新築移転し、10月5日から診療業務を始めた。
新しい施設は鉄筋コンクリート造り一部鉄骨造り免震構造8階建て。病床数は323床で従来どおりだが、病室面積の拡張や廊下の拡幅、バリアフリー対応の設備を整備するなど利用者が快適に過ごせるよう利便性を向上させ、屋上にはヘリポートを設置、災害医療や患者搬送にも対応できるなど市内の地域医療をリードする施設を構築している。
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2009年10月10日号掲載  

県東部運転免許センターが完成

福山市津之郷町の国道2号沿い北側の広島県福山自動車学校の敷地内に建設していた「広島県東部運転免許センター」が完成し、11月1日から業務を開始する予定。
引き続き同センター北側に現在庁舎を取り壊して立体駐車場を建設する。
敷地南側には技能試験コースがすでに完成している。
同センターの直轄エリア警察署は福山東警察署、福山西警察署、尾道警察署で、3署で行なっていた業務を担当。同センターに集約する業務は、免許更新、再交付、原付試験等。警察署に残す存続業務は運転免許証の本籍・氏名・住所の更新等の記載事項変更手続など。
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2009年10月10日号掲載  

建材販社四社が「JNET中国」設立

光和物産(株)(福山市)は、住宅着工数の減少や法制度の変革など厳しい住宅産業の現況に対応して、広島西部圏、岡山、山口の地域有力業者4社と共同出資して、JNET中国(株)を設立した。
本社所在地は光和物産本社内、資本金は4社均等出資で400万円、代表取締役社長に光和物産の内海康仁社長が就任した。
共同出資した3社は、(株)ウッディワールドのざき(岡山市)、(株)三和(山口市)、(株)スガノ(広島市)。
共同事業の第一弾として「エコロジー、セーフティ、トータルライフ」をテーマに販売先の工務店への協力体制を強化する「エコ・セ・トラ事業」を展開する。取引商社、メーカー、金融、保険会社など各分野からのサポートを受け、共同事業を企画する予定。
工務店ネットワーク事業「エコ・セ・トラ」に加盟すると、住宅瑕疵担保責任保険料の割引や構造計算、性能評価など様々なサポートを受けることができる。同社では工務店等の加盟を呼びかけている。
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2009年10月01日号掲載  

(有)すずかが焼き鳥店FC事業スタート

飲食店経営、一般・産業廃棄物収集運搬などの(有)すずか(三原市)は、独立開業予定者や既存店舗を差別化したい飲食店向けに、低コストで始められる「熔岩焼き焼き鳥店」開業支援事業を始めた。
溶岩焼き焼鳥は、客が自分で焼くスタイルと、新鮮な鹿児島地鶏、充実した焼酎、桜島産天然溶岩板で焼き煙もほとんど出ないことなどが特徴。経営する「溶岩焼焼鳥なごみ」(三原市城町)の順調な推移を背景に、飲食店経営のノウハウを活かし、FC事業を始めるもの。
店舗があれば初期費用三百万円以下で始められ、ロイヤリティはない。オペレーションを簡素化し、スタッフは肉のカット、盛り付けなど単純作業に集中できる。カセットコンロに載せた溶岩板で肉を焼いてもらうことで、割安感も演出。メニュー表や販促品も同社が内製して経費を抑え、集客は宣伝より口コミを重視し、広がりやすい方法を実践する。
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2009年10月01日号掲載  

保永犬猫専門病院が病院併営の犬猫の総合ショップ

保永犬猫専門病院(三原市)は9月17日、トリミングやホテル、グッズなど犬猫に関する総合ショップ「ペットケアタウン」(三原市宮浦三)をオープンした。
犬猫専門病院併営のショップは中四国でも珍しいケース。健康相談に対して病院と連携できる体制が特徴。またフードアドバイザーが、犬猫の健康管理に適切な食事のアドバイスを行う。
また県内の契約ブリーダーが設置したウェブカメラによる子犬の映像配信も特長。生育状況をリアルタイムで確認できるモニターを店内に五台備え、気に入った犬を予約できる。映像はホームページ(アドレス=http://www10.plala.or.jp/mivet/petcaretown/)でも配信中。メール会員も募集している。獣医師歴37年の保永院長が開設した。
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2009年10月01日号掲載  

知的障害者福祉の福山六方学園が50周年式典

社会福祉法人創樹会(福山市水呑町)が運営する知的障害者福祉施設「福山六方学園」(同所)の創立50周年記念式典が9月19日、近くの水呑小体育館で開かれ、学園関係者や地域の支援者ら約200人が半世紀の節目を祝い、さらなる発展を誓った。
壇上来賓席に宮沢洋一前内閣府副大臣、羽田皓市長、小川眞和市議会議長、門田峻徳県議、川崎俊和県身体障害者施設協議会会長、縄手建県知的障害者福祉協議会会長らが並ぶ中、深川理事長があいさつ。来賓祝辞に続いて支援団体など17団体・個人に感謝状が贈られた。
福山六方学園は昭和34年10月1日に知的障害児の施設としてスタートした。
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2009年10月01日号掲載  

ロープ加工の泉州商事(株)が1000トンプレス導入

ワイヤ、ロープの専門業者として営業する泉州商事(株)(尾道市)はこのほど、中四国地区では珍しい太さ56㎜の麻芯ワイヤロープまでロック加工ができる1000トンプレス機を導入した。
同社ではこれまでの30トン、600トンのプレス機2台に加え、1000トンプレス機導入でほとんどの太さ需要に応えられる体制を整えた。
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2009年09月20日号掲載  

追坂電子機器が超小型の筋電可視化装置開発

電子機器製造などの(有)追坂電子機器(福山市)は、超小型・軽量の筋電可視化ユニットを開発、「筋ピカ」のネーミングで製品化し、学校やリハビリの専門家らを対象に販売を強化する。
筋肉の活動量を、赤いLEDの発光量で確認できる装置。調べたい筋肉の表面の肌に専用の両面テープで貼り付けて、リハビリや各種トレーニングを行う。重量は電池を含めて12gと超小型・軽量。
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2009年09月20日号掲載  

フレスタ福山地吹店を来年5月開店

食品スーパー「フレスタ」を展開する(株)フレスタ(広島市)は、福山市地吹町の占部建設工業(株)資材置場跡に「フレスタ福山地吹店」の出店計画を発表した。
計画によると、同市南本庄三丁目で営業している「フレスタ本庄店」を全面移転するもので、店舗面積は1250平方m、駐車場の収容能力は60台。店舗は明春に着工して5月3日オープンの予定。
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2009年09月20日号掲載  

広島サーキットのレース場が尾道に完成

ドリフト走行などのスポーツ走行が楽しめる「スピードウェイ広島サーキット」が8月1日、尾道市御調町の山間に完成、9月12日には第1回のレース大会となる「ナイタードリフト大会」が盛大に開かれた。
同サーキット場はレースカー仕様に車を改造する工場を経営する(株)H.D.O(福山市)が同所の山林約7.3haのうち1haをサーキット場として開発したもの。
全長680mのコースには傾斜19度の坂道も設けられ、特徴的なコースづくりとなっている。
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2009年09月20日号掲載  

ペアコム(株)が新テーピングマシン2種発売

電子機器製造などのペアコム(株)(福山市)は、自動車向けなどのワイヤーハーネスのテーピング作業を効率化する低価格のテーピングマシンを製品化し、設置型の高速量産タイプと軽量のハンディタイプの2種類を発売する。
複数の電線を束ねるワイヤーハーネスのテーピングは、枝線が途中から分岐することが多く、分岐毎に巻き始めと巻き終わりの間隔が異なるため、手作業で行っている業者が多数。その作業を自動化し、作業効率を上げようと開発したのが同社のテーピングマシン。手作業と比べ作業時間を5~10分の1程度に短縮できる。用途は自動車や工作機械、家庭用電気器具などを想定する。
設置型の高速量産タイプとハンディタイプの2種。両タイプともAC100Vに対応する。
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2009年09月10日号掲載  

リサイクルの(株)リバースが東広島店をオープン

総合リサイクルショップ「リ・バース」を経営する(株)リバース(三原市)は9月18日、東広島市内の複合ショッピングモールの一画に同社3店舗目となる「リ・バース東広島店」(東広島市)をオープンした。
三原店、尾道店に次ぐ3店舗目の東広島店は、市内幹線道の国道486号線沿いで、スーパー、ドラッグストア、アパレル、クリーニング、歯科医院などで形成される複合商業施設内。
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2009年09月10日号掲載  

尾道中・高等学校が向島キャンパスで開校式

学校法人尾道学園の運営する尾道中学校・高等学校が尾道市栗原町から尾道水道を渡った市内向島町の向島キャンパスに全面移転したことから、同校は9月1日に新キャンパスの講堂・体育館で開校式を行った。
尾道学園は尾道市小中学校PTA連合会が母体となり、昭和31年9月に学校法人尾道学園を設立、翌32年4月に高等学校を開学している。
向島キャンパスは老朽校舎を解体し、鉄筋コンクリート造り4階建て、延床面積4088平方mの本館・管理室と鉄骨造り平屋建て、延床面積349平方mの食堂を新築、総工事費約14億円をかけて整備した。
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2009年09月10日号掲載  

市民劇団「尾道テゴー座」が10周年祝賀会

NPO法人尾道てごう座は8月30日、尾道国際ホテルで市民劇団「尾道テゴー座」創立10周年記念祝賀会を開き、来賓や関係者ら約100人がこれまでの歩みを振り返り、10年の節目を祝った。
はじめにテゴー座のこれまでの演劇作品や活動を紹介するビデオ映像が紹介され、第1回公演「ふみこ」から最新作の第13回公演「秀策・虎次郎ものがたり~神童の目~」までのワンシーンや舞台づくりなどが紹介され、また大正浪漫着物着付けや西御所県営上屋倉庫のにぎわいを創出するみなとオアシス事業として運営を担当した花道家の假屋崎省吾氏を招いたトークショーなどの取り組みも紹介された。
NPO法人尾道てごう座は平成11年6月に結成。しまなみ海道開通記念イベントが華々しく展開されていた同年10月9日には早くもプレ国民文化祭の一事業として旗揚げ公演「ふみこ」を行っている。
同法人は旗揚げの経緯から10周年のあゆみを「てごうして結んで」と題した記念誌(入船裕二氏監修)にまとめ、発刊。市内主要書店にて1部1575円で販売している。A4判カラー本文72ページ。
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2009年09月10日号掲載  

土木の(株)永井組が農業資材製造強化

土木工事などの(株)永井組(尾道市)は、農畜産物の収量増や品質向上につながると注目されている乳酸発酵竹粉を、農業用資材、飼料添加物として製造、販売する事業を本格化させる。
同社は公共工事が減少する中、造成や開墾など土木工事の強みを活かせる新事業を模索。竹害に悩む地域住民の話から、竹粉末を活用する事業の研究を2年前に始めた。計画では破砕機で処理した粉末を乳酸発酵後に袋詰めして農業資材、飼料添加物として販売する。また将来は後継者不足に悩む農家の畑を借り、無農薬での農業も手掛けたいとしている。
微生物を多く含む竹粉末は乳酸発酵しやすく、農産物の糖度向上と硝酸値低下で甘みが増すと想定される。
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2009年09月01日号掲載  

三谷製作所が風力発電機部品製造設備拡充

精密機械加工等から新たに風力発電機部品製造分野に進出した(株)三谷製作所(尾道市)は、昨年1月完成した風力発電機部品製造向けの尾道流通団地工場(同市美ノ郷町本郷)の第2期工事に着手した。
増築は同所の敷地に、鉄骨造り2階建て延べ床面積1122平方mを建設する。(株)大宝組の施工で来年1月完成の予定。なお、大型風力発電機部品の搬送で出入するトレーラー対応で天井クレーン10t型2基を新設、大型部品の製造と量産部品と多品種小量生産に対応する。
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2009年09月01日号掲載  

オンリーワン笠岡駅前店オープン

生鮮食品ディスカウントスーパーとして急成長している(株)オンリーワン(福山市)は、岡山県内への進出計画を進めていたが同県内1号店となる笠岡駅前店(笠岡市中央町)を9月4日オープンする。
同店は、パート、アルバイトなど約50人体制で営業、初年度売上高8億円を見込んでいる。
笠岡駅前店は岡山県内の出店計画第1号店で、ここを拠点に今後の出店攻勢が始動する。
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2009年09月01日号掲載  

創立100周年の尾道東高で校門と庭園整備

広島県立尾道東高等学校(尾道市)の創立100周年記念事業としてリニューアルしていた校門周辺が「羽ばたきの庭」として完成、8月24日に竣工式を開いて完成を祝った。
式には平谷祐宏尾道市長、城間和行市議会副議長、石川悟尾道商工会議所会頭、吉井清介県議、三宅敬一浦曙会(同窓会)元会長らの来賓や木原康孝浦曙会会長らが出席。全校生徒と教職員、PTA関係者、来賓らが校門を囲むように集まり、号砲花火の合図で竣工式が始まった。
東高百周年記念事業実行実行委員会の手塚弘三実行委員長((株)啓文社会長)が「誇り思える記念事業を考え、校門を整備した」と協力者へのお礼とともに校門に込めた思いを伝えた。
庭全体の設計は尾道市出身で愛・地球博ランドスケープディレクターも務めた(株)戸田義樹風景計画(東京都)社長の戸田義樹氏。門扉制作は世界を舞台に活躍する(株)アトリエ遊火山(埼玉県)社長の小峰貴芳氏。
式の最後に岩本校長、手塚実行委員長を中心に来賓、関係者がテープカット。はさみが入れられるのと同時に再び号砲花火が上げられ、鶴に見立てた白い鳥型の紙風船百個が真っ青な空に放たれ、式を終了した。
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2009年09月01日号掲載  

山陽工業(株)が売上高100億円達成見込み

管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業(株)(尾道市)は12日、経営する尾道国際ホテルに営業中の社員を除く社員約200人を集め、第13回社員大会を開催した。
大会は企業理念などの唱和で始まり、髙橋宏明社長が現在まとめている第55期平成21年6月期決算についての報告と既に始まっている今年度の指針説明を行った。
同社の第55期決算売上高は念願の100億円突破が達成できる見通しで、過去最高となる。平成9年に第1回社員大会で2000年に売上高100億円、創業50周年を迎える計画を策定したが、経済環境の悪化で軌道修正を余儀なくされ、企業体質の強化に努めていた。その成果が2010年中期ビジョン5カ年計画の最終年度を前に100億円突破となった。
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2009年08月20日号掲載  

「ものづくり日本大賞」優秀賞にヒルタ工業㈱

内閣総理大臣表彰の「ものづくり日本大賞」受賞企業がこのほど発表された。全国で679件の応募があり、中国地方から11個人、12グループ、1団体が受賞した。備後地域では「優秀賞」に笠岡市のヒルタ工業(株)、「中国経済産業局長賞」に福山市の福山熱煉工業(株)、(株)美希刺繍工芸、(株)協和機設、府中市のヒロボー(株)、(株)メックスの五社が選ばれた。
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2009年08月20日号掲載  

福山夏まつり45万人でにぎわう

福山夏まつりが13~15日の3日間、福山市の中心部や芦田川周辺で開催され、にぎわった。
13日には前年の駅前通りから中央公園、商店街などに会場を移した二上がり踊り。29団体、約2000人が県無形民俗文化財の二上がりおどりを披露した。
14日は同会場などで初めて開催の「いろは丸YOSAKOI」。高知から招いたチームも含め11チーム約310人が力強い踊りを披露した。NHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなんで龍馬の歌詞と伝わる「いろは丸舟歌」の歌詞も演舞曲に盛り込んだ。
最終日の15日夜には芦田川大橋上流で打ち上げられた約10000発の花火でフィナーレ。約30万人が夜空を焦がす光のショーを楽しんだ。
3日間で合計約45万人が「福山夏まつり」に繰り出した。
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2009年08月20日号掲載  

三原やっさ祭り32万人でにぎわう

8月7日、8日、9日の3日間、JR三原駅前などを会場に第34回三原やっさ祭りが同実行委員会の主催で開かれ、7日、8日にはやっさ踊り、9日は沼田川河口で花火大会が開かれた。3日間の来場者数は約32万人(主催者発表)だった。
7、8日両のやっさ踊りは107チーム6690人が参加。7日の正調やっさ部門では三原役所が大賞に選ばれ、初出場チームで最高得点だった三原三中が新人賞を受賞。8日の正調やっさ部門は三原市・湯河原町親善都市交流踊り連が大賞が輝いた。
9日は雨が弱まった中、約5000発の花火が夏の夜空を彩った。
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2009年08月20日号掲載  

サンエスが太陽光発電システム参入

ユニフォーム・カジュアルウェア等のアパレル事業、FA設備の設計・開発等の電子機器事業を展開している(株)サンエス(福山市神辺町)は地域事業部(サンクレスト)で、複写機・システム家電の販売を行なっており、さる1月からはシャープアメニティシステム(株)(大阪市)と契約して法人向けの「産業用小規模発電システム」の販売をスタートしているが、このほど個人向け「住宅用太陽光発電システム」の販売にも参入した。
販売形態は卸売とユーザーへの直販があり、販売エリアは福山市を中心に府中市、尾道市、笠岡市など備後地域。当面の売上目標は、法人向け、個人向けとも2年間50件の成約を目指している。
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2009年08月10日号掲載  

ププレひまわり創業30周年

医薬品、化粧品、日用雑貨等販売チェーン「スーパードラッグひまわり」を展開する、(株)ププレひまわり(福山市)が、創業30周年を迎えた。
チェーン全店で創業30周年を祝う謝恩セールを行い顧客へのサービス商戦を展開した。
同社は昭和53年「ひまわり薬局」で創業、今年で30周年を迎えた。その後常石店を開店、59年に有限会社で法人化して25年目となる。
9月には三原市内にエステサロンを備えた三原南店がオープン、チェーン店も70店舗を突破する。
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2009年08月10日号掲載  

三原ペアシティ東館跡地を広場利用

三原市は7月29日開いた議員全員協議会で、JR三原市駅前のペアシティ三原東館跡地の活用基本法新案を示した。
また、30日には三原駅前活性化検討会議が開かれ、市が策定する活用基本方針を了承した。
活用基本方針は、ペアシティ三原東館跡地の活用にあたり、基本的な考え方や活用のための諸条件を整理するとともに、市議会、経済界、市民団体等との幅広い合意形成を図ることを目的としている。基本的な考え型は民間主導で開発、整備するため、公募型プロポーザルを行ない、開発整備工事着手までの間、跡地の埋め戻しを行い、多目的広場として暫定活用を図る。
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2009年08月10日号掲載  

しまなみ地域の資源創造へ尾道で綿々サミット

しまなみ海道で結ばれた尾道帆布と今治タオルの共通素材として綿に注目した「綿々サミット」が7月25日、尾道市東御所町のグリーンヒルホテル尾道で開かれた。
NPO法人工房おのみち帆布は市内向島町の立花自然活用村の管理委託を受け、テキスタイル研究所を設置、綿の栽培や染色素材、利用商品などの開発を目的に「コットン・プロジェクト」を進めており、今治タオルとの交流促進を求めてサミットを主催した。
サミットには約50人が参加、木織理事長、平谷祐宏尾道市長のあいさつに続き、尾道大学芸術文化学部の稲田全示教授が基調講演。
その後、帆布メーカーの高橋裕尾道帆布(株)、工房おのみち帆布立花テキスタイル研究所、オーキッド向島の尾道側代表4人に、今治から迎えた織鶴タオル(有)、山本機料(株)の代表者2人が加わった6人のパネラーによる意見交換があった。
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2009年08月10日号掲載  

「平成いろは丸」の市営渡船建造

福山市は平成22年のNHK大河ドラマが「龍馬伝」に決定したことから、鞆―仙酔島間に就航させる市営渡船に、坂本龍馬率いる海援隊が乗り込んでいた「いろは丸」を模した渡船「平成いろは丸」を建造する。
福山市の新たな観光資源として全国に情報発信し、観光振興に役立てる計画。
今年12月末までに完成の予定で、乗船定員は99人。
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2009年08月01日号掲載  

豊後高田市へボンネットバス出発式

福山自動車時計博物館(福山市)の駐車場で7月16日、大分県豊後高田市へ譲渡されるボンネットバスの出発式が行われた。
出発式には豊後高田市から観光関係者も参加、テープカット後に出発した。
譲渡されたボンネットバスは昭和32年式いすゞ自動車(株)製。穴と錆だらけの状態から同博物館が再生、取引先の修理エンジニアが1年5カ月かけて忠実に復元した。いすゞ製ボンネットバスとしては鞆鉄道で運行中の車両に続いて3番目に古い。
豊後高田市では観光拠点として「昭和の町」をテーマに商店、展示館、体感施設を整備しており、同ボンネットバスを熱望していた。
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2009年08月01日号掲載  

尾道市で囲碁サミット開催

日本棋院、尾道市などの主催する「囲碁サミット」が7月18日、同市向島町の市民センターむかいしま「ココロ」で開かれ、囲碁にゆかりのある10市の関係者が集まった。
同サミットは昨年十月に神奈川県平塚市で開かれたのに続く2回目。前記の2市のほか秋田県大仙市、長野県大町市、埼玉県北本市、山梨県北杜市、京都府綾部市、島根県益田市、島根県太田市、宮崎県日向市から参加があった。
東京大学教養学部附属教養教育開発機構の兵頭俊夫教授による基調講演に続いて、パネルディスカッション。
最後に平谷佑宏尾道市長が各市の代表者とともに登壇、「地域の個性を尊重しながら連携、囲碁文化振興事業を充実させます」などと取り組みを誓ったサミット宣言文を読み上げた。
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2009年08月01日号掲載  

ツネイシ子会社がセブ島の大学建設を支援

ツネイシホールディングス(株)(福山市)のフィリピン子会社のツネイシ・ヘビー・インダストリーズ・セブ(THI)が建設費を全額支援したセブ島の大学附属キャンパスが完成、小学生と高校生を合わせ約300人の規模で6月から授業を始めた。
支援先はサンホセ・レコレトス大学。同大学附属のバランバン・キャンパスの建設費約7億5,000万円を全額支援したもの。
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2009年08月01日号掲載  

三和ドック寺西社長が総理大臣表彰

船舶修繕専業の(株)三和ドック(尾道市因島重井町)の寺西勇社長が海洋立国推進功労者として内閣総理大臣表彰を受賞する。
受賞の分野は「造船技能伝承の枠組の創設」で、同氏は造船技術の伝承、熟練技術者の養成を目指して尾道市に日本で初めての造船事業者による造船技能センター「因島技術センター」を立ち上げ、その運営に尽力した。
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2009年07月20日号掲載  

福山港の一文字地区ボートパーク着工

広島県は7月初旬、福山市の福山港で「一文字地区ボートパーク」(仮称)に着工した。市内では初の本格的な公設マリーナとして建設。浚渫、防波堤、桟橋を整備、450籍の係留施設とする計画。
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2009年07月20日号掲載  

ヘアサロンのカッツが低価格の新業態店

ヘアサロンなどを多店舗展開している(株)イメージサロン・カッツ(福山市)は7月17日、宮通りのジェイズ元町店跡をリニューアルし、カット、エステとともに低価格路線の新業態店「LAG hair&esthe」をオープンした。若手スタッフの技量向上とともに既存店の活性化を狙う。秋には2号店を駅家に出店する予定。
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2009年07月20日号掲載  

(株)リライアンスが薬剤師生涯研修センター開設

昭和57年に福山市で創業、県内で調剤薬局「コスモス薬局」を多店舗展開する(株)リライアンス(広島市)が、広島市中区に「薬剤師生涯研修センター」を開設した。
同センターでは薬剤師免許を持ちながら職場を離れた人が、職場復帰する前に最新設備で研修が受かられる。民間企業の開設は全国でも珍しく、県内では初めて。
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2009年07月20日号掲載  

尾道造船社長に中部隆氏就任

尾道造船(株)(本社神戸市)は、6月26日開催した株主総会後の取締役会で、濱根義和社長が代表権のある会長に退き、中部隆専務が社長に昇格する役員人事を決めた。
新社長に就任した中部隆氏は、兵庫県出身、昭和44年7月生まれで39歳。趣味はゴルフ、父親は高校2年生のとき関西学生選手権に大学生に混じって出場、優勝を果たし一躍有名になった故中部銀次郎氏。
尾道造船が発表した平成21年3月期の業績は、売上高597億2,800万円(前期比6.3%増)経常利益60億3,782万円(12.5%増)、当期純利益33億4,942円(21.0%増)。
期中では船体ブロック製造の向島工場、パイプ加工等の松永工場新設と設備機器等で約75億円の大型投資を行い、予定通りの稼働を続けている。
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2009年07月10日号掲載  

内海造船新社長に森弘行氏

内海造船(株)(尾道市瀬戸田町)は、6月25日開催した株主総会後の取締役会で、嶋末幸雄社長が取締役相談役に退き、新社長には特別顧問の森弘行氏が就任する役員人事を決め就任した。
森弘行氏は鳥取県出身、昭和21年11月生まれで62歳。6月25日付けで正式に社長に就任した。
平成22年3月期業績予想は連結売上高668億円(前期比57%増)、経常利益23億1,000万円(12.2%減)、当期純利益12億6,000万円(2.8%減)の増収減益を見込む。

2009年07月10日号掲載  

京泉工業設の新社長に京泉晴洋専務が昇格

船舶用オイルタイトハッチやアンカーチェーンストッパー、ワイヤーリールなど船舶艤装品メーカーとして着実に市場を拡大している(株)京泉工業(尾道市)は、京泉孝男氏が昭和44年創業、49年会社設立から今年で創業40周年、会社設立35周年を迎えた。
創業社長の京泉孝男氏は会長に退き、専務を社長に昇格させた。
新社長の京泉晴洋氏は、昭和35年6月生まれで49歳、前社長の長男。さる7月1日付けで代表取締役社長に就任した。
同社は全国の造船所を取引先に船舶艤装品製造を主に最近年間売上高60億円を計上している。
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2009年07月10日号掲載  

福利物産3点がモンドセレクション金・銀受賞

「味付けちりめん」で知られる福利物産(株)(尾道市)の製造する食品3種が今年度モンドセレクションの金賞2点、銀賞1点を受賞、受賞を記念し7月1日から特別セットの販売を始めた。
初めて出品したモンドセレクションで丹波産黒豆を丁寧に仕上げた煮豆「べっぴんさん」が金賞、くるみと小女子を組み合わせて炊き上げた「くるみ小女子」が金賞、くるみをカリッとした食感に黒砂糖と生姜で仕上げた「くるみ黒糖」が銀賞を受賞した。
記念の3点セットは限定500個を販売。受賞商品それぞれ1点と同社が営業している直営店舗の北前亭で販売しているオリジナル絵ハガキ4枚を付録、価格を2,100円とした。
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2009年07月10日号掲載  

(有)スーパーボーヤがサージカルマスク販売強化

(有)スーパーボーヤ(三原市、℡0848・67・7160)は新型インフルエンザの感染者が広島県内で相次いで発生していることから、インフルエンザ予防に効果的と言われるサージカルマスクの販売を強化している。
取り扱うサージカルマスクは不織布三層構造で、ノーズピース装備のため鼻にピッタリフィット。口元には空間ができ、話しやすいとともに口紅がマスクに付きにくく、疲労感も少ないなどの特徴がある。中国製で同社が販売者となっている。
希望小売価格は5枚入り1袋315円。50枚入り徳用セットは2,625円で販売する。電話注文も受け付け、送料も同社が負担する。小売希望者には別途卸売りも行う。
同社は健康・美容関連商品の卸・小売業者。近年は爪磨き製品「シャインネイル」の総販売元として成長した。美容商品販売店等を通じて全国に販売、ピーク時は月約5万個を出荷、マニキュア不用でピカピカの爪になる爪磨きの流行を起こしている。希望小売価格は1個630円。
新型インフルエンザ感染はまだまだ感染が広がっており、秋のインフルエンザ流行シーズンに向け、予断の許されない状況にある。
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2009年07月10日号掲載  

生鮮食品のオンリーワン岡山県進出

生鮮食品のディスカウントスーパー「オンリーワン」を展開する(株)オンリーワン(福山市)は、ディスカウントスーパーに転換して5年目で売上高を5倍に伸ばす急成長を遂げ、業界でもその経営戦略は話題を呼び、注目されている。平成16年4月、福山市木之庄町一丁目の住宅街の一角に「オンリーワン」1号店をオープンしている。
同社はこのほど岡山県内への進出を発表。計画では、笠岡市中央町の閉店した旧スーパー「ワシン殿川店」跡に出店する。店名は「オンリーワン笠岡駅前店」で岡山県内進出の第1号店となる。現在の店舗数は合計11店舗。
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2009年07月01日号掲載  

日生協の尾道流通センターが従業員募集開始

日本生活協同組合連合会の子会社で物流事業を担当している(株)シーエックスカーゴ(埼玉県)は、尾道市美ノ郷町の尾道流通団地内に日本生協連合会が建設している「尾道流通センター」敷地内に尾道準備室を開設し、来春の本格稼働に向けて約500人の大量採用を予定しており、このほど一般事務員の募集を始めた。
同社は平成21年度から22年度にかけて、千葉県、佐賀県と尾道市に1万坪から2万坪規模の大型物流センター4カ所を稼働させる。これら4カ所の物流拠点は各地の生協事業連合の物流共同化を支援するもので、同社でも設立以来、最大規模となるプロジェクトがスタートしている。
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2009年07月01日号掲載  

尾道市商連新会長に木織氏

尾道市商店街連合会は6月17日、尾道ロイヤルホテルで開いた総会で、新会長にNPO法人工房おのみち帆布(同市)理事長の木織雅子氏(69)を選んだ。
総会後に開かれた懇親会で、木織新会長は「尾道の商店街が将来から見放されないよう五年先、十年先を見据え、若い人を中心に、どうやって店同士をつなげていくか勉強し、それを実践していきたい」とあいさつ。2年の任期で商店街の活性化に全力投球する。
木織新会長は今年3月まで同連合会の女性部会会長を務め、商店街の女性経営者がお勧め商品を詰めた「龍の玉手箱」や、育児サポートとしてのベビーカー無料貸し出し、商店街のマップ作りなどの事業を推進してきた。
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2009年07月01日号掲載  

アドネスが「みてきてグルメ」開始

インターネット関連事業のアドネス(株)(福山市)は、備後エリアのグルメ情報を発信する携帯サイト「みてきてグルメ」を8月1日にオープンする。月額あたり1,050円と低価格の掲載料、豊富な写真掲載、店側での情報変更を特長に、地域密着型のグルメ情報検索の携帯サイトとして掲載店を募集していく。
掲載料は一年間12,600円、初回登録費用1,050円。
検索ジャンルも細分化し、23の大ジャンルと130の小ジャンルを設けた。小ジャンルは5種まで選べる。
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2009年07月01日号掲載  

東尾道―南松永町間に橋梁建設進む

広島県が平成15年度に事業着手した福山市南松永町と高西町(東尾道側)を結ぶ臨港道路山波松永線の橋梁工事が順調に進み、12月28日には本体工事が完成する。
その後、橋梁上部の工事を行い、平成22年4月の供用開始を目指す。橋梁は南松永町側から西の東尾道側高西町(福山市)を結ぶ延長389m、2車線の橋梁。
この橋梁建設工事は、南松永町の機織地区に開設している木材団地に多くの木材加工業者が立地しているための交通渋滞解消を目的に建設する。
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2009年06月20日号掲載  

広島県商工会青年部連合会藤岡会長再任

5月19日に開かれた広島県商工会青年部連合会(以下広島県青連)の総会で、福山市神辺町の(有)フィリオサプライの藤岡誠治代表が再選された。
広島県青連は1年前に「県青連部員10%の経営革新計画の承認」という目標を掲げ、全国に先駆けて次世代経営者へリーダーとしての意識改革を推進。その結果、広島県青連として前年度比の10倍以上に当る21件の経営革新計画の認定取得が達成されている。
この活動が全国商工会青年部連合会(全青連)の注目を浴び、全国モデルにまで発展している。
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2009年06月20日号掲載  

(株)吉川工務店が住宅向け「高断熱リフォーム」展開

建設業の(株)吉川工務店(三原市)は、一般住宅向けに高断熱リフォームの提案を6月から本格化させる。
同社は高気密高断熱住宅の新築注文住宅を手掛け、新たに採用した新工法と組み合わせ、高付加価値リフォームとして展開する。このほど市内の2階建て住宅で施工中のリフォームに初めて採用。床、内壁、天井を撤去して断熱材を施工、さらにサッシも断熱性を高めるため全てペアガラスに変更する。床には厚さ105㎜の硬質ウレタン斜熱パネルを敷き詰め、壁と天井、屋根は、新聞古紙を破砕したセルロースファイバーを断熱材として吹き込む「デコスドライ工法」で施工。50㎜の厚さのグラスウール工法と比べ、4倍の断熱性能があるという。
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2009年06月20日号掲載  

尾道本通り商店街で土曜夜店

尾道市の本通り商店街で6月13日から土曜夜店が始まった。7月25日までの土曜日に開催。6月27日から8月2日まではセンター街、中商店街、一番街の3商店街で竹を使った七夕飾りや仙台の七夕飾りを飾る七夕まつりも開催する。
また7月11日は祇園祭り。午後7時ごろ、渡し場通りで勇壮な三体神輿も予定されている。
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2009年06月20日号掲載  

神原病院が世界最新鋭の血管撮影装置導入

地域中堅病院を目指している神原病院(福山市赤坂町、℡084-951-1007)は5月25日、導入した世界最先端を走るドイツ・シーメンス社製の全身血管撮影装置を公開、本格的な運用を始めた。
血管撮影装置はデジタルエックス線で同時に二方向から撮影、映像に高度なコンピューター処理を施すことで、血管の詳細な立体画像を映し出せる。このため、より微細な血管病変(狭窄、動脈瘤など)の診断が可能になった。
また、CTのような断層画像もリアルタイムで表示、被爆も少なく血管内治療(カテーテル法)や非血管系治療も施術しながら利用でき、最高水準の治療環境が得られる。
非血管系治療の一つ、ラジオ波焼勺術の治療対象の代表例は肝臓ガンなど。血管を避けながら患部に針が安全に届くことが大きな課題で、これまで中心静脈の近くに患部があった場合はあきらめるしかなかったが、導入した造影装置により、画面で確認しながら安全にラジオ波焼勺術を行うことができるようになった。そのため西日本を中心に遠方からの来院患者も増え、フル稼働状態となっている。
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2009年06月10日号掲載  

(株)ヨシケイ福山と(株)エブリイが周年祝賀会

(株)ヨシケイ福山(福山市)の創業30周年と(株)エブリイ(福山市)の創業20周年を祝う周年記念祝賀会が5月27日、福山市のホテルで開かれ、両社の関係者や取引先など約400人が集まって、創業期を振り返り、ますますの社業発展を祈念した。
(株)ヨシケイ福山は夕食材料の宅配業。福山、尾道、三原、倉敷を拠点に、近年は北大坂方面にも進出している。また事業所向け給食事業「フレッシュランチ39」も手がけ、年商30億円規模。(株)エブリイは食品スーパーを多店舗展開。業務スーパーと生鮮食品スーパーの併設業態で快進撃を続けており、年商200億円規模へ拡大している。二社と(株)ホーミイダイニング、(株)けんこう応援団の合計4社でホーミイグループを形成している。

2009年06月10日号掲載  

(株)レニアスが遠赤外線遮断ポリカの新製品

ポリカーボネート成型加工では国内トップの(株)レニアス(三原市)はこのほど、赤外線を遮る新技術のポリカーボネート製品の量産準備に入った。赤外線遮断の製品はポリカーボネートの表面に施していたハードコート(硬化膜)に、新たに開発したタングステン系複合化合物の赤外線吸収剤を混ぜて実現。可視光は80%を透過させ、赤外線の透過率は10%以下。同社が行った実験では従来製品と比べて赤外線遮断の製品は最高で15度以上、温度上昇を抑えた。
既に昨年12月から特殊車両への採用が進み始めており、今後、採用車両の増産や採用車両種の拡大などに合わせて生産量が増えていく見込み。
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2009年06月10日号掲載  

福山ガスが皮むき工法でガスホルダー解体

福山瓦斯(株)(福山市)は、同所の本社ビル隣接地に設置している手城供給所内のガスホルダー一基の解体工事を進めている。
同社は昨年都市ガス供給先への天然ガス転換工事を完了、天然ガス化に伴いJFEスチール西日本製鉄所福山構内に受入れ基地を構築している。
そのため手城供給所内に設置している2基のガスホルダーのうち1基の解体を決めた。
この解体工事を施工する、ベステラ(株)(東京都江東区)が解体工事に使うのが特許工法の「リンゴ皮むき工法」と呼ばれる工法で、リンゴの皮をむくように、球形のタンクに使われている鉄板を下からくるくると切って行く、見ていて楽しいような独特で大胆な工法。
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2009年06月10日号掲載  

創立50周年の㈱安保商店が記念事業計画

5万トン規模の貨物船やケミカルタンカーを所有し、貸し渡しを行っている㈱安保商店(尾道市)が今年3月14日で創立50周年を迎え、6月28日に記念事業としてミュージシャンの小室等らを招いたコンサートとディナーを行うほか、6月23日から8月10日まで同社が収集した絵画で飾るコレクション展も開く。ともに会場は尾道市潮見町のなかた美術館。
同社は現在、最大7万5千トンの貨物船などケミカルタンカー11隻、貨物船5隻、コンテナ船2隻、プロダクトタンカー4隻、自動車運搬船1隻の合計23隻を所有。さらに平成25年まで発注残の9隻が順次新造される計画となっている。
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2009年06月01日号掲載  

福山ロータリークラブが創立55周年記念式典

福山ロータリークラブ(内海康仁会長=光和物産㈱社長)は5月23日、福山市のホテルで創立55周年記念式典と祝賀会を開き、集まった約160人が節目を祝った。
式典のテーマは「奉仕GOGOこれからもず~と」。内海会長が挨拶で55周年記念事業を紹介した後「百年に一度という世界的な金融危機の中での開催、こういう時だからこそ相互扶助という104年前のロータリー創始の精神に立ち返り、職業奉仕の実を上げるべく、今後も努力することを決意します」と奉仕への揺るぎない取り組み姿勢を示した。
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2009年06月01日号掲載  

3万人の来場でにぎわった府中産業メッセ

府中商工会議所主催で5月23日、24日の2日間、ウッドアリーナ(府中市土生町)で「2009府中産業メッセ」が開かれ、2日間で3万人(主催者発表)が来場した。
機械や家具、アパレル、味噌など多彩な製造業が集積する府中市のものづくり技術や製品を市民に紹介するイベントで、今回が26回目。「多士同心~すぐれた技能(ものづくり)で心をひとつに~」をテーマに、会場では多彩な75の企業や団体が、ゲームや木工加工体験など参加型企画を盛り込んだブースを構え、家族連れらを楽しませた。
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2009年06月01日号掲載  

巖聖水6500がモンドセレクション最高金賞受賞

興和不動産開発㈱(尾道市)が福山市東村町で掘り当てた名水を詰め込んで販売しているミネラルウォーター「巖聖水(がんせいすい)6500」が欧州の世界的な食品品評会「モンドセレクション」2009年で最高金賞に輝いた。
巖聖水は福山大学の北側(山陽自動車道北側道沿い)に位置する福山市東村町の同社敷地で深層から汲み上げる水。ペットボトルなどに詰めて商品化している。
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2009年06月01日号掲載  

(株)寺田鉄工所が太陽熱温水器の新機種発売

プラント機器製造の(株)寺田鉄工所(福山市)は5月20日、太陽光でお湯を沸かす熱交換式太陽熱温水器の新製品「サントップ」と太陽熱調理器の新製品「エコ作」を発売した。
サントップは従来製品の「サナーズ」と違い、他の電気、ガス、灯油使用の給湯器に直結できるようにした。そのためお湯の不足などを心配することなく快適に利用できるシステムとなった。
もう一つの新製品「エコ作」は真空ガラス管と集熱板を組み合わせた太陽熱調理器。太陽光を集め、200度近い温度となるガラス管内で肉や野菜を焼いたり、お湯が沸かせる。従来製品は鉄製の集熱板だったが、樹脂製変更、面積を広げ、軽量化。調理速度も早まった。使用しない時は集熱板を折りたたみ、携帯に便利なボックス型となる。
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2009年05月20日号掲載  

創業30周年のププレひまわりがグラン松永店オープン

スーパードラッグ「ひまわり」を展開する(株)ププレひまわり(福山市)は、同市松永町6丁目、市立松永小学校隣接地に建設していた新店舗が完成、5月22日「ひまわり」グラン松永の店としてオープンする。
同社は、昭和53年、「ひまわり薬局」を開店して創業、30周年を迎えた。
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2009年05月20日号掲載  

工房おのみち帆布が綿栽培の地域づくり開始

帆布を素材にした生活雑貨を製造しているNPO法人工房おのみち帆布(尾道市)は市内向島町の旧立花自然活用村の管理委託を受け、綿の栽培を中心に地域活性化への取り組みを始めた。
旧立花自然活用村の南側には観光用花畑があり、その畑を綿畑にするための種植えが5月6日、平谷祐宏尾道市長を始め、支援する広島県中小企業家同友会メンバー、工房おのみち帆布関係者ら約50人が集まって実施された。
南斜面の畑は向島洋らんセンターを運営する農業法人オーキッド向島(林原透代表理事)が管理する。
水やりが大切で、夏場に枯らさないように気をつけると10月ごろ黄色の綿の花が咲き、花の後にゴルフボール大の綿が各色でできる。綿摘み作業のころ、旧立花自然活用村の施設を利用して様々なワークショップを行う予定で、テキスタイルの研究拠点にする計画。
綿は1万粒を用意。5,000粒を既に植え付けた。残りは工房おのみち帆布や向島洋らんセンターで栽培希望者に無料で配布、賛同者を募り、栽培面積を広げる。摘み取った綿花は工房帆布で帆布製コースターなどと交換する制度を考えている。
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2009年05月20日号掲載  

制服を「マイバック」にリサイクル

繊維リサイクルシステム運営の(株)エコログ・リサイクリング・ジャパン(福山市)は、コンビニの「サークルKサンクス」を全国展開する(株)サークルKサンクス(東京都)の旧ユニフォームをエコバッグにリサイクルし、5月14日に全国のサークルKサンクスの店舗で無償配布された。
サークルKサンクスは昨年、エコログ・リサイクリング・ジャパンが企画したユニフォームを採用。6月まで使用したユニフォームを同社が回収して再生原料としてペレット化し、再生糸45%、強度を高める普通糸を55%使用したポリエステル100%の「サークルKサンクスオリジナルマイバッグ」32万枚を製造した。
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2009年05月20日号掲載  

小山鋼材が尾道熱処理センター開設

金型材等の特殊鋼専門業者として商圏を拡大している小山鋼材(株)(大阪市)は、中国地方をエリアとする尾道熱処理センターを開設した。
この新工場は県営尾道流通団地内の取得地に、鉄骨造り一部2階建ての建物を建設、尾道熱処理センターとして5月から機械設備の導入を始めており、試運転の後、6月上旬からの操業を予定している。
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2009年05月10日号掲載  

尾道市民センターむかいしま完成

尾道市は同市向島町の天満屋ハピータウン南側に建設していた、尾道市民センターむかいしま(愛称ココロ)が完成、5月7日(木)10時から来賓や関係者を招いて竣工記念式典を開き、同庁舎の完成を祝った。
ココロは鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨造り2階建て、延べ床面積4,504平方m。
一階の図書館は児童向け図書を中心に一般向けで14,000冊を揃え、子ども専用のスペースや施設も設けている。文化ホールは、舞台付き400席規模。
向島支所は建物南側が正面入口、住民福祉課、地域対策課、中央公民館がはいる。駐車場は124台を収容できる。住民サービスの拠点となる事務室を設けている。
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2009年05月10日号掲載  

しまなみ海道開通10周年を祝う

尾道市と愛媛県今治市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)が全通して5月1日で開通10周年を迎えるのを祝う、しまなみ海道10周年記念事業が4月29日、大三島の今治市上浦町井口上浦歴史民俗資料館多目的ホールと周辺で行われた。
ホールでは広島、愛媛両県関係者や来賓ら約400人が出席して「しまなみ海道10周年記念式典」が開かれた。
オープニングには全国的に活躍している県出身の林英哲率いる英哲風雲の会3人としまなみ海道太鼓衆選抜の海響10人による太鼓演奏で開幕、高校生3人による書道パフォーマンス、こども宣言「島・愛・美」などがあった。
式典後には多目的前広場で太鼓の演奏があり、最後に愛媛県知事、広島県副知事、本四連絡高速道路社長の3人が桜の苗木を記念植樹して記念式典を終えた。
屋外ステージでは太鼓演奏、郷土芸能、ふるさとアーティストライブなどのパフォーマンスがあった。
しまなみ物産フェアには、尾道市から観光土産品協会や向島町、因島生口島などの特産品売場、大三島・上島町、伯方島・大島、今治市などから24業者が展示販売した。
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2009年05月10日号掲載  

ゲタとタップが融合したゲタップデビュー

松永の下駄とタップダンスを組み合わせた「ゲタップBINGO」が4月に東京と尾道で発表された。
4月18日には東京・秋葉原にあるオノミッティーガー((株)河原会長の河原栄氏のアート)提供「ライブスペースinアキバ」で初めて「ゲタップBINGO」が発表され、25、26日の尾道みなと祭ではタップダンサーの粟村勝さん率いるダンスチーム「ウドペッカーズ」のダンスが軽快なっリズムを刻んだ。
「ゲタップBINGO」は松永下駄を基本に、一部をくりぬいて小さなタンバリンのシンバルを内蔵させた特製下駄を使ったタップダンスのパフォーマンス。東京で映像番組の制作等を手がける(株)ビエントの山口信哉社長と劇団四季にも出演したタップダンサーの粟村勝さんが考案、ともに尾道出身の2人が全国普及を目指している。
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2009年05月10日号掲載  

三平商事(有)が30周年企画「ありがとう祭」開催

造園、エクステリア設計施工などの三平商事(有)(三原市)は創業30周年を記念して4月18、19日の2日間、同社を会場に顧客対象の感謝イベント「ありがとう祭」を実施し、来場した110組260人が多彩な企画を楽しんだ。
屋外に新設したピザ窯でピザを焼いて無料でふるまい、展示場ではガーデニングの草花やグッズのセールを実施。19日午後にはウッドデッキなど木製品のメンテナンス講座も開いた。
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2009年05月01日号掲載  

クニヒロが「牡蠣餃子」新発売

カキ業界トップのクニヒロ(株)(尾道市)は、商品開発を進めていた牡蠣餃子(カキギョーザ)を4月25日から発売を始めた。
同社では「牡蠣のクニヒロが、尾道名物」として商品開発に取り組んだもので、日本一の生産量を誇る広島産の牡蠣にこだわり、まるごと一つの牡蠣を入れ、皮にも、タレにも牡蠣を使って仕上げている。10個入りで税込み1050円、土産品や贈答用で化粧箱入り、送料は別。お買い得品として簡易包装20個入り(2800円)などもある。
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2009年05月01日号掲載  

尾道サイクリング協会設立

しまなみ海道十周年の節目に尾道サイクリング協会が設立された。
尾道観光協会が音頭をとり、サイクリング愛好者を募って4月17日市内向島町の向島洋らんセンターで設立総会を開催、規約や役員などを決めた。設立時の会員数は30人。
尾道サイクリング協会の会員は日本サイクリング協会の会員となるために必要な年額4,000円が会費として必要になる。事務局は向島洋らんセンター(℡0848・44・8808)に置かれている。
愛媛県側には今治サイクリング協会が既にあり、今後は、しまなみ海道の両端を拠点にする2つのサイクリング協会が互いに情報を交換しながら日本一のサイクリングロードづくりに取り組む。
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2009年05月01日号掲載  

