広島化成西部物流センター完成
ゴムプラスチック製品製造の広島化成㈱(福山市)は、同市大門町五丁目に建設していた、西部物流センターが完成した。
同物流センターは鉄骨造り三階建て、延べ床面積約8,800平方m。物流センター事務所や入出荷場などを整備しており、これまで分散していた製品用倉庫を集約化、物流機能の合理化と能力増強を図る。
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尾道市立美術館で「福島瑞穂の世界」開催中
尾道市立美術館で11月15日から12月28日までの会期で「福島瑞穂の世界〈愛と死―Eros et Thanatos―〉」が始まった。
福島瑞穂さんは1936年尾道市生まれの画家で、現在は神奈川県在住。独立美術協会会員、女流画家協会委員。中央画壇では人間の心の奥底を写す独特の世界観が高く評価されている。
県立尾道東高等学校在学中に独立展で初入選。女子美術大学洋画科に進み、卒業した1959年に独立美術協会会友になり、翌年の上流画家展で上流画家協会賞、独立展奨励賞を受賞、1986年には安井賞佳作賞を受賞している。
尾道初のとなった今展覧会は初期の作品から最新作まで約50点を展示、150F、200Fといった大作が連続して眼前に迫る迫力いっぱいの展示となっている。
福島瑞穂さんの絵画に魅せられた文化勲章受章者、新藤兼人監督は「彼女の描きたい絵だけを描きつづける。わたしは異論を唱えながらも、毎年、彼女の絵の前に立ち、その奥に秘められた彼女のエネルギーに圧倒される」と福島さんの絵に対峙している。
醜く描かれた赤ちゃんについて、福島さんは「子どもが生まれると親は喜ぶのが普通。しかし赤ちゃんは不幸なのかも知れない。自分と同じ不幸な道を歩くとすると生まれたことは不幸」と独自の観点に立つ。
制作する心構えについて「絵は心の問題。人間を描くことは贅沢、表情一つで絵になる。人に見せる絵ではなく、自分の魂の中に深く入っていく絵を描く。絵は難しくない。分かるはず。例えば泣いている顔とか。分からないのは拒絶反応があるからかも。パリの展覧会では日本人のような感想は少ない。新藤監督は日本人では珍しくまっすぐ受け止められる人」と話す。
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ふくやま卸売市場ふれあい祭に2万人
福山地方卸売市場(福山市引野町)は11月23日、市場内を一般市民に公開する「ふくやま卸売市場ふれあい祭」を初めて開催、家族連れなど約2万人の来場客で大賑わいとなった。
「青果ひろば」「お魚ひろば」「ステージひろば」「食いしん坊ひろば」「総合食品どおり」などで構成した会場には、備後地方を中心に青森から沖縄まで各地の野菜、果物、魚介類などが集まり、1カゴ詰め放題など趣向を凝らした安価販売が人気を集めた。
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複合商業施設「フレスポ神辺モール」オープン
24時間スーパー「ハローズ」を展開するハローズ㈱(本部福山市)とハウスメーカー大手の大和ハウスグループの1社で、全国にショッピングセンター開発事業を展開している大和リース㈱(大阪市)が共同開発した複合商業施設「フレスポ神辺モール」が、福山市神辺町川北に11月20日オープンした。
フレスポ神辺モールは県東部最大規模の複合商業施設で、鉄骨造り平屋建てと同造り二階立て総延べ床面積19,289平方mの商業施設。
11月20日オープンするのは主として南エリアで、駐車場は店舗前に平面で609台。出店するのは、啓文社コア神辺店、ザ・ダイソー、西松屋、ハニーズ、ファッションセンターしまむら・ディバロ、マックハウス、シュープラザ神辺、ミスターマックス、讃岐うどん・どんどん、炭火豚丼&瀬戸内つけ麺・樹一、福山整形外科内科クリニック(11月25日診療開始)、オール薬局(25日オープン)、かっぱ寿司(来年オープン)。
市道を挟んで北エリアでは住宅展示場ノースガーデンとパスタ・ピッツァのキャナリィ・ロウが営業を始める。
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広島県労働基準協会が三原で産業安全衛生大会
社団法人広島県労働基準協会は13日、三原市宮浦2の市芸術文化センター(ポポロ)で「広島県産業安全衛生大会」を開催、県内事業所から職場管理者ら担当者約900人が参加した。
大会は和木坂史生大会実行委員長の開会の辞で始まり、続いて福田昌則会長が大会式辞を述べ、労働者福祉の向上などに貢献した10人を功労賞として表彰した。
第2部では快適職場推進フォーラム、 第3部ではテレビ、新聞でも活躍しているNPO法人お笑い研究会プロデューサーでオフィス・なかがわ代表の中川政雄氏が「笑いと安全~笑いは職場の潤滑油~」と題して講演を行った。
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鳴本石材㈱が高デザイン墓石の新製品投入
鳴本石材㈱(笠岡市)は11月6日から9日までの4日間、同社を会場に「秋の大展示会」を開いた。
デザイン性の高い「未来墓塔」シリーズで作家作品を展開してきたが、今回は新たに工業デザイナーによる墓石を発表した。
新しくシリーズに加わったのは、工業デザインの㈱ワラビーデザイン(府中市)が手掛けた二種類の墓石。一つは「未来墓塔Ⅵ」で、「土の中ではなく、天高く」をコンセプトとした。装飾的な要素を省き、富士山のように天に伸びていく墓石で、魂が天高く上って行く崇高な様や、安定感、心の安らぎをデザインしたもの。
もう一つの「Ⅶ」は、「ここで暮らしたい」をコンセプトに、家族が集う灯りをシンボルとしたもの。
同社が年2回開いている展示会には東京、九州からの業者を含め、約160社が来場している。
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「フォレストセレモ新栄本郷駅前会館」が移転オープン
(有)新栄商事グループ(三原市)は同所で運営していた葬祭会館をJR本郷駅近くに移転し、旧デオデオ本郷店店舗跡を改装した「フォレストセレモ新栄本郷駅前会館」(同市本郷町)として10日から営業を始めた。
新会館は、最大200人収容で約200平方mのホールなどパブリックスペースと、親族だけが利用するプライベートスペースを仕切った。奥は要望が増えている小規模葬に対応する家族葬コーナー8畳間と僧侶控室の6畳間が並ぶ。控室は2家族に対応する30畳のスペース。会食室も30畳と広め。浴室とバリアフリーのトイレを備える。なお移転は会館のみで、本社機能は残す。
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YMGが「尾道ベッチャーらーめん」発売
給食弁当製造の(有)ワイ・エム・ジー(YMG、尾道市)は11月1日、尾道市の民俗文化財にも指定されている尾道ベッチャー祭りを題材に「尾道ベッチャーらーめん」を発売した。
パッケージはベッチャーの鬼神が持つ「祝い棒」風で、六角形の棒状。元気を感じる色合いと「ベッチャーらーめん」の文字が躍るイメージに仕上がっている。
中身のラーメンは「ささら棒」を思わせる手延べ乾麺。さっぱりしたしょうゆ味のスープ。尾道産の磯のりと唐辛子、小魚をミックスしたオリジナルの薬味が添えられる。3食入りで1箱1,380円。
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