生口島で「レモン共和国2013」初開催
イベントプロデュースの(有)石鍋エンタープライズ(東京都、石鍋博子社長)を中心とした実行委員会の主催で8月1日(木)から9月1日(日)まで尾道の生口島を舞台とした音楽・アートイベント「生口島レモン共和国2013」(URL=http://ikuchijima.com/)が初めて開かれる。
島に惚れ込んだ石鍋博子社長をリーダーとする運営・制作チームが既存の観光スポットと連携。地元住民を巻き込みながら島の魅力を増幅させて発信し、多くの人に訪れてもらおうと企画した。レモン生産量日本一にちなみ、プロジェクト名は「レモン共和国」。10を超えるイベントで、「夏休みに島に住む」という感覚を楽しんでもらうことを目的としている。現代アート作家を支援するNPOの主宰者でもある石鍋社長がネットワークを活かし、多彩なアーティストが来島、島を盛り上げる。同社長同様島に惚れ込み「将来は島に住みたい」と考えるスタッフが準備に奔走。イベントをサポートするスタッフ「レモリアン」も随時募集中。
(株)ニチマン プラハ発の靴販売
履物メーカーの(株)ニチマン(府中市府中町、内田貴久社長)は、昨年世界に向けて発売されたチェコ・プラハ発の、カラフルなメッシュシューズ「ROCK SPRING」の販売権を昨秋に取得。今春より日本の販売元として全国展開を開始、夏に向かい予想販売数の2倍以上を売り上げ、好調な滑り出しをみせている。
昨年イタリアの展示会で商品を見かけた同社スタッフが持ち帰り、社内での評判もよく、同社での取り扱いに至った。現在ヨーロッパを中心に20カ国で販売。アジアでは中国、韓国に次ぎ、今シーズンより日本での販売となる。
府中家具技術生かした楽器好評
NPO法人いこるdeBINGO(府中市元町、府中商工会議所3階、真田光夫理事長)は、府中家具の技術を活用して作った打楽器「カホン」を6月に発売。メディア取材もあって市外から問い合わせが相次ぎ、これまで50台を販売するなど話題を呼んでいる。
8月24日にPOM府中市こどもの国で親子対象に開催する「カホンの制作体験教室」の参加者はすでに定員に達し、締め切られた。同教室では、尾道在住のパーカッション奏者河野直博さんが演奏指導をする。南米ペルー発祥のカホンは、木製の直方体の打楽器。楽器にまたがって前面をたたいて音を出す。都心などではストリートミュージシャンが、ギターと一緒に演奏したり、アコースティックライブなどでも使われ、近年人気の楽器。「府中タンスの技術と音楽、文化を融合した楽器を作り、音楽で町を元気にしよう」とメンバーから声が上がり、カホンの開発に至った。
(株)ホンダカーズ広島が福山西店建設へ
(株)ホンダカーズ広島(広島市南区、舘野幸宏社長)は、県東部市場の拡大を目指す福山市内2店舗体制が始動した。
福山市内の市場は同市引野町3―3―12、国道2号沿いで営業している東福山店1店舗でエリア拡大を目指していたが、2号店となる福山西店の建設が決まった。計画では福山市南本庄町602―1の国道2号沿い上り線沿い、ベッセルホテル向いの福山冷凍㈱本社跡地で、敷地面積3734㎡に、鉄骨造り2階建て一部平屋建て4棟、総延べ床面積1519㎡、内工場を併設したショールーム棟が延べ1135m、車庫棟、展示場棟などがある。
㈱アクトシステムズが新システム展示会
システム開発などの(株)アクトシステムズ(福山市西町、桑田昭社長)と関連会社の(株)アクトオフィスサービスの主催で18日(木)、19日(金)の2日間、午前10時から午後5時まで、福山市御幸町の広島県立ふくやま産業交流館を会場に最新の業務支援システムなどを多彩に紹介する展示会「ビジネスイノベーション2013」を開催する。
「お客様の成長・変革を支えるICT」をテーマに、最新システムや機器を40ブースで紹介。製造業向けの生産管理システムや3次元CAD、アパレル向け販売管理システムや縫製仕様書システムなどのほか、学校向けのタブレットPC活用、介護施設向けタブレット記録システムといった業種を搾った製品に加え、地震対策や汎用性のあるタブレット活用事例、営業マン支援システムなど業種を問わない製品も紹介。またデータセンター構築のクラウドサービスについて解説するブースも設ける。6月1日発売の3Dプリンターやハンディタイプの3Dスキャナも展示する。
保険代理店(株)トラスト 表彰継続
日本興亜損保、NKSJひまわり生命代理店の(株)トラスト(三原市宮沖、大出喜章社長)はこのほど、NKSJひまわり生命から新規顧客向け生命保険の年間営業成績で開業以降6年連続となる全国トップ代理店表彰と個人部門のエクセレントプランナー表彰を受け、東京で開かれる表彰式に出席する。
同社は代理店登録以来、生保損保で合わせて毎年100人以上の新規顧客を開拓。本社のある三原や、大出社長の出身地因島など尾道、しまなみ地域を中心に、近年は福山や広島でも紹介で新規客が増加。5年連続で生保・損保両部門の表彰を受ける代理店は県内唯一という。損保の中核認定全国表彰も代理店開業以降5年連続で受賞を継続中。
(株)森川観光グループ森川会長描く書籍
出版の㈱展望社(広島市、弥山政之社長)は6月20日、㈱森川観光グループ(三原市須波ハイツ)の森川孝人会長の歩みや経営哲学を綴った「日本一のキャバレー王 森川孝人 男の戦い方」を発行した。著者は展望社の弥山政之社長。
浮き沈みの激しい業界とされながら「日本一の桃太郎」チェーンを西日本で展開する㈱森川観光グループを創業した森川会長にフォーカス。経営バイブルとしての側面も持つ。
A5判ハードカバーで260ページ、1785円。啓文社、廣文館、フタバ図書のほか東京の広島ブランドショップTAUなどで販売されている。
リョービMHIグラフィックテクノロジー(株)に統合
リョービ(株)(府中市目崎町、浦上彰社長)と三菱重工印刷紙工機械(株)(三原市糸崎町南、清水雅巳社長)は、リョービの印刷機器事業と三菱重工印刷紙工機械のオフセット枚葉印刷事業について、両事業を統合することを目的とした株主間契約を締結することを決議した。
合弁会社の概要は、社名がリョービMHIグラフィックテクノロジー(株)、本社所在地は府中市鵜飼町8002(リョービ㈱広島東工場所在地)に置く。資本金は1億円、会社設立平成25年7月31日創業年月日は平成26年1月1日、社員数450人、決算期3月31日、出資比率リョービ60%、三菱重工印刷紙工機械40%、業績目標は初年度売上高300億円、経常利益15億円。