福山ホースクラブがリニューアルオープン

乗馬クラブの福山ホースクラブ(福山市)は4月10日、旧住所から県道を挟んで北向いの敷地に施設を拡張してリニューアルオープンした。
新施設は馬場約2300平方mで、3年ほど営業してきた旧施設の約1.5倍。馬房は16房まで拡張できる。
同クラブはブリティッシュ鞍とウエスタン鞍の乗馬を両方楽しめる県内初の施設。メンバーは福山、尾道、岡山などの小学生から70代まで幅広い年齢層。現在サラブレッド、アルパーサー、クォーターホース、トロッターで計11頭を所有する。
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2009年05月01日号掲載  

アンデックス(株)が空調型塗装ブース開発

自動車塗装ブース製造で国内トップのアンデックス(株)(尾道市)はこのほど、水溶性塗料に対応した自動車塗装ブースのテストプラントを製作、自社の開発センター内に設置した。
同社が開発した水溶性塗料に対応した自動車塗装ブース「CAB―H2」のテストプラントには大手企業の塗装関係者など全国から関係者が続々と詰め掛け、連日各種テストが繰り返されている。
「CAB―H2」は温度、湿度が管理できる実用タイプでは世界初の空調型塗装ブース。水溶性塗料に求められる最適条件がワンタッチで設定できる。ブース内の気流を上下流から水平流に転換することで、労働安全衛生基準を確保しながら設置コストの削減、稼働時の省ネルギー化、高性能化などを両立させた。導入コストも既存のオーダーメード設備に比べ、3分の1程度に抑えられる見込みとなっている。
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2009年04月20日号掲載  

広島ステーションビルに手むすびの膳七オープン

米穀卸・小売の(株)オクモト(尾道市)の関連会社、(株)膳(同社長)は3月11日、広島市南区の広島ステーションビル地下一階食品売り場内に「手むすびの膳七アッセ店」をオープンした。
「手むすびの膳七」はおむすびのテイクアウト店。こだわったお米を使い、丁寧に手で一つ一つおむすびにする。世羅町の特別栽培米こしひかりに蒲刈町の藻塩を使う。具にはウメ、サケ、音戸チリメン、エビ天など旬の食材を使う。オクモトで売り出している栄養価の高い「美人玄米」を使ったコラーゲン入りおむすび(1個160円)もある。
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2009年04月20日号掲載  

かに料理「福山甲羅本店」が完成

かに料理、和風料理、焼肉等の店舗を岡山県内に展開している、(株)ケイコーポレーション(浅口市)は、福山市南蔵王町の国道182号沿いに建設を進めていた新店舗、かに料理専門店「福山甲羅本店」が完成し、4月29日オープンする。
小庭園付きの二棟延べ床面積968平方m。客席は240席、2階建て部分にはエレベーターも設置して高齢者や身障者も気軽に利用してもらえるようにバリアフリー仕様としている。
同社のかに料理店舗は、愛知県豊橋市に本社を置く(株)甲羅のフランチャイズ店として、平成8年7月に1号店を倉敷市へ、15年10月に「岡山甲羅本店」をオープンしている。「福山甲羅本店」は広島県内1号店となる。
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2009年04月20日号掲載  

天然石ストラップの尾道土産を商品化

(株)コウノグループ(尾道市)は3月21日、新しい尾道の土産品として「好きです尾道 天然石ストラップ」6種類を発売した。
ローズクォーツ(紅水晶)のさざれ石と一つの玉を組み合わせたピンク系のデザインのものは桜をイメージ。そのほかラピス・ラズリ、タイガー・アイ、サードオニキス、オレンジカルサイトなど主材料の天然石のイメージカラーと尾道水道、猫、石畳、柑橘など尾道らしいコンテンツとイメージを一致させ、「好きです尾道」の言葉を刻んだタグを取り付け、6種類の商品に仕上げた。
価格はさざれ石を使ったタイプが1280円、六つの玉と小サイズの水晶を組み合わせたタイプが1480円。市内のホテルや土産物販売店で取り扱っている。
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2009年04月20日号掲載  

昭和20年の商都尾道・旧築出町の地図復元

戦前(昭和20年以前)の尾道市土堂二丁目界隈(旧築出町)の地図を当時そこに住んでいたお年寄りの記憶を基に復元した「尾道のヘソ、建物疎開で消えた町―築出町内会復元図」が3月26日、完成、福利物産㈱の店舗「北前亭」(尾道市土堂二)内のサロンで展示が始まった。
「味付けちりめん」で知られる福利物産(株)(尾道市東尾道、福島光宏社長)は自社発祥の地に創作珍味の直営店「北前亭」を昨年三月にオープンさせ、店舗脇の小路に旧町名の築出町の守り神だった築姫稲荷も復活させている。北前亭の開設プランを煮詰める中、自社発祥の地への思いを深めていた福島社長は同じように築出町に深い思いを持つ人たちが健在であることを知り、文化の伝承に意味深い復元を決意する。戦後63年以上が経過、当時の記憶が風化して行く中、今しかできないと福島社長が呼びかけ、13人のお年寄りが参集、「尾道・築出町マップ復元の会」を結成して復元された。
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2009年04月10日号掲載  

せらブルーベリーガーデンの施設完成

農業生産法人㈱セラーリオ(世羅郡世羅町)は、昨年7月5日、同町の京丸ダム北側の県道沿いに開設した、ブルーベリー農場「せらブルーベリーガーデン」内に建設していた「ガーデンテラス」が完成し、5月14日のグランドオープンに向けて準備へ急いでいる。
この施設は、ブルーベリー畑の一角で駐車場沿いに建設した、平屋建て225平方m、内部には客席30席。イタリアンジェラート専門店「REGARO」、ワッフル、パフェなどが味わえるカフェテリア、農園や周辺の景色を展望できるオープンデッキ、フルーツ直売&ギフトショップなどがある。
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2009年04月10日号掲載  

浅野味噌㈱が「瀬戸内伍郷」を共同開発

明治37年に創業した府中味噌の老舗、浅野味噌(株)(府中市)はこのほど、県外の同業者四社と米味噌を共同開発、「瀬戸内伍郷」と名付けて販売を始めた。
共同開発したのは浅野社長が十年ほど前に全国味噌協同組合連合会青年部の役員を務めた縁で、交流を続けていた仲間。
米は岡山県産「朝日胚芽米」、大豆は兵庫県産「夢さよう」、塩は徳島県産「鳴門のうず塩」を採用、芦屋市の六甲みそ工場で昨年六月に一トンを仕込み、5社が200kgずつを持ち帰ったうえで、自社の蔵に居つく発酵菌などを含む種味噌(たねみそ)10kgを加えて熟成させ、各社ごとに最終商品を完成させた。
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2009年04月10日号掲載  

尾道観光土産品協会の尾道ええもんやオープン

尾道観光土産品協会はしまなみ交流館内に開設していた土産品売り場を千光寺山ロープウエー乗り場にも近い尾道本通り商店街の中へ借りた呉服店跡の店舗へ移転、団体向け食事コーナーも備えた本格的土産品販売店舗「尾道ええもんや」として4月10日にオープンする。
店舗は明治時代の木造建築物。改して店頭側に協会会員の土産品を並べ、奥に団体50人収容の食事コーナーなどを設けている。食事は前日までに予約する仕出し方式。ソフトクリーム等も販売する。地元野菜の朝市なども定期開催を予定する。
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2009年04月10日号掲載  

北斗電機工業(株)がLED光の新サイン開発

自動制御設備設計・製作、電装工事などの北斗電機工業(株)(福山市)は、動画と音声、LED光で店や商品の魅力を効果的に通行人に伝える低価格のサインを製品化し、4月中旬をメドに発売する。
鉄製の本体に、スクリーンとスピーカー、LED発光部を組み込んだ。商業ビルなどの2階以上にある飲食店やエステといった新規客が入りにくい条件の店でも、階段上り口に置いて店内の様子やメニュー、店主のコメントなどの動画や写真のスライドショーで店の雰囲気を感じてもらうことができる。動画データはSDカードやUSBメモリーなどで交換する。
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2009年04月01日号掲載  

(株)東洋医研が高吸収率の青汁を新発売

(株)東洋医研(福山市)は運営する「蘇生工房~健美道~」を通じてオリジナルブランドの青汁食品「グリーンエンザイムゴールド」を発売した。
グリーンエンザイムゴールドはアメリカ・ユタ州の広大な大麦畑で育った大麦若葉が原料。海抜約1500mに広がる約200万坪の大麦畑の横には製造元の専用工場があるだけという恵まれた自然環境があり、刈り取って約2時間でエキス加工されている。粉末にしただけでは消化を妨げる食物繊維が栄養素を囲んでいるため、エキス加工した上で水溶性食物繊維(軟消化性デキストリン)を後から加えている。そのため青汁成分が濃縮され、吸収されやすいという特徴がある。さらに霊芝、アガリスク成分も加えた。
楽天市場の健美道で購入できる。
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2009年04月01日号掲載  

三原浮城ライオンズCN45周年記念大会開催

三原浮城ライオンズクラブは3月22日、三原国際ホテルを会場にCN45周年記念大会を開き、五藤康之三原市長、伏見暁三原商工会議所会頭らを来賓に迎え、歴史を振り返りながら一層の社会貢献を誓った。
記念事業報告は浮城ふれあいコンサート、三原小学校北の桜山への桜植樹、三原市芸術文化センターポポロへのベンチ基寄贈などをパワーポイントで発表した。
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2009年04月01日号掲載  

三原市と三原テレビ放送(株)が災害情報で協定

三原市とCATV事業の三原テレビ放送(株)(三原市)は3月17日、災害時の情報提供に関する協定を結んだ。
災害発生時や発生の可能性がある場合、同社のCATVサービスを、市立三原小学校(館町)屋内運動場など市内32カ所の小中学校に臨時設置されるテレビで無料視聴できるようになった。
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2009年04月01日号掲載  

介護賃貸住宅備後NPOセンターが発足

不動産売買・賃貸・管理の(株)タカハシ(尾道市)を経営する高橋大蔵社長はこのほど、特定非営利活動法人介護賃貸住宅備後NPOセンター(同社2階に事務局)を設立した。
同センターは国土交通省が進めている「あんしん賃貸支援事業」に貢献し、高齢者世帯、障害者世帯、外国人世帯、子育て世代など一般的な探し方では賃貸住宅にスムーズに入居できない世帯の入居をサポートするために設立されたもので、「あんしん賃貸住宅」を掲げる空き住宅に希望者がたどりつけるよう、情報を集め、条件整備を行う。
具体的には同センターが空き室の長い部屋や車椅子などでも生活しやすい住宅に改造してもいい部屋もしくは一戸建てを募集、登録することで希望者に紹介、同時に貸主の不安を解消するため、同センターが借り上げ、転貸する。
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2009年03月20日号掲載  

しまなみ海道の自転車活用法を発表

尾道市や尾道観光協会などでつくる「尾道市しまなみネクスト観光協議会」の主催で8日、尾道市瀬戸田町のベル・カントホールを会場に、沿線や島内での自転車活用社会実験の成果発表会が開かれた。
尾道大学の稲田全示教授が「しまなみ海道沿線の地域連携」と題して講演。北に位置する御調から南の瀬戸田まで各地の特産品を使った果実リキュールのラベルなど、デザインで尾道を活性化する企画に取り組んできた事例を紹介しながら「無形文化と人のコミュニティでしまなみの『みち創り』を進め、新たな地域遺産にしよう」と呼び掛けた。また「世界中で潮力発電などグリーンエネルギーエコノミーの研究が進む。しまなみには造船をはじめ水に強い会社が多い。ぜひ水流発電の研究所を発足させ、グリーンエネルギーパークをつくればどうか」と話し、環境対策先進地域としてのしまなみ海道の発展を提案した。
発表は7テーマ。自転車活用によるしまなみ海道の観光活性化、沿線の安全確保などの課題に関して、国歩補助事業としてインターネット上の招待制情報交換サイト「おのみっち」で収集、共有した情報などを基にした社会実験の成果も報告された。
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2009年03月20日号掲載  

県東部運転免許センター11月開設へ

福山市津之郷町の国道2号沿いに設置している広島県福山自動車学校の敷地内に「広島県東部運転免許センター」を開設する建設工事が進んでおり、11月1日(日)開庁の予定となっている。
東部運転免許センターは、鉄骨造り3階建て。隣接して6層の立体駐車場棟を建設、約340台を収容できる。
直轄エリアは、福山東警察署、福山西警察署、尾道警察署の三署で行なっていた免許更新、再交付、原付試験等を東部運転免許センターに集約する。
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2009年03月20日号掲載  

第34回芦辺会友書作展が盛況に開催

第34回芦辺会友書作展が3月12日から16日まで、福山市元町の天満屋福山店8階催場で開かれ、芦辺書苑の指導者ら174人の作品が来場者の目を楽しませた。
入り口正面奥には髙橋会長、中塚博子、藤井壽峰、藤岡松遠の三副会長、大田桂水理事長ら芦辺書苑役員の力作が並び、毎日書会評議員で東洋大学教授も務める書家、三宅相舟氏(東京)から寄せられた作品も出品されていた。
会場には広島、東広島、笠岡、三原、尾道、福山、府中、三次、庄原の各市、世羅町など幅広い地域から芦辺書苑の指導者として活躍している人たちから寄せられた作品が個性を競うように展示されていた。
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2009年03月20日号掲載  

日本鋼材(株)が「メタルアウトレット」開設

鉄工所支援を目指す日本鋼材(株)(福山市)は、端材鉄鋼のインターネット上での売買を仲介する「メタルアウトレット」の運営を本格化させている。
鉄工所が従来回収業者に出していた端材や、加工ミスで使用不能となったもの、図面変更などで在庫保管している鋼材を出品し、購入希望者とマッチングさせることを目的に2月に開設した。
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2009年03月10日号掲載  

海の歌港組が陸上輸送体制を整備

港湾荷役、一般港湾運送事業の㈲歌港組(尾道市)はこれまで下請け企業へ依存していた陸上輸送部門を、円滑な業務運営と合理化を図る目的で、別会社を設立して4月頃からの業務スタートを目指して準備を進めている。
同社は、明治40年創業の港湾荷役業者の老舗として知られている。現況は、松永湾に輸入される木材の海上での荷役を主としており、陸上輸送は下請業者に委託していた。
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2009年03月10日号掲載  

中谷木工(株)がみやげ開発事業で新製品

別注家具製造の中谷木工(株)(府中市)は、府中商工会議所の府中みやげ開発事業で、木工の指物に使われる「蟻組み継ぎ」をデザインに取り入れたスパイスラックとフォトフレームを開発した。
側面に台形の凹凸を切り出し、連結させる継手を採用するなど特徴を持たせた。
ブランド名は府中の技術を広く知らせたいという思いを込めた「Goroziro(ごろうじろ)」。木の温もりを感じられる商品群を今後も増やしていく。2月に開かれた東京ギフトショーに出展し、通販業者などから引き合いがあったという。
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2009年03月10日号掲載  

日の丸タクシーがグリーン経営認証取得

観光バス、タクシーを運行している日の丸タクシー(株)(井原市)は、交通エコロジー・モビリティ財団による「グリーン経営認証」を1月30日取得した。
「グリーン経営認証」は、運輸部門の事業者が環境保全活動を自主的に進めるために設けたモビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定のレベル以上の取り組みを行なっている事業者を認証するもの。備後地区、岡山県西部地区の同事業者の中では同社が最初に認証を登録した。
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2009年03月10日号掲載  

三和鉄構建設がブドウ園経営に進出

総合建設業、建築鉄骨製造などの地場有力業者として知られる三和鉄構建設(株)(尾道市)が農業生産に進出する。昨年、農業生産法人として設立した、(株)サンワファームが取得した、世羅町の国営開発農業団地空口営農団地内にブドウ農園の建設に着手した。
約3.7ヘクタールを取得し、このほど生食用ブドウ栽培の果樹棚の設置工事に着手した。生食用ぶどう園としては世羅町内でも最大規模となる。

2009年03月01日号掲載  

R&Rレンタル尾道がバルーン事業部新設

レンタルの「R&Rレンタル尾道」(尾道市)はこのほど、バルーン事業部を新設した。
同事業部は結婚式、フェアなどのイベント会場をバルーンで楽しいムードに飾り付けるサービスを行うほか、キャンディが風船の中に入った特殊なバルーンなどをギフトとしても提案、販売する。
会場の飾り付けにバルーンアーチやバルーンデコレーションなどを用意、バルーンの色は淡い色からカラフルな色合いまで豊富で、形もハート型、キャラクター型などいろいろ。ギフトにはフラワーアレンジメント風に束ねた小型風船などがある。

2009年03月01日号掲載  

第1回尾道牡蠣祭りが盛況

生カキ、冷凍カキなど扱い量で日本一のシェアを占める、クニヒロ(株)(尾道市)は2月22日、同社近くのJA尾道市経済部敷地で「第1回尾道牡蠣(かき)祭り」を開き、会場が人で埋まるほどの大賑わいとなった。主催者は約1万人が来場したものとみている。
焼き牡蠣コーナーでは殻付き焼きカキ2000個(1000人分)の無料提供があったが、引換券を求めて午前8時から長蛇の列ができたため、開会時刻10時からの提供を9時に繰り上げて対応した。また焼きカキ、カキフライ、カキバター焼き、カキめしなどその場で調理する何種類ものカキ料理が販売され、いずれの販売コーナーにも長蛇の列が続いた。

2009年03月01日号掲載  

啓文社の児玉さんが「尾道坂道書店事件簿」発刊

書籍販売地場大手の(株)啓文社(尾道市)に勤務する商品部部長の児玉憲宗さん(47)がエッセイ集「尾道坂道書店事件簿」を発刊、2月17日から啓文社もちろん、全国の主要書店で販売が始まった。
同書は啓文社に入社して以来、地元出身者の著書から地元を題材にした本までほぼ全てを把握する立場にあり続ける児玉さんが、先輩から聞いた古き良き時代の逸話も含めて本にまつわる多面的なエピソードをつづっている。
同エッセイは出版元の(株)本の雑誌社(東京都)の「WEB本の雑誌」に3年半にわたって連載したエッセイコラムを加筆、修正して出版した。
本が好きで入った仕事現場で出くわすクレーム処理。「棚がかすんでいる」と禅問答のような注意を与える先輩。店舗面積の違う店ごとに違う品揃えの工夫。そして人一倍自信があった体を悪性リンパ種に侵されて始まった闘病と車椅子での生活。作家光原百合さんに指導してもらえる尾道大学の学生と出版された「尾道草紙」への賛意。小林和作と啓文社社長の逸話。漫画家かわぐちかいじ誕生秘話。島田荘司選福山ミステリー文学新人賞に選考委員として関わった感想―など本を販売する立場ならでの視点で本を取り巻く人との出会いを中心に紹介している。

2009年03月01日号掲載  

全国品評会受賞で注目の谷口養鯉場

養鯉業の谷口養鯉場(福山市)は、平成18年1月開業と浅い業歴ながら全国的な品評会で次々と賞を獲得するなど銘鯉を送り出し、業者や愛好家の間で知名度を高めている。
現在、4種ある品評会の全国大会のうち一番大きな「全日本総合錦鯉品評会」で最も高い評価となる「国魚賞」を紅白で受賞。続いて全国大会「全日本愛鱗会新潟大会」50㎝以下の50部で紅白の「鱗王賞」受賞。また昨年11月には東京ドームで開かれた「全日本鱗友会全国錦鯉品評会」で20㎝以下の20部で紅白の最優秀賞を獲得した。
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2009年02月20日号掲載  

山本醫院の日帰り下肢静脈瘤手術が1000例超

下肢静脈瘤や痔の治療に日帰り手術を導入している山本醫院(福山市)で、このほど下肢静脈瘤の手術例が1000例を超えた。
下肢静脈瘤は足の皮膚に血管が浮き出す病気で、症状が進むと部分的な壊死や激しい痛みを伴なうこともある。山本醫院では平成17年5月の開院以来、一人ひとり丁寧な対応で手術例を重ねてきた。
今年1月発行の「日本血管外科学会雑誌」には2007年の1年間に実施された下肢静脈瘤に関する調査結果が掲載されたが、それによると年間20例以上実施している医療機関は大学病院や公的病院などを含めて全国313施設で、山本醫院が実施した該当期間の手術例は252例で全国2位の例数と
なっている。
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2009年02月20日号掲載  

50周年の尾道LCが盛大に高等学校合同演奏

尾道ライオンズクラブは15日、結成50周年を記念した第28回「青少年健全育成のための高等学校合同演奏会」をJR尾道駅前のしまなみ交流館で開催した。
50周年記念となった合同演奏会はNTT西日本中国吹奏楽クラブをゲストに迎え、尾道北高等学校、尾道中学校・高等学校、尾道東高等学校、尾道商業高等学校の吹奏楽関係の演奏グループが出演、4校が競い合うように日頃の練習成果を約600人の聴衆を前に思う存分発揮、盛んな拍手を浴びた。また最後には4校合同での演奏も行った。
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2009年02月20日号掲載  

大林宣彦監督と南原清隆さんが舞台挨拶

映画館「シネマ尾道」(尾道市)で11日、上映中の作品「その日のまえに」を手掛けた地元出身の映画監督、大林宣彦さんと、主演した南原清隆さんが舞台あいさつを行い、立ち見も出るなど満員となった観客を前に作品と尾道への思いを語った。
大林監督の「用意、スタート」の声で南原さんが登場。監督とナンちゃん南原清隆さん)は映画製作の思い出や作品に込めた思いなどを話した。
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2009年02月20日号掲載  

(株)マーベラスジャパンがFC展開加速

アイスクリーム製造などの(株)マーベラスジャパン(福山市)は2月5日にFC29店舗目となる「マーベラスクリーム ゆめタウン高松店」(香川県)を出店した。また創業から3年弱で30店に迫るハイペースな出店に対応するため、先月からは新工場を本社地に稼働させて万全の供給体制を整え、海外も含めた出店を一層加速させている。
同社が展開する「マーベラスクリーム」は北海道産の高品質ミルクと、高果汁をベースとした多種のアイスクリームを、マイナス一六℃に冷やした大理石上で混ぜ合わせた新しい食感のアイス。本場フランスの風味にこだわりレシピを開発した。
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2009年02月10日号掲載  

藤井製瓦工業(株)が實相寺で再利用瓦の葺き替え

屋根工事などの藤井製瓦工業(株)(福山市)は、日蓮宗實相寺(同市北吉津町)七面堂の屋根の古瓦葺き直し工事に着手した。環境保全、景観向上と職人の技術継承につなげるもので、約1万枚の古瓦を使う今回の工事はこれまで同社が手掛けてきた物件の中では最大規模。
實相寺は平成16年から「平成大改修」を始め、七面堂改修は最終段階。古いものを生かす實相寺の理念に基ずいて進められており、既に本堂屋根の軒先から上へ3mまでの古瓦葺き直し工事と、水盤舎、井戸屋、再建した鐘楼堂の屋根の古瓦も同社が施工した。
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2009年02月10日号掲載  

尾道の第2回スローフードパーティーが盛会

NPO法人おのみちアート・コミュニケーション(尾道市)は1月31日夜、同市潮見町のなかた美術館及びレストラン「ロセアン」を会場に第2回「スローフードパーティー」を開催した。
第1部の岡田菜穂子ピアノコンサートには61人が参加。パリ市立音楽院を一等賞で修了、ディプロマ取得という岡田さんの実力を名画に囲まれ、ピアノが身近に感じられる贅沢な空間で堪能した。
第2部は食談。地元で獲れたイノシシ肉を食材として竹内省三ロセアン料理長が腕を振るい、バラ肉ベーコンのサラダ、ソーセイジのポアレ・キャベツ添え、モモ肉の赤ワイン煮込み、イノシシ肉のカレーなど各部位の特徴を生かして調理した。平谷祐宏尾道市長も含む81人が、ローマ大学文哲学部教授のピノ・マラス氏の話を聞きながら、イノシシの料理を楽しんだ。
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2009年02月10日号掲載  

因島ロータリークラブが創立40周年の記念祝典

因島ロータリークラブ(尾道市因島土生町)は、今年で創立40周年を迎えた。
2月1日、同町の芸予文化情報センターで創立40周年記念祝典が開かれ、会員、来賓ら65人が出席した。
記念事業として40周年記念誌作製を発表、県立因島高等学校では県警音楽隊と同高校吹奏楽部の演奏もあり、同校に記念品も贈られた。
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2009年02月10日号掲載  

大信産業(株)が米国一流グリーンキーパー招き講演

農薬・農業資材販売、緑化事業の大信産業(株)(尾道市)は1月22日、広島市のグランドプリンスホテル広島で第31回「芝草研究会・ゴルフ場管理セミナー」を開催した。
 今回は(株)アクションコーポレーション(東京)と共催、全米プロなどアメリカの著名ゴルフ場を管理するスーパーインテンデント(グリーンキーパー)を講師に迎え、世界レベルの技術を学ぶセミナーとなった。
アメリカから来日したケビン・キャバナー(元オーガスタナショナルGCアシスタントスーパーインテンデント)、エリック・グレイトック(ベルフェアGCスーパーインテンデント)、ラッセル・マイヤーズ(サザンヒルズCC同)の3氏が講演した。
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2009年02月01日号掲載  

坂本米穀の坂本卸市場店長がお米マイスター取得

米卸小売の坂本米穀(笠岡市)では、卸市場店の坂本清士店長が「お米マイスター」資格を取得し、理想の研ぎ方、炊き方で味わってほしいとニュースレターやブログでの情報発信を強化している。
3代目の坂本店長はスーパー勤務を経て六年前家業に入り、平成18年9月に出店した同店を任された。その間、日本米穀小売商業組合連合会のお米マイスター認定資格で、米の特性を見極め商品開発に活かす能力を認定する試験に合格。一般顧客と業者向けに内容の異なるニュースレター「坂本米穀通信」を不定期で発行していいる。
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2009年02月01日号掲載  

府中商議所が「府中みやげ開発事業」の成果発表

府中商工会議所が進めてきた「地域資源∞全国展開プロジェクト 恋しきを活用した観光資源発掘事業」の「府中みやげ開発事業 小売・雑貨部門」で参加事業所が開発した新商品が1月28日に発表された。2月3日から6日まで東京ビッグサイトで開かれる東京ギフトショーに出展し、バイヤーらに売り込みながらビジネスチャンスをつかむ。
参加したのは木工、縫製、茶小売店など14事業所。アドバイザーとして地元のプロダクトデザイン事務所、ナッツデザインスタジオ(福山市霞町)の高橋伸幸代表、(株)ワラビーデザイン(府中市中須町)の寺延匤昭社長、ウェイドデザイン(三次市)の渡鍋雅士代表、広島県立総合技術研究所西部工業技術センター生産技術アカデミー製品設計研究部が参画し、昨年夏から打ち合わせをスタート。コンセプト毎にグループに分かれ、半年間試作や改良を重ねてきた。
参加事業所は次の通り。▼ウッド近藤(木材部品加工)▼小川工芸(有)(家具・小物雑貨製造)▼和産業(有)(オリジナル商品企画開発、木製品製造販売)▼橘高被服(有)(婦人用スラックス加工)▼和布工房くりじん(創作小物製造販売)▼COCORON(宝飾品のデザイン・製造)▼皿田木工(株)(高級和洋家具・別注家具製造)▼恋しきCAFEすいれん(喫茶)▼豊田産業(株)(桐製品・インテリア製品の製造販売)▼中谷木工(株)(家具・木製ベッド製造)▼(有)フルブル(日用雑貨などアイデア商品企画開発)▼(有)松坂茶舗(茶・コーヒー・器・雑貨販売)▼(有)丸木産業(各種包装資材販売・金属加工)▼LIFE ART SYSTEMのモリタ(ペーパークラフトの加工販売)。
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2009年02月01日号掲載  

国際ソロプチ府中が認証25周年祝賀会

国際ソロプチミスト府中(児玉恵子会長)は1月20日、府中市府中町の末広殿で認証25周年の記念祝賀会を開催した。
同クラブが継続事業としている児童俳句コンテストの選者を務める竹下陶子氏らにに感謝状や表彰状、金一封などを寄贈した。
また府中商工会議所にロビー向け42型液晶テレビを、社会福祉法人静和会に金一封を寄贈した。
続い会員の表彰を行い、漆谷社中に琴の演奏などで懇親を深めた。
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2009年02月01日号掲載  

スーダン全権大使が福山でドームハウス視察

アフリカ中央東部5カ国の大使で構成されるグループ「バロージ」の一人、ウォンドゥ・スーダン共和国特命全権大使が1月8日、福山市金江町にある(株)前田組を訪れ、発泡ポリスチレン製のドームハウスを視察した。
バロージは民間の経済にも精通した大使のグループで政治的な事柄だけでなくビジネスについても活発な活動を行っている。視察したウォンドゥ氏はドームハウスの断熱性や耐久性、軽さとともに自然を壊さない建造物としても興味を抱いた様子だった。
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2009年01月20日号掲載  

(株)ファインが珪藻土壁材のワークショップ

内装工事などの(株)ファイン(福山市)は、壁材として結露防止や脱臭に効果のある珪藻土のメリットを知ってもらおうと、1月から福山や笠岡のカフェを会場に、珪藻土を使った時計や表札などを作るワークショップを始めた。
珪藻土は植物性プランクトンが化石化したもので、ナノm単位の孔を無数に持つ超多孔質構造が特長。天井や壁に施工すれば、調湿機能で結露を防ぎカビやダニの発生を抑制するほか、生活臭の脱臭、高耐火性など多様な効果を得られる。神奈川県のメーカー品の取扱店は広島県東部、岡山県西部の現在ファインのみ。
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2009年01月20日号掲載  

尾道しまなみ法律事務所がオープン

昨年12月に弁護士登録を済ました若手弁護士2人が尾道市新浜1丁目に「尾道しまなみ法律事務所」を開設した。
35歳の橋本則利弁護士は福山市出身。塾の経営者として10年ほどを過ごし、一念発起して弁護士への道を歩んだ。
31歳の山脇将司弁護士は尾道市向東町出身。県立尾道東高等学校、青山学院大学を卒業、社会人の経験後、弁護士試験に合格した。
両氏は「まちの弁護士。専門分野に特化した事務所ではなく、地域で困っている人の相談窓口になりたい」と話している。
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2009年01月20日号掲載  

尾道テゴー座が碁聖秀策の人生を好演

尾道市が建設した本因坊秀策囲碁記念館の開館を記念し、市民劇団尾道テゴー座が制作、公演している演劇「秀策・虎次郎ものがたり『神童の目』」の2回目公演が11日、JR尾道駅前のしまなみ交流館で行われ、約600人が碁聖本因坊秀策の才能と人生に驚嘆と感銘を受けながら観賞した。
演劇は本因坊秀策が因島外浦町に生まれ、五歳のとき尾道旧市街地の艮神社で行われた奉納相撲見物に連れ出されたことから、豪商橋本吉兵衛と出会うエピソードに始まり、三原城主浅野甲斐守忠敬との対局で認められ、本場江戸の本因坊家へ弟子入りする過程、因島への帰郷と赤耳の一手を生んだ名勝負などを織り交ぜた実力向上期、御城碁負けなしの19連勝という偉業を成しながらも流行したコレラのため34歳で死去した最期までを感動的に描いた。
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2009年01月20日号掲載  

宮地機工(株)が産廃用小型焼却炉全国販売

空調機器、サッシ販売・施工、太陽光発電システム販売の宮地機工(株)(尾道市)はこのほど、画期的なスペックを持つ産廃用小型焼却炉「チリメーサーTG―49」の販売権を取得、沖縄県を除く全国へ本格的に販売を開始した。
チリメーサーは沖縄県の(株)トマス技術研究所が開発、特許技術で燃焼ガス温度等を定めた法律基準に適合させた小型焼却炉。これまでの技術では適合させるための装置部分が大掛かりで、焼却炉が高価につき、小型焼却炉としての導入はコストがネックになっていた。同焼却炉は価格800万円と産廃業者関係者を驚かせる低価格を実現している。
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2009年01月10日号掲載  

ケイコーポレーションが福山にかに料理専門店建設

かに料理、和風料理、焼肉等の店舗を展開する、(株)ケイコーポレーション(浅口市)は、福山市南蔵王町5丁目国道182号沿いに、かに料理専門店「福山甲羅本店」の新築工事を始めた。
この店舗は、同所の旧パチンコ店舗跡地を賃借して建設するもので、鉄骨造り2階建て、延べ床面積968平方m。客席は240席、高齢者や身障者も気軽に利用してもらえるようバリアフリーの一環としてエレベーターを設置する。
4月末から5月上旬のオープンを予定している。同社のかに料理店は(株)甲羅のフランチャイズ店。「倉敷甲羅本店」「岡山甲羅本店」を開店、福山甲羅本店は3号店。
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2009年01月10日号掲載  

(株)八天堂が風景写真で新尾道土産菓子発売

パン製造卸小売りの(株)八天堂(三原市)は、尾道の観光名所写真を可食インクでプリントしたお土産のせんべい「尾道八景 思い出忘れませんべい」を発売、またオリジナル写真のプリント要望にも応えるサービスも始め、インパクトの強いノベルティとして活用できると企業への提案にも力を入れる。
同商品は昨年9月発売の三原版、広島版に続く第三弾。尾道ラーメン、浄土寺、尾道水道、坂のまち、瀬戸田耕三寺など8種類のカラー写真を可食インクで吹き付けた。
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2009年01月10日号掲載  

日本郵政の無料誌で尾道・福山を特集

日本郵政グループの商品紹介のほか生活、地域情報などを発信する季刊フリーペーパー「モヨリノ」が民営化1周年の昨年10月に創刊されたが、同12月発行の2号目「2008冬号」で尾道市、福山市が6頁にわたり特集されている。
「モヨリノ」はフルカラー、58頁。簡易郵便局を含む全国2万4千の郵便局とゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の支店で配布されている。
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2009年01月10日号掲載  

経営アンケートで景気は「悪くなる」が86%

当紙ではご購読者の協力を得て毎年11月末から12月初めにかけて経営環境アンケートを実施。
毎年恒例の設問「新年度あなたの業界の見通しについて」には、「よくなる」とする会社が昨年の20.2%から5.0%まで大幅に減少した。さらに「悪くなる」とする会社は昨年の36.3%から86.0%まで急上昇。平成15年の「悪くなる」68.5%も一気に超えた。
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2009年01月01日号掲載  

福山医療センター建て替え着工

福山、府中地区の医療圏で、初めて地域医療支援病院に指定された県東部の中核的医療機関、独立行政法人福山医療センター(福山市)が、施設の老朽化から昨年12月10日、建て替え工事に着工した。平成23年1月の完成を目指している。
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2009年01月01日号掲載  

複合商業施設笠岡モールがオープン

24時間スーパー「ハローズ」を展開する、㈱ハローズ(福山市)は、笠岡市富岡の国道2号沿いに建設していた複合商業施設「笠岡モール」が完成、12月19日、ハローズ笠岡店とテナント店舗が営業を始めた。
笠岡モールに出店したのは、スーパードラッグひまわり、百円ショップダイソー(両店は22日開店)、クリーニングコインランドリー洗濯市場、ピュアハウス稲岡、メガネの21、ミサワホーム中国福山支店笠岡営業所、笠岡信用組合、TSUTAYA(先行オープン)、IMAGE SALON CUT・S。
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2009年01月01日号掲載  

尾道市立御調西小に日本一の巨大ツリー

「ペットボトルで日本一のツリーを作りたい」と、尾道市立御調西小学校5年生の豊田連伊那(れいな)さんが応募した、社団法人青少年育成広島県民会議(広島市)が昨年度募集した「夢配達人プロジェクト推進事業」に選ばれた。
この決定を受けて地元関係者による夢プロジェクト実行委員会を立ち上げ、御調西小、同PTAら地域の協力で夢の実現に向けて準備が進められた。児童と地域の人で集めたペットボトル約24,000本を使って、高さ24mの巨大なツリーと、校庭に大小6基のツリー、サンタクロースの顔などを完成させた。
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2009年01月01日号掲載  

(株)アドテックプラズマテクノロジーがフロン除害技術

プラズマ用高周波電源装置などを製造する(株)アドテックプラズマテクノロジー(福山市)はこのほど、地球温暖化ガスの一種で分解が最も難しいフッ化炭素などで成るパーフルオロカーボン(PFC)ガスをプラズマで分解して無害化処理する画期的な技術の開発に成功、半導体製造装置の世界的企業、東京エレクトロン(東京)と排出ガス処理装置メーカーのエドワーズ(英国)と共同で処理装置を開発、2社を通じて世界市場に販売することが決まった。
2社が発表した製品「PFCガス除害装置」はコンパクトな設計。半導体のエッチングや洗浄に使うPFCガスを半導体製造装置などから回収、二重構造にしたチューブに水を入れ、内部のガスを高温のプラズマで瞬時に分解、水素とフッ素の化合物が水に溶けたフッ酸などに無害化する。
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2008年12月20日号掲載  

ターボシステムズユナイテッド社が福山に拠点

船舶用過給機の販売、補修、部品販売等のターボシステムズユナイテッド(株)(東京都)は過給機の修理や補修、点検、洗浄、消耗部品の交換等を行なう「ターボシステムズユナイテッド(株)尾道サービスステーション」を開設した。
同サービスステーションは、福山市南松永町に工場建屋と事務所棟などを建設した。
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2008年12月20日号掲載  

バイク雑誌がしまなみ海道を特集

全国のバイクファンに向けて発行されているバイク雑誌「Zeppan BIKES」の12月増刊号でしまなみ海道をツーリングする特集が掲載された。
掲載された特集は「そうだ、四国行こう。」のタイトルで、「尾道からはじまる『しまなみ海道』原2小旅行。」のサブタイトル。
来年開通10周年を迎えるしまなみ海道は歩いても、自転車でも渡れる架橋として知られるが、50cc以下の原動機付自転車及び125cc以下の原動機付自転車2種も自転車道を走行することができ、通行料金も格安となっている。そこに目を付けたのが今回の企画。
尾道のバイク愛好者なども案内役として登場、景色を中心に地元料理や特産品なども紹介、しまなみ海道の魅力をたっぷり紹介した内容になっている。
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2008年12月20日号掲載  

繊維ビル跡マンションのクラブ会員募集開始

JR福山駅前の繊維ビル跡で工事が始まっている福山駅前再開発事業の住宅部分「フローレンス福山ローズタワー」のクラブメンバーズ募集がいよいよ始まった。
平成23年1月の完成予定となっている「フローレンス福山ローズタワー」は章栄不動産(株)(広島市)が開発、28階建ての5階から28階までのマンション部分で福山初の地上100mという超高層複合レジデンスになる。
再開発は18階建てのホテルやショッピングモール(1、2階)、スーパーマーケット(地下1階)、オフィス・クリニック(3、4階)、立体駐車場などが複合的に集積する計画で、福山の新しいランドマークとなる。全体は「ines FUKUYAMA(アイネス フクヤマ)」の愛称で呼ばれる。
マンション部分の「フローレンス福山ローズタワー」は140戸の計画で、建築基準法が超高層建築物を対象に定める特別な検証法に基づく構造計算を行い、指定性能評価機関の評価に基づき国土交通大臣による認定を受けている。その特長は中間免震構造でワンランク上の耐震性能を実現、揺れを3分の1から5分の1に軽減する構造を採用した。さらに完成時には建設住宅性能評価も取得予定で、品質重視の住宅建築を目指している。
住宅部分を開発する章栄不動産(株)は「フローレンスマンション」シリーズを開発、供給戸数では4年連続中国地区、10年連続広島都市圏でナンバーワン実績を誇っており、福山市内にも10棟がある。
このほど「フローレンス福山ローズタワー」紹介のため、「ローズクラブ」を発足させ、メンバーの募集を始めた。メンバーにはマンションギャラリーの一般公開に先駆けて行う優先内覧会を案内するほか、会報誌や「フローレンス福山ローズタワー」に関する最新情報を送付する。
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2008年12月20日号掲載  

共立機械製作所が一貫体制の下関工場建設

船舶用機械装置・部品製造の(株)共立機械製作所(三原市)は、山口県下関市で関門海峡に面した旧林兼造船所跡地に新工場「下関工場」を建設すると発表した。
11月2日、下関市役所に同社の池内義治社長らが訪れ、江島潔市長と、山口県の佐本敏朗商工労働部長が立会して進出協定に調印した。
下関工場は同所の敷地面積13万3,580平方mに、工場3棟と機械工場1棟を3期に分け建設する。第1期工事は平成21年1月に着工、3月に完成、第3期工事は22年12月に完成する予定。
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2008年12月10日号掲載  

(株)円福寺が社長交替と展示会

建材卸、職場の環境設備改善と水回り製品設置工事の(株)円福寺(尾道市)は円福寺健一郎社長が会長に退き、12月1日付で長男の円福寺雅之氏(41)が福山支店長から代表取締役社長に就任した。
この12月には同社の最新情報を集めた「住まいの省エネ提案会」を13日に福山支店で、20日に尾道本社で行う計画となっており、同社新体制での今後の方向を示す。
同社はオフィス、工場、倉庫、一般住宅などの環境を改善する設備販売に軸足を移しており、今回の展示会には太陽光発電システム、超節水トイレ、LED照明、換気システム、断熱サッシ、床暖房、IHクッキングヒーターなど有名メーカーの最新エコ商品をそろえる。
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2008年12月10日号掲載  

日東電工が市内最大の自走式立体駐車場

日東電工(株)(大阪市)尾道事業所(尾道市)は、同事業所の北側所有地に建設していた従業員用駐車場が完成し、11月13日に竣工式を行い25日から利用が始まった。
完成した駐車場は鉄骨造り2階建て3層の自走式立体駐車場で、駐車能力は470台、市内最大規模の立体駐車場となる。
尾道事業所には従業員約2,450人が勤務しており、最も多かった時には約1,300人がマイカー通勤しており、通勤時間帯には交通渋滞も発生していた。地域住民や環境への悪影響に配慮した同事業所がバス通勤を奨励し、正門前には自社の投資によるロータリーを設けるなど、環境整備にも積極的に取り組み、現在ではマイカー通勤は約500台に減少し、約850人がバス通勤に転換している。
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2008年12月10日号掲載  

東部工業技術センターが研究成果発表会

県立総合技術研究所東部工業技術センター(福山市)は3日、地元企業の製造技術者ら約50人を対象に同センター2階講堂で職員による研究成果発表会を行った。
はじめに節家孝志所長が同研究所の組織概要を説明、続いて来年春には日本初の「電子・ロボット工学科」を置く福山大学工学部の千葉利晃工学部長(情報工学科教授)が、同学科にはロボカップ世界大会で5連覇し、米専門誌で「未来を変える33人」にも選ばれているロボットクリエイター高橋智隆氏を客員教授に招いたカリキュラムを実施するなど大学の特長を説明した。
職員の発表では「新しい接合ツールを用いた鋼板用摩擦攪拌点接合技術の開発」「鋳鋼への鋳込み同時表面硬化層の作製とその改質層特性」「周波数特化型自動車用吸音材料の開発」「人間工学による園芸はさみの開発」「高セキュリティ・低コストの遠隔監視システム」「樹脂含浸及び熱処理による低比重重材の寸法安定化及び表面の強度化」のテーマで各担当者が現況を発表した。
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2008年12月10日号掲載  

啓文社が啓文社コア神辺店オープン

(株)啓文社(尾道市)は11月20日、オープンした複合商業施設「フレスポ神辺モール」内に「啓文社コア神辺店」をオープンさせた。同店舗は書籍・CD・ゲームソフト販売、DVD・CDレンタル、インターネットカフェの大型複合店舗で、合計売り場面積3,0102平方mは広島、岡山県下に展開する同社最大規模の店舗。随所に新しいサービスも投入、今後展開するモデル店舗となっている。
また全店舗で利用できるプリペイド方式の会員カードも発行、顧客の囲い込み戦略もシステム化した。
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2008年12月01日号掲載  

広島化成西部物流センター完成

ゴムプラスチック製品製造の広島化成㈱(福山市)は、同市大門町五丁目に建設していた、西部物流センターが完成した。
同物流センターは鉄骨造り三階建て、延べ床面積約8,800平方m。物流センター事務所や入出荷場などを整備しており、これまで分散していた製品用倉庫を集約化、物流機能の合理化と能力増強を図る。
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2008年12月01日号掲載  

尾道市立美術館で「福島瑞穂の世界」開催中

尾道市立美術館で11月15日から12月28日までの会期で「福島瑞穂の世界〈愛と死―Eros et Thanatos―〉」が始まった。
福島瑞穂さんは1936年尾道市生まれの画家で、現在は神奈川県在住。独立美術協会会員、女流画家協会委員。中央画壇では人間の心の奥底を写す独特の世界観が高く評価されている。
県立尾道東高等学校在学中に独立展で初入選。女子美術大学洋画科に進み、卒業した1959年に独立美術協会会友になり、翌年の上流画家展で上流画家協会賞、独立展奨励賞を受賞、1986年には安井賞佳作賞を受賞している。
尾道初のとなった今展覧会は初期の作品から最新作まで約50点を展示、150F、200Fといった大作が連続して眼前に迫る迫力いっぱいの展示となっている。
福島瑞穂さんの絵画に魅せられた文化勲章受章者、新藤兼人監督は「彼女の描きたい絵だけを描きつづける。わたしは異論を唱えながらも、毎年、彼女の絵の前に立ち、その奥に秘められた彼女のエネルギーに圧倒される」と福島さんの絵に対峙している。
醜く描かれた赤ちゃんについて、福島さんは「子どもが生まれると親は喜ぶのが普通。しかし赤ちゃんは不幸なのかも知れない。自分と同じ不幸な道を歩くとすると生まれたことは不幸」と独自の観点に立つ。
制作する心構えについて「絵は心の問題。人間を描くことは贅沢、表情一つで絵になる。人に見せる絵ではなく、自分の魂の中に深く入っていく絵を描く。絵は難しくない。分かるはず。例えば泣いている顔とか。分からないのは拒絶反応があるからかも。パリの展覧会では日本人のような感想は少ない。新藤監督は日本人では珍しくまっすぐ受け止められる人」と話す。
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2008年12月01日号掲載  

ふくやま卸売市場ふれあい祭に2万人

福山地方卸売市場(福山市引野町)は11月23日、市場内を一般市民に公開する「ふくやま卸売市場ふれあい祭」を初めて開催、家族連れなど約2万人の来場客で大賑わいとなった。
「青果ひろば」「お魚ひろば」「ステージひろば」「食いしん坊ひろば」「総合食品どおり」などで構成した会場には、備後地方を中心に青森から沖縄まで各地の野菜、果物、魚介類などが集まり、1カゴ詰め放題など趣向を凝らした安価販売が人気を集めた。
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2008年12月01日号掲載  

複合商業施設「フレスポ神辺モール」オープン

24時間スーパー「ハローズ」を展開するハローズ㈱(本部福山市)とハウスメーカー大手の大和ハウスグループの1社で、全国にショッピングセンター開発事業を展開している大和リース㈱(大阪市)が共同開発した複合商業施設「フレスポ神辺モール」が、福山市神辺町川北に11月20日オープンした。
フレスポ神辺モールは県東部最大規模の複合商業施設で、鉄骨造り平屋建てと同造り二階立て総延べ床面積19,289平方mの商業施設。
11月20日オープンするのは主として南エリアで、駐車場は店舗前に平面で609台。出店するのは、啓文社コア神辺店、ザ・ダイソー、西松屋、ハニーズ、ファッションセンターしまむら・ディバロ、マックハウス、シュープラザ神辺、ミスターマックス、讃岐うどん・どんどん、炭火豚丼&瀬戸内つけ麺・樹一、福山整形外科内科クリニック(11月25日診療開始)、オール薬局(25日オープン)、かっぱ寿司(来年オープン)。
市道を挟んで北エリアでは住宅展示場ノースガーデンとパスタ・ピッツァのキャナリィ・ロウが営業を始める。
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2008年11月20日号掲載  

広島県労働基準協会が三原で産業安全衛生大会

社団法人広島県労働基準協会は13日、三原市宮浦2の市芸術文化センター(ポポロ)で「広島県産業安全衛生大会」を開催、県内事業所から職場管理者ら担当者約900人が参加した。
大会は和木坂史生大会実行委員長の開会の辞で始まり、続いて福田昌則会長が大会式辞を述べ、労働者福祉の向上などに貢献した10人を功労賞として表彰した。
第2部では快適職場推進フォーラム、 第3部ではテレビ、新聞でも活躍しているNPO法人お笑い研究会プロデューサーでオフィス・なかがわ代表の中川政雄氏が「笑いと安全~笑いは職場の潤滑油~」と題して講演を行った。
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2008年11月20日号掲載  

鳴本石材㈱が高デザイン墓石の新製品投入

鳴本石材㈱(笠岡市)は11月6日から9日までの4日間、同社を会場に「秋の大展示会」を開いた。
デザイン性の高い「未来墓塔」シリーズで作家作品を展開してきたが、今回は新たに工業デザイナーによる墓石を発表した。
新しくシリーズに加わったのは、工業デザインの㈱ワラビーデザイン(府中市)が手掛けた二種類の墓石。一つは「未来墓塔Ⅵ」で、「土の中ではなく、天高く」をコンセプトとした。装飾的な要素を省き、富士山のように天に伸びていく墓石で、魂が天高く上って行く崇高な様や、安定感、心の安らぎをデザインしたもの。
もう一つの「Ⅶ」は、「ここで暮らしたい」をコンセプトに、家族が集う灯りをシンボルとしたもの。
同社が年2回開いている展示会には東京、九州からの業者を含め、約160社が来場している。
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2008年11月20日号掲載  

「フォレストセレモ新栄本郷駅前会館」が移転オープン

(有)新栄商事グループ(三原市)は同所で運営していた葬祭会館をJR本郷駅近くに移転し、旧デオデオ本郷店店舗跡を改装した「フォレストセレモ新栄本郷駅前会館」(同市本郷町)として10日から営業を始めた。
新会館は、最大200人収容で約200平方mのホールなどパブリックスペースと、親族だけが利用するプライベートスペースを仕切った。奥は要望が増えている小規模葬に対応する家族葬コーナー8畳間と僧侶控室の6畳間が並ぶ。控室は2家族に対応する30畳のスペース。会食室も30畳と広め。浴室とバリアフリーのトイレを備える。なお移転は会館のみで、本社機能は残す。
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2008年11月20日号掲載  

YMGが「尾道ベッチャーらーめん」発売

給食弁当製造の(有)ワイ・エム・ジー(YMG、尾道市)は11月1日、尾道市の民俗文化財にも指定されている尾道ベッチャー祭りを題材に「尾道ベッチャーらーめん」を発売した。
パッケージはベッチャーの鬼神が持つ「祝い棒」風で、六角形の棒状。元気を感じる色合いと「ベッチャーらーめん」の文字が躍るイメージに仕上がっている。
中身のラーメンは「ささら棒」を思わせる手延べ乾麺。さっぱりしたしょうゆ味のスープ。尾道産の磯のりと唐辛子、小魚をミックスしたオリジナルの薬味が添えられる。3食入りで1箱1,380円。
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2008年11月10日号掲載  

リンクスクエアLLPが尾道ラーメンポータル開設

インターネット関連事業のリンクスクエア有限責任事業組合(福山市)は10月20日、尾道ラーメンのポータルサイト「うみゃ~で!尾道ラーメン」を開設した。
サイトでは、尾道市内の老舗から新店、穴場店までラーメン店を中心に、焼肉店やタイ料理店などで提供される変わり種ラーメンも紹介。全国にある尾道ゆかりのラーメン店も掲載されている。店舗ごとのこだわりや歴史、代表者の熱意などを取材して掲載する。
店舗は東部、西部、新開、駅周辺など地区毎に検索でき、店舗情報ページのコメント機能でユーザーは感想を書き込める。無料会員登録を行えば、ユーザー間の交流も可能。一般的店舗情報の他に各種ブログへのリンク、メールマガジン発行、動画公開なども盛り込む。
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2008年11月10日号掲載  

府中家具のそば打ち道具ネット販売で人気

「府中家具」の里、府中市の家具業者が加盟している府中家具工業協同組合では、組合員企業を主に製作した、こだわりの木製品や小物家具、アイデア商品などをネット販売して順調に売り上げを伸ばしている。
多くの商品の中で日本そばの手打ち道具の受注が前年比1.5倍の売り上げを記録して人気商品となっている。この道具は包丁を除く、こま板、捏ね鉢、麺板、のし棒で、伝統の高級家具づくりの木工技術と家具材などの良質な木材を使い、乾燥技術による優れた製品が低価格で買えると人気で全国から注文が相次いでいる。受注先はそば打ち愛好者やグループ、そば打ち教室、そば店などで売上高の約20%を占めている。
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2008年11月10日号掲載  

三原で「ドリーム・ベースボール」

県、三原市、財団法人自治総合センターが主催して三原市で、宝くじスポーツフェアとして「ドリーム・ベースボール~名球会、OBクラブがやって来る~」が開催される。
11月23日、三原市運動公園三原市民球場で、9時開場。9時30分から名球会・OBクラブ23人を講師に「少年少女ふれあい野球教室」が開かれる。11時30分まで、約600人の参加者を指導する。
また10時30分からは市立第五中学校屋内運動場(沼田東町)で日本プロ野球名球会会長の金田正一さんを講師に講演。
12時30分から開会式、13時から「ホームラン競争」などのアトラクション。
「ドリーム・ゲーム」は、13時30分試合開始で、名球会の金田正一、山本浩二、村田兆治、北別府学衣笠祥雄、野村謙二郎、張本勲、広瀬叔功各会員、OBクラブの長内隆市川和正各会員ら計24人のドリームチームと三原市選抜チームが90分7回戦で対戦する。
(この催しは既に終了しています)

2008年11月10日号掲載  

日本生協連が尾道に大規模物流センター建設

全国の生活協同組合が加盟する日本生活協同組合連合会(東京都)は県営尾道流通団地(尾道市美ノ郷町)に中四国エリアの加盟生協向け大規模物流センター建設を決めた。11月19日に起工式を行う。
今回の物流センター建設は第1期工事。鉄骨造り4階建て、延べ面積36,737平方mの建物を建設する。第2期工事として冷凍・冷蔵商品倉庫などの建物増設などを計画している。
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2008年11月01日号掲載  

尾道JC主催の尾道大物産展が盛況

尾道青年会議所(JC)が主催する「2008尾道大物産展」が県営上屋2号(尾道市西御所町)を会場に初めて開かれ、事前予想を大きく超える来場者でにぎわった。
会場には「おのみち 丸ごと食べよう!」のコンセプトに沿う地元食品が大集合。海産物、農産物、加工食品、菓子、生鮮魚介類などを扱う企業61社が出展。試食品をたくさん準備して味見をしながら買い物が楽しめるムードがあり、一時的に通路は身動きできないほど人があふれ、大盛況となった。
県営上屋2号を観光拠点として考えるときのポテンシャルを示す社会実験ともなった。
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2008年11月01日号掲載  

SNS「おのみっち」が尾道市の市民提案事業第1号に

市民グループ「おのみち地域SNS研究会」が10月27日から運営を開始したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)事業の情報交換サイト「おのみっち」が尾道市の市民提案事業の第1号に選ばれた。
同会は市内のNPO法人や事業主など7会員で組織。知り合いの招待で参加資格が得られ、実名登録をすることで安心、安全な地域社会サービスを提供する。
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2008年11月01日号掲載  

シネマ尾道をサポートする会が800万円寄贈

10月18日に開館した「シネマ尾道」の開業を支援するため発足していた「シネマ尾道をサポートする会」(川口協治代表)は10月21日、尾道国際ホテルでチャリティの「シネマ尾道支援パーティー」を開き、チケット販売等で集めた利益と篤志家による大口寄付を合わせた800万円をシネマ尾道に寄贈した。
パーティーにはシネマ尾道の河本代表理事が教え子という平谷祐宏尾道市長のほか約100人が出席。はじめに川口代表が「経済情勢の厳しさを実感。よくご協力いただいた。寄付した方の気持ちを汲み、初心を忘れず運営してほしい」とあいさつした。
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2008年11月01日号掲載  

藤井製瓦工業㈱が古瓦事業をスタート

藤井製瓦工業㈱(福山市)は、古瓦の診断、買取り、販売、施工など活用提案を行う古瓦事業「古瓦倉庫」のFC本部㈱ヴィンテージアイモク(松山市)と契約、10月1日から「古瓦倉庫広島店」(同所)として営業を始めた。
古瓦倉庫広島店では、古瓦買取を前提とした解体工事、再利用のための診断、販売、古瓦を使う住宅や店舗、公園などのプロデュースを行う。既に世羅や広島市内から買い取り相談を受けている。
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2008年10月20日号掲載  

竹野木材㈱が瑕疵担保保険説明会

木材・建材販売、プレカット加工などの竹野木材㈱(福山市)は10月29日午後1時から3時30分まで福山市緑町のウエルサンピア福山を会場に、工務店向け「住宅瑕疵担保責任保険『あんしん住宅瑕疵保険』&工務店様向けサポートシステム説明会」を開くため、参加者を募集している。
法改正で工務店の新たな義務となった「住宅瑕疵担保責任保険」のほか、業務効率化や正確な構造計算、性能表示チェックを可能とする「工務店向けサポートシステム」、同社が今年から始めた「デコスドライ工法」について説明する。
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2008年10月20日号掲載  

ヒロボーが緑化優良工場中国経済産業局長表彰

中国経済産業局(広島市)は、平成20年度の緑化優良工場として㈱岡山村田製作所(岡山県瀬戸内市)とヒロボー㈱(府中市)の2社を選び、10月9日、同局局長室で表彰式を行なった。
ヒロボーからは松坂晃太郎副社長が出席、表彰状、記念品を贈られた。
同社は、ラジコンヘリコプターのトップメーカーで、同市桜が丘三丁目に、ヒロボーライブファクトリーを建設。
敷地面積約17,400平方mのうち約7割を緑地が占めており、敷地周囲をフェンスなどの囲いをせず、緑地等を地域の共有資源と位置付け、文化交流の場に開放。ベンチを設置し、地域や市外から訪れる人々に憩の場を提供している。
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2008年10月20日号掲載  

尾道市瀬戸田支所が起工式

尾道市は10月13日、同市瀬戸田町鹿田原で、尾道市瀬戸田支所の起工式を行なった。
新しい支所は、鉄筋コンクリート造り平屋建て、建築面積957平方m。外観は切妻の大屋根が特徴の庁舎となる。内部には事務所のほか、多目的な会議室・相談室、防災無線も設ける。行政の窓口のほか、住民の交流や地域活動の拠点、災害時の防災拠点の役割も果たす。
完成は平成21年7月末の予定。
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2008年10月20日号掲載  

(仮称)尾道新浜SCが平成21年3月開設予定

尾道市新浜一丁目(日本政策金融公庫尾道支店北側)の敷地に計画されている「(仮称)尾道新浜SC」の概要が明らかになった。
既存のドラッグストア「ププレひまわり」を含む敷地にスーパーマーケットの「エブリイ」、その2階部分に回転寿司の「かっぱ寿司」が入る二階建て商業施設を新設する。
敷地は国道2号線と北側のJR山陽本線に挟まれており、北側に建物を建設、国道側に合計117台分の駐車場を備える。建物は既存の「ププレひまわり」が東側、西側に新築のエブリイ・かっぱ寿司が並ぶ。
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2008年10月10日号掲載  

(株)日本総合科学が「DNA多型検査室」開設

(株)日本総合科学(福山市)はこのほど、同市のグループ会社ビル4階にDNA多型検査室を開設した。環境調査や環境保全プロジェクトを対象に、生物の多様性保持のための調査、分析、評価を行なうDNA分析事業を本格化させる。
近年、ブラックバスなどの外来種が湖や河川の生態系を崩壊させたり、国内種同士でも他の河川に放流したアユと在来種の交配が進み、それに伴う遺伝子のかく乱問題が浮上。多様性低下への危惧を背景に、今年6月には生物多様性基本法が施行され、国土と生物資源の持続的利用を目的に、生物の種内集団、種、生態系の3段階でそれぞれ多様性を維持していくことが決まっている。河川工事やダム開発など環境調査を必要とするプロジェクトで、生物多様性を評価するデータとしてDNA分析のニーズが強まることが予想される。
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2008年10月10日号掲載  

びんご住宅研究会「リビングフェスタ」盛況

県東部と岡山県西部の建築関係でつくる「びんご住宅研究会」は事務局を置く光和物産㈱(福山市)と共催、4、5日の2日間、福山市御幸町のビッグ・ローズを会場に初の「リビングフェスタ2008」を開いた。最新の住宅設備や工法などが展示され、4千人以上の来場者が訪れた。
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2008年10月10日号掲載  

NPOぬまくま民家を大切にする会が作品展

古民家再生に取り組むNPOぬまくま民家を大切にする会(倉田久士会長)は10月17日から20日までの4日間、松永のギャラリーを会場に、市内の古民家に眠っていた食器やカゴなど多様な民具を現代の生活シーンに馴染む演出で紹介する展示会を開催する。
歴史ある民具を今の生活に取り入れる利用法や表現の提案を通して、古いものの価値を考え直すきっかけにしてもらう。題材は沼隈平家谷などの古民家に眠っていた古民具で、江戸から昭和までの歴史が色濃く刻まれた手作り品。煙草盆や竹カゴ、壺、竿計り、糸車、食器、農具など職人の思いが込められた庶民の生活用品を、花活けやリビングに飾るオブジェ、テーブルコーディネートなど現代風のアレンジで甦らせる。
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2008年10月10日号掲載  

都道府県地価(基準地価)は下落の方向

国土交通省は9月18日、全国の都道府県地価(基準地価)を発表した。広島県では景気後退の影響から下落傾向が再び強まり、住宅地が平均2.1%下落、商業地も同1.5%下落でともに17年連続の下落。住宅地は2年連続で縮小していた下落幅が拡大に転じ、3年連続で縮小していた商業地も横ばいとなった。
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2008年10月01日号掲載  

サンタウン伊勢丘が完成で完売

市街地再開発、ニュータウン開発の㈱都市環境研究所(福山市)は、同市伊勢丘の旧JFE社宅跡を再開発して住宅地を造成した「サンタウン伊勢丘」の第4期工事で69区画を完成、完売、提携している大手ハウスメーカー12社による住宅建設もほとんど完成してニュータウンが形成されている。
次いで第5期工事として伊勢丘五丁目、市立伊勢丘小学校・幼稚園隣接地に造成工事に着手している。
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2008年10月01日号掲載  

ティ・ナ・ナ田んぼ教室の稲刈り盛会

健康生活提案の「ティ・ナ・ナ」(尾道市)は9月23日、世羅郡世羅町黒川上谷の田んぼで「ふれあい田んぼ教室」の稲刈り体験会を開き、子ども連れの家族とスタッフら総勢約80人がカマを片手に実りの秋を体験した。
せらこしひかりの里として知られる世羅郡世羅町の減農薬栽培の田んぼが会場。今年6月1日にも田植え教室を開いた田んぼが収穫期を迎えた。
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2008年10月01日号掲載  

尾道トラック祭りにぎわう

広島県トラック協会尾道支部(亀田茂登支部長)は秋分の日の9月23日、尾道市東尾道の尾道地区総合トラックセンターで3回目となる「尾道トラック祭り」を開き、家族連れなど1,000人を超える人出でにぎわった。
会場には運転座席に乗れる大型トラックや荷台で氷点下を体感できる冷凍車、尾道警察署の白バイ、時速5キロの衝突が体験できる装置、高所作業車
などトラックや交通安全に関する設備が体験できるコーナーが設けられた。
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2008年10月01日号掲載  

全国5社目のペット保険業者が福山に誕生

ペット保険販売の(株)FPC(福山市)は7月に少額短期保険会社登録認可を受けて全国で5社目のペット保険販売会社として営業を開始し、犬、猫対象の割安で充実した内容の保険商品で差別化、2カ月で15,000件の新規契約を増やすなど急成長している。
「フリーペット保険」の名称で、加入保険料はペットの年齢0~4歳までは1年間で16,950円、5~10歳までは同25,500百円。ペットの大きさは不問で、ガンや事故を含む病気や怪我など対象となる治療費の50%を補償する。入院の場合は、退院するまでの期間が補償対象。対象治療はストレスによる下痢、皮膚炎、交通事故による怪我、誤飲など。
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2008年09月20日号掲載  

本因坊秀策囲碁記念館が開館

尾道市が同市因島外浦町の秀策生家近くに建設していた「本因坊秀策囲碁記念館」が完成し、9月27日開館する。
本因坊秀策は尾道市因島出身で、江戸時代に活躍した天才碁士。囲碁は尾道市の「市技」に指定されており、囲碁記念館には秀策ゆかりの品々を保存、展示するほか、囲碁に関する資料も展示する。
記念館内には玄関、エントランスホール、受付け・事務室、休憩ロビー、常設展示室、企画・囲碁展示室、展示ホール、収蔵庫、研修室、囲碁情報ブース等を設備している。
生家は、和室6畳2室、4・5畳1室、4畳1室、台所、土間、戸棚、物入れ、湯殿などを現存する旧生家家相図を元に再建しており、秀策の子ども時代を偲ぶことができる。
開館時間は午前10時から午後5時、休館日は毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12月28日から翌年1月3日まで。入館料は大人300円(20人以上は団体扱いで240円)、中学生以下は無料。
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2008年09月20日号掲載  

家電量販店1位のヤマダ電機の三原店開店

家電量販店最大手の(株)ヤマダ電機(群馬県)は、三原市城町三丁目に建設していた「テックランド三原店」を9月19日オープンした。
同所はJR三原駅から南約500m、道路を隔ててジャスコ三原ショッピングセンター、食品スーパーエブリイ、紳士服チェーンはるやま、ドラッグストアひまわりなどの市内でも商業化が急速に進んでいる好立地にある。
店舗は3階建て、延べ床面積11,509平方m、1階は店舗入口と駐車場スペースで200台を収容できる。2階が売場。3階は倉庫と店舗事務所。
県東部にはテックランド福山店、同福山西店の2店舗を展開している。
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2008年09月20日号掲載  

10月1日から尾道で多彩にグルメイベント

第21回グルメ・海の印象派―おのみち―(同実行委員会主催)が市内飲食店や特設会場で10月1日から多彩なイベントを組み合わせて行われる。
「おのみち味めぐり」は17店舗が参加。10月1日から11月5日までの36日間、参加店で趣向を凝らした料理が楽しめる。「ベッチャーの胃袋」「たまがんぞう」「きたまえ」の3店は鯨肉を食材にした料理。そのほかの店舗は海の幸、山の幸をどんぶり、弁当、コース料理に盛り込んでいる。
「おのみち菓子まつり」は10月18、19日の2日間、しまなみ交流館で工芸菓子の展示、菓子作り体験と販売を行う。菓子細工の妙とケーキなどのデコレーションが見物。
「おのみち食彩まつり」は尾道駅前港湾緑地帯で10月19日に開催。尾道調理師会所属の飲食店を中心に約20店が野外店を設営。「食と音楽と芸術の祭典」をテーマに潮風の特別席とバンド演奏などを楽しむ。また再生しやすいエコトレーを料理皿に使い、エコステーションを設置して環境に優しい気持ちのいいイベント運営を目指す。
「ナイトフェスタinおのみち2008」は10月25日午後6時から開催。尾道商工会議所南側と桟橋の上に席を設け、「福本バンド」の演奏と特別料理を楽しむ。会場はイルミネーションとイルミネーション装飾を施した約十隻のヨットによる海上パレードで特別な夜を演出する。前売りチケット制で一人4,500円。定員200人。
「グルメ・マップ」は市内中心部の参加店約180店を紹介。参加店や市内観光拠点でマップを無料配布し、参加店で飲食した印(店名の記入またはスタンプ押印)を残したマップの一部の切り取りとともにはがきで応募、抽選会を行う。12月31日が応募締め切りで来年1月中旬に抽選。参加店で通用する5,000円分の食事券が60人に当たる。
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2008年09月20日号掲載  

桂馬蒲鉾商店が「甘味・柿果」新発売

(有)桂馬蒲鉾商店(尾道市)は9月9日、これまでにない和菓子のような練り物「甘味・柿果(かきか)」を発売した。
柿果は最近需要が高まっているお茶請けの食べ物として開発、桂馬のすり身に愛媛県産あたご柿のピューレ、刻んだ干し柿の実を練り込んだスイーツ感覚の一品。甘柿の自然な甘さのなかに桂馬ならではの潮味をほのかに生かし、従来の練り物とは違った味に仕上げた。お茶請けに利用しやすい風味を大切にした。
柿果の価格は4個入り900円、8個入り1,800円。
大正2年創業の蒲鉾店として今も栄える桂馬蒲鉾店はグチ、エソ、ハモ、イカなど、厳選した生魚を原料に職人が丁重につくり上げる老舗蒲鉾店として知られ、文豪志賀直哉も愛好した尾道土産の代表格。

2008年09月10日号掲載  

「府中家具木工資料館」が再開

府中家具工業協同組合(府中市)は、3月末に閉館した「府中家具木工資料館」を10月19日に再開することを決めた。
旧資料館は、土地・建物を所有する県が府中市への無償貸与を打ち切ることで閉館に追い込まれたもので、今回の再開には同組合が所有する府中家具協同会館1階を1部改装してオープンする。
同組合では江戸時代から明治、大正、近代までの家具と古くから職人が手づくりしていた当時の家具作りの道具類など約600点を保存しており、10月19日、府中市中心市街地活性化協議会と府中商工会議所が主催して開く「第1回ふちゅう玉手箱市」の開催日に合わせて再びオープンする。
入場は無料で、土・日・祝日は休館する。
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2008年09月10日号掲載  

天満屋が福山初のフィットネスクラブ

(株)天満屋(岡山市)は、福山市内にフィットネスクラブ「スポーツクラブJOYFIT」を開設する。
計画によると、医療機器販売の山下医科機械(株)(福岡市)が、福山市東手城町に来年4月開設を予定している医療モール「東手城ヘルスケアモール」内にテナントとして出店する。
天満屋は、北海道帯広市の(株)オカモトのフランチャイズ店として出店するもので、フィットネス・レストラン棟の2階部分に、スタジオ2面、マシンジムやリラクゼーションルーム、シャワールームを備えた「スポーツクラブJOYFIT東手城」を出店する。天満屋が運営する同フィットネスクラブは3店舗目で、県内では初の出店となる。
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2008年09月10日号掲載  

福山商工会議所が「風呂敷」デザイン作品募集

福山商工会議所は福山のPRとエコ推進を目的に、福山らしさを表現した風呂敷のデザインコンテストを行う。10月1日から11月28日まで作品を募集する。福山市中心市街地活性化推進事業。
名称は「The Furoshikiデザインコンテスト」。エコバックと比べて包むものの大きさに左右されない風呂敷の良さを「便利な道具」として見直し、環境問題への意識を高めてもらうと同時に、福山の魅力を伝える福山らしさのあるデザインで、「持ち歩きたい風呂敷」「商品を包んでもらいたい風呂敷」「人に贈りたい風呂敷」を考えてもらう。
ホームページからもダウンロードできる所定の応募用紙で応募。賞金は、最優秀作品1点副賞10万円ほか。
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2008年09月10日号掲載  

(株)サンエスのベトナム新工場が完成

電子機器・作業服などを製造する(株)サンエス(福山市)は電子部門の海外生産拠点拡充に力を入れている。
今年7月末には、ベトナム子会社(WSE)がビンズン省ベトナム・シンガポール工業団地内に建設していた第3工場が完成、同じ工場団地内にある第1、第2工場と合わせてアジアの生産拠点化が進んだ。
規模を拡大して建設した第3工場は延床面積約24,900平方m。クリーンルーム対応の仕様で、建設費は約800万ドル。
同社はベトナムに平成8年に繊維製品の工場を建設して進出、電子部門は同17年に第1工場を建設してベトナムに初めて進出した。翌年には同じ工業団地内の少し離れた場所に敷地を確保、第2工場を完成させている。今回の工場は第2工場に隣接、連絡通路で結ばれた第3工場となった。
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2008年09月01日号掲載  

アシードが不動産事業に進出

自動販売機運営のアシード(株)(福山市)は、10月1日付けで持株会社制に移行するが、このほどグループで保有する不動産の開発や運用、売買等を行なう、全額出資会社「アオンズエステート(株)」を8月21日設立したと発表した。
本社所在地は同所、資本金五千万円、代表者はアシード取締役執行役員経営企画部長の橋本義徳氏。新会社はグループが所有する不動産の有効運営を始め、不動産の開発、売買、賃貸事業等も手掛け、不動産事業による収益の拡大を図る。
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2008年09月01日号掲載  

シネマ尾道が10月18日オープン

映画のまち尾道にいまは一館もなくなっている映画館を復活開館させようと活動しているNPO法人シネマ尾道(河本清順代表理事)は22日、映画館の改装工事着工とオープン予定日を発表した。
映画館はこれまで検討してきたJR尾道駅前の尾道松竹跡(東御所町)で、「シネマ尾道」の名称で今秋10月18日にオープンする。
8月20日に避難通路の新設も含む改装工事に着手、110席の映画館に生まれ変わる。コンサート会場などイベント利用もできるようステージ部分を広めにする。
開館記念の上映作品は夫婦の絆を描いた「ぐるりのこと。」(2008年、橋口亮輔監督)。橋口監督を招いたトークイベントも予定している。
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2008年09月01日号掲載  

第1回広島県東部スミングフェスティバル開催

財団法人広島県東部スイミング財団(福山市)は8月17日、福山市蔵王町の蔵王スミングスクールで「第1回広島県東部スミングフェスティバル」を開催した。
同フェスティバルは水泳を始めたばかりの子どもや水泳の魅力を感じ始めた子どもたちの泳力を認定する認定会と記録会を行い、子どもたちがより楽しく水泳に取り組めるようにと始まった。
開会式につづき、神伝流三段の丸山高司さんによる古式泳法の披露と体験レッスン、模範泳法のデモンストレーションも行われた。
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2008年09月01日号掲載  

創建ホームが尾道へ初の住宅団地開発

創建ホーム(株)(竹原市)は、尾道市の東部、高須町字丁卯新涯に住宅団地を開発する。
8月14日、現地で山本静司社長、建設業者ら関係者が出席して地鎮祭を行い、造成工事に着手した。
計画では同所に72区画の大規模住宅団地を造成する。一区画のは約55坪から68坪。造成工事は約8カ月間、完成は来年3月を予定している。
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2008年08月20日号掲載  

(株)啓文社が神辺の大型商業施設に出展計画

書店の(株)啓文社(尾道市)は、福山市神辺町南之丁に11月オープンする予定の複合商業施設「フレスポ神辺モール」に、大型複合書店「啓文社コア神辺店」を出店する。
フレスポ神辺モールの南エリアに出店する啓文社コア神辺店は2階建て、総売場面積2,936平方mの規模。福山市北部への大型書店出店の要望に応えたもので、書籍、雑誌を中心に、CD、ゲームソフトなどを販売し、ビデオやDVDレンタル、インターネットカフェも併設する。府中以北、井原市周辺、福山市内中心部からの集客を目指す。コア店は春日店、福山西に続いて三店目。
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2008年08月20日号掲載  

アトムのゴム長靴がグッドデザイン賞2次審査へ

作業用手袋を主に履物製造等のアトム㈱(竹原市)は、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「グッドデザイン賞」に出品した田植作業用ゴム長靴の新製品「らくらく長靴大地」が第一次審査を通過し、第二次審査にノミネートされた。
同二次審査会後の会場を公開して8月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催される「グッドデザインエキスポ2008」にも出展する。このイベントは、新製品を中心に、生活用品から乗用車、建築用品まで、あらゆるデザイン2,000点が一堂に展示される。
同社が出展する「らくらく長靴大地」は田植作業を主な用途にした農業用長靴で、「使う人にやさしい長靴」をコンセプトに開発した商品。従来の商品と比較すると、胴体部分のゴムシートが約70%薄く、全体の重量で約10%軽量になった。
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2008年08月20日号掲載  

山陽工業㈱が売上高100億円目標に社員大会

管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業㈱(尾道市)は13日、経営する尾道国際ホテルで第12回社員大会を開催した。
大会では髙橋社長がまとめ中の平成20年6月期決算について、大型物件の工期ずれなどから売上高は94億4千万円前後となるが、利益は前年並みを確保できる見通しとの報告を行った。
また、髙橋社長はジグソーパズルを例に「各ピースを積み重ねてできる図は経営計画の完成予想図。道に迷ったときの地図のように、ミッション(M)、アクション(A)、パッション(P)の頭文字をとったMAPとともに心に描いて目標に向かって努力してほしい」と呼びかけた。
同社は平成9年から売上高100億円を目標に中期行動計画「2150プロジェクト」など3~5年ごとに行動計画を掲げ、現在は17年から21年までの「ダントツ・ステージ2010」を遂行しており、100億円達成の最終段階に向かっている。
ホテルは尾道ロイヤルホテル、尾道第一ホテル、尾道国際ホテルの3ホテルを尾道市内で経営。同社は平成22年に創業60周年を迎える。
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2008年08月20日号掲載  

「府中みやげ」開発へ菓子製造業者を募集

府中商工会議所は昨年11月の「恋しき」リニューアルオープンを機に観光客が市内を訪れる機会が増えたことを機に、お土産ニーズに応えようと新しいお菓子の土産品開発に取り組むプロジェクトをスタートさせ、参加事業所の募集を始めた。
中小企業庁の補助を受けた事業で、名称は「地域資源∞全国展開プロジェクト 『恋しき』を活用した観光資源発掘事業」。商品開発やマーケティングの専門家が協力し、府中らしいお菓子を企画、地元菓子製造業者と一緒に商品化を目指す。開発するのは洋菓子、和菓子、氷菓子。条件は府中商工会議所会員の菓子製造業者。アドバイザーへの謝礼は商工会議所が負担し、材料費や試作開発に必要な費用は自己負担。(既に募集終了)
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2008年08月10日号掲載  

広島アートディレクターズクラブ設立へ

デザイナーを始め幅広いジャンルのクリエーターでつくる会員組織でレベルアップや作品発表を目指す「広島アートディレクターズクラブ(広島ADC)」設立の準備委員会が組織され、正会員と賛助会員の募集が始まり、来年秋の年鑑発行に向けた作品募集もスタートさせた。
広島ADCは、県内のクリエーターの自己啓発、レベルアップを目指す非営利組織。会員が自主運営する「クラブ活動」と位置づけ、互いの切磋琢磨で刺激を与え合う場を創出する。具体的には年1回の作品公開審査会とその授賞イベント、年鑑の発行。
対象はアートディレクター、クリエーティブディレクター、CMディレクターほかグラフィックデザイナー、コピーライター、イラストレーター、フォトグラファー、ウェブデザイナー、プログラマーなど広告、出版、映像、デジタル関連に従事するクリエーター。年鑑に名簿が掲載され、一部は無償配布される。また作品出品手数料が優遇されるなどの特典もある。
県東部ではキューブ意匠事務所(福山市)高下ノボル代表とナッツデザインスタジオ(同)高橋伸幸代表が準備委員として活動中。
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2008年08月10日号掲載  

リョーインが福山でパーツカタログ制作セミナー

マニュアル制作、印刷などの(株)リョーイン三原営業所(三原市)は9月8日、福山商工会議所を会場に「パーツカタログ制作セミナー」を開くため、参加者の募集を始めた。
パーツカタログとは部品カタログやパーツリスト、部品表とも呼ばれ、製品の販売店や代理店、修理工場などで使われるサービス資料。部品構成や分解図を示し、定期交換部品や破損部品の特定、発注が容易になることから、資料整備の重要性が高まっている。
第1部では、各種製造業のサービス部門の課題と解決の方向性、設計形態に合ったパーツカタログの作り方を解説。第2部では3Dデータ活用をテーマに、3Dデータから分解イラストを作成する方法、3Dビューアソフトの紹介を行う。
同社では親会社三菱重工業の印刷機械のパーツカタログ制作で培ったノウハウを活かし、産業機械、農業機械、家庭用機械など多様な分野で実績を拡大中。好評だった取扱説明書制作に関するセミナーに続き、パーツカタログ制作をテーマとしたセミナーは同営業所初となる。
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2008年08月10日号掲載  

笠岡のスーパー「ワシン」が廃業

笠岡市の地場スーパーとして知られる「ワシン」が8月2日に最終の売り尽くしセールを行ない47年間の業歴を閉じた。
経営会社(株)和信(笠岡市)は、昭和36年3月3日、福山市内の店舗の進出に対抗して笠岡市内の商業者らが共同出資して設立した。笠岡駅前通り沿いに「殿川店」、同市三番町には「番町店」を開設、その後井原市内と里庄町に進出し、4店舗体制と事業を拡大した。最盛期には年間4,000万円以上の利益を計上する高額所得法人に名を連ねる優良企業になった。しかし、その後は笠岡市内にも複合商業施設がオープンするなど競争が厳しさを増しており、最近では赤字経営が続くなど影響を受けてきた。
一方、殿川店のある笠岡駅前商店街では署名運動を行い、市や商工会議所へ、地域のスーパーの存続を陳情している。殿川店を取得して地域のスーパー経営を継続して欲しいと訴えている。
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2008年08月10日号掲載  

県労働基準協会が県東部初の技能講習施設

社団法人広島県労働基準協会(広島市)は、福山市瀬戸町山北(広島県東部花き地方卸売市場と太陽家具の隣接地)に県東部では初の施設となる「広島県労働基準協会福山教習所」を開設する。
事務所棟は講習等の教室や県協会の教習所事務所と、現在福山商工会議所ビル5階に開設している福山支部の事務所が移転して入室する。実技棟はガス溶接など技能講習の実技に使う。敷地内にはフォークリフト運転実技の3コースも設けられる。
建設中の建物は9月15日に施設の引渡し、10月から利用を始める予定で準備を進めている。
最近は受講者数が増加を続けており、平成19年度の福山支部実績では、講習会開催回数79回、3,570人が受講している。
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2008年08月01日号掲載  

シギヤ精機製作所が超精密大型加工機導入

円筒研削盤を主の工作機械メーカー(株)シギヤ精機製作所(福山市)は、最新鋭の超精密門型平面研削盤を導入した。
この平面研削盤は岐阜県関市の工作機械メーカー、(株)ナガセインテグレックスが納入。加工物最大形状は長さ12m、幅2.5m、高さ1.5m、加工物最大重量20tに対応できる大型マシン。
同機の加工精度も1m当たり0.001mmの誤差で真直ぐに加工でき、輝くように高度な面が得られる。平面研削盤を設置した精密加工室は室温を調整することで加工誤差を抑えることができる。また、夜間の無人化運転も可能となる。
同社は平成17年度から工場増設などの設備投資を行い、今回の最新鋭機導入で一連の投資計画を完了した。
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2008年08月01日号掲載  

青葉印刷(株)がネット通販「かんたん名刺.com」開始

青葉印刷(株)(福山市)は7月7日、インターネットの入力画面から要件を入力するだけで簡単に名刺の注文ができる「かんたん名刺.com」サイトをオープンした。
かんたん名刺.comはインターネットを経由して社名、肩書き、名前、住所などの要件を画面上の空欄に入力した後、モノクロまたはカラーでデザインされた背景を21パターンの中から選択するだけで自動的にレイアウトされた名刺デザインが完成する。約3秒でデザインの確認画面が現れ、納得した上で注文ができる。最短は2日後に宅配便で印刷した名刺が届く。
名刺受注のインターネットサイトは数多いが、同社はデザイン的な操作を可能な限りシンプル化。インターネットに接続でき、文字入力が可能なすべての人に注文ができるよう複雑な操作を排除した。そのためロゴマークや顔写真の入力等はできないが、QRコードは情報入力による自動発生により対応した。
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2008年08月01日号掲載  

なかた美術館で金の星社「こどもの本の世界」開幕

なかた美術館(尾道市)で、日本最古の子どもの本の専門会社㈱金の星社創業90周年記念「こどもの本の世界」展が始まった。9月21日まで。
7月23日に行われたテープカットには、前日から尾道入りしていた金の星社の斎藤健司社長、来賓の平谷祐宏尾道市長らがテープにはさみを入れた。
金の星社の斉藤社長は「金の星社は祖父斉藤佐次郎が26歳で児童童話雑誌を発刊した大正8年に創業。初代編集長の野口雨情をはじめ、島崎藤村、有島生馬、若山牧水らを迎え、皆さんもよくご存知の『七つの子』『青い目の人形』なども誕生しました。しかし残念ながら創業当時からの資料は非難させた世田谷で空襲によって焼失しました。いま残っているのはその後収集した資料です。資料の展示は今回が2回目。初めて現在の人気作家の原画も集めた企画となりました。多くの方に楽しんでいただきたい」とあいさつをした。
展示は入り口付近に絵本など現在の出版物紹介コーナー、入ってすぐのところに児童童話雑誌「金の船」創刊号からの歴代表紙と一年ほどして「金の星」に改題してからの歴代表紙を展示している。
そのほかの展示では若かりしころの東山魁夷が表紙を描いた塗り絵が長い歴史を物語る。また2階の絵本原画展示ではあきやまただし、飯野和好、長新太、やなせたかしといった著名な現代作家ものが並び、子どもたちに詩の投稿を呼びかけるコーナーもある。
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2008年08月01日号掲載  

鐵萬商事(株)出資のクローラクレーン完成

鋼材卸、ショット加工の鐵萬商事(株)(尾道市)とJFE商事造船加工(株)(尾道市)が出資して市内向島町の工場に建設していたクローラクレーンが完成、7月1日から稼働を始めた。
完成したクローラクレーンはJR尾道駅から尾道水道の対岸に見える水切り設備。接岸した船や台船と工場荷捌き場の間で、効率よく鋼板などを入出荷する。幅35m、高さ13.5m、長さ70.6mで、海上に20m張り出している。
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2008年07月20日号掲載  

興和不動産開発(株)が巖聖水6500発売

興和不動産開発(株)(尾道市)は7月11日、自社取水の名水を詰め込んだペットボトル飲料「巖聖水(がんせいすい)6500」が完成、全国へ向け販売を始めた。
巖聖水は福山市東村町で同社が掘削した源泉からくみ上げる水。成分分析により、日本では珍しいサルフェート成分、ラドン、シリカ、炭酸水素イオンなどの含有量にも優れた名水。
巖聖水は500ml、1.5リットル詰めペッドボトルのほか、樹脂袋に詰めた水をダンボールに入れた5、10、20リットル入りの各バッグインボックスを商品化した。価格は500ml入りペッドボトルで1本180円(当面は発売記念特価で150円で販売)、1.5リットル入りで380円(同350円)。
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2008年07月20日号掲載  

ファインテック(有)が尾道弁Tシャツ

産業機械設計などのファインテック(有)(三原市)の山本真義社長は、出身、在住の尾道の方言をデザインしたオリジナルプリントTシャツを企画、ネット通販を始めた。
尾道弁で「俺の」を意味する「わしの」ブランドとして展開する。デザインは2種類。正座を意味する「おじんじょ」、「ぶちすげえじゃん」と「Very Wonderful」をデザインしたTシャツを商品化した。観光客対象のお土産として千光寺売店でも販売している。
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2008年07月20日号掲載  

(有)タナカビデオプロダクツが動画と写真を一括制作

ビデオ製作の(有)タナカビデオプロダクツ(三原市)は、結婚式場サービスのDVD製作と、その静止画をデジタルプリントしたフォトアルバム製作を一括受注する事業を展開、カップルに低価格で付加価値の高いサービスを提供したい結婚式場を支援している。
同社は撮影機材にソニーのHDVカムコーダーを採用。その性能から静止画データのデジタルプリントで満足度の高いフォトアルバム製作を発案。静止画データを写真処理に最適なデータに加工するノウハウを確立した。
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2008年07月20日号掲載  

JA尾道総合病院が新築移転計画発表

病院、老人保健施設などを経営している広島県厚生農業協同組合連合会(広島市)は、6月30日開催した通常総会でJA尾道総合病院の新築移転を決めた。
JA尾道総合病院(尾道市)は、施設の老朽化や狭隘化により新築移転を検討していたもので、着工は来年4月、開院は平成23年5月の予定。総事業費は土地・医療機械を含め150億円。
移転先は尾道市平原一丁目で、尾道市ががんセンターの誘致を計画していた土地とJA尾道市の所有地で、現病院から北東に直線で約1.5km。
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2008年07月10日号掲載  

尾道ラーメン壱番館が袋詰め全国3位に

フジレックス(株)(尾道市)は全国放送のランキング番組で袋詰めラーメンが全国3位に輝いた。
同社の「尾道ラーメン壱番館・尾道しょうゆ生ラーメン」(3食入り730円)は、5月30日全国放送のTBS系テレビ番組「ランキンの楽園」で3位に入賞した。番組は全国34都道府県からご当地を代表する袋詰めラーメンを集め、大食いで知られるタレントのギャル曽根さんが食べ比べる企画。販売店推薦から広島県の代表となった尾道ラーメン壱番館が見事3位に選ばれ、尾道で収録された店の行列の様子も放送された。スタジオでは袋詰めラーメンが先にできて人気となり、その人気が実店舗を生んだとして、開店経緯も話題となった。
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2008年07月10日号掲載  

福山市山野町の龍頭山荘がオープン

(株)ジュエリーウォッチアベ(尾道市)専務で、同市向島町の古民家風貸別荘「安部旅館」も経営している安部泰志氏が、温泉場としても知られる福山市山野町の龍頭山荘を購入、本格的な京料理も楽しめる温泉旅館としてこれまでと同じ「龍頭山荘」の宿名で7月8日から営業を始めた。
龍頭山荘は山野峡県立自然公園内にあり、龍頭の滝を目指す入り口に位置する。緑と清流に囲まれた自然豊かな佇まい。
温泉も良質な単純硫黄冷泉に恵まれ、健康を取り戻す湯治目的の人からも利用があった名湯。京料理を修業した料理人を迎え、宿泊と料理のお客のほか、1,200~3,000円前後の昼食と温泉を組み合わせ、気軽に立ち寄れる旅館を目指す。
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2008年07月10日号掲載  

自作屋LLPが骨伝道スピーカー販売店に

ホームページ制作などの自作屋有限責任事業組合(福山市)は、京都の電子機器メーカーが開発した難聴者対応骨伝道スピーカーの中四国販売店契約を結び、今月中旬から福祉施設や病院、公共施設、個人などを対象に販売を始める。
骨伝道スピーカー「サウンドハブ」は、耳ではなく、こめかみ下の頬骨をおおう皮ふに直接当て、骨の振動で音を鮮明に伝える補聴補助具。卓上に置けるマイクで集音された話し声がアンプで拡幅されて骨を振動させ、鼓膜を通さず蝸牛、聴覚神経に伝わる仕組み。ハウリングがなく、耳に装着する必要がないため違和感もない。85デシベルの高度難聴者まで対応でき、乾電池で作動する。
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2008年07月10日号掲載  

天野実業がアサヒビールと資本・業務提携

フリーズドライ食品、粉末調味量、レトルト食品等製造で国内トップレベルの技術力を持つ天野実業㈱(福山市)は、6月24日開催した取締役会において、アサヒビール㈱(東京都)との資本・業務提携を決議した。
同社は、アサヒビールグループの和光堂㈱から受託の業務としてベビーフードを永年にわたり生産供給するなどの関係があった。今回の提携内容は、資本提携についてアサヒビールは平成20年7月をめどに同社の発行済み株式の80%を取得、同社は連結子会社となり、取締役の派遣を受け入れる。業務提携については、研究開発、原材料の調達、物流その他の各機能面における協業に加えて、同社とアサヒビールグループ相互の技術力および営業力を活用した協力関係を構築することで乾燥食品事業分野での圧倒的なトップグループとなることを目指す。
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2008年07月01日号掲載  

JFE環境の福山RPF工場が稼働

環境リサイクル事業のJFE環境㈱(横浜市)は福山市で、工場から出る廃プラスチックを主原料とするRPF(固形化燃料)製造工場が稼働した。
西日本地区の製造業を中心とした工場から排出される産廃プラやJFEスチール西日本製鉄所構内から出る混合プラを主原料として、破砕・造粒、成形の処理を行ないRPF固形化燃料を製造、JFEスチール西日本製鉄所の製鉄原料やJFEミネラル㈱倉敷製造所の燃料、各製紙会社向けのボイラー燃料として販売を計画している。
福山RPF工場は、福山市箕沖町の敷地に、工場棟、事務所棟などを建設した。処理能力は年間18,000トン。
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2008年07月01日号掲載  

福山ガスが天然ガス化事業完了

都市ガス供給の福山ガス㈱(福山市)は、平成19年1月から天然ガス化への転換作業を進めていたが、このほど関連事業を完了した。
同社は、市内全域の供給エリアを500戸を1区画とするセクター分けし、132のセクターごとに転換作業を進めていたもので、供給先の住宅、大手事業所、ホテル、公共施設など約66,000件の転換作業を進めていた。
今回の天然ガス化に伴い、天然ガスは倉敷からパイプラインで約40kmの距離を福山市まで送られる。
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2008年07月01日号掲載  

常石造船紹介するDVD・写真集発売

常石造船カンパニー(福山市)が製作に全面協力した写真集とDVDが6月20日、全国発売された。書店の啓文社も重要商品として専用コーナーを設け後押しする。
東京書籍から昨年発行された、関東などの工場鑑賞スポットを紹介する写真集「工場萌え」がベストセラーになるなど、巨大建造物鑑賞が新しいムーブメントとして定着しつつある。愛好家は自身のブログで写真やレポートを報告したり、グループで工場見学、撮影旅行などを楽しんでおり、「工場萌え」「ダム萌え」などの言葉も生まれている。そんな流れの中で注目されたのが常石造船カンパニー。制作陣も実力派が揃い、今年1月中の5日間、新造船を建造する常石工場の第一・第二工場と常石鉄工カンパニーで撮影が行われ、エースデュースエンタテイメント発行・文苑堂発売の写真集「THE・造船 常石造船」(税込み2,381円)と、エースデュース社発売の同タイトルDVD(同3,990円)の同時発売となった。
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2008年07月01日号掲載  

ポリカーボネートの㈱レニアスが赤外線カットの新製品

ポリカーボネート成型加工では国内トップの㈱レニアス(三原市)は赤外線を90%遮断するポリカーボネート加工技術を開発。10月にも量産が始まる。この技術は、ガラスに比べて傷がつきやすいデメリットを持つポリカーボネートの表面処理技術を発展させた技術。成型だけでなく、皮膜処理、シルク印刷まで一貫処理ができる国内唯一の生産ラインを持つ同社ならではの技術。既にポリカーボネートは紫外線を100%カットしており、今回の技術で紫外線も赤外線も同時にカット。快適な室内環境づくり等に欠かせない、ガラスの半分の軽さで驚くほどタフな透明樹脂が生まれることになる。
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2008年06月20日号掲載  

因島鉄工業団地は月産8400トンのフル操業

因島鉄工業団地協同組合(尾道市因島重井町)は、造船業界の活況を背景にフル操業を続けており、船体ブロック建造量は月産8400トン体制の高水準を続けている。
昨年は受注先の各造船所が相次いで建造能力を増強し、船体ブロックの需要は大幅に増加していることから、同協組でも総額26億円を投資して船体ブロック建造工場の新設と増強工事が完成し、フル操業で受注量の消化に追われている。
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2008年06月20日号掲載  

福山CAPA会が福山市に鏡を寄贈

経営者や社員らが個人の立場で異業種交流を求めて集まる「福山CAPA会」が14日、福山市沖野上町の宴会施設で開かれ、福山市へ公共施設で利用する姿見(鏡)を寄贈した。
今回のCAPA会には会員ら約70人が出席。このほど衆議院議員に繰り上げ当選した和田隆志氏の司会で、羽田皓市長や石井耕二福山商工会議所専務理事、大田祐介市議らも出席するなか、羽田市長に姿見が寄贈された。
福山市ではばら祭のパレードにも参加する市民団体らが公民館で踊りを練習しており、姿見の要望が高かった。
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2008年06月20日号掲載  

尾道の映像コンテスト大賞は永田淳さん

「五分間ノ尾道物語リ」映像コンテストの最終審査と表彰式が7日、尾道市東御所町のしまなみ交流館で開かれた。
会場で本選に残った15作品を上映して公開審査、賞金30万円のグランプリに永田淳さん(20)の「尾道の坂や」が選ばれた。
永田さんは尾道市出身で福山市霞町在住の倉敷芸術科学大学三年生。作品は都会から帰郷した若者が跡継ぎとして酒販店で働く姿を描き、同じく帰郷した友人や家族と絆を確認する物語。
本審査では審査委員長を脚本家の高橋玄洋氏が務めた。
同コンテストは尾道、尾道東の二ロータリークラブが主催。尾道フィルム・コミッションや因島、瀬戸田ロータリークラブなどの協力を得て田邊良造実行委員長(尾道東ロータリークラブ会長)をトップに実行委員会を組織、昨年11月から全国に映像作品を公募、一次審査で集まった56作品から15作品に絞って最終審査を迎えていた。
グランプリ(大賞)以外の受賞作品(ノミネート作品外から審査員特別賞として5作品追加)は次の通り。(敬称略)
◎準グランプリ=「僕のひいばあさん」高岡尚司(倉敷市)
◎シニア賞「尾道黒兵衛の便りに寄せて」大平皓一(福山市)
◎優秀賞=「Onomichi Soul」浅原裕貴(広島市)、「尾道ベッチャー祭り~祭りの絆~」田村禎英(尾道市)、「めばるの眼」井ノ原智子(福山市)
◎入賞=「尾道につつまれて」松本信行(三重県志摩市)、「あの時と同じ風が吹いた」赤瀬周次(福山市)、「尾道物語り」臼木邦江(東京都渋谷区)、「その時代に光をあてた写真家・原田富夫」麻生祥代(尾道市)、「御袖天満宮天神祭」麻生泰江(尾道市)
◎佳作=「尾道カレンダー」坂本洋一(三原市)、「うみねこ」住元謙太(尾道市)、「雁木の夢」真野洋介(東京都豊島区)、「桜色の思い出」河上えり菜(愛媛県松山市)
◎審査員特別賞=「Road of Tail」越智和寛(広島市)、「つながりの町」光藤博明(広島市)、「こころの原風景誇れる里山の再生」和泉義弘(尾道市)、「縁~父から子に託す仏法の絆~」堀川文雄(尾道市)、「胎内回帰」浜下幸世(尾道市)。
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2008年06月20日号掲載  

ケンソニック(株)が竹粉砕機の代理店に

ケンソニック(株)(井原市)はこのほど、高性能の竹・樹木シュレッダー装置を展開するマツオと同装置の西日本総代理店契約を結んだ。生竹チップを肥料として田畑にまくと生産物の収穫が増えたり、甘みが増すなどの効果が注目されている生竹肥料農法の普及に力を入れながら、装置と竹チップ販売、チップ化作業請負いの新事業を開始する。
袋詰めで発酵を止めたチップは、4月に行われた井原産業祭りで農家を中心に問い合わせが殺到したという。
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2008年06月10日号掲載  

福山に複合レジャー施設ラウンドワン着工

ボウリング、アミューズメントを核とする複合型レジャー施設を経営している㈱ラウンドワン(大阪府)は、福山店を出店するため店舗の建築工事に着工した。
場所は福山市明神町一丁目の国道2号沿いで大型量販店が並ぶ一角。年内オープンを目指す。
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2008年06月10日号掲載  

ヒット中の少女漫画家・海里真弓さん

瀬戸田出身、在住の少女漫画家・海里(かいり)真弓さん(33)の原画展が5月1日から29日まで尾道市立瀬戸田図書館で開かれ、多数のファンらで賑わった。海里さんは近作が累計で9万部を記録。平成12年のデビューから、徐々に人気漫画家への道を歩み始めている。
海里さんは尾道市瀬戸田町名荷に生まれ、広島市内の短大を経て就職、会社に勤務しながら独学で学んだ。2年後に講談社の少女漫画雑誌「デザート」の「デビュードリーム」で選外となり、プロになる決意を固めた。23歳で退職し、コンビニや中古本店でアルバイトをしながら本格的な執筆活動に入った。
26歳の時「始発点」でプロデビュー。平成15年発売の初の単行本「DV」(エトウケイコ原作)は恋人同士のドメスティックバイオレンスをテーマとした問題提起的な作品で、発売前から反響は大きく、現在は9万部を突破、一躍知名度を上げた。
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2008年06月10日号掲載  

ティ・ナ・ナの田んぼ教室で田植え

健康生活提案の「ティ・ナ・ナ」(尾道市高須町、℡0848-56-1715)は6月1日、ふれあい田んぼ教室の田植え体験を開き、子どもやその家族、スタッフら総勢約150人が参加、素足で田んぼに入り、一列に並んでの田植えを体験した。
世羅郡世羅町黒川上谷で減農薬栽培を行っている田んぼが会場。世羅町で独自ブランドのお米を契約栽培している㈱オクモトと農事組合法人くろがわ上谷の協力を得て実現した。
ティ・ナ・ナは㈱純正食品マルシマの経営。杢谷正樹社長のあいさつで始まり、㈱啓文社の手塚淳三社長や山本コーポレーション㈱の山本伸社長などベイタウン尾道に本社を置く企業関係者も家族で参加した。
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2008年06月10日号掲載  

今田竜二・谷原秀人両選手が続けて優勝

日本が誇るトッププロゴルファーの実家はともに尾道市内。しかも尾道市役所、尾道大橋のそば。歩いても20分ほどの距離。今田竜二選手と谷原秀人選手は中学生のとき、同じゴルフ練習場で顔を合わせていた知り合いだった。その二人がこの一週間の間に、プロゴルフ界の大舞台で優勝した。不思議な縁に地元で大きな話題になっている。
今田竜二選手は米男子ゴルフツアー「AT&Tクラシック」(ジョージア州)で5月18日、初優勝を果たした。谷原秀人選手は5月25日、岡山県玉野市の東児が丘マリンヒルズGCで行われた「マンシングウェアKSBカップ」で、今季ツアー初優勝を飾った。
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2008年06月01日号掲載  

元ユニクロ社長の玉塚元一氏が尾大で講演

尾道市立の尾道大学で5月21日、ユニクロで知られる㈱ファーストリテイリング元社長で、現在、㈱リヴァンプ代表、㈱ロッテリア会長の玉塚元一氏(45)を講師に招いた特別講演会が行われ、学生約200人が日本ビジネス界の最前線を行く玉塚氏の講演を熱心に聴講した。
同講演は尾道ニュービジネス懇話会の提案で学生に実学の機会を提供する目的で開催されたもの。㈱アンデックス(尾道市)の寄付講座として実現した。
玉塚氏は自分にベクトルを向けた、他人のせいにしない成長型人間の重要性を説き、学生は著名な経営者の実体験に基づく貴重な話を熱心に聴講していた。
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2008年06月01日号掲載  

エクセル㈱がオゾン水生成装置開発

太陽電池ウェーハ、LED表示板など電子機器製造のエクセル㈱(福山市)はこのほど、殺菌、洗浄、脱臭などに効果のあるオゾン水生成装置を開発、地場での普及を目指して子会社の㈱エコシステム(福山市)が販売を始めた。
オゾン(O3)は菌を死滅させる作用や漂白作用がある。同社が開発した装置「エレクトロンウォーターAQUA・Z」は、その効果を長期間安定的に存在させることに成功している。コンパクト設計で省スペースを実現した。
食品工場や飲食店など食品関係、漁業、農業、畜産、医療、温浴施設、上下水道、クリーニングなど多様な業界を対象に営業を本格化させ、リースで初年度五十台の販売を目指している。
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2008年06月01日号掲載  

世羅町にスーパー藤三が出店決める

食料品主力のスーパーマーケット、㈱藤三(呉市)が、備後地域一号店となる「藤三世羅店」を出店する。
計画によると、店舗等はA、B棟の二棟を建設、A棟が自社の営業店舗、B棟はテナント用店舗。開店予定日は12月1日を目指している。
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2008年06月01日号掲載  

協和機設がドイツ環境展で反響

ナノバブル生成装置製造販売の㈱協和機設(福山市)は5月5日から9日までドイツのミュンヘンで行われた世界最大級の環境展「IFAT2008」にナノバブル生成装置を出展、トップレベル企業として大きな注目を集めた。
海外初出展となる同社は、水処理をテーマとした会場に総代理店の丸紅と共同でブースを出展した。出展した装置は、界面活性作用、衝撃圧力作用、生理活性作用など有用な特性を持つナノバブルを大量、安定的に供給する「バヴィタス」。
ブースにはアメリカ、ロシア、中東、ヨーロッパ各国から、数百万tクラスの大規模な工場廃水や下水処理などの課題を解決したい事業者が次々と訪問。説明を聞いた事業者から「在庫はあるのか」など具体的な商談につながる話も多く、手応えを掴んだという。今回の展示会には44カ国から2560社が出展、163カ国から12万人が来場し、過去最高の展示会となり盛況を極めた。
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2008年05月20日号掲載  

柿原銘板製作所が環境対応支援制度私募債発行

シール・ラベル、金属銘板・プレート、成形品等製作の㈲柿原銘板製作所(福山市)は、地球環境対応支援制度「エコ・ハーモニー」取り扱いの私募債を発行した。
第2回無担保社債(広島銀行保証付き・適格機関投資家限定)。発行額1億円、発行日5月1日、期間2年、引き受け銀行は広島銀行単独の受託、使途は事業資金。広島銀行は企業の社会的責任としての取り組み強化の一環として、環境関連商品等の拡充を積極的に進めている。
柿原銘板製作所は、平成12年10月国際標準規格のISO9001の認証取得、翌年10月には環境のISO14001を相次いで取得している。
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2008年05月20日号掲載  

新和ビル・サービス㈱がエコアクション21認証取得

新和ビル・サービス㈱(尾道市)はこのほど、事業活動で発生する環境負荷の抑制に取り組む「エコアクション21」の認証を取得した。
「エコアクション21」は財団法人地球環境戦略研究機関持続性センターがガイドラインに沿って環境に取り組む事業者を審査、認定、登録している。
国際規格のISO14001と比較して低コストで構築でき、取り組み成果の評価も可能、環境報告書を公開する場が提供されているなどのメリットがあり、中小企業にも取り組みやすい。環境負荷となる二酸化炭素(CO2)排出量、廃棄物排出量、水使用量など分かりやすい指標を削減目標として数値化、全社で取り組んだ結果を公表する。
新和ビル・サービスでは平成19年6月1日に小林輝久社長のキックオフで計画実施がスタート、今年4月7日付で登録された。
エコアクション21の認証取得は広島県内では30社以上あるが、尾道市内では同社が初めて。
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2008年05月20日号掲載  

福山市松永図書館で稼動するICタグ管理

西福山市民センター(福山市松永町)が新築されたのに伴い、併設されている市松永図書館もリニューアルされ、蔵書にはICタグが内蔵された。
ICタグによる管理は県内公立図書館では初めて。7月1日にオープンする福山市中央図書館(旧市民センター跡)にも導入される。
利用方法は簡単。受発信機(リーダー/ライター)の上に本を置き、自分の図書カードを読み取らせるだけで貸し出し業務が終了し、防犯のためのゲートを通過できる。
非接触なので磨耗による機械的故障がない、透過性が有り本の内側でも読み取れる、複数を同時に読み取れるなどの特長がある。
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2008年05月20日号掲載  

明治ビルがタイ文化の拠点として再生

マンションなどの不動産鑑定のほか自ら不動産の再生を手がける㈱瀬戸内不動産鑑定事務所(福山市)の平木三千人社長は5月15日、整備中の福山市中央図書館と中央公園の東側に位置する明治ビル(明治町)を大幅にリニューアル、タイ料理レストラン、タイ古式マッサージを核に本物のタイ文化に触れる拠点を創造する。
明治ビルは地下1階6階建て。地下1階は今後の入店を待つテナント用、1、2階は直営のタイ料理レストラン「パーパイタイ」(タイ語でタイに連れて行くの意)明治町店、3階はタイ式ヨガやワークショップ等の多目的イベントホールとタイ物産の販売コーナー、4階はカラオケステージホール、5階はタイ古式マッサージのリラクゼーションサロン「サラー」の構成。6階はストックヤード。
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2008年05月10日号掲載  

福山大学孔子学院開学記念で中国書家が講義

福山大学(福山市東村町)と中国政府が共同で4月4日に福山大学孔子学院をオープンした記念に「書道で始める中国文化入門講座」が同月25、26の両日、市内のホテルで開かれ、書道愛好者ら約110人が日本文化にも造詣が深い中国の書家、張信上海師範大学美術学院准教授から漢字の形が持つ意味など書の源流や日中の違いなど書道文化を学んだ。
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2008年05月10日号掲載  

好評・やまねみわこさんのCD「おのみちこみち」

尾道を題材に尾道出身のやまねみわこさん(24、東京都在住)が作詞作曲、自ら歌ったCDアルバム「おのみちこみち」(@RECORDS発売)が尾道中央商店街のBGMで流れるなど話題になっている。
やまねさんは丸美運輸の山根司社長の三女。尾道北高を経て日本大学芸術学部音楽学科を平成十八年春に卒業、作曲家を目指しながら東京のIT関連企業で働いている。
作曲家志望ながらファーストアルバムでは作詞、作曲に加え、歌まで担当。澄んだ声と高い歌唱力で心地好い作品に仕上げている。
「おのみちこみち」、「SHIMANAMI ROAD」など全10曲を収録。
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2008年05月10日号掲載  

福山藩水野家の夢と重なる姫谷焼展覧会

福山市西町の広島県立歴史博物館で幻の焼き物「姫谷焼」を紹介する展覧会「姫谷焼―備後に花開いた初期色絵磁器―」が6月8日までの会期で始まった。
姫谷焼は十七世紀後半の一時期に福山市加茂町百谷で製作された色絵磁器。当時、高度な生産技術を必要とした色絵磁器を製作していたのは有田焼、伊万里焼で知られる肥前窯(佐賀県・長崎県)、九谷窯(石川県)と姫谷窯の三カ所のみ。姫谷焼は日本の焼き物文化を研究する上で重要な位置にある。
展覧会は「備後の宝である姫谷焼を知ってもらいたい」との思いを持つ福山ロータリークラブ(平地茂雄会長)との共催で実現した。
 ■姫谷焼の窯跡
福山市加茂町百谷に姫谷焼の窯跡が見つかっており、昭和10年の試掘調査後、12年に県史跡に指定された。江戸時代初期の1660~80年ごろの20年間のみ生産したとされ、色絵磁器のほか白磁や青磁、染付の破片も見つかっている。
形態では皿のほか瓶や茶道具の破片も見つかったが、庶民的な生活雑器はほとんどなく、当時、同地域を所領とした福山藩(藩主水野家)の藩窯的な性格が想像されるものの、福山藩との関係を裏付ける記録などは確認できていない。唯一、江戸時代後期になって現在の福山市駅家町の庄屋だった馬屋原重帯によって編纂された地誌「西備名区」に水野勝成が中国地方を放浪中に焼き物を製作し、これが姫谷焼として伝えられることになったという説話が記されているが、時代や出来事に錯誤が認められることから説話の内容を信じるには至っていない。
 ■姫谷焼ロマン
姫谷焼の企画を担当した県立歴史博物館の鈴木康之主任学芸員によれば、姫谷焼は「いつ、だれが、何のために製作したのか、その実体は明らかでない点が多く、伝世品のすばらしさからロマンが広がる」とのこと。ここから先は一観覧者として弊紙でロマンを広げてみた。
姫谷焼の製作された1660~80年はほぼ福山藩第四代藩主水野勝種の時代。勝種は1663~1697年の間藩主だった。姫谷焼が1660年代に始まったとすれば、ピタリと当たる。しかし勝種が藩主になったのは2歳のころ。高度な技術を要した窯の生産開始には相応の準備期間が必要だったはずで、第3代の勝貞(1655~1662年藩主)が準備期間を担ったと思える。
その勝貞は藩主になったとき30歳。鞆の浦生まれとあってか、文化的素養も高かく、藩主着任ごろは何か殖産興業のため、ベンチャー起業を考える適齢期にあった。当時の磁器は現在で言えばセラミックのような新技術。セラミックにかけた京セラが巨大産業を担ったように、異国伝来の新技術「磁器」の可能性に勝貞はかけたのではないか。
では、どこで磁器と出会ったのだろうか。勝貞は祖父水野勝成、父水野勝俊とともに、親子3代がそろって1638年の島原の乱に出兵している。島原の乱を収めた陣営の多くは九州の大名だが、唯一、九州以外から出兵したのが福山藩の水野家。参じた軍勢の中で最大は佐賀藩の鍋島勝茂で兵力3万5千。福山藩も5千6百を注いでいる。
鍋島家と水野家の情報交換が密に行われたことは間違いなく、既にベンチャーとして磁器の生産を始めていた佐賀藩に水野家3代のトップは興味津々だったに違いない。
また水野勝俊と言えば天下無敵の二刃流で知られる宮本武蔵。父勝成と懇意だった武蔵は大坂の役で勝重(後に勝俊に改名)付けとして出陣した間柄だった。その武蔵も福岡黒田藩から島原の乱に出兵しており、島原の乱では水野、鍋島両家と宮本武蔵が「これからの藩運営」と題して懇親会をもったやも知れぬ。
いずれにせよ、当時は高度な最新技術だった磁器生産の日本発祥の地からほど近い島原に水野家3代が1638年に集っていた。華麗なる一族の交流には贈り物が付き物。珍しい色絵磁器は高級調度品としてもてはやされたに違いなく、一流ブランドになり始めていた磁器は戦に集った大名をもてなす宴でも使われ、新しい技術を取り入れた殖産興業の成功例として語られたに違いない。
島原の乱で戦功を挙げ、磁器生産の先進地視察もできた水野家。そして落ち着き始めた世情。1655年勝貞が3代藩主に着任するといよいよベンチャー育成の期は熟し、磁器の生産地となるべく準備に取り掛かったのではなかろうか。陶工の手配もさることながら、何より難しかったのは原料(石粉)の探索。1651年、死の間際に初代藩主勝成は夢を見た。中国地方をさまよい、現在の姫谷焼窯跡の近くで捜し求めた原料(石粉)と出会う。遺言のように磁器生産を命じ、息を引き取ったのかも知れない。
 ■姫谷焼は福山の誇り
姫谷焼の伝世品は窯跡から出土した破片の図柄との一致によって正に姫谷焼と裏付けられた。鈴木主任学芸員の話では作品として確認できるのは100点から150点とのこと。枝ごと摘み取った花を載せているように見える地の白を生かした絵柄が特長。「幻」の姫谷焼としてコレクターの間でも高く評価されている。
福山藩と姫谷焼の関係を裏付ける記録は見つかっていないが、姫谷焼が途絶えたとされる1680年から20年ほど後となる1698年、福山藩5代藩主水野勝岑がわずか数え2歳で夭逝したことから福山藩主としての水野家も断絶している。
姫谷焼は美術工芸品としても美しく、福山の歴史を思わせる文化財としても一級の輝きを放っている。福山市の誇りとして市民の食卓で話題に登ることが望まれている。
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2008年05月10日号掲載  

都市環境研究所の住宅団地「サンタウン駅家」分譲開始

宅地開発事業など不動産業の㈱都市環境研究所(福山市)は、同市駅家町上山守の旧ダントータイル福山工場跡地を取得し、大規模な住宅団地の造成工事を進めている。
計画では総区画176区画の宅地「サンタウン駅家」を造成する。
同団地を2街区に分け、7月末にA街区106区画を完成、B街区70区画は10月末完成を目指して造成工事は順調に進んでおり、すでに同所の一角には「サンタウン駅家販売センター」を開設して分譲を始めている。
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2008年05月01日号掲載  

チャイサロン・ドラゴンが「尾道チャイダー」発売

チャイサロン・ドラゴン(尾道市)は5月1日、ご当地ドリンクとして売り出し中のお茶味のサイダー「尾道チャイダー」ボトル版を発売する。
「こどもびいる」でヒットを飛ばす㈱友桝飲料(佐賀県)へ生産を試験的に委託した。ボトル版は国産緑茶の抽出原液とサイダーのブレンドでそのまま飲める。95ml入りで1本390円、3本セット1390円。
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2008年05月01日号掲載  

尾大卒 藤井さんが「eおのみち屋」起業

尾道大学を今春卒業した藤井優希さんらが起業し、販促支援などで尾道を活性化させようと「eおのみち屋」(尾道市)として事業をスタートさせた。第一弾として5月1日から31日までの1カ月間、東京都墨田区向島の商店街内のチャレンジショップで尾道をPRする展示会を行う。
藤井代表は倉敷出身。作家で尾道大学芸術文化学部准教授の光原百合さんの作品に触発され尾大に入学後、光原研究室で学びつつ、今春の卒業まで市内のまちづくりイベントやアート企画に数多く携わった。その中で販促支援や物販など尾道の魅力発信を事業化する構想を練り、同級生で広報担当の小原紗智さんと起業、東京での展示会が初の事業となる。
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2008年05月01日号掲載  

特産品ショップ「尾道小路」開店

文具製造販売、雑貨輸入販売などのユナイテッドビーズ㈱(福山市)は4月25日、尾道商店街に地元や県内の特産品などを厳選したショップ「尾道小路」(おのみちこみち)(尾道市)を開店した。
約66平方mの古民家調ショップで、行列のできるラーメン店・朱華園向いの好立地。国産帆布を備後の技術で縫製した同社オリジナル文具のほか、尾道、福山市の銘菓、尾道ラーメン、熊野の化粧筆など主に備後、県内の特産をセレクト。蒸し饅頭も販売する。
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2008年05月01日号掲載  

(株)ホーミイダイニングが福山にワールドビュッフェ計画

食材宅配の(株)ヨシケイ福山を中核とするHOMEYグループの一社(株)ホーミイダイニング(福山市)は6月末か7月初旬に「神戸クック ワールドビュッフェ福山蔵王店(仮称)」を出店する。
場所は福山市南蔵王町6丁目。「ワールドビュッフェ」は今年3月に出店した倉敷堀南店(倉敷市)でスタートした同社新事業。今後、多店舗化とフランチャイズ展開を計画する。
オープンした「神戸クック ワールドビュッフェ倉敷堀南店」は客席266席を備え、年中無休で営業。イタリア、ベトナム、メキシコ、タイなど世界各国の料理八十種以上が並ぶバイキング形式の郊外型飲食店舗。
「ワールドビュッフェ」は神戸で発祥。(株)ホーミイダイニングは岡山、広島、鳥取、島根の四県で展開する地域本部の契約をしている。
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2008年04月20日号掲載  

関西宝飾(株)が年内銀座出店を計画

関西宝飾(株)(福山市)は入射した光が100%反射して光り輝くダイヤモンドの形、ラウンドブリリアントカットのダイヤモンド加工技術を生産レベルで実現させることに成功しており、この技術で加工したダイヤモンドを「アルカダイヤモンド」と命名し、販売している。
開発から5年が経過、販売ノウハウを蓄積できたことから、年内に東京銀座にダイヤモンドブランドショップ「アルカダイヤモンド」をオープンする計画を進めている。海外高級ブランドとして有名なティファニーやブルガリのように、そのデザイナーのデザイン性にブランド価値を見出すのではなく、ダイヤモンドが持つ最高峰の輝きをブランド価値として提供する戦略。なおかつ、ダイヤモンドに秘められた神秘性、癒しの力も提供していく。
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2008年04月20日号掲載  

リョービがB1対応多色印刷機開発

リョービ(株)(府中市目崎町)は、B1サイズに対応できる大型枚葉オフセット印刷機「ROBI 1050シリーズ」を開発、12月から販売を始めると発表した。
5月にドイツのデュッセルドルフで開催される印刷機械展に出展し本格的に市場に参入する。
同社ではこれまで小型、中型オフセット印刷機で蓄積してきた技術力とノウハウを活かして今回、大型枚葉オフセット印刷機の開発に成功したもので、本格的に大型印刷機市場へ参入する。
仕様は最大給紙寸法長さ108.5cm、幅78cm。印刷速度は毎時4,000枚から16,000枚。
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2008年04月20日号掲載  

3校を統合する因島南中学校の概要発表

尾道市は合併地区の因島南部の土生、三庄、田熊の3中学校を統合する「因島南中学校」の実施設計を終え今秋に着工するが、このほど設計の概要を発表した。
建設地は尾道市因島土生町の旧県立因島高校跡地、建築は、校舎が鉄筋コンクリート造り3階建て。屋内運動場は鉄筋コンクリート一部鉄骨造り、一部2階建てで武道場も備える。建設費は29億9200万円。
太陽光発電、地中熱交換システム、井水・雨水の利用、木材の利用などエコスクールを予定している。また、校舎隣接地にはテニスコート二面、バレーボールコート一面、バスケットボールコート一面も整備。今秋着工して22年4月に開校する。
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2008年04月20日号掲載  

尾道しまなみ商工会が開所式

尾道市内の御調町、向島町、向東町の三商工会が合併、「尾道しまなみ商工会」として新発足した。
尾道市向島町の旧向島町商工会事務所が本所となり、4月1日、同所に関係者が出席して開所式を行い、新しいスタートを祝った。
会長は内海和男氏(前御調町商工会長)、副会長は村上雄治氏(前向東町商工会長)と森数光男氏(前向島町商工会長)。
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2008年04月10日号掲載  

浅野味噌が府中味噌ラーメンリニューアル

明治37年に創業した府中味噌の老舗、浅野味噌㈱(府中市)はこのほど、「府中味噌ラーメン」をリニューアル、新商品として販売を始めた。
「府中味噌ラーメン」は平成14年に府中味噌を使ったバラエティー商品の一つとして開発。このほど、核となるスープの味は変えず、こまでの太麺をより味噌スープが麺にからむちぢれ麺タイプに変更、府中味噌の特徴である風味の濃い味噌あじがしっかりと感じてもらえる商品になった。
1袋315円。ギフト用に用意した3袋入り化粧箱セットは1箱1050円。
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2008年04月10日号掲載  

ライト兄弟の飛行が模擬体験できる装置登場

人類初の動力飛行に成功したライト兄弟がつくった複葉機「フライヤー号」の操縦を疑似体験できる装置が府中市桜が丘の「ヒロボーライブファクトリー」にお目見えした。
大型ディスプレーの前にフライヤー号の操縦席を再現したフライト主ミレーターで、操縦は腹ばいになって左手の操縦桿と左右の腰の動きで行う。ディスプレーにライト兄弟が初飛行した米国ノースカロライナ州キティホークの砂漠が映り、操縦によって「フライヤー号」全体像が砂漠を飛行する。ヒロボーと共同研究を行っている鈴木真二東京大学教授が数年前に「フライヤー号」の飛行性能を研究して操縦法を再現したコンピューターソフトを基に、改良して同ファクトリーに導入した。
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2008年04月10日号掲載  

因島の本因坊秀策記念館が完成

尾道市因島外浦町に生まれた幕末の天才棋士・本因坊秀策(1829~1862年)の生家を復刻、資料館を併設した「本因坊秀策記念館」の建物がこのほど完成した。
囲碁は、旧因島市から合併後の尾道市に引き継がれた「市技」。その礎となった本因坊秀策の偉業を顕彰しようと、旧因島市の記念建設計画を市技同様引き継ぎ、尾道市が実現したもの。昨年7月に着工し、総事業費約2億1千万円を投じた事業。
記念館(尾道市因島外浦町69)は、生家のあった因島石切神社南側の敷地に、木造平屋建てを復元。資料館は鉄骨コンクリート造平屋建て。生家は碁盤もあり、対局のほか茶会にも対応する。資料館は愛用の碁盤や碁石、手紙など遺品約30点の展示を計画。オープンは秋の予定。
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2008年04月10日号掲載  

福山駅前に9階建て立駐がオープン

大都市で時間貸し駐車場を運営する、日本パーキング(株)(東京都)は、福山駅前大通り沿いの旧第一勧業銀行福山支店跡地に建設していた「NPC24H福山駅前パーキング」が完成し、3月22日全面オープンした。
この立駐は9階建て、自走式有料駐車場で421台収容できる。24時間営業しており、駅前周辺では最大規模の有料駐車場となる。
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2008年04月01日号掲載  

錦鯉の阪井養魚場が私募債発行

日本錦鯉業界で「阪井の錦鯉」として知られる(株)阪井養魚場(三原市)が、さらなる養殖技術の向上を目指して施設の充実強化を図るため、このほど私募債を発行し、資金調達を行なった。
今回の私募債は、中国銀行の銀行保証付き第1回無担保社債で、適格機関投資家限定、発行額1億円、発行日3月17日。資金の使途は、養殖池に設置する殺菌、ろ過装置の設置資金、中国銀行が単独で受託した。
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2008年04月01日号掲載  

2008年県東部の公示地価

国土交通省は24日、平成20年1月1日現在の公示地価を発表した。
岡山県の平均は住宅地が0.6%下落(前年は1.4%下落)、商業地が0.2%下落(同0.9%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。 広島県の平均は住宅地が1.7%下落(前年は2.5%下落)、商業地が0.5%下落(1.6%下落)となり、前年より下落幅は縮小した。
広島県内で最も価格の下落率が大きかった商業地は尾道市因島土生町塩浜1899-7の8.3%下落(1平方m当たり価格11万円、前年12万円)だった。
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2008年04月01日号掲載  

PCスペースが運送業向け低価格ソフト発売

ソフト開発のPCスペース(福山市)は運送業者向け配車日報請求支払い管理ソフト、倉庫業者向け倉庫管理ソフトを開発、ホームページでの低価格販売で導入先を増やしている。
運送管理ソフトは日報入力、請求書発行、入金残高管理、仕入買掛残高管理を一括してサポート。入力中に元帳確認や各マスタの修正が容易に行える。バージョンアップもIネット経由で自動更新。委託の小規模運送業者に最適という。
年間で100件の継続ライセンス、20件の制限解除ライセンス販売を目指す。
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2008年04月01日号掲載  

(株)いしいの石井社長がタコ飯の特許取得

事業所向け給食弁当製造・調理受託の(株)いしい(尾道市)の石井照章社長がこのほど、タコ飯とその製造方法に関する特許を取得した。
タコ飯はイカ飯と同様にタコの頭部をくり抜き、味付けしたごはん類を詰め込んだ食品。しかしイカと違って船形の骨がないタコの頭部は身が厚く硬いため、おいしいタコ飯の製造方法は難しかった。石井社長は頭部の身を薄く削って製造する方法などを故平岡健一氏(当時(有)ジャパンテクノ社長)と考案、平成11年7月に特許申請していた。
石井社長は「詰めるお米の種類などおいしさを追求し、ほかの特産品との組み合わせも考え、尾道の特産になるタコ飯を商品化したい」と今後の計画を話している。
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2008年03月20日号掲載  

三和製作が私募債2億5千万円発行

商工組合中央金庫福山支店(福山市)は、産業機械製造販売の三和製作(株)(同市)が発行する私募債を受託した。
この社債は、同社初の同金庫保証付き無担保私募債。発行日は3月21日、発行額2億5千万円、期間5年。調達資金は新機種・新技術の研究開発並びに運転資金に充当する。
三和製作は、昭和22年創業。現況は、自社開発した薄紙用、板紙用「自動平盤打抜機」の国内トップメーカー、用途はタバコ、医薬品、化粧品の紙箱や学習教材等を一枚ごとに高速・高精度に打ち抜き加工する機械として業界で知られている。
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2008年03月20日号掲載  

(株)愛沙の高原社長が「にぎり地蔵」店オープン

尾道市商店街連合会会長も務める高原九年(株)愛沙社長が2月初め、尾道本通り商店街(センター街)に「尾道にぎり地蔵おぎゃあ」を開設した。
利用者が自分で粘土を手でぎゅっと握ってつくるこぶし半分ほどの備前焼地蔵が「にぎり地蔵」。子ども服のリサイクル店舗の奥に電気釜なども設備した。
粘土は本格的な備前焼きしめの土を使用。利用者が手で握って基本形をつくり、へら等でシンプルな顔を描く。陶芸の腕に覚えのある高原社長が電気釜で焼き上げ、希望の神社仏閣で祈祷後、観光客が製作者の場合は宅配便などで全国へ届ける。制作料は三千円で送料は別途。職場や学校など数がまとまる場合は出張サービスも行う。
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2008年03月20日号掲載  

瀬戸田の旅館「つつ井」リニューアル

旅館つつ井((有)筒井旅館、尾道市瀬戸田町)は外観と3、4階の改装工事を終わらせ、現在ホテルのない生口島では初となる「和洋室」を新設、3月1日にリニューアルオープンした。16日にはしまなみ海道をテーマとした旅番組で同旅館が紹介された。
外観は和風モダンな「江戸時代の着物の柄」のイメージ。瀬戸田のレモンの黄色、みかんのオレンジ色、樹木の茶色、瀬戸内海の色を映す緑がかった灰色の利休ねずみなどからなる、サッシの配置をいかしたパターン。彩度を下げ、落ち着いた懐かしい感じの色調にまとめた。3、4階の客室は瀬戸田港桟橋を見下ろす窓も変更した。
16日には関西テレビ「旅っきり!ふれあい紀行」で、歌手の野口五郎とタレントの浜田翔子がくつろぐシーンも放映され、浜田翔子はレモンを浮かべたレモン風呂も楽しんだ。
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2008年03月20日号掲載  

鐵萬商事(株)が傾斜荷台のトレーラー導入

鐵萬商事(株)(尾道市)はこのほど、鋼板を斜めに積んで運搬する特殊な傾斜荷台付トレーラーの本格運用を始めた。
同トレーラーは鋼板を積載後、油圧で荷台が傾斜する。傾斜により道路幅に対する荷物幅が縮まり、公道を安全に走行できる。
通常のトレーラーで荷台幅を超える荷物を運ぶ場合は許可を得て、単体(鋼板1枚)で運搬し、前後に先導車をつける必要がある。荷台をはみ出す鋼板10枚を運ぶには10往復が必要で労力も燃料も消費が大きい。
傾斜トレーラーはこれらの課題を順法意識の高いレベルで解決、同時にエネルギー消費も削減でき地球環境にもやさしい。同社では昨年12月末に導入、今年1月に許可を得てフル稼動に入った。
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2008年03月10日号掲載  

味付けちりめんが観光土産品として日本商議所会頭賞受賞

福利物産(株)(尾道市)が製造する味付けちりめんが本年度の全国推奨観光土産品審査会で農林大臣賞に次ぐ日本商工会議所会頭賞を受賞した。
第48回を数える同審査会は全国観光土産品連盟と日本商工会議所が主催。受賞した「味付けちりめん四種詰め合わせ」(1,260円)は食品部門622点の中から選ばれた。広島県内の会頭賞以上の受賞は平成14年度に続く5年ぶり。
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2008年03月10日号掲載  

福山市のびんごエコ団地完成4月分譲開始

広島県が福山市箕沖地区に造成していた「びんごエコ団地」がほぼ完成し4月から分譲を始める。
「びんごエコ団地」は、廃棄物等を再使用・再生利用する企業向けに特化した団地で、リサイクル事業に限定した企業団地は県内初となる。近隣には不燃破砕ごみなどを処理する「福山クリーンセンター」や、ごみ固形化燃料(RDF)を使用する「福山リサイクル発電所」などもあり、ごみ処理、再生地域としての拠点性も高まる。
平成12年に「びんごエコタウン構想」が策定され、同14年に箕沖地区がモデル地区として指定、18年から同団地の造成を進めてきた。
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2008年03月10日号掲載  

(株)協和機設が中国経済産業局から新連携支援認定

ナノバブル生成装置製造販売の(株)協和機設(福山市)は2月26日付けで、中国経済産業局から、主力のナノバブル生成装置の販売促進に向け同社をコア企業とする4社を対象とした新連携計画への支援認定を受けた。
対象となった事業テーマは「微細気泡精製装置を国内外の用途開発・実用市場に向けて製造販売する事業」。中小企業基盤整備機構中国支部が計画策定を支援し、補助金をはじめとした事業化までの継続的支援を行う、中小企業新事業活動促進法に基く支援。
協和機設は、工業向け、医療・美容業界向けナノバブル生成装置「バヴィタス」の製造販売を行っている。製品、用途開発、試作品の設計製造、販売促進を同社、専用ポンプの製造やノウハウ提供を(株)ニクニ(神奈川県川崎市)、製品製造と技術開発を(株)マーキュリー(福山市新市町)、国内外の販売総代理店業務、販促を丸紅(株)(東京都)が担う。
バヴィタスは、微小な気泡を大量、安定的に供給する装置。界面活性作用、衝撃圧力作用、生理活性作用など有用な特性から、シリコンウェーハや繊維洗浄などIT、樹脂、鉄鋼、製薬、洗浄剤メーカー、漁業関連など幅広い企業へ導入が進んでいる。医療分野の共同研究では、岡山大学医学部、明治大学農学部、県東部の医師会と個別の連携を予定している。
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2008年03月10日号掲載  

おのみち発北前船の贈り物が楽天月間MVP受賞

海産物卸のマルキン(有)(尾道市)が運営するインターネットショップ「おのみち発北前船の贈り物」が楽天市場2008年1月モバイル・食品ジャンル賞の月間MVPを受賞した。
食品ジャンル約3千社の中から売上高はもちろん、顧客評価など多角的な審査を経て選定された。同ショップは2006年9月にも月間MVP食品ジャンル賞に輝いており、2度目の受賞となった。
ヒット商品は冷凍カキで、国内産にこだわり、スーパーでは販売していない業務用の特大サイズの冷凍カキ。キカナゴのクギ煮、ちりめんジャコなども柱に育っている。
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2008年03月01日号掲載  

本郷町商工会が東京ギフトショーで手応え

本郷町商工会(三原市本郷町)が、一昨年6月の「地域資源∞全国展開プロジェクト」採択で製品化を進めている、コーヒー殻・茶殻原料の健康酢などを2月5日から8日まで東京ビッグサイトで開かれた東京ギフトショーに出展し、大きな手応えを得た。
展示品は飲料工場の産業廃棄物だったコーヒー殻を独自製法で醸造する無添加100%醸造酢「コーヒービネガー」と、はとむぎ、玄米など12種の健康茶の茶殻を使う「ティービネガーⅠ」、緑茶の茶殻を使う「ティービネガーⅡ」、茶殻などを詰めた多目的発泡材「にょろちゃん」。健康酢は調味料、ドレッシングのほか薄めて飲料用に、発泡材は手芸材料として開発した。
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2008年03月01日号掲載  

安倍前首相が土堂小学校視察

 文部科学省の研究開発学校に指定されている尾道市立土堂小学校(松原隆二校長)を安倍晋三前首相が25日、同校前校長で政府の教育再生会議委員だった陰山英男立命館大学教育開発・支援センター(京都市)教授の案内で視察した。全11学級を回り、45分授業を3分割したモジュール授業や「百ます計算」に取り組む様子などを参観、児童と給食もともにした。
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2008年03月01日号掲載  

(有)アグリインダストリーが農業コンサル事業本格化

農業生産法人の(有)アグリインダストリー(福山市)はこのほど、生産工程管理の手法「JGAP」の認証取得に取り組む農場を支援する「JGAP指導員」資格を社員の2人が取得した。
JGAP(ジェイギャップ)は、NPO法人日本GAP協会(東京都)が、消費者への安全な農産物供給と農場経営の確立を目指して普及に努めている農業生産工程管理の手法。工場などのISOや、食品業界のハサップに類する考え方で、同様に第三者機関が審査して認められる。生産から出荷の段階で起こる可能性のある事故や危害を、多様なチェック項目の実施で未然に防ぐリスク管理を実践する。チェックは、土、水、農薬、肥料、種苗などのトレーサビリティに関する項目からなる「生産物の安全」のほか、「環境への配慮」「生産者の安全と福祉」「農場経営と販売管理」の4テーマ、計129のチェック項目からなっている。
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2008年03月01日号掲載  

(株)ベクトルが楽天出店で販売強化へ

オーダーメードシャツのネット通販を手がける(株)ベクトル(福山市)は、このほどネット通販大手の楽天市場で通販を開始、新入社員の季節を前に、若者でも気軽に購入できる低価格オーダーメードシャツの販売を強化する。
「ヤフー!ショッピング」から楽天市場に乗り換えた。メンズの「翔」、レディスの「凛」とも、シャツ5着以上を注文すれば1着あたり3,000円となり、市場価格と比べ大幅に抑えた設定を強みとしている。
選べるのはスタイル、襟型、カフス、前立てボタン位置、前立て、後身ごろ、ポケットと生地。現在選べる生地は綿、ポリエステル混紡で無地、チェック、ストライプなど多様な40種に、1,050円プラスとなる上質生地六種、プラス2,100円となる高級生地五種を新たに加えた。別途料金となるオプションはボタンやボタンホールの色、イニシャル刺繍と場所など。男女別の再寸方法も分りやすく解説している。注文できるのは1枚、3枚、5枚で、1着あたりの価格はそれぞれ5,250円、3,500円、3,000円となる。
高い縫製技術を持つ中国の提携工場で生産し、納期は約1カ月。
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2008年02月20日号掲載  

道路建設現場で児童が絵画制作

 建築・土木工事の井上建設(株)(三原市久井町)は8日、中国横断自動車道尾道松江線の工事現場(世羅町川尻)に近くの町立中央小学校から1-4年生36人を招き、コンクリート構造物(カルバート)の上をキャンバスに絵を描くイベント「尾道・松江自動車道に思い出を刻もう!」を実施した。
現場は甲山インターチェンジ部分で、カルバートは本線の下をくぐる進入路がトンネルとして利用する構造物。上は約14m四方の平らなスペースで、完成すると舗装により本線表面から1mほど下に埋まる。舗装工事が始まるまでの期間を利用して児童たちに思い出に残る絵を描いてもらおうと井上建設が企画した。
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2008年02月20日号掲載  

尾道市営バス民営化へおのみちバス(株)創立

尾道市は尾道市営バスを4月から民営化するための受け皿組織「おのみちバス株式会社」の創立総会を14日、市役所内で開いた。
発起人の尾道市と尾道商工会議所(石川悟会頭)の代表者及び発起人以外の出資者いすゞ自動車中国(株)、尾道市農業協同組合、しまなみ信用金庫、鞆鉄道(株)、広島ガス(株)、(株)広島銀行、広島日野自動車(株)、ヨコハマタイヤ中国販売(株)の八団体の代表者らが出席し、定款や役員などを議決した。
同社の取締役には石川悟尾道商工会議所会頭、吉本宗雄市交通局長、加納彰副市長の三人、監査役に恵谷豊昭市代表監査委員が選任され、直後に開かれた取締役会で代表取締役社長に吉本取締役を選んだ。
同社は3月1日付で設立、市議会の承認を得て4月1日から市営バスの事業を引き継いだバス事業がスタートする。
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2008年02月20日号掲載  

三原神明市に過去最多31万8千人来場

山陽路に春の訪れを告げる風物詩「三原神明市」が2月8、9、10日の3日間開かれ、三原市東町、館町、本町一帯とJR三原駅周辺でだるまや植木、飲食など約400の露店が並び、多くの来場客で賑わった。来場者は過去最多だった昨年の30万8千6百人を上回る31万7千7百人(主催者発表)だった。
「だるま市」とも呼ばれており、東町には祭りのシンボルでもある高さ4.3mの迫力ある大だるまが据えられたほか、細長い頭に豆絞りをした三原ダルマも本町の一画やだるま工房などで販売。広島大附属三原小学校の生徒も手作りだるまの店を出し、好評だった。また期間中「青山コレクション達磨記念館」が公開された極楽寺では、全国各地の多様なだるまが話題を呼んだ。
また三原商工会議所が主催する「ダルマーレみはら2008」も駅前浮城広場などで同時開催され、陶器市やフリーマーケット、スタンプラリーなどを実施、家族連れでにぎわった。
三原神明市は、三原が港町として栄えていた室町末期、9町が合同で伊勢神宮を祀ったことが起源とされている。備後の春を呼ぶ祭りとして400年以上続く伝統の祭り。
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2008年02月20日号掲載  

啓文社が岡山に県内最大規模の書籍店を出店

大型書店を展開する(株)啓文社(尾道市)は岡山市内に「啓文社岡山本店」を3月26日オープンさせる。
家電量販店ベスト電器岡山本店を核とする複合商業施設1階の食品スーパー跡に出店。岡山県内では最大規模となる売り場面積2,310平方m、65万冊の書籍、雑誌を揃えた書籍専門店を構える。営業時間午前10時から午後9時、年中無休の店舗となる。岡山本店の業績をにらみながら、同県内での多店舗化を図る。
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2008年02月10日号掲載  

三原に梅1000本の新観光スポット開発


三原市深町に、約1,000本の梅の花が春の訪れを告げる観光農園「満汐梅林」(三原市深町)が2月16日にプレオープンする。
如水館中学高等学校の400m東から南に入って登る「菰口山」(こもくちやま)北側のなだらかな斜面約2万平方mに広がる梅林。運営する万汐農園(尾道市)が道路整備や看板、売店設置などの準備を進めている。
2月下旬からの開花予想に伴い、今期の開園期間は2月16日から3月20日まで。期間中、クイズを楽しむウォークラリー、短歌や俳句、川柳の応募と公開、絵手紙や写真コンテストも計画している。売店も農園入り口に設置し、向島で手がける農産物加工品を販売する。
入園料は大人500円、小学生300円、20人以上は団体割引。駐車場は梅林隣に50台分。
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2008年02月10日号掲載  

(株)オクモトが黒米・大豆配合の「美人玄米」発売

米穀卸・小売の(株)オクモト(尾道市)は2月6日、美容と健康によいとされる玄米、黒米、大豆を手軽に食べられるように無洗加工した新商品「美人玄米」を発売した。
玄米の表面を均一に0.2~1%程度削り、水分の吸収力を高めた。1時間ほど浸漬し、1割り程度水分を多めにすると普通の炊飯器で白米と同様に炊ける。美人玄米は玄米75%、黒米20%、大豆5%の割合で配合、栄養バランスの高い主食を商品化した。美人玄米は商標登録出願中。美容と健康に気を配る女性を中心に売り込む。希望小売価格は1kg入り945円。
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2008年02月10日号掲載  

成和産業が尾道に物流拠点計画

医薬品卸しの地場大手、成和産業(株)(広島市)は、県営尾道流通団地(尾道市美ノ郷町)に物流センターを建設する。
同団地第三工区内に土地約25,000平方mを取得、鉄骨造り3階建て、延べ床面積約16,000平方mの建物を建設。内部には事務所、物流倉庫を配置し、最新の物流機器を導入する。3月に着工、来年1月に完成させ、設備を行い、5月の操業開始を目指す。
中国横断道尾道―松江線が開業する尾道に大規模物流センターを建設して同社の物流拠点として配送機能を拡充する。
尾道流通団地の1期(19社)、2期(12社)、3期(6社)は次のとおり。
第1期▼広島日野自動車(株)、フジオナッツファーム(株)、(株)山石、(有)フォムス、(株)ユニタック、(有)サントイ、(有)カワダアルミ、(株)アイビック、シノブフーズ(株)、(株)シマモ、(株)山本屋、(有)有田商会、コカ・コーラウエストジャパン(株)、尾三物流(株)、(株)ジョイフル(未着工)、(株)本多、(株)読売新聞大阪本社(工事中)、(株)朋昆、ほかに卸売業が設計中。
第2期▼尾道製麩(有)(工事中)、(株)中国新聞サービスセンター、(株)アステム、社会福祉法人尾道さつき会、丸善製薬(株)、アイサービス(株)、(株)いしい、(株)東化工、長畑工業(株)、(株)ユニオンプレート、備後通運(株)、四国三共運送(株)(工事中)
第3期▼(株)三谷製作所、成和産業(株)、ほかに流通業1社、製造業3社が設計中。
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2008年02月10日号掲載  

(株)サンエスが東京の展示会で新製品発表

(株)サンエス(福山市神辺町、℡084・963・1111)は1月16日から18日まで東京ビッグサイトで開かれ、期間中約33,000人が来場した半導体製造装置関連の展示会「第37回インターネプコン・ジャパン」に新製品各種を出展した。
応用機器事業部からは半導体製造の後半工程で必要となる装置数種を出展。従来製品の機能を強化した全自動プログラミングシステム、レーザーマーキングシステムに加え、新開発のICデバイスカウンター(プロトタイプ)などが出展された。
最新の全自動プログラミングシステム「PH―280」は画像処理による全自動位置決めを実現、難易度の高いクラムシェルソケットにも対応し、機種切り替え時の工具も不要としている。
また四月発売予定のレーザーマーキングシステム「MS―900」は最新技術を駆使したグリーンレーザーを搭載、300mmウエハーの一括処理を実現し、立体表面にも対応させた。さらに画像処理による高精度な位置決めに加え、方向にばらつきがあるターゲットへの書き込みも可能にした。
また新開発のICデバイスカウンターは半導体チップをトレーから必要数を小分けにする装置で顧客ニーズを実現するために開発。展示会ではプロトタイプを出展、納入可能時期の問い合わせが相次ぎ、予想以上の手応えを得た。
サンクレスト事業部からは新しく開発した大画面液晶電子看板表示システム「Wonderful Vision(ワンダフルビジョン)」を出展。同製品はテキスト、文字テロップ、静止画、動画などが専用ソフト「ワンダフルビジョンオペレーター」を使えばユーザー自ら自由に編集でき、LANによる自動配信システムも構築できる。ホテルやスーパー、病院などのロービー等でサービス案内、商品広告など幅広い活用が見込まれる。
同商品は可搬型で設置場所を選ばず広告案内表示に最適な縦型と、ビデオ会議システムなどにも使える縦横回転型のタイプがあり、ユーザー専用の外観デザインやカスタムソフトの開発にも柔軟に対応する。価格は130万~200万円。
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2008年02月01日号掲載  

福山の三菱エンジに中四国最大の電波暗室完成

三菱電機エンジニアリング(株)(東京都)は、福山市に建設していた中国四国地方で最大級の電波暗室曙サイト「EMC西日本センター」が完成し、1月21日から電磁波測定業務を始めた。
この施設は電気・電子機器から発する電磁波を測定するもので、電波暗室は、妨害電波を測定するため天井及び壁に電波吸収体を貼付して、外部からの電磁波の侵入を防ぐと共に、内部で発生する電磁波の反射をなくした暗室で、被試験装置が発生する不要な電磁波を3m及び10m離れた距離で測定することができる。
EMC(電磁環境適合性)規格適合試験を行うための、中国四国エリア最大級の10m法対応電波暗室。特徴としては、建物内に「イミュニティ試験室」を併設。全世界で唯一のiNARTE認定のエンジニアがサポート、コンサルティング、サイト試験等多彩なサービスを提供する。
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2008年02月01日号掲載  

(株)サミットがブレインフード「忘れん健のう」開発

健康食品製造販売などの(株)サミット(三原市)は、脳の栄養として注目を集めているホスファチジルセリンを主成分とした健脳食品「忘れん健のう」を開発し、販売を始めた。
ホスファチジルセリンは、脳細胞、神経細胞膜に含まれるリン脂質の一種。神経細胞の機能発現に深く関与していると言われる。「忘れん健のう」には、大豆から抽出したホスファチジリセリンを使用。3粒で同成分100㎎を摂取でき、これは大豆3.5㎏分から抽出した量と同程度という。ほかにEPA、DHAを含む精製魚油、ローヤルゼリー、αリポ酸などを配合した。1カ月分を目安とつぃた90粒を瓶詰めし、希望小売価格1本8,450円で販売する。卸先の開拓も進める計画。
同社は平成8年、市内館町にローヤルゼリー製造販売の(有)サミットとして設立。中国で良質の原乳を仕入れ、静岡の医薬品メーカーに生産を委託し、品質の高さを武器に顧客を開拓した。12年に現住所に移転後、増資して株式会社に改組し、新商品開発をスタートさせている。
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2008年02月01日号掲載  

世羅の物産として12点を「お宝」認定

世羅町商工会(世羅郡世羅町)は1月21日、農園観光の振興などを背景に商品の充実が進んでいる町内の観光土産を審査し、「お宝」として認定することでさらなる観光振興につなげようと「花と果実にまつわるお宝審査会」を実施し、審査の結果応募してきた12品全てを認定した。
中小企業庁「地域資源∞全国展開プロジェクト」の一環。順調な推移を見せる入り込み観光客数の割りに観光に付随する消費額が振るわない課題を克服するため、近く開設予定の新サイトで「観光コンシェルジェ」として集客機能を持たせる一方、世羅の花や果樹園の魅力を活かした特産品を「認定」して全国に売り出し、実際の購買につなげることを目指すもの。昨年11月に商工会が世羅の物産を使った物産、飲食店メニュー、サービスなどを募り、ワインやゼリー、フェアなど七事業者から12点の応募があった。
「お宝」に認定された商品と事業者、特徴は以下の通り。
【物販部門】
▼「せらワイン」(赤・ハニービーナス・白)、(株)セラアグリパーク。世羅産ぶどう100%使用。
▼「のど梨飴」(農)世羅大豊農園。梨はノドに良いと言われ、農園で収穫した梨の果汁にハチミツを混ぜて直火釜で炊き込んだ。
▼「梨ジャム」、同。農園の幸水梨、豊水梨を100%使い、甘さ抑え、ヘルシーなジャムに仕上げた。
▼「梨ゼリー」、同。幸水梨、豊水梨の果肉をゼリーで包んだ。食感、舌触りも良く世代を問わず好まれる。
▼「せらなしのドレッシング」、(農)世羅幸水農園。世羅梨を自然発酵させて作った梨酢をベースに、梨のすり身とタマネギを加えた、あっさりとしたドレッシング。
▼「せらなしの保命酒・梨楽(りらく)」、同。福山市鞆の浦の名産保命酒に、世羅梨の果汁を幸水10%、豊水10%の比で加えた。梨の甘みで、まろやかで飲みやすい味に。
【飲食部門】
▼「春のエスプリ 香り苺のリゾット」、カフェテラス絵麗顔都。農園自慢の手摘み苺と世羅米を使った、春を告げるリゾット。
▼「晩秋の贈り物 洋梨の赤ワイン煮」、同。果樹園ブランドのラ・フランスに地元の赤ワインなどを染み込ませて煮込んだデザート。
▼「フルーツとチョコレートの香り彩り イチゴのアフォガード」、同。地元の苺を使ったドリンク。
▼「世羅産なしとぶどうの手作りスイーツフェア」、アクアハウス今高野。地元の梨、ブドウを使うシャーベット、コンポート、ムース、ケーキなどを期間限定フェアとして開催。
▼「トマト懐石」、料理旅館玉乃家。世羅菜園の三種のトマトを使ったトマト豆腐、トマト寿司など10品の創作和懐石。
 【サービス部門】
▼「フレッシュハーブティ」、すずらんホテル木原。朝昼食時に世羅で採れた4種のハーブを使ったハーブティーを提供。生葉に熱湯を注ぐ。
(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)

2008年02月01日号掲載  

三谷製作所が尾道流通団地内に新工場完成

精密機械加工、電気制御盤設計・製作の(株)三谷製作所(尾道市)は、市内美ノ郷町に県が造成した尾道流通団地第三工区内に建設していた新工場が完成、このほど操業を始めた。
工場内には工作機械メーカーの(株)唐津鉄工所(佐賀県)と共同開発した工作機械、五軸CNCターニングセンター、三井精機製、安田工業製のマシニングセンター、西ドイツ製の円筒研削盤、天井クレーン等を導入した。
新工場では夜間の無人稼働も含めて24時間操業体制を整備しており、周辺への遮音性に配慮して工場建て屋壁面は遮音化壁材と遮音工法を採用、環境にも配慮した新鋭工場となっている。
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2008年01月20日号掲載  

広島経済同友会三原支部が三原市へ提言書

広島経済同友会三原支部(三原市)は、同支部の提言作成特別委員会(勝村憲明委員長)がまとめた「快適都市三原をめざして」の提言書を昨年12月17日、村上正司支部長、勝村憲明委員長、本井俊一副委員長が市役所を訪れ、五藤康之市長と真嶋智議長に提出した。
提言書は、まえがき、基本的な考え方、現状の問題点と望まれる姿では福祉分野、経済活性化分野、観光分野について述べ、最後に提言をまとめている。
村上正司支部長は「福祉・経済・観光に絞って問題を検証することにより、今後あるべき姿を考察した。その結果、産・学・官及び市民を自由につなぐことのできる組織を中心としたリーダーが必要であるとの結論を持って提言書を作成した。この提言の種子を行政、経済界、大学、市民の皆様に広くご理解を頂き、21世紀の三原市のより豊かな市民生活や快適な都市作りに役立てていただきたい」と述べている。
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2008年01月20日号掲載  

ケーブル・ジョイとエネルギアコムが光Iネット等で提携

ケーブルテレビの(株)ケーブル・ジョイ(府中市)と(株)エネルギア・コミュニケーションズ(広島市)は放送と通信のサービスを一体的に提供する業務提携を結び、サービス開始の準備を進めている。
対象地域はCCJの提供エリアである府中市と福山市新市町、エネルギアコムの提供エリアである府中市の、共通している府中市エリア。業務提携で、CCJのCATV放送サービスと、エネルギアコムによる光インターネットサービス「メガ・エッグファイバー」、光電話サービス「メガ・エッグ光電話」の三種を提供する。具体的には、CCJがエネルギアコムの代理店としてメガエッグの販売、宅内工事、サポート、料金請求業務を行う。エネルギアコムはCCJの光ファイバーを活用し、メガエッグファイバーを提供する。中国地域で光インターネット事業者とCATV事業者の業務提携は初。
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2008年01月20日号掲載  

4月開学の師友塾高等学校が記念講演会開催

教育特区に基づき今年4月に開校する通信制・単位制高等学校「師友塾高等学校」の開校記念講演会が16日、しまなみ交流館で開かれた。
講演会に先立ちは師友塾生による師友塾高等学校校歌のコーラスと和太鼓演奏があり、平谷祐宏尾道市長がお祝いのあいさつを行った。
講師は筑波大学の村上和雄名誉教授。「生命(いのち)の暗号~あなたの遺伝子が目覚めるとき~」をテーマに講演。話題はアメリカで教鞭をとっていた頃の体験やナチュラルキラー細胞、ダライ・ラマ、吉本興業まで多岐にわたり、満席会場からはたびたび笑いや感嘆の声があがった。村上氏は昭和58年に高血圧の黒幕であるレニンの遺伝子解読に成功、世界的な脚光を浴びている。
第2部は「スイッチオンの人生」というテーマで師友塾高等学校の大越俊夫理事長が聞き手となって対談が行われた。
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2008年01月20日号掲載  

スパー駅家南店がふくやまブランド農産物登録店に

ふくやまブランド農産物推進協議会(福山市経済環境局農業振興課内)は、12月25日付けで福山市駅家町で営業中の「スパー駅家南店」をふくやまブランド農産物のアンテナショップの登録店に追加した。
今回の追加登録でアンテナショップは市内に天満屋福山店、ニチエー新市店など十店舗となった。
ふくやまブランド農産物は地産地消・食育を推進するため、市民が安心して市内産の農産物を購入できるよう、優れた農産物を同協議会が認定しているもので、同ブランド農産物の消費拡大を図っている。
現在の認定農産物は、野菜がホウレンソウ、コマツナ、金時ニンジン、ナスなど14品目、果物はブドウ、アンズ、モモなど8品目、きのこが生椎茸1品目。
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2008年01月10日号掲載  

美容のカッツが22周年抽選会スタート

福山中心に美容室を多店化している(有)イメージサロン・カッツ(福山市)は2月で創業22周年を迎えることを記念して、1月15日から2月15日までの1カ月間、総額450万円分の景品が当たるくじ引き抽選イベントを行い、感謝の気持ちを表す。
くじ引き対象は2,500円以上の施術を受けた来店者全員で、空くじはない。景品はA賞が9,800円相当のヘアドライヤー150人、B賞が3,000円相当のトリートメント250人など延べ5,800人に景品を贈る大感謝イベントとなっている。グループ全店で実施し、景品がなくなり次第終了する。
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2008年01月10日号掲載  

NPO心身永癒研究所が企業向けサービス強化

カウンセリングや各種セラピーで心身の健康を取り戻してもらうサービスを提供するNPO法人心身永癒研究所(福山市)は、これまで個人を主な対象としていたが、地元の企業向け、病院向けにも心身の健康維持と地域活性化への貢献を目指して活動を本格化させる。
カウンセリングで心理的問題の改善や予防に取り組み、心身の健康を推進するNPOとして一昨年6月に設立、「Eiyu」として活動中。峰沢理事長はメンタルクリア、心理コンサルタント、療法士の資格を持ち、病院での末期ケア、整体セラピストや認知症療法士養成、各種セラピー普及などを軸として活動を行っている。個人のケアが中心だったが、会社との関係に悩んでいる社員からの相談が増え、自殺など社会問題化も加速している現状があることから、企業や社員向けと対象を明確に打ち出しサービスを提供しやすくした。
売り上げが伸びない会社では、小さな成功事例を積み重ね、新しい取り組みを進めることを提言し、年間計画、月目標を決める指導で成長を支援するコンサルの役割も担う。
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2008年01月10日号掲載  

(株)クローバーが特殊な床コート施工方法を導入

建物清掃などの(株)クローバー(三原市)は、剥離作業が不要で環境負荷を低減する特殊床コーティングに力を入れており、地場工務店のオプション商品として採用実績を増やしている。
同社が導入した床コーティングは、ピアノ鏡面仕上げにも使われる高品質の「UFHコート」。紫外線硬化樹脂を塗布し、紫外線照射により数秒で硬化皮膜を床面に形成するシステム。無色透明に近い塗膜となり、ピアノのように、天井や内装が写り込むほどに仕上がるため、清潔感も増す。雨の日も滑らず、事故防止にもつながる。
またワックスの繰り返し施工と比べ、ランニングコストを圧縮できる場合もある。
現在福山市内の大手店舗建設業者や三原市内の大手工務店などにオプション商品として採用されており、大型病院や個人住宅などで実績を拡大中。
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2008年01月10日号掲載  

謹賀新年 びんご経済レポートより

ある方が今年の課題は心の豊かさと言われました。「芸術は心を豊かにし、元気をもらえる。人が減っても元気な人が増えれば、まちは元気になる」とのこと。そんな方の話を聞くだけでも元気をもらえたような気になります。元気にしてくれる神風は吹きそうになく、自分からまず元気になる…今年はそんな年にしたいと存じます。どちらを向いても「偽」があふれ、「真」がかすむこのごろ。「真」にふれ、引き寄せる元気を自分の中に確立するときと思われます。弊社も企業活動の「真」を見極め、社会に役立つ「真」を伝える課題に取り組みたいと存じます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。平成20年元旦

2008年01月01日号掲載  

福山市西部市民センター始動

福山市では松永支所跡に建設していた「福山市西部市民センター」が12月25日から業務を始めた。
同センターは、旧支所跡と一部隣接地を買収した敷地、11,595平方mに、鉄筋コンクリート造り5階建て延べ床面積8,760平方m。建物西側の1階から3階に支所が入る。
公民館は1月15日オープン、2月25日にはステージ付き500人収容のホールも供用を始める。図書館は9万冊の蔵書を備え、4月下旬の開館を目指して準備を進めている。ほかに会議室、児童室、交流サロン、和室なども備える。
建物は支所・生涯学習棟、図書館・ホール棟の二棟を連結して一体化している。駐車場は120台、駐輪場は140台の収容能力に拡大する。
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2008年01月01日号掲載  

広島化成(株)が水素を使った化粧水商品化

ゴムプラスチック製品製造販売の広島化成(株)(福山市)は研究開発を進めていた水素入りの化粧水、美容液、清涼飲料水を商品化し、Iネットで販売を始めた。
5年前に新エネルギーの研究開発を進めていた過程で、液中に水素を封入し安定させる技術を確立できたことから、新分野での商品開発に着手。水素の酸化還元作用が注目されていたこともあり、清涼飲料水と化粧水、美容液を検討し、県立広島大学生命環境学部(庄原市)、福山大学と研究をスタート。水道水の約5万倍、電気アルカリイオン水の8~12倍水素が溶け込んだ水の安定化に成功し、その技術を生かして開発した。
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2008年01月01日号掲載  

ピースウィンズ・ジャパン尾道事務所が初報告会

国際人道支援を行うピースウィンズ・ジャパン(PWJ、本部=東京都、大西健丞統括責任者)が昨年12月19日、尾道商業会議所記念館で初の活動報告会を開いた。
PWJは1996年日本で生まれた国際支援のNGOで昨年11月に国内初の地方拠点を尾道に開いた。
報告会では尾道事務所の國田博史氏が地方拠点を尾道にした理由を述べ、3回にわたって行った広島県立世羅高校での出張授業や尾道市立山波小学校の総合学習、県内各地での講演の様子を発表した。また、東京から来た海外事業部チーフの山本理夏さんがパキスタン地震支援の際のドキュメント映像などを使って、海外での支援活動や現状、現地の苦労などを語った。
PWJへの協力方法は、毎月1,200円以上を継続的に寄付するピースサポーターになることや、フェアトレード商品の購入、ホームページでキーワードをクリックすると協賛企業から一日30円が寄付され、本人はお金のかからないクリック募金などもある。古本やCDなどの買取金がそのまま寄付になる「ブックキフ」という仕組みもあり、ペリカン便の集荷で無料。イラクでは3,000円で15人に1カ月分の薬を配る事ができると説明している。
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2008年01月01日号掲載  

協同組合尾道地区総合トラックセンターがリニューアル

協同組合尾道地区総合トラックセンター(尾道市東尾道)はこのほど、建物塗装と電気設備の更新を行い、明るくリニューアルした。
電気設備はトラックが発着するプラットホーム、倉庫、荷捌場及びガソリンスタンド設備の照明などをリニューアル。見違えるほど明るくなり、現場から好評を得ている。
同協同組合は昭和49年4月に地元トラック関連16業者が出資してプラットホームと事務所を中心とした物流拠点を建設。総面積16,490平方m(約5,000坪)の敷地には組合会館、共同車庫、共同購入のガソリンスタンド、洗車場なども備え、組合員が経営する整備工場も利便性を高めている。
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2007年12月20日号掲載  

古川製作所が創立50周年の式典・祝賀会と社員旅行

食品を主とした真空包装機のトップメーカー、(株)古川製作所(本社=東京都、本部広島工場=三原市)は、平成19年6月で創業50周年を迎えた。
さる7月4日、福山ニューキャッスルホテルに全国の取引先、地元経済界、海外取引先、同社関係者約350人が出席して創業50周年記念式典・祝賀会を開催し、半世紀の業歴を祝ったが、その後9月から10月末まで、全社員を4班に分け「北海道一周」「グァム島」「高雄・台北」「北京」の4コースで3泊4日間の旅をプレゼントした。
参加した社員総数は225人。いずれも有名な観光コースで、参加した社員も食べ放題、飲み放題、現地ガイド付きの観光地めぐりを満喫した。
また、10月16日から20日までの5日間開かれた、2年に一度の業界最大規模の展示会「2007ジャパンパック」に主要機種を出展。同社の展示ブースには延べ約1,400人が訪れ、説明に追われるなど成果が期待されている。
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2007年12月20日号掲載  

東洋知財(有)が危機管理セミナー企画


知的財産などの保護を指導する東洋知財(有)(尾道市)は食品偽装事件が相次いで発生していることから、食品業界に限らず、不注意から知的財産を損失する事件に巻き込まれないよう基礎知識を習得し、未然に防止するセミナーを企画した。
食品の偽装表示は知的財産の観点からは不正競争防止法との関係が深い。同社では企業の危機管理として現場で求められる知識を集約した。
また企業の成長期を支えた人材が大量に定年退職を迎える時期にあることから、退職者から不用意に企業秘密が漏えいしないよう、知的財産を守るニーズが高まっている。同社では企業秘密の管理も危機管理の一つとしてセミナーに組み込む。
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2007年12月20日号掲載  

トーヨー塗装が竹原工業・流通団地に工場建設

平成7年に完成した県営竹原工業・流通団地(竹原市)に初の進出企業が決まり、12月10日、三原市内で立地協定調印式を行った。
進出企業は、船舶、印刷機部品、車両等の金属塗装を手掛ける(株)トーヨー塗装(三原市)。
第一期分は来春3月に着工、7月に完成させる計画。同社では、主要取引先の幸陽船渠(株)(同市幸崎町)が海運の活況を背景に新造船建造量が大幅に増加しており、船舶金属部品等の塗装受注量も増大している。こうした状況に対応して塗装能力の規模拡大を図ることになり、同団地へ進出、関連施設の拡充を整備するもの。
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2007年12月20日号掲載  

新料金体系のダイニングカラオケ・オアシス誕生

カラオケの「サウンドパーク・オアシス」が「ダイニングカラオケ・オアシス」(尾道市高須町)として12月10日から新しい営業スタイルで生まれ変わった。
内装もリニューアル。カラオケ店のイメージから料理メニューの充実と画期的な料金体系で「カラオケが思いっきり楽しめる個室空間の居酒屋」を目指す。
新料金体系は飲食代金の合計が5,000円以上の場合は部屋代もカラオケ利用料も無料(飲食物の持ち込みは不可。休日の前日は半額)になるというもの。従来のカラオケ店の営業概念を覆す。
十人までの部屋の場合でも十人で入場すれば一人五百円以上の飲食でカラオケ店としての費用が無料になるため、学校関係の保護者の集まりでも会議室代わりに利用できる。
料理は居酒屋メニューに麺類、カフェ、バー的なものが加わる。夜は新鮮な魚を注文後にさばく刺身など料理長の特別メニューも用意する。年中無休。問い合わせは℡0848・47・0606まで。
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2007年12月10日号掲載  

大和広告がルグランと提携し検索連動型広告提案

中堅広告代理店の(株)大和広告(福山市)はこのほど、オンラインマーケティングのコンサルティング会社、(株)ルグラン(東京都渋谷区)とインターネット検索連動型広告のコンサルティング業務において提携し、広島県内を中心に同サービスの本格的営業を始めた。
大和広告は今後、市場が拡大しているインターネット検索連動型広告に力を注いでいく。そのため今年六月から営業スタッフ八人が順次ルグランによるSEM(自社サイトへ誘導する手法)に関する研修プログラムを受講、高いレベルでサポートできる体制を整えた。
同社は来年1月24日午後4時から福山ニューキャッスルホテルで受講無料のSEMセミナーを開催する予定。講師はルグランの泉浩人代表取締役。定員30人。問い合わせは℡084・931・3441同社まで。
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2007年12月10日号掲載  

尾道造船がブロック建造の向島工場着工

尾道造船(株)は尾道造船所(尾道市)向島工場新設工事の計画を進めていたが、11月29日市内向東町の建設地で起工式を行い着工した。
向島工場は、旧コスモ石油跡地ほか38,111平方mが建設用地。新工場を建設し従業員約70人を配置して月間約2,000tの船体平行部ブロックを生産する。
向島工場建設において、尾道市の騒音規制値を遵守する工場レイアウト及び構造設計を行い、塗料・粉塵・悪臭等の悲惨についてはブロックの塗装作業はすべて工場内で施工し、集じん機・ダスト回収装置等を設ける。また、日照や周辺の交通など環境対策には万全を期す体制を整備するとしている。
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2007年12月10日号掲載  

三原市と宅建協会三原支部が空き家バンク

三原市(五藤康之市長)は、定住促進に向け空き家バンク事業を活発化させるため、(社)広島県宅地建物取引業協会と12月4日、相談や媒介に関する協定を締結した。調印式は三原市役所で行われ、五藤康之三原市長、松尾会長、播磨副市長らが出席した。
空き家の売買や賃貸借を希望する「空き家バンク」登録者と、空き家を利用したい人の相談に応じ、不動産のプロ集団が媒介する。
要請に応じて適切な会員業者を選び無料で派遣。媒介手数料も受け取らない。メリットとして、宅建協会の物件検索サイト「不動産オンライン広島」活用によるPR効果、物件所有者と利用希望者の契約トラブルへの早期対応などを想定する。
また三原市は定住促進の一環として一日、市ホームページ内の地域振興課ページにに交流・定住専門コーナー「三原市交流・安定情報コーナー」を開設した。定住や交流に関するイベントの告知や報告、空き家バンク登録物件紹介、移住者からのアドバイスのほか、就労、就農、教育、各種生活関連情報サイトへのリンクをまとめている。
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2007年12月10日号掲載  

ホーコス(株)が福山北事業所拡張

工作機械など製造のホーコス(株)(福山市)は、福山北産業団地に開設している福山北工場を福山北事業所に拡大、新たに完成させた工作機械組立工場が12月上旬から本格操業に入る。
工作機械の販売台数増大とマシニングセンタ機種増で本社工場が手狭になっていたため北産業団地への工場増築を決めた。新工場は延べ床面積5314平方mで、加工、塗装、組立などの各エリアで構成され、横型省エネマシニングセンタの汎用機などの加工組立を行う。
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2007年12月01日号掲載  

(株)ドルチェが道後温泉隣接地にFC店オープン

ジェラート製造の㈱ドルチェ(尾道市瀬戸田町)は12月1日、愛媛県松山市の観光地、道後温泉隣接の一等地にFC店「ドルチェ坊ちゃんの湯広場店」をオープンする。
道後温泉本館「坊ちゃんの湯」入り口すぐ、多くの観光客が記念撮影する好立地。ジェラートは既存商品のほか伊予柑、栗、宇和島の桃など愛媛産品ジェラートを展開する。カフェも併設。地元老舗ホテル古湧園が運営するFC店。同時にオープンする土産物店「みかんの木」内の併設店として営業する。
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2007年12月01日号掲載  

尾道市民センターむかいしま着工

尾道市は11月6日、尾道市向島町の天満屋ハピータウン向島店南側の建設地に、「尾道市民センターむかいしま」を新築するため、安全祈願祭を行なった。
同センターは、鉄骨造り一部3階建て、延べ床面積4504平方m。文化ホールは半円形でステージと400席のシートがある。一階には向島支所が現庁舎から全面移転し、図書室は幼児コーナー・ITコーナー、AVコーナーも設け、50人分の椅子席がある。完成は平成21年3月の予定。
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2007年12月01日号掲載  

テックランド三原店進出計画

家電量販店の最大手、ヤマダ電機㈱(群馬県前橋市)は、三原市城町へ「テックランド三原店」をオープンする。
計画では、市内城町三丁目の旧トスコ自動車学校跡地で国道2号沿い。
来年2月に着工、6月20日オープンを目指す。県東部では福山市内の明神町にテックランド福山店、高西町二テックランド福山西店を開店しており、三店舗目となる。
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2007年12月01日号掲載  

ホーコス(株)がスプレー型湿式集塵機を開発

工作機械など製造のホーコス(株)(福山市)は、食品工場で粉を混ぜる際飛散する粉塵を湿気とともに吸入するスプレー型湿式集塵機を開発、販売を始めた。
粉や調味料、水などを混ぜる鍋や釜を持つ食品工場では、フロアや機器の隙間に飛散する粉末材料を効率的に除去する必要がある。開発した湿式集塵機は、湯気があっても高い捕集性能を維持し、集塵機内の自動洗浄も可能で、さらに単相100Vで運転でき、移動も簡単な点が特徴。
オタクフクソースの要望で試作を行い、捕集効率向上で完成度を高め、正式に納入した。
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2007年11月20日号掲載  

藤徳物産が新福山支店完成

食品卸しを主に食品製造の藤徳物産(株)(倉敷市)が福山市新市町の新市工業団地に建設していた福山支店が完成し、11月12日から操業を始めた。
同市東深津町に開設していた福山支店を全面移転し、備後地域における物流拠点の拡大と物流機能の強化を図るもので、新福山支店には物流センターを併設、最新のカートシステムを導入し、計量技術を活用し、ピッキング同時検品を実現、商品入れ間違い、個数間違いを根絶できる。
施設の設計・施工は、(株)藤木工務店倉敷支店、計量・包装・物流・POS・検査システム機器は(株)イシダ・山陽イシダ(株)、日本NCRビジネス・ソリューション(株)、ラック保管システムは日本ファイリング(株)・芙蓉総合リース(株)、情報通信設備工事はコムパス(株)。
同社は明治13年、煮干などの海産物商を創業、「藤屋の徳さん」で親しまれていた呼び名が由来。
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2007年11月20日号掲載  

福山繊維ビル再開発が具体化

JR福山駅前の福山繊維ビル(福山市東桜町)の再開発計画が着工へ向けて大きく踏み出した。
施主の福山駅前開発(株)は10月下旬、権利変換計画を県に申請、地権者89人中9割以上の同意を得ていることから年内にも認可される見通しとなった。
認可後、来年2月末までにビル内のテナントに明け渡しを求め、同5月にも繊維ビルの取り壊しにかかる計画。計画通りなら同9月には着工でき、平成23年1月の完成へ筋道を明確化させた。
再開発の複合ビルは住宅棟、ホテル棟の高層2棟、低層の商業施設棟1棟の構成。延べ51,000平方mで総事業資金は124億円。
西側のホテル棟は全国展開する「リッチモンドホテル」の進出が決まった。また、住宅棟については章栄不動産(株)が分譲マンションを計画する。
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2007年11月20日号掲載  

ユーホー福山店新築オープン

県内中心にホームセンター「ユーホー」を展開する(株)ユーホー(福山市)は、同市奈良津町2丁目の福山店を取り壊して全面改築工事を進めていたが、このほど完成、11月21日新装オープンする。
新店舗は旧店舗に比べ倍増、駐車場も95台を収容できる。店舗の設計・施工は大和ハウス工業(株)。
また、新規出店の店舗開設計画も決まり、「ユーホー東広島店」が平成20年10月オープンを予定して準備を進めている。
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2007年11月20日号掲載  

因の島ガス本社事務所移転

因の島ガス㈱(尾道市因島土生町)は、都市ガス供給先の約6000戸への天然ガス化転換作業を進めており、来年8月末の完了を目指している。
関連する設備投資として西浦営業所内に新本社屋を建設、12月16日に現在の本社から全面移転する。同敷地内には天然ガス転換の供給拠点となるサテライト基地の建設工事も進められている。
天然ガスの受け入れ先もこのほど大阪ガスと契約が決まり、姫路工場からタンクローリー車で因島サテライト基地に輸送される。
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2007年11月10日号掲載  

尾道のベンチャー企業が足や腕の輪切り映像化に成功

電子回路設計、計測機器製造の㈲MIZOUE PROJECT JAPAN(尾道市)はこのほど、独創的な超音波技術で腕や足の輪切り映像をつくることに成功した。
同技術を利用して医療装置ではなく、フィットネスクラブや福祉現場で利用できる装置として製品化を目指す。CTやMRIなど医療分野の高額装置以外では難しかった輪切り映像が、数十分の一の価格で実現できることから、筋肉の付き具合を観察しながら健康促進を指導する分野で幅広く利用できるとしている。
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2007年11月10日号掲載  

カッツの美容師佐藤さん全国大会2位の快挙

美容室やエステなどを多店舗展開する㈲イメージサロン・カッツ(福山市)のカッツ元町店のスタイリスト、佐藤文明さんが国内最大級のコンテスト「ウエラトレンドビジョンアワード2007」で第2位の栄誉に輝いた。
33ユニットが9月18日に東京で開かれたジャパンファイナルへ進出。熱戦を繰り広げ、佐藤さん率いるユニットが見事2位を獲得した。
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2007年11月10日号掲載  

NGOピースウィンズ・ジャパンが尾道に拠点

国際人道支援のピース ウィンズ・ジャパン(PWJ、東京都渋谷区本部、大西健丞統括責任者)が国内初の地方事務所を尾道本通り商店街に開設した。
尾道市を選んだ理由は、これまでジャパン・プラットフォームの活動などを通じて広島県や広島県内のNGOなどと連携してきたことに加え、地域コミュニティがしっかり残っている、古くからの商港都市として外部に開かれた風土がある、市民活動が活発など。
PWJ尾道事務所(尾道市土堂1-7-8-2F、℡&fax0848-22-8899、國田博史国内事業部チーフ)
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2007年11月10日号掲載  

福山サントークが「さんすて福山」としてオープン

福山駅高架下に商業施設「福山サントーク」を開設している山陽ステーション開発(株)(岡山市)は、利便性と快適性向上を図る目的で進めていた施設の全面リニューアルを完成し、名称も「さんすて福山」に改称して11月1日、リニューアルオープンした。
店舗の延べ床総面積は7,900平方m、店舗数は91店舗、書籍、雑貨の大型店や美容室、エステ等の目的性の高い店舗も配置している。
入店する店舗の店名は次の通り。
スタイリッシュテラス▼リアルリッシュ(婦人衣料)▼イング(同)▼&BYピンキー&ダイアン(同)▼オルビス・ザ・ショップ(化粧品)▼アジェデアクセサリーズ(アクセサリー)▼ヴィニー(婦人衣料)▼インデックス(同)▼スープ(同)▼ユニック(服飾雑貨)▼マリークワント(化粧品)▼ブルーブルーエ(雑貨)▼ナチュラルビューティベーシック(婦人衣料)▼ハナタツ(フラワーブティック)▼アースミュージック&エコロジー(婦人衣料)▼アンディコール(同)▼ダイアナアンダーライン(靴)▼LOOK(化粧品)▼ページボーイ(婦人衣料)▼アンアフターアナザーナイスクラップ(同)▼SM2keittio(同)▼リオリーブデオリーブ(同)▼ローリーズファーム(同)▼ジ・エンボリアム(同)▼niko and…(雑貨)▼靴下屋(靴下)▼リップスター(婦人衣料)▼宇宙百貨(雑貨)▼ボニータ(靴)▼アフェールドオム(紳士衣料)▼セマンティックデザイン(同)▼ディップドロップス(婦人衣料)▼アモスタイル(ランジェリー)▼iiMK(婦人衣料)▼エメフィール(ランジェリー)▼TK(紳士衣料)▼ボイコット(同)▼ユニオンステーション(同)▼レイジブルー(同)▼きもののやまと(呉服)▼ハウスオブローゼ(化粧品)▼MRKシューズ(靴)▼RIO(婦人衣料)▼オニツカタイガーショップ(スポーツウェア)▼アディダスショップ(同)▼ユナイテッドビーズ(雑貨)▼ブリックハウスシャツ工房(シャツ)
ライフスタイルテラス▼アワーグラス(雑貨)▼ハニークラブ(婦人衣料)▼ファーストキッチン(飲食)▼ディッパーダン(同)▼ルートスター(雑貨)▼ソフトバンク(携帯)▼au(同)▼ジュエリーカジタ(宝飾)▼メガネのオフタイム(メガネ)▼メガネのナカシマ(同)▼廣文館(書籍)
フードテラス▼サンマルクカフェ(ベーカリーカフェ)▼パステル(イタリアン&スウィーツ)▼開明軒(洋食)▼阿詩瑪石(中華)▼名代お蕎麦処大市▼とんかつ新宿さぼてん▼ボンディア(洋食)▼魚屋さんの食堂つぼ井▼UCCカフェプラザ▼阿藻珍味(海産珍味)▼にしき堂(和菓子)▼36STICKS(スウィーツ)▼四季菜果(ジュースバー)▼京樽(鮨)▼四季を味わうたごさく(おこわ)▼おにぎり奉行もりせん▼餃子の店好味香▼金萬堂(和菓子)▼菓子の樹みやもとや▼地酒屋アンクル▼マリオデザート▼土屋本店(水産加工品)▼廣榮堂本店(和菓子)▼虎屋(同)▼モチクリーム(スウィーツ)
ビューティーテラス▼リラックスサロンジョイス(マッサージ)▼ビューティーフレンド(エステ)▼ピンクポリッシュ(ネイルサロン)▼プログレス(美容室)▼TBC(エステ)▼ライフショップ得得屋(百円均一ショップ)▼ファッションリフォームSPAC
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2007年11月01日号掲載  

(株)あけぼの食品が新社名(株)ホーミイダイニングに

食材宅配の(株)ヨシケイ福山(岡崎雅廣社長)を中核とするHOMEYグループの一社(株)あけぼの食品(福山市)は十一月一日、社名を「株式会社ホーミイ ダイニング」に変更、組織体制も強化して新事業「ワールドビュッフェ」をスタートさせる。
同社は事業所向け給食弁当の「フレッシュランチ39福山店」と惣菜食品を製造販売する食品惣菜課を束ねる食品惣菜事業部と、焼肉店「食辛房東尾道店」、豆腐料理と鉄板料理の「つるべ南蔵王店」、居酒屋「囲炉裏長屋つるべ川口店」、新事業の「ワールドビュッフェ」など飲食店を束ねる外食事業部の2本柱。
ワールドビュッフェは来年3月ごろ、倉敷市内に同社1号店(倉敷掘南店)を開店させる準備を進めている。超大型店舗にはパスタ、ピザ、ベトナム料理のフォー、インドカリーなど世界の美食約60種を集める。
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2007年11月01日号掲載  

(株)寺田鉄工所が液晶パネル大型化に設備対応

プラント機器製造の(株)寺田鉄工所(福山市)は寺田雅一専務が社長に昇格。新体制を機に液晶や環境関連分野で新しい柱を育てる新戦略を展開する。
液晶分野では上面、両側、両端の五面を一体加工できる最新五面加工機をフルに活用、液晶テレビやプラズマテレビの中核部品となっている薄型パネルの生産設備向け真空チャンバー製造に注力する。
環境分野では太陽熱をそのまま熱エネルギーとして利用する「ハイブリッド・ソーラーシステム」の取り扱いに力を入れる。
また寺田鉄工所はバイオトイレなどにも取り組んでおり、寺田社長が理事を務める環境ビジネス総合研究所(東京)主催で中国山東省の青島市で10月30日に開かれた「山東省―日本環境技術商談会」(ひろしま産業振興機構後援)にも国内企業群の一社として出展している。
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2007年11月01日号掲載  

三原市皆実に「東洋古美術資料館」オープン

三原警察署向かいに10月4日、日本、中国、朝鮮の骨董美術品を展示する「東洋古美術資料館」(三原市)がオープンした。骨董を販売する「骨董のこまつ屋」も併設し、珍しい東洋古美術の魅力をPRしている。
資料館では約100点を中国、朝鮮、日本の国別、ほぼ時代順に陳列。中国は先史、殷、漢、南北朝、隋、唐、宋など幅広い時代に使われていた名品が並ぶ。
朝鮮は高麗など10世紀以降を中心に約20点。龍をあしらった朝鮮後期の官窯や、李朝時代の壷など。
全部で約300点を展示販売する。館主の小松さんは、インテリアの老舗「インテリアコマツ」の創業者。約40年間にわたり収集してきた骨董コレクションをほとんど公開していなかったが、約230平方mの倉庫を和風の内外観に改装して開館した。
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2007年11月01日号掲載  

JFEテクノが国内初の金属材料出張分析

試験、分析などのJFEテクノリサーチ(株)(東京都)福山事業所(福山市)は、軽量で持ち運びできる金属分析装置と独自のノウハウを組み合わせ、金属製品の受け入れ検査や構造物検査を現場で行える出張分析事業を本格化させる。
持ち込みサンプルを分析する従来型と違い、屋内外を問わず出張先に検査員が出向き金属材料に含まれる炭素、リン、硫黄などの高精度な定量分析が可能。低炭素の分析が行える出張分析は国内初。溶接部などの鋼種判別やグレードチェック、異材混入チェックを目的に、装置セットから一分でデータを印刷。同社開発の専用アダプターで、分析対象もサイズや形状を限定しない。
小型発光分光分析装置と印刷機をキャスター付き折りたたみ式カート車両に搭載した。小型発光分析装置の代理店契約も結んでおり、1台を地場企業に納品した。
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2007年10月20日号掲載  

みはらTEPPEN倶楽部」が巨大お好み焼計画

「お好み焼き」を切り口に、三原市民が協働のまちづくりを実践し、地域活性化につなげていくことを目的として六月に発足した「みはらTEPPEN倶楽部」の活動が本格化している。
合併前の電話帳データで、市民1人当たりに対するお好み焼き店舗数の比率は、西日本では広島市に次いで三原市が2位という調査もある。県内では、神辺町商工会による秋のお祭り「ウッドフェスティバル」での巨大お好み焼きが定着。最近は府中商工会議所も「府中焼き」の特徴に注目し、マップ製作やイベントを行うなど、県内でも地元の食としてPRに力を入れる地域が増えている。
三原では、(社)三原青年会議所(三原JC)協働委員会が発案。「三・色・感事業」として、三原の食文化で馴染みの深いお好み焼きを通じたまちづくりを推進し、地元に誇りを持ってもらおうと参加を呼びかけ、6月に発足した市民主導の地域活性化プロジェクトが同倶楽部。市内のお好み焼き店主や行政、県立広島大学生ら約20人からなる。
11月11日にJR三原駅前を中心に開かれる三原浮城祭りに参加。午前9時から直径2mのお好み焼きを焼き始め、焼き上がる12時30分頃から約500人に無料でふるまう。
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2007年10月20日号掲載  

前田ハウジング(株)が「ハウスドゥ!」参加

前田ハウジング(株)(福山市)は新しいスタイルで不動産仲介を行う「ハウスドゥ!福山西店」をオープンさせた。
「ハウスドゥ!福山西店」は京都市に本部を置くハウスドゥ・ネットワークのフランチャイズ店。不動産業界の改革を掲げ、住宅向け土地、中古住宅などの不動産物件を近くの不動産業者の物件も含めて扱う。情報を集め、インターネットにもアップ、全国で共有する。
住宅向け不動産に特化して売りたい、買いたいという情報を徹底して集め、仲介する新しいビジネスモデルを展開する。
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2007年10月20日号掲載  

ショーとランチの「ふれあい劇場」オープン

大衆娯楽を提供する(株)森川観光グループ(三原市)は10月2日、レストランシアター「ふれあい劇場」を福山市の第20森川観光ビルにオープンした。
昼間のランチタイムに連日絶間なく、グループ自慢のプロのバラエティーダンサーによるショーを開催している。
営業時間は午前11時から午後8時まで。年齢層も若者から年配まで幅広い利用客がり、店内は二百席が用意されている。
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2007年10月20日号掲載  

尾道帆布の彩工房が起毛素材で新商品

帆布製品製造販売の彩工房(尾道市)はこのほど、尾道帆布を起毛しソフトに仕上げた新素材を開発、同素材と備後地域の特産品とを組み合わせた新製品の販売を始めた。
起毛した尾道帆布はこれまでのごわごわした手触り感がスエード調の手触りに変わり、丈夫さはほとんど変わっていない。ベンガラ染めで独自の風合いに仕上げた。
新製品は松永のゲタ、世羅町の帽子、トートバッグ、備後絣と組み合わせた巾着袋、府中の木工技術と組み合わせ、帆布を張った木製トランク、エプロン、ジャケット等のウエアなど7アイテムを「備後浪漫シリーズ」として商品化した。
商品化には松永下駄工房(有)(福山市松永町)、ニシナ(株)(世羅町)、(有)渋谷産業(福山市芦田町)、(有)ハートインテリア(府中市)、ブルームーンカフェ(福山市駅家町)、サン・プランニング工房(同)が協力している。
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2007年10月10日号掲載  

工業デザイナー寺延匡昭さんが府中で開業

東京のデザイン事務所で、大手メーカーの事務椅子や自動車など最前線のプロダクツデザインを手掛けてきた寺延匡昭さん(31)が地元府中に活動拠点を移し、(株)ワラビーデザイン(府中市)を設立して開業、備後のものづくり支援を始めた。
寺延さんは近畿大学で造形学を学び工学修士取得。東京都の(有)バウデザインに工業デザイナーとして7年間勤務、今年府中に帰郷し、7月にワラビーデザインを設立した。自動車やオフィス家具などデザインの最先端で磨いた感性を活かし、繊維や機械、木工など多様な製造業が集積する府中を中心とした備後地域の商品開発を支援していく。
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2007年10月10日号掲載  

天野実業(株)がフリーズドライ新商品攻勢

フリーズドライ(FD)加工食品トップの天野実業(株)(福山市)は設立60周年の節目を超えたこの秋、一部の百貨店、スーパーと自社通信販売を中心にしてきた味噌汁など好調なFD加工食品の全国向け販売網拡充に力を入れ始めた。
FD加工食品はお湯を注ぐだけで気軽に手作りと同じ風味が楽しめるのが特長。同社ではこれまでに味噌汁、スープ、雑炊、おかゆ、お茶漬け、そばスプラウト青汁など110種類以上のアイテムを提供しており、この秋は本物素材で大き目の具にこだわった高級志向商品に注力、続々と新商品の投入を始めた。
店舗向けには、味噌汁三種を新発売。ズワイガニと加賀味噌を使用した「加賀みそ・かに汁」、温泉熱で醸造した津軽味噌を使用した「津軽みそ・ほたて汁」とサイズを特長とした「とうふのおみそ汁」を発売した。
味噌蔵紀行は、小売価格で一食分95円から147円という従来の味噌汁商品と違い、高級志向に応える倍近い315円シリーズ。平成16年に同価格商品を通信販売で発売、累計で百万食を超えるヒット商品となっていることから店舗向けに投入した。
そのほか大きな豆腐が入った「とうふのおみそ汁」、通販商品にも健康志向に応える「五穀おこげスープ・京水菜」「五穀おこげスープ・根菜」、さらに国産雑穀を使った「古代米雑炊」「十穀米粥」「発芽玄米雑炊」を新発売した。また「山芋とろろ」もリニューアル発売。八甲田山に近い奥入瀬町の長芋が水を注ぎかけ混ぜるだけで気軽に楽しめる。
同社は昭和15年12月に創業、同22年5月に法人設立している。
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2007年10月10日号掲載  

備後地域8商工会議所で改選進む

備後地域の尾道、福山、三原、府中、因島、竹原、笠岡、井原の八商工会議所では、三年任期が満了し、議員改選が一斉に進められている。
八商工会議所でも健康問題などで今期限りで退任する会頭も三商工会議所で予想されるなど11月からスタートする新体制が近く決定する。正副会頭人事や常議員、3号、2号、1号の各議員も近く確定し、総会を開催して新体制が発足する。
10月10日現在、確定した各所の議員名(社名)は紙面に掲載。
【福山商工会議所】3号議員(18人)
【尾道商工会議所】3号議員(12人)
【三原商工会議所】3号議員(12人)
【府中商工会議所】3号議員(12人) 2号議員(28人)
【竹原商工会議所】3号議員(12人) 2号議員(28人)
【因島商工会議所】3号議員(9人)
【笠岡商工会議所】3号議員(10人) 2号議員(12人)
【井原商工会議所】1号議員(38人) 2号議員(26人)

2007年10月10日号掲載  

商品券の上下小判による町の活性化スタート

世界遺産登録で注目される石見銀山(島根県大田市)から続く「銀の道」の宿場町として栄えた府中市上下町、同町と周辺にスーパーを展開する、(有)いまよしマート(府中市上下町)会長の藤井徳夫氏(71歳)が、地域活性化と石見銀山にあやかろうと「銀山街道上下宿・銀の道記念上下小判」を商品券として使い、土産品としても販売を始めた。
この小判は真鍮製で、縦5.7cm、横3.7cm、重さ23g、表面は額面1,000円が金色、500円が銀色にメッキしている。表面の中央に天領分水嶺「上下小判」、裏面には上下代官所跡予想図をデザインしている。
今年7月に完成し、8月から上下町、神石高原町の系列八店舗で使える商品券として使用を始めている。従来の商品券は順次、小判型に切り替える。土産品としても話題になり、敬老会では長寿の祝やゴルフコンペの賞品、内祝、上下土産品としての利用にも期待できるとしている。すでに商品券として流通しており、一部では買い物に使う住民もあるなど地域通貨としての期待もある。
土産品用には金、銀小判2枚に記念切手2枚を貼付した台紙に上下代官所の予想図をデザインして1セット2,000円で販売している。
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2007年10月01日号掲載  

三原出身の抽象画家加納達則さんが個展

三原市出身でイタリア・ボローニャ在住の抽象画家、加納達則さんが、同地で開かれているイタリアと日本の文化交流イベント「ニッポニカ2007」で11月4日から18日まで個展を開く。加納さんの作品が、日本文化の代表の一つとして広く関係者らに披露され、両国の芸術・文化交流に寄与する栄誉に授かったことで、地元でも祝福ムードに沸いており、関連イベントも企画されている。
「ニッポニカ2007」はイタリアに日本の文化や芸術を広めることを目的に行われており、ボローニャ大学DAMUS演劇映画機美術批評学科のマテオ・カザーリ教授を中心とした主催団体による文化活動。ボローニャ市のあるエミリアロマーニャ州、県、日本国際交流基金、ミラノ総領事館、イタリア政府イタリア日本財団が協賛し、比較文化の視点から2005年にスタートし、今回で3回目。公演、セミナー、展覧会が主な内容で、今年も3月から日本語教室、舞踏公演やワークショップ、狂言公演、茶道体験、日本建築の紹介などのほか、和紙作り体験や友禅といった日本文化の体験やワークショップなどが随時行われている。
加納さんの作品の個展会場は120m四方の宮殿「パラッツオ・アクルーシオ」内ギャラリー。インスタレーションやビデオ映像も含め40点を展示する。「魂のかたち」をテーマに、作品を通して日伊の比較文化を語ることを主旨としている。
加納さんは1954年三原市糸崎町で生まれた。80年に日本大学芸術学部研修室からシエナ大学奨学生としてイタリアに留学。ボローニャ国立美学院での個展を初め、イタリアやドイツを中心に美術館やギャラリーで個展を開催。作品が成熟さを増す中で、日本でも2001年から作品発表をスタート。活動の初期から強く支援しているギャラリーK(三原市)や百貨店などで個展を開き、好評を博した。
また10月14日に三原市宮浦にオープンする三原市芸術文化センター「ポポロ」の2階ロビーに常設展示されることも決定した。三原パイロットクラブが購入し、三原市に寄贈する。
なおプレイベントとして、10月1日から15日まで三原市民ギャラリー(城町、ベアシティ三原西館二階)で作品約20点を展示する「加納達則 魂のかたち展」を実施。コンサートも入場無料。
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2007年10月01日号掲載  

リョービがホログラム加工可能な印刷機市場投入

リョービ(株)(府中市)は、印刷物の上に特定の模様を虹色に浮かび上がらせることができるホログラム加工が、印刷機内部で行なえる「インラインUVキャスティングシステム」を世界で始めてオプションとして開発した。
従来のホログラム加工は通常の印刷後、専用のホログラム加工機で行なっていたが、今回開発したインラインUVキャスティングシステムは世界で初めて印刷機内部でのホログラム加工を可能にした。
このシステムは、B2判高速オフセット多色印刷機「RYOBI750シリーズ」用オプションとして開発したもので、印刷、UVニスコーティング、ホログラム加工一連の工程を一度に行なうことが可能となり、生産効率の向上、ホログラム加工の高精度化を実現した。また、専用のホログラム加工機が不要となり、省スペース化も可能とした。
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2007年10月01日号掲載  

府中に「備後芸術の館」開館

府中市のユニフォームメーカー、クロダルマ(株)の男子寮を全面改装して絵画、書、工芸品等を展示する「備後芸術の館」愛称「来夢来人(ライムライト)」が10月23日(火)オープンする。
同館は鉄筋コンクリート造り4階建て延べ床面積428平方m、駐車場は十五台を収容できる。一階は一般に無料で開放するが、来年三月までは洋画の北川実さんや高橋秀さん、書家の高尾泉石さん、岡田芦舟(ろしゅう)さんの企画展が決まっている。3月以降については同所で受け付ける。2階から4階までが備後地区の絵画、書、工芸品など約百点を常設展示している。
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2007年10月01日号掲載  

尾道造船が松永工場が完成

尾道造船(株)(神戸市)の尾道造船所(尾道市)は、福山市南松永町4丁目に整備を進めていたパイプ加工品や製缶品、艤装品などを納入業者から一括して受入れ、一時保管し、尾道造船所に配送する中継基地的な役割りと、一部ではパイプの一品加工も手掛ける配送機能を備えた松永工場が完成、このほど本格稼働を始めた。
松永工場は、松永湾に建設中の新しい橋沿いにあり、橋が供用を開始すると尾道造船所とは配送の利便性が向上する好立地にある。旧製材工場跡地約7,000平方mを買収してリニューアルした。
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2007年09月20日号掲載  

共和医理器(株)と小西医療器(株)が経営統合

医療機器販売の共和医理器(株)(福山市)は9月4日、大阪を基盤とする同業の小西医療器(株)(大阪市)と共同持株会社「小西共和ホールディング株式会社」を設立、経営を統合した。
2社の経営統合により売り上げ規模で全国五位クラス、中四国地区トップの医療機器販売会社が誕生したことになる。
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2007年09月20日号掲載  

笠岡湾干拓地に「道の駅」建設計画

笠岡市は9月6日、笠岡湾干拓地に整備する国道2号笠岡バイパス沿いに「道の駅」を国土交通省と共同で建設することを明らかにした。
構想によると、笠岡市茂平から西大島新田7.6 kmの同バイパスのほぼ中央部の牧草栽培農地1.3haが建設予定地。同所内に地場特産品直売所、レストラン、休憩所、トイレ、イベント広場、百数十台規模の駐車場等を整備する。
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2007年09月20日号掲載  

(株)ヨシケイ福山が特保青汁「キトサン生活」10月販売

(株)ヨシケイ福山(福山市)は10月20日、厚生労働省認可特定保健用食品の第2弾「明日葉ハツラツ キトサン生活」を発売する。
「キトサン生活」は夕食食材宅配のヨシケイフランチャイズ本部のヨシケイ開発(株)(静岡市)が手掛けた特定保健用食品(トクホ)の青汁第二弾。コレステロールの吸収を抑えるキトサンを青汁に配合した。脂っこいものが好きな人や血中コレステロールが高い人にお勧め。「葉を摘んでも明日には葉が出る」と言われる明日葉は栽培期間中、農薬を一切使わないものを使用。超微粉砕製法の加工に抹茶を加え、スッキリ飲みやすい味に仕上げた。
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2007年09月20日号掲載  

美建工業(株)がベトナムでコンクリート製品を生産

生コン、コンクリート二次製品製造等の美建工業(株)(福山市)は、ベトナムに進出し、現地でセメント二次製品の製造、販売に乗り出す。
設備投資や運転資金として八月二十九日、広島銀行と中国銀行が協調融資するシンジケートローンを導入し、五億円の融資を決めた。二行が共同幹事(アレンジャー)となり半額ずつを融資する。
さる七月三日には高田忠義社長が会長に退き、ベトナムでの事業に専念する体制づくりをスタートしており、創業四十周年を機に新社長には副社長だった高田浩平氏が就任する一連の役員人事を行なった。
計画では、ベトナムに工場用地を確保、経営会社の現地法人ビケンベトナムを設立、髙田忠義氏が社長に就任しており、現地で会社経営に当たる。
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2007年09月10日号掲載  

丸善製薬が三原市内に直営農園

天然有用成分の抽出精製では世界トップクラスの丸善製薬(株)(尾道市)はこのほど、三原市内の農場を借り受け、自社原料を生産するための農業に進出することを発表した。
借り受ける農地は世羅町境に近い久井町の七万二千七百六十二平方m。農業外企業による農業参入は三原市では初めて。
直営する久井農園(仮称)では医薬、化粧品、食品添加物などの原料となる約二十種類の植物をブロックに分けて生産。社内に専任を含む三人のスタッフを配置し来春から土壌づくりを始める。
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2007年09月10日号掲載  

かんきつジェラート(有)ドルチェが東京進出

ジェラート製造販売、FC展開の(有)ドルチェ(尾道市瀬戸田町)は十月上旬に東京都内の初FC店舗となる新業態店「尾道ドルチェ」(仮称)をOLの街、東京・九段下に出店、以降多店化を進める。
同店はイタリアンを基本とし昼時にはランチやデザート、夜はパスタのほか各種ドリンクを楽しめる新業態、ジェラテリア&バールの店。国産レモン発祥の地である瀬戸田のレモンほか柑橘を使った手造りジェラートや手絞りジュース、地元の有機無農薬野菜を使うサラダ、瀬戸内産の海産物をふんだんに使うメニューを用意する。
昨年一月からは、最後の一口までジェラートとコーンのハーモニーを楽しんでもらおうと口の大きなオリジナルコーンに変更したことで、コーンの廃棄が激減した。本店には今年のお盆も日に千人から千五百人が来店。五月の大型連休も満員の日が続くなどドルチェが瀬戸田に新しい人の流れを作っている。
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2007年09月10日号掲載  

中国技術工業(株)が社長交替と社名変更

中国技術工業(株)(尾道市)は九月一日付で社名を「チューギ株式会社」に変更、同時に石川悟社長(尾道商工会議所副会頭)が会長に退き、長男の石川康裕副社長が社長に昇任した。
同社は石川会長が図面の複写サービスを基に昭和三十六年に創業。四十六年目の現在は建設、造船関連の企業を中心に約千七百社の取引先を抱え、物販事業を含め中四国エリアで営業中。複写業務だけで一カ月にA4サイズ換算で二百八十万枚を処理、複写機メーカーからも中国地区トップと評されている。
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2007年09月10日号掲載  

三谷製作所が尾道流通団地に新工場

各種機器の精密機械加工、電気制御盤設計・製作の(株)三谷製作所(尾道市)は、広島県が造成した尾道市美ノ郷町、尾道流通団地第三工区内に進出第一号企業として新工場の建設に着工した。同社は立地契約も第一号となっている。
計画では第三工区内に5,931平方mを取得、第一期工事として鉄骨造り平屋建て工場と2階建て事務所を建設する。
新工場では夜間の無人稼動を入れ24時間操業体制を整備する計画で、周辺への配慮から遮音性を高めるため工場建屋の壁面を遮音化壁材と工法により環境に配慮した工場を建設する。
新工場では世界的に広がりを見せている風力発電の急速な普及で、需要が急増している大型風力発電機に使用する精密部品の生産に特化した新鋭工場として稼働する。
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2007年09月01日号掲載  

国際マイコンサービス(株)が新介護記録ソフト

システム開発の国際マイコンサービス(株)(三原市)は、発売中の訪問介護スケジュール管理システムに、携帯メールを活用してスケジュール確認と実績管理を行う新機能を7月に追加、直後に初導入先が決まる好スタートとなった。
訪問介護スケジュール管理システム「スグレポート訪問」は、週間計画表作成や、利用者・ヘルパー単位の介護実績作成と管理を簡単なマウス操作で行えるほか、利用者への請求書、都道府県の国民健康保険団体連合会への介護請求データ作成、統計資料や各種提出資料作成、給与計算などを合理的に行えるソフト。
新オプションは、実績管理を合理化するもの。専用携帯サイトから入力する既存システムもあるが、ヘルパーの作業効率が高まるメール送受信を基本とした。
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2007年09月01日号掲載  

(株)ミヤジがスレート屋根の改修工法提案

建材卸・施工の地場大手(株)ミヤジ(尾道市)は、工場や倉庫で利用されている大波スレート屋根の老朽化対策にスレートを取り外すことなく改修できる工法「レジノライン エコルーフ650」の提案、施工に取り組んでいる。
同工法は既設のスレート屋根にカラー鋼板のエコルーフ650をかぶせる工法。ビスで母屋に止めるため既設構造に負担が少ない。施工後は二重構造となるため、丈夫で断熱効果に優れ、美しい金属製の屋根外観に生まれ変わる。
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2007年09月01日号掲載  

NPOシネマ尾道が募金活動開始

尾道での映画館復活を目指し上映会などを行ってきたNPOシネマ尾道は8月1日、建設費や運転資金確保を目的とした「尾道シネマ基金」を創設し、個人や法人、団体などを対象に募金活動をスタートさせた。
7月にはJR尾道駅近くの元映画館「尾道松竹」の建物を借りて改装することを決定。個人、法人・団体ともに1口1万円で、募集期間は来年3月31日まで。募金協力者の氏名はオープン後にロビーに掲示、会報にも掲載して感謝の意を表す。
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2007年09月01日号掲載  

(株)協和機設が温浴2装置を9月発売

ナノバブル生成装置製造販売の(株)協和機設(福山市)は、産業用に開発したナノバブル生成装置の技術を応用したナノバブル温浴装置「ナノスパボーテ」シリーズを製品化し、9月中旬に東京ビッグサイトで開かれる展示会に出展して美容・健康分野へ本格参入する。
「ナノスパボーテ」は、ナノバブル温浴装置とナノバブルフットバス。いずれも直径数百ナノ以下の超微小な泡を大量に安定生成する。ナノバブルは、汚れを包み込み浮かして除去する洗浄作用がある。毛穴の皮脂除去試験では、水道水での洗浄と比べ大きな効果があることを確認。
またサーモグラフィーでは、個人差もあるが入浴後も冷めにくい効果が確認された。
両製品とも、流用気体を酸素にすれば「酸素ナノバブル温浴」、炭酸ガスにすれば「炭酸ガスナノバブル温浴」に利用できるなど、利用者ニーズに沿った展開が可能となっている。
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2007年08月20日号掲載  

山陽工業(株)が社員大会

管工機材加工・販売及びホテル経営の山陽工業(株)(尾道市)は11日、市内新浜1で経営する尾道国際ホテルに営業中の社員を除く全社員を集め、第11回社員大会を開催した。
はじめに髙橋社長があいさつ。現在まとめている第53期平成19年6月期決算について利益は前年並みながら売上高が100億円に迫る約98億円と過去最高を記録しそうだと報告。管財営業、工事部、ホテルなど各部門ごとに総括した。
その中で利益と売り上げのバランス重視、昨年開設した呉営業所の活用、長者原工場に設備したフレア工場の伸長などに触れ、中期ビジョン「ダントツ・ステージ2010」を達成しようと呼びかけた。
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2007年08月20日号掲載  

三原やっさ祭りに33万人来場

三原の夏の風物詩「三原やっさ祭り」(同実行委員会主催)が8月10日から12日までJR三原駅前を中心に開かれ、3日間で約33万人が来場、100チーム8,000人によるやっさ踊りや花火大会などを楽しんだ。
キャンペーンテーマは「みたかきいたか♪浮城物語2007」。十日に初めて行われた創作やっさのコンテストでは、大賞を「みたか連」、やっさ賞を「お祭りスタジオアイ・ウィル土居写場」、新人賞を「TANE'NDS」が受賞。11日のやっさ大賞は三原市医師会病院が三連覇、準やっさ大賞には三原病院が輝いた。実行委員会賞は三原市役所。事業所チームや子ども会らによる踊りチームが駅前通りを埋め、観客もやっさのリズムに体を揺らせていた。
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2007年08月20日号掲載  

商工会議所議員が改選期迎える

備後地域の各商工会議所では、議員任期満了の年を迎え、11月の改選に向けて選挙選任の日程を進めている。全国統一の改選事務がスタート、11月には正副会頭、専務理事、三号、二号、一号各議員が一斉に選任される。
尾道、福山、三原、府中、因島、竹原の県東部六商工会議所と岡山県西部の笠岡、井原の8商工会議所の中では、尾道商工会議所の佐藤忠男会頭が退任を決めている。
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2007年08月20日号掲載  

なかた美術館が10周年記念の「ボーシャン展」開催

尾道市のなかた美術館で開館10周年を記念した「ボーシャン展」が開催されている。9月2日まで。
フランス・ロワール地方生まれのアンドレ・ボーシャン(1873―1958)は、ヨーロッパで注目された素朴派の巨匠。
なかた美術館は平成9年2月、船舶塗装・船舶各種装置製造、海運事業の(株)ナカタ・マックコーポレーションの新本社ビル完成とともに同ビル内にレストラン「ロセアン」と併せて誕生。同社を創業し、尾道商工会議所会頭も務めた故・中田貞雄氏が集めたポール・アイズピリのコレクションや中川一政、伊藤清永らが描いた尾道風景、林武、梅原龍三郎、デュフィーらのばら、ピカソ、ルオー、ルノアール、ユトリロ、サンローランなど巨匠の作品を収蔵。常設展と一画の小林和作記念室を中心に通常は展示し、平成14年2月から企画展を始めている。
開催中の「ボーシャン展」入館料は一般800円、中・高・大学生500円。開館時間は午前9時から午後5時30分(入館は5時)まで。月曜日休館。
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2007年08月10日号掲載  

東神観光バス(株)尾道営業所の観光バス事業スタート

自動車販売、修理の(有)タカハシ自動車サービス(尾道市)を経営する高橋憲臣社長が尾道営業所長を務める東神観光バス(株)(本社愛知県)はこのほど、貸切バス事業の認可が下り、この7月から観光バス事業をスタートさせた。
昨年11月から日東電工尾道事業所向けに送迎バスの運行をスタートさせており、既に大型バス10台、中型バスと小型バスを各1台の合計12台を所有する。うち中型と小型の2台はリクライニングシートやテレビなど設備面、デザイン面も観光バス仕様となっている。
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2007年08月10日号掲載  

ヤスハラケミカル福山第2期工事が完成

ヤスハラケミカル(株)(府中市)は福山工場(福山市)に建設を進めていた第2期工事が6月に完成、7月から試運転を始めて8月から本格稼働する。
第2期工事では精留設備の建設を急いでいたもので、輸入されるリモネンやガム油の不純物を取り除いてより純度の高い原料に精製する装置で、3塔の精留塔を主にタンクやパイプ類等のプラント設備を完成した。
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2007年08月10日号掲載  

ユーホー福山店を新築オープン

ホームセンター「ユーホー」を展開する(株)ユーホー(福山市)は福山店の全面改築計画がまとまり、8月中旬に建設工事に着工する。
福山店は福山市奈良津町2丁目の国道313号沿いで、昭和54年12月13日オープンした同社の1号店、開店28年目。店舗、
新店舗は同所の隣接地を買収して拡大。新店舗は12月3日オープンを計画しているが、11月下旬の開店も見込める。
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2007年08月10日号掲載  

尾道造船の「わかなつ」がシップ・オブ・ザ・イヤー受賞

社団法人日本船舶海洋工学会(東京)が選ぶ「シップ・オブ・ザ・イヤー2006」の選考委員会が5月25日、東京・池袋のサンシャイン・シティ文化会館で開かれ、大型貨物船部門で尾道造船(株)(本社神戸市)が応募した「わかなつ」が「シップ・オブ・ザ・イヤー2006」に選ばれた。
建造したのは、尾道造船の関連会社、佐伯重工業(株)(大分県臼杵市)で、「わかなつ」は、全長168.17m、幅26.00m、深さ18.00m、載貨重量6,890t、積載貨物は40Fシャーシ160台、Car245台。船主は琉球海運(株)(那覇市)。9月15日から東京―大阪―那覇航路に就航する。環境ニーズに対応したモーダルシフト・モデルシップを目指し、荷役時間の短縮化をデザインコンセプトに計画、建造された省エネ・省力方RORO船。
シップ・オブ・ザ・イヤー受賞理由として「世界で初めて開発したオートラッシングの装備によって荷役作業の省力化と荷役作業の時間短縮化が可能になり、高齢化する作業員を重労働から開放することは大きく評価するところである。また、船のデザインについては船主と作り手である造船会社との美意識に対するこだわりがよく表現されていることは、これからの日本の海運界並びに造船界に対する大きな貢献である」と高い評価を得ている。
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2007年08月01日号掲載  

ハローズが早島に大規模物流センター建設

広島、岡山で24時間営業のスーパーを展開している(株)ハローズ(福山市)は、岡山県早島町に「ハローズ早島物流センター」を建設する。
計画によると、同町早島字横城、山陽自動車道早島インター近くの敷地に、延べ床面積約63,000平方mの物流センターを建設する。
現在は、福山市の本部物流センターや倉敷、岡山市に七つの物流拠点を開設しており、最大の本部物流センターの約10倍の規模となる。
同社は広島県東部、岡山県内に集中的な出店を行い、ドミナント化を進めている。
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2007年08月01日号掲載  

女性専用フィットネス「カーブス南蔵王」がオープン

人材派遣の(株)はっけん(福山市)は7月3日、同社蔵王支店西隣の南蔵王町五に女性専用フィットネスクラブ「カーブス」の福山1号店となる「カーブス南蔵王」をオープン、連日女性の熱気であふれている。
「カーブス」は、フィットネスマシン12種とステップボード12枚を交互に円形に並べ、30秒ずつ筋力トレーニングと有酸素運動を繰り返した後、ストレッチを行う計30分のプログラムを提供する。幕山での2号店も準備中。
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2007年08月01日号掲載  

日興コーディアル証券福山支店が全面改築

日興コーディアル証券(株)(東京都)は、福山市元町の駅前大通り東側沿い宮通り口に開設していた福山支店の全面改築工事が完成、7月23日から新社屋で業務を始めた。
福山支店は鉄筋コンクリート造り五階建て。
店内にイージートレード体験コーナーを設置している。
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2007年08月01日号掲載  

尾道市に教育特区で不登校の受け皿校

尾道市は国に申請していた「市人間教育特区」が認定されたことから4日、株式会社による主に不登校や中途退学者を対象にした広域通信制・単位制高校の計画を明らかにし、来年4月開校へ動き出した。株式会社による通信制高校は中国地方初となる。
計画では兵庫県などで不登校生徒を対象にした塾「リバースアカデミー師友塾」(大越俊夫塾長)を経営する(株)オーアイシーの子会社(株)文学の館が、同市東久保町にあるおのみち生涯学習センター(元筒湯小学校)の4階5教室などを有償で借り受け、また向島町立花に自社所有する旧保養所を宿泊施設として全国の不登校の生徒や中途退学者を通信教育と年1回の集中スクーリング(5泊6日)で受け入れる。全国から生徒を募集し、定員は600人。
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2007年07月20日号掲載  

(株)協和機設が広島にナノバブル展示場

ナノバブル生成装置製造販売の(株)協和機設(福山市)は7月14日、広島市の国道54号線沿いの好立地にナノバブル生成装置「バヴィタス」の展示場をオープンさせた。ナノバブル温浴やフットバスなど活用イメージを提案し、知名度向上を目指す。
ナノバブルとは数百ナノm以下の気泡。界面活性作用による肌の洗浄、生理活性作用、温熱作用やブラウン運動によるマッサージ効果などの長時間維持、さらに同社の生成装置では流用気体を替えることによる酸素ナノバブル温浴、炭酸ガス温浴などの用途変更も可能で、温浴施設への活用に向く機能も多く持つ。
展示場「アクアハウス」(広島市安佐南区西原4-34-36)と「原自然館」(同4-37-34)を開設した。
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2007年07月20日号掲載  

(株)醉心山根本店が3m南に移動完了

酒造業の(株)醉心山根本店(三原市)は本社社屋を特殊な工法「曳き家工法」でほぼ現存のまま移動させる改築工事を終えて営業を再開すると同時に、限定生産した記念の日本酒を発売した。
三原の春の風物詩として定着しているお祭り「神明市」のメーンの通りに位置する同社では昨年、面している市道の拡幅工事を受け、築約100年の木造社屋を建替える計画を進めていた。しかし周辺住民から風情が消えるのを惜しむ声が相次いだことから、社屋をほぼ保存したまま移動させることを決めた。昨年11月、採用した曳き家工法で南に3m移動。庭の工事を残すのみとなった。
また発売した記念の日本酒は、県内の酒米「千本錦」を100%使った贅沢な純米大吟醸。社屋をデザインしたオリジナルラベルを付け、500ml入りで販売している。
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2007年07月20日号掲載  

ウエスギ(株)がちょこはぴガーデン開設

ウエスギ(株)(福山市)は7月26日から29日まで、ウエスギリボン店5階で「ちょこはぴガーデン」オープニングイベントを開催する。
同ガーデンは同社が福山を拠点にする創作活動応援サイト「ちょこはぴ倶楽部」開設一周年を記念して期間限定で開設する手づくり作品の展示、販売、交流コーナー。8月1日から10月8日までの期間(火・木曜日休み)、ガーデニングを施し、ちょっとしたカフェも準備、午前11時から午後5時まで営業する。
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2007年07月20日号掲載  

神原病院が世界初のX線装置の国内1号機

特定医療法人定和会が経営する神原病院(福山市、神原浩院長、℡084-951-1007)はこのほど、ドイツ・シーメンス社が開発した最新鋭X線装置を世界でほぼ同時期、国内では初めて導入、利用を始めた。
導入したX線装置は動画(透視検査)と静止画(一般的撮影)を切り替えながら同時に高画質で撮影できる世界初の機構が特長。これまでは別々の装置のため、X線室も違う環境でしかできなかった動画と静止画のX線撮影が一台で可能になったため、動画で全体を把握しながらスポットの詳細をリアルタイムで知る検査ができるようになった。
装置名は「AXIOM Luminos dRF」。X線を利用したがん検診ではがんの深達度が重要でX線撮影を使った検診は日本の医療現場が独自のノウハウを持つため、シーメンス社が特に日本のノウハウを詰め込んで開発した装置。受診者が横たわるテーブルは床から48cmの高さまで下がり、足腰の弱い人の負担を軽くできる。またテーブルを回転させ、立った状態から乗ることも可能にした。
またX線照射装置の高さ、角度、水平位置を大きく変化させることができ、受診者がテーブルの上から移動せずに全身を多様な角度で撮影できる。フィルムに相当するフラットディタクタは43cm四方と高画質分野では世界最大サイズ。画像処理システムも最新技術を駆使、X線被ばく量も従来装置の最大で半減に成功している。
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2007年07月10日号掲載  

古川製作所の創業五十周年記念式典・祝賀会に350人

真空包装機のトップメーカー(株)古川製作所(本社東京都、本部・広島工場=三原市沼田西町小原)は、7月4日、JR福山駅前の福山ニューキャッスルホテルで、創業50周年記念式典・祝賀会を開催した。
当日は全国の取引先、地元経済界、海外取引先、同社関係者ら約350人が出席した。
創業50年の社歴をまとめた紹介ビデオが披露された。開式で挨拶に立った古川雅章社長はお礼を述べた後「中期経営計画では「チャレンジ50」を掲げ、新たな五十年に向けてオンリーワン企業を目指します」今後の経営方針を示した。
同社は、真空包装機のトップ企業で、国内23拠点、海外に青島事務所、台北事務所を開設、国内市場と海外30数カ国に生産量の35%を輸出している。
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2007年07月10日号掲載  

府中家具工業協の新理事長に高橋正美氏

府中家具工業協同組合(府中市中須町)は6月28日、市内府中町の末広殿で第58回、平成19年度総会を開き、退任した川本一徳理事長の後任として副理事長だった高橋正美氏を選任した。
高橋正美理事長は高橋工芸(株)社長、昭和23年8月生まれで58歳。
さる4月10日から5月31日まで、一般募集していたブランドロゴマークには全国から2,134人が応募、応募点数3,598点と予想を上回る応募があった。
先日開いた選考委員会で審査を行い、新ブランドマークには東京都のフリーデザイナー、千石精一さん(61)の作品を選んだ。
デザインは、府中家具の英文名称の頭文字「二つのF」をモチーフに、「Fのセリフ」を代表的な伝統木工技法「蟻形接ぎ」と見立てて組み合わせた。ブランドカラーは、府中家具の婚礼家具やブライダルマーケット等「祝祭」にちなみ「シャンパンゴールド」としている。
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2007年07月10日号掲載  

(株)アヲハタ興産が市民ギャラリー

アヲハタグループの(株)アヲハタ興産(竹原市)は、地元の絵画や陶芸などの愛好家らの発表の場として同所一階にあるギャラリーを市民に無料で貸し出す。
国道一八五号線沿いの同社一階、約五十平方mの「ギャラリー3A」は、これまでは社員のみの利用に限られていたが、作品発表の場を求める地元のアマチュア画家らの声に応え、無料貸し出しをスタート。陶芸など造形作品も飾れるよう専用棚も増やした。会期は出展希望者と相談して決め、作品の販売はしない。会場には健康管理の一環にと血圧計が設置され自由に使用できるほか、コーヒーはセルフサービスで無料、エアコンも完備。地元学校の芸術系クラブや、趣味に打ち込む団塊の世代、高齢者など世代を超えた交流の場としての発展と地域貢献を目指す。
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2007年07月10日号掲載  

企業研修場としてせらにし青少年旅行村が再整備

世羅高原の夏を温泉と共に満喫できる「せらにし青少年旅行村」(世羅町黒川)が企業研修などにも利用しやすい施設を目指しリニューアルを重ねている。
「せらにし青少年旅行村」は水着着用で適度な運動を行いながら本格的な天然温泉が楽しめる「クアパルクせらにし」を核にオートキャンプ場、ケビン、バンガローなどの宿泊、飲食施設とテニスコートやアスレチック、多目的グラウンド、体育館でのスポーツ、池での魚つり、研修室などが集まる。
オートキャンプ場は33サイトで1泊2,500円(AC電源なし)と3,500円(同あり)。一般キャンプサイトは約40サイトで1泊400円(テントレンタルの場合は3,000円)。
宿泊施設はケビン10棟、バンガロー8棟、20畳~6畳までの5部屋を備え約35人が宿泊やミーティングに使える研修棟1棟。
そのほか、2人部屋2部屋、4人部屋4部屋の簡易宿泊施設「出会いの宿」もある。また秋には研修ルームに改装する64席のバーベキューハウスもこの夏は一人前2,000円でバーベキューが楽しめる。
同旅行村では多くの犬のオーナーから要望を汲み、近くテニスコート二面分の広さを持つドッグランを開設する計画もある。
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2007年07月01日号掲載  

県内初のゴルフアカデミー開校

7月11日に尾道市美ノ郷町三成の玉の浦ゴルフ練習場で「ブリヂストンゴルフアカデミー」が開校されることから7月1日から10日まで実施する体験レッスンの参加者を募集している。
体験レッスンは1回1時間(6人まで)の2回分2,100円。期間中に1日10時30分から21時30分終了までの4回設定(曜日によって変動)がある時間帯のレッスンを自由に選択して受講できる。また無料でのスイングチェックもある。
「ブリヂストンゴルフアカデミー」は広島県内で初めての開校。ブリヂストンスポーツとゴルフステージ・カワモト(福山市)、宇円田昌子プロ、玉の浦ゴルフ練習場の4者が強力なタッグを組んで地域ゴルファーのレベル向上と楽しみの場づくりを目指す。
新開発の「ブリヂストンゴルフアカデミー」は倉本昌弘プロの指導でカリキュラムを構成、一人ひとりにカルテを設け、上達の度合いがチェックできる仕組みで無駄のない練習により、楽しく、早く、上達できる特長を持つ。受講者が都合のいい時間帯を選択できる受講システムが人気を得ている。
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2007年07月01日号掲載  

グローバル・プラザ協が研修生受け入れへ

中国からの研修生受け入れを支援するグローバル・プラザ協同組合(福山市)が本格的な活動を始めた。
同協同組合は福山、尾道市内の5企業が今年4月5日に設立、幅広い職種で中国からの研修生を受け入れるが、当面は提携した大連にある大連電子学校の卒業生を中心に受け入れる。8月に初めて30人を受け入れ、3年後は年100人を目指す。
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2007年07月01日号掲載  

アトム(株)の防振手袋2種がISO・JIS認定

作業手袋メーカーのアトム(株)(竹原市)が開発した防振手袋がこのほど(独)労働安全衛生総合研究所(神奈川県)の防振性能評価試験で国際基準の「ISO10819:1996」の認定を受けた。また同ISOに準ずるとされる日本工業標準委員会の「JIS T 8114」新規格にも適合し、1社で2つの製品が同時に両規格の認定を受けた初の例となった。
防振手袋は、刈り払い機やチェンソーなどの振動工具により受ける振動を軽減し、振動障害予防を目的とした機能性手袋。
認定を受けた「TK―505」は軍手タイプの手袋に発泡ゴムシートを貼ったもの。また「TK―808」は薄手の手袋に同様のゴムシートを貼った手袋を、インナーとしても利用したゴム手袋。現在は試作段階ながら、近く正式に商品化し早期発売を目指す。
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2007年07月01日号掲載  

古川製作所が創業五十周年迎える

真空包装機トップメーカー、(株)古川製作所(本社東京、本部・広島工場=三原市沼田西町小原)は、さる6月5日から8日までの4日間、東京ビッグサイトで開催された「2007国際食品工業展」に主力機種を出展した。
この展示会は、国内を主に海外も含めて食品関係の包装機、食品機械などの610社が出展、最新機種を揃えて、実演も行なわれた。
同社では、横式袋詰めシール機FHF-220、高速自動袋詰シール機、自動袋詰シール機竪型袋詰真空包装機、連動真空包装機、自動真空(ガス)包装機など8機種を出展。これまでは詰め合わせる商品を人手により袋詰めしていた工程を機械化するなど機能アップした横式袋詰シール機が注目された。
同社は、昭和21年、故古川喬雄氏が食品製造で創業、32年古川式真空包装機を開発、国産初の真空包装機の製造を始めており、今年で創業50周年を迎えた。
なお、7月4日、JR福山駅前の福山ニューキャッスルホテルで創立50周年を記念して取引先や関係者を招いて懇親会を開く。
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2007年06月20日号掲載  

尾道湯屋つかりゃんせオープン

尾道市の市街地では初めてとなる大型温泉施設「尾道湯屋 つかりゃんせ」が16日、尾道バイパス平原ICから近い平原団地内の同市平原2丁目1-33にオープンした。
お湯は地下500mから汲み上げる天然温泉を使用。ミネラルを豊富に含んだラドン含有量百マッヘの温泉は西日本トップクラス。肌にも優しい弱酸性で肩こり、腰痛のほか様々な効能を表示している。
木造平屋建ての建物は古民家のイメージ。玄関、飲食スペース、通路、ボディケアコーナー、脱衣所、浴室のすべてを黒い柱と梁で統一、懐かしさを感じさせる癒しの空間を演出している。
浴室は「源泉桧風呂」(ヒノキ風呂)、「源泉浴房」(山小屋の温泉イメージ)、「灼熱房」(サウナ)などネーミングも一工夫。女性用にはジェットバス、漢方熱蒸房なども備えた。中国地方最大級の広さを誇る露天風呂は滝の演出。岩と緑と滝に木造りの部分屋根が市街地にあって人里を離れたイメージ空間を生んでいる。
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2007年06月20日号掲載  

人材サービスの(株)はっけんが蔵王支店

人材派遣、紹介予定派遣など人材サービスの(株)はっけん(福山市)は1日、ゆめタウン蔵王店近くのペットショップ跡に蔵王支店を新設、開店と同時に主婦の登録が急増するなど好スタートを切った。
住宅団地も近く、交通量の多い商業地域の一画に位置し、駐車スペースを確保した郊外店。主婦層の登録に注力する。
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2007年06月20日号掲載  

アドテックプラズマテクノロジーの藤井社長が最優秀起業家賞

半導体製造装置関連機器など製造販売の(株)アドテックプラズマテクノロジー(福山市)の藤井修逸社長が、日本新事業支援機関協議会が実施する新事業創出支援事業、起業家及び支援者表彰「JANBO Aawrds2006」で最優秀起業家賞を受賞した。
対象は、地域プラットフォーム事業、またはビジネスインキュベーション事業を活用して新事業を創出し、最も優れた成果を上げた起業家。(財)ひろしま産業振興機構の推薦を受けていた藤井社長は8日、東京の秋葉原コンベンションホールで開かれた表彰式で同賞を手にした。
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2007年06月20日号掲載  

テクノ団地に大栄溶接(有)が新工場

レーザー加工、機械組み立ての大栄溶接(有)(福山市)は福山市箕島町のテクノ工業団地内に建設していた新工場が完成、五月十日に本社を移転した。
同社は先行取得していた敷地に、延べ床面積約千四百平方mの鉄骨造り一部二階建て工場及び事務所棟を新築、既存設備を移設したほか組立作業のスペースを大幅に広げた。
設備の主力はNCレーザー切断機。曲げ加工、歪み補正、仕上げ加工を行った部品や溶接ロボットで組み立てた部品を納めることが多かったが、組み立て作業のスペースを確保することで、要望の多かった機械設備の完成部品をより多く受注することが可能になった。(詳しくはびんご経済レポート紙面をご覧ください)

2007年06月10日号掲載  

(株)いしいが東京へ健康料理出荷開始

事業所向け宅配弁当・食堂給食受託運営の(株)いしい(尾道市)は調理済み健康料理を宅配する東京の会社と提携、尾道流通団地内にあるHACCP対応の最新鋭工場で高温高圧真空調理した商品の出荷を始めた。
提携したベンチャー企業は現代人に多いメタボリックシンドロームや糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病予防を気にかける人や退院した人のために、カタログから選んだ料理メニューを宅配で取り寄せることで実現できるシステムを事業化。カロリー制限食や低たんぱく・低塩分食、二百カロリー以下に抑えたダイエット食のカテゴリー別に一食六百円台から九百円前後までの調理済みメニューを調理例写真のカタログに掲載、全国どこでも宅配する。
いしいはそのうち冷蔵食を引き受け、肉じゃが、酢豚、白身魚の甘酢煮、さんまの蒲焼き、ロールキャベツなど約三十五種のメニューを商品パッケージとして出荷している。
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2007年06月10日号掲載  

駅家町・加茂町商工会が合併促進協設置

福山市内の北部に位置する、駅家町商工会(福山市駅家町)と加茂町商工会(同市加茂町)は、平成二十一年四月一日の合併を決め、さる五月十九日に駅家町商工会、二十二日には加茂町商工会が開いた通常総代会で、合併について基本的な考え方や合併についての協議の経過についてそれぞれ報告を行なった。
今後は、両会で合併促進協議会を立ち上げ、具体的な協議を始める予定。なお、合併の方式は新設方式で、本部は駅家町商工会に置き、加茂町商工会は支部とする。
合併後の新名称、役員構成は今後の促進協で決める。六月十九日に第一回目の協議を開く。
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2007年06月10日号掲載  

島田洋七さん迎え三原JCが45周年記念講演会

(社)三原青年会議所は六月二十五日午後七時から三原リージョンプラザを会場に、創立四十五周年記念事業として、タレントで作家活動も行い波乱万丈の人生が大きな笑いを感動を呼んでいる島田洋七さんを講師に迎え「笑顔が未来を引き拓く」をテーマに講演会を開く。
島田洋七さんは広島市東区出身。一九八〇年代の漫才ブームで人気を獲得したが、少年期は常に心に不安を抱えてを過ごした。希望を持ち明るい心で困難を乗り越えてきた経験を題材とした自伝的小説「佐賀のがばいばあちゃん」は今年四月でシリーズ計四百万部と大ヒット、映画も国内外で高い評価を受け、DVD化に続き舞台劇になることも決まった。全国で行われている講演会では、波乱万丈の人生を巧みな話術で語り会場を沸かせており、大入りが続いている。
三原JCは一九六二年、尾道JCがスポンサーとなり創立、一九七六年に社団法人化した。スローガンは昨年に続き今年も「誇想 創力(こそう そうりょく)」とし、社会開発活動に力を尽くしている。
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2007年06月10日号掲載  

東洋整体学院の新学院本部完成

東洋整体学院で整体士を養成しながら東洋整体蘇生術の普及に取り組む(株)東洋医研(福山市)は5月17日、福山市駅家町倉光176―2(℡084・976・5111)に学院新本部が完成したことに併せ、同蘇生術を開発した金光勝己社長が執筆した本「人は蘇る!」の出版を祝い、盛大に祝賀パーティーを開いた。
研修施設を会場に開かれたパーティーには取引先や指導を受けた整体士及び全国の主要直営店の店長ら約230人が参集、床も壁も木製という会場で温か味を重視した手作りの祝賀会が行われた。
新本部は東洋整体蘇生術を施術する直営の「健康壱番館・駅家店」と健康関連商材の通販業務を行う事務所棟、150人が収容できる研修施設棟などで構成。床、壁を温か味のある木製に統一している。
出版する「人は蘇る!」はこの6月初旬に全国の主要書店に並ぶ予定で、骨格の歪みが起こすさまざまな症状、東洋整体蘇生術の基本、整体士になるための研修システム、治療事例などこれまでの体験をまとめている。
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2007年06月01日号掲載  

三原バイパス中之町ランプ西部開通

三原市内の国道2号三原バイパス(新倉町―糸崎町間9・9km)のうち西の中之町ランプから東の時広ランプ間、1・6kmが完成し、5月28日正午から供用が始まった。
今回開通した区間は三原市から施工した古城通り糸崎線を経由して、国道2号の現在の道路に接続する暫定的な開通。暫定二車線。時広ランプ付近では延伸工事を続けている。
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2007年06月01日号掲載  

府中産業メッセに3万人

府中市の企業が持つ技術や製品をPRするイベント「府中産業メッセ」が5月26、27日、同市土生町の市立総合体育館ウッドアリーナで開催、2日間で約3万人が訪れた。
今年で24回目となる同イベントでは、木工家具をはじめ地元企業を中心とした約70団体が館内や屋外会場で商品の展示販売を実施した。
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2007年06月01日号掲載  

「本因坊秀策記念館」来秋開館

尾道市は、囲碁の館「本因坊秀策記念館」(仮称)の建設計画をまとめ、5月23日発表した。
計画によると秀策の生家跡近くで、市内因島外浦町。名称は囲碁の館「本因坊秀策記念館」とする。
敷地内に木造平屋建ての生家を復元、隣接して鉄筋コンクリート造り平屋建て416平方mの資料館を建設、秀策の生れ育った環境を当時の風景を忠実に再現する。
近く建設業者を決めて着工し、平成20年秋の開館を目指す。
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2007年06月01日号掲載  

丸善製薬が中国・上海に拠点開設

天然有用成分の抽出精製では世界トップクラスの丸善製薬(株)(尾道市)は4月16日、中国の上海市に現地法人丸善貿易有限公司を設立した。
丸善貿易の資本金150万USドル(約1億8千万円)は丸善製薬が全額出資、日暮彰文社長が薫事長に就任した。従業員は現地採用一人を含め三人。7月から営業を本格化させる。中国には豊富な植物原料が存在している。丸善製薬は丸善貿易を通じて中国の原料を輸入し、また日本で生産した自社製品を中国企業へ販売する。
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2007年05月20日号掲載  

家具販売大手のニトリ福山店が六月八日オープン

大衆向け家具では業界首位の(株)ニトリ(札幌市)は、福山市明神町二丁目、国道2号沿いに建設していた家具販売店舗が完成し、6月8日ホームファッション「ニトリ」福山店としてオープンする。
新店舗は、鉄骨造り2階建て一部3階延べ床面積8548平方m。1、2階に売場を配置し、屋上は駐車場となる。
県内では広島市内に広島インター店、西区商工センター店を昨年11月、12月に相次いでオープンしており、県内3店舗目、県東部では初の店舗となる。
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2007年05月20日号掲載  

千宗室家元を招き「明喜庵」茶室披き

尾道市が久保二丁目で整備した庭園「爽藾軒(そうらいけん)」内の茶室「明喜庵(みょうきあん)」の扁額除幕式と茶室披きが13日、現地に茶道裏千家の千宗室家元を招いて行われた。
千宗室家元が揮毫した扁額の除幕式では土地と建物を寄贈した江戸時代の豪商橋本家(加登灰屋)当主の橋本宗利氏(広島ホームテレビ社長)が、荒れていた庭と茶室を整備、活用してもらえることになったことに感謝を述べた。
茶室は三室の構成で別の茶室もあるが、にじり口から入る茶室はわずか2畳(隅炉)。家元、平谷市長、裏千家淡交会尾道支部の長坂寿夫支部長の3人が同席して一服の茶を楽しんだ。
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2007年05月20日号掲載  

キャステム本社ビルが完成

ロストワックス精密鋳造部品製造を主の(株)キャステム(福山市)では、本社敷地内に建設していた本社ビルが完成した。
規模は、鉄骨造り五階建て、延べ床面積2944平方m。1階に新鋭工作機器類を完備した加工設備があり、金型加工などの最終工程を行なう。2階はCAD、CAMによる設計室と事務室を配置している。3階には(株)キャステムコーポレーションの本社事務所。4階は本社事務所とキャステムFJC、紙ヒコーキ工房等のグループ会社の総合事務所。5階には会議室、会長室、社長室を配置している。
なお、本社内には株式公開準備室を設置しており、2010年の上場を目指して担当者の業務も本格化している。
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2007年05月20日号掲載  

尾道豪商を彷彿とさせる爽藾軒庭園の公開開始

江戸時代の豪商、橋本家(加登灰屋橋本吉兵衛家)の別荘だった庭園の一部が「爽藾軒庭園(そうらいけんていえん)」(尾道市久保二)として4月27日から一般公開された。
園内は広さ約858平方mに四つの築山、池、茶室などが配置され、樹木と石の造形が見事。現当主の橋本宗利(株)広島ホームテレビ社長(広島市)から市が寄贈(一部購入)を受け、整備、今年3月に市は庭園を名勝、茶室を重要文化財に指定した。
茶室は整備中、千利休が建てたとされる国宝「妙喜庵待庵」(京都府大山崎町)を模したもの。約160年前の橋本竹下が当主だった嘉永3(1859)年に建築された後、当地へ移築されたもので「明喜庵」と名付けられていたことも判明。京都以外にはほとんど例がない貴重な建築様式と分かった。
庭園の築庭時期は江戸期と推定され、築庭者は真宗僧木翁、あるいは小堀遠州とも伝わる。
茶室は1回3000円で茶会に利用できる。入園は無料。開園は土、日曜日、祝日と1月2,3日のみで開園時間は午前10時から午後5時(11月1日から3月31日の期間は閉園が午後4時)。問い合わせは℡0848・25・7367市政界遺産推進課まで。
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2007年05月10日号掲載  

福山ばら祭の今年度は9点をばらグッズ認定

福山ばら祭のばらグッズ委員会はこのほど、福山の市花であるばらをモチーフにした「ばらグッズ」の今年度の認定商品九点を発表した。平成10年から開始したばらグッズ事業は10年目を迎え、これまでに認証された商品は累計で98点となった。
■ばらの花びら石鹸一1個500円。
■ばらエコバッグ1個2500円。
■アロマミスト「福山の薔薇」1個1800円。
■ばら染めしぼりハンカチ1枚1300円。
■ばらのかべ掛1個3000円。
■ばらポーチ1個1800円。
■ばらのマイ箸ケース1個350円。
■手描きのバラのカップ&ソーサ1個3500円。
■ローズウォーター1個2100円。
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2007年05月10日号掲載  

都吹の新工場がフル操業始める

ふんわり豆腐などの豆腐商品、今川焼、鶏肝しぐれ煮等のヒット商品の受注が拡大している食品製造の都吹(株)(三原市)は、同所の県営久井工業団地内の主力工場、久井工場の増設工事が完成し、フル操業を始めている。
1階は甲山工場から製造ラインを全面移転した今川焼の専門工場。甲山工場で生産していた年間1200万個を、一日10万個、年間2000万個体制に引き上げる。2階には製造の現場事務所に特化した事務所と従業員の厚生施設を設ける。
甲山工場は新製品の生産工場に転換する予定。
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2007年05月10日号掲載  

200周年でベッチャークリアファイルとストラップ発売

尾道市で11月3日に行われる奇祭「尾道ベッチャー祭」の200周年を記念した写真展と記念グッズの販売、ベッチャー太鼓の演奏と神輿展示など5、6日を中心に行われた。
ベッチャー祭は同市東土堂町の吉備津彦神社(通称=一宮神社)の祭りで文化四(1807)年に流行した疫病平癒の祈願として始まったとされる。200年を記念し、同神社ではお守りとして「ベッチャークリアファイル」と「ベッチャーストラップ」を発売した。
クリアファイルは三種の鬼神それぞれと三鬼神が集合した構図の4種類を各2000枚製作。1枚300円。
携帯電話向けストラップは三種の鬼神に獅子を加え、それぞれの4種を各1000個製作。1個500円。
ともに一宮神社で厄除けを祈願した限定品。クリアファイルで商売繁盛、ストラップで無病息災と運気上昇などを願う。千光寺公園頂上売店や尾道商業会議所記念館などで土産物として販売される。
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2007年05月10日号掲載  

平和建設が通光型チューブの太陽光照明装置販売

平和建設(株)(福山市)は、屋根に設置したチューブを通して太陽光を取り込み室内を照らす新しい太陽光照明装置「スカイライトチューブ」の販売を始めた。開発した(株)井之商(滋賀県大津市)の中国地方では初の特約店であり、指定工事店を開拓しながら健康的な自然光のメリットをPRしていく。
屋根上に設置するポリカ製ドームから採光した太陽光が、アルミ製チューブを通して室内を照らす。
既に市内御門町、曙町、三原市等の住宅で施工したほか、同社ロビーと倉庫に六基、グループ会社の(株)紫萌堂に1基を設置。ロビーでは照明の真下に観葉植物を置き、成長を続ける様子も見学者に公開する。
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2007年05月01日号掲載  

萬成工業が「マンセイ」に改称し本社移転

ボートダビット製造で国内有数の萬成工業(株)(府中市)は、福山市駅家町に福山市が造成した福山市山北産業団地内に建設していた本社工場が完成、現在の本社工場から全面移転して、5月7日から新本社工場で業務を始める。
また、設立50周年を迎えるのと新本社工場竣工を機に、5月7日付けで社名を「(株)マンセイ」に改称する。
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2007年05月01日号掲載  

エフピコが新本社事務所の建設を計画

発泡ポリスチレン食品容器、弁当容器等の大手メーカー、(株)エフピコ(福山市)は、同所の本社事務所前の福利厚生施設を取り壊して新本社屋を建設する。
計画では4月中に取り壊し作業を完了し、5月20日に建設工事に着工する予定。新本社は鉄骨造り3階建て、延べ床面積5252平方m。完成は11月20日の予定で、年内にも新本社で業務を始める。
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2007年05月01日号掲載  

アクセが福山で一流モデル出演の大規模ショー初開催

(株)アクセ(尾道市)が4月20日から22日までの3日間、広島市内2カ所と福山市御幸町のビッグ・ローズで大々的にファッションショーを開催、福山ビッグ・ローズは雨にもかかわらず立見の場所もないほど熱気あふれた会場となり、その集客力に関係者も驚いた。
福山市での開催は初めて。ショーの来場者数は約3000人に膨れ、全国でも稀な規模となった。
3日間に出演したモデルはメンズノンノ、グラマラス、ViVi、JJなど業界をリードする雑誌の表紙を飾るトップモデル延べ20人。世界で活躍する杏(渡辺謙の娘)、タレントとしても人気があるSHIHOなど有名モデルばかりだった。
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2007年05月01日号掲載  

ステージIEがアセット提供サービス

物流コンサルティングなどの(株)IE(福山市)と松坂産業(株)(同市)が出資する不動産事業を目的としたステージIE特定目的会社(同市)が四月十日に設立され、建築費用や土地取得費用なしで希望の場所、設計で商業施設を建築し、テナント入店の形を取って月々の賃料のみで提供するアセット提供サービスを始めた。
飲食ビル、ホテル、美容ビルなど多用途に対応。ステージIEが外資系銀行や投資ファンドなどから保証人不要のノンリコースローンなどで資金を調達して商業施設を建設、運営し賃貸する仕組みで、オーダーメードの商業施設を提供する。
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2007年04月20日号掲載  

遊具のタカオがエコ私募債1億円

公園遊具等のタカオ(株)(福山市)は、環境配慮型企業を対象に発行コストを優遇して支援する「エコ私募債」を発行した。
今回は、銀行保証付きの第3回私募債で、もみじ銀行(広島市)が受託した。発行金額は1億円、発行日は3月28日、期間5年、使途は事業の運転資金。
エコ私募債は、純資産額1億円以上などの財務面の適債基準など諸条件を満たすことを前提に、国や地方自治体等から環境配慮型経営についての認証・認定を受けた企業を対象にした私募債。
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2007年04月20日号掲載  

信菱液化ガス(株)が「ハワイの水」販売

LPガス・石油、住設販売、配管工事などの信菱液化ガス(株)(府中市)は四月十日に「ハワイの水」を発売、今月末から営業を本格化させる。
取り扱う「Hawaii Water」は、本社をハワイオアフ島におく水販売会社「メネフネウォーターカンパニー」社の製品。(株)ブレインズ(福山市)が中四国総発売元として普及に努めている。細菌などを取り除いた純度九九・九%のピュアウォーターで、ミネラル分が少ないことが特徴。
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2007年04月20日号掲載  

府中家具のブランド・ロゴマーク募集

府中家具工業協同組合(府中市)は、産地ブランドの「府中家具」の商標を特許庁で登録出願が認められたのを記念して、府中家具の統一ロゴタイプと新しいシンボルマークの募集を始めた。
要項は、「府中家具」の伝統、新たな挑戦などをイメージさせ、わかりやすく、見る人に訴えかけるマーク及びロゴタイプ。方形、円形など形は問わない。デザイン画またはPDFデータで応募する。ロゴマークは二cm四方程度に縮小しても見えづらくないもの。応募期間は四月十日から五月三十一日まで。六月に選考委員会を開いて決定、下旬にホームページ等で発表する。
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2007年04月20日号掲載  

円福寺がTOTO工法のトイレ改善提案

建材卸、外壁工事などの(株)円福寺(尾道市)はこのほど、TOTOが開発した和式トイレを洋式トイレに変える工法をTOTOの研修制度に従って受講、県東部で初めて施工代理権を取得した。
従来の工法では和式トイレを掘削して取り除き地中パイプから変更する必要があったが、新工法では和式便器をカット、地中部を生かし、上部に洋式便器を設置する。そのため一週間ほどだった工期を3、4日に短縮できる画期的な工法となった。
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2007年04月10日号掲載  

三和ドックが修繕能力を大幅増強

内航・近海航路を就航している船舶の修繕専業でトップクラスの(株)三和ドック(尾道市因島重井町)は、現在の修繕専用岸壁を東の沖合いに伸ばす拡張工事が完成、3月28日、関係者が出席して竣工式を行い、総額20億円を投じた大型設備投資事業の完成を祝った。
現在の艤装岸壁200mに接続して東の沖合いに300mを延長した拡張工事で、工法は鋼管杭打ち桟橋方式を採用した。
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2007年04月10日号掲載  

都市環境研究所が40億円の事業資金確保

広島銀行と中国銀行は、土地区画整理事業の受託、宅地開発等の(株)都市環境研究所(福山市)とシンジケートローン契約を締結した。
今回の2行共同幹事による事業資金融資は、宅地開発・分譲等の事業資金の融資が目的。事務処理や管理を行うエージェントは広島銀行が担当、融資総額は40億円。
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2007年04月10日号掲載  

(株)エイチテックがISO14001

土壌汚染調査、建設コンサルなどの(株)エイチテック(福山市)は3月14日付けで環境マネジメントの国際規格ISO140012004の認証を取得した。また土壌汚染調査のパートナー企業の開拓を本格化させ環境コンサルネットワークの拡大を図っていく。
ISOの適用範囲は測量、設計、補償調査などの測量設計業務、土木、グラウト、排水ボーリング、法面、舗装など工事業務と、環境・地質調査、ボーリング、土質試験に関する地質調査など事業全般。審査登録機関はアイエムジェー審査登録センター(株)。昨年5月のキックオフから10カ月での取得。ISO取得コンサル事業も始める。
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2007年04月10日号掲載  

石井表記が大幅に利益伸ばす

プリント基板製造装置主力の(株)石井表記(福山市)は、三月十六日、平成十九年一月期業績を発表した。
期中は主力のプリント基板製造装置が中国向け販売の好調、太陽電池ウェーハも需要が伸び、アミューズメント機器向け部品も新基準機の生産による販売が増加、新製品となる配向膜塗布装置の販売開始などで、大幅な増収増益となった。
連結売上高は163億6千6百万円で、前期比24.6%増。経常利益19億5千9百万円で144。1%増、当期純利益は11億8千5百万円。
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2007年04月01日号掲載  

(株)中島商店が福山ふるさと特産・観光まっぷ作成

保命酒やブドウなど福山市の特産品を使用した菓子等の企画開発に力を入れている(株)中島商店(福山市)はこのほど、市内中高生の協力を得て「福山ふるさと特産・観光まっぷ」を作成、市内で配布を始めた。
同地図は広島大学付属福山中高等学校の生徒が描いたもので、地名や路線図のほかクワイやブドウ、アンズなどの特産品と福山城や阿伏兎観音、山野峡などの観光地を表記し、裏面では市の歴史や文化の説明文を掲載し、同市の魅力を紹介している。
地図で紹介する名産品を使用した九種類の飴菓子を企画。飴に折りばらとローズキャンディーを加えた詰め合わせセット「備後ふるさと便~オリーブの宝石箱~」などが企画に応じたメーカーから販売されている。
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2007年04月01日号掲載  

尾道にマリンリーフ館がオープン

食紅で着色した鯛のうろこ「マリンリーフ」を使用して、様々なアート作品を生み出す日本マリンアート協会(三原市)の田中京子会長は三月三日、尾道市内にアトリエ兼ギャラリーの「マリンリーフ館」(尾道市十四日元町)をオープンさせ、海の恵みを生かした新素材での作品制作を精力的に行っている。
約二年間の研究を経て、美しい着色を実現する方法を発見し、特許を取得。赤青黄の三色を調合して着色するリーフの種類はおよそ三十色を数え、混ぜる加減によって色は無限に変化する。また食紅に漬ける時間が短ければ華やかなグラデーションに、長ければ深みのある濃い色に変わり、四季や山海などを描く素材となる。
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2007年04月01日号掲載  

(株)オガワエコノスが資源回収地域を福山に拡大

リサイクル事業の(株)オガワエコノス(府中市)は、子ども会やPTAなど地域団体の活動資金獲得支援として府中市内などで行ってきた資源の有価回収支援のエリアを福山市全域に拡大した。
回収品目は新聞、雑誌、ダンボール、アルミ缶、スチール缶で、許可を得て専用コンテナを設置した学校や所定の場所にダンプ車が無料で回収に向かい、回収後には種別ごとに分別して油圧プレスで圧縮してリサイクルする。
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2007年04月01日号掲載  

千年石油販売の拡大戦略が続く

給油所経営と石油類等卸売りの地場大手、千年石油販売(株)(福山市)は、尾道市内では3カ所目となるセルフ給油所の建設を進めており、4月上旬に尾道三成給油所としてオープンする予定。
このほどまとまった平成19年1月期決算では、売上高446億円を計上、前期比100億円増の大幅な増収となった。これは、前期の100億円増に続く2期連続の大幅な増収となったもので、増収の要因としては販売単価の値上がりや給油所の増加、卸部門の拡大など事業の積極的な拡大戦略がある。
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2007年03月20日号掲載  

シャープが三原で青紫色半導体レーザ量産

液晶テレビの世界大手で、太陽電池でも世界トップの座を占めている、シャープ(株)(大阪市)は3月14日、次世代DVDに情報を記録できる、青紫色半導体レーザを三原工場(三原市)で5月から量産を始めると発表した。
この新製品は、次世代DVDのブルーレイディスク(BD)やHD DVDの2層ディスクに6倍速の高速記録できる、業界最高の出力210mWを実現した。
4月2日にはサンプル出荷を予定しており、5月から量産を始める。生産能力は新製品以外の青紫色半導体レーザも含めて月25万台。
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2007年03月20日号掲載  

株式公開目指す(株)西日本護謨が拡大戦略

ゴム、プラスチック、配管資材等を取り扱う(株)西日本護謨(尾道市)は一昨年のみずほ銀行、昨年の広島銀行に続き1月、愛媛銀行からの私募債を発行、将来的な株式公開を見据えた成長路線を歩んでいる。
同社では自社ブランド商品であるウレタンゲルの半導体や自動車、造船、精密機器等の工業部門でのシェア拡大を目指し、4月から熊本営業所を開設。また、今年度中に京都営業所の開設を予定しており、半導体製造工場が集中する両地域での営業を強化する。
また企業買収に注力しており、他分野の製造業を中心に自社へ取り込み、一からの業務構築と比較して時間の短縮を図っていく計画。
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2007年03月20日号掲載  

カーポート佐々木グループが中国地方経営品質賞の優秀賞

中国生産性本部(広島市)に事務局を置く中国地方経営品質賞委員会は3月7日、2006年度の受賞企業を決め、12日に表彰式を開催した。
県東部関係では、経営改善などで顕著な成果を挙げている企業を対象とするエクセレンス部門で、優秀賞に自動車販売・修理の企業グループ、カーポート佐々木グループが選ばれた。
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2007年03月20日号掲載  

2007―歓送迎会―特集広告

2007年 春らんまん 尾道市内で歓送迎会を開くならここをピック!
職場の基本は報告・連絡・相談の「報連相」。言いたいことがあってもだんまりでは、商談や改善などの面で大きなチャンスを失いかねません。やっぱり社員同士の、また、上司と部下のコミュニケーションづくりには宴会が一番。飲酒運転の心配から飲まない人が増えているこのごろ、料理の充実した会場選びが今風です。

2007年03月10日号掲載  

(株)シジアスがオーダーシャツ通販

人材派遣、ネット通販の(株)シジアス(福山市)は三月一日、ネット通販を強化するため「ヤフー!ショッピング」で新たにネットショップ(アドレス=http://store.yahoo.co.jp/sijias-info/)を開設し、目玉商品として三枚一万円と低価格ながら高品質の男女オーダーシャツを発売した。
縫製技術の高さを示す「AAA」を取得している中国の縫製工場とのルートを確立したことで、メンズ、レディースともシャツ三着一万五百円、五着以上なら一着三千円と従来の市場価格から大きく引き下げた。一着のみの注文は五千二百五十円。
選べるデザインは豊富。メンズシャツのスタイルはレギュラー、クレリックAとBの三種、襟はレギュラー、ワイド、セミワイド、ボタンダウン、ドゥエボットーニ、ドゥエボットーニボタンダウンの六種、前立は表前立と裏前立の二種、袖口はラウンド、角落ち、ダブルカフスの三種など選択肢が豊富。
生地は綿、ポリエステル混紡の色や柄が異なる十二種で、今後も種類を増やす予定。
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2007年03月10日号掲載  

マナックの箕沖工場内本社事務所完成

難燃剤、医薬品、電子材料など製造の臭素化合物総合メーカー、マナック(株)(福山市)は、開発製造の拠点施設である箕沖工場(同市箕沖町)に建設していた本社事務所が完成した。
同市西町の福山商工会議所ビル九階に置いている本社事務所を全面移転して製造現場と本社事務所の一体化を図り、業務の効率化を進める。
本社役員、社員など約二十人が全面移転し、四月一日から新事務所で業務を始める。
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2007年03月10日号掲載  

尾道市商連女性部が尾道商店街界隈路地マップ作製

尾道市商店街連合会女性部はこのほど、商店街を中心とした観光地図「尾道商店街界隈路地マップ」を製作し、三月三、四両日に同市商業会議所記念館広場で開催された物産イベントで配布を行った。商店街の女性店主らの情報を蓄積した地図として、市内外の人々に利用を呼びかけている。
路地マップは商店街に無数存在する路地の名前や寺、神社の位置を掲載。またトイレや駐車場といった実用的な場所、優れた景観地点、シャッターポイント、写生地などをそれぞれのアイコンで表示し、併せて地元住民ならではの商店街周辺にまつわる逸話やお勧めの店舗、場所を紹介している。
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2007年03月10日号掲載  

御調の河野園芸でイチゴ摘みが人気

イチゴ、バラなどを栽培する河野園芸(尾道市御調町)では、今年も糖度の高いイチゴが育っており、学校の春休みシーズンからイチゴ狩りと摘み取り体験が活発化する。
同所のイチゴは五種。イチゴ狩りは予約不要で六月頃まで。既に家族連れや大学生らが訪れ始め、春の味覚を楽しんでいる。
切花専門だった河野園芸がイチゴ栽培に挑戦したのは五年前。一品種の栽培からスタートした。広島県立農業技術センターが研究していた、もみ殻を培地に撒く「ピートモス」を採用、湿度調整や扱いやすさに優れるなどメリットの大きな農法で収量アップや高品質を実現。
二年前からイチゴ食べ放題や摘み取り体験で消費者に直接触れる機会を増やした。
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2007年03月10日号掲載  

ナノバブル生成装置でニジマスも活性

ナノバブル生成装置、配管洗浄装置製造などの(株)協和機設(福山市)が開発したマイクロナノバブル生成装置「バヴィタス」を、ナノバブルの産業分野での活用を検討していた丸紅(株)(東京都)が国内外に販売する契約を正式に結び、二月十四日から販売をスタートさせた。
「バヴィタス」は粒径、流量などで世界最高水準のナノバブル生成装置。既に協和機設が納入した大手の半導体工場の排水処理では、水の使用量を通常の微生物処理の十分の一程度に削減するなど、効果を実証する諸データも揃い始めた。
丸紅は洗浄、殺菌、生理活性など多用な活用が見込まれる同装置に関して、ナノバブルの界面活性効果や生理活性効果などを活かす販売アプリケーションの開発を進め、主に環境対策、工業洗浄などの産業分野へ販売していく。
なお協和機設では、生理活性効果を推測できるデータも得た。昨年末頃の約四十日間、県内のニジマス養殖池にマイクロナノバブルを注入する生育試験を実施。縦十一m×横四m×深さ一mの池で、生育後約一カ月のニジマスの稚魚五十㎏、約千七百匹を育成する際、天然水のみの池とナノバブルを注入する池に分けて実験。一月上旬には天然水の場合百二十九・五㎏(死魚五匹)に生育したのに対し、期間中装置を稼働させた池では百四十八・〇㎏(同〇匹)に成長。水中の溶存酸素量増大が生体活性化と死亡率低下につながったと推測し、裏付けも進めている。
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2007年03月01日号掲載  

西日本大手のコスモス薬品が福山進出

九州地盤に小商圏型メガドラッグストアチェーン「コスモス」を展開する、(株)コスモス薬品(福岡市)が、中国地方進出計画の一環として福山市に出店する。
計画では、福山市新涯町二丁目の福山卸センター近くに新店舗を建設する。三月中旬に着工、計画では十月六日「スーパードラッグコスモス新涯店」としてオープンする。営業時間は、午前十時から午後九時三十分、駐車場は六十六台。
コスモス薬品は平成十七年四月福岡市に本社機能を移転、昨年五月東証第一部に上場した。今年一月末現在の店舗数はドラッグストア二百十四店舗、調剤薬局三店舗の合計二百十七店舗。
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2007年03月01日号掲載  

御調町商工会青年部が40周年で熱気球

御調町商工会(尾道市御調町)青年部(高田展明部長)は創立四十周年を迎えることから、三月十日に天然温泉尾道ふれあいの里で記念式典、十一日には同所のグランドで熱気球を飛ばす記念イベントを開いて節目を祝う。
十日は記念式典。熱気球のデモフライトで、バーナーの炎が周囲を幻想的に照らす演出を楽しむ。
翌十一日は熱気球イベント。フライト時間を可能な限り長く取ろうと、午前七時からのスタート。高さ二十五m、直径二十m、容積三千立方mの熱気球。パイロットのほかに二~三家族が搭乗でき、地上三十m程度まで上昇、眼下に広がる景色を楽しむ。料金は子ども三百円、大人七百円。午後一時までの予定で、五百人程度の搭乗を予想。
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2007年03月01日号掲載  

ペアシティ東館建替え決まる

三原市城町、JR三原駅前の商業ビル「ペアシティ三原東館」は、昨年三月に天満屋三原店閉店の後、地元専門店十八店が営業を続けていたが、二月二十八日に閉店した。うち六店舗は西館内のスーパーマーケット内に移転することが決まっている。
また、二月二十二日には地権者総会が開かれ、同ビルの建替え計画を承認した。三原市も同館の所有分の土地、建物を開発業者に売却する財産処分案を可決しており、これにより建替えに向けた準備が加速されることになる。
開発業者のライフコート(株)(東京都千代田区)は、平成二十年中に解体、二十一年秋完成を目途に商業棟とマンション棟の建設を行い、三原駅前に新施設を完成させる。
東館建替えにより、県東部では最高層となる十九階建てマンションビルが登場する。
現在の東館は、七階建て延べ床面積約三万五千三百平方m。昭和五十六年駅前再開発ビルとして完成し、福屋と競合した天満屋三原店を核に、専門店が入店してオープンした。
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2007年03月01日号掲載  

因島鉄工業団地の大型投資完了

因島鉄工業団地協同組合(尾道市因島重井町)は、船体ブロックの大型化に対応すると共に、老朽化した作業場棟を更新する大規模な設備投資を進めていたが、二月二十五日に一連の工事を完成した。
今回の設備投資では、約四4千平方mの海面埋め立て工事により拡張敷地を確保し、18年10月に完成している。共同作業場棟は、平成17年10月に第1号棟として19年2月に第5号棟が完成して、1棟新設、4棟を更新する大型化投資を完了した。
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2007年02月20日号掲載  

(株)サンエスと(株)マツオカコーポレーションが戦略協定

作業服・カジュアル製造販売、電子機器事業などの(株)サンエス(福山市)と、フォーマル・カジュアル・作業服など製造の(株)マツオカコーポレーション(福山市)はこのほど、作業服、カジュアル部門の資本提携、OEM契約を含めた「製販同盟」で中長期的な戦略提携を結んだ。マツオカの海外生産拠点とサンエスのマーケット分野を活かして得意分野で連携、アパレルの流通改革を進める。
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2007年02月20日号掲載  

山本醫院の下肢静脈瘤手術は400例超え

下肢静脈瘤、痔の治療に日帰り手術を導入している山本醫院(福山市)で治療実績が順調に増えている。
下肢静脈瘤は足の皮膚に血管が浮き出す病気。山本醫院では機能しなくなった下肢静脈をレーザーや抜き取りといった先進的技術と麻酔技術を組み合わせた手術で患者負担を低減させ、日帰り手術を可能にしている。
同医院は平成17年5月に開院。以来、1月末までに下肢静脈瘤の手術は4百例を超えた。
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2007年02月20日号掲載  

府中家具工業組合がラスベガス出展

米国ラスベガスで1月30日から2月2日まで開催された国際家具展示会に出展した府中家具工業協同組合は現地での反応に強い手応えを持ち帰っている。
約7万人の来場者が訪れた同展示会には、府中市の家具メーカーである佐々木木工(株)、松岡家具製造、松創の三社がジャパニーズモダンをコンセプトとした「日本の家具」を出展。30社以上からの問い合わせと約20社との商談の申し込みを得たほか、会場となったワールドマーケットセンターラスベガスの最高責任者からは「府中が展示しているのは家具ではなく芸術品である」とのコメントが寄せられた。
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2007年02月20日号掲載  

尾道で船体ブロック一貫工場が稼働

鉄鋼商社大手のJFE商事(株)(東京、登記上本社=大阪市)が、尾道市向島町に船体ブロック建造の一貫加工拠点を開設するため、日立造船向島西工場跡地に土地を賃借、建物などの施設を買収して改造工事を進めていたが、このほど完成し立地企業の操業が始まった。
船体ブロック加工場は同所の土地約12万4千平方mに、既存の工場建屋、事務所を全面改装、既存の加工設備も整備、ガス集合装置や特別高圧受電設備も新設した。
立地する企業も国内最新鋭のショットブラスト機器、鋼板NCプラズマ切断機、曲げ加工機などの加工設備を導入し、2月上旬から全工場で操業を始めた。昨年8月16日には同社が100%出資して、JFE商事造船加工(株)(尾道市)を設立、加工拠点の運営にあたる。
この加工拠点に進出したのは、鋼板や形鋼の素材をショットブラスト加工する鐵萬商事(株)(尾道市)。鋼材荷役や運送を担当する備後海運(株)(同市)。NCプラズマ切断の昭栄産業(株)(同市)。船体ブロック製作の青木鉄工(株)(兵庫県相生市)。船体ブロック製作のイワキテック(株)(愛媛県上島町)。クレーン製作の福山重機(株)(福山市)は全面移転している。
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2007年02月10日号掲載  

桂馬蒲鉾商店が酒とのコラボ春商品発売

桂馬蒲鉾商店を経営する(有)桂馬商店(尾道市)はかまぼことお酒のコラボレーションで季節ごとに限定販売する春向け商品セットの予約受け付けを開始した。
セット名は「桜色のにごり酒と蒲鉾お詰め合せ」(2千8百円)。「雨後の月」で知られる相原酒造(株)(呉市)が限定生産する純米にごり酒「さくら」とのセット。出荷は3月から5月末の期間で2百セットを限定販売する。
お酒とのセット商品は四季に合わせて年4回企画。通販限定の酒販免許を取得し平成17年秋に顧客への通販で初めて売り出し、店頭での酒販免許も取得した昨年秋から店頭販売も始めた。
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2007年02月10日号掲載  

最新軍事用語集をタームワークスの金森さん編纂

翻訳事業などのタームワークス(尾道市)の金森國臣代表が編纂した最新軍事用語の英和・和英辞典「英和/和英対訳 最新軍事用語集」が2月26日、用語集出版などの日外アソシエーツ(東京都)から発行される。
B5版で約千頁。英和3万8千語、和英3万9千語を収録した国内最大級となる英和和英軍事用語辞典。販売価格は8千8百円。大手有名書店で取り扱われる。
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2007年02月10日号掲載  

小ロット短納期のタックシール印刷に対応サニーサン

今年で開業2年目を迎えるシール印刷、デザイン等のサニーサン(福山市)。小ロット生産や短期納入など高い柔軟性で、デジタルカラーラベル、商品ラベル、ステッカー、カメラ付き携帯電話などで読み込むQRコード、非接触型の情報認識管理ラベルの作成や各種印刷加工を行っている。
訂正シールにも印刷の色とのギャップを抑え、緊急を要する場合を中心に高い顧客満足を得ている。
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2007年02月10日号掲載  

北川鉄工所が福山市内へ主力工場移転計画

建設関連機器、鋳造部品、工作機器等の(株)北川鉄工所(府中市)は、福山市が開発した福山北産業団地(福山市駅家町)に新工場建設を決め、1月22日、福山市役所で立地協定に調印した。
北川祐治社長は進出の主な理由として鋳造部品等の素形材事業部門の増強のため「事業を集約できるまとまった土地が取得でき、人口規模の大きい福山からの雇用確保がし易い、24時間操業ができる、の3条件が可能」だとしている。
計画によると、同団地の7万5千144平方mを取得し、第1期工事として4月に、鋳鉄の金属素形材製造工場として鉄骨造りの建屋延べ床面積約5千平方mの建設に着工し、20年3月に完成。鋳造設備、造型1ラインなどを導入し、4月から従業員25人を配置して操業を始める。生産品目は、受注の拡大している自動車ミッション部品等を月産7百t規模で製造する。投資額は土地代金を含め40億円を見込む。
2期工事など全体構想では、府中市内にある素形材事業部の下川辺工場、中須工場を順次集約して効率化し、生産能力の拡大を図り、環境に配慮した24時間操業可能な、金属素形材の中核生産拠点を目指す。
平成28年を最終年度とする10年計画の全体構想では、建て屋延べ面積約2万平方m、鋳造設備・造型五ライン、機械加工設備を整備し、自動車、建設機械、農機、内燃機等の鋳物素材、精密鋳造品製造と同素材の機械加工の完成品まで一貫体制を確立する。生産能力は1期工事の約7倍月産5千t規模を見込んでおり、総投資額は1期分も含めて150億円。
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2007年02月01日号掲載  

日東製網が小林宏明氏の社長就任で新体制

日東製網(株)(東京都港区、主力工場=福山市)はさる1月16日、福山市の病院で死去した小林嗣宜社長(62歳)の後任に、長男で取締役社長室長の小林宏明氏が就任した。1月17日開いた臨時取締役会で、代表取締役社長に選任した。
小林宏明社長は、昭和50年7月12日生まれで31歳。立教大学経済学部卒。平成12年4月広島銀行入行、14年に日東製網入社、社長室長から17年7月取締役に就任、同役を務めていた。
同社は、漁網メーカーで、合繊製無結節網の大手で、明治43年8月普通綟網製造販売を目的に、西備綟織(株)を設立して創業、業歴97年目を迎える老舗。昭和38年4月名古屋市の東洋組網工業(株)と合併、現在の日東製網(株)に社名変更した。
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2007年02月01日号掲載  

せとうち観光タクシーのお遍路バスツアー好調

観光バス、タクシー事業の(有)せとうち観光タクシー(尾道市)は、同社が企画し三3月から開始する「四国八十八ケ所霊場めぐり」バスツアーの参加者を募集している。
同社では3月から来年5月までの15回、毎回四カ所から9カ所の霊場を日帰りで巡るバスツアーを行っており、今年で7年目、好評を得ている。
また同社では四国霊場会より、四国霊場巡礼の専門的な案内人「公認先達」の許可を与えられた乗務員が勤務しており、各回のツアーで先達による作法の説明や案内を受けられることも魅力の一つとなっている。
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2007年02月01日号掲載  

藤本興業が(株)フューレックに社名変更

映画館・サウナ・飲食店など経営の藤本興業(有)(福山市)は、1月10日付けで、組織と社名変更を行い、(株)フューレックとした。
新社名は、未来のフューチャーと娯楽のレクリエーションを組み合わせた造語で、社員募集して決めた。ロゴマークなども新規に制作した。今年は創業百十周年、会社設立六十周年を迎える節目の年となるのを機に社名・ロゴマークを一新したもので企業イメージのアップとグループの更なる発展を目指す。
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2007年02月01日号掲載  

「ふぁみりぃ」展開の(有)トッツが小規模多機能ホームを多拠点化

「ふぁみりぃ」など福祉介護サービスを展開する(有)トッツ(尾道市)は昨年十二月一日に小規模多機能ホーム「ふぁみりぃせら」をオープンさせたのを始め、今年一月一日には三原市内に小規模多機能ホーム「ふぁみりぃ三原西」をオープン、二月一日には福山市内に小規模多機能ホーム「さぼく」をオープンする予定で、積極的な事業拡大を推進している。
同社初の小規模多機能ホームは登録定員二十五人を設け、登録者のみを対象に通い介護サービス、訪問介護サービス、必要時の宿泊サービスなどを提供する国が定めた地域密着型の介護サービス。事業を採算に乗せるには、集合のメリットなど一定規模と運営が必要とされる。
同社は社員教育を重視、「人と人との心の絆を大切に、温かく優しく、夢の持てる地域・社会づくりに貢献する」というモットーを全社員に浸透させながら施設整備を積極的に推進している。
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2007年01月20日号掲載  

岡本太郎氏のデザインがサッカーボールパズルに復活

府中で長年眠っていた、芸術家の岡本太郎氏(1911~1996年)によるデザインが復活。いきいきとしたマークをレーザープリントした木製玩具が誕生する。
1970年、府中家具工業協同組合が岡本太郎氏に府中家具のシンボルマークの製作を依頼。十年程度使用され、刷新に伴いその後は同組合が保管していた。偶然そのデザインを発見、ものづくりのまちのシンボルマークとして自社の木製玩具製品に使用したいと考えたのが和産業(有)(福山市)の塚元和則社長。同組合の了承を取り付け、「木izm」ブランドで展開中のオリジナル製品の一つ、サッカーボール型立体パズルにレーザー印刷した製品を近く発売する。
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2007年01月20日号掲載  

東洋電熱工業(株)が中国を組み込んだ製品で飛躍

造船設備製造・販売の東洋電熱工業(株)(尾道市)は昨年、創業三十周年を機に創業者の山根明会長から長男の山根脩社長にバトンを渡したが、近年は中国への進出を機に新たな成長路線を歩み始めている。
同社は造船業界の不況期に危機を見事な転機に換えている。中国へ進出し始めていた地場企業のトップから中国人の商社マンを紹介してもらい、「中国の製品を日本の工場に売る」そんな目標が生まれた。
苦労の末、驚くほど安い部品ができた。心臓部になる製品は世界最良の部品を使用、心臓部を支える筐体や鋳物部品など単純な構造の割に高価な部品を中国製に置き換えた。中国で造った部品と国内で集めた部品を自社で組み立て東洋電熱工業オリジナルの製品に仕上げる。世界に負けないハイスペックながら従来品には真似できない低価格を実現させることに成功した。
現在、同社の主力製品に成長している熱交換機がその例。そのほか鋳物部分が大半を占める油こしき、水こしきも自社製品化している。自社製品以外でも船用電灯各種、ボラード、ドア、鋼製はしご、パナマチョックなど中国製船用ぎ装製品も造船業界向けに揃える。また、日本で言えば上場企業クラスの会社とボール盤及び高度なCNC(コンピュータ制御)旋盤を日本で販売する代理店契約を結んだ。
造船業界特有の波に揺れながらも中国進出というパイオニア精神で活路を見出した東洋電熱工業は三十年を節目に新しいステージで飛躍しようとしている。
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2007年01月20日号掲載  

トヨタオークション広島会場が東広島市にオープン

トヨタ自動車の子会社で、中古車オークション業界大手の(株)トヨタユーゼック(千葉市)が、中四国エリアのオークション拠点として、東広島市河内町の河内臨空団地内に建設していた、中古車オークション会場「TAA広島」が完成し、一月十六日オープンした。
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2007年01月20日号掲載  

徳永製菓(株)がスペイン業者との商談を本格化

竹炭豆などで知られる明治二年創業の老舗、徳永製菓(株)(福山市)は現在、同社商品「野菜・果物チップス」のスペインへの輸出を目指し、現地業者との商談に力を注いでいる。
今回の輸出構想は昨年三月、千葉県の幕張メッセで開催されたアジア最大規模の食品見本市「FOODEX(フーデックス)」への商品の出展がきっかけとなり、視察に訪れていた業者から話を持ちかけられたもの。スペイン国内では主にレストランなどでの利用が見込まれており、同社では初の試みとなる海外への商品輸出の実現に向けて意気が上がっている。輸出に関する実務的なアドバイスは(株)ロップ貿易事務所(同市)が担当。
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2007年01月20日号掲載  

北川精機EDLC工場でキャパシタ製造稼働

プリント配線板成形プレスを主力の北川精機(株)(府中市)は、本社工場に隣接する東工場敷地内に建設していたEDLC工場を完成した。
EDLC工場は携帯電話やデジタルカメラなどの電池に使われるキャパシタの製造専門工場で、近く本格稼働を始める。
昨年一月には北川精機百%出資のキャパシタ製品販売子会社、KST(株)(北川精機本社内)も設立しており、同社の新規事業として始動している。
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2007年01月10日号掲載  

「筆文字工房すゞり」飲食向け講座が人気

書道教室経営、筆文字デザイン製作などの「筆文字工房すゞり」(福山市)は、今月から飲食店を対象としたメニュー作成講座を開講、事業者向けサービスの拡充を図る。
既存フォントの活字と異なり、表現力豊かな筆文字デザインによるメニュー作成指導で、飲食店のブランド力、訴求力アップを支援する。
毎週木曜日午後七時~九時まで福山市民参画センターで「表現を楽しむ総合書道講座」も開く予定。
バイクイベント「人楽交感まつり」や「夢現乃翔舞」のポスター用筆文字製作をきっかけに、一昨年夏から筆文字の会社ロゴや商品、イベントロゴの受注が増加。福山市の「和処なかくし」の弁当箱に「宝箱」のコピー提案も採用され、ビジュアル表現だけでなく感性の評価も高い。
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2007年01月10日号掲載  

伝統食のくじらジャーキーをお酒とセット販売

飲食品卸小売業の(株)ヒラオカ福山支店(福山市)はこのほど、(株)中島商店(御船町)が企画した「くじらジャーキー」と自社で取り扱う酒類をセットにした商品を発売した。
セットのお酒は東城町産の米を使用した生粋の広島産純米酒「鴨祭」や(株)アシードブリューの本格芋焼酎「帝王」、スパークリングワインなどから選択が可能。価格はジャーキー四袋とお酒がセットで三千百五十円。
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2007年01月10日号掲載  

ご購読者経営環境アンケート結果

ご購読者の協力を得て毎年十一月末から十二月初めにかけて実施している経営環境アンケートの結果は次の通り。今年は百二十六社の方から回答をいただいた。
毎年恒例の設問「新年度あなたの業界の見通しについて」には、「よくなる」とする会社が二七・八%あり、昨年の二三%からわずかに増加した。しかし同時に「悪くなる」とする会社も一六%から二三・〇%へ増加、「よくなる」まで僅差に迫った。このまま景気回復が地方に及ぶことなく、戦後最長の景気が萎むのか、気になる景気の見通しは難しくなった。
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2007年01月01日号掲載  

タカハシ自動車グループが大型観光バス貸切事業進出

(有)タカハシ自動車サービス(尾道市)は、平成十五年六月設立したレンタカー事業や運転者派遣、損保など担当の(有)サポート(同所)の新規事業として大型バス貸切事業をスタートする。
計画では、東神観光バス(株)(愛知県豊橋市)が西日本地区での営業展開を始めることで、同社を代理店として尾道営業所の業務を委託する。同社はサポート尾道に業務を担当させる事を決め、このほど大型バス十台を購入し、平成十九年一月から業務を始める。
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2007年01月01日号掲載  

尾道白樺美術館が閉館

財団法人清春白樺美術館(山梨県北杜市)の分館として運営されてきた尾道白樺美術館(尾道市)が一月末で閉館することになった。
同美術館で十二月二十一日、記者会見が行われ、吉井理事長が「歴史的景観を守る運動を機に建設された美術館だったが、一定の役割を果たした」と閉館理由を説明、石田館長が経緯を説明した。
閉館後、所蔵品は全て清春白樺美術館へ戻され、平成十七年三月までに市へ寄贈されている敷地(約八百九十平方m)と洋画家・梅原龍三郎の旧居を復元した平屋の建物(鉄筋コンクリート造り)は、市が絵のまち尾道四季展の作品展示など文化振興に活用する方向で検討する。
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2007年01月01日号掲載  

三原で地域SNS「みはらのもんよ」スタート

共通の趣味や話題の仲間作りなどを目的に、Iネット上で日記形式のブログや掲示板などで情報交換するコミュニティ型サイト「ソーシャルネットワーキングサービス」(SNS)。十二月二十一日には、三原でも地域SNS「広島県三原市のソーシャル・ネットワーキングサービス みはらのもんよ!」がスタートした。
この実験的な試みを主導するのは、三原商工会議所職員で、情報化推進室担当として会員らのIT化を支援している有志グループ「MML(Mihara Mailing List)の会」。自由なテーマでの情報交換を活発化させる場を提供することで行政や観光団体も参加しやすくなり、市民にとって身近に感じられるようになるうえ、まちおこしグループやボランティ団体なども活動情報を発信しやすくなり交流が促進される、と効果に期待する。
会員になれば、ブログ形式で自分の日記を書いてほかの会員に自由に公開でき、コメントを受けられるほか、会員が立てる各テーマの討論に参加可能。気の合う人同士で友達登録すれば、同じテーマに関心のある人たちと交流できるチャンスも広がる。
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2007年01月01日号掲載  

新生「中国バス」が運行始める

経営再建のため両備バス(株)(岡山市)が事業を引き継ぐ中国バス(株)(福山市)は、十二月二十二日、新会社の(株)中国バス(小嶋光信社長=両備バス社長)による運行がスタートした。
新会社は両備バスが全額出資し、役員三人を派遣する。旧中国バスの営業権も含めて土地、建物、バスなど事業継承に必要な購入代金は約十八億円で取得した。
従業員三百七十人のうち退職者を除く九割強は新会社で再雇用した。車両は約二百二十八台。
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2007年01月01日号掲載  

因の島ガスの天然ガス転換事業が本格化

因の島ガス(株)(尾道市因島土生町)は、因島地区で都市ガスを供給している約六千戸へ、天然ガス転換作業が本格化する。
すでに配管などの施設は平成十六年から転換に向けた準備作業が進められており、家庭や職場など供給先に案内を配布して協力を呼びかけている。
計画では、平成十九年八月から転換作業がスタート、今まで使っているガス機具のバーナー、ノズル、器具栓などの部品交換を無料で行い、二十年六月から八月までの三カ月をかけて地域ごとに天然ガス切り替え作業を実施する。
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2007年01月01日号掲載  

井上建設(株)が3階部増築の新工法代理店に

公共工事主力の井上建設(株)(三原市)が住宅建築分野の新規事業に注力している。
二階建て住宅を建て替えることなく三階建て住宅に改築する画期的な工法「ミラクル・スリー」や、ローコストマンションの工法を提案する全国ネットワーク「ヒーローマンション」、注文木造住宅の徹底したコスト削減に取り組む全国ネットワーク「ジャーブネット」、マンションなどの賃貸物件の家賃保証システム「スーパーサブリース」(日本管理センター)が新規事業の柱。
「ミラクル・スリー」は建物に住みながら、営業しながら二階建てを三階建てに増築、建物を生まれ変わらせる工法。階層数に関わらず既存建物の周囲に柱を立て既存建物の上空に増築する。
井上建設は中国・四国エリア正規代理店として営業、施工を行う。
「ヒーローマンション」は寒冷地で培った強固さを魔法瓶の中の居住空間に例え、快適性、環境配慮、経済性を特長に、全国へフランチャイズ加盟店を増やしている。
「ジャーブネット」は木造住宅を建設する工務店の全国ネットワーク。大量一括共同仕入れを行い、コストを削減。安く建てる工夫を加盟する全社で共有している。
「スーパーサブリース」は日本管理センター(株)(東京都)が最長三十五年の家賃保証をアパート、マンション経営者向けに行うシステム。
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2006年12月20日号掲載  

(株)オンラインが学生服販売事業「スクールキャロッツ」を開始

ユニフォームデザイン・ソフト開発・経営コンサルティング業を行う(株)オンライン(福山市)は十二月二十日、加茂町から会社を移転。十一月に広島県の経営革新支援企業に承認されたことを追い風に、学生服の安価での販売を行うスクールキャロッツ事業部(℡084・944・7820)の周知を加速させている。
通常、素材メーカー、商社、アパレルメーカー、卸や問屋、小売店や量販店の流通を経て学校で販売されている学生服を、無駄な流通を省き、より安価で販売するのが同事業の趣旨。
流通過程の省略やヤマト運輸(株)との提携など徹底したコスト削減を行い、商品によっては通常価格の半額以下での販売を可能にした。
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2006年12月20日号掲載  

マンスリーマンション運営に(株)タカハシが進出

アパマンショップなど不動産取引の(株)タカハシ(尾道市)はこのほど、空き部屋をすぐに生活できる状態にして短期で貸し出すマンスリーマンションの全国ネットワーク「ミスタービジネス」に加盟、長期出張者などのニーズに応え始めた。
「ミスタービジネス」はマンションを短期で貸し出す事業。空室となったマンションの一室にベッド、テレビ、冷蔵庫、掃除機、食器、鍋、包丁、ふきん、スプーン、洗剤など生活必需品八十品目をそろえて一カ月単位でホテル並みの気軽さで貸し出す。
(株)タカハシは福山、尾道を中心に「ミスタービジネス」用の部屋を戸建住宅も含め二十室ほど準備、十一月から営業活動を始めた。
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2006年12月20日号掲載  

店舗ディスプレイの(株)パズルが業績拡大

店舗ディスプレイなどの(株)パズル(福山市)は、県外を中心に受注件数を昨年の二倍に引き上げ、積極的に人材採用も続けるなど、順調に業績を拡大している。
同社は店舗、オフィスを中心とした内装ディスプレイ業者。平成十五年七月の設立当初から、若いスタッフの感性を武器に県外で受注を拡大している。
パズルの受注件数は、平成十七年度の二十二件から今年度は十一月末で既に約四十件と順調に倍増。東京、大阪での営業も強化させているほか九州、四国でも商談が進む。
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2006年12月20日号掲載  

中屋本舗が長江口店を新築

菓子製造販売の(有)中屋本舗(尾道市)は十二月十二日、同社で最も古かった長江口店を創業七十周年記念として新築オープンさせた。
長江口店は一階に菓子の販売コーナー、二階に作品展示と喫茶の「中屋菓寮」を設け、オープン記念として来年一月十五日まで女流画家の宮谷順子さんの作品展を開いている。
二階の中屋菓寮は気軽な作品展示場所として絵画や版画、キルトなど壁掛け型の展示スペースとして利用してもらう。喫茶は二十八席。
長江店(℡0848・37・2580)の営業は菓子コーナーは午前九時から午後六時、中屋菓寮は午前十時から午後六時まで。
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2006年12月20日号掲載  

岩子島のゆるぎ岩は方位岩?

十二月二十二日の冬至の日。今年も太陽が尾道の千光寺本堂正面に上がる。冬至の日の出を千光寺境内から眺めるイベントが今年も計画されている。
例年七時十五分に向島の山から太陽が顔を出し、約百人が歓声をあげる。冬至の太陽はこの日を境に夏至の日まで南中高度を上げていく。
次々に新しい発見が新たな謎を呼ぶ尾道の古代ロマン。解明に挑む尾道大学芸術文化学部美術学科の稲田全示教授と田村禎英講師は今年、尾道水道の西端に位置する岩子島の山頂付近にある奇岩「ゆるぎ岩」の不思議を発見している。
幅約二m、細長い岩は大人なら揺るがすことができそうなほど危うい様子で台座の岩に載る。旧向島町が昭和五十九年に天然記念物に指定した「ゆるぎ岩」の危うさは全国に多いゆるぎ岩の中でも突出している。
台座に載った細長い岩は矢印のように一つの方向をさす。稲田教授はこの方向が真北であることに気がつき、方位岩であった可能性を指摘する。加えて近くの大岩に人工的にあけられた小さな穴を基準点にすると冬至の太陽が沈む方向に海を挟んで峰の薬師(三原市鉢ケ峰町の鉢ケ峰中腹)が鎮座し、真北にゆるぎ岩という位置関係が成り立つ。
尾道水道の西の入り口にあった不思議な岩は、また一つ大地の記憶をよみがえらせようとしている。

2006年12月20日号掲載  

ザ・インクテックの笠岡工場完成

印刷インキを主に印刷用ワニス、化成品等製造、販売のザ・インクテック(株)(東京都千代田区)は、笠岡工場(笠岡市美の越、笠岡中央内陸工業団地内)に建設していた新工場が完成、操業を始めた。
この新工場では液晶表示装置(LCD)向けフィルムコート剤等を製造する。プラズマテレビやパソコンなどの好調な需要を背景に生産設備を増強して対応する。
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2006年12月10日号掲載  

城南観光(有)がリフト付きバス

観光バス運行などの城南観光(有)(三原市)はこのほど同社二台目となるリフト付き大型ハイデッガーを導入した。今秋は納車直後からフル稼働するなど需要の高まるバリアフリー旅行に対応、高齢者や障害者らの外出を支援する。
導入した日野自動車のスーパーハイデッカーは、車椅子を二台収納できる米国メーカー製リフトを装備。同車種は全国でも二台しかない。定員は四十五人、車椅子二台利用の場合は三十八人。
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2006年12月10日号掲載  

三原駅付近に料飲ビル「ARCⅡ」

JR三原駅南、三原市城町の天満屋三原店跡ビル東向かいに十二月一日、バーやラウンジなど六店舗が入店した六階建て料飲ビル「ARCⅡ」がオープンした。オーナーはゲーム卸、FC展開の(株)アーク(三原市)で、同社初の料飲ビル。忘年会シーズンの三原中心部に賑わいを呼ぶビル注目を集めている。
三原市城町一に新築オープンした「ARCⅡ」にテナント入店しているのは一階がフード&バー、二階がラウンジ、三、四、五階がスナックとクラブ。最上階の六階は展望を楽しめる円形のデザインで会員制スペースとなっている。
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2006年12月10日号掲載  

尾道市が「景観計画」策定

尾道市(亀田良一市長)の景観計画が十一月十七日に決定され、全体像が明らかになった。残る建物の高さや意匠などの景観地区基準事項と十二月の市議会で審議される尾道市屋外広告物条例が決まれば、ほぼルール全てが決まり、来年四月一日施行へ手順を踏むばかりとなる。
景観地区の都市計画は十二月二十五日の都市計画審議会から答申され、県知事の同意も得られる見込みで、屋外広告物条例は十二月の市議会で決議されれば、来年四月一日施行となる。
尾道水道を挟み、JR尾道駅付近から尾道大橋付近までの見通せるエリアは「景観地区」に指定され、これまでの都市計画に加えて厳しい制限が設けられる。建築物の新築や増改築、外観変更などを行う際には申請が必要となり、認定を受けて着工することになる。認定証を表示しなかった場合は三十万円以下の罰金、認定を受けずに茶工した場合は五十万円以下の罰金、変更命令に違反した場合は一年以下の懲役または五十万円以下の罰金となる。
景観地区内には高さ制限区域が設けられる。七区域に分けられ、建築物の高さが最高二十七m、低い区域で最高十五mの四段階の高さ制限区域になる。
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2006年12月10日号掲載  

しまなみ信金の「福山ローンセンター」オープン

しまなみ信用金庫(三原市港町、大藤直也理事長)は、個人、住宅建設業者を対象に初めてとなるローン専門店舗「福山ローンセンター」を開設した。
同センターは、福山市草戸町三丁目の同信金の旧草戸支店跡に、門田光生センター長と三人を配置して十一月二十八日オープンした。住宅ローンは新築・購入・リフォーム・借り換え、アパートローン、個人ローンは、マイカーローン・教育ローン等個人に関するローンの相談を受ける。営業は、平日が十時から十八時、土・日・祝日は九時から十七時まで、休業日は毎週水曜日と、十二月三十一日、一月一日から三日まで、ゴールデンウィークの五月三日から五日まで。福山ローンセンター℡084・925・5357
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2006年12月01日号掲載  

高校生にプロが魚のさばき方を指導

尾道鮮魚仲買協同組合(波多野吉成組合長、二十社)と鮮魚、魚介類卸のケンスイ(株)(尾道市東尾道、柏野宏社長)は十一月二十日、広島県立尾道東高等学校で課題研究として家庭科を選択している三年生十四人を対象に「魚のさばき方」を実演、指導した。
指導者はプロとして魚をさばく九人。各グループに分かれて実習。初めて魚をさばく生徒がほとんどで、指導を受けながら恐る恐る魚をさばいて調理した。
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2006年12月01日号掲載  

三原で産学官連携シンポジウム

三原市や商議所、県立広島大学などでつくる三原地域連携推進協議会は十一月二十四日、三原グランドパレスで産学官連携シンポジウムを開催。「既存技術と先端技術の融合~産学官連携の課題と展望~」をテーマに講演とパネル討論を行い、約四十人が聴講した。
県立広島大学地域連携センター長の野原建一教授が「これからの産学公民連携のあり方」と題して講演。「出前講座など県全域で成果を紹介する事業を展開中。金融機関とも提携し、企業とのネットワークも拡大している」と取り組みを報告した。また大学人材、シーズ、施設の効果的活用を提案し、従来の「産学官」から地域住民も含めた「産学公民」によるコミュニティビジネスでの地域活性の必要性を訴えた。
大阪大学工学研究科の金子真教授は人間とロボットの共生を「超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界」とのテーマで提案。発想の転換を呼びかけた。
パネル討論は、二氏と県立広島大学の小野武也教授、(株)DNPプレシジョンデバイス(三原市沼田西町)の花本恵嗣常務取締役工場長、(株)ニホンケミカル(同本郷町)村上正司社長、(株)広島情報シンフォニー(広島市)森隆男取締役がパネリスト、推進協産学官連携コーディネータの前田祐司氏を司会に進められた。
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2006年12月01日号掲載  

七類堂墨呑氏が雪舟と同じ「天童第一座」拝号

水墨画の代名詞のように著名な室町時代の画聖、雪舟が平成の現代に再来した。しかも尾道市で。にわかには信じられないような、世界も驚く事実が静かに進行している。
尾道市潮見町に「アトリエ鴉笑舎(あしょうしゃ)」を構える七類堂墨呑氏が中国南宋五山の一つであの栄西、道元も学び、雪舟が新境地の画法を得たという天童禅寺(浙江省寧波市)から五月十八日、「天童第一座」の称号を授与された。
「天童第一座」とは平たく言えば雪舟と名乗っても許されるほど位の高い称号を得たということ。実に「天童第一座」を授与されたのは五百四十年ぶり。千七百年の歴史を誇る天童禅寺にとっても栄西、雪舟についで日本人三人目という快挙になる。
■天童禅寺
天童禅寺の正式名は太白山天童禅寺で中国浙江省・寧波(ニンポー)市にある南宋五山の一つ。
臨済宗開祖で茶道の元を日本へ伝えた栄西禅師(1141―1215)、曹洞宗開祖の道元禅師(1200―1253)が天童禅寺に渡り、禅宗の教えを持ち帰った。
■天童第一座
天童禅寺の「天童第一座」は高位を表す称号。「天童首座(てんどうしゅそ)」の証としてこれまでに日本人では栄西、雪舟の二人に与えられたのみ。特に中国では「天童首座」=雪舟との認識を持つ。中国が世界の十大芸術家の一人に雪舟を挙げていることからも「天童首座」の重みが分かる。
■七類堂墨呑氏
七類堂墨呑氏は昭和三十六年八月九日広島県尾道市の因島生まれ。大阪芸術大学在学中から道釈画の研究を始めたが、専攻は洋画。卒業後東洋画に転向、十三年間は尾道市内で中学校教諭を務めながら制作活動を続ける。平成二年第三十一回日本南画院展初出品で入選。以降連続入選を果たす一方、平成七年から臨済宗大本山佛通寺管長璞翁宗訓老大師に師事、参禅を始める。
今年三月にはスペイン国立プラド美術館に作品が永久収蔵されるなど国際的な評価が一気に高まっている。
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2006年12月01日号掲載  

七川公認会計士税理士事務所が共同展示会に手応え

公認会計士、税理士の七川雅仁さんが昨年三原市内で開業。この十月には市内業者が消費者にオリジナル商品などをPRする共同展示会を有志と主催し、成功させるなど地域活性を主眼としたスタンスで新規開拓を目指している。
思想を街づくりに生かす試みとして十月に共同展示会を開催。出展者に、自社の強みを活かす新商品、サービス開発のモニターの場としてもらうのが狙い。市内城町のサン・シープラザ二階に小売、整体などサービス業、建設、産廃業者など多様な十五社が体験企画などでPRするイベント「みはらのたねフェア」をフリーペーパーや建築デザイン業者と主催し、短時間のイベントながら目標を上回る五百人が訪れた。
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2006年11月20日号掲載  

山口銀行が尾法人取引の道支店開設

山口銀行(下関市)は、平成十九年一月二十二日、尾道支店を開設する。
尾道支店はJR尾道駅西側のJB本四高速尾道ビル二階に開店し、行員は十二人の予定。福山、呉、東広島の各支店とを結ぶネットワークを構築する。尾道支店は法人取引に特化した店舗で、各法人事業所へ同行の持つ東アジア関連の情報を提供する。
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2006年11月20日号掲載  

三原「浮城まつり」に甲冑武者行列

三原の秋祭りとしての定着を目指し今回で三回目となった「三原浮城祭り」が十一月十二日にJR三原駅周辺や市街地商店街などで開かれ、好天に恵まれて家族連れら二万八千人(実行委員会発表)が来場。城下町らしい演出が盛りだくさんとなったイベントを楽しんだ。
会場では、甲冑を身にまとった三原青年会議所メンバー二十人の武者行列が駅周辺を練り歩く姿に歓声が上がった。駅前ステージでは午前の太鼓演奏、子ども神楽の上演に続いて午後一時からは三原市大和町の雅良会により雅楽演奏が披露され、国民文化祭出演経験もある同会の雅やかな音色を味わった。
三原市武道館では広島藩三原領武術の佐分利(さぶり)流槍術と信抜(しんぬき)流居合剣法の特別演武を披露。観客は息を呑んで見守った。
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2006年11月20日号掲載  

アクトシステムズのインターネットデータセンター完成

総合情報産業の地場大手、(株)アクトシステムズ(福山市)は、福山北産業団地内にインターネットデータ―センター(IDC)の建設を進めていたが、完成し、施設の整備を急いでいる。
計画では五千平方mの土地に鉄骨造り二階建ての社屋を建設。来年一月からの業務開始を予定している。
同社はハードウェアで、大型汎用機・ビジネスサーバー・パソコン・ハンディーターミナル、ネットワークはリアルオンライン・データ変換のシステム構築技術を保有している。
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2006年11月20日号掲載  

松川繊維がレーシングスーツ「ソニエル」拡販

衣料製造、卸を行う松川繊維(株)(福山市)は今年四月の広島県中小企業経営革新支援事業への承認を追い風に、同社が展開するレーシングスーツ、つなぎ製造販売ブランド「ソニエル」とエプロン製造販売ブランド「ブルームーンカフェ」の販路拡大、オリジナルブランドの確立を目指している。
ソニエルが製造するレーシングスーツはサーキット走行を楽しむ一般消費者向けのもので、イージーオーダーが可能なスーツ。オリジナルデザインでの仕立ても受け付ける。
ブルームーンカフェが取り扱うエプロンは備後絣を用いたものやレーザー加工によるプリントが施されたものなど多彩なラインナップ。尾道帆布と絣を掛け合わせたバッグや衣服の開発、製作も行う。
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2006年11月10日号掲載  

笠岡でラジコンヘリの国際大会

ヒロボー(株)(府中市)は十一月五日、笠岡市の笠岡ふれあい空港でラジコン・ヘリコプターの操縦技術を競う第十九回「ヒロボーカップ 2006 インターナショナル グランドファイナルin笠岡」を開催、国内予選を勝ち抜いた地区チャンピオン八人、中国、韓国、イタリアといった海外からの八人、特別シード一人、永久シード五人の合計二十一選手が規定プログラムの飛行で熱戦を繰り広げた。
会場ではヒロボー製ラジオ・コントロール(R/C)ヘリコプターによるデモフライトや今話題の室内専用電動R/Cヘリコプターの飛行実演、模型関連の協賛各社がミニチュアモデルやコントローラーを並べた販売ブース、フリーマーケット、チャリティ百円宝くじなどがあり、大勢の来場者はイベント気分で競技を楽しんでいた。
審査の結果、埼玉県から出場した山本慎太郎君(14)と栃木県からの高山裕志選手が同点でグランドチャンピオンの座を分け合った。
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2006年11月10日号掲載  

伊勢丘ショッピングモール開業

福山市伊勢丘三丁目の旧NKK社宅跡を再開発して建設工事を進めていた複合商業施設が完成し、十一月一日、「伊勢丘ショッピングモール」としてオープンした。
同所に食品スーパーハローズ、ドラッグストア、百円ショップ、ホームセンターユーホー(給油所併設)、レンタルCD・書籍のTSUTAYA、飲食・サービス棟などが集まる。
出店名は、▼ハローズ伊勢丘店▼ユーホー伊勢丘モール店・PETLAND・GAS STATION▼TSUTAYA伊勢丘店▼コインランドリー・ハクスイクリーニング▼ヤマハ音楽教室(スガナミ楽器伊勢丘センター)▼ダイソー&アオヤマ一〇〇YEN PLAZA▼薬ウォンツ▼ドコモショップ伊勢丘店など。
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2006年11月10日号掲載  

炭酸ゲルマ温浴「クレスト」登場

炭酸ゲルマニウム温浴と複数のリラクゼーションを組み合わせた施設「クレスト」(福山市)が十一月十五日にリニューアルオープンする。
完全予約制で、リラックスできるカフェルームで体質に関するアンケートを行い、目的に合ったお茶を提供。自分の心体の状態が分かる「体組成計」も活用する。
体質改善コースやダイエットコースもあり、長期的にもデータの変化を示しながら、体質が改善されていく様子を可視化する。また今流行の「オーラ」を分析するという『オーラマシン』も導入した。
目玉のゲルマニウム温浴は、四二~三度の温水に手足を二十分間入れ、エアロビクス二時間分の発汗作用で新陳代謝を活発化させ、弱アルカリ性の身体に改善する話題の健康法。男女とも利用可能で、二十分千八百円。
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2006年11月10日号掲載  

(株)小畠の薪ストーブイベントに5百人

国外十数メーカーの暖炉、薪ストーブなどを中四国を中心に販売、施工する(株)小畠(福山市)は十月二十一日と二十二日の二日間、同社展示場と屋外広場を会場に「ウッドストーブフェア2006」を実施し、アウトドアファンの家族連れら五百人以上が楽しんだ。
薪ストーブの普及に努めているアウトドア業界の著名人、ポール・キャスナー氏を講師に招いて実用的なアドバイスやメンテナンス講習に耳を傾け、焼き上がったパンや出来立てのスモーク料理を味わった。
同イベントの来場者数は毎年確実に増加しており、新たなアウトドアファンの開拓のほか、既存客とのコミュニケーションを深める機会として盛り上がりを増している。
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2006年11月01日号掲載  

平和建設(株)関連会社が食育実施

平和建設(株)(福山市)の関連会社、農業生産法人(有)アグリインダストリー(同所)は十月九、十日の二日間、同社が笠岡市と岡山県から借り受け、笠岡干拓で運営する農場「海の畑」で、自生する野草を使用した摘み菜収穫イベントを行った。
摘み菜料理研究家として京阪神で活躍中の平谷けいこさんを講師に招き、約十種類の野草を収穫。へんろ茶屋「湯場」(同市神島)で天ぷらや和え物に調理し、参加者らはできたての摘み菜料理を堪能した。
同じく平和建設(株)のグループ会社(株)紫萌堂(同所)が運営する喫茶、食品雑貨販売店「オープンスペース紫萌堂」が十月二十四日、プレオープンを迎え、ハーブティーやコーヒー、ケーキなどが無料で振る舞われた。正式オープンは十一月二日を予定している。同店では福島県のパン製造業者、銀嶺食品工業(株)と連携し、中四国九州では初となる同社製品「地ぱん」の取り扱いも開始、紫落花生など地域の特産品を生かした福山ならではの「地ぱん」作りを計画している。
平和建設とアグリIの二社は十月、二社同時に環境省が策定した環境経営システム「エコアクション21」を認証取得。アグリIの取得は農業生産法人では全国初となる。
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2006年11月01日号掲載  

竹野木材が南松永に本社移転

木材輸入販売・製材・加工の竹野木材(株)(福山市)は、同市南松永町四丁目五―六の松永木材工業団地内に新本社事務所と倉庫棟を完成し、旧事務所から全面移転して十月三十日から業務を始めた。約四十年間、同社の拠点だった明神町からの移転となった。
新社屋は所有地に事務所棟、倉庫棟二棟を建設した。
今回の新築移転は、旧本社隣接地に開業している家電量販店最大手、ヤマダ電機(株)(前橋市)テックランド福山店が西隣りに出店する同じ家電業界で急成長している(株)コジマ(宇都宮市)との競合に備えて増築を計画、竹野木材が本社敷地の土地賃借要請を受け入れたもの。
同社は、南松永町三丁目に製材工場、同四丁目にはプレカット工場、乾燥工場を開設しており、本社移転により、CAD室、工場、倉庫と一体化が図られることになり、業務の効率化が進展する。
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2006年11月01日号掲載  

因島重井商工業団地が完売

尾道市因島重井町、因島重井商工業団地に地元企業の(有)柏原工業の進出が決まり、同団地の全区画を完売した。
十月二十日、尾道市と柏原工業の間で土地売買契約を締結し正式に同団地への進出が決まった。
金属加工部品製造工場及び保管倉庫、事務所棟を建設する工事に着工し、平成十九年四月から従業員五人で操業を始める予定。
因島重井商工業団地は、平成十年、旧因島市が造成工事に着手し、十五年四月から分譲を始めた。造成面積三万三千二百平方m、分譲面積二万八十六平方m。
これまでに地元企業の(株)岡恒鋏工場、(有)四辻製作所、(有)はと印刷、市外からは今治市に本社を置く四国溶材(株)の合計四社が進出し、操業を始めている。
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2006年11月01日号掲載  

ユニオンプレート尾道工場完成

県営の尾道流通団地に進出した金属プレート加工業、(株)ユニオンプレート(長野県)は、同団地内に建設していた尾道工場が完成し、近く操業を始める。
尾道工場は土地七千九百七十四平方mの第一期工事分五千平方mに、鉄骨造り一部二階建て延べ床面積二千六百五十二平方mを完成した。
同社は、金型用特殊鋼、普通鋼、構造用綱、アルミ、ステンレス等の非鉄金属を指定のサイズに切断、研磨加工して全国の特殊鋼販売会社を経由して、自動車部品・電子部品の金型メーカー約二万五千社へ納入している。

2006年10月20日号掲載  

外国人観光客誘致「ビジット尾道」好評

民間レベルで尾道への外国人観光客誘致に取り組む「ビジット尾道プロジェクト」の第一弾が十月九日に実現した。豪高校生二十四人が研修旅行の一環で尾道を訪れ、尾道帆布の絵付け体験や尾道ラーメン、茶席、海産物試食などを満喫し、生徒や引率の日本語教師からも「充実した体験だった」と好評を得た。
午前は工房おのみち帆布でコースターに絵付け、妙宣寺(長江一)で説法や落語を味わい、 艮神社(同)で日本の国技の相撲も楽しんだ。尾道ラーメンとおにぎりの昼食後、慈観寺(同)で裏千家淡交会尾道支部会員の高垣宗園さんが茶席でおもてなし。最後は(有)藤本乾物で海産物を試食してもらった。
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2006年10月20日号掲載  

リョービが印刷機器生産能力を二倍強に増強

リョービ(株)(府中市)は、米国、欧州、アジアなど海外から中型印刷機の受注が相次ぎ、生産能力の増強を図るため、同市鵜飼町に開設している広島東工場敷地内に印刷機工場等の第三工場建設を決めた。
今年四月には第二工場を完成し、十月から本格操業を始め、中型印刷機の生産量は五〇%アップしているが、引き続いて第三工場建設を決めたのは、海外向け受注が旺盛で、今後も需要拡大が見込めることから新工場建設に踏み切った。
第三工場が完成すると、生産能力は今年三月期の二倍強となる。
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2006年10月20日号掲載  

尾道で元首相の細川護熙氏が講演

広島経済同友会尾道支部は今年創立五十周年を迎えたことから、市内の尾道国際ホテルで十月十三日、創立五十周年記念式典と細川護熙元首相を講師に招いた記念講演会及び懇親会を備後都市懇話会の一環として行った。
記念式典に続いて同じ会場で行われた講演会は細川護熙元首相と中国新聞副社長で広島経済同友会代表幹事の山本一隆氏が対談する形で行われ、山本氏の質問に応じて細川元首相が近況や人生観などを話した。
□今はテレビも見ず、新聞も読まない生活。気にかければ情報過多になって本質を見失う気がする。読むのは歴史的に評価の定まった古典だけをたくさんでなく丁寧に繰り返し読んでいる。
陶芸との出会いは白洲正子さん、次郎さんの娘婿さんの個展に出かけたとき。これならできそうだと思い、現代作家の本をめくり、自分の好みに合う作家を選んで電話した。それが奈良県の山奥で陶芸生活を送る辻村史朗さん。「あほなオッサンやな」「ほかせ(捨てろ)」の二つだけ。それでも朝から晩まで一年半ほどろくろを回す日々を過ごした。
茶室の一夜亭は斜面に杭で建つおもしろい建物ですが、東京大学で建築を教える藤森照信さんと主宰する縄文建築団の人たちがつくってくれました。俳優座の大道具さんのご協力で室内装飾パーツが見事一夜でできたことから秀吉の一夜城にならって一夜亭と名づけた次第です。
細川美術館には美術品が六千六百点、古文書が四万四千点あり、古文書の解読が三分の一ほど進んでいるようです。宮本武蔵は三十分後ぐらいに息を吹き返した小次郎に止めを刺し、島原の乱では吉原の遊郭から見物人が出る騒ぎの中、出陣しています。大石内蔵助の討ち入りの日は雪のイメージですが、記録では曇りだったり、いろいろ細川家の古文書から分かってきています。
陶芸の感性は「いちばんの勉強は人物論を読むこと、伝記的な人物に合うこと」と言っていた祖父の影響を受けています。吉田茂さん、横山大観さんなどのところへ行かせてくれました。風圧、威圧感を肌で感じることができ、自信にもなるし何かが身に付いたと思っています。
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2006年10月20日号掲載  

関西薬品が最大規模の皆実店を計画

三原市を中心に周辺に直営店を展開している、関西薬品(株)(三原市)は、三原市皆実四丁目の三原警察署前に同社では最大の売場面積となる「関西薬品皆実店」を出店する。
同店近くの皆実一丁目で営業中の「ドラッグカンサイ皆実店」を全面移転するもので、売場面積や駐車場スペースを大幅に拡張する計画。店舗内では豊富な品揃えや商品説明などサービス向上、買い易さにも工夫した利便性の高い新店舗を目指している。
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2006年10月10日号掲載  

御調町にホームセンター「コメリ」が進出

ホームセンター「コメリ」を小商圏に絞って全国展開している、(株)コメリ(新潟市)が、尾道市御調町、国道四八六号沿いに出店する。
建設地は田園風景の続く水田の一角を埋め立て店舗を新築する。現在は造成工事が完成し、社員やパートの募集を始めている。近く店舗の建設に着工する。
県東部では瀬戸田町、世羅町、沼隈町に小型店舗を出店している。
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2006年10月10日号掲載  

サンライフ藤井川24時間サービス入居開始

(株)サンライフ(広島市)が建設を進めていた介護付き有料老人ホーム「サンライフ藤井川24時間サービス」(尾道市)が十月一日完成、入居が始まった。
同施設は鉄骨三階建て四十五部屋全個室で定員四十五人。一階にサロン、キッチン、大浴場などの共有スペース、他の階に一人用、介護用浴室がある。
入居時に要支援1から要介護5の認定を受けている人が対象で、一年以内といった短期入居も可能。入居者は低料金で食事、洗濯などの生活支援サービスも受けられる。
既に七割ほどの入居があり、順調なスタートを切った。
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2006年10月10日号掲載  

グリーンツールが私募債発行で設備増強

切削工具の再生研磨で工具を再生する、グリーンツール(株)(笠岡市)は、最新鋭加工機械の導入などの設備投資や大型受注による再生事業の好調な伸展を背景に、九月二十一日、二十五日に相次いで私募債を発行、事業の拡大路線を加速する。
今回の私募債発行は、もみじ銀行保障付きの第一回、第二回の発行で発行金額は各一億円、合計二億円。もみじ銀行が単独受託し、福山東支店が取扱店、期間は五年資金の使途は設備資金と運転資金に充てる。

2006年10月10日号掲載  

多田デンタル工房がかみ合わせ調整治療をバックアップ

「虫歯は削る」という歯科医の常識が、実は体の各所の異変の原因―との研究成果に影響を受けた歯科技工士が、現在の「歯科治療」に警鐘を鳴らしている。
多田デンタル工房(因島中庄町)代表の多田宣夫さんは、福井県の歯科技工士、市波治人氏の主張に熱く賛同、「噛むことは脳を中心としたトータルなシステムである」という市波理論を前提に、顎関節症をはじめとした諸症状の改善を目指すかみ合わせ調整のための義歯作りに取り組んでいる。
多田代表は歯科技工士歴十四年、現住所で五年前に開業した。型に使う石膏も膨張率が定まった硬石膏を使用するなどグレードにこだわる。台も温度、湿度など気候を考慮し微妙に量を調整しながら三種を配合、患者の自然なかみ合わせ実現を支援するため神経を使い、地元の歯科と福井の歯科に納入する。
欧州で評価の高いサンドブラスト、石膏模型を削るモデルトリマー、金属打ち込み機械など個人ラボながら必要な設備は全て揃えた。下請けのイメージの強い技工士から脱却を目指し、提案型ラボとしてかみ合わせ治療に理解のある歯科医の開拓に力を入れる。
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2006年10月01日号掲載  

尾道市中心部初の大型温泉施設着工

本格的日帰り温泉施設の来年五月オープンを目指し、尾道市の中心部に近い住宅団地の平原台で工事の無事を祈る起工式が行われた。
オープンを目指す温泉施設は仮称「尾道湯屋 つかりゃんせ」。総木造建て平屋の温泉施設で、オープンは来年連休明けの五月前半あたりを予定。
尾道市内で百台以上の大駐車場を完備する温泉施設は旧市街では初めて。同施設は国道二号バイパス平原インターから近い好立地となる。

2006年10月01日号掲載  

外国人観光客誘致の「ビジット尾道」計画

国土交通省が外国人旅行者の訪日促進を目的にグローバル観光戦略として打ち出している「ビジットジャパンキャンペーン」。尾道では、市が観光パンフの四カ国語翻訳、NPOを中心とした「どこでも博物館」の多言語化計画などで外国人誘致推進に向けた活動を進めている。
第一弾は、広島の業者から依頼のあったオーストラリア・パースの高校生二十四人の一行の研修旅行コーディネート。広島市の旅行代理店、ジャパンツゥリスト㈱が組んだ九月三十日~十月十二日までの日程の内広島県を訪れる十月九日、尾道の商店主らが協力して体験型観光コースを設定し、日帰りながら、尾道らしい企画でもてなす計画が進んでいる。

2006年10月01日号掲載  

藤本食品が三原市に工場進出

破産手続きを進めている、とりごえ食品㈱(三原市)の本社工場跡地に、惣菜、弁当、めん類製造の藤本食品㈱(和歌山市)が進出し新工場を建設する。
すでに本社工場の取り壊し作業が終わり、整地作業が進んでいる。計画によると、工場建屋を購入、敷地約は地権者と借地契約を結び、新工場を建設する。
新工場の規模、人員などは未定で、一部は旧機械設備も活用しながら、めん類や惣菜等を製造する。同社としては初の中国地方への工場進出となる。
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2006年10月01日号掲載  

因島でJC広島ブロックOB大会

尾道市の因島、瀬戸田で開かれた青年会議所(JC)広島ブロック協議会会員大会に合わせた同ブロックOB大会が十日、因島青年会議所OB会(弓場敏男会長)の主管により同市因島土生町の土生港とフェリー船上で開かれ、県内からJCのOB会員約二百人が集まった。
はじめに弓場会長があいさつ。続いてOB会員でもある亀田良一尾道市長と佐藤志行尾道市議会議長による来賓あいさつなどがあり、桟橋からフェリーに乗り込んだ。
懇親会はフェリーの車載エリアに二百人分のテーブル席をセット。潮風としまなみ海道の景観を楽しみながら互いに懇親を深めた。
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2006年09月20日号掲載  

向島の造船工場跡地に船体ブロック加工拠点

鉄鋼商社大手のJFE商事(株)(東京都)は、船舶ブロック建造の一貫加工拠点を尾道市に開設する。 九月十三日、同社が発表した計画では、この加工拠点は尾道駅前港湾緑地帯の対岸、「男たちの大和/YAMATO」ロケセットで有名になった尾道市向島町の日立造船向島西工場跡地を活用する。工場敷地は土地約十二万四千平方m、工場は五棟、延べ面積二万三千平方m、同社が土地を賃借、建物など設備は買収した。すでに事務所の改装工事を始めており、工場建屋や加工設備などは既存設備を活用して整備、新規導入も行なう。一部は十月中旬から立ち上げ、来年一月には操業体制を整備し、四月から本格稼働を始める。
この加工拠点を運営するJFE商事造船加工(株)(尾道市)。工場では船舶の船首から船尾までの船体を設計通りに細かくブロックに分けて鋼材を加工し、造船所に納入する。造船所では溶接などで組み上げて新造船を建造する。
進出企業は鋼板や形鋼の素材をショットブラスト加工する鐵萬商事(株)(尾道市)、NCプラズマ切断の昭栄産業(株)(同市)、船体ブロック製作を担当する青木鉄工(株)(兵庫県相生市)、船体ブロック製作のイワキテック(株)(愛媛県上島町)、クレーン製作で現在の本社から全面移転して独自に営業活動する尾道造船子会社の福山重機(株)(福山市)。
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2006年09月20日号掲載  

(株)明和工作所が土壌硬化剤「シュタイン」販売開始

精密歯車・機械加工の(株)明和工作所(福山市)はこのほど、(株)村松綜合科学研究所(北海道旭川市)が開発し、人体に影響を及ぼすダイオキシンやアスベストを含む土壌の無害化に有効なことを実証した土壌硬化剤「シュタイン」の取り扱いを開始した。
シュタインの特長は、通常の土壌安定剤と異なり、現場の土をそのまま骨材として使用可能なため、砂利や砕石を骨材として用いる場合に比べ、コストを抑えることが可能。また、収縮・膨張の幅が小さいため、ひび割れが少なく、耐酸性に優れるなど。

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2006年09月20日号掲載  

日中情報システム(株)が貿易支援システム開発

システム開発などの日中情報システム(株)(福山市)は、貿易書類作成システムを半パッケージ化。他のシステムやホームページ製作、印刷物と組み合わせ、提案の幅を広げている。
データベースソフト「アクセス」で開発し、親会社の作業服メーカー、リミット(株)(同所、同社長)などに納品済み。直接貿易を行う同社に対し、煩雑で時間もかかる手書きによる通関書などの作成を合理化。データの取り込みはエクセルから。契約情報を入力するだけで契約書、パッキングリスト、領収となるインヴォイスなどを容易に発行できる。
(株)ミウラ(福山市)や(株)システムズ・アイ(同)などシステムコンサルタント会社と提携、販路を拡大する。営業本格化は来年春からを予定。
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2006年09月20日号掲載  

映クラ(株)が複合商業施設建設や改装で積極展開

飲食店、CD・DVD・ビデオレンタル、インターネットカフェ、自動車売買、ゴルフショップなど約五十店舗を運営する映クラ(株)(福山市)が新規事業と既存店の積極的な新陳代謝で活性化している。
新規事業は不動産開発事業。今年六月末には三原市城町のショッピングセンター「ジャスコ」南側にあったボウリング場跡地を取得、複合商業施設「エスポ三原」を建設した。
そのほか同社は、映像・音楽レンタル店▽DVD・ビデオ・CDレンタルの「メディア21」(広島、岡山県内に十六店)飲食店▽居酒屋の「八犬伝」(広島、岡山県内に十六店)、「酔虎伝」(東広島市)、「焼肉屋さかい」(福山市)、喫茶の「カフェ・エクラン」(フジグラン神辺店内)、「珈琲館」(三原市)、セルフうどんの「ふくでん」(三原市)、まんが&インターネットカフェの「メディア・ネッカ」(福山市)、カラオケの「YOU&遊」(東広島市)、賃貸アパートの「アクアポリス」、コンビニエンスストアー「ファミリーマート」(福山市)、携帯電話の「auショップ」(福山市)、中古車の「ガリバー」(福山、三原、東福山市に三店)。、ゴルフ練習場の「SANYO GOLF」(福山市)、中古・新品ゴルフ用品売買の「ウッド・ワン」(福山市)などを経営。
今年七月二十九日には本社敷地内のまんが&インターネットの「メディアネッカ福山店」をリニューアルオープンした。
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2006年09月10日号掲載  

上海の家具展に県東部の家具五社が出展

財団法人備後地域地場産業振興センター(福山市)は、日本貿易振興機構(ジェトロ)の平成十八年度地場産業展示事業を活用し、地場の家具メーカーに呼びかけ、中国の上海新国際博覧中心を会場に開かれる「第十二回中国国際家具展覧会」に出品を決めた。
昨年初めて四社の家具会社を取りまとめて出品したが、今年は五社が参加し、中国市場の中でも富裕者層をターゲットに優れた技術を生かした日本製家具の販路開拓を進める。
今回は五社共同で「JAPAN BINGO」の統一ブランドを立ち上げ、日本語と英語による製品の総合カタログを作成、カラー写真で五社の作品を紹介している。
出展は(株)中山家具、(有)常盤家具製作所、宇野木工(株)、高橋工芸(株)、平井木工(株)の五社三十九点。

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2006年09月10日号掲載  

アンデックス(株)が日本一の高層マンションへふとん乾燥装置納入

自動車補修用塗装ブース・乾燥装置で国内トップシェアのアンデックス(株)(尾道市)はこのほど、本社工場の東隣接地にあった元食品工場を取得、改装の終わった七月末から既存工場の一部設備を移転、稼動を始めた。
同社は六月末に輸送用機械向け塗装ブースとしては国内最大級となる航空機塗装設備を川崎重工業(株)航空宇宙カンパニー向けに納入、間もなく始まるボーイング社製最新型旅客機787のボディー生産の一翼を担う。
また今後、主力製品に育てるふとん乾燥装置「カラリ」でも日本一の高層マンションに納入するという大役を担った。高層マンションは大阪市港区弁天町に三井不動産が完成させた「クロスタワー大阪ベイ」。高さ約二百m、地上五十四階、地下二階、総戸数四百五十六戸の建物。住民向けサービスが充実しており、三階にあるパブリックスペースのランドリールームにふとん乾燥装置を備える。同マンションは九月中に入居が始まる。
また全日空の機内誌「ANA JOURNAL」五月号で紹介されたドイツビールの名前が「アンデックス」と同社の社名と同じことからこのビールを取り寄せ、取引先や知り合いに配布。コクのある味わいが評判で社名のイメージアップに一役買っている。
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2006年09月10日号掲載  

(株)協和機設がナノバブル生成装置開発

配管洗浄システム開発などの(株)協和機設(福山市)は、洗浄や殺菌、生理活性など多機能な微泡「ナノバブル」を大量に生成する装置「バヴィタス」を開発、世界屈指の生成能力が実証されたことから、三井物産や丸紅など大手商社を通じて販売に乗り出すと同時に、大阪大学工学部とも用途開発に関して共同研究を進めていく契約を交わした。福山にまた一つ世界レベルの企業が誕生する可能性が高まっている。
直径百万分の一㎜のナノバブルは、圧壊する際の衝撃や、フリーラジカル発生に伴う酸化作用、生理活性作用など多機能さが注目を集めており、水質、土壌浄化や、廃水処理、配管洗浄、ウエハー洗浄、カキ養殖、医療や健康分野での殺菌、生理活性など用途開発が進行中。
「バヴィタス」は気液混合気体せん断方式を採用し、ナノバブルと、百分の一㎜のマイクロバブルが水中に併存する「マイクロナノバブル水」を効率的に大量生成し、マイクロナノバブル水を毎分三十l〜百二十lまで送り込める。
協和機設では臨床検査などで世界大手のベックマン・コールター社(本部アメリカ)の日本法人に試験を依頼。測定可能な直径五百ナノmのバブルが、生成後三十時間経過ながら、一ml当たり五十一万個と高水準で存在することが分かった。
既に三井物産や丸紅など大手商社が次々と販売契約を締結。三井物産は戦略研究所が用途開発を進める。中国の機械商社など海外からの問い合わせも急増中。また産業技術総合研究所や、ナノバブル研究の権威、大阪大学大学院工学研究科応用物理学専攻の河田聡教授の研究室(藤田克昌教授、庄司暁教授)とも連携、工学分野や医療分野での用途開発も同時進行させる。
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2006年09月10日号掲載  

備後絣を着た人形みの里が人気

インテリア企画・施工等を行うみのり工商(有)「手作り布人形みの里」(福山市)が製作する、お爺さんとお婆さんの日常生活をモチーフにした手作り布人形がインテリアや贈り物として人気を呼んでいる。二年間の開発期間を経て、現在は新聞やインターネットなどで人形の優しい表情を全国に発信中。
お爺さんの人形は立ち姿で身長三十五cm〜三十七cm、中腰で三十cm〜三十二cm。お婆さんの人形は立ち姿で三十五cm〜三十七cm、座り姿で二十三cm〜二十五cmのサイズ。人形の手足の指一つ一つまで全て手作業。
人形の着物には備後地方の特産品である備後絣を使用。帯やわらじの鼻緒など細部にも絣が用いられており、絣の持つ独特の色味や風合いが、人形の柔らかな雰囲気にマッチしている。 価格は「麦畑」=二万九千四百円、「孫〜喜び」=二万七千三百円(二体一組。各税込)。
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2006年09月01日号掲載  

青葉印刷(株)がPマーク取得

青葉印刷(株)(福山市)は個人情報保護法に対応した社内体制を整備、このほどプライバシーマーク認定を取得、同時にダイレクトメールを用いたセールスプロモーションを企画運用する専門スキルを持つことが認定されるDMMエキスパート認定も取得した。
八月一日から使用を始めたプライバシーマーク(Pマーク)は日本情報処理開発協会が認定する制度。平成十年四月一日から運用が始まり、全国で五千社余りが取得しているがまだ備後地区では珍しい。
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2006年09月01日号掲載  

尾道クリニック新ビル竣工

尾道クリニック新ビル竣工

人工透析専門の医療施設、尾道クリニック(浜口直樹院長)を運営する医療法人社団仁友会(尾道市)は、同クリニックのすぐ近く、新浜二丁目、国道二号沿いの古浜橋東詰め南側に建設していた新しい施設が完成した。
九月十八日(月)から新しい医療施設に全面移転して業務を始める。今回の新築移転は、施設や駐車場が手狭になったため、利用者の増床や初の入院床の設置などを目的に、最新の医療機器や関連施設を導入し、新築移転に踏み切ったもの。
建物は鉄骨造り一部五階建て、延べ床面積四千八十一平方m。二階は透析室で、ワンフロアに九十二床を設置している。三階に入院床も設置、総合計百十一床となる。

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2006年09月01日号掲載  

(株)啓文社が書籍リサイクル進出

書籍販売地場大手の(株)啓文社(尾道市)は近くに大型店舗「啓文社コア福山西店」をオープンさせたため閉店していた啓文社高須店(尾道市高須町)を八月二十四日、中古の本、CD、DVD、ゲームソフトの売買を行う「啓文社リサイクル館高須店」(今利淳男店長)としてオープンさせた。
中古本を買い取って販売するリサイクル販売は創業七十六年の啓文社として初めての取り組み。約六百平方mの店内には発売間もない本も含め、文学書、実用書、コミック、趣味の本など十五万冊がCD、DVD、ゲームソフトとともに廉価で並んでいる。
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2006年09月01日号掲載  

備後通運が尾道流通団地に進出

備後通運(株)(福山市)は、尾道市美ノ郷町本郷、尾道流通団地内に尾道北流通センター(仮称)の建設に着工した。八月四日、現地に関係者が出席して起工式を行なった。
尾道北流通センターは、県営の同団地内に事務所棟、ターミナル機能を備えた倉庫二棟の合計三棟を建設する。
計画によると、十二月二十日完成を目指す。設計はグループの(株)日通不動産広島支店一級建築士事務所、施工は大手ゼネコンの鹿島建設(株)(東京)。
同社は二十四年に日本通運の資本参加で系列企業となる。
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2006年08月20日号掲載  

アドヨフネのフリーペーパー「cipta」が人気

広告企画などのアドヨフネ(福山市)が編集、発行するフリーペーパー「cipta(チプタ)」は、主なターゲットの二十〜三十代の女性だけでなく、男性からも大きな反響を得ており、予想を超えた読者層の広がりに編集部でも手応えを感じている。
隔月で福山、府中、尾道、三原など備後をエリアに八万部を発行、新聞折込や店頭設置でファンを獲得。広島や岡山など備後エリア以外の高感度なカフェの紹介や連載小説、臨床心理士のエッセイなど幅広い内容に男女を問わずメールなどで反響が増大。自分へのご褒美、人を魅了するマナー、毎日を楽しく過ごす習慣作りなど「豊かに生活できる情報」を充実させた紙面作りが共感の輪を広げている。
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2006年08月20日号掲載  

大日本印刷が三原へ新工場建設

大日本印刷(株)(東京)は、三原市沼田西町に開設している三原工場隣接地で、県営三原西部工業団地に建設している新工場が完成し、十月から稼働する予定。
この工場は、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等、フラットパネルディスプレイの急速な需要拡大に対応するため建設したもので、フラットパネルディスプレイ用反射防止フィルムを生産する。

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2006年08月20日号掲載  

マナックが箕沖工場内に本社移転

臭素化合物の総合メーカー、マナック(株)(福山市)は、八月四日開いた取締役会で、本店を市内箕沖町九二の同社箕沖工場内に移転する事を決めた。
工場敷地内に社屋を設置して製造現場との一体化による業務の効率化を図る。現在の事務所は閉鎖して全面移転する。
新しい事務所での業務は平成十九年四月一日からの予定。
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2006年08月20日号掲載  

(株)エコログ・リサイクリング・ジャパンが中国にポリエステルペレット輸出

ポリエステル製造、再生加工、販売などの(株)エコログ・リサイクリング・ジャパン(福山市)は、ポリエステル製品原料として再生しているペレットを素材不足の中国市場に投入する。現地の加工会社を通じて販売拡大を目指す。
早ければ九月に二十tを輸出し、現地のリサイクル会社が糸などに加工してポリエステル製品メーカーに販売。衣料品の一部や自動車内装品の原料になると見ている。ペレットに再生する衣料品回収には、コープハモンズ(福山市駅家町)が協力。月三十tの衣料品回収実現と安定供給を目指す。
同社は東レ(株)、伊藤忠商事(株)、(株)アイリスと(株)ワッツの出資を受け平成六年に設立。ドイツのリサイクル業者と提携し、天然繊維混紡商品の循環体制を目指して事業を開始。出資会社と倉敷繊維加工(株)、東海サーモ(株)、YKK(株)、小林織ネーム(株)、(株)三景、島田商事(株)、地球商事(株)、アゼアス(株)の資材提供業者、アパレルメーカー二十三社、販売や回収を担う小売店企業二十五社で「エコログ・リサイクリング・ネットワーク」を構築している。当初一般衣料で展開したが、イメージアップにもつながる企業ユニフォームにシフト。全国の自治体やセブンイレブン、ローソンなどのコンビニチェーン、味の素、松下電器産業など大手にポリエステル百%の「エコログ」認定ユニフォームとして採用され、使用済みユニフォームはボタンやファスナー、芯地、中綿にリサイクルされている。
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2006年08月10日号掲載  

サンライフが介護付き有料老人ホームを10月オープン

(株)サンライフ(広島市)が十月一日入居開始を目指して建設を進める介護付き有料老人ホーム「サンライフ藤井川24時間サービス」の現地説明会が八月二十七日から始まる。
「サンライフ藤井川24時間サービス」(尾道市美ノ郷町本郷一〇五四—一、フリーダイヤル0120・968・312)は鉄骨三階建て四十五部屋全個室で定員四十五人。一階にサロン、キッチン、大浴場などの共有スペース、他の階に一人用、介護用浴室がある。各部屋にはトイレ、洗面設備を備える。設計は元廣建築設計事務所。施工は東洋・山本建設共同企業体。
入居時に要支援1から要介護5の認定を受けている人が対象で、一年以内といった短期入居も可能。部屋代・管理費のほか有料で食事、洗濯などの生活支援サービスも受けられる。また介護保険対象のサービスもサンライフ藤井川ケアプランサービスが事務を代行して受けることができる。家族の宿泊も可能。
現地説明会が八月二十七日、二十八日、九月三日、四日、二十三〜二十五日の午前十時から午後五時まで開かれる。
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2006年08月10日号掲載  

(株)オフィスヨーコーが公共から民間事業にも拡大

イベントや式典の企画立案・運営、看板パネルや横断幕などの印刷・加工・設営、ポスターやホームページの作成などを行う(株)オフィスヨーコー(三原市)。今までメーンだった公共事業との取り組みに加え、一般企業でのレセプションパーティーの企画運営や看板作成にも営業を拡大している。
備後地方での実績はJR三原駅構内に設置された三原やっさ祭りの横断幕や福山市内のIT事業関連会社の壁面看板及び駐車場看板の作成、リラクゼーション施設のオープニングイベントの企画運営、三原市須波海浜公園の看板デサイン・施工など。

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2006年08月10日号掲載  

福山市が中央図書館建設着工

福山市は七月三十一日、市内霞町の中央公園で、中央図書館建設の安全祈願祭を行なった。
 羽田皓市長ら市幹部や蔵本久市議会議長ら市議、工事関係者約百二十人が出席した。近く基礎工事など建設工事に着手し、平成二十年七月の開館を目指す。
中央図書館は、敷地面積四千八百三十七平方mに、図書館棟が建築面積三千八百六十二平方m、鉄骨鉄筋コンクリート造り一部鉄筋コンクリート造り、地下一階地上四階、延べ床面積九千八百七平方m。一・二階に一般開架図書コーナー(国際、ビジネス、ヤング、マルチメディア、調査・研究の各コーナー設置)のほか、児童図書コーナー、新聞・雑誌・専門誌コーナー、エントランス、カウンター、事務室、移動図書館等のスペース。三階は閉架書庫、会議室、歴史的文書(公文書)等保管施設、放送大学サテライトスペースも配置する。四階に、大・中・小の会議室、和室、子育て支援スペースの情報・相談コーナー等、交流スペースには国際交流コーナー、ロビー等を設けるほか、事務室もある。地下一階は機械室等。
駐車場棟は鉄骨造り四階立て、延べ床面積三千九百八十二平方m、百三十一台を収容できる。 図書館棟、駐車場棟は平成二十年三月に完成し、開館準備を進め、七月に開館する。
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2006年08月10日号掲載  

(株)はっけんが好立地へ移転リニューアル

人材派遣の(株)はっけん(福山市)は、本社を西町の福山ロッツ南向かいから、正面向かい角地のビル一階(三之丸町)に移転、八月十日から正式に業務を開始する。
移転先は、一昨年八月の設立から、大学生やフリーターが気軽に寄れる来店型の店舗作りを進めてきた旧本社のすぐ近くで、歩行者の多いロッツ正面。既に仮業務をスタート、一日の来店者数は以前の二倍以上と好調な滑り出しとなった。
また、登録を呼びかける「はっけん新聞」を飲食や美容室など市内六十店舗に設置。設立二年で登録スタッフは四千人を超えた。サービス業に加え、ホームヘルパーや医療事務など介護、医療分野への派遣も増えている。
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2006年08月01日号掲載  

福山市に国内トップの「ニトリ」

大衆向け家具・インテリア販売チェーンの国内トップ、(株)ニトリ(札幌市)が福山進出を決めた。
県内では、十一月に広島インター店、十二月には広島西店を相次いでオープンさせ、広島県内での展開が本格化する。
計画によると、福山市明神町二丁目の国道二号沿いの旬菜厨房など複合飲食店舗跡に進出するもので、店舗の取り壊し作業が始まった。敷地面積は六千百六十七平方m、店舗内の売場面積合計五千百八十三平方m、駐車場の収容台数百三十三台。
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2006年08月01日号掲載  

ニチエーがフードガーデン宮浦に一新

食品スーパー「ニチエー」を県東部に展開している(株)ニチエー(福山市)は、三原市宮浦四丁目に出店している宮浦店を全面改装して、店名も「ニチエーフードガーデン宮浦店」に改称、七月二十九日新装オープンした。
フードガーデン店は、低価格路線も続ける一方、全国の話題の店や産地を巡り、ご馳走といわれる旬の食材で、活きと味の良い商品を揃え、美味しく調理し、買い易い値段で提供する店づくりを目指すのが大きな特徴の一つ。
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2006年08月01日号掲載  

タツモが赤外線センサー部門から撤退

液晶製造装置製造主力のタツモ(株)(井原市)は、赤外線センサー部門の廃止を決めた。
一部門として手がけているサーモパイル型赤外線センサーは、非接触温度計やガス・炎検知用として製造、販売しているが、市場が狭く拡大も見込めないことから事業も停滞していた。七月十八日開いた取締役会で廃止を決め、同部門から撤退する。平成十七年十二月期での売上実績は六千九百万円、この部門の減少による業績への影響は少ない。
同社は、液晶カラーフィルター用塗布装置では世界市場トップ。独自の技術を持つ、この塗布技術を活かした大型液晶製造装置の開発が始動する。
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2006年08月01日号掲載  

